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場所 Archive
London walk - Little Venice (ロンドン散策 - リトル・ヴェニス)
- 2022-03-20 Sun 18:30:03
- 場所
報道はウクライナ戦争で陰鬱だし、ウチの屋根の修理も、当初予定していたほど順調ではなくて、それでもやっと仕上がって、明日スカフォルディング(足場)が撤去予定で、ともあれ一段落。
天候もよくなって、すっかり春。庭に植え込んだ球根たちがどんどん咲き始めて、なにかと鬱陶しい気分を和ましてくれておりました。
あ~、庭やっててよかった(笑)。
今回は、2020年11月に散策していた、パディントン駅裏~リトル・ヴェニスのイメージを。

Paddington(パディントン)駅。
典型的な19世紀建造の駅。
ここで拾われたという設定の、
くまのパディントン像があるのだけれど、
撮ったことがないなぁ(笑)。

北出口に向かっている。

北出口を出ると、
パディントン・ベイスンのカナル(運河)が真ん前に。
この界隈、20世紀後半は荒廃していて、
あまり"散策"などという雰囲気では
なかった場所。
2000年頃から始まった再開発で、
ウォーターフロント・エリアとして復活した。
コンテンポラリーなビルにカナル・・・
というと、どことなくアムステルダムな
印象を受けるのは・・・多分私だけか(笑)。

ナローボートのカフェなんだけれど、
この頃はロックダウンでクローズ中。

このまま、カナル沿いを北西に歩くと、
リトル・ヴァニスに出る。
カナル沿いにはナローボートが
軒並み停泊中。
この停泊は賃貸で、
今や賃料がかなり高いと聞いたことがある。

Little Veniceの案内板。

ここがリトル・ヴェニス。
リージェントカナルとグランドユニオンカナルが
ここで合体して、三角形の水域になっている。

19世紀の詩人ロバート・ブラウニングが、名付けたそうだけれど、
ヴェニスかなぁ・・・(笑)。
どっちかっていうと、リトル・アムス(テルダム)?
いやそれも違って・・・、
名前はともあれ、和める水際。




このままどんどん歩き続けると、
ヒースロー空港の近くまで行けてしまう・・・はず。
その昔、ボートを馬が牽いていたので、
その馬が歩くTowpath(トウパス)が、
運河や川沿いに作られている。
それが現在は遊歩道として整備されている。



ガチョウたち。

このままだと、切りなく歩いてしまうので、
先に見える歩行者橋の手前で折り返して、
リトル・ヴェニスの方に戻っていく。


青い欄干の橋を北に渡る。


しばらく歩いて、もう一度カナルの南に渡る。
左に小さな公園があって、
かもめや鳩にパンをあげる家族がいて、
鳥たちが大騒ぎ。

にぎやかなテント張りのボートは、
人形劇シアター。


最初に歩いていたあたり。

道を渡って、
パディントン駅の裏に戻ってきた。


最後に、あまり見ることのない、
パディントン駅のアールデコな側面を。
Little Venice (リトル・ヴェニス)
Map:
*************************
by KotomiCreations
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(デジタル・プリント雑貨 - コントラド・アイテム詳細)
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天候もよくなって、すっかり春。庭に植え込んだ球根たちがどんどん咲き始めて、なにかと鬱陶しい気分を和ましてくれておりました。
あ~、庭やっててよかった(笑)。
今回は、2020年11月に散策していた、パディントン駅裏~リトル・ヴェニスのイメージを。

Paddington(パディントン)駅。
典型的な19世紀建造の駅。
ここで拾われたという設定の、
くまのパディントン像があるのだけれど、
撮ったことがないなぁ(笑)。

北出口に向かっている。

北出口を出ると、
パディントン・ベイスンのカナル(運河)が真ん前に。
この界隈、20世紀後半は荒廃していて、
あまり"散策"などという雰囲気では
なかった場所。
2000年頃から始まった再開発で、
ウォーターフロント・エリアとして復活した。
コンテンポラリーなビルにカナル・・・
というと、どことなくアムステルダムな
印象を受けるのは・・・多分私だけか(笑)。

ナローボートのカフェなんだけれど、
この頃はロックダウンでクローズ中。

このまま、カナル沿いを北西に歩くと、
リトル・ヴァニスに出る。
カナル沿いにはナローボートが
軒並み停泊中。
この停泊は賃貸で、
今や賃料がかなり高いと聞いたことがある。

Little Veniceの案内板。

ここがリトル・ヴェニス。
リージェントカナルとグランドユニオンカナルが
ここで合体して、三角形の水域になっている。

19世紀の詩人ロバート・ブラウニングが、名付けたそうだけれど、
ヴェニスかなぁ・・・(笑)。
どっちかっていうと、リトル・アムス(テルダム)?
いやそれも違って・・・、
名前はともあれ、和める水際。




このままどんどん歩き続けると、
ヒースロー空港の近くまで行けてしまう・・・はず。
その昔、ボートを馬が牽いていたので、
その馬が歩くTowpath(トウパス)が、
運河や川沿いに作られている。
それが現在は遊歩道として整備されている。



ガチョウたち。

このままだと、切りなく歩いてしまうので、
先に見える歩行者橋の手前で折り返して、
リトル・ヴェニスの方に戻っていく。


青い欄干の橋を北に渡る。


しばらく歩いて、もう一度カナルの南に渡る。
左に小さな公園があって、
かもめや鳩にパンをあげる家族がいて、
鳥たちが大騒ぎ。

にぎやかなテント張りのボートは、
人形劇シアター。


最初に歩いていたあたり。

道を渡って、
パディントン駅の裏に戻ってきた。


最後に、あまり見ることのない、
パディントン駅のアールデコな側面を。
Little Venice (リトル・ヴェニス)
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Strawberry Hill House £ Garden (ストロベリーヒル・ハウス&ガーデン)-6-
- 2021-12-14 Tue 15:03:38
- 場所
Strawberry Hill House & Garden (ストロベリーヒル・ハウス&ガーデン)から、最終回は庭のイメージを。

お屋敷の全体を庭から見たところ。
公開されてはいないけれど、
後の方にはゴシック塔が付いていたりする。

建物の左側に回り込むと、
カフェのエリア。

ちょうどこのあたりで、
19世紀ゴシック・リヴァイヴァルの建物に、
繋がっている。
この建物は、19世紀のオーナー、
Lady Waldegrave(レディ・ヴァルデグレイブ)が
増築した部分で、この裏にも、
もっと大きな建物が立っている。
これらは現在は全部St Mary's Univercity Twickenham
(セント・メアリ大学トウィッケナム)が所有していて、
キャンパスとして使用されている。
実はこの、ストロベリーヒルハウス&ガーデンも、
この大学が現在のオーナー。

木陰のカフェエリア。

この建物も、
19世紀ゴシック・リヴァイヴァルで、
なかなか雰囲気がある。

ディテール。



その横にはチャペル。


オーチャード(果樹園)が広がる。

その一角の、18世紀的な、
シェル型のベンチ。

大きな敷地が広がる建物の左側とは反対の、
右側のゲートと壁との間にも、
見落とされそうな
小さなスペースがある。

ゴシックなフェンスの手前には、
小さなアルコーヴがある。

中世的な彫像が佇む。


ゲートの奥は、小さな小さな日陰の庭。
日陰庭管理人としては、
どんな植物が植えられているのか観察してしまった。
主にツゲの低い生け垣に、アオキ。
鉢植えは、なんだか確定できななった。

小さな庭からのヴュー。


最後にもう一度、ゲートの外からのヴューを。
Strawberry Hill House & Garden
(ストロベリーヒル・ハウス&ガーデン)
日~木開館、予約制 £14(寄付金込)。
Map:
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お屋敷の全体を庭から見たところ。
公開されてはいないけれど、
後の方にはゴシック塔が付いていたりする。

建物の左側に回り込むと、
カフェのエリア。

ちょうどこのあたりで、
19世紀ゴシック・リヴァイヴァルの建物に、
繋がっている。
この建物は、19世紀のオーナー、
Lady Waldegrave(レディ・ヴァルデグレイブ)が
増築した部分で、この裏にも、
もっと大きな建物が立っている。
これらは現在は全部St Mary's Univercity Twickenham
(セント・メアリ大学トウィッケナム)が所有していて、
キャンパスとして使用されている。
実はこの、ストロベリーヒルハウス&ガーデンも、
この大学が現在のオーナー。

木陰のカフェエリア。

この建物も、
19世紀ゴシック・リヴァイヴァルで、
なかなか雰囲気がある。

ディテール。



その横にはチャペル。


オーチャード(果樹園)が広がる。

その一角の、18世紀的な、
シェル型のベンチ。

大きな敷地が広がる建物の左側とは反対の、
右側のゲートと壁との間にも、
見落とされそうな
小さなスペースがある。

ゴシックなフェンスの手前には、
小さなアルコーヴがある。

中世的な彫像が佇む。


ゲートの奥は、小さな小さな日陰の庭。
日陰庭管理人としては、
どんな植物が植えられているのか観察してしまった。
主にツゲの低い生け垣に、アオキ。
鉢植えは、なんだか確定できななった。

小さな庭からのヴュー。


最後にもう一度、ゲートの外からのヴューを。
Strawberry Hill House & Garden
(ストロベリーヒル・ハウス&ガーデン)
日~木開館、予約制 £14(寄付金込)。
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Strawberry Hill House £ Garden (ストロベリーヒル・ハウス&ガーデン)-5-
- 2021-12-04 Sat 09:00:00
- 場所
Strawberry Hill House & Garden (ストロベリーヒル・ハウス&ガーデン)のイメージを、引き続き。

世襲の政治家であると同時に、
小説家でもあったホレス・ウォルポールは、
この自宅の上階に印刷所を設けて、
自らや友人の小説・詩作を出版する。
1757年に始められたこの出版は、
Strawberry Hill Press(ストロベリーヒル・プレス)
と呼ばれる。

この部屋に印刷所が作られる以前は、
別棟のコテージが建てられていて、
そこに印刷所が作られていた。

一行ずつ写植をしていくプロセス。
ところで、私なんかが、ぎりぎり、
「写植」という言葉を知っている
世代なんじゃないかな・・・(笑)。

その印刷部屋の窓。
さて、次に階段を下階に降りて、
このお屋敷の最大の見どころ
図書室へ。

この本棚のゴシックっぷり・・・。

ちなみに、アーチの上の
透かし彫りになったパネルは
丁番で開くようになっている。
その後ろの本をどうやって出し入れしたのか、
以前から不思議に思っていた(笑)。

このパネリングのデザインは、
現在のセントポール大聖堂の前の、
焼け落ちたゴシックスタイルの
大聖堂のクワイア席のサイドドアの
デザインから採られているそう。

この17世紀のプリントの・・・、

この部分ね。




暖炉の上の絵画は・・・、

現在はトレド美術館に収蔵されている。
<この絵画>
ホレス・ウォルポールは「ヘンリー7世の結婚」と
リスティングしていたのだけれど、
後年その見解は否定されていて、
15世紀フランダースの画家の手による、
某聖人の結婚を描いたものと解釈されている。
その聖人が誰なのかは、
未だに判別されていない。
ここにあるのは、
これまた高精度のリプロダクション。

窓のステンドグラス。

ウォルポールがデザインしたとされている天井画。


ここにもある「サラセンの首」クレスト。
十字軍のロマンに傾倒していたそう。

最後に、当時のインテリアを描いた水彩画を。
次回は、最終回で庭の様子を。
Strawberry Hill House & Garden
(ストロベリーヒル・ハウス&ガーデン)
日~木開館、予約制 £14(寄付金込)。
Map:
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世襲の政治家であると同時に、
小説家でもあったホレス・ウォルポールは、
この自宅の上階に印刷所を設けて、
自らや友人の小説・詩作を出版する。
1757年に始められたこの出版は、
Strawberry Hill Press(ストロベリーヒル・プレス)
と呼ばれる。

この部屋に印刷所が作られる以前は、
別棟のコテージが建てられていて、
そこに印刷所が作られていた。

一行ずつ写植をしていくプロセス。
ところで、私なんかが、ぎりぎり、
「写植」という言葉を知っている
世代なんじゃないかな・・・(笑)。

その印刷部屋の窓。
さて、次に階段を下階に降りて、
このお屋敷の最大の見どころ
図書室へ。

この本棚のゴシックっぷり・・・。

ちなみに、アーチの上の
透かし彫りになったパネルは
丁番で開くようになっている。
その後ろの本をどうやって出し入れしたのか、
以前から不思議に思っていた(笑)。

このパネリングのデザインは、
現在のセントポール大聖堂の前の、
焼け落ちたゴシックスタイルの
大聖堂のクワイア席のサイドドアの
デザインから採られているそう。

この17世紀のプリントの・・・、

この部分ね。




暖炉の上の絵画は・・・、

現在はトレド美術館に収蔵されている。
<この絵画>
ホレス・ウォルポールは「ヘンリー7世の結婚」と
リスティングしていたのだけれど、
後年その見解は否定されていて、
15世紀フランダースの画家の手による、
某聖人の結婚を描いたものと解釈されている。
その聖人が誰なのかは、
未だに判別されていない。
ここにあるのは、
これまた高精度のリプロダクション。

窓のステンドグラス。

ウォルポールがデザインしたとされている天井画。


ここにもある「サラセンの首」クレスト。
十字軍のロマンに傾倒していたそう。

最後に、当時のインテリアを描いた水彩画を。
次回は、最終回で庭の様子を。
Strawberry Hill House & Garden
(ストロベリーヒル・ハウス&ガーデン)
日~木開館、予約制 £14(寄付金込)。
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Strawberry Hill House £ Garden (ストロベリーヒル・ハウス&ガーデン)-4-
- 2021-11-29 Mon 09:00:00
- 場所
Strawberry Hill House & Garden (ストロベリーヒル・ハウス&ガーデン)のイメージを、今回も。

順路の次の部屋は、Holbein Chamber
(ホルバインの部屋)と呼ばれている。
ロイヤルコレクションに所蔵されている、
ホルバインの描いた
ヘンリー8世宮廷の人々の肖像画を、
18世紀の画家、George Verture(ジョージ・ヴァーチュー )が、
トレースしたコレクションがこの部屋に飾られていたため。

こんな風に。

大仰な暖炉のデザインは、
カンタベリー大聖堂にある、
Warham(ウォーラム)大司教の墓から
インスパイアされているそう。

展示されている、その元ネタ。
うん、確かにピラーの部分のデザインを
採ってきたんだな。

そして、このスクリーンは、
Rouen(ルーアン)大聖堂のものに基づいているのだそう。
う~ん、なんかこう、オーセンティックじゃないっていうか、
本来のゴシックの一部分を取り上げて、
しつこく繰り返して、
結局、ゴシックとしてありえないっていうか・・・(笑)。
なにしろ、元ネタは18世紀後半に消失しているので、
知る由はない。
ガイドブックにも「いわゆる
こじつけの一例と考えられている」と書かれている。

そのスクリーンと、天井の装飾。
「サラセン人の頭」クレストが付いている。

この部屋の壁の色は、
残された壁紙の断片から、トレースして、
復旧されたそう。

当時はこんな風で、
スクリーンの奥にはベッドが据えられて、
寝室として機能していたそう。

順路の次は、主寝室。
ホレス・ウォルポールの寝室だった部屋。
これは大学のカリキュラムの一環として、
共同制作で再現された、
ウォルポールのベッド。
この部屋は多分、最近修復された部屋かと。
ガイドブックに含まれていないし、
なにしろ、最先端のテクノロジーが
ふんだんに使われているので。

まず、このベッドのファブリックは、
すべてデジタルプリントで再現されている。
コットンにプリントされているのだけれど、
現実に当時もチンツプリントの
コットンが使われていた。
コットンチンツはとてもトレンディな
ファブリックだったのだそう。

ディティール。

もう一つディティールと、
ステンドグラス窓。

窓と暖炉。

別のアングルで。

暖炉の上の額は、
最新テクノロジーを駆使して再現された、
ホレス・ウォルポールの両親、
イギリス初代首相のロバート・ウォルポールと、
Catherine, Lady Walpole(キャサリン)。
この絵画のオリジナルは、現在はイェール大学に収蔵されている。
2015年にMarrey Family(マレイ家・・・多分、旧富豪がチャリティ・トラストに転化したもの・・・と思うけれど、詳細はわからずじまい)と、ストロベリーヒル後援会からの出資で、この精密なリプロダクションが、ロンドンのデジタルクリエイション会社Factum Foundationに発注された。
会社からのチームがイェール大学の現物を、額と絵画に分離して、それぞれ(3D)デジタルスキャンして、そのデータを元に再現された。
額の最終仕上げの、金箔貼りと汚し加工は、専門職人の手作業によるもの。
この詳しいプロセスは<このページ>に英文で。
もし私が今、ティーンエイジャーだったら、ここで働くためのルート/キャリアを探すな(笑)。

その手作業のディティール。

この寝室から、再び階段を登って、最上階へ。



最上階の部屋の一つ・・・は、
寝室だったか何だったか、
資料にも出てこないし、記憶が定かでない。
ここも最近修復されたようで、
暖炉と壁紙以外は、ほとんどなにもない
ガランとしたところ。

後年のバラの壁紙の下から、
オリジナルの壁紙が見つかった。
というところで、続きはまた次回に。
次回はここの最大の見ものの図書室へ。
その前にもう一つ小さな部屋も。
Strawberry Hill House & Garden
(ストロベリーヒル・ハウス&ガーデン)
日~木開館、予約制 £14(寄付金込)。
Map:
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順路の次の部屋は、Holbein Chamber
(ホルバインの部屋)と呼ばれている。
ロイヤルコレクションに所蔵されている、
ホルバインの描いた
ヘンリー8世宮廷の人々の肖像画を、
18世紀の画家、George Verture(ジョージ・ヴァーチュー )が、
トレースしたコレクションがこの部屋に飾られていたため。

こんな風に。

大仰な暖炉のデザインは、
カンタベリー大聖堂にある、
Warham(ウォーラム)大司教の墓から
インスパイアされているそう。

展示されている、その元ネタ。
うん、確かにピラーの部分のデザインを
採ってきたんだな。

そして、このスクリーンは、
Rouen(ルーアン)大聖堂のものに基づいているのだそう。
う~ん、なんかこう、オーセンティックじゃないっていうか、
本来のゴシックの一部分を取り上げて、
しつこく繰り返して、
結局、ゴシックとしてありえないっていうか・・・(笑)。
なにしろ、元ネタは18世紀後半に消失しているので、
知る由はない。
ガイドブックにも「いわゆる
こじつけの一例と考えられている」と書かれている。

そのスクリーンと、天井の装飾。
「サラセン人の頭」クレストが付いている。

この部屋の壁の色は、
残された壁紙の断片から、トレースして、
復旧されたそう。

当時はこんな風で、
スクリーンの奥にはベッドが据えられて、
寝室として機能していたそう。

順路の次は、主寝室。
ホレス・ウォルポールの寝室だった部屋。
これは大学のカリキュラムの一環として、
共同制作で再現された、
ウォルポールのベッド。
この部屋は多分、最近修復された部屋かと。
ガイドブックに含まれていないし、
なにしろ、最先端のテクノロジーが
ふんだんに使われているので。

まず、このベッドのファブリックは、
すべてデジタルプリントで再現されている。
コットンにプリントされているのだけれど、
現実に当時もチンツプリントの
コットンが使われていた。
コットンチンツはとてもトレンディな
ファブリックだったのだそう。

ディティール。

もう一つディティールと、
ステンドグラス窓。

窓と暖炉。

別のアングルで。

暖炉の上の額は、
最新テクノロジーを駆使して再現された、
ホレス・ウォルポールの両親、
イギリス初代首相のロバート・ウォルポールと、
Catherine, Lady Walpole(キャサリン)。
この絵画のオリジナルは、現在はイェール大学に収蔵されている。
2015年にMarrey Family(マレイ家・・・多分、旧富豪がチャリティ・トラストに転化したもの・・・と思うけれど、詳細はわからずじまい)と、ストロベリーヒル後援会からの出資で、この精密なリプロダクションが、ロンドンのデジタルクリエイション会社Factum Foundationに発注された。
会社からのチームがイェール大学の現物を、額と絵画に分離して、それぞれ(3D)デジタルスキャンして、そのデータを元に再現された。
額の最終仕上げの、金箔貼りと汚し加工は、専門職人の手作業によるもの。
この詳しいプロセスは<このページ>に英文で。
もし私が今、ティーンエイジャーだったら、ここで働くためのルート/キャリアを探すな(笑)。

その手作業のディティール。

この寝室から、再び階段を登って、最上階へ。



最上階の部屋の一つ・・・は、
寝室だったか何だったか、
資料にも出てこないし、記憶が定かでない。
ここも最近修復されたようで、
暖炉と壁紙以外は、ほとんどなにもない
ガランとしたところ。

後年のバラの壁紙の下から、
オリジナルの壁紙が見つかった。
というところで、続きはまた次回に。
次回はここの最大の見ものの図書室へ。
その前にもう一つ小さな部屋も。
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(ストロベリーヒル・ハウス&ガーデン)
日~木開館、予約制 £14(寄付金込)。
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Strawberry Hill House £ Garden (ストロベリーヒル・ハウス&ガーデン)-3-
- 2021-11-24 Wed 09:00:00
- 場所
引き続き、Strawberry Hill House & Garden (ストロベリーヒル・ハウス&ガーデン)のイメージの続編を。

キンキラコテコテのギャラリーから、
奥に続く静謐な印象の小部屋へ。

といっても、ドームの天井は、華麗なゴシック。



訪れていたときは、ここはチャペル?と思っていたけれど、資料をちゃんと読んでみると、Tribune(トリビューン)と呼ばれる部屋。
(実際、チャペルとも呼ばれていたそうだけれど、正式に聖別されたことはなく、アートに捧げられたチャペル・・・的な意味合いだったのだろう。)
これはフローレンスのUffizi(ウフィチ)美術館の、同名の部屋から採られていて、美術コレクションの中から、よりすぐりのものを集めた部屋。
ミニアチュア絵画や、コインのコレクションが収蔵されていたそう。
残念ながら、コレクションはすべて、四散してしまっているので、現在は空っぽな状態。

ウォルポールの時代は、
こんな風だったそう。

空っぽのニッチ。

トレースされたコレクションで、
回収出来たものやら、
貸し出しを受けているものやら、
リプロダクションやら・・・、
で、当時のコレクションを偲ぶ。

トリビューンの他に、
もう一つギャラリーから繋がる
丸い部屋がある。

Round Drawing Room(丸応接室)
と、呼ばれる部屋。
見事なステンドグラスが印象的。

なんだけれども・・・・、
このステンドグラスは19世紀のオーナー、
レディ・ウォルドグレイヴが導入したものだそう。

ステンドグラスの収まる、
ベイウィンドウ(張出し窓)の天井。

部屋の天井。

ドアのディティール。
丸型の部屋の合わせて、
ドアが僅かにカーヴしている。

ウォポールの頃のインテリア。

この暖炉はオリジナルで、
ウェストミンスター・アベィの
エドワード誓聖王の墓を、
ロバート・アダムが「改良」したデザインなのだそう。

その元ネタ。
に・・・似てるかなぁ(笑)。

暖炉のディティール。
この暖炉に関して資料を読んでいて、はじめて知ったことがあるので、覚書。
この装飾技法、見た目はPietra dura(ピエトラ・デューラ=大理石象嵌)に見えるので、そう思っていた。
実際のところ、これはScagliola(スカギオラ)という技法で作られていて、これはルネッサンス時代の高度な装飾技法、ピエトラ・デューラの、17世紀フェイクというか、簡易型の技法で、石膏の一種セレナイトに顔料を加えて着色し、型に流し込んで硬化させたもので、仕上がり後、研磨してオイルとワックスで艶出しして、大理石風に仕上げる。
大理石に比べて柔らかいんじゃないのかな、と、思うけれども、実際はとても硬く仕上がるらしい。その塊をろくろにかけて壺を削り出すこともできる・・・そうなので、大理石に比べても遜色ない強度なのだろう。
あぁ、これでまた、ピエトラ・デューラなんだか、スカギオラなんだか見分けがつかない・・・という悩みが増える(笑)。

次の部屋へ。

The Great North Bedroom(北大寝室)と呼ばれる部屋。

当時はこんな風だった。

ポートランド石で作られた暖炉。


ゴシックな嵌め込みキャビネット。
と、いうところで、続きは次回に。
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キンキラコテコテのギャラリーから、
奥に続く静謐な印象の小部屋へ。

といっても、ドームの天井は、華麗なゴシック。



訪れていたときは、ここはチャペル?と思っていたけれど、資料をちゃんと読んでみると、Tribune(トリビューン)と呼ばれる部屋。
(実際、チャペルとも呼ばれていたそうだけれど、正式に聖別されたことはなく、アートに捧げられたチャペル・・・的な意味合いだったのだろう。)
これはフローレンスのUffizi(ウフィチ)美術館の、同名の部屋から採られていて、美術コレクションの中から、よりすぐりのものを集めた部屋。
ミニアチュア絵画や、コインのコレクションが収蔵されていたそう。
残念ながら、コレクションはすべて、四散してしまっているので、現在は空っぽな状態。

ウォルポールの時代は、
こんな風だったそう。

空っぽのニッチ。

トレースされたコレクションで、
回収出来たものやら、
貸し出しを受けているものやら、
リプロダクションやら・・・、
で、当時のコレクションを偲ぶ。

トリビューンの他に、
もう一つギャラリーから繋がる
丸い部屋がある。

Round Drawing Room(丸応接室)
と、呼ばれる部屋。
見事なステンドグラスが印象的。

なんだけれども・・・・、
このステンドグラスは19世紀のオーナー、
レディ・ウォルドグレイヴが導入したものだそう。

ステンドグラスの収まる、
ベイウィンドウ(張出し窓)の天井。

部屋の天井。

ドアのディティール。
丸型の部屋の合わせて、
ドアが僅かにカーヴしている。

ウォポールの頃のインテリア。

この暖炉はオリジナルで、
ウェストミンスター・アベィの
エドワード誓聖王の墓を、
ロバート・アダムが「改良」したデザインなのだそう。

その元ネタ。
に・・・似てるかなぁ(笑)。

暖炉のディティール。
この暖炉に関して資料を読んでいて、はじめて知ったことがあるので、覚書。
この装飾技法、見た目はPietra dura(ピエトラ・デューラ=大理石象嵌)に見えるので、そう思っていた。
実際のところ、これはScagliola(スカギオラ)という技法で作られていて、これはルネッサンス時代の高度な装飾技法、ピエトラ・デューラの、17世紀フェイクというか、簡易型の技法で、石膏の一種セレナイトに顔料を加えて着色し、型に流し込んで硬化させたもので、仕上がり後、研磨してオイルとワックスで艶出しして、大理石風に仕上げる。
大理石に比べて柔らかいんじゃないのかな、と、思うけれども、実際はとても硬く仕上がるらしい。その塊をろくろにかけて壺を削り出すこともできる・・・そうなので、大理石に比べても遜色ない強度なのだろう。
あぁ、これでまた、ピエトラ・デューラなんだか、スカギオラなんだか見分けがつかない・・・という悩みが増える(笑)。

次の部屋へ。

The Great North Bedroom(北大寝室)と呼ばれる部屋。

当時はこんな風だった。

ポートランド石で作られた暖炉。


ゴシックな嵌め込みキャビネット。
と、いうところで、続きは次回に。
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Strawberry Hill House £ Garden (ストロベリーヒル・ハウス&ガーデン)-2-
- 2021-11-19 Fri 09:00:00
- 場所
今回もStrawberry Hill House & Garden (ストロベリーヒル・ハウス&ガーデン)のイメージの続編を。

順路の次の部屋は、元々は
Breakfast Room(朝食室)と
普段のリヴィングルームとして使われていた。

ここに置かれていたパネルで、
歴代のインテリアの変遷が解説されている。
左側がオリジナルのウォルポールの時代のもの。

現在はこの壁に当時の壁紙が、
残された断片から復元されている。
朝食室に相応しい爽やかな印象。

一方、現在のコテコテ・インテリアは、
20世紀初頭に当時のオーナーが、
トレンディだった、ムーア風インテリアを導入したもの。
なので、天井のヴェルヴェット張りや、
装飾的なパネリングは、オリジナルではない。
暖炉の左右のゴシック風クアトレフォイルの
タイルは、オリジナルに見えるけれど、
実は19世紀中頃の改装時に付け加えられたもの。

暖炉に、ちゃんと「サラセン人の首」
クレストがついている。
これは、オリジナル。

壁のパネリングの装飾は、
ムーアイッシュ(ムーア風)ということなんだけれど、
どっちかというとシノワ(中国風)に見える。
まぁ、当時はなんでも
ごちゃまぜにする傾向ありなので。

窓からの眺めが美しくて、
朝日の差し込むへやなので、
この部屋を日常のメインの部屋にしたそう。
現在は樹で覆われてしまっているけれど、
ウォポールの頃には、
テムズ川とその先の
リッチモンドパークの丘まで見渡せたそう。

ステンドグラス窓。


隣の控室のような小部屋。

一族のミニチュアポートレートが飾られていた。

また別の小部屋。
鮮やかなダマスク織の壁紙が再現されている。
(ファブリックを壁に貼るのを、壁「紙」というのも
何か違和感あるけれど・・・。)

部屋をつなぐ廊下に当たる部分。
ゴシック・・・なんだろうけれど、
ありえなく幾何学的(笑)。

その奥の小部屋は、このステンドグラスで、
すべてがブルーに染まっている。

次の部屋はGallery(ギャラリー)。
突然絢爛豪華で、目が痛い(笑)。
ウォルポールの増大する
絵画コレクションを収蔵展示するための部屋。

そのコレクションされた絵画も全て
いまや四散しているので、
ここに収められているのはリプロダクション。
本来は、この真っ赤のダマスク織り壁紙も、
びっちり絵画で覆われていたので、
現在ほど「目が痛いほど赤い」ことは
なかったのだと思う。
こんな風だった・・・と、
細密水彩画が残されている。

天井部分は・・・、
KotomiCreations - Contrado shop item detail
(デジタル・プリント雑貨 - コントラド・アイテム詳細)
Page1, Page2

順路の次の部屋は、元々は
Breakfast Room(朝食室)と
普段のリヴィングルームとして使われていた。

ここに置かれていたパネルで、
歴代のインテリアの変遷が解説されている。
左側がオリジナルのウォルポールの時代のもの。

現在はこの壁に当時の壁紙が、
残された断片から復元されている。
朝食室に相応しい爽やかな印象。

一方、現在のコテコテ・インテリアは、
20世紀初頭に当時のオーナーが、
トレンディだった、ムーア風インテリアを導入したもの。
なので、天井のヴェルヴェット張りや、
装飾的なパネリングは、オリジナルではない。
暖炉の左右のゴシック風クアトレフォイルの
タイルは、オリジナルに見えるけれど、
実は19世紀中頃の改装時に付け加えられたもの。

暖炉に、ちゃんと「サラセン人の首」
クレストがついている。
これは、オリジナル。

壁のパネリングの装飾は、
ムーアイッシュ(ムーア風)ということなんだけれど、
どっちかというとシノワ(中国風)に見える。
まぁ、当時はなんでも
ごちゃまぜにする傾向ありなので。

窓からの眺めが美しくて、
朝日の差し込むへやなので、
この部屋を日常のメインの部屋にしたそう。
現在は樹で覆われてしまっているけれど、
ウォポールの頃には、
テムズ川とその先の
リッチモンドパークの丘まで見渡せたそう。

ステンドグラス窓。


隣の控室のような小部屋。

一族のミニチュアポートレートが飾られていた。

また別の小部屋。
鮮やかなダマスク織の壁紙が再現されている。
(ファブリックを壁に貼るのを、壁「紙」というのも
何か違和感あるけれど・・・。)

部屋をつなぐ廊下に当たる部分。
ゴシック・・・なんだろうけれど、
ありえなく幾何学的(笑)。

その奥の小部屋は、このステンドグラスで、
すべてがブルーに染まっている。

次の部屋はGallery(ギャラリー)。
突然絢爛豪華で、目が痛い(笑)。
ウォルポールの増大する
絵画コレクションを収蔵展示するための部屋。

そのコレクションされた絵画も全て
いまや四散しているので、
ここに収められているのはリプロダクション。
本来は、この真っ赤のダマスク織り壁紙も、
びっちり絵画で覆われていたので、
現在ほど「目が痛いほど赤い」ことは
なかったのだと思う。
Public Domain, Link
こんな風だった・・・と、
細密水彩画が残されている。

天井部分は・・・、
ウェストミンスターアベィの
ヘンリー7世チャペルを参考にデザインされた。
暖炉。
この聖母子はイメージサーチかけてみたら、
どうやら17世紀のイタリアの画家、
Giovanni Battista Salvi da Sassoferrato
の描いたものらしい。
これまたリプロだとは思うけれども。
この絵画はGeorge Lambert の
Kirkstall Abbey, Yorkshire
このドアは奥の小部屋に続いている。
次回はこの部屋から続編を。
Strawberry Hill House & Garden
(ストロベリーヒル・ハウス&ガーデン)
日~木開館、予約制 £14(寄付金込)。
Map:
*************************
by KotomiCreations
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Strawberry Hill House £ Garden (ストロベリーヒル・ハウス&ガーデン)-1-
- 2021-11-14 Sun 18:31:04
- 場所
2本立て続けのフォト・シュート→ポストプロセスを済ませて、ギャラリーのショップと、東京にジュエリーの納品送りを済ませて、春花の球根を300個植え付けて・・・、やっと一段落。
どうして仕事って、来る時はかたまってくるのかなぁ、それもファッションとインテリアの撮影にジュエリーって、全然べつべつのことやってるのにね・・?
ともあれ、ちょっとのんびりして、シーズン最後のたたき売りにつられて買ってしまった球根260個が、オランダから(まだ)届くのを待っております。
標本箱は、今回から西南ロンドンにある、Strawberry Hill House & Garden (ストロベリーヒル・ハウス&ガーデン)のイメージを。
これも昨年の10月に、新しいカメラボディが嬉しくて、出歩いていた頃に撮影したもの。
このお屋敷の解説は、Wikiの日本語版があったので、上記のリンク先に丸投げして・・・一言でいえば「ディズニーのお城18世紀ヴァージョン」(笑)。

道路に面したお屋敷の正面。
その昔、まだ西南ロンドンに引っ越してきて間もない頃、
この前の道をバスで通って、
「この建物は何?」と不思議に思っていた。
当時は現在のように修復されていなかったので、
もっとゴシックホラー感漂う、荒れ果てた印象だった。

現在公開されている屋敷と庭園には、
左側にあるゲートから入る。
日曜~木曜に予約制で公開されている。

エントランスを入ったホール部分で
しばらく待っている。
この頃は(今もそうなのかな?)
2mソーシャルディスタンスがうるさくて、
先の見学者が次の部屋に移動するまで、
あとの見学者は部屋に入れないシステム。
すべての部屋にボランティアの係員がいて、
見学者を誘導していた。
ところがこの次の部屋の、
係員のおじいちゃんがおしゃべり好き。
見学者とおしゃべりが止まらなくなって、進行停止。
入口ホール側の係員さんが割って入るという事態。
ちょっと可笑しかった。

そんなわけで、入り口ホールと階段部分を
綿密に写真に収めることが出来た。

エントランス部分の暖炉。
紋章飾りの上についているクレストは、
「サラセン人の頭」で、この屋敷を建てた、
ホレス・ウォルポールが紋章のクレストとして
導入したもので、先祖が十字軍でサラセンと戦った
ということを象徴している・・・のだけれど、
史実かどうかより、その中世的ロマンスに
重点があるようで、
この屋敷の装飾のあちこちに登場する。
なので、「サラセン人の頭」スポットをするのも
ここのちょっとした楽しみ。

建造当時の周辺の様子。
左に流れるのはテムズ川。
同じエリアの現在のサテライトは<ここ>。
(あ、南北が逆なので上下ひっくり返して見てください。)
屋敷の上に広がる畑地は、
現在は大学に敷地になっている。

ホレス・ウォルポールの死後40年経った1842年に
屋敷内のほぼすべての家具・備品が
オークションで売り払われて、
世界中に四散してしまった。
なので、現在の修復でも、
回収可能だったものは限られていて、
インテリアがちょっと寂しい、
あるいは復元制作されたばかりで、
軽々しい感じが否めない。
一方、この階段ホールは、そもそも家具がない分、
一番オリジナルのインテリアの
印象をとどめている、といえるかも。

このステンドグラスをコラージュしたランタンも、
オリジナルのレプリカで制作されたもの。
壁紙も、この屋敷を描いた細密な水彩画を
資料として復元された。

壁紙のディティール。


天井部分にはゴシック的な
Quatrefoil(クアトレフォイル=四葉型)の天窓が。

最初の部屋はGreat Parlour(グレート・パーラー=主客間)
と呼ばれている。

オリジナルの暖炉。


この部屋の絵画の額を修復中だった。
印象的な3人のご婦人は、
The ladies Waldegrave by Sir Joshua Reynolds
(ウォルダグレイヴの女性達、ジョシュア・レイノルズ)。
ホレス・ウォルポールの姪っ子たち。
これ以外にも家族を描いたジョシュア・レイノルズ
の絵画が掛けられていたのだそう。
借り物写真をここに。
現在はスコットランド国立博物館が
所蔵しているそうなので、
ここにあるのはレプリカと思われる。

ゴシックの極み・・・な、椅子。
これなども残された細密水彩画を元にして
リプロダクション制作されたものかと。

ステンドグラス・コラージュな窓。

ディティール。

もう一度階段ホールに出て、上階へ。

というところで、続きは次回に。
Strawberry Hill House & Garden
(ストロベリーヒル・ハウス&ガーデン)
日~木開館、予約制 £14(寄付金込)。
Map:
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どうして仕事って、来る時はかたまってくるのかなぁ、それもファッションとインテリアの撮影にジュエリーって、全然べつべつのことやってるのにね・・?
ともあれ、ちょっとのんびりして、シーズン最後のたたき売りにつられて買ってしまった球根260個が、オランダから(まだ)届くのを待っております。
標本箱は、今回から西南ロンドンにある、Strawberry Hill House & Garden (ストロベリーヒル・ハウス&ガーデン)のイメージを。
これも昨年の10月に、新しいカメラボディが嬉しくて、出歩いていた頃に撮影したもの。
このお屋敷の解説は、Wikiの日本語版があったので、上記のリンク先に丸投げして・・・一言でいえば「ディズニーのお城18世紀ヴァージョン」(笑)。

道路に面したお屋敷の正面。
その昔、まだ西南ロンドンに引っ越してきて間もない頃、
この前の道をバスで通って、
「この建物は何?」と不思議に思っていた。
当時は現在のように修復されていなかったので、
もっとゴシックホラー感漂う、荒れ果てた印象だった。

現在公開されている屋敷と庭園には、
左側にあるゲートから入る。
日曜~木曜に予約制で公開されている。

エントランスを入ったホール部分で
しばらく待っている。
この頃は(今もそうなのかな?)
2mソーシャルディスタンスがうるさくて、
先の見学者が次の部屋に移動するまで、
あとの見学者は部屋に入れないシステム。
すべての部屋にボランティアの係員がいて、
見学者を誘導していた。
ところがこの次の部屋の、
係員のおじいちゃんがおしゃべり好き。
見学者とおしゃべりが止まらなくなって、進行停止。
入口ホール側の係員さんが割って入るという事態。
ちょっと可笑しかった。

そんなわけで、入り口ホールと階段部分を
綿密に写真に収めることが出来た。

エントランス部分の暖炉。
紋章飾りの上についているクレストは、
「サラセン人の頭」で、この屋敷を建てた、
ホレス・ウォルポールが紋章のクレストとして
導入したもので、先祖が十字軍でサラセンと戦った
ということを象徴している・・・のだけれど、
史実かどうかより、その中世的ロマンスに
重点があるようで、
この屋敷の装飾のあちこちに登場する。
なので、「サラセン人の頭」スポットをするのも
ここのちょっとした楽しみ。

建造当時の周辺の様子。
左に流れるのはテムズ川。
同じエリアの現在のサテライトは<ここ>。
(あ、南北が逆なので上下ひっくり返して見てください。)
屋敷の上に広がる畑地は、
現在は大学に敷地になっている。

ホレス・ウォルポールの死後40年経った1842年に
屋敷内のほぼすべての家具・備品が
オークションで売り払われて、
世界中に四散してしまった。
なので、現在の修復でも、
回収可能だったものは限られていて、
インテリアがちょっと寂しい、
あるいは復元制作されたばかりで、
軽々しい感じが否めない。
一方、この階段ホールは、そもそも家具がない分、
一番オリジナルのインテリアの
印象をとどめている、といえるかも。

このステンドグラスをコラージュしたランタンも、
オリジナルのレプリカで制作されたもの。
壁紙も、この屋敷を描いた細密な水彩画を
資料として復元された。

壁紙のディティール。


天井部分にはゴシック的な
Quatrefoil(クアトレフォイル=四葉型)の天窓が。

最初の部屋はGreat Parlour(グレート・パーラー=主客間)
と呼ばれている。

オリジナルの暖炉。


この部屋の絵画の額を修復中だった。
印象的な3人のご婦人は、
The ladies Waldegrave by Sir Joshua Reynolds
(ウォルダグレイヴの女性達、ジョシュア・レイノルズ)。
ホレス・ウォルポールの姪っ子たち。
これ以外にも家族を描いたジョシュア・レイノルズ
の絵画が掛けられていたのだそう。
Public Domain, Link
借り物写真をここに。
現在はスコットランド国立博物館が
所蔵しているそうなので、
ここにあるのはレプリカと思われる。

ゴシックの極み・・・な、椅子。
これなども残された細密水彩画を元にして
リプロダクション制作されたものかと。

ステンドグラス・コラージュな窓。

ディティール。

もう一度階段ホールに出て、上階へ。

というところで、続きは次回に。
Strawberry Hill House & Garden
(ストロベリーヒル・ハウス&ガーデン)
日~木開館、予約制 £14(寄付金込)。
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London Walk - Around Covent Garden -6- (ロンドン散策-コヴェント・ガーデン界隈)
- 2021-10-31 Sun 18:09:38
- 場所
昨年の10月、ちょうど一年前のロンドンの街歩き、コヴェント・ガーデン界隈のイメージの最終回を。
前回のフェニックスガーデンを南に出て、
(Shaftesbury Avenue)シャフツベリー・アヴェニュー
を渡ると、七叉路に出る。

Seven Dials(セヴンダイアルス)と呼ばれる七叉路。
17世紀末に建てられたモニュメントには、
6面の日時計が。
もともと、六叉路でプランされて、
その中央に建てるべく設計されたのだけれど、
その後もう一本道が付け足されたので、
結果的に一面足りないままになってしまった。

その"Six dials"(六面日時計)を
クローズアップで。

このセヴンダイアルスの周りは、
小規模経営の趣味のいいお店が
軒を連ねている。

この界隈、ゼヴンダイアルスの南にも、
もう一つ六叉路があって、
方向感覚が狂わされること甚だしい。

今どきはモバイルのGマップがあるので、
大丈夫だけれど、
その昔は、比較的方向感覚はいい方を
自認している私ででも、
「あの店にもう一度行きたいのに
どうしてもたどり着けない・・・」
という、悪夢に出てくるような状況に
陥りがちだったエリア。

19世紀にスラム街だったときに、
自然発生的に出来上がった、
迷路のような道路の名残だという話。



セヴンダイアルスから分岐した道の一つ、
Earlham Street(アーラム・ストリート)
を突き当たると、これまた、
フォトジェニックなパブ、Crown & Anchor
(クラウン&アンカー)。


ここを右に折れると、
Neal Street(ニール・ストリート)
そして、その裏側には、

Neal's Yard(ニールズ・ヤード)。
今や世界中で愛用されている、
Neal's Yard Remedies
(ニールズヤード・レメディース)発祥の地。

1970年代に、荒廃した倉庫が買い取られて、
自然食やホメオパシック・レメディの店が、
そこにオープンしたのが、そもそもの始まり。

今でもその本店、クリニックを中心として、
オーガニック・カフェやベーカリーなどの、
ナチュラル系のお店が、
可愛らしくかたまって「ヴィレッジ」化している。






これが、その始まりとなった倉庫。

パッセージを隔てた隣りにある、
チーズショップ。
ここから、西に歩いて表通りの
Charing Cross Rd(チャリング・クロス・ロード)に向かう。

劇場街の建築を観察しながら・・・。


最後は、元劇場、
現在はカジノ/ゲームセンターになっている、
The Hippodrome(ヒッポドローム)のディティール。

この地下が、ちょうど地下鉄レスター・スクエア。
ここから帰路についたのだった。
まだまだ載せたい写真は色々あるのだけれど、今とにかくスケジュールが満杯で、ギュウギュウなことに。
ロックダウンでもごきげんに、庭仕事やら色々なことに手を出して過ごしていたら、ロックダウンが明けて日常が戻ってきたら、仕事やら、ジムやらイヴェントがそこに突っ込まれてくるわけで、これでは一日少なくとも30時間要るぞ・・・な状況に・・・。
しばらくの間、標本箱はおやすみモードに入ります。
また時間に余裕ができたら再開しますので、その節はヨロシク☆
*************************
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前回のフェニックスガーデンを南に出て、
(Shaftesbury Avenue)シャフツベリー・アヴェニュー
を渡ると、七叉路に出る。

Seven Dials(セヴンダイアルス)と呼ばれる七叉路。
17世紀末に建てられたモニュメントには、
6面の日時計が。
もともと、六叉路でプランされて、
その中央に建てるべく設計されたのだけれど、
その後もう一本道が付け足されたので、
結果的に一面足りないままになってしまった。

その"Six dials"(六面日時計)を
クローズアップで。

このセヴンダイアルスの周りは、
小規模経営の趣味のいいお店が
軒を連ねている。

この界隈、ゼヴンダイアルスの南にも、
もう一つ六叉路があって、
方向感覚が狂わされること甚だしい。

今どきはモバイルのGマップがあるので、
大丈夫だけれど、
その昔は、比較的方向感覚はいい方を
自認している私ででも、
「あの店にもう一度行きたいのに
どうしてもたどり着けない・・・」
という、悪夢に出てくるような状況に
陥りがちだったエリア。

19世紀にスラム街だったときに、
自然発生的に出来上がった、
迷路のような道路の名残だという話。



セヴンダイアルスから分岐した道の一つ、
Earlham Street(アーラム・ストリート)
を突き当たると、これまた、
フォトジェニックなパブ、Crown & Anchor
(クラウン&アンカー)。


ここを右に折れると、
Neal Street(ニール・ストリート)
そして、その裏側には、

Neal's Yard(ニールズ・ヤード)。
今や世界中で愛用されている、
Neal's Yard Remedies
(ニールズヤード・レメディース)発祥の地。

1970年代に、荒廃した倉庫が買い取られて、
自然食やホメオパシック・レメディの店が、
そこにオープンしたのが、そもそもの始まり。

今でもその本店、クリニックを中心として、
オーガニック・カフェやベーカリーなどの、
ナチュラル系のお店が、
可愛らしくかたまって「ヴィレッジ」化している。






これが、その始まりとなった倉庫。

パッセージを隔てた隣りにある、
チーズショップ。
ここから、西に歩いて表通りの
Charing Cross Rd(チャリング・クロス・ロード)に向かう。

劇場街の建築を観察しながら・・・。


最後は、元劇場、
現在はカジノ/ゲームセンターになっている、
The Hippodrome(ヒッポドローム)のディティール。

この地下が、ちょうど地下鉄レスター・スクエア。
ここから帰路についたのだった。
まだまだ載せたい写真は色々あるのだけれど、今とにかくスケジュールが満杯で、ギュウギュウなことに。
ロックダウンでもごきげんに、庭仕事やら色々なことに手を出して過ごしていたら、ロックダウンが明けて日常が戻ってきたら、仕事やら、ジムやらイヴェントがそこに突っ込まれてくるわけで、これでは一日少なくとも30時間要るぞ・・・な状況に・・・。
しばらくの間、標本箱はおやすみモードに入ります。
また時間に余裕ができたら再開しますので、その節はヨロシク☆
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London Walk - Around Covent Garden -5- (ロンドン散策-コヴェント・ガーデン界隈)
- 2021-10-24 Sun 19:53:19
- 場所
今回もコヴェント・ガーデン界隈から。
コヴェント・ガーデンから、ぶらぶら歩いて、もう地下鉄Tottenham Court Road(トッテナムコート・ロード)駅の近くまで北上してきている。通りかかった教会が、オープンしていたのでのぞいてみて、その裏にある小さな自然公園を見つけた話。

St Giles in the Fields(セント・ジャイルス・イン・ザ・フィールド)教会。
前を何度か通りかかったことはあるけれど、
中をのぞくのははじめて。

1730年代に建造された、パラディアン様式。
このパラディアンとネオ・クラシックは、
どちらも(私も区別つかないことが多いけど)
ギリシャ、ローマの神殿のスタイルを
復古させたもので、
18世紀前半のものをパラディアン、
18世紀後半のものをネオ・クラシカル
と称していることが多い。
厳密には具体的なスタイルの違いもあるのだろうけれど・・・。
このあたり、あまり詳しくは知らない。

教会によく使われる、オランダ式のシャンデリア。

現在の教会の建物は、18世紀前半のものだけれど、
教会としての歴史は11世紀にさかのぼって、
ハンセン病患者の施療院が起源なのだそう。

パラディオやネオクラシック様式の教会には、
元々ステンドグラスが使われていない。
往々にして19世紀に、
それではみすぼらしい・・・というので、
ステンドグラスが導入された。
ここの場合、その19世紀のステンドグラスが、
ロンドン大空襲の際に破壊され、
その後は本来あったような、
シンプルな窓で修復されている。

ここの名前の由来「St Giles」は、
この教会が聖ジャイルスに捧げられた・・、
というわけではなくて、
現在のトッテナム・コート地下鉄駅を
地上に上がった交差点が、
St Giles Circus(セント・ジャイルス・サーカス)で、
その昔、そこから広がるフィールド
(牧草地)に建つ教会、
ということでこう呼ばれているそうだ。

エントランスの上階にパイプオルガン。

正面祭壇の後ろが、
唯一のステンドグラス。
これは19世紀のものが生き残ったのかな?

想像だけど、これは、
冤罪の反逆罪で処刑され、ここに葬られ、
1975年に聖別された、アイルランドの大司教
Oliver Plunkett(オリヴァー・プランケット)かな?

ミステリアスな墓標。

教会を出て横の路地、Flitcroft St を下っていくと、
どこかの中庭のようなガーデンが出現。
プライベートなんだろうなと思いつつも、
フェンスに沿って回り込んでいくと、
オープンしている入口があった。

The Phoenix Garden(フェニックス・ガーデン)と呼ばれる、
コミュニティー・ガーデン。


近所のオフィス/お店で働いている人が
休憩に来ている・・・と思われる人が
2-3人いるぐらいで、とても静か。

小さな池があるけれど、
ウエストエンドで唯一の
カエルの生息地なのだそう。

元倉庫をオフィスにした、
リノベーション建築を背景に。



コミュニティー・ホールが奥に建っている。

真ん中やや右の尖塔は、
先程のセント・ジャイルス教会。
左のスカイスクレーパーは、
トッテナム・コート駅の上のCentre Point。
1960年代に、オフィスビルとして建造された頃も、
2018年に居住マンションとして改修された後も、
不動産ころがしの対象となって、
ゴースト・ビルとなってしまう、
なにか因縁のある建物。
そんな俗世間の街とは、
ちょっと次元がずれた感じの緑の空間です。
Youtubeでこの公園を一周りする
2020年3月のヴィデオがあったので、エンベッド。
*************************
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コヴェント・ガーデンから、ぶらぶら歩いて、もう地下鉄Tottenham Court Road(トッテナムコート・ロード)駅の近くまで北上してきている。通りかかった教会が、オープンしていたのでのぞいてみて、その裏にある小さな自然公園を見つけた話。

St Giles in the Fields(セント・ジャイルス・イン・ザ・フィールド)教会。
前を何度か通りかかったことはあるけれど、
中をのぞくのははじめて。

1730年代に建造された、パラディアン様式。
このパラディアンとネオ・クラシックは、
どちらも(私も区別つかないことが多いけど)
ギリシャ、ローマの神殿のスタイルを
復古させたもので、
18世紀前半のものをパラディアン、
18世紀後半のものをネオ・クラシカル
と称していることが多い。
厳密には具体的なスタイルの違いもあるのだろうけれど・・・。
このあたり、あまり詳しくは知らない。

教会によく使われる、オランダ式のシャンデリア。

現在の教会の建物は、18世紀前半のものだけれど、
教会としての歴史は11世紀にさかのぼって、
ハンセン病患者の施療院が起源なのだそう。

パラディオやネオクラシック様式の教会には、
元々ステンドグラスが使われていない。
往々にして19世紀に、
それではみすぼらしい・・・というので、
ステンドグラスが導入された。
ここの場合、その19世紀のステンドグラスが、
ロンドン大空襲の際に破壊され、
その後は本来あったような、
シンプルな窓で修復されている。

ここの名前の由来「St Giles」は、
この教会が聖ジャイルスに捧げられた・・、
というわけではなくて、
現在のトッテナム・コート地下鉄駅を
地上に上がった交差点が、
St Giles Circus(セント・ジャイルス・サーカス)で、
その昔、そこから広がるフィールド
(牧草地)に建つ教会、
ということでこう呼ばれているそうだ。

エントランスの上階にパイプオルガン。

正面祭壇の後ろが、
唯一のステンドグラス。
これは19世紀のものが生き残ったのかな?

想像だけど、これは、
冤罪の反逆罪で処刑され、ここに葬られ、
1975年に聖別された、アイルランドの大司教
Oliver Plunkett(オリヴァー・プランケット)かな?

ミステリアスな墓標。

教会を出て横の路地、Flitcroft St を下っていくと、
どこかの中庭のようなガーデンが出現。
プライベートなんだろうなと思いつつも、
フェンスに沿って回り込んでいくと、
オープンしている入口があった。

The Phoenix Garden(フェニックス・ガーデン)と呼ばれる、
コミュニティー・ガーデン。


近所のオフィス/お店で働いている人が
休憩に来ている・・・と思われる人が
2-3人いるぐらいで、とても静か。

小さな池があるけれど、
ウエストエンドで唯一の
カエルの生息地なのだそう。

元倉庫をオフィスにした、
リノベーション建築を背景に。



コミュニティー・ホールが奥に建っている。

真ん中やや右の尖塔は、
先程のセント・ジャイルス教会。
左のスカイスクレーパーは、
トッテナム・コート駅の上のCentre Point。
1960年代に、オフィスビルとして建造された頃も、
2018年に居住マンションとして改修された後も、
不動産ころがしの対象となって、
ゴースト・ビルとなってしまう、
なにか因縁のある建物。
そんな俗世間の街とは、
ちょっと次元がずれた感じの緑の空間です。
Youtubeでこの公園を一周りする
2020年3月のヴィデオがあったので、エンベッド。
*************************
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London Walk - Around Covent Garden -4- (ロンドン散策-コヴェント・ガーデン界隈)
- 2021-10-17 Sun 16:31:29
- 場所
ロンドンの街歩き、コヴェント・ガーデン界隈のイメージの続編を。

コヴェント・ガーデン、ピアッツァから、
地下鉄のコヴェント・ガーデン駅に向かう途中のパブ。
このパブもなかなかフォトジェニック。


コヴェント・ガーデン駅の外観は
レトロなタイル張り。

ロイヤル・オペラハウスのオランジェリー部分。

ピアッツァに面している方は、裏口で、
Bow Street(ボウ・ストリート)に面している
こちら側が正面入口。

この界隈のファサードをいろいろと。





19世紀建造のデコラティヴな建物。
このあたりは、特に色々な時代の、
いろいろな様式の建物がごちゃまぜになっていて、
雑多といえば雑多、
それがまた統一感のないロンドンらしさ・・・ともいえる。

これはFreemasons' Hall(フリーメイソンズ・ホール)
1930年代に建造されたアールデコ様式。

店の建ち並ぶ通りに、唐突に立っている。

パブのレトロな雰囲気は、どこでもフォトジェニック。


これはフィッシュ&チップス屋。

裏通りの抜け道。





最後に、19世紀にこの界隈が、
かなり荒廃した倉庫街だった頃の名残の建物。
このシリーズ、まだまだ、続きますよ^^。
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コヴェント・ガーデン、ピアッツァから、
地下鉄のコヴェント・ガーデン駅に向かう途中のパブ。
このパブもなかなかフォトジェニック。


コヴェント・ガーデン駅の外観は
レトロなタイル張り。

ロイヤル・オペラハウスのオランジェリー部分。

ピアッツァに面している方は、裏口で、
Bow Street(ボウ・ストリート)に面している
こちら側が正面入口。

この界隈のファサードをいろいろと。





19世紀建造のデコラティヴな建物。
このあたりは、特に色々な時代の、
いろいろな様式の建物がごちゃまぜになっていて、
雑多といえば雑多、
それがまた統一感のないロンドンらしさ・・・ともいえる。

これはFreemasons' Hall(フリーメイソンズ・ホール)
1930年代に建造されたアールデコ様式。

店の建ち並ぶ通りに、唐突に立っている。

パブのレトロな雰囲気は、どこでもフォトジェニック。


これはフィッシュ&チップス屋。

裏通りの抜け道。





最後に、19世紀にこの界隈が、
かなり荒廃した倉庫街だった頃の名残の建物。
このシリーズ、まだまだ、続きますよ^^。
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London Walk - Around Covent Garden -3- (ロンドン散策-コヴェント・ガーデン界隈)
- 2021-10-12 Tue 14:56:36
- 場所
今回も引き続き、ロンドンの街歩き、コヴェント・ガーデン界隈のイメージを。

コヴェント・ガーデン、ピアッツァの西の広場は、
いつも大道芸の舞台になっている。
この時も犬を連れたジャグラーが準備中。
ロックダウン明けなので、
まだ人だかりはまばら。
その背景になっている教会が、
St Paul’s Church Covent Garden
(聖ポール教会、コヴェント・ガーデン)。
ご立派なネオクラシカル様式の
ファサードだけれど、
こちら側のドアは使われていない。

そのちょうど裏側、ショップや
カフェの続く通りに面した、ゲートが入り口。

ゲートの中は、小さな中庭になっていて、
いつもはショッピング街の喧騒を離れた、
和みスポットになっている。

中を覗いてみる。

エントランスの上部にパイプオルガン。

エントランスの扉のパネルは、
すべて故人のメモリアル。
そして、ことごとく劇場関係の人々。
そう、コヴェント・ガーデン界隈ウエストエンドは
ロンドンのというか、世界的に有名な劇場街。
ここの教会も別名で
「役者の教会」と呼ばれている。

寄席芸人さんとその奥さんのメモリアル。

祭壇に架かるのは、
Sandro Botticelli "Madonna of the Magnificat"
(ボッティチェリのマニフィカートの聖母)のコピー。
オリジナルは、フローレンスのウフィツィ美術館に。

初期18世紀な感じのフォント(聖水盤)。

教会を出て、中庭へ。
周りを取り囲んでいる建物の外は繁華街、
一度中庭の中に入ると、そこは別世界。




表通りと繋がるゲートが3ヶ所にある。

周りを取り囲む建築は、
いつ頃のものなのかな・・・?
17世紀にこの教会中庭を取り囲んで、
住宅が建造されているけれど、
このレンガ造りの様式は、
19世紀に建て替えられたものかと。

エントランスゲート上のアーンの装飾。

華やかな表通りへ。




次回も散策は続きますよ。
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コヴェント・ガーデン、ピアッツァの西の広場は、
いつも大道芸の舞台になっている。
この時も犬を連れたジャグラーが準備中。
ロックダウン明けなので、
まだ人だかりはまばら。
その背景になっている教会が、
St Paul’s Church Covent Garden
(聖ポール教会、コヴェント・ガーデン)。
ご立派なネオクラシカル様式の
ファサードだけれど、
こちら側のドアは使われていない。

そのちょうど裏側、ショップや
カフェの続く通りに面した、ゲートが入り口。

ゲートの中は、小さな中庭になっていて、
いつもはショッピング街の喧騒を離れた、
和みスポットになっている。

中を覗いてみる。

エントランスの上部にパイプオルガン。

エントランスの扉のパネルは、
すべて故人のメモリアル。
そして、ことごとく劇場関係の人々。
そう、コヴェント・ガーデン界隈ウエストエンドは
ロンドンのというか、世界的に有名な劇場街。
ここの教会も別名で
「役者の教会」と呼ばれている。

寄席芸人さんとその奥さんのメモリアル。

祭壇に架かるのは、
Sandro Botticelli "Madonna of the Magnificat"
(ボッティチェリのマニフィカートの聖母)のコピー。
オリジナルは、フローレンスのウフィツィ美術館に。

初期18世紀な感じのフォント(聖水盤)。

教会を出て、中庭へ。
周りを取り囲んでいる建物の外は繁華街、
一度中庭の中に入ると、そこは別世界。




表通りと繋がるゲートが3ヶ所にある。

周りを取り囲む建築は、
いつ頃のものなのかな・・・?
17世紀にこの教会中庭を取り囲んで、
住宅が建造されているけれど、
このレンガ造りの様式は、
19世紀に建て替えられたものかと。

エントランスゲート上のアーンの装飾。

華やかな表通りへ。




次回も散策は続きますよ。
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London Walk - Around Covent Garden -2- (ロンドン散策-コヴェント・ガーデン界隈)
- 2021-10-06 Wed 15:54:46
- 場所
前々回から引き続きで、ロンドン・コヴェント・ガーデン界隈のイメージ。
今回は、コヴェント・ガーデンのピアッツアそのもの。ロンドンに来た人なら、必ずといっていいほど訪れるし、写真やイメージも出回っているけれど、ここを撮影した昨年の10月は、ロンドンが再度のコロナ対策の制限で、飲食・生活必需品以外の店が閉まっていて、外出制限がかかっていた頃。(私自身は、街の撮影のフォトグラファーということで、制限完全無視で、カメラを提げて週に2回はロンドンに出ていた・・・笑)。なので、圧倒的に人混みが少なくて、ピアッツァの建築そのものが、クリアに撮影できた。普段は買い物で頭が一杯で、建築なんてちゃんと見えていないけれど、なかなかフォトジェニックなピアッツァなのでした。

普段なら、クラフトやアンティークのマーケットで賑わう、
アップル・マーケット。
スタンドがこんなふうな構造になっていたのかと気づく。

多分ピーターシャム・ナーサリーが提携している、
花のディスプレイ。
ピアッツァ周辺を彩るディスプレイ。

現在のピアッツァの建物は、
1830年にCharles Fowler
(チャールズ・ファウラー)の設計で、
建てられたネオ・クラシカル様式。

ほぼ同時期に建てられたパディントンなどの
鉄道駅とも相つながるデザイン。
この建築が建つ前は、ただの広場に、
青果・花野マーケットが立っていた。

吹き抜けの地下の部分。

ミュージシャンの演奏はOKだったよう。



普段はあまり気にもとめていないけれど、
ネオ・クラシカルな建築。
ちょっと、バースの街にも似ている。

クローズアップ。

サイドのコリドー。

中央を走るセントラル・アヴェニュー
と呼ばれるアーケード。



コリドーの外の広場にも花のディスプレイ。

広場にはフォトジェニックな石畳が保存されている。


次回はピアッツァを出て、隣の教会へ向かいますよ。
Covent Garden Piazza
(コヴェント・ガーデン・ピアッツァ)
map:
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今回は、コヴェント・ガーデンのピアッツアそのもの。ロンドンに来た人なら、必ずといっていいほど訪れるし、写真やイメージも出回っているけれど、ここを撮影した昨年の10月は、ロンドンが再度のコロナ対策の制限で、飲食・生活必需品以外の店が閉まっていて、外出制限がかかっていた頃。(私自身は、街の撮影のフォトグラファーということで、制限完全無視で、カメラを提げて週に2回はロンドンに出ていた・・・笑)。なので、圧倒的に人混みが少なくて、ピアッツァの建築そのものが、クリアに撮影できた。普段は買い物で頭が一杯で、建築なんてちゃんと見えていないけれど、なかなかフォトジェニックなピアッツァなのでした。

普段なら、クラフトやアンティークのマーケットで賑わう、
アップル・マーケット。
スタンドがこんなふうな構造になっていたのかと気づく。

多分ピーターシャム・ナーサリーが提携している、
花のディスプレイ。
ピアッツァ周辺を彩るディスプレイ。

現在のピアッツァの建物は、
1830年にCharles Fowler
(チャールズ・ファウラー)の設計で、
建てられたネオ・クラシカル様式。

ほぼ同時期に建てられたパディントンなどの
鉄道駅とも相つながるデザイン。
この建築が建つ前は、ただの広場に、
青果・花野マーケットが立っていた。

吹き抜けの地下の部分。

ミュージシャンの演奏はOKだったよう。



普段はあまり気にもとめていないけれど、
ネオ・クラシカルな建築。
ちょっと、バースの街にも似ている。

クローズアップ。

サイドのコリドー。

中央を走るセントラル・アヴェニュー
と呼ばれるアーケード。



コリドーの外の広場にも花のディスプレイ。

広場にはフォトジェニックな石畳が保存されている。


次回はピアッツァを出て、隣の教会へ向かいますよ。
Covent Garden Piazza
(コヴェント・ガーデン・ピアッツァ)
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London Walk - Around Covent Garden -1- (ロンドン散策-コヴェント・ガーデン界隈)
- 2021-09-24 Fri 19:02:14
- 場所
昨年10月のロンドン散策シリーズ、今回からはCovent Garden(コヴェント・ガーデン)界隈を。
地下鉄のLeicester Square(レスター・スクエア)から、コヴェント・ガーデンに向かって、それから東に出て・・・またもどって、北上してTottenham Court Road(トッテナムコート・ロード)近くまでウロウロしていた。

レスター・スクエア近くのセシル・コート(Cecil Court )。
その昔、標本箱にも詰め込んだことがある。

今でも古風な佇まいが保たれている。



セシル・コートを抜けて、
St. Martin Lane(セント・マーティン・レーン)から見える、
南側のLondon Coliseum(ロンドン・コロシアム)
(標本箱では<このページ>)と、
St Martin-in-the-Fields
(セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ)教会の尖塔。


その通りにあるパブの老舗、
The Salisbury(ザ・ソールズベリー)
名前は19世紀後半に、3期首相を務めた、
第3代ソールズベリー侯に因んだもの。

ロンドンの美パブの一つ。

建築ディティール、ハント。

この界隈はシアター街でもある。
裏路地に面した、劇場関係者の出口。

セント・マーティン・レーンから、
殆ど目立たない18世紀の路地、
Goodwins Court(グッドウィンズ・コート)を抜ける。
(標本箱は<このページ>)

以前の標本箱にリンクを張っていた
ゲストハウスは、
もうなくなっているようだけれど、
相変わらずフォトジェニックなファサード。

ガス灯も健在に保存されている。

グッドウィンズ・コートの北を並行に走る、
New Row(ニュー・ロウ)。
セシル・コートほどではないけれど、
個人経営の店やレストランが並んで
レトロな雰囲気。



通りの東の端にあるパブ。

トラディショナルなパブは、
フォトジェニックなので、ついつい撮ってしまう。

ちょっと引っ込んだ路地にあるパブ。

もう突き当りはコヴェントのピアッツアの、
King Street(キング・ストリート)に差し掛かる。
雰囲気最高な、花屋兼ライフスタイル・ショップ、
Petersham Nurseries
(ピーターシャム・ナーサリーズ)。
その昔のリッチモンド本店の
標本箱は<このページ>に。

この時はウィンドウを覗いただけ。

その横の路地の奥にも、
ここのレストラン部、カフェ部が入っていて、
一帯がピーターシャム村になっているので、
どこもが緑で溢れている。

そして、多分、このピーターシャム・
ナーサリーの協賛だと想像するのだけれど、
この店がオープンして以来、
コヴェントのピアッツアの周り一帯に、
いつでも花いっぱいの手押し車が飾られている。
その昔、野菜果物や花のマーケットだったことを
偲ばせる、爽やかな演出。
この散策、次回も続きますよ。
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地下鉄のLeicester Square(レスター・スクエア)から、コヴェント・ガーデンに向かって、それから東に出て・・・またもどって、北上してTottenham Court Road(トッテナムコート・ロード)近くまでウロウロしていた。

レスター・スクエア近くのセシル・コート(Cecil Court )。
その昔、標本箱にも詰め込んだことがある。

今でも古風な佇まいが保たれている。



セシル・コートを抜けて、
St. Martin Lane(セント・マーティン・レーン)から見える、
南側のLondon Coliseum(ロンドン・コロシアム)
(標本箱では<このページ>)と、
St Martin-in-the-Fields
(セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ)教会の尖塔。


その通りにあるパブの老舗、
The Salisbury(ザ・ソールズベリー)
名前は19世紀後半に、3期首相を務めた、
第3代ソールズベリー侯に因んだもの。

ロンドンの美パブの一つ。

建築ディティール、ハント。

この界隈はシアター街でもある。
裏路地に面した、劇場関係者の出口。

セント・マーティン・レーンから、
殆ど目立たない18世紀の路地、
Goodwins Court(グッドウィンズ・コート)を抜ける。
(標本箱は<このページ>)

以前の標本箱にリンクを張っていた
ゲストハウスは、
もうなくなっているようだけれど、
相変わらずフォトジェニックなファサード。

ガス灯も健在に保存されている。

グッドウィンズ・コートの北を並行に走る、
New Row(ニュー・ロウ)。
セシル・コートほどではないけれど、
個人経営の店やレストランが並んで
レトロな雰囲気。



通りの東の端にあるパブ。

トラディショナルなパブは、
フォトジェニックなので、ついつい撮ってしまう。

ちょっと引っ込んだ路地にあるパブ。

もう突き当りはコヴェントのピアッツアの、
King Street(キング・ストリート)に差し掛かる。
雰囲気最高な、花屋兼ライフスタイル・ショップ、
Petersham Nurseries
(ピーターシャム・ナーサリーズ)。
その昔のリッチモンド本店の
標本箱は<このページ>に。

この時はウィンドウを覗いただけ。

その横の路地の奥にも、
ここのレストラン部、カフェ部が入っていて、
一帯がピーターシャム村になっているので、
どこもが緑で溢れている。

そして、多分、このピーターシャム・
ナーサリーの協賛だと想像するのだけれど、
この店がオープンして以来、
コヴェントのピアッツアの周り一帯に、
いつでも花いっぱいの手押し車が飾られている。
その昔、野菜果物や花のマーケットだったことを
偲ばせる、爽やかな演出。
この散策、次回も続きますよ。
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St Dunstan in the East Church Garden(聖ダンスタン・イン・ジ・イースト教会庭園)
- 2021-09-17 Fri 16:56:42
- 場所
今回も昨年10月のロンドン散策の写真で、St Dunstan in the East Church Garden(聖ダンスタン・イン・ジ・イースト教会庭園)のシリーズを。
長い名前だけれど、全部日本語に無理くり訳すと、「東にある聖ダンスタン教会」という意味で、ちゃんと「西にある聖ダンスタン教会」というのも現在でも存在している(標本箱は<このページ>)。
この東の方も、西より200年弱後の12世紀初頭に築かれた教会が基盤になっている。
増築されたり、修復されたり、17世紀のロンドン大火で焼け落ちてから復興したものの、1941年の第二次世界大戦ロンドン大空襲で崩壊して、その後は復興していない。1967年に廃墟がロンドン市に買い取られて、現在は庭園として整えられて開放されている。
このゴシック建築と植物の織りなす廃墟感が、とてもフォトジェニックで、ロンドンのインスタ映えスポット、ナンバーなんとかには必ず入ってくる場所。

周りの道が狭くて、全体像が取りにくいけれど、
こんな感じ。

現在は、この塔と、

周りを取り囲む外壁だけが残されている。

ゴス心を掻き立てる廃墟感(笑)。

この時はロックダウン明けで、
まだセントラルに
あまり人が出ていない頃だったけれど、
2人ばかり、インスタグラマー的
自撮り女子がいたので、
順番待ちして撮影(笑)。

ステージセット的でもある。



壁の内側、本来教会の内部だった部分。


廃墟好きなので、自分ちの庭も、
だんだんこのような方向に・・・(笑)。







これは元々エントランスだった部分。



St Dunstan in the East Church Garden
(聖ダンスタン・イン・ジ・イースト教会庭園)
8:00am - 7:00pm オープンで時間外は、
ゲートが閉ざされている。
map:
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長い名前だけれど、全部日本語に無理くり訳すと、「東にある聖ダンスタン教会」という意味で、ちゃんと「西にある聖ダンスタン教会」というのも現在でも存在している(標本箱は<このページ>)。
この東の方も、西より200年弱後の12世紀初頭に築かれた教会が基盤になっている。
増築されたり、修復されたり、17世紀のロンドン大火で焼け落ちてから復興したものの、1941年の第二次世界大戦ロンドン大空襲で崩壊して、その後は復興していない。1967年に廃墟がロンドン市に買い取られて、現在は庭園として整えられて開放されている。
このゴシック建築と植物の織りなす廃墟感が、とてもフォトジェニックで、ロンドンのインスタ映えスポット、ナンバーなんとかには必ず入ってくる場所。

周りの道が狭くて、全体像が取りにくいけれど、
こんな感じ。

現在は、この塔と、

周りを取り囲む外壁だけが残されている。

ゴス心を掻き立てる廃墟感(笑)。

この時はロックダウン明けで、
まだセントラルに
あまり人が出ていない頃だったけれど、
2人ばかり、インスタグラマー的
自撮り女子がいたので、
順番待ちして撮影(笑)。

ステージセット的でもある。



壁の内側、本来教会の内部だった部分。


廃墟好きなので、自分ちの庭も、
だんだんこのような方向に・・・(笑)。







これは元々エントランスだった部分。



St Dunstan in the East Church Garden
(聖ダンスタン・イン・ジ・イースト教会庭園)
8:00am - 7:00pm オープンで時間外は、
ゲートが閉ざされている。
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London Walk - Around St. Paul's (ロンドン散策-セントポール界隈)
- 2021-09-10 Fri 20:38:51
- 場所
2-3日の間、9月とは思えない夏日が続いて、また雨が来て、秋に戻ったロンドンです。
相変わらず庭仕事に熱中していたら、どんどん時間がなくなっていって、今回の標本箱はただただ写真を羅列した感じで。
昨年10月にさまよっていた、セントポール大聖堂界隈のイメージを。

ビルの間から覗くセントポール。

Christchurch Greyfriars Church Garden

壁だけが残されていて、
現在は公園となっている。


僅かに残された建物部分には、
現在は歯医者さんが入っているのだとか。

物想う天使たち。












セントポール大聖堂の庭では、
ジャパニーズ・アネモネ(秋明菊)が満開。
今そのシーズンだから、
ちょうど一年前の写真ということになる。

最後にもう一度
セントポール大聖堂の南面のイメージを。
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相変わらず庭仕事に熱中していたら、どんどん時間がなくなっていって、今回の標本箱はただただ写真を羅列した感じで。
昨年10月にさまよっていた、セントポール大聖堂界隈のイメージを。

ビルの間から覗くセントポール。

Christchurch Greyfriars Church Garden

壁だけが残されていて、
現在は公園となっている。


僅かに残された建物部分には、
現在は歯医者さんが入っているのだとか。

物想う天使たち。












セントポール大聖堂の庭では、
ジャパニーズ・アネモネ(秋明菊)が満開。
今そのシーズンだから、
ちょうど一年前の写真ということになる。

最後にもう一度
セントポール大聖堂の南面のイメージを。
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St Paul Cathedral、London -3- (セントポール大聖堂、ロンドン)
- 2021-09-03 Fri 20:12:46
- 場所
2020年10月に訪れた、ロンドン、セントポール大聖堂からの最終回。

Chancel (内陣)のサイドの側廊の部分。

その天井部分のモザイクの一つ。

内陣と側廊を隔てるスクリーン。

目を引いた古風な墓標は、
16-17世紀の詩人、
John Donne(ジョン・ダン)のもの。
セント・ポール大聖堂の首席司祭だったので、
ここに葬られていて、この墓標(記念像)は
ロンドン大火を生き延びて、
この18世紀の大聖堂に残されている。

17世紀的ストイックな表現が印象的。

中央ドームのあたりまで戻ってきた。

再び18世紀、ネオクラシカルな
側廊を抜けて・・・、


地下のCrypt(クリプト)へ降りていく。

クリプトの主祭壇。


当時の国民的、いわゆる著名人の
記念碑が並ぶ。

William Blake(ウィリアム・ブレイク)の記念碑。
実際の墓は、Old Street(オールド・ストリート)駅近くの、
Bunhill Field(バンヒル・フィールド)墓地内の、
<この>墓標の近く。
(墓標は墓から、少し移動されているらしい。)

クリプトの側廊部分。

ちょうど中央ドームの下に当たる部分で、
仰々しく葬られているのは、
当時の国家的ヒーロー、ネルソン提督。
この仰々しさ、さもありなん・・・。
トラファルガー海戦での戦死後、
翌年、君主以外では、
初めてセントポールに国葬された。

ロンドン大火で焼け落ちた、
先代セントポール大聖堂のモデル。

クリプトを後にして、

次は延々と螺旋階段を登り、

途中、屋根裏から見る側廊ドーム等
観察しながら、

中央ドームを取り巻く展望エリアに出る。

手すりの間から覗くロンドン。


もう一段上の展望エリアから見る、
シティの高層ビル群。

手すりから覗く、西側タワーのフィニアル。

南東側からの外観。

最後に、南面のオーナメントを。
St Paul Cathedral
(セントポール大聖堂)
map:
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Chancel (内陣)のサイドの側廊の部分。

その天井部分のモザイクの一つ。

内陣と側廊を隔てるスクリーン。

目を引いた古風な墓標は、
16-17世紀の詩人、
John Donne(ジョン・ダン)のもの。
セント・ポール大聖堂の首席司祭だったので、
ここに葬られていて、この墓標(記念像)は
ロンドン大火を生き延びて、
この18世紀の大聖堂に残されている。

17世紀的ストイックな表現が印象的。

中央ドームのあたりまで戻ってきた。

再び18世紀、ネオクラシカルな
側廊を抜けて・・・、


地下のCrypt(クリプト)へ降りていく。

クリプトの主祭壇。


当時の国民的、いわゆる著名人の
記念碑が並ぶ。

William Blake(ウィリアム・ブレイク)の記念碑。
実際の墓は、Old Street(オールド・ストリート)駅近くの、
Bunhill Field(バンヒル・フィールド)墓地内の、
<この>墓標の近く。
(墓標は墓から、少し移動されているらしい。)

クリプトの側廊部分。

ちょうど中央ドームの下に当たる部分で、
仰々しく葬られているのは、
当時の国家的ヒーロー、ネルソン提督。
この仰々しさ、さもありなん・・・。
トラファルガー海戦での戦死後、
翌年、君主以外では、
初めてセントポールに国葬された。

ロンドン大火で焼け落ちた、
先代セントポール大聖堂のモデル。

クリプトを後にして、

次は延々と螺旋階段を登り、

途中、屋根裏から見る側廊ドーム等
観察しながら、

中央ドームを取り巻く展望エリアに出る。

手すりの間から覗くロンドン。


もう一段上の展望エリアから見る、
シティの高層ビル群。

手すりから覗く、西側タワーのフィニアル。

南東側からの外観。

最後に、南面のオーナメントを。
St Paul Cathedral
(セントポール大聖堂)
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St Paul Cathedral、London -2- (セントポール大聖堂、ロンドン)
- 2021-08-28 Sat 17:37:24
- 場所
2020年10月に訪れた、ロンドン、セントポール大聖堂からの続編を。

ドームの下に当たる部分から、
コテコテのモザイク装飾が始まる。

ちなみに、この写真の一番上の手すりの部分が、
「ささやきの回廊」として、
以前は登ることができたようだけれど、
この時は公開されていなかった。

クワイア席の上部天井。

アングルを付けてみるとこんな構造。

前回も書いたけれど、
モザイク装飾の様式は、19世紀後半の、
ラファエル前派にも相通ずるもの。

サイドチャペルと、その間の
通路部分の天井もモザイク。



クワイア席と主祭壇の間の
通路上のモザイク天井。



主祭壇のキャノピー(天蓋)。

クローズアップ。

その上に立つジーザス先生。

祭壇自体はただの台で、
周りに比べるとシンプルな造り。

通路部分を隔てる、デコラティヴな
アイアン・グリル。

引きで撮るとこんな感じで、

アーチ上部の天使のモザイクが、
とりわけ秀麗。

祭壇の後ろの通路から見たところ。

祭壇部分のドーム天井も
見事なモザイクで彩られている。



コテコテの上にコテコテを重ねて撮ってみる。
というところで・・・、次回も続きます。
St Paul Cathedral
(セントポール大聖堂)
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ドームの下に当たる部分から、
コテコテのモザイク装飾が始まる。

ちなみに、この写真の一番上の手すりの部分が、
「ささやきの回廊」として、
以前は登ることができたようだけれど、
この時は公開されていなかった。

クワイア席の上部天井。

アングルを付けてみるとこんな構造。

前回も書いたけれど、
モザイク装飾の様式は、19世紀後半の、
ラファエル前派にも相通ずるもの。

サイドチャペルと、その間の
通路部分の天井もモザイク。



クワイア席と主祭壇の間の
通路上のモザイク天井。



主祭壇のキャノピー(天蓋)。

クローズアップ。

その上に立つジーザス先生。

祭壇自体はただの台で、
周りに比べるとシンプルな造り。

通路部分を隔てる、デコラティヴな
アイアン・グリル。

引きで撮るとこんな感じで、

アーチ上部の天使のモザイクが、
とりわけ秀麗。

祭壇の後ろの通路から見たところ。

祭壇部分のドーム天井も
見事なモザイクで彩られている。



コテコテの上にコテコテを重ねて撮ってみる。
というところで・・・、次回も続きます。
St Paul Cathedral
(セントポール大聖堂)
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St Paul Cathedral、London -1- (セントポール大聖堂、ロンドン)
- 2021-08-20 Fri 14:59:40
- 場所
今回は、やはり昨年の10月に訪れた、セントポール大聖堂のイメージを。
これまたロンドンの観光激戦区ナンバーなんとかに入るようなところで、比較的近年まで撮影禁止のポリシーで、その上、教会なのに入場料が£17(2021年8月現在)・・・なので、あえて行こうとはしなかったところ。
(遠い遠い昔、80年代に来たことがあるけれど、その時は撮影禁止なんてなくて、入場も無料だったような・・・。バカチョン・フィルムカメラで写真を撮ったことがあるけれど、うん、暗くて悲惨な出来だった・・・笑。)
それがなぜだか、撮影OKになっていて、ロックダウン明けで観光客もいないし、60歳以上の割引チケット買えるし(あ、ヤンチャだけど実はシニア歴1年目・・・笑)、というので行ってみた。
あまり解説を読んだり訳したりしている時間がないので、写真ばかりを並べてみます。

ヴィクトリア女王像の建つ正面。

エントランスを入って、主祭壇へのヴュー。
天井は高いし、とにかくデカイ印象。

エントランス入ってすぐのサイドチャペルの一つ。

また別のチャペル。

昔来たときの印象は、とにかくモザイクがすごい・・・
だったのだけれど、
こんなにシンプルネオクラシカルだったっけ―、
と、ちょっと不思議な感じ。

これはこれで、光と影の印象が
フォトジェニックで、色々撮ってみる。


ここは、いわゆるパンテオン
(国家的偉業を記念して埋葬される教会)的
教会なので、パトリオテックな印象があって、
全体主義嫌いとしては、
あまり、気持ちのいいものではないかも(笑)。


だんだん「モザイク部」に近づいてきた。
その昔は、全然ネオクラに興味なかったので
(興味の対象ゴシック+ゴシック・リヴァイヴァルのみ)、
最初の部分はすっ飛ばしていたと思われる(笑)。

その昔すっ飛ばしたエントランス側を、
ドーム下から振り返ったヴュー。
シンプルでしょ・・・。

トランセプトとの交差部分、
中央ドームの部分。

ドームを真下から見上げたところ。
この天井はモザイクではなくて、フレスコかな。

そのドームの周りの部分から、
濃ゆいフレスコが始まる。




現在の建築自体はChristopher Wren
(クリストファー・レン)の設計で、
18世紀初頭に完成しているのだけれど、
モザイクは19世紀に施されたもので、
というか・・・19世紀末ラファエル前派的
表現なのだけれど、この辺、裏は取れていない。


主祭壇のキンキラキンに向かっていく。

クワイア席。

と、パイプオルガン。
・・・というところで、
次回はもっとモザイクづくしの予定です。
St Paul Cathedral
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これまたロンドンの観光激戦区ナンバーなんとかに入るようなところで、比較的近年まで撮影禁止のポリシーで、その上、教会なのに入場料が£17(2021年8月現在)・・・なので、あえて行こうとはしなかったところ。
(遠い遠い昔、80年代に来たことがあるけれど、その時は撮影禁止なんてなくて、入場も無料だったような・・・。バカチョン・フィルムカメラで写真を撮ったことがあるけれど、うん、暗くて悲惨な出来だった・・・笑。)
それがなぜだか、撮影OKになっていて、ロックダウン明けで観光客もいないし、60歳以上の割引チケット買えるし(あ、ヤンチャだけど実はシニア歴1年目・・・笑)、というので行ってみた。
あまり解説を読んだり訳したりしている時間がないので、写真ばかりを並べてみます。

ヴィクトリア女王像の建つ正面。

エントランスを入って、主祭壇へのヴュー。
天井は高いし、とにかくデカイ印象。

エントランス入ってすぐのサイドチャペルの一つ。

また別のチャペル。

昔来たときの印象は、とにかくモザイクがすごい・・・
だったのだけれど、
こんなにシンプルネオクラシカルだったっけ―、
と、ちょっと不思議な感じ。

これはこれで、光と影の印象が
フォトジェニックで、色々撮ってみる。


ここは、いわゆるパンテオン
(国家的偉業を記念して埋葬される教会)的
教会なので、パトリオテックな印象があって、
全体主義嫌いとしては、
あまり、気持ちのいいものではないかも(笑)。


だんだん「モザイク部」に近づいてきた。
その昔は、全然ネオクラに興味なかったので
(興味の対象ゴシック+ゴシック・リヴァイヴァルのみ)、
最初の部分はすっ飛ばしていたと思われる(笑)。

その昔すっ飛ばしたエントランス側を、
ドーム下から振り返ったヴュー。
シンプルでしょ・・・。

トランセプトとの交差部分、
中央ドームの部分。

ドームを真下から見上げたところ。
この天井はモザイクではなくて、フレスコかな。

そのドームの周りの部分から、
濃ゆいフレスコが始まる。




現在の建築自体はChristopher Wren
(クリストファー・レン)の設計で、
18世紀初頭に完成しているのだけれど、
モザイクは19世紀に施されたもので、
というか・・・19世紀末ラファエル前派的
表現なのだけれど、この辺、裏は取れていない。


主祭壇のキンキラキンに向かっていく。

クワイア席。

と、パイプオルガン。
・・・というところで、
次回はもっとモザイクづくしの予定です。
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Londn Walk - Around London Bridge (ロンドン散策 -ロンドンブリッジ界隈 )
- 2021-08-10 Tue 17:23:55
- 場所
近頃は庭仕事、インスタグラムと、ジム通い(そして少しだけジュエリー制作と、溜まっている写真のポストプロセス)で、なんとなく日々過ぎてしまって、なかなかブログにまで時間が回せないのだけれど、やめるよりはマシ・・・程度でボチボチ続けていこうと思っております。
例年なら今頃はノルマンディーの、ペーターおじさんのル・シャトーで田舎三昧しているのだけれど、今年は相変わらずのコロナ騒動のワケワカラン状態で、いつ行けることやら。
極力、化学物質を体内に入れない主義の私は、ウィルス自体にかかってもほぼ無症状だと経験済みなわけだし、ワクチン打たない選択をしているので、ま、永遠に行けなくても仕方ないか・・・的に達観しつつある今日このごろ。
ロンドンに住んでいるメリットを最大限に生かして、「ロンドン美」の採集撮影が当面の課題として与えられているのかと。
で、課題こなしております。今回は前々回の続きで、ロンドンブリッジ界隈や、その橋を渡った対岸、モニュメント界隈のイメージを。

以前載せたスカイガーデンのある
ウォーキートーキービルに背後から襲われている感(笑)。
襲われているのは、典型的な19世紀の
何でもリヴァイヴァル様式の建物。
このモニュメント界隈は、
シティのビル群と19世紀以前の建物の、
新旧コントラストを撮るのに最適なエリア。

背後にガーキン、手前の教会は、
聖アンドリュー・アンダーシャフト教会 。
17世紀のロンドン大火も、
第二次世界大戦のロンドン爆撃も生き延びた、
16世紀建造の教会。
教会自体の歴史は12世紀に遡るのだそう。

ゴシック・リヴァイヴァルの19世紀の建物、
の、後ろで空を覆っているのは、
ウォーキートーキー。

狭い石畳のパッセージの先に覗く、
シャード。

なかなか趣のあるパッセージ。

おぉ、これはヴェニスの旗と感激したのは・・・、
イタメシ屋さんだった。

パッセージの南の端には、パブ。
向かいに見えているのは、Old Billingsgate
(オールド・ビリングスゲート)の建物で、
現在はイヴェント会場として使われているけれど、
ヴィクトリアンの頃は魚市場だった。

パブはThe Walrus and The Carpenter
(セイウチと大工)で、鏡の国のアリス
に出てくる詩から採られている。

上階のバー・レストラン部は、
ルイス・キャロルと名付けられている。

途中見かけた19世紀のペディメント。

地下鉄駅名にもなっている、
「モニュメント」はこれのこと。
正式にはMonument to the Great Fire of London
(ロンドン大火記念塔)で、
1666年に起きたロンドン大火からの復興を記念して、
100年後の1766年に建てられたもの。
登ることができて、
(この裏側、つまり西側がエントランス)
一応観光名所ということになっている割には、
なんかこう・・・地味な感じ(笑)。
この時は、ロックダウンで閉館中。

東面のレリーフ。
指揮を執る王様は、王政復古後のチャールズ2世。

モニュメント界隈のビル色々。

1930年代アールデコなファサード。

テムズ川の北岸に建つSt Magnus The Martyr
(殉教者聖マグナス教会)。

11世紀に遡る歴史のある教会だけれど、
ロンドン大火で消失して、
現在の建物はクリストファー・レン監修の、
17世紀後半建造のもの。

エントランスのケルビム。

ロンドンブリッジを渡って南岸へ。
橋の上は隣のタワーブリッジの
ベストヴュー・ポイント。
右側の現在は博物館として公開されている、
軽巡洋艦ベルファストと合わせて、
見事な観光写真が撮れるスポット(笑)。

川沿いには旧埠頭ビルを改修した
オフィス+商業ビルが並ぶ。

アールデコなファサードの旧埠頭ビル。

橋を渡った南岸の西側には、
Southwark Cathedral(サザーク大聖堂)が建つ。
小さいけれど11世紀以来の歴史があって、
20世紀に入ってから大聖堂の指定を受けた。

中世のロンドンでは、
ロンドンブリッジが唯一、ドーヴァーや
カンタベリーのある南から
当時はテムズ北岸のロンドンに、
アクセスできる橋だった。
なので、その南岸には宿泊施設や、
旅行者のための施設が並んでいた。
この大聖堂も、修道院の運営する、
宿泊施設を兼ねた病院として
機能していたそうだ。
ちなみに現在では、この大聖堂の南側には、
有名なバラのフードマーケットが繋がっている。

ロンドンブリッジ駅近くの鉄道高架
と、その後ろにはビル。

見上げると、シャード。

ここから、川沿いの遊歩道に降りて、
川沿いを散策する。

対岸には先程のモニュメントの先っぽがニョキっ。

先程パブの向こうに見えていた、
オールド・ビリングスゲートの建物を、
テムズ川から見たところ。
これまたウォーキートーキーとの
コントラストが印象的。

古びた桟橋とガラス張りのコントラスト。

引きで撮るとこんな感じのヴュー。

200mほど歩くと、Hay's Wharf(ヘイズ埠頭)を
ショッピング・モールに改修した
Hay's Galleria(ヘイズ ガレリア)に着く。

まだ一般のお店は閉店中だったので、
閑散としたモールを通り抜けて、

南側の信号を渡ると・・・、

ロンドンブリッジの鉄道駅に出るのでした。
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例年なら今頃はノルマンディーの、ペーターおじさんのル・シャトーで田舎三昧しているのだけれど、今年は相変わらずのコロナ騒動のワケワカラン状態で、いつ行けることやら。
極力、化学物質を体内に入れない主義の私は、ウィルス自体にかかってもほぼ無症状だと経験済みなわけだし、ワクチン打たない選択をしているので、ま、永遠に行けなくても仕方ないか・・・的に達観しつつある今日このごろ。
ロンドンに住んでいるメリットを最大限に生かして、「ロンドン美」の採集撮影が当面の課題として与えられているのかと。
で、課題こなしております。今回は前々回の続きで、ロンドンブリッジ界隈や、その橋を渡った対岸、モニュメント界隈のイメージを。

以前載せたスカイガーデンのある
ウォーキートーキービルに背後から襲われている感(笑)。
襲われているのは、典型的な19世紀の
何でもリヴァイヴァル様式の建物。
このモニュメント界隈は、
シティのビル群と19世紀以前の建物の、
新旧コントラストを撮るのに最適なエリア。

背後にガーキン、手前の教会は、
聖アンドリュー・アンダーシャフト教会 。
17世紀のロンドン大火も、
第二次世界大戦のロンドン爆撃も生き延びた、
16世紀建造の教会。
教会自体の歴史は12世紀に遡るのだそう。

ゴシック・リヴァイヴァルの19世紀の建物、
の、後ろで空を覆っているのは、
ウォーキートーキー。

狭い石畳のパッセージの先に覗く、
シャード。

なかなか趣のあるパッセージ。

おぉ、これはヴェニスの旗と感激したのは・・・、
イタメシ屋さんだった。

パッセージの南の端には、パブ。
向かいに見えているのは、Old Billingsgate
(オールド・ビリングスゲート)の建物で、
現在はイヴェント会場として使われているけれど、
ヴィクトリアンの頃は魚市場だった。

パブはThe Walrus and The Carpenter
(セイウチと大工)で、鏡の国のアリス
に出てくる詩から採られている。

上階のバー・レストラン部は、
ルイス・キャロルと名付けられている。

途中見かけた19世紀のペディメント。

地下鉄駅名にもなっている、
「モニュメント」はこれのこと。
正式にはMonument to the Great Fire of London
(ロンドン大火記念塔)で、
1666年に起きたロンドン大火からの復興を記念して、
100年後の1766年に建てられたもの。
登ることができて、
(この裏側、つまり西側がエントランス)
一応観光名所ということになっている割には、
なんかこう・・・地味な感じ(笑)。
この時は、ロックダウンで閉館中。

東面のレリーフ。
指揮を執る王様は、王政復古後のチャールズ2世。

モニュメント界隈のビル色々。

1930年代アールデコなファサード。

テムズ川の北岸に建つSt Magnus The Martyr
(殉教者聖マグナス教会)。

11世紀に遡る歴史のある教会だけれど、
ロンドン大火で消失して、
現在の建物はクリストファー・レン監修の、
17世紀後半建造のもの。

エントランスのケルビム。

ロンドンブリッジを渡って南岸へ。
橋の上は隣のタワーブリッジの
ベストヴュー・ポイント。
右側の現在は博物館として公開されている、
軽巡洋艦ベルファストと合わせて、
見事な観光写真が撮れるスポット(笑)。

川沿いには旧埠頭ビルを改修した
オフィス+商業ビルが並ぶ。

アールデコなファサードの旧埠頭ビル。

橋を渡った南岸の西側には、
Southwark Cathedral(サザーク大聖堂)が建つ。
小さいけれど11世紀以来の歴史があって、
20世紀に入ってから大聖堂の指定を受けた。

中世のロンドンでは、
ロンドンブリッジが唯一、ドーヴァーや
カンタベリーのある南から
当時はテムズ北岸のロンドンに、
アクセスできる橋だった。
なので、その南岸には宿泊施設や、
旅行者のための施設が並んでいた。
この大聖堂も、修道院の運営する、
宿泊施設を兼ねた病院として
機能していたそうだ。
ちなみに現在では、この大聖堂の南側には、
有名なバラのフードマーケットが繋がっている。

ロンドンブリッジ駅近くの鉄道高架
と、その後ろにはビル。

見上げると、シャード。

ここから、川沿いの遊歩道に降りて、
川沿いを散策する。

対岸には先程のモニュメントの先っぽがニョキっ。

先程パブの向こうに見えていた、
オールド・ビリングスゲートの建物を、
テムズ川から見たところ。
これまたウォーキートーキーとの
コントラストが印象的。

古びた桟橋とガラス張りのコントラスト。

引きで撮るとこんな感じのヴュー。

200mほど歩くと、Hay's Wharf(ヘイズ埠頭)を
ショッピング・モールに改修した
Hay's Galleria(ヘイズ ガレリア)に着く。

まだ一般のお店は閉店中だったので、
閑散としたモールを通り抜けて、

南側の信号を渡ると・・・、

ロンドンブリッジの鉄道駅に出るのでした。
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Londn Walk - Leadenhall Market and Lloyd's Building (ロンドン散策 - レドンホール・マーケットとロイズ・ビル)
- 2021-07-25 Sun 15:14:58
- 場所
前回のスカイ・ガーデンを後にして、この日の散策は、19世紀後半の姿を残すアーケード、Leadenhall Market (レドンホール・マーケット)と、その隣りにある80年代建造のLloyd's Building (ロイズ・ビル)の対照的なコントラストのイメージを。
この時もコロナ・ロックダウンの合間、2020年10月撮影のもの。

19世紀のアーケードといえば、
パリのアーケードが美しくて有名だけれど、
ロンドンにもいくつかアーケードが残されている。
西だとBurlington(バーリントン)を始めとして、
ピカデリー界隈にいくつか。
そして東は、唯一・・・といっていいのが、
このレドンホール・マーケット。
強いていえば、Smithfield Market
(スミスフィールド・マーケット)もそうだけれど、
そこは肉の卸売市場で、
あまり一般的なショッピング・モールの意味での
「アーケード」とは異なっている。

ここももともとは、狩猟肉や家禽類肉の市場だった。
なので肉を吊るすラックが、
通路に沿ってびっしり並ぶ。
これは現在でも保存されている。

現在は、レストラン、カフェ、
パブなどの飲食店が中心で、
アパレルショップ、文房具店なども入っている。

この界隈のシティで働くニューリッチ層を
ターゲットにして、そして、
ロケーションの雰囲気から、
トラッドなブランドが店を構える。

メインのアーケードは東西、南北に2本あって、
交差点の部分。
(正確に言うとT字型に交差した部分。)
19世紀後半らしい、賑々しい造り。
90年代初頭にオリジナル装飾を生かして、
きれいに修復された。

クローズアップで。

お店のファサード。

メインの通りの裏にも、狭いアーケードが繋がる。


限られた店舗の空間を活かすために、
上階へのアクセスは螺旋階段で。

メインの入口はGracechurch Streetに面していて、
こんな感じで(これは2016年11月の撮影)。
オランダ式ゲイブル(切妻)で飾られている。

これは、裏通りに面した入り口の一つ。

裏通りの、また別の入口。

クローズアップ。
ここで、内側から眺めてみると、

メタリックな構築物が。

このコントラストを成すのが、
ロンドンの保険会社ロイズの本社ビル、
Lloyd's Building(ロイズ・ビルディング)。

1881年建造のレドンホール・マーケットと、
その約100年後の1986年オープンのロイズ・ビル、
こんなに100年の装飾性の違いがあった時代は、
歴史上なかったんじゃないかな・・・
などと考えてしまう。

ロイズ・ビルの全容。
Richard Rogers(リチャード・ロジャース)設計のハイテク建築。

現代建築には、ほとんど興味ないのだけれど、
インダストリアル系の装飾性
(といっていいかどうか・・・笑)が好きなので、
こういうマトリクス/サイバー・パンクっぽい
建築はお気に入り。


しかし、実はこの建築、
時間が経つにつれて、メンテナンスが大変・・・
という話をどこかで読んだことがある。

ダクトやパイプのジョイントとか、
いろいろなところが風雨で痛みそうだし、
煤けてくるし・・・、自分が管理するなら、
こういうデザインは避けるな(笑)。
ちなみに、ビルの中はこんな風だそう。

前回のウォーキートーキーが
後ろにそびえる。

ガーキンが覗いている。
この界隈のロンドン散策、
次回も続きますよ。
Leadenhall Market(レドンホール・マーケット)
Map:
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この時もコロナ・ロックダウンの合間、2020年10月撮影のもの。

19世紀のアーケードといえば、
パリのアーケードが美しくて有名だけれど、
ロンドンにもいくつかアーケードが残されている。
西だとBurlington(バーリントン)を始めとして、
ピカデリー界隈にいくつか。
そして東は、唯一・・・といっていいのが、
このレドンホール・マーケット。
強いていえば、Smithfield Market
(スミスフィールド・マーケット)もそうだけれど、
そこは肉の卸売市場で、
あまり一般的なショッピング・モールの意味での
「アーケード」とは異なっている。

ここももともとは、狩猟肉や家禽類肉の市場だった。
なので肉を吊るすラックが、
通路に沿ってびっしり並ぶ。
これは現在でも保存されている。

現在は、レストラン、カフェ、
パブなどの飲食店が中心で、
アパレルショップ、文房具店なども入っている。

この界隈のシティで働くニューリッチ層を
ターゲットにして、そして、
ロケーションの雰囲気から、
トラッドなブランドが店を構える。

メインのアーケードは東西、南北に2本あって、
交差点の部分。
(正確に言うとT字型に交差した部分。)
19世紀後半らしい、賑々しい造り。
90年代初頭にオリジナル装飾を生かして、
きれいに修復された。

クローズアップで。

お店のファサード。

メインの通りの裏にも、狭いアーケードが繋がる。


限られた店舗の空間を活かすために、
上階へのアクセスは螺旋階段で。

メインの入口はGracechurch Streetに面していて、
こんな感じで(これは2016年11月の撮影)。
オランダ式ゲイブル(切妻)で飾られている。

これは、裏通りに面した入り口の一つ。

裏通りの、また別の入口。

クローズアップ。
ここで、内側から眺めてみると、

メタリックな構築物が。

このコントラストを成すのが、
ロンドンの保険会社ロイズの本社ビル、
Lloyd's Building(ロイズ・ビルディング)。

1881年建造のレドンホール・マーケットと、
その約100年後の1986年オープンのロイズ・ビル、
こんなに100年の装飾性の違いがあった時代は、
歴史上なかったんじゃないかな・・・
などと考えてしまう。

ロイズ・ビルの全容。
Richard Rogers(リチャード・ロジャース)設計のハイテク建築。

現代建築には、ほとんど興味ないのだけれど、
インダストリアル系の装飾性
(といっていいかどうか・・・笑)が好きなので、
こういうマトリクス/サイバー・パンクっぽい
建築はお気に入り。


しかし、実はこの建築、
時間が経つにつれて、メンテナンスが大変・・・
という話をどこかで読んだことがある。

ダクトやパイプのジョイントとか、
いろいろなところが風雨で痛みそうだし、
煤けてくるし・・・、自分が管理するなら、
こういうデザインは避けるな(笑)。
ちなみに、ビルの中はこんな風だそう。

前回のウォーキートーキーが
後ろにそびえる。

ガーキンが覗いている。
この界隈のロンドン散策、
次回も続きますよ。
Leadenhall Market(レドンホール・マーケット)
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Sky Garden, London(スカイ・ガーデン、ロンドン)
- 2021-07-17 Sat 20:09:02
- 場所
今回は、やはり去年の10月中頃の写真で、Sky Garden(スカイ・ガーデン)のイメージを。
ここは2014年に建てられた、シティ中心部の37階建て高層オフィスビル、通称「Walkie Talkie」(ウォーキートーキー=ハンディタイプのトランシーバーのこと)の最上階3階(35-37階)を吹き抜けにして作られた庭・・・というか、温室という方が近いかも。
全面ガラス張りで、ロンドンの眺望がひらけていて、中にはバー、レストラン、カフェが設けられている。訪れた時は2020年のロックダウン明けで、まだ規制がいろいろあって、カフェだけが営業していた。
ここ上がるだけなら無料なのだけれど、テロ対策とコロナ対策の両方で、事前にオンライン予約が必要。コロナ騒動以前でも、予約なし当日で入場できる人数には、制限があったと思う。
個人的には「食パン」と呼んでいて、なんともまぁ醜いビルを建てるもんだ・・・と呆れていたのだけれど、スカイ・ガーデン部分の写真を見て、俄然興味を持ち始めた。
標本箱では珍しい「現代モノ」の建築イメージを。

最寄りの駅はMonument(モニュメント)だけれど、
ウチからだとLondon Bridge(ロンドン・ブリッジ)駅で降りて、
ロンドン・ブリッジを渡って歩く。
橋の南側から見たウォーキートーキー。
このエモ言えずもっさりした、
頭でっかちフォルムが美意識に反する(笑)。
しかしこの最上階「もっさり」部分は、
ひとえに巨大温室を作るべく
設計されていたのだった。

入場時間前にエントランスで並ぶ。
で、コロナ対策の「トラック&トレースapp」で
チェックインしたか、ちゃんと検査される。
私がこの頃ウロウロ訪れていた中では、
一番鬱陶しいところだった。

エントランスの壁も植物で覆われている。
この後エレベーターに乗って、35階へ。

エレベーター・ホールから出たところはカフェ。
その上に突き出したところは、
この時はオープンしていなかったけれど、
レストランになっている。
ここからの日没と黄昏の眺めは素晴らしいそうで、
その時間帯はすぐに予約がいっぱいになる。
私が訪れたのは、この後街歩き撮影をするので、
なんにもおもしろくないお昼時、
その上天気が悪かったという・・・(笑)。

別のアングルで。
一人だし、私はカフェでまったりするタイプでないので、
写真だけ撮って、この写真の奥の階段を登ってみる。

植物たちがゴキゲンに育っている。

植え込みから6年経っているわけで、
あと5-6年すると、
もっとジャングルっぽくなったりするのかな・・・
などと想像する。

日陰の庭の管理人としては、
Fern(シダ類)が好きで、植え込まれている
子たちを観察していたのだけれど、
ここは気温がコントロールされている温室状態、
あんまり参考にはならないな・・・とも思う。

そこで、外の眺めに目を移す。
Tower Bridgeが見える。

このタワーブリッジって、タワー(塔)になっているから、
そう呼ばれると、かなり長い間思っていた。
実は、その北岸にあるTower of London(ロンドン塔)
に由来してるんだ・・・
と、気づいたのは比較的最近の話(笑)。
この橋がタワー型になったのは、
ここと少し上流のロンドン橋の間に
波止場があったので、大型船が出入りできるように、
跳開橋にせざるを得なかったからだそう。
現在でも帆船が航行するために、
時折開閉している。
(スケジュールは<このページ>に)

そして、そのロンドン塔。

タワーブリッジからやや北にはCanary Wharf
(カナリ―ウォーフ)のビル群。

階段を登りきって、カフェのあった南側からいうと
ちょうど裏の北側のテラスは、バーになっている。

ここも、この時はオープンしていない。



うちの庭も、これに近いシダっぷりになりつつある。

北の眺めは、激近に高層ビル群。
The Gherkin(ガーキン=酢漬けきゅうり)がのぞいている。
個人的には「タ◯ポン(女性生理用品)」とよんでいた(笑)。

最初、う~む・・・と思ったガーキンだけれど、
その後(ここも含めて)とりとめのないフォルムの
高層ビル群が林立するに及び、
今となってはガーキンが、
愛くるしいとさえ思える(笑)。

現代モノは好みじゃないけど、
撮影対象としては、フォトジェニック。

そしてこのビルも。

ディオラマ的な街並みの眺め。

今度は、西側の階段を降りていく。

西側には、セント・ポール大聖堂が見える。

クローズアップ。
右上にはBT tower。

一周りして、カフェのテラスに降りてきたところで、
また植物観察。


最後に、南面にだけ開かれた屋外テラスへ。

ランドマークな建造物には、
ステッカーでお知らせが貼ってある。
シャードとその手前にロンドンブリッジの駅。

このテムズ南岸はずっと遊歩道になっていて、
このあたりに来ると、よく散策している。

この日の最後に、その遊歩道から眺めた
ウォーキートーキー・ビル。
Sky Garden(スカイ・ガーデン)
Map:
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ここは2014年に建てられた、シティ中心部の37階建て高層オフィスビル、通称「Walkie Talkie」(ウォーキートーキー=ハンディタイプのトランシーバーのこと)の最上階3階(35-37階)を吹き抜けにして作られた庭・・・というか、温室という方が近いかも。
全面ガラス張りで、ロンドンの眺望がひらけていて、中にはバー、レストラン、カフェが設けられている。訪れた時は2020年のロックダウン明けで、まだ規制がいろいろあって、カフェだけが営業していた。
ここ上がるだけなら無料なのだけれど、テロ対策とコロナ対策の両方で、事前にオンライン予約が必要。コロナ騒動以前でも、予約なし当日で入場できる人数には、制限があったと思う。
個人的には「食パン」と呼んでいて、なんともまぁ醜いビルを建てるもんだ・・・と呆れていたのだけれど、スカイ・ガーデン部分の写真を見て、俄然興味を持ち始めた。
標本箱では珍しい「現代モノ」の建築イメージを。

最寄りの駅はMonument(モニュメント)だけれど、
ウチからだとLondon Bridge(ロンドン・ブリッジ)駅で降りて、
ロンドン・ブリッジを渡って歩く。
橋の南側から見たウォーキートーキー。
このエモ言えずもっさりした、
頭でっかちフォルムが美意識に反する(笑)。
しかしこの最上階「もっさり」部分は、
ひとえに巨大温室を作るべく
設計されていたのだった。

入場時間前にエントランスで並ぶ。
で、コロナ対策の「トラック&トレースapp」で
チェックインしたか、ちゃんと検査される。
私がこの頃ウロウロ訪れていた中では、
一番鬱陶しいところだった。

エントランスの壁も植物で覆われている。
この後エレベーターに乗って、35階へ。

エレベーター・ホールから出たところはカフェ。
その上に突き出したところは、
この時はオープンしていなかったけれど、
レストランになっている。
ここからの日没と黄昏の眺めは素晴らしいそうで、
その時間帯はすぐに予約がいっぱいになる。
私が訪れたのは、この後街歩き撮影をするので、
なんにもおもしろくないお昼時、
その上天気が悪かったという・・・(笑)。

別のアングルで。
一人だし、私はカフェでまったりするタイプでないので、
写真だけ撮って、この写真の奥の階段を登ってみる。

植物たちがゴキゲンに育っている。

植え込みから6年経っているわけで、
あと5-6年すると、
もっとジャングルっぽくなったりするのかな・・・
などと想像する。

日陰の庭の管理人としては、
Fern(シダ類)が好きで、植え込まれている
子たちを観察していたのだけれど、
ここは気温がコントロールされている温室状態、
あんまり参考にはならないな・・・とも思う。

そこで、外の眺めに目を移す。
Tower Bridgeが見える。

このタワーブリッジって、タワー(塔)になっているから、
そう呼ばれると、かなり長い間思っていた。
実は、その北岸にあるTower of London(ロンドン塔)
に由来してるんだ・・・
と、気づいたのは比較的最近の話(笑)。
この橋がタワー型になったのは、
ここと少し上流のロンドン橋の間に
波止場があったので、大型船が出入りできるように、
跳開橋にせざるを得なかったからだそう。
現在でも帆船が航行するために、
時折開閉している。
(スケジュールは<このページ>に)

そして、そのロンドン塔。

タワーブリッジからやや北にはCanary Wharf
(カナリ―ウォーフ)のビル群。

階段を登りきって、カフェのあった南側からいうと
ちょうど裏の北側のテラスは、バーになっている。

ここも、この時はオープンしていない。



うちの庭も、これに近いシダっぷりになりつつある。

北の眺めは、激近に高層ビル群。
The Gherkin(ガーキン=酢漬けきゅうり)がのぞいている。
個人的には「タ◯ポン(女性生理用品)」とよんでいた(笑)。

最初、う~む・・・と思ったガーキンだけれど、
その後(ここも含めて)とりとめのないフォルムの
高層ビル群が林立するに及び、
今となってはガーキンが、
愛くるしいとさえ思える(笑)。

現代モノは好みじゃないけど、
撮影対象としては、フォトジェニック。

そしてこのビルも。

ディオラマ的な街並みの眺め。

今度は、西側の階段を降りていく。

西側には、セント・ポール大聖堂が見える。

クローズアップ。
右上にはBT tower。

一周りして、カフェのテラスに降りてきたところで、
また植物観察。


最後に、南面にだけ開かれた屋外テラスへ。

ランドマークな建造物には、
ステッカーでお知らせが貼ってある。
シャードとその手前にロンドンブリッジの駅。

このテムズ南岸はずっと遊歩道になっていて、
このあたりに来ると、よく散策している。

この日の最後に、その遊歩道から眺めた
ウォーキートーキー・ビル。
Sky Garden(スカイ・ガーデン)
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St Bartholomew the Great (セント・バーソロミュー・ザ・グレート教会)再び -2-
- 2021-07-12 Mon 19:23:56
- 場所
今回も引き続きSt Bartholomew the Great (セント・バーソロミュー・ザ・グレート教会)のイメージを。

今回は教会の壁に設けられた墓標から。
16-17世紀のもの。





メタルのスクリーンで隔てられた奥は、

The Lady Chapel(聖母のチャペル)と呼ばれる。

祭壇画は、現代のスペインの画家、
Alfredo Roldán(アルフレド・ロルダン)の聖母子。

メタルのスクリーンが美しい。



そしてまた、墓標。

MDCLXXVIIと読めるので、1677年のもの。

これはベンチの背のレリーフ。
裏はとってないけど16世紀かな?

上階部は後年(16世紀ごろかな?)に
増築されているので、窓がゴシック様式。

(公開されていない)上階部への階段。

金ピカの彫像は(個人的に好みじゃないけど)、
Damien Hirst(デミアン・ハースト)の「Exquisite Pain」。
中世の聖人画でも、
固有の殉教処刑を象徴するモノとともに描かれるのが伝統。
聖バーソロミューは
生皮を剥がれて処刑されたので、
生皮と描かれる・・・という伝統に
一応則っている。
いずれにせよグロいですね(笑)。

このゴシック窓に面した一角は、
通常ならカフェとして使われているエリア。
この時は、コロナ拡散防止の制限で、
カフェはオープンしていなかった時期だった。

エントランスの・・・、

重厚なドア。

この外観は、前回の
メインエントランス側の外観とはまた別の、
北側エントランス。
メインエントランスはこれを右に回ったところにある。


その北側のCloth Fair(クロス・フェア)通りからの外観。
St Bartholomew the Great
(セント・バーソロミュー・ザ・グレート教会)
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今回は教会の壁に設けられた墓標から。
16-17世紀のもの。





メタルのスクリーンで隔てられた奥は、

The Lady Chapel(聖母のチャペル)と呼ばれる。

祭壇画は、現代のスペインの画家、
Alfredo Roldán(アルフレド・ロルダン)の聖母子。

メタルのスクリーンが美しい。



そしてまた、墓標。

MDCLXXVIIと読めるので、1677年のもの。

これはベンチの背のレリーフ。
裏はとってないけど16世紀かな?

上階部は後年(16世紀ごろかな?)に
増築されているので、窓がゴシック様式。

(公開されていない)上階部への階段。

金ピカの彫像は(個人的に好みじゃないけど)、
Damien Hirst(デミアン・ハースト)の「Exquisite Pain」。
中世の聖人画でも、
固有の殉教処刑を象徴するモノとともに描かれるのが伝統。
聖バーソロミューは
生皮を剥がれて処刑されたので、
生皮と描かれる・・・という伝統に
一応則っている。
いずれにせよグロいですね(笑)。

このゴシック窓に面した一角は、
通常ならカフェとして使われているエリア。
この時は、コロナ拡散防止の制限で、
カフェはオープンしていなかった時期だった。

エントランスの・・・、

重厚なドア。

この外観は、前回の
メインエントランス側の外観とはまた別の、
北側エントランス。
メインエントランスはこれを右に回ったところにある。


その北側のCloth Fair(クロス・フェア)通りからの外観。
St Bartholomew the Great
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St Bartholomew the Great (セント・バーソロミュー・ザ・グレート教会)再び -1-
- 2021-07-03 Sat 20:05:04
- 場所
今回から、ロンドン市内に残された、中世の修道院教会St Bartholomew the Great (セント・バーソロミュー・ザ・グレート教会)のイメージを。
実はここは10年以上前に、標本箱に詰め込んだことがある<このページ>。
教会の背景など、買ってきたブックレットを見ながら、マメに書いてるなと感心(笑)、なので、解説は全部以前の標本箱に丸投げしてしまって、今回は写真のみ。
昨年の10月に新しいカメラボディのテストに、どこか暗い屋内のインテリアで・・・とか考えていたら、この教会のことを思い出して再訪してみたのだった。

前回の標本箱で外観を借り物写真にしたら、
もうおおもとの写真が消されてしまっていて、
どうしようもない。
今回はちゃんといくつか撮った。

角石を組んだ間にフリント石を
詰め込んだ建築方法は、
中世初期のノルマン様式の典型。
レンガで造られた部分は後の増築かと。
メインのエントランス。

中に入る前に、テューダー期の木造ゲートハウスを。
これは裏側から。

これが表側で、古色蒼然。

正面祭壇を見たところ。
先の尖っていない、丸いアーチが
ノルマン様式(イギリスでの呼び方で、
大陸側ではロマネスク様式ということになる)
の典型。これで、ここが
中世初期に建造されたということがわかる。
(後期になると先の尖ったアーチの
ゴシック様式に変遷していく。)

ただただ写真を並べて、
雰囲気を味わっていただくことに。



エントランスの近くにある、フォント(聖水盤)。

イコンの飾られたチャペル、

の、ステンドグラスは、
このチャペルを寄進した一族の紋章かと。

16世紀の墓標。

クローズアップ。


15世紀に再建造された、
創設者ラヘア修道院長の墓標。
これが後期中世ゴシック様式の典型。


クローズアップ。


後ろを振り返ると、パイプオルガン。

ボルトン修道院長の窓。





次回も続きますよ。
St Bartholomew the Great
(セント・バーソロミュー・ザ・グレート教会)
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実はここは10年以上前に、標本箱に詰め込んだことがある<このページ>。
教会の背景など、買ってきたブックレットを見ながら、マメに書いてるなと感心(笑)、なので、解説は全部以前の標本箱に丸投げしてしまって、今回は写真のみ。
昨年の10月に新しいカメラボディのテストに、どこか暗い屋内のインテリアで・・・とか考えていたら、この教会のことを思い出して再訪してみたのだった。

前回の標本箱で外観を借り物写真にしたら、
もうおおもとの写真が消されてしまっていて、
どうしようもない。
今回はちゃんといくつか撮った。

角石を組んだ間にフリント石を
詰め込んだ建築方法は、
中世初期のノルマン様式の典型。
レンガで造られた部分は後の増築かと。
メインのエントランス。

中に入る前に、テューダー期の木造ゲートハウスを。
これは裏側から。

これが表側で、古色蒼然。

正面祭壇を見たところ。
先の尖っていない、丸いアーチが
ノルマン様式(イギリスでの呼び方で、
大陸側ではロマネスク様式ということになる)
の典型。これで、ここが
中世初期に建造されたということがわかる。
(後期になると先の尖ったアーチの
ゴシック様式に変遷していく。)

ただただ写真を並べて、
雰囲気を味わっていただくことに。



エントランスの近くにある、フォント(聖水盤)。

イコンの飾られたチャペル、

の、ステンドグラスは、
このチャペルを寄進した一族の紋章かと。

16世紀の墓標。

クローズアップ。


15世紀に再建造された、
創設者ラヘア修道院長の墓標。
これが後期中世ゴシック様式の典型。


クローズアップ。


後ろを振り返ると、パイプオルガン。

ボルトン修道院長の窓。





次回も続きますよ。
St Bartholomew the Great
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Fitzrovia Chapel, London (フィッロヴィア・チャペル、ロンドン)
- 2021-05-10 Mon 20:00:00
- 場所
今回は、ロンドンの中心部、地下鉄Goodge Street(グッジ・ストリート)から歩いて4分程度のところにある、チャペルのイメージを。
このFitzrovia Chapel (フィッロヴィア・チャペルチャペル)、前回の「無原罪の御宿りの教会」同様に、観光という点ではほとんど知られていない、ちょっと「知る人ぞ知る」的チャペル。もともとは、この場所にあったMiddlesex Hospital(ミドルセックス病院)の付属チャペルとして、1891-92年に建造されたもの。
ゴシック・リヴァイヴァル建築家、John Loughborough Pearson(ジョン・ロウボロー・ピアソン)設計のゴシック・リヴァイヴァル・・・なんだけれども、正確にいうと「ビザンティン・リヴァイヴァル」といえる、つまり・・・、モザイクでキンキラキンのチャペル。
病院の方は他の大学施設に統合されて、2005年には未使用になり、敷地は開発デベロッパー会社に売却され、現在は新たな商業・居住ビルが建造されている。このチャペルは、Grade II(保存建造物指定II)がかかっているので、無事手つかずで、というか、きれいに修復されて、残されている。なので、コンテンポラリーなビルの中庭的空間に、ぽつんと残されていて、アプローチがなかなかシュールな印象。
写真は昨年10月初旬に訪れたときのもの。現在はコロナ・ロックダウンでクローズ中。
5月17日からミュージアム等がオープンになるので、ここも同時にオープンされることかと。オープン日(無料)は水曜日のみ。

無機質なビルの間のパッセージ。
知らなければ、わざわざ
ここを入っていこうとは思わないところ。

その中にぽつんとレンガ造りの建物が残されている。

入り口を入ると、まず、出資者や
関連協力者を記した大理石パネルが壁を覆う。

親子2代でこのチャペルを設計監修した、
建築家ロウボロー・ピアソン親子のパネルも。
そしてこの間仕切りアーチの奥が・・・、

大理石と、キンキラキンのモザイク天井の
このチャペル。

これで、「ふわぁ~」と、ため息が出る・・・(笑)。

エントランス部分を振り返ったヴュー。
上部にはパイプオルガンが設置されている。

天のいと高きところには神に栄光あれ、
地には平和と善意あれ・・・
というラテン句がモザイクで描かれている
オルガンのアーチ。

フォント(聖水盤)のある一角。

ドーム天井のモザイク部分。
クロスを中央に、In Hoc - Signo(この、御印)
と記されたスロールを持つ天使たち。

フラットな線描を最小限にして、
写実的になっているのが19世紀的。
オリジナル・ビザンツのモザイクは<こんな風>。

吊り下げられているライトも、ビザンティン風。
t>

モザイクのディティール。


ステンドグラスは19世紀的というか、
ラファエル前派的な表現。

色大理石のコンビネーション、
金モザイクと相まって、とても装飾的。


聖ペテロと聖パウロのステンドグラス。


大理石彫りのディティールも、
典型的なビザンティン様式。

主祭壇の右に作られた、
壁龕の棚・・・とでもいえばいいのか・・・。
モザイクと大理石の組み合わせが華麗。

同じくモザイクと
大理石の組み合わせの主祭壇。

もう一度主祭壇のヴューを。

最後にビルの中庭に残された、
チャペルの外観を。
Fitzrovia Chapel
(フィッロヴィア・チャペル)
map:
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このFitzrovia Chapel (フィッロヴィア・チャペルチャペル)、前回の「無原罪の御宿りの教会」同様に、観光という点ではほとんど知られていない、ちょっと「知る人ぞ知る」的チャペル。もともとは、この場所にあったMiddlesex Hospital(ミドルセックス病院)の付属チャペルとして、1891-92年に建造されたもの。
ゴシック・リヴァイヴァル建築家、John Loughborough Pearson(ジョン・ロウボロー・ピアソン)設計のゴシック・リヴァイヴァル・・・なんだけれども、正確にいうと「ビザンティン・リヴァイヴァル」といえる、つまり・・・、モザイクでキンキラキンのチャペル。
病院の方は他の大学施設に統合されて、2005年には未使用になり、敷地は開発デベロッパー会社に売却され、現在は新たな商業・居住ビルが建造されている。このチャペルは、Grade II(保存建造物指定II)がかかっているので、無事手つかずで、というか、きれいに修復されて、残されている。なので、コンテンポラリーなビルの中庭的空間に、ぽつんと残されていて、アプローチがなかなかシュールな印象。
写真は昨年10月初旬に訪れたときのもの。現在はコロナ・ロックダウンでクローズ中。
5月17日からミュージアム等がオープンになるので、ここも同時にオープンされることかと。オープン日(無料)は水曜日のみ。

無機質なビルの間のパッセージ。
知らなければ、わざわざ
ここを入っていこうとは思わないところ。

その中にぽつんとレンガ造りの建物が残されている。

入り口を入ると、まず、出資者や
関連協力者を記した大理石パネルが壁を覆う。

親子2代でこのチャペルを設計監修した、
建築家ロウボロー・ピアソン親子のパネルも。
そしてこの間仕切りアーチの奥が・・・、

大理石と、キンキラキンのモザイク天井の
このチャペル。

これで、「ふわぁ~」と、ため息が出る・・・(笑)。

エントランス部分を振り返ったヴュー。
上部にはパイプオルガンが設置されている。

天のいと高きところには神に栄光あれ、
地には平和と善意あれ・・・
というラテン句がモザイクで描かれている
オルガンのアーチ。

フォント(聖水盤)のある一角。

ドーム天井のモザイク部分。
クロスを中央に、In Hoc - Signo(この、御印)
と記されたスロールを持つ天使たち。

フラットな線描を最小限にして、
写実的になっているのが19世紀的。
オリジナル・ビザンツのモザイクは<こんな風>。

吊り下げられているライトも、ビザンティン風。


モザイクのディティール。


ステンドグラスは19世紀的というか、
ラファエル前派的な表現。

色大理石のコンビネーション、
金モザイクと相まって、とても装飾的。


聖ペテロと聖パウロのステンドグラス。


大理石彫りのディティールも、
典型的なビザンティン様式。

主祭壇の右に作られた、
壁龕の棚・・・とでもいえばいいのか・・・。
モザイクと大理石の組み合わせが華麗。

同じくモザイクと
大理石の組み合わせの主祭壇。

もう一度主祭壇のヴューを。

最後にビルの中庭に残された、
チャペルの外観を。
Fitzrovia Chapel
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Church of the Immaculate Conception, London (無原罪の御宿りの教会、ロンドン) ‐2-
- 2021-05-04 Tue 09:00:00
- 場所
今回も、このロンドン・メイフェアにある、19世紀ゴシック・リヴァイヴァルの秀麗な教会、Church of the Immaculate Conception (無原罪の御宿りの教会)のイメージの続編を。

エントランスの右側にある、
サイドチャペルの一つで、
Lourdes Chapel(ルルド・チャペル)。

ここも大理石彫刻が美しい。



主祭壇の左のサイド・チャペル、
St Ignatius Chapel(聖イグナティオ・チャペル)
イエズス会の創立者の1人で初代総長だった人物。
聖ザビエルとも同僚だった。
このチャペル祭壇も、見事な大理石彫刻。

透明感のある蝋石のような石を彫っている・・・
と、思われる。
いままで見たことのない素材。
柔らかくて彫りやすいのだろうけれど、
立体的な表現が半端ない・・・。

石の素材のコントラストが美しい。

このチャペルの一角にある、黒い聖母子は、
12世紀後期に制作されたと考えられている、
Virgin of Montserrat(モンセラートの聖母)のコピー版だそう。

その隣にあたるSeven Dolours Chapel
(悲しみの聖母のチャペル)

悲しみの聖母(七つの嘆きの聖母)の図像は、
7つの剣で心臓を刺されたもの。
19世紀のエレガントな彫像。

ゴシック・アーチの奥にに見えるのは・・・、

チャーミングなデッラ・ロッビア(多分ね)。

これまた秀麗な「受胎告知」の大理石レリーフは、
St Stanislaus Chapel(聖スタニスラス・チャペル)
の主祭壇。
聖スタニスラスは「シュツェパノフのスタニスラウス」
の方ではなくて、
イエズス会の聖人「スタニスワフ・コストカ」の方かと。

その祭壇の装飾パネル。

その隣は、Martyrs Chapel(殉教者のチャペル)。
メインの彫像は、トマス・モア。
20世紀に列聖されて聖トマス・モアだそうで、
それは知らなかったな。

殉教した聖人を描く場合は、
処刑内容をを象徴する図像が組み合わされる。
トマス・モアは斬首だったので、斧が・・・。

そのまた隣の、Calvery Chapel
(カルヴァリー・チャペル=ゴルゴタの丘・チャペル)
の透かし彫りの天井。
エントランス上部のローズウィンドウと
パイプオルガンの部分を撮影し忘れていたので、
Wikiからの借り物写真で。

最後にもう一度、身廊をふりかえって。
Church of the Immaculate Conception
(無原罪の御宿りの教会)
Map:
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エントランスの右側にある、
サイドチャペルの一つで、
Lourdes Chapel(ルルド・チャペル)。

ここも大理石彫刻が美しい。



主祭壇の左のサイド・チャペル、
St Ignatius Chapel(聖イグナティオ・チャペル)
イエズス会の創立者の1人で初代総長だった人物。
聖ザビエルとも同僚だった。
このチャペル祭壇も、見事な大理石彫刻。

透明感のある蝋石のような石を彫っている・・・
と、思われる。
いままで見たことのない素材。
柔らかくて彫りやすいのだろうけれど、
立体的な表現が半端ない・・・。

石の素材のコントラストが美しい。

このチャペルの一角にある、黒い聖母子は、
12世紀後期に制作されたと考えられている、
Virgin of Montserrat(モンセラートの聖母)のコピー版だそう。

その隣にあたるSeven Dolours Chapel
(悲しみの聖母のチャペル)

悲しみの聖母(七つの嘆きの聖母)の図像は、
7つの剣で心臓を刺されたもの。
19世紀のエレガントな彫像。

ゴシック・アーチの奥にに見えるのは・・・、

チャーミングなデッラ・ロッビア(多分ね)。

これまた秀麗な「受胎告知」の大理石レリーフは、
St Stanislaus Chapel(聖スタニスラス・チャペル)
の主祭壇。
聖スタニスラスは「シュツェパノフのスタニスラウス」
の方ではなくて、
イエズス会の聖人「スタニスワフ・コストカ」の方かと。

その祭壇の装飾パネル。

その隣は、Martyrs Chapel(殉教者のチャペル)。
メインの彫像は、トマス・モア。
20世紀に列聖されて聖トマス・モアだそうで、
それは知らなかったな。

殉教した聖人を描く場合は、
処刑内容をを象徴する図像が組み合わされる。
トマス・モアは斬首だったので、斧が・・・。

そのまた隣の、Calvery Chapel
(カルヴァリー・チャペル=ゴルゴタの丘・チャペル)
の透かし彫りの天井。
By <a href="//commons.wikimedia.org/wiki/User:Diliff" title="User:Diliff">Diliff</a> - <span class="int-own-work" lang="en">Own work</span>, CC BY-SA 3.0, Link
エントランス上部のローズウィンドウと
パイプオルガンの部分を撮影し忘れていたので、
Wikiからの借り物写真で。

最後にもう一度、身廊をふりかえって。
Church of the Immaculate Conception
(無原罪の御宿りの教会)
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Church of the Immaculate Conception, London (無原罪の御宿りの教会、ロンドン) ‐1-
- 2021-04-29 Thu 17:15:36
- 場所
今回は、ロンドン市内のポッシュ(高級)なエリア、Mayfair(メイフェア)にある教会のイメージを。
カトリック教会で、19世紀中頃にJesuit(ジェスイット=イエズス会)によって建造されたもの。
もともとの財力のためかと思うのだけれど、イエズス会の教会はコンチネント(ヨーロッパ大陸)でも、華麗で装飾的。訪れた先の街で、イエズス会の教会があれば、見に行くようにしている。
このジェスイット会、汎ヨーロッパ的組織で、教皇に忠誠を誓っているので、18世紀ヨーロッパのナショナリズムには反していて、弾圧されるのだけれど、再び19世紀初期に復興が許可されてから、一段と勢力を増してきた。
この教会もちょうどその頃、1840年に建造されたものなので、ゴシック・リヴァイヴァルの端的な美意識を集約した形で作られているのだった。現在は、メイフェアの地区教会として機能している。
写真はすべて、2020年10月に訪れたときのもの。

正面エントランス。
ゴシック(リヴァイヴァル)ローズ・ウィンドウが華やか。

エントランスから主祭壇へのヴュー。

主祭壇上のステンドグラス。

クローズアップ。
Immaculate Conception (無原罪の御宿り)図像の、
聖母子が中心に描かれている。
この「無原罪の御宿り」の図像は、
通常は聖母子ではなくて、マリア像で、
白いチュニックにブルーのローヴ、
頭上に12の星が連なった冠を頂き、
太陽を背後に(光のビームに囲まれている)、
月(と蛇の場合も)を足下に踏む姿で描かれる。

この壁画の図像も、無原罪の御宿り。

主祭壇は、Pugin(ピュージン)のデザイン。

その後ろのモザイク画の「受胎告知」と、

「聖母戴冠」。

華麗で濃厚なゴシック・リヴァイヴァル様式の典型。

カトリック教会なので、壁面にStations of the Cross
(十字架の道行き)の図像が掲げられている。

主祭壇脇の聖母像。
19世紀的な写実性と華やかさで彩られている。

その上のタワー状の天蓋飾り。

イエズス会の教会だったため、
聖ザビエルが描かれている。
インドから中国への布教の途中に、
中国南岸の島で病没している。
列聖された聖人さんだったとは知らなかったな・・・。

サイドチャペルの一つ。

主祭壇の右に接するサイドチャペル、
Sacred Heart Chapel(聖心チャペル)は
大理石彫刻がとりわけ美しい。




その聖心チャペル祭壇。

その上の天使像。
と、いうところで、次回も続きます。
Church of the Immaculate Conception
(無原罪の御宿りの教会)
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カトリック教会で、19世紀中頃にJesuit(ジェスイット=イエズス会)によって建造されたもの。
もともとの財力のためかと思うのだけれど、イエズス会の教会はコンチネント(ヨーロッパ大陸)でも、華麗で装飾的。訪れた先の街で、イエズス会の教会があれば、見に行くようにしている。
このジェスイット会、汎ヨーロッパ的組織で、教皇に忠誠を誓っているので、18世紀ヨーロッパのナショナリズムには反していて、弾圧されるのだけれど、再び19世紀初期に復興が許可されてから、一段と勢力を増してきた。
この教会もちょうどその頃、1840年に建造されたものなので、ゴシック・リヴァイヴァルの端的な美意識を集約した形で作られているのだった。現在は、メイフェアの地区教会として機能している。
写真はすべて、2020年10月に訪れたときのもの。

正面エントランス。
ゴシック(リヴァイヴァル)ローズ・ウィンドウが華やか。

エントランスから主祭壇へのヴュー。

主祭壇上のステンドグラス。

クローズアップ。
Immaculate Conception (無原罪の御宿り)図像の、
聖母子が中心に描かれている。
この「無原罪の御宿り」の図像は、
通常は聖母子ではなくて、マリア像で、
白いチュニックにブルーのローヴ、
頭上に12の星が連なった冠を頂き、
太陽を背後に(光のビームに囲まれている)、
月(と蛇の場合も)を足下に踏む姿で描かれる。

この壁画の図像も、無原罪の御宿り。

主祭壇は、Pugin(ピュージン)のデザイン。

その後ろのモザイク画の「受胎告知」と、

「聖母戴冠」。

華麗で濃厚なゴシック・リヴァイヴァル様式の典型。

カトリック教会なので、壁面にStations of the Cross
(十字架の道行き)の図像が掲げられている。

主祭壇脇の聖母像。
19世紀的な写実性と華やかさで彩られている。

その上のタワー状の天蓋飾り。

イエズス会の教会だったため、
聖ザビエルが描かれている。
インドから中国への布教の途中に、
中国南岸の島で病没している。
列聖された聖人さんだったとは知らなかったな・・・。

サイドチャペルの一つ。

主祭壇の右に接するサイドチャペル、
Sacred Heart Chapel(聖心チャペル)は
大理石彫刻がとりわけ美しい。




その聖心チャペル祭壇。

その上の天使像。
と、いうところで、次回も続きます。
Church of the Immaculate Conception
(無原罪の御宿りの教会)
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Church of St Nicholas, Thames Ditton(聖ニコラス教会、テムズ・ディトン)
- 2021-04-05 Mon 18:01:35
- 場所
ずいぶん暖かくなったかと思ったら、また今週は夜が氷点下で、昼も10℃以下の冬日に逆戻り。
もう夏時間になって、日差しはすっかり春・・・なんだけども、北ヨーロッパはそうそうすんなりと暖かくなってはくれない。
日差しにつられて、ガーデンセンターに出かけては、苗を買ってきて地植えしては・・・霜で死なせてしまうんだな・・・。
そんなわけで、4月半ばに気温が本格的に暖かく安定するまで、ハーディーじゃない子達は、ビニール温室でスタンバイさせているのだった。
さて今回は、ウチSurbiton(サービトン)の隣町、Thames Ditton(テームズ・ディトン)にある教会のイメージを。
Church of St Nicholas(聖ニコラス教会)という小さな教会なのだけれど、12世紀まで歴史を遡ることができるというノルマン様式の教会で、中世以来の歴史的建築/装飾も保存されていて興味深いところ。
歩いて30分程度のところにあるので、散歩ついでにときどき立ち寄っている。
今回の写真は、2019年5月撮影のもの。

チャーチ・ヤードの墓地と教会。
角石を組んで、その間をフリント石で
埋めていくのは典型的なノルマン様式。
その上の白いウェザーボード張りと、
トンガリ屋根は、もっと後に(19世紀頃かな)
付け加えられたもの。

エントランスは建物の横に設けられている。

エントランスから入ったところの眺め。
真ん中が中世由来の部分で、
その奥(北側)に14-15世紀に、
手前(南側)に19世紀にチャペルが付け足されて、
現在のこの3つの区画に分かれた構造になった。

その中央の部分。
一番手前に写っているのはFont(フォント=洗礼盤)で、
12世紀初期のもの。

反対側から見たところ。
その奥の部分がベルタワー。
最初の外観の写真で手前に写っているタワー部分。
下がっている青と黄色のロープは、
手動式の鐘を引くためのもの。
複数の鐘が16世紀に記録されているけれど、
現在の6つの鐘に増やされたのは18世紀のこと。
風向きによっては、ここの鐘の音が、
ウチの庭にも聞こえてくる。

中央の梁の上に掲げられた、11枚のオーク板に描かれた
テンペラ画は「最後の審判」を描いたもので、16世紀のもの。
この絵が描かれる40年ぐらい前に、ヘンリー8世の
英国教会の分離が起きているわけで、
その頃のカトリック装飾破壊を逃れた数少ない例。
というか、20世紀に別のペイントが施された板の下から、
再発見されたものなのだそう。
中世の教会は、壁全体がカラフルな板絵装飾で
埋め尽くされていたのだった。

その奥のChancel(チャンセル=内陣)部分。
壁の一部は12世紀に遡るそうだけれど、
ステンドグラスは新しい。
19世紀の修復時のものかと。

その左側の14世紀に増築されたチャペル部分。
スクリーン(間仕切り)は、14世紀かどうか知らないけれど、
古風な味わい。

ここもステンドグラスは、
全体に新しい19世紀(?)のもの。

オリジナルのチャンセルとの間にある、
ゴシックな石造構築物・・・は、
中世のConfessional(告解室)じゃないかな。
チャンセルの壁に沿って設けられていたのが、
その先に増築されたので、間仕切りみたいになって、
残されている・・・んじゃないかと、
これは想像だけど。

別の角度で。

引きで見たところ。
右側の柱部分に、16世紀のMonumental brass
(真鍮記念板・・・とでも訳せばいいのかな?)
が収められている。

こんなもの。
これは、ここでは2番目に古くて、
一番古いのは、Erasmus Forde(エラスムス・フォード)のブラス
と呼ばれているもの。上のものより1年古い。
全体像を撮っていないので借り物写真。

その昔にこんなクローズアップしか撮ってないし(笑)。

その14世紀の増築部分・・・の手前は
15世紀の増築部分だそうで、
そこにBox Pew
(升席状態になった教会の座席区画)
が残っている。
元々はドアが付けられていて、
一家族で一区画を借り上げていたもの。
19世紀以降そのシステムがなくなって、
大半がベンチに置き換えられている。

エントランスと繋がった、
右側の増築部分は19世紀のもの。
Nave(ネーヴ=身廊)との間にあるのは、
pulpit(パルピット=講壇)。
これも19世紀ゴシック・リヴァイヴァルな感じ。

19世紀増築のチャペル部分天井。
木造梁をむき出した形で、
一番古いように見えるのに、一番新しいという・・・。

最後はヴィデオで。
パイプオルガンの練習中だったので、
BGM付きですよ。
Church of St Nicholas, Thames Ditton
(聖ニコラス教会、テムズ・ディトン)
Map:
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もう夏時間になって、日差しはすっかり春・・・なんだけども、北ヨーロッパはそうそうすんなりと暖かくなってはくれない。
日差しにつられて、ガーデンセンターに出かけては、苗を買ってきて地植えしては・・・霜で死なせてしまうんだな・・・。
そんなわけで、4月半ばに気温が本格的に暖かく安定するまで、ハーディーじゃない子達は、ビニール温室でスタンバイさせているのだった。
さて今回は、ウチSurbiton(サービトン)の隣町、Thames Ditton(テームズ・ディトン)にある教会のイメージを。
Church of St Nicholas(聖ニコラス教会)という小さな教会なのだけれど、12世紀まで歴史を遡ることができるというノルマン様式の教会で、中世以来の歴史的建築/装飾も保存されていて興味深いところ。
歩いて30分程度のところにあるので、散歩ついでにときどき立ち寄っている。
今回の写真は、2019年5月撮影のもの。

チャーチ・ヤードの墓地と教会。
角石を組んで、その間をフリント石で
埋めていくのは典型的なノルマン様式。
その上の白いウェザーボード張りと、
トンガリ屋根は、もっと後に(19世紀頃かな)
付け加えられたもの。

エントランスは建物の横に設けられている。

エントランスから入ったところの眺め。
真ん中が中世由来の部分で、
その奥(北側)に14-15世紀に、
手前(南側)に19世紀にチャペルが付け足されて、
現在のこの3つの区画に分かれた構造になった。

その中央の部分。
一番手前に写っているのはFont(フォント=洗礼盤)で、
12世紀初期のもの。

反対側から見たところ。
その奥の部分がベルタワー。
最初の外観の写真で手前に写っているタワー部分。
下がっている青と黄色のロープは、
手動式の鐘を引くためのもの。
複数の鐘が16世紀に記録されているけれど、
現在の6つの鐘に増やされたのは18世紀のこと。
風向きによっては、ここの鐘の音が、
ウチの庭にも聞こえてくる。

中央の梁の上に掲げられた、11枚のオーク板に描かれた
テンペラ画は「最後の審判」を描いたもので、16世紀のもの。
この絵が描かれる40年ぐらい前に、ヘンリー8世の
英国教会の分離が起きているわけで、
その頃のカトリック装飾破壊を逃れた数少ない例。
というか、20世紀に別のペイントが施された板の下から、
再発見されたものなのだそう。
中世の教会は、壁全体がカラフルな板絵装飾で
埋め尽くされていたのだった。

その奥のChancel(チャンセル=内陣)部分。
壁の一部は12世紀に遡るそうだけれど、
ステンドグラスは新しい。
19世紀の修復時のものかと。

その左側の14世紀に増築されたチャペル部分。
スクリーン(間仕切り)は、14世紀かどうか知らないけれど、
古風な味わい。

ここもステンドグラスは、
全体に新しい19世紀(?)のもの。

オリジナルのチャンセルとの間にある、
ゴシックな石造構築物・・・は、
中世のConfessional(告解室)じゃないかな。
チャンセルの壁に沿って設けられていたのが、
その先に増築されたので、間仕切りみたいになって、
残されている・・・んじゃないかと、
これは想像だけど。

別の角度で。

引きで見たところ。
右側の柱部分に、16世紀のMonumental brass
(真鍮記念板・・・とでも訳せばいいのかな?)
が収められている。

こんなもの。
これは、ここでは2番目に古くて、
一番古いのは、Erasmus Forde(エラスムス・フォード)のブラス
と呼ばれているもの。上のものより1年古い。
Public Domain, Link
全体像を撮っていないので借り物写真。

その昔にこんなクローズアップしか撮ってないし(笑)。

その14世紀の増築部分・・・の手前は
15世紀の増築部分だそうで、
そこにBox Pew
(升席状態になった教会の座席区画)
が残っている。
元々はドアが付けられていて、
一家族で一区画を借り上げていたもの。
19世紀以降そのシステムがなくなって、
大半がベンチに置き換えられている。

エントランスと繋がった、
右側の増築部分は19世紀のもの。
Nave(ネーヴ=身廊)との間にあるのは、
pulpit(パルピット=講壇)。
これも19世紀ゴシック・リヴァイヴァルな感じ。

19世紀増築のチャペル部分天井。
木造梁をむき出した形で、
一番古いように見えるのに、一番新しいという・・・。

最後はヴィデオで。
パイプオルガンの練習中だったので、
BGM付きですよ。
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Lido Island、Venice (リド島、ヴェニス)
- 2020-11-14 Sat 16:23:37
- 場所
標本箱を更新しているということは・・・、そうです、今日は雨です(笑)。 晴耕雨Netで、再ロックダウンも結構楽しんでおります。
今回のロックダウンは、春の初回ロックダウンと違って、4週間と一応スケジュールが出ていること、学校はオープン、歯科・眼科・カイロクリニックなどの準医療機関はオープン、カフェ・レストランもテイクアウェイでオープン、どうしても自宅勤務できない人は仕事に出ていい、サポート・バブルといって決めておいた独身生活者(普通はおじいさんや、おばあさん)ともう一つの家庭は行き来して構わない(例えば、ウチと仲良しのDanaさんは、サポート・バブルということで、原則的にお互いに遊びに行くことができる)、生活必需品以外のお店も、Netオーダー+ショップ受取のクリック&コレクトで営業可、(駅などの)公衆トイレオープン・・・、などなど、ずいぶんゆるい感じになっている。
そして、Netオーダー+デリバリーも春以来システムが整ってきていて、3月末から4月頃の「どうしたらいいんじゃあ~」的パニックは過去のもの、かなり淡々とビジネスは進行中。
ジムやズンバのクラスがクローズなので、それが一番不満かな。まぁ、その代わりオンライン・クラスが充実してきている。
ロンドンの街並み撮影も、未定だけれど、仕事のプロジェクトになる可能性が出てきて、「撮影仕事」ということで、セントラルに出かけている。(ただもう天気が悪くて、日暮れが早くて、撮影に適した日が殆どないのだけれど・・・。)
今のところ、晴れるとセントラルで撮影、曇りだとガーデニング、雨のだとPC作業という晴耕雨Netスケジュールで、毎日天気予報のチェック欠かさず、な、今日このごろです。
標本箱の方は、ついに2019年ヴェニス滞在の最終回、Lido(リド)島のイメージを。
旅行から帰ってきたときに、ダイジェスト版で、いくつか写真を載せたことだあるけれど、一部同じ写真+アルファということで。

ヴェニス滞在の最終日(翌日は半日滞在で、午後には空港に向かった)、
旅の疲れを癒やしに、リド島でのんびりしようというのは、
最初からのプラン。
プラン通りに、朝から最寄りのボート停San Stae(サン・スタエ)で、
10分に1本の1番ボートに乗って、終点がLido.S.M.E
(リド、サンタ・マリア・エリザベッタ)へ。
50分程度のボート・トリップ。
グランカナルを抜けて、もうしばらく左手にヴェニス島に沿いながら、
1番水上バスは進む。

左手のヴェニス島が途切れる前に、
すでに目の前にはリド島が広がる。


リド島からヴェニスを経由して本土へと至る水上バスは、
大型のフェリーで、車も載っている。

その理由はリド島についてすぐ判明した。
リド島では車が走っている、バスが走っている。
ボート以外全く交通機関のないヴェニス島に滞在していると、
ちょっと新鮮な驚き。

リド島といえば「ヴェニスに死す」なイメージだったのが、
これまた驚くほど覆されて、
えもいえずひなびた昭和な感じのビーチリゾート地。

アロォハァ~(笑)。

真夏だと海水浴で混雑しているのだろうけれど、
この時は10月の頭。
寒くはないので、泳いでいる人もまばらにあり。

遠浅の砂浜で、海水浴にはとても向いている。

うらうらといいお天気のビーチは寛ぐ~。

で、私達が何をしているかというと、貝殻集め。
Sちゃんと、その後ろにDanaさん。

ビーチへ行くと貝殻集めするのは・・・これはもう本能かも(笑)。
それぞれが好きなテーマの貝殻を集めていて、
私はグレイ~黒のモノトーンのもの。
いつかなにかの作品に使えたらいいな。

一時間半ぐらい海岸をぶらついて、
そろそろランチタイム。

せっかくだからビーチで食べたい・・・のだけれど、
あまりチョイスはない。
ひなびた観光レストランで、パスタという・・・
ちょっとイマイチ、されどヤムナシな選択。

まぁ、食べれたからいいか的レベルのボンゴレ(笑)。

ビーチとボートターミナルのほぼ中間にある、
Grande Albergo Ausonia & Hungaria Hotel

ここに宿泊客でなくても利用できるスパがあって、
それをブッキングしていたのだった。

2019年4月に新改装オープンしたスパ、Lanna Gaia(ラナ・ガイア)。
昨年のダイジェスト版にエントリーした内容を、
もう一度コピペで載せてしまう。
"マッサージやトリートメントは100ユーロぐらいからだけれど、
スパの2時間利用だと一人30ユーロ。
12時から、2時間単位でブッキングできて、
(写真はないけど)中には、サウナ2室、スチーム室、
ジャクージ、アロマ・シャワー、フットマッサージ、
岩塩壁のリラクゼーション室など、充実している。
ここのサイトがまだいわゆる国際セキュリティ・スタンダードを、
まだ満たしていないためか、ブラウザにブロックされて、
上手く見れないことがあるみたいだけれど
(イタリアは全体にNetで出遅れている)、
スパの内容はちゃんとしたもの。
info@lannagaia.comにメールで問い合わせて、ブッキングした。
(水着を持参で、タオル・スリッパは料金に含まれている。)"
この時はオープンしてまだ日が浅かったからか、
夏のトップシーズンが終わっていたからか、
私達3人の貸切状態で、2時間たっぷり堪能した。
もういちど行きたいなぁ・・・と、遠い目をして思う。

スパでトロトロにリラックスしたあとは、
ホテルのテラスのカフェでお茶を。


私は定番で、ジェラート。

友人たちばっかり晒しているので、
私もここで小さく登場。

そこから歩いて6分程度のサンタ・マリア・エリザベッタ
ボート停に戻って、再び1番ボートに。
もう日は西に傾いて、黄昏クルーズ気分。

すぐに進行方向(帰路は)今度は右側にヴェニス島の先端が現れる。

サルートを左手に、カナル・グランデへ。

右手にデュカレ宮。

サンマルコ広場界隈の雑踏も見納め。



その濃厚な装飾の建造物と、
迷路のような水路の複雑さで、
自分的には「魂のふるさと」感のあるヴェニス。
また、早く訪れる事のできる世の中になってほしいなぁ。
*************************
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今回のロックダウンは、春の初回ロックダウンと違って、4週間と一応スケジュールが出ていること、学校はオープン、歯科・眼科・カイロクリニックなどの準医療機関はオープン、カフェ・レストランもテイクアウェイでオープン、どうしても自宅勤務できない人は仕事に出ていい、サポート・バブルといって決めておいた独身生活者(普通はおじいさんや、おばあさん)ともう一つの家庭は行き来して構わない(例えば、ウチと仲良しのDanaさんは、サポート・バブルということで、原則的にお互いに遊びに行くことができる)、生活必需品以外のお店も、Netオーダー+ショップ受取のクリック&コレクトで営業可、(駅などの)公衆トイレオープン・・・、などなど、ずいぶんゆるい感じになっている。
そして、Netオーダー+デリバリーも春以来システムが整ってきていて、3月末から4月頃の「どうしたらいいんじゃあ~」的パニックは過去のもの、かなり淡々とビジネスは進行中。
ジムやズンバのクラスがクローズなので、それが一番不満かな。まぁ、その代わりオンライン・クラスが充実してきている。
ロンドンの街並み撮影も、未定だけれど、仕事のプロジェクトになる可能性が出てきて、「撮影仕事」ということで、セントラルに出かけている。(ただもう天気が悪くて、日暮れが早くて、撮影に適した日が殆どないのだけれど・・・。)
今のところ、晴れるとセントラルで撮影、曇りだとガーデニング、雨のだとPC作業という晴耕雨Netスケジュールで、毎日天気予報のチェック欠かさず、な、今日このごろです。
標本箱の方は、ついに2019年ヴェニス滞在の最終回、Lido(リド)島のイメージを。
旅行から帰ってきたときに、ダイジェスト版で、いくつか写真を載せたことだあるけれど、一部同じ写真+アルファということで。

ヴェニス滞在の最終日(翌日は半日滞在で、午後には空港に向かった)、
旅の疲れを癒やしに、リド島でのんびりしようというのは、
最初からのプラン。
プラン通りに、朝から最寄りのボート停San Stae(サン・スタエ)で、
10分に1本の1番ボートに乗って、終点がLido.S.M.E
(リド、サンタ・マリア・エリザベッタ)へ。
50分程度のボート・トリップ。
グランカナルを抜けて、もうしばらく左手にヴェニス島に沿いながら、
1番水上バスは進む。

左手のヴェニス島が途切れる前に、
すでに目の前にはリド島が広がる。


リド島からヴェニスを経由して本土へと至る水上バスは、
大型のフェリーで、車も載っている。

その理由はリド島についてすぐ判明した。
リド島では車が走っている、バスが走っている。
ボート以外全く交通機関のないヴェニス島に滞在していると、
ちょっと新鮮な驚き。

リド島といえば「ヴェニスに死す」なイメージだったのが、
これまた驚くほど覆されて、
えもいえずひなびた昭和な感じのビーチリゾート地。

アロォハァ~(笑)。

真夏だと海水浴で混雑しているのだろうけれど、
この時は10月の頭。
寒くはないので、泳いでいる人もまばらにあり。

遠浅の砂浜で、海水浴にはとても向いている。

うらうらといいお天気のビーチは寛ぐ~。

で、私達が何をしているかというと、貝殻集め。
Sちゃんと、その後ろにDanaさん。

ビーチへ行くと貝殻集めするのは・・・これはもう本能かも(笑)。
それぞれが好きなテーマの貝殻を集めていて、
私はグレイ~黒のモノトーンのもの。
いつかなにかの作品に使えたらいいな。

一時間半ぐらい海岸をぶらついて、
そろそろランチタイム。

せっかくだからビーチで食べたい・・・のだけれど、
あまりチョイスはない。
ひなびた観光レストランで、パスタという・・・
ちょっとイマイチ、されどヤムナシな選択。

まぁ、食べれたからいいか的レベルのボンゴレ(笑)。

ビーチとボートターミナルのほぼ中間にある、
Grande Albergo Ausonia & Hungaria Hotel

ここに宿泊客でなくても利用できるスパがあって、
それをブッキングしていたのだった。

2019年4月に新改装オープンしたスパ、Lanna Gaia(ラナ・ガイア)。
昨年のダイジェスト版にエントリーした内容を、
もう一度コピペで載せてしまう。
"マッサージやトリートメントは100ユーロぐらいからだけれど、
スパの2時間利用だと一人30ユーロ。
12時から、2時間単位でブッキングできて、
(写真はないけど)中には、サウナ2室、スチーム室、
ジャクージ、アロマ・シャワー、フットマッサージ、
岩塩壁のリラクゼーション室など、充実している。
ここのサイトがまだいわゆる国際セキュリティ・スタンダードを、
まだ満たしていないためか、ブラウザにブロックされて、
上手く見れないことがあるみたいだけれど
(イタリアは全体にNetで出遅れている)、
スパの内容はちゃんとしたもの。
info@lannagaia.comにメールで問い合わせて、ブッキングした。
(水着を持参で、タオル・スリッパは料金に含まれている。)"
この時はオープンしてまだ日が浅かったからか、
夏のトップシーズンが終わっていたからか、
私達3人の貸切状態で、2時間たっぷり堪能した。
もういちど行きたいなぁ・・・と、遠い目をして思う。

スパでトロトロにリラックスしたあとは、
ホテルのテラスのカフェでお茶を。


私は定番で、ジェラート。

友人たちばっかり晒しているので、
私もここで小さく登場。

そこから歩いて6分程度のサンタ・マリア・エリザベッタ
ボート停に戻って、再び1番ボートに。
もう日は西に傾いて、黄昏クルーズ気分。

すぐに進行方向(帰路は)今度は右側にヴェニス島の先端が現れる。

サルートを左手に、カナル・グランデへ。

右手にデュカレ宮。

サンマルコ広場界隈の雑踏も見納め。



その濃厚な装飾の建造物と、
迷路のような水路の複雑さで、
自分的には「魂のふるさと」感のあるヴェニス。
また、早く訪れる事のできる世の中になってほしいなぁ。
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Chiesa di San Lazzaro dei Mendicanti and Chiesa dei Gesuiti(托鉢修道会聖ラザロ教会とイエズス会教会)
- 2020-11-08 Sun 19:32:21
- 場所
イギリス全土が、再ロックダウンに突入したロンドンです。
ジムとズンバ・クラスがなくなってしまったのが残念。
そうしたら今度は、「後はぼちぼちメンテをして、楽しむだけ」と思っていた、庭でまたまた筋力勝負のプロジェクトが持ち上がってしまった。
広がりすぎないように、シュートを折りまくって管理していた竹なのだけれど、隣の家から苦情が出て、全部切ってしまうことに。
もとはといえば、隣の前の前のオーナーが30ウン年前に、ボーダーとして植えたもので、こっちが侵略されている側。
なんだけれど、一昨年新しいオーナーが、自分の庭の竹はブルドーザーを入れて処分して、完全に新しくデザインされた庭に作り替えた。
で、ウチは森ボーイの配偶者氏が侵略して来た竹を、処分もしないで生えっぱなしにしていたもんだから、今度はこっち側から隣に地下茎が侵略し始めた次第。
そっちの竹、こっちの竹って責任を擦り合っていても仕方ないので、ひとまずウチの庭に生えている竹を、全部地面から切って、ただいま隣とのフェンスに沿って、40㎝程度の深さの塹壕を掘っているところ。
この竹の生えているエリアが20mあるので、たいがいな土方仕事・・・に、また、手を出してしまった。
(なので、雨でない日は庭仕事に忙殺されて、雨の日しか標本箱を更新できない・・・状況下。)
竹はそれほど深くは地下茎を伸ばさないので、この塹壕を維持して監視していたら、隣に侵略することもないはず。
また、今ある根から新しい竹が伸びてきても、とにかく切りまくって、葉っぱを出させなければ、光合成できないので、養分が枯渇してやがては死んでしまうはず・・・理論上は。
今までは、配偶者氏が「全部切らないでー」というので、間引いただけで残していたけれど、葉っぱが出て残っている部分がある限り、養分をためて、開けた(切りまくられない)土地を探して、地下茎を伸ばすという結果になっていたようだ。
自分としては、覆いかぶさって庭を一段と暗くする竹は嫌いだったので、どちらかといえば清々した気分(笑)。
現在10m強進捗して、後半分・・・のところまで来ているので、またいつか結果を標本箱に詰め込んでみたいかと。
さて、本題の方は昨年のヴェニスから、島の北の方にある修道会教会2つのイメージを。

Chiesa di San Lazzaro dei Mendicanti(托鉢修道会聖ラザロ教会)
の内側エントランス。
<sauce>
外観はWikiからの借り物イメージで、
この大きな建物は現在は市民病院の一部になっている。
もともと、中世の癩病患者の治療院として
建造されたそうなので、そのまま現在にいたるのだろう。
Mendicanti というのも、托鉢修道会から来ているという説と、
同語の癩病患者(あるいは乞食)から来ているという説がある。

チャペル内部のエントランス上の装飾が、
とても凝っているのだけれど、
海陸の軍事力を誇示している感じのテーマで、
チャペルにしては不思議だなと思っていたら、
これは墓標で、
ヴェネツィア領クレタを巡る対トルコ戦で戦士した、
モチェニゴ家出身の海軍提督のものだった。

祭壇画はご本尊「ラザロの復活」。

チャペルの方は、さっと流し見して、
ここで興味があったのが、この17世紀の回廊。

修道会教会だと、必ずと行っていいほど、
チャペルの横にくっついている。
ここではチャペルを挟んで、
左右に2つの回廊が連なる。

そして中庭の中央には装飾的な井戸。
Chiesa di San Lazzaro dei Mendicanti
(托鉢修道会聖ラザロ教会)
Map:
*************************
この後、500mほど北西に離れた教会へ。
ここも、修道会イエズス会の教会。
その前に、回廊好きは、その回廊部分の建物が、
現在はホステルとしてオープンしているので、
そこを覗いてみた。

ホステルだけれど、なかなか雰囲気がいい。
キッチン付きのアパートメントもあるので、
泊まってもいいかなと思うけれど、
立地がちょっと不便かなぁ~。
そして、部屋にWifiがないのはつらいなぁ。

中庭テラスの雰囲気とかとてもいいのにね。
ここでも真ん中に見えているのは井戸。
ここから、隣のイエズス会教会へ。

ここも以前、一昨年に訪れたときのイメージを
昨年標本箱に詰め込んだ。<このページ>
その時より明るくて、写真が撮りやすい(笑)。

ここの教会装飾の凄いところは、
pietre dure (ピエトレデューレ)
と、いうことになるんだろうけれど・・・、
大理石インレイで、このブロケードの
布地のどっしりした質感を表現していること。
(そしてタッセルも・・・。)
こんな例は他で見たことがない。

このくねくね柱も大理石。

くねくね柱の間から覗くジーザス先生。

カーペットを大理石で模して。

大天使ラファエルが付き添っているのは、
大きな魚を捕まえたトビアス君。
ここでも柱の装飾は、ピエトレデューレ。

サイドチャペルを、いくつか。



エレガントな聖母子。

クローズアップで。

きらびやかな天井。

文字通り、見渡すとところどころでキラキラ光る物がある。
ちいさな丸い鏡が、スタッコの中に、
スパンコールのように、散りばめられているのだった。
どこまでも派手好き、イエズス会。

外に出る頃には日が傾いていて、
ファサードの彫像にスポットライトがあたっているよう。

ファサードの天使たち。

Chiesa dei Gesuiti(イエズス会教会)
map:
*************************
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ジムとズンバ・クラスがなくなってしまったのが残念。
そうしたら今度は、「後はぼちぼちメンテをして、楽しむだけ」と思っていた、庭でまたまた筋力勝負のプロジェクトが持ち上がってしまった。
広がりすぎないように、シュートを折りまくって管理していた竹なのだけれど、隣の家から苦情が出て、全部切ってしまうことに。
もとはといえば、隣の前の前のオーナーが30ウン年前に、ボーダーとして植えたもので、こっちが侵略されている側。
なんだけれど、一昨年新しいオーナーが、自分の庭の竹はブルドーザーを入れて処分して、完全に新しくデザインされた庭に作り替えた。
で、ウチは森ボーイの配偶者氏が侵略して来た竹を、処分もしないで生えっぱなしにしていたもんだから、今度はこっち側から隣に地下茎が侵略し始めた次第。
そっちの竹、こっちの竹って責任を擦り合っていても仕方ないので、ひとまずウチの庭に生えている竹を、全部地面から切って、ただいま隣とのフェンスに沿って、40㎝程度の深さの塹壕を掘っているところ。
この竹の生えているエリアが20mあるので、たいがいな土方仕事・・・に、また、手を出してしまった。
(なので、雨でない日は庭仕事に忙殺されて、雨の日しか標本箱を更新できない・・・状況下。)
竹はそれほど深くは地下茎を伸ばさないので、この塹壕を維持して監視していたら、隣に侵略することもないはず。
また、今ある根から新しい竹が伸びてきても、とにかく切りまくって、葉っぱを出させなければ、光合成できないので、養分が枯渇してやがては死んでしまうはず・・・理論上は。
今までは、配偶者氏が「全部切らないでー」というので、間引いただけで残していたけれど、葉っぱが出て残っている部分がある限り、養分をためて、開けた(切りまくられない)土地を探して、地下茎を伸ばすという結果になっていたようだ。
自分としては、覆いかぶさって庭を一段と暗くする竹は嫌いだったので、どちらかといえば清々した気分(笑)。
現在10m強進捗して、後半分・・・のところまで来ているので、またいつか結果を標本箱に詰め込んでみたいかと。
さて、本題の方は昨年のヴェニスから、島の北の方にある修道会教会2つのイメージを。

Chiesa di San Lazzaro dei Mendicanti(托鉢修道会聖ラザロ教会)
の内側エントランス。
<sauce>
外観はWikiからの借り物イメージで、
この大きな建物は現在は市民病院の一部になっている。
もともと、中世の癩病患者の治療院として
建造されたそうなので、そのまま現在にいたるのだろう。
Mendicanti というのも、托鉢修道会から来ているという説と、
同語の癩病患者(あるいは乞食)から来ているという説がある。

チャペル内部のエントランス上の装飾が、
とても凝っているのだけれど、
海陸の軍事力を誇示している感じのテーマで、
チャペルにしては不思議だなと思っていたら、
これは墓標で、
ヴェネツィア領クレタを巡る対トルコ戦で戦士した、
モチェニゴ家出身の海軍提督のものだった。

祭壇画はご本尊「ラザロの復活」。

チャペルの方は、さっと流し見して、
ここで興味があったのが、この17世紀の回廊。

修道会教会だと、必ずと行っていいほど、
チャペルの横にくっついている。
ここではチャペルを挟んで、
左右に2つの回廊が連なる。

そして中庭の中央には装飾的な井戸。
Chiesa di San Lazzaro dei Mendicanti
(托鉢修道会聖ラザロ教会)
Map:
*************************
この後、500mほど北西に離れた教会へ。
ここも、修道会イエズス会の教会。
その前に、回廊好きは、その回廊部分の建物が、
現在はホステルとしてオープンしているので、
そこを覗いてみた。

ホステルだけれど、なかなか雰囲気がいい。
キッチン付きのアパートメントもあるので、
泊まってもいいかなと思うけれど、
立地がちょっと不便かなぁ~。
そして、部屋にWifiがないのはつらいなぁ。

中庭テラスの雰囲気とかとてもいいのにね。
ここでも真ん中に見えているのは井戸。
ここから、隣のイエズス会教会へ。

ここも以前、一昨年に訪れたときのイメージを
昨年標本箱に詰め込んだ。<このページ>
その時より明るくて、写真が撮りやすい(笑)。

ここの教会装飾の凄いところは、
pietre dure (ピエトレデューレ)
と、いうことになるんだろうけれど・・・、
大理石インレイで、このブロケードの
布地のどっしりした質感を表現していること。
(そしてタッセルも・・・。)
こんな例は他で見たことがない。

このくねくね柱も大理石。

くねくね柱の間から覗くジーザス先生。

カーペットを大理石で模して。

大天使ラファエルが付き添っているのは、
大きな魚を捕まえたトビアス君。
ここでも柱の装飾は、ピエトレデューレ。

サイドチャペルを、いくつか。



エレガントな聖母子。

クローズアップで。

きらびやかな天井。

文字通り、見渡すとところどころでキラキラ光る物がある。
ちいさな丸い鏡が、スタッコの中に、
スパンコールのように、散りばめられているのだった。
どこまでも派手好き、イエズス会。

外に出る頃には日が傾いていて、
ファサードの彫像にスポットライトがあたっているよう。

ファサードの天使たち。

Chiesa dei Gesuiti(イエズス会教会)
map:
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Santi Giovanni e Paolo (サンティ・ジョヴァンニ・エ・パオロ聖堂)
- 2020-10-31 Sat 17:33:27
- 場所
再ロックダウン寸前(月曜に最終決定で通達が出る)のイングランドです。
クリスマスまでには解除する一ヶ月ロックダウン・・・とかいう話だけれど、緩めたりきつめたりの行ったり来たりの方が、経済にも心理的にも悪影響しか与えないのだけれどね。科学的根拠を捻じ曲げて、世界規模で「仕掛けて」いる向きがあるとしか思えない。
私の方は、また降って湧いてきた災難的な庭仕事のプロジェクトと、10日間のホリデーに匹敵する量、出歩いて撮りためたロンドンの写真のポストプロセスで、忙しくなりそう。ロックダウンでも、ちょうどよかったのかもしれない。
標本箱の方は去年のヴェニス滞在から、また教会のイメージを。
実はこの教会、2018年にも訪れていて、標本箱の<このページ>にもエントリーしている。
基本、同じようなイメージなのだけれど、昨年の方がいいお天気ので、写真も撮りやすかったという違いがあったかな。
明るく仕上がってます。

教会前の同名の広場。

エントランス。

聖堂の中も明るい。

ヴェネツィア共和国総督(Doge=ドージェ)ヤコポ・ティエポロが、
ドミニク会に土地を与えて建てられた聖堂で、
25人の総督がここに埋葬されている。
壁に沿って、重厚な墓標が連なっている。

<2018年>とすっかり印象が違う。

これも総督の墓標。

これも。
墓標はそれ自体が建築のよう。

華麗なバロックの墓標。

こちらもバロックなサイドチャペル。

その天井装飾。

18世紀初期の、これもサイド・チャペルの
The Chapel of St. Dominic(聖ドミニクのチャペル)。

側面を飾るレリーフ。

バロックな天井画。

Lombardy altar of the Chapel of the Maddalena
(聖マグダレンチャペルの、ロンバルディ・アルター)

そしてまた別のチャペルの天井画。
世に憤慨して、雷を落とそうとするジーザス先生と、
それをなだめてとりなす、マリア母様と、修道会
というようなテーマだと思う。
ちょっとゼウス神かと思う(笑)。

そのシャンデリアはムラノガラス製。

Chapel of the Rosary(ロザリー・チャペル)の聖母子。
18世紀初期のものかと思ったら、
16世紀後半、レパント海戦の勝利を記念して建造されたもの。
随分と古いものだったの。

エレガントな聖母子。

最後に、その、いかにもヴェニス的なる濃厚な天井画。
Santi Giovanni e Paolo
(サンティ・ジョヴァンニ・エ・パオロ聖堂)
Map:
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クリスマスまでには解除する一ヶ月ロックダウン・・・とかいう話だけれど、緩めたりきつめたりの行ったり来たりの方が、経済にも心理的にも悪影響しか与えないのだけれどね。科学的根拠を捻じ曲げて、世界規模で「仕掛けて」いる向きがあるとしか思えない。
私の方は、また降って湧いてきた災難的な庭仕事のプロジェクトと、10日間のホリデーに匹敵する量、出歩いて撮りためたロンドンの写真のポストプロセスで、忙しくなりそう。ロックダウンでも、ちょうどよかったのかもしれない。
標本箱の方は去年のヴェニス滞在から、また教会のイメージを。
実はこの教会、2018年にも訪れていて、標本箱の<このページ>にもエントリーしている。
基本、同じようなイメージなのだけれど、昨年の方がいいお天気ので、写真も撮りやすかったという違いがあったかな。
明るく仕上がってます。

教会前の同名の広場。

エントランス。

聖堂の中も明るい。

ヴェネツィア共和国総督(Doge=ドージェ)ヤコポ・ティエポロが、
ドミニク会に土地を与えて建てられた聖堂で、
25人の総督がここに埋葬されている。
壁に沿って、重厚な墓標が連なっている。

<2018年>とすっかり印象が違う。

これも総督の墓標。

これも。
墓標はそれ自体が建築のよう。

華麗なバロックの墓標。

こちらもバロックなサイドチャペル。

その天井装飾。

18世紀初期の、これもサイド・チャペルの
The Chapel of St. Dominic(聖ドミニクのチャペル)。

側面を飾るレリーフ。

バロックな天井画。

Lombardy altar of the Chapel of the Maddalena
(聖マグダレンチャペルの、ロンバルディ・アルター)

そしてまた別のチャペルの天井画。
世に憤慨して、雷を落とそうとするジーザス先生と、
それをなだめてとりなす、マリア母様と、修道会
というようなテーマだと思う。
ちょっとゼウス神かと思う(笑)。

そのシャンデリアはムラノガラス製。

Chapel of the Rosary(ロザリー・チャペル)の聖母子。
18世紀初期のものかと思ったら、
16世紀後半、レパント海戦の勝利を記念して建造されたもの。
随分と古いものだったの。

エレガントな聖母子。

最後に、その、いかにもヴェニス的なる濃厚な天井画。
Santi Giovanni e Paolo
(サンティ・ジョヴァンニ・エ・パオロ聖堂)
Map:
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