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イベント Archive
Chintz: Cotton in Bloom Exhibition(チンツ:綿の華 展覧会)-2-
- 2022-02-02 Wed 15:29:27
- イベント
随分と間があいてしまったけれど、前回の続きで、2021年5月8日~9月12日にロンドンのFashion and Textile Museum(ファッション・アンド・テキスタイル博物館)で開催されていた、「チンツ:綿の華 展」のイメージの続編を。(撮影は2021年5月に訪れた時のもの。)

エキジビション会場も、
2階へと移動する。
まず最初に、日よけ帽子のフィーチャー。
18世紀の北オランダの女性は、
家の中では縁のない帽子(キャップ)を被っていて、
外に出るときには日よけの帽子をその上に重ねた。
それが、だんだん大きく、
そしてチンツ生地で、
豪華に彩られるようになっていった。

これは屋内だけれども、
この日除け帽子の原型のような帽子。

それがだんだん大きくなって、
外側がチンツで飾られている。

帽子自体は麦わらで編まれていた。

なんだか重そう・・・(笑)。
18世紀にはヨーロッパでも
チンツのコピーが製造できるようになって、
一部の富裕層のものだったチンツが、
一般市民でも手が届くものになった。
なので、こんな大型の帽子にも
ふんだんに使われるようになった。

南仏など地中海なら、
夏にこんな帽子が要るのはよく分かるけれど、
北オランダでこれ?と、ちょっと驚く。

これは何だったか、用途不明だけれど、
プリントが鮮やかで、美しい。


ドレスの胸当て部分(ボディス)かと。
ひとつ上の写真では、
ジャケットの下につけた生成りの
キルティングの胸当て部分。

目につかないサイドの部分は、
柄合わせもなく、別生地で(笑)。


ここからは、短くて前後に繋がった形のボディス。
このマネキンディスプレイでは、
下に着た生成りのブラウス
に見える部分が、それかと。

で、この部分はジャケット。

現代のブラジャーにあたるものだったそう。



このワンピースになったガウンは、
19世紀のもの。
それまでは上半身のジャケット、ボディス、
下半身のスカートが別々のツーピースで、
紐で繋いで一つのドレスとして着ていた。

19世紀のジャケット。
現代でも着れるデザイン。


ガウンを前から見たところ。

エキジビション会場のディスプレイ。

現代のアーティストのデザインしたチンツの
プリントブロック。
これはトラディショナルな手彫りのもの。

これはハイテク、レーザーカットを使って
作られたプリントブロック。
チンツも進化している・・・という話。

現代のアーティストのデザインしたチンツ生地。

最後にカラフルな外観の、
Fashion and Textile Museum
(ファッション・アンド・テキスタイル博物館)。
*************************
by KotomiCreations
KotomiCreations - Contrado shop item detail
(デジタル・プリント雑貨 - コントラド・アイテム詳細)
Page1, Page2

エキジビション会場も、
2階へと移動する。
まず最初に、日よけ帽子のフィーチャー。
18世紀の北オランダの女性は、
家の中では縁のない帽子(キャップ)を被っていて、
外に出るときには日よけの帽子をその上に重ねた。
それが、だんだん大きく、
そしてチンツ生地で、
豪華に彩られるようになっていった。

これは屋内だけれども、
この日除け帽子の原型のような帽子。

それがだんだん大きくなって、
外側がチンツで飾られている。

帽子自体は麦わらで編まれていた。

なんだか重そう・・・(笑)。
18世紀にはヨーロッパでも
チンツのコピーが製造できるようになって、
一部の富裕層のものだったチンツが、
一般市民でも手が届くものになった。
なので、こんな大型の帽子にも
ふんだんに使われるようになった。

南仏など地中海なら、
夏にこんな帽子が要るのはよく分かるけれど、
北オランダでこれ?と、ちょっと驚く。

これは何だったか、用途不明だけれど、
プリントが鮮やかで、美しい。


ドレスの胸当て部分(ボディス)かと。
ひとつ上の写真では、
ジャケットの下につけた生成りの
キルティングの胸当て部分。

目につかないサイドの部分は、
柄合わせもなく、別生地で(笑)。


ここからは、短くて前後に繋がった形のボディス。
このマネキンディスプレイでは、
下に着た生成りのブラウス
に見える部分が、それかと。

で、この部分はジャケット。

現代のブラジャーにあたるものだったそう。



このワンピースになったガウンは、
19世紀のもの。
それまでは上半身のジャケット、ボディス、
下半身のスカートが別々のツーピースで、
紐で繋いで一つのドレスとして着ていた。

19世紀のジャケット。
現代でも着れるデザイン。


ガウンを前から見たところ。

エキジビション会場のディスプレイ。

現代のアーティストのデザインしたチンツの
プリントブロック。
これはトラディショナルな手彫りのもの。

これはハイテク、レーザーカットを使って
作られたプリントブロック。
チンツも進化している・・・という話。

現代のアーティストのデザインしたチンツ生地。

最後にカラフルな外観の、
Fashion and Textile Museum
(ファッション・アンド・テキスタイル博物館)。
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Chintz: Cotton in Bloom Exhibition(チンツ:綿の華 展覧会)-1-
- 2022-01-12 Wed 15:00:00
- イベント
昨年のとっくに終わったエキジビションの話でナニですが・・・、2021年5月8日~9月12日にロンドンのFashion and Textile Museum(ファッション・アンド・テキスタイル博物館)で開催されていた、「チンツ:綿の華 展」のイメージを。(撮影は2021年5月に訪れた時のもの。)
このエキジビション、北オランダのFries Museum(フリース博物館)で、2017年に開催された展覧会の巡回展。
私はもともと、トラディショナルな南仏プロヴァンス・プリント好きで、その元となったインド・チンツ(更紗)にもソフトポイントがあるのだけれど、この展示会を見に行くまで、インド・チンツがヨーロッパで18世紀に人気になったのは、まずマルセイユに輸入されて、そこからプロヴァンス、そしてヨーロッパ全域に広がったのだ・・・と、信じ込んでいた。
今回始めて、それももちろんひとつのルートなのだけれど、同時に・・・というかややさきがけて、17世紀にポルトガルやオランダ東インド会社がインド・チンツをヨーロッパに持ち込んでいたこと、18世紀中頃には「コピー商品」のヨーロッパ製造のチンツも流通し始めていた、ということを知ったのだった。
そんなわけで、オランダはヨーロッパ・チンツの歴史の中で、一つの中心地であり、またチンツはこの北オランダ地域の伝統的なコスチュームとして定着していったそう。
この展覧会は、その北オランダの地域博物館が豊富に収蔵するチンツ・コスチュームを中心として企画された展覧会なのだった。

エキジビション・ポスター。

会場エントランス。
ふと、思い出したけれど、
昭和の頃の日本のお布団って、
こんなチンツ柄じゃなかったかな(笑)。

エキジビションの最初は、
19世紀ヴィクトリアンの頃の
インテリア・ファブリックと、
19世紀には全ヨーロッパで流行していた
チンツ・ファブリックを使ったインテリアの例。

そして今回のエキジビションポスターになった、
18世紀初期のインドチンツのモーニングガウン。
パターンは日本の着物を模しているのだとか。

クローズアップ。
表の大柄、縁のボーダー
そして、裏に小柄という
チンツ鉄板なコンビネーション。

スカートの下半分の柄が、
東アジアを航海する貿易船。
いかにも東インド会社を連想させる。

東インド会社が扱っていたインドチンツ。

小柄は裏地や子供服によく使われている。

インド更紗の複雑な工程。
ちゃんとは読んでこなかったので、詳しくはわからないけれど、蝋置き以外にも、バッファローミルクで滲みを防いだり、ミョウバンを使った化学変化で茜染料を定着させたり、複数の伝統的な手法が組み合わされて、多色染を完成させていく。
この複雑さで、ヨーロッパにインドチンツがもたらされてからも、100年近くコピー生産が阻まれていたのだそう。
18世紀中頃からやっと、ヨーロッパ・コピーチンツが流通し始めたのだそう。

インドチンツの付け袖には、
今でもかすかに手描きの金彩が残っている。

小柄生地を使った人形の服。
小柄だけれど、とても華麗。

人形の服色々。
このフリース地方のコスチュームでは、
チンツの他にギンガムチェックも
定番の生地だったそうで、
人形のコスチュームにも
それが反映されている。

もう少し大きくなって子供服。

当時のチンツ生地は高価なものだったので、
何度もリサイクルして使われた。
なので、お母さんのスカートから
子供服や帽子、またその端切れから、
人形の服・・・というように、
捨てるところなく使われていった。

チンツのモチーフは大半が
装飾化された花や植物で、
人物描写はほとんどない。
これは16世紀にインドで手描きの
染め物職人として働いていたのが、
ペルシャ出身の回教徒だったからだと
考えられている。
そういえばペルシャの焼き物などの
パターンと共通点がありすぎる。

お母さん服と子供服。


右は当時のコスチュームの板絵。



典型的なギンガムチェックとの組み合わせ例。

ヨーロッパ生産になって、
紋章入りのデザインも出たのかと思ったけれど、
解説を読むと、これはインドに発注して
制作されたベッドスプレッドなのだそう。
超高価なものなので、普段使いではなくて、
なにか特別な場合にのみ飾られれたもの。

クローズアップ


ローラアシュレー・ホームの原点?(笑)


最後にこちらは、
メンズのドレッシング・ガウン。
次回も後半に続きます。
*************************
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このエキジビション、北オランダのFries Museum(フリース博物館)で、2017年に開催された展覧会の巡回展。
私はもともと、トラディショナルな南仏プロヴァンス・プリント好きで、その元となったインド・チンツ(更紗)にもソフトポイントがあるのだけれど、この展示会を見に行くまで、インド・チンツがヨーロッパで18世紀に人気になったのは、まずマルセイユに輸入されて、そこからプロヴァンス、そしてヨーロッパ全域に広がったのだ・・・と、信じ込んでいた。
今回始めて、それももちろんひとつのルートなのだけれど、同時に・・・というかややさきがけて、17世紀にポルトガルやオランダ東インド会社がインド・チンツをヨーロッパに持ち込んでいたこと、18世紀中頃には「コピー商品」のヨーロッパ製造のチンツも流通し始めていた、ということを知ったのだった。
そんなわけで、オランダはヨーロッパ・チンツの歴史の中で、一つの中心地であり、またチンツはこの北オランダ地域の伝統的なコスチュームとして定着していったそう。
この展覧会は、その北オランダの地域博物館が豊富に収蔵するチンツ・コスチュームを中心として企画された展覧会なのだった。

エキジビション・ポスター。

会場エントランス。
ふと、思い出したけれど、
昭和の頃の日本のお布団って、
こんなチンツ柄じゃなかったかな(笑)。

エキジビションの最初は、
19世紀ヴィクトリアンの頃の
インテリア・ファブリックと、
19世紀には全ヨーロッパで流行していた
チンツ・ファブリックを使ったインテリアの例。

そして今回のエキジビションポスターになった、
18世紀初期のインドチンツのモーニングガウン。
パターンは日本の着物を模しているのだとか。

クローズアップ。
表の大柄、縁のボーダー
そして、裏に小柄という
チンツ鉄板なコンビネーション。

スカートの下半分の柄が、
東アジアを航海する貿易船。
いかにも東インド会社を連想させる。

東インド会社が扱っていたインドチンツ。

小柄は裏地や子供服によく使われている。

インド更紗の複雑な工程。
ちゃんとは読んでこなかったので、詳しくはわからないけれど、蝋置き以外にも、バッファローミルクで滲みを防いだり、ミョウバンを使った化学変化で茜染料を定着させたり、複数の伝統的な手法が組み合わされて、多色染を完成させていく。
この複雑さで、ヨーロッパにインドチンツがもたらされてからも、100年近くコピー生産が阻まれていたのだそう。
18世紀中頃からやっと、ヨーロッパ・コピーチンツが流通し始めたのだそう。

インドチンツの付け袖には、
今でもかすかに手描きの金彩が残っている。

小柄生地を使った人形の服。
小柄だけれど、とても華麗。

人形の服色々。
このフリース地方のコスチュームでは、
チンツの他にギンガムチェックも
定番の生地だったそうで、
人形のコスチュームにも
それが反映されている。

もう少し大きくなって子供服。

当時のチンツ生地は高価なものだったので、
何度もリサイクルして使われた。
なので、お母さんのスカートから
子供服や帽子、またその端切れから、
人形の服・・・というように、
捨てるところなく使われていった。

チンツのモチーフは大半が
装飾化された花や植物で、
人物描写はほとんどない。
これは16世紀にインドで手描きの
染め物職人として働いていたのが、
ペルシャ出身の回教徒だったからだと
考えられている。
そういえばペルシャの焼き物などの
パターンと共通点がありすぎる。

お母さん服と子供服。


右は当時のコスチュームの板絵。



典型的なギンガムチェックとの組み合わせ例。

ヨーロッパ生産になって、
紋章入りのデザインも出たのかと思ったけれど、
解説を読むと、これはインドに発注して
制作されたベッドスプレッドなのだそう。
超高価なものなので、普段使いではなくて、
なにか特別な場合にのみ飾られれたもの。

クローズアップ


ローラアシュレー・ホームの原点?(笑)


最後にこちらは、
メンズのドレッシング・ガウン。
次回も後半に続きます。
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Peter Gabriëlse Box Art Exhibition, Axel Museum, 2021(ペーターおじさんの箱アート展覧会、アクセル博物館 2021)
- 2022-01-05 Wed 15:00:00
- イベント
ロンドンはそろそろホリデー気分が抜けて、通常営業に戻りつつあるところ。
イングランドは今のところ(スコットランド、ウェールズ、北アイルランドと、ポリシーは異なって)、これ以上の制限もないようで、ロックダウンを予測していた自分的には、やや肩すかし。 ズンバ・クラスやジムも問題なく続行なので、喜ばしいことだけれど。
いやホントに、全体主義EUからは距離をとっていて本当によかったんだと、イギリスに生きる強運実感(笑)。
ともあれ、この現状も今週後半に出てくるデータによっては、どうなるかわからないことだし(クリスマス~新年で、最新データが出遅れてきていて、未だに正確な実態がつかめていない模様)、日々その日にできる活動を、できる限り楽しむ「今を生きる」ポリシーが強化されております。
新年の初投稿は、昨年のペーターおじさんの南オランダ、Het Warenhuis museum, Axel(アクセル博物館) での作品展と新作箱に関して。
作品展は昨年、2021年6月13日~10月30日まで、4ヶ月半に渡る開催だった。もともとは3月から半年間の会期が予定されていたのだけれど、コロナ騒動の移動制限やら、ロックダウンやら、なんやかんやでやや遅れての開催、それでも実現して本当によかった。
おじさんの新作6点を含めた、全24作品での展示だった。
専属フォトグラファーの私は、件の騒動以来、ワクチンを打たない制約もあり、EU内でも各国異なる入国条件(それも刻一刻変わる)に対応するのもバカバカしくて、もう移動を完全放棄。 なので、専属フォトグラファーも引退した状況。
Pおじさんが、自分でIpadで撮った写真をインスタにアップするのを見て「ちゃんと地元のプロに、新しい作品撮ってもらったら、その画像でオンライン・カタログにもリスティングできるよ。」と伝えておいたら、年末に、やっとおじさんのお友達から画像が届いた次第。
それを中心に今回は、主に借り物写真で。

展覧会のポスター/チラシ。
この写真は私が2020年に撮ったものを提供。

PおじさんのIpad写真の会場の様子。
会場の壁の前にパネルを入れて、
そこにちょうど箱作品が収まるように
設計したのはおじさんの会心のアイディア。
というか、いつの日か個展をするなら、
こうしたいと常々考えていたそう。

そこまでやっておいて、
会場風景をちゃんとプロに
撮ってもらわなかったのが悔やまれる・・・。
で、会場風景はこの2枚だけ・・・あ"ぁ~。
記録や終わったことにこだわらない、
究極に「今を生きる」おじさん(笑)。
なのでここからは、新作箱のイメージを。

Photo by: Co van Meurs
B-176
いつでも人気の図書館箱。
すぐに買いが入ってしまうので、
今回の展覧会用に新たに制作した。

Photo by: Co van Meurs
長い長ーいディティール写真。

Photo by: Co van Meurs
B-177
小さな図書棚箱。
グレイのスクロール・オーナメントが印象的。

Photo by: Co van Meurs
ディティール。

Photo by: Co van Meurs
B-178
シャンデリアと地球儀がチャーミング。
これは会期中に売れてしまったそう。

Photo by: Co van Meurs
そういえば、ミニチュアシャンデリアが、
入っている作品も、
すぐに売れてしまうような。

Photo by: Co van Meurs
B-179
これも小さな図書棚箱。
おじさんにしてはめずらしい、
金色を多用した作品。

Photo by: Co van Meurs
ディティール。
古びたキンキラキンが私好み・・・(笑)。

Photo by: Co van Meurs
B-180
このタブルナクル箱は、
一昨年の夏、ル・シャトーに滞在したときに、
厚みをノコギリでぶったぎるお手伝いをした、
思い出の一品が、華麗に完成。

Photo by: Co van Meurs
ディティール

おじさんのIpad写真のディティール。

2020年夏の制作風景
「この台座のせいで、丸鋸の
歯が届かないんじゃあ・・・。」
この後反対側をの鋸引きをお手伝い。

わ~い、切れた~☆

最初のエスキース段階。
「博物館」のコンセプトは、
この段階でもう確定している。

Photo by: Co van Meurs
B-181
この階段のある箱も会期中に売れてしまった。
なので、正式のディティール写真がなくて・・・、

おじさんのIpad写真でディティール。

ここからは、おじさんのIpad写真だけれど、
展覧会に出品されたのか、
結局出さずにストックにしたのか、
状況不明な作品達。
なので通し番号も未定のまま。
これもおじさんにしてはめずらしい
金色多用。

黒x金でゲイの人のインテリアみたい(笑)。

クールで好きだけどな。

こちらは、静謐な印象の箱。
このミュージアム、
南オランダの地域文化のミュージアムで、
20世紀初期のアールヌーヴォー様式の
当時のデパートの建物を中心に建造されている。
行けたら色々撮影できて、
面白そうだったんだけれどな・・・。
Youtubeにヴィデオが出ていたので、
これでも見て、行った気分に浸ることに。
*************
ここからはおまけの余談。
昨年クリスマスのプレゼント企画。

もどきデルフトのこんな画像を作った。
昨年2月に真のル・シャトー城主
プシャ2世が亡くなったので、
Pおじさんが正式に城主に就任したお祝い(笑)。
先代プシャ2世も空から祝福を贈っている。

これを強化ガラス・チョッピングボードに
プリントしてもらった。

おじさん大喜び(笑)。

Photo by : Thierry G
いつもクリスマスを一緒に祝う
仲良しのティエリー氏にも、
必ず何か作っている。
今回は氏のコテージがネタ。

これはタイルにプリントしてもらって、
コースターに。
これもバリバリの、もどきデルフト。
これはかなりの自信作。

お喜びいただけたと信じる。

Photo by : Thierry G
最後に、クリスマスにDanaさんや
私からのプレゼントをバリバリ開けて、
嬉しそうなPおじさん。
今年も、いちだんとお元気でね~!!
*************************
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イングランドは今のところ(スコットランド、ウェールズ、北アイルランドと、ポリシーは異なって)、これ以上の制限もないようで、ロックダウンを予測していた自分的には、やや肩すかし。 ズンバ・クラスやジムも問題なく続行なので、喜ばしいことだけれど。
いやホントに、全体主義EUからは距離をとっていて本当によかったんだと、イギリスに生きる強運実感(笑)。
ともあれ、この現状も今週後半に出てくるデータによっては、どうなるかわからないことだし(クリスマス~新年で、最新データが出遅れてきていて、未だに正確な実態がつかめていない模様)、日々その日にできる活動を、できる限り楽しむ「今を生きる」ポリシーが強化されております。
新年の初投稿は、昨年のペーターおじさんの南オランダ、Het Warenhuis museum, Axel(アクセル博物館) での作品展と新作箱に関して。
作品展は昨年、2021年6月13日~10月30日まで、4ヶ月半に渡る開催だった。もともとは3月から半年間の会期が予定されていたのだけれど、コロナ騒動の移動制限やら、ロックダウンやら、なんやかんやでやや遅れての開催、それでも実現して本当によかった。
おじさんの新作6点を含めた、全24作品での展示だった。
専属フォトグラファーの私は、件の騒動以来、ワクチンを打たない制約もあり、EU内でも各国異なる入国条件(それも刻一刻変わる)に対応するのもバカバカしくて、もう移動を完全放棄。 なので、専属フォトグラファーも引退した状況。
Pおじさんが、自分でIpadで撮った写真をインスタにアップするのを見て「ちゃんと地元のプロに、新しい作品撮ってもらったら、その画像でオンライン・カタログにもリスティングできるよ。」と伝えておいたら、年末に、やっとおじさんのお友達から画像が届いた次第。
それを中心に今回は、主に借り物写真で。

展覧会のポスター/チラシ。
この写真は私が2020年に撮ったものを提供。

PおじさんのIpad写真の会場の様子。
会場の壁の前にパネルを入れて、
そこにちょうど箱作品が収まるように
設計したのはおじさんの会心のアイディア。
というか、いつの日か個展をするなら、
こうしたいと常々考えていたそう。

そこまでやっておいて、
会場風景をちゃんとプロに
撮ってもらわなかったのが悔やまれる・・・。
で、会場風景はこの2枚だけ・・・あ"ぁ~。
記録や終わったことにこだわらない、
究極に「今を生きる」おじさん(笑)。
なのでここからは、新作箱のイメージを。

Photo by: Co van Meurs
B-176
いつでも人気の図書館箱。
すぐに買いが入ってしまうので、
今回の展覧会用に新たに制作した。

Photo by: Co van Meurs
長い長ーいディティール写真。

Photo by: Co van Meurs
B-177
小さな図書棚箱。
グレイのスクロール・オーナメントが印象的。

Photo by: Co van Meurs
ディティール。

Photo by: Co van Meurs
B-178
シャンデリアと地球儀がチャーミング。
これは会期中に売れてしまったそう。

Photo by: Co van Meurs
そういえば、ミニチュアシャンデリアが、
入っている作品も、
すぐに売れてしまうような。

Photo by: Co van Meurs
B-179
これも小さな図書棚箱。
おじさんにしてはめずらしい、
金色を多用した作品。

Photo by: Co van Meurs
ディティール。
古びたキンキラキンが私好み・・・(笑)。

Photo by: Co van Meurs
B-180
このタブルナクル箱は、
一昨年の夏、ル・シャトーに滞在したときに、
厚みをノコギリでぶったぎるお手伝いをした、
思い出の一品が、華麗に完成。

Photo by: Co van Meurs
ディティール

おじさんのIpad写真のディティール。

2020年夏の制作風景
「この台座のせいで、丸鋸の
歯が届かないんじゃあ・・・。」
この後反対側をの鋸引きをお手伝い。

わ~い、切れた~☆

最初のエスキース段階。
「博物館」のコンセプトは、
この段階でもう確定している。

Photo by: Co van Meurs
B-181
この階段のある箱も会期中に売れてしまった。
なので、正式のディティール写真がなくて・・・、

おじさんのIpad写真でディティール。

ここからは、おじさんのIpad写真だけれど、
展覧会に出品されたのか、
結局出さずにストックにしたのか、
状況不明な作品達。
なので通し番号も未定のまま。
これもおじさんにしてはめずらしい
金色多用。

黒x金でゲイの人のインテリアみたい(笑)。

クールで好きだけどな。

こちらは、静謐な印象の箱。
このミュージアム、
南オランダの地域文化のミュージアムで、
20世紀初期のアールヌーヴォー様式の
当時のデパートの建物を中心に建造されている。
行けたら色々撮影できて、
面白そうだったんだけれどな・・・。
Youtubeにヴィデオが出ていたので、
これでも見て、行った気分に浸ることに。
*************
ここからはおまけの余談。
昨年クリスマスのプレゼント企画。

もどきデルフトのこんな画像を作った。
昨年2月に真のル・シャトー城主
プシャ2世が亡くなったので、
Pおじさんが正式に城主に就任したお祝い(笑)。
先代プシャ2世も空から祝福を贈っている。

これを強化ガラス・チョッピングボードに
プリントしてもらった。

おじさん大喜び(笑)。

Photo by : Thierry G
いつもクリスマスを一緒に祝う
仲良しのティエリー氏にも、
必ず何か作っている。
今回は氏のコテージがネタ。

これはタイルにプリントしてもらって、
コースターに。
これもバリバリの、もどきデルフト。
これはかなりの自信作。

お喜びいただけたと信じる。

Photo by : Thierry G
最後に、クリスマスにDanaさんや
私からのプレゼントをバリバリ開けて、
嬉しそうなPおじさん。
今年も、いちだんとお元気でね~!!
*************************
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Chelsea Flower Show 2021(チェルシー・フラワーショウ 2021)
- 2021-09-29 Wed 13:00:00
- イベント
今回は予定変更で、先週の日曜日、つまり最終日に訪れたチェルシー・フラワーショウの速報を。
英国王立園芸協会が主催する園芸・庭園関連のNo1ショウで、例年ならチケット入手は困難、特に数年来メンバーをやめてしまったので、チケット取りはほとんど無理、まぁ、あまり行く気もない・・・イベントとなってしまっていた。
(10年前にキャンセルチケットを友人ともらって、行ったのが最後。その時の標本箱は<このページ>から、2回のエントリー。)
昨年はコロナ騒動でキャンセル、今年も春にはまだ開催できず、ワクチン接種が進んで制約が殆どなくなった秋に延期での開催だった。チェルシー初の秋フェアとなった。
その話は聞いていたけれど、そもそもチケット入手困難のイメージが強いこのショウ、行こうと考えもしなかったところに、やたらとインスタで広告が出てくる。え?チケットあるの?と思って直前、一週間前にサイトを見てみたら、最終日の日曜日のチケットがまだ残っている。
考えてみれば、海外(特にアメリカ、中国、そして日本)から押し寄せるヴィジターが、まだ国際間移動が不自由で、ほとんどいない状態だからだと思う。
ここ2年ばかり、ガーデニングが趣味なのに、ここでこんなチャンスを逃すわけにはいかない・・・というので、さっそくブッキングして出かけたのだった。

最寄りの駅Sloane Square(スローンス・クエア)から、
チェルシーの住宅街をぬけて、

ショウのエントランスまでは歩いて7分ぐらい。
車で来ている人は、
バタシー・パークが駐車場になっていて、
そこからエントランスまで
シャトルバスが出ているようだ。

エントランスの先は、
ショッピングのブースが続いている。
植物を見る前に
買い物で荷物になってしまいそうで危険。
エッジがブレードになった細身の
スコップを買っただけで
(球根の植え付けや、
根の深い雑草抜きにとても便利な代物)
無事通り過ぎて・・・、

ショウ・ガーデンのエリアに至る。
ショウ・ガーデンのテーマやトレンド・・・
なんてことは、もはや興味の範疇になく、
耐日陰、粘土質土、耐寒性、できれば常緑・・・
の植物がないか、そして見た目が好みなら
とてもヨロシイ・・・
と、いうようなことばかり考えて、
植物名を見てはググったりしていた。

このシーズンに満開の花は限られてくるので、
パニキュラータ系のアジサイ、
ジャパニーズ・アネモネ(秋明菊・・・かな)に、
サルビア系がどこのショーガーデンでも
中心になっている。

このショウガーデンが一番お気に入り。
今のホワイト系ガーデンもちょっと寂しいので、
これぐらいの幅で色味を入れたいかな・・・
などと考える。

もう1ショット、同じショウガーデンより。

テラスの周りに、ボーダーガーデン。

このコンビネーションも、とても好き。
JPアネモネ、ファーン(羊歯)、ホスタはウチの庭にも最適。
しかし、Gypsophila(ピンクのかすみ草)って、
乾燥系の土で日向に適している、
つまり、特にファーン、ホスタとは、違う性質。
現実的には難しいんじゃないかなぁ。
ショウガーデンって、根付きの
フラワーアレンジメント傾向ありで、
これで何年もこの状態を維持する
なんてことは考えられないんだな~。
Update:
その後いろいろ調べてみて、
このピンクの子たちはGypsophilaではなくて、
Thalictrum delavayi (タリクトラム・デラヴァイ)
かと思われる。
それだと、日陰の湿った土地でも適するはず。
ウチの庭のお買物リストにも入れとかねば・・・。

このショウガーデンも、
植物環境に大切な蜂の減少を防ぐため、
その土地のワイルドフラワー(雑草ともいう)を、
育てる庭、ということらしい。
しかしねぇ・・・現実的には、
雑草は例年次々バトルを繰り返して、
無茶苦茶なことになりそうな予感しかない(笑)。
これはル・シャトーで、毎年その年に繁茂し過ぎの
ワイルドフラワー(毎年違うものが主力になる)
を処分するお手伝いを、
10年続けていて経験からそう思う・・・。
ガーデニングをやっていると、
ショウガーデンの「理想」と、地植えの「現実」との
落差を感じるようになってきた。

興味の範疇にはなく・・・といいつつも、
キャッチされるメッセージ、トレンドは、
ことごとく「エコ」。
そして「気候変動」の中での
ガーデンデザインの方向性の模索。

これはチベットがテーマだったかな・・・。
中国からの参加のショウガーデンが
2つはあったと思う。

ショウガーデンを一回りしたところで、
待ちの列が長くならないうちに、早ランチ。
意外と美味しいフィッシュ&チップス。
でも座る席はなく、
テラス床の段差に座り込んで、
ワイルドに食す。

ここからは、ガーデン系商品ディーラーのブース。
流木(?)あるいは流木的に加工した木で、
彫刻として組み上げられている。
ウチには絶対イリませんが
(入りませんが?・・・笑)、
スケールが圧巻で、注目を浴びていた。

ウチ的にはこのタイプ。
これしかまともに育たない・・・
というのもあるけれど、
ファーン(羊歯)ラヴ~。

彫刻x植物コンビ、ラヴ。

重すぎるけど、石物もいいなぁ。

(日陰の庭だけど)
サンダイアルというプロップもいいかも。

インド製造のガーデンアクセサリー。
薄暗い庭にだと、初期中世風でいいな
と思ったけれど、
もちろん、お値段の桁が違った・・・。

こんな感じの混み具合。
これでも、例年よりは、
少しは空いているのかな。

ここからは大マーキーの中のブース。
これは、秋のテーマのディスプレイ。
それぞれのジャンルのトップクラス
ナーサリーが、植物を売るためのエリアがここ。
とはいうものの・・・、今回の秋フェアは、
各ナーサリー的に予定外のイベント
だったからかもしれないけれど、
常連のNo1は来ていなくて、
2-3番手のナーサリーが来ていたように思う。

ノルマンディーのPおじさんちでも、
リンゴの取り入れ時期なんだろうな・・・
と、遠い目をして想う。

そして、秋といえばダリア。
近頃トレンディなダリアも、
この秋フェアで、中核を担っていた植物の一つ。
個人的には、大阪のパチンコ屋の開店花輪の
ダリア風造花の印象しかなくて(笑)、
どうしても好きになれない。

葉野菜を、おしゃれに育ててみるとこういうことに。
もっと大雑把だけど、これに近いこと、
私もやりました^^。

コンテンポラリー・アートの
インスタレーションっぽい、アレンジメント。

さて、フラワーショウの最終日といえば、フェア終了時の、ディスプレイ植物バーゲン売りが名物の一つ。それに今回はじめて参加した。
5:30pmが閉会だけれど、4:00pmから販売が開始される。ブースの多くはその日の午後あたりから、すでに予約を受け付けている。
目をつけた植物を、そのブースのスタッフに尋ねて、販売予定・未売約であれば、先払いして、ナンバーチケットの半券をもらう。
植物にもナンバー半券が付けられて、どれを買ったか後で識別できる仕組み。そして、4時以降に戻ってきて、植物を受け取る。
といっても、4時前にはめぼしいブースでは、すでに受け取り順番待ちの長い列ができてたりする。
問題は・・・どこのブースだったか、広いマーキー内で見つけられなくなりそうなこと(笑)。周りの様子もモバイル写真に撮って、どことどこのブースに戻ってくるのか、見失わないように注意した。
そして、木や宿根植物は必ずしも、すべて販売するわけではなくて、見事なものにかぎって販売用ではなくて、ショウ使いまわし展示用・・・という場合も多々あり。尋ねてみないとわからない。
予約を取らずに、4時前に並んで、昔ながらの八百屋のように片っ端から売っていくブースもあり。これに参加する勇気はなかった(笑)。
なにしろ「耐日陰、粘土質土、耐寒性、できれば常緑」のシバリがあるので、見た目が気に入ってバーゲン価格なら、何でも歓迎なガーデナーとは違う(なんでも植えられる庭、実は、うらやましい~)。ゆっくりじっくり選ぶ必要があるので、バーゲン・ハントはなかなか難しい。
それでも、外の会場エントランス(帰りだと出口)横の、ガーデンデザインのブースが、ブースの中にディスプレイしていた耐日陰植物の9cmポット達を、3つ£5でたたき売りしているのには引っかかって、Carex(カレックス)とHeuchera(ヒューケラ)を即追加買い。
ものすごい状態(笑)でのたたき売り(通路に引っ張り出される植物を、私を含めたおばちゃん達が、ワシづかみ・・・爆)だったので、細かい種目名などまるで解らないけど・・・「コイツラは大丈夫だっ。」

そうやって、ウチにやってきた植物たち。
ガーデニングにはまり始めてから、久しぶりにフラワーショウに行ってみた感想としては、イヴェントとしては楽しいけれど、現実的メリットは昔ほどないな・・・ということ。
今どきは、ネットでサーチして、各ジャンルのトップクラス・ナーサリーから通販で買うことができるし、トップクラス・ナーサリーの扱っている植物は、通販でもとてもコンディションがいい。
自分ちが色々条件付きの庭なので、ということもあるけれど、自分的にはフラワーショウより、今後もネット・サーチ+通販の方法と、近所のガーデンセンターを併用することになるだろうな。
ともあれ、今回はとてもいい経験で、このチャンスに行っといてよかったことは間違いなし^^。
*************************
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英国王立園芸協会が主催する園芸・庭園関連のNo1ショウで、例年ならチケット入手は困難、特に数年来メンバーをやめてしまったので、チケット取りはほとんど無理、まぁ、あまり行く気もない・・・イベントとなってしまっていた。
(10年前にキャンセルチケットを友人ともらって、行ったのが最後。その時の標本箱は<このページ>から、2回のエントリー。)
昨年はコロナ騒動でキャンセル、今年も春にはまだ開催できず、ワクチン接種が進んで制約が殆どなくなった秋に延期での開催だった。チェルシー初の秋フェアとなった。
その話は聞いていたけれど、そもそもチケット入手困難のイメージが強いこのショウ、行こうと考えもしなかったところに、やたらとインスタで広告が出てくる。え?チケットあるの?と思って直前、一週間前にサイトを見てみたら、最終日の日曜日のチケットがまだ残っている。
考えてみれば、海外(特にアメリカ、中国、そして日本)から押し寄せるヴィジターが、まだ国際間移動が不自由で、ほとんどいない状態だからだと思う。
ここ2年ばかり、ガーデニングが趣味なのに、ここでこんなチャンスを逃すわけにはいかない・・・というので、さっそくブッキングして出かけたのだった。

最寄りの駅Sloane Square(スローンス・クエア)から、
チェルシーの住宅街をぬけて、

ショウのエントランスまでは歩いて7分ぐらい。
車で来ている人は、
バタシー・パークが駐車場になっていて、
そこからエントランスまで
シャトルバスが出ているようだ。

エントランスの先は、
ショッピングのブースが続いている。
植物を見る前に
買い物で荷物になってしまいそうで危険。
エッジがブレードになった細身の
スコップを買っただけで
(球根の植え付けや、
根の深い雑草抜きにとても便利な代物)
無事通り過ぎて・・・、

ショウ・ガーデンのエリアに至る。
ショウ・ガーデンのテーマやトレンド・・・
なんてことは、もはや興味の範疇になく、
耐日陰、粘土質土、耐寒性、できれば常緑・・・
の植物がないか、そして見た目が好みなら
とてもヨロシイ・・・
と、いうようなことばかり考えて、
植物名を見てはググったりしていた。

このシーズンに満開の花は限られてくるので、
パニキュラータ系のアジサイ、
ジャパニーズ・アネモネ(秋明菊・・・かな)に、
サルビア系がどこのショーガーデンでも
中心になっている。

このショウガーデンが一番お気に入り。
今のホワイト系ガーデンもちょっと寂しいので、
これぐらいの幅で色味を入れたいかな・・・
などと考える。

もう1ショット、同じショウガーデンより。

テラスの周りに、ボーダーガーデン。

このコンビネーションも、とても好き。
JPアネモネ、ファーン(羊歯)、ホスタはウチの庭にも最適。
しかし、Gypsophila(ピンクのかすみ草)って、
乾燥系の土で日向に適している、
つまり、特にファーン、ホスタとは、違う性質。
現実的には難しいんじゃないかなぁ。
ショウガーデンって、根付きの
フラワーアレンジメント傾向ありで、
これで何年もこの状態を維持する
なんてことは考えられないんだな~。
Update:
その後いろいろ調べてみて、
このピンクの子たちはGypsophilaではなくて、
Thalictrum delavayi (タリクトラム・デラヴァイ)
かと思われる。
それだと、日陰の湿った土地でも適するはず。
ウチの庭のお買物リストにも入れとかねば・・・。

このショウガーデンも、
植物環境に大切な蜂の減少を防ぐため、
その土地のワイルドフラワー(雑草ともいう)を、
育てる庭、ということらしい。
しかしねぇ・・・現実的には、
雑草は例年次々バトルを繰り返して、
無茶苦茶なことになりそうな予感しかない(笑)。
これはル・シャトーで、毎年その年に繁茂し過ぎの
ワイルドフラワー(毎年違うものが主力になる)
を処分するお手伝いを、
10年続けていて経験からそう思う・・・。
ガーデニングをやっていると、
ショウガーデンの「理想」と、地植えの「現実」との
落差を感じるようになってきた。

興味の範疇にはなく・・・といいつつも、
キャッチされるメッセージ、トレンドは、
ことごとく「エコ」。
そして「気候変動」の中での
ガーデンデザインの方向性の模索。

これはチベットがテーマだったかな・・・。
中国からの参加のショウガーデンが
2つはあったと思う。

ショウガーデンを一回りしたところで、
待ちの列が長くならないうちに、早ランチ。
意外と美味しいフィッシュ&チップス。
でも座る席はなく、
テラス床の段差に座り込んで、
ワイルドに食す。

ここからは、ガーデン系商品ディーラーのブース。
流木(?)あるいは流木的に加工した木で、
彫刻として組み上げられている。
ウチには絶対イリませんが
(入りませんが?・・・笑)、
スケールが圧巻で、注目を浴びていた。

ウチ的にはこのタイプ。
これしかまともに育たない・・・
というのもあるけれど、
ファーン(羊歯)ラヴ~。

彫刻x植物コンビ、ラヴ。

重すぎるけど、石物もいいなぁ。

(日陰の庭だけど)
サンダイアルというプロップもいいかも。

インド製造のガーデンアクセサリー。
薄暗い庭にだと、初期中世風でいいな
と思ったけれど、
もちろん、お値段の桁が違った・・・。

こんな感じの混み具合。
これでも、例年よりは、
少しは空いているのかな。

ここからは大マーキーの中のブース。
これは、秋のテーマのディスプレイ。
それぞれのジャンルのトップクラス
ナーサリーが、植物を売るためのエリアがここ。
とはいうものの・・・、今回の秋フェアは、
各ナーサリー的に予定外のイベント
だったからかもしれないけれど、
常連のNo1は来ていなくて、
2-3番手のナーサリーが来ていたように思う。

ノルマンディーのPおじさんちでも、
リンゴの取り入れ時期なんだろうな・・・
と、遠い目をして想う。

そして、秋といえばダリア。
近頃トレンディなダリアも、
この秋フェアで、中核を担っていた植物の一つ。
個人的には、大阪のパチンコ屋の開店花輪の
ダリア風造花の印象しかなくて(笑)、
どうしても好きになれない。

葉野菜を、おしゃれに育ててみるとこういうことに。
もっと大雑把だけど、これに近いこと、
私もやりました^^。

コンテンポラリー・アートの
インスタレーションっぽい、アレンジメント。

さて、フラワーショウの最終日といえば、フェア終了時の、ディスプレイ植物バーゲン売りが名物の一つ。それに今回はじめて参加した。
5:30pmが閉会だけれど、4:00pmから販売が開始される。ブースの多くはその日の午後あたりから、すでに予約を受け付けている。
目をつけた植物を、そのブースのスタッフに尋ねて、販売予定・未売約であれば、先払いして、ナンバーチケットの半券をもらう。
植物にもナンバー半券が付けられて、どれを買ったか後で識別できる仕組み。そして、4時以降に戻ってきて、植物を受け取る。
といっても、4時前にはめぼしいブースでは、すでに受け取り順番待ちの長い列ができてたりする。
問題は・・・どこのブースだったか、広いマーキー内で見つけられなくなりそうなこと(笑)。周りの様子もモバイル写真に撮って、どことどこのブースに戻ってくるのか、見失わないように注意した。
そして、木や宿根植物は必ずしも、すべて販売するわけではなくて、見事なものにかぎって販売用ではなくて、ショウ使いまわし展示用・・・という場合も多々あり。尋ねてみないとわからない。
予約を取らずに、4時前に並んで、昔ながらの八百屋のように片っ端から売っていくブースもあり。これに参加する勇気はなかった(笑)。
なにしろ「耐日陰、粘土質土、耐寒性、できれば常緑」のシバリがあるので、見た目が気に入ってバーゲン価格なら、何でも歓迎なガーデナーとは違う(なんでも植えられる庭、実は、うらやましい~)。ゆっくりじっくり選ぶ必要があるので、バーゲン・ハントはなかなか難しい。
それでも、外の会場エントランス(帰りだと出口)横の、ガーデンデザインのブースが、ブースの中にディスプレイしていた耐日陰植物の9cmポット達を、3つ£5でたたき売りしているのには引っかかって、Carex(カレックス)とHeuchera(ヒューケラ)を即追加買い。
ものすごい状態(笑)でのたたき売り(通路に引っ張り出される植物を、私を含めたおばちゃん達が、ワシづかみ・・・爆)だったので、細かい種目名などまるで解らないけど・・・「コイツラは大丈夫だっ。」

そうやって、ウチにやってきた植物たち。
ガーデニングにはまり始めてから、久しぶりにフラワーショウに行ってみた感想としては、イヴェントとしては楽しいけれど、現実的メリットは昔ほどないな・・・ということ。
今どきは、ネットでサーチして、各ジャンルのトップクラス・ナーサリーから通販で買うことができるし、トップクラス・ナーサリーの扱っている植物は、通販でもとてもコンディションがいい。
自分ちが色々条件付きの庭なので、ということもあるけれど、自分的にはフラワーショウより、今後もネット・サーチ+通販の方法と、近所のガーデンセンターを併用することになるだろうな。
ともあれ、今回はとてもいい経験で、このチャンスに行っといてよかったことは間違いなし^^。
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Peter Gabriëlse - New Box art at Antibe Art Fair 2019(2019 アンティーブ・アートフェアに出展の、ペーター・ガブリエルザ 新作 箱アート)
- 2019-04-27 Sat 09:47:24
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南フランス・Antibes(アンテイーブ)で開催されている、Antibes Art Fair(アンティーブ・アート・フェア)に出展中の、Pおじさんこと、Peter Gabriëlse(ペーター・ガブリエルザ)の、ボックス・アート最新作のご紹介を。
会場のアンティーブは、ニースとカンヌの間に位置していて、イースターが終わるころからマリン・リゾートの中心地となっている。
今年は遅くやってきたイースターの週末から、アートフェアが始まって丸2週間、この木曜日が最終日。
私は、イースター明けの火曜日から参加で、木曜夜の撤去と金曜朝のおじさんのヴァンへの積み込みをお手伝いしてから、ロンドンに戻る予定。
まずは、おじさんのブースの様子から。

春のフェアでもあり、明るい南フランスということで、
ブースの壁は明るいクリーム色。
何やらおじさんらしくない、19世紀の椅子は、
隣のブースのディーラーからの借り物。
ペアで800ユーロで、売れたら売ってね・・・だそうです(笑)。
おじさんのいつものガーデンチェアより、
ずっと座り心地がいいので、
おじさんのスタイルじゃないけど愛用中。

左から2つ目の図書室箱、
正面の壁、右端のブルーの箱、
その右隣、床に置かれた箱が新作で、

右の壁の左端、グリーンの小型の図書館室箱、
写真右端の、グリーン白の図書室箱がも新作です。

B171 - 73x37x13cm €3750
長い長いはしごが立てかけられた図書室箱。




棚の中の白いボトルが繊細であいらしいー。

*************

B172 - 81x44x12cm €3500
白いスクロールのある、ブルーの箱。
おじさんにしては、明るい鮮やかなブルー。
南仏を意識している?(笑)。

鮮やかなブルーの花柄のついた壁紙の断片は、
ルシャトーの壁から剥がれ落ちたもので、
ちょうどこの2つの断片が剥がれ落ちたのを、
保存していたのだそう。

小さな小さな1対の中国人の像は、
おじさんがお父さんから受け継いだ、
「いろいろなものがごちゃごちゃ入っている箱」
の中の一つだそうで、
18世紀中国製のミニチュア像と思われる・・・のだそう。

白い18世紀の装飾スクロールと、
ブルーが爽やかなコントラストの箱です。
************

B173 - 59x45x12cm SOLD
図書館箱にしては小型の、新しい試み。
かすかにブルーグリーンが買った明るいグレイの、
これもさわやかなイメージの作品。

黄色いデスクの引き出しが、下に落っこちていたり、
宝箱みたいなチェストやら、ミニチュア・コランダー、
いろいろな要素がいっぱい詰まった、楽しい構成で、
日本の方からすでにオファーが入って、売約済みです。

この箱の右側には、間口サイズの穴が開いていて、
ここに光源を置いたら、また違った光の印象が楽しめることと。

棚の上部。

オーナメントは、19世紀初頭のナポレオン様式のもの。
ナポレオンがエジプト遠征してから、
エジプト文様の影響で流行り出したものだそう。

たまたま、向かいのブースに展示されていた、
コンソール・テーブルにほぼ同じような
オーナメントがついていた。
オリジナルは、こんなものだったはず^^。
**********

B174 - 50x41x12cm €3250
これも小型の図書室箱。
ミントグリーンがとても爽やか。

緑青色の小さな十字架や、
ポット類が色々、本の間にちりばめられている。



この箱も、左側に間口が切られていて、
光が入るようになっている。
*************

B175 - 76x41x13cm €3750
白とグリーンの、荒れたテクスチャーのペイントが
新鮮な図書室箱。

これもいろいろな要素が、
いっぱい詰まっていて楽しいー。

棚の一番下の段に収まっているのは、
18世紀の象牙製の船のミニチュア。
これが凝っている。
プラスターカメオとともに、ぐっと風格のある構成。


そして、この箱も間口が開いている。
以上の5つが、今回の新作でした。
日本でご興味の方は、
私の方で仲介できますので、ぜひお問い合わせくださいね^^。
お問い合わせは、
以下のKotomiCreationsリンク先→
ドロップダウンからContactを
タップしてください。
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Peter Gabriëlse 新作Box artと、Eurantica(ユーランティカ)展
- 2018-04-05 Thu 21:14:28
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まったくご無沙汰標本箱でした。
ヴェニス・ホリデー>ブラッセルズ出張から帰ってきたら、これまたすぐに日本の雑誌の取材撮影が2日入っていて、やっと諸々のポストプロセスやら、アップロードやら・・・の後処理を済ませて、ちょっと一段落・・・するかと思ったら、年度末の帳面付け・・・というか、現在ではデジタル入力の時期だし、でも、もう1日取材撮影入ってるし・・・あーもう、ちょっと疲れたー。
そんなこんなで、春物のジュエリー新作も、オブジェの新作もまだ載せれず、作りっぱなしのまま。
もう4月なんだけどな・・・・(笑)。
とにかく、一度ブラッセルズのEurantica(ユーランティカ)展の話で、標本箱を一度更新しておくことに。
毎年3月末に催されるこのアート&アンティーク・フェア、昨年まではブラッセルズとアントワープの中間にあるMecehlen(メヘレン)で催されていた。そのもっと以前は(何年前かはしらないけど)、ブラッセルズの北にあるExpo(エキスポ)で催されていたそうで、今年からはまた再びこのブラッセルズ・エキスポに会場が戻ってきた。
昨年の9月に、はじめて企画されたブラッセルズ・ファイン・アート・フェアがここで催されて、Pおじさんも参加で、私も撮影とお手伝いに合流(その時の標本箱は<このページ>)。
このフェア自体は正直な話、集客力がなく、かなり失敗だったようで、今年はもう開催の話は立ち消え・・・。
そして、空いてしまったエキスポに、ユーランティカ展が再び戻ってきた形になった。
メヘレンにはもう3回連続で出展して、目新しさがなくなってきたので、、もう出さないつもり・・・と言っていたPおじさんも、集客力のあるユーランティカがブラッセルズに戻ってくるなら、というので、もう一回出展してみることにした。
で、私もいつものように、お手伝い参加。
近頃はインスタグラマー化しているPおじさん、
設営の様子をポスト。
設置を手伝っているのは、バイト君。

完成図。
今回はかなり暗い目に照明を落として、
ボックスのスポットライトを強調・・・のはずが、
壁際のブースで、午後から天窓から光が燦々と降り注ぐ・・・という計算ミス。
オーガナイザーに頼んで、余分のダークグレイの生地を
天井に張って、日よけにしてもらった。
なのだけれど、やっぱり午後は、
スポットライトが目立たないぐらい明るい。

写真は11時開場前なので、まだ暗い目で、
こんな風にしたかった、の・・・理想像。

新作の撮影をして、アーカイブ・リストを更新、
という役割も兼ねているフォトグラファーとしては、
午後にブースが明るくなって、撮りやすかったんだけど・・・(笑)。
B159 ステキなフレームが印象的なこの作品は、
日本のファンのお客様から、
インスタ経由で問い合わせが入って、お買い上げに。
Pおじさんも日本向け出荷の経験が何度か、
私の方も、実質日本代理店状態ですので、
他にも作品購入にご興味の方は、ぜひお問い合わせくださいね。
お問合わせは<このページ>からどうぞ。
(スポットライトを日本製・日本仕様のものに付け替えていただく
手間がちょっとかかるのですが・・・。)

B159 ディティール。
テーブルの上に乗っているのは、小さな小さなタバコケース。
地球儀「風」のボールなんじゃなくて、本当に地球儀。
この写真ではちょうど、アメリカ大陸が見えている。

壁面に貼られているのは、ギルトレザー。
17世紀のオランダで流行った、エンボス、金(銀)箔貼りの壁紙・・・、
もとい・・・壁革。

凝ったディティールのこの作品は、本日、日本に旅立ちました。

B161 今回目を引いた新作の、小型(48x40x15cm)のタブルナクル・ボックス。
ブルーとゴールドのコントラストがキレイ。
扉の裏に貼られているのは、コンベックス・ミラー。
ちなみに作品価格は、€3000 (日本向け送料は€150-200程度)。

ゴージャスで、かつ、錬金術師的なミステリアスな雰囲気。

この繊細な、ガラスの「洗面器」。

扉を閉めると、シンプルなキャビネット風。
で、扉の中は、異次元別界・・・のコントラストが面白い作品。

B162 サイズ50x50x14cm 作品価格:€3250
これも比較的小型の作品。
赤とブルーグレイのコントラストが美しい。
この2つのカラーをテクスチャーとして、練り込んでしまう
ペーターおじさんの得意ワザ。

テーブルの引き出しのハンドルが・・・実に繊細。


B158 64x45x12cm €3000
Pおじさんのトレードマークのような、
テクスチャー・グレイで溶け込んだ作品。

チェアーのあるディティールには、植木鉢がいくつか。
庭のテラス風の(でも、暗めの・・・)雰囲気。

上にかかったオーナメントも、花やフルーツのモチーフ。

B047 83x52x13cm €3250
作品番号からもわかるように、これは元々はずいぶん以前に作られた作品。
下のパネル部分が、もっと長かったのだけれど、
気分一新でかなり短く切り込んで、
ライティングと、中のアレンジも少し変更したのだそう。

このタイプのグリルのある作品は、
北ヨーロッパに特徴的な(特にノルマンディー・ブリタニーに多いように思う・・・)
グリル付きのキャビネット・ドアを使ったもので、
何年か前にいくつか作っていたけれど、近頃は材料になる、
このタイプのドアを、マーケットでも見かけないそうなので、
今となっては、限定品。

この覗き込む感じが、ミニチュア・インテリアの不思議感を倍増。
このグリルのペイントの、剥がれかけた質感が、
とりわけいい味を出している作品。

エレガントなシャンデリアが下っている。

B160 75(64)x49x13cm €4250
これは少し大型の作品。
フレームの上にペアで立っている、アーン型の飾りは取り外し可能。
(サイズの高さ、カッコ内は、取り外した場合の高さ)
クリームのフレームに、対照的にゴージャスなゴールドのインテリア。

奥には、マーキュリーがはげかかって質感の出た鏡。

壁面には、これも銀箔の剥げかかった、壁紙。

そして、18世紀の計算書・・・かな?
この6点が今回の、おじさんの新作。

これは、おじさんの異色の作品・・・というか、コラージュというか、
ただ、ただ、アンティークというか・・・。
パリを描いた、19世紀のデッサン。
特に有名な画家のものではないのだけれど、
Michel-Jean Cazabonか・・・?と思わせるサインと作風。
裏は全然とれていないそうなので、もちろん別人・模倣の可能性強し。
それにしても、スケッチの風合いがいいのと、
ならべて置くと、紙のカラーのヴァリエーション、
ディティールに富んだオリジナルの額装のパターンが、
リズム感を醸し出して、いい感じの風合い。
各スケッチは、およそポストカードサイズ。
おじさん製作の台座パネル付きで、€700だそう。
会場でも、インスタでも問い合わせがあったそうなので、
もしかしたら、もう売れてしまったのかも・・・。
その他、ユーランティカの会場のブースのイメージをいくつか・・・。

ユーランティカで主流の、正統派アンティーク。

正統派も極まって、ミュージアム級。

ここのブースは、ガレが壁面いっぱい・・・。

コンテンポラリーにしては、フォトモンタージュ風で、
自分好みの作品を見せていたブース。

こういう、小物テンコモリのブースは(買えないのに・・・)
シゲシゲ覗き込んでしまう。

また別のブースでだけれど、レリカリーがいっぱい・・・。

レリカリー、ラブー^^。
最後に、これまた、おじさんのインスタから、
撤去ができて、後は積み込むだけのブースでのおじさん。
今回は、私が撤去を手伝いましたとも・・・。
それではまた、いつとは確定できないけれど、
春物新作ご紹介で、更新・・・できたらいいなぁ~。
*************************
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Pおじさんの、インスタグラム・デヴューと、FVFのホーム・セールの様子と、近況など。
- 2017-12-12 Tue 21:39:20
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来年の春夏ものの作り込みと、納品と、パーティーやらイヴェントと、(Pおじさんの)ネット秘書業務やらで、ぱっつんぱっつんに予定が詰まっていて、しばらくご無沙汰標本箱でした。
せっかくだから(というか、まだなんにもちゃんと脳が機能してないので・・・)、今回は、その諸々雑多に怒涛の日常を、ランダムに詰め込んでみることに。
まずは、Pおじさんのインスタ・デヴュー!!
www.instagram.com/peter.gabrielse
ipadからインスタグラムにポストできることを知ったおじさん、「インスタグラムやりたいっ」といい出したのはいいのだけれど、いかんせん・・・ipadの使い方もよくわからなくて、インスタAPPをダウンロードするために、appleアカウントにログインする段階で頓挫。
そこにちょうど、ITマンにル・シャトーの、ネットワークを修復してもらうことがあったので、ついでにログイン問題も解消して、APPもインストールして、ポストしてもらった、最初のおじさんのイメージ。
そこからまた、自分でポストできるのはまた別問題で・・・紆余曲折あって、今日ちゃんと、おじさんが自力ポストに成功したのだった。
とはいうものの、おじさんの作品写真は、全部私のデータ・ストーレージ入っているので、これからもこのアカウントは、おじさんと私で共同運営することになっている。
だから・・・、間違って自分の作業ブーツとル・シャトーの床が、写ってしまっていた写真を、これまた間違ってポストしてしまって、消し方がわからなくて「へーループ!!」のメールが入ってきても、Net秘書がすかさず尻拭いできるわけです(実話・・・・笑)。

で、おじさんが「フォロー」とか「コメント」を理解できるかどうか、
これはまたまた、別問題なんだけれど・・・、
Pおじさんファンの皆様、ぜひフォローしてみてくださいね^^。
*************************
その次は、先日の週末(と、今週の週末、土・日)開催の、
Fabulous Vintage Finds(ファビュラス・ヴィンテージ・ファインズ)の、
クリスマス・オープン・ハウス・セールの様子を。

ハウス・セールなんていうから、テーブルの上に売り物が乗っかってる・・・
的な想像を、うちくだくこの物量。
もうこの4日間は、ここは完璧に「店舗」。

インテリア誌スタイリストのジェスだけあって、
どのコーナーも、演出がステキ満点。





Kotomiジュエリーも、あちこちでヴィンテージに参加。


ここのハウスセールは価格設定が、とてもお買い得。
ほとんど卸価格?というような値段。

なので、納品の時に目をつけていたサンゴは、
木曜夜のプレヴューで、すっかり売り切れてしまっていた。

それでも目にとまるものが色々・・・ありすぎ。


結果的に・・・、

ジュエリー売る前に、色々買い込んでしまって、
これでは物々交換で終わる可能性高し(笑)。

Christmas House Sale
Saturday 16th - Sunday 17th December 2017
9.00am - 6.00pm
36 Kestrel Avenue Herne Hill
London SE24 0EB
map:

プレゼントが揃ったところで、ラッピング→送り、
そしてクリスマス・カード書き・・・これが忙しいのを倍増。
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そして、ちらっとTown House(タウンハウス)の様子を。

いつものカウンター横のキャビネットに復帰。

お店の中では、クリスマス・デコレーション進行中。

ノスタルジックにステキな、クリスマス飾り。
Kotomiジュエリー、1月中頃まで期限限定で展示販売していますよ。
Town House(タウンハウス)
地図:
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Kotomiジュエリー春夏作り込みの進行状況を。




2週間前にペンダントヘッドの第一ロット完成。
今回は「聖心」モチーフが、新デザイン。

先週第二ロットがアップ(写真上段)。

ただいま、チェーン部分のサンプル組まっただ中。
あと、もう2日で抜けられるか・・・このトンネル・・・。
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オマケ: でも、パーティー参加する羽目に。
それもよりによって70'sパーティー(私は80'sだって言うに・・・)。

行ってるジムの「ズンバ組」の1人ロブさん(真ん中モノホン70'sの人)主催で、ズンバ組集合。
ロブさんのちょっと前でかがんでるのが、
「伝説のインストラクター」ベネズエランのジョゼ。
一番左の私、手持ちの服+ebayのパーティー・グッズ・ベストで
70'sにしてるつもりが・・・なんでかパイレーツ、
あるいは、大掃除かと思ったよ・・・(笑)
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Peter Gabriëlse box art at Brussels Fine Art Fair (ブラッセルズ・ファイン・アート・フェアの、ペーターおじさん箱彫刻)
- 2017-10-01 Sun 14:50:07
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今回は、先々週に開催されていた、ブラッセルズ・ファイン・アート・フェアに出展の、ペーターおじさんの箱彫刻のイメージを。
このフェアは、今回始めて開催されたフェアで、べルギーの首都ブラッセルズの北部に「エキスポ」として知られている、展示会場での開催。 現在、メヘレンで開催している、Eurantica(ユーランティカ)アートフェアは、元々はここで開催していたのだそうで、ユーランティカが会場を移動したので、その後を引き継ぐように、また別のオーガナイザーが、ここでこの時期に同様のアートフェアを開催することになってという経緯。
Pおじさんは、どちらのオーガナイザーとも面識があるので、これまで何度かメヘレン・ユーランティカに出展(で、私もよくメヘレンに出張していた)、今回はこの初開催のフェアにも、出展することになった。

ほぼ定番になりつつある、明るいグレイの展示ブース。

おじさん、開場前の準備中。

何度も出展している会場だと、作品が前回とかぶらないように、
新作中心のラインナップなのだけれど、ここははじめての出展なので、
新作・旧作、取り混ぜての展示。

左端の秀麗な白とゴールドの箱が、
初日に友人経由で、アメリカから引き合いが入って、売約済み。

このあたりは、3月のメヘレンで登場した、去年の冬の作品達。

この作品が、今回の新作。
夏にはまだ製作中だったもの。
大型のタブナクルを上下に分割した下の部分。
上の方は、夏に私達が帰ってからも、
来客、イベント(ル・シャトーのバーンの一つがコンサート会場に!!)続きで、
忙しかったおじさん、結局このフェアに間に合うようには仕上がらなくて、
デビューは11月のナミュールのAntica(アンティカ)アート・フェアで、
ということになった。

扉の部分にはオリジナル18世紀の、
ゆらゆら波打ったガラスパネルが入っている。
これは、開け閉めができる状態になっていて、

そのガラス扉を開けたところ。
これも18世紀の赤い顔料の付いたパネルが、一段と鮮やか。
夜ミュージアムの展示室にさまよい込んで、
ワインを傾けている・・・ような、シュールな印象。


そのほかにもいろいろ、私にはおなじみの作品達。





お隣のブースが私の好きそうな、キリムやら、
スザンニ 刺繍布を扱うブースだったので、ちょっと危険(笑)。
大丈夫・・・お高すぎたので、買わずに持ちこたえた・・・。


他にも、いまどきのトレンドのデコ~ミッドセンチュリー・スタイル、

ミュージアム級の17世紀もの、

マスターピース絵画、

コンテンポラリーのギャラリー、

フォーク・アートなどなど、様々なディーラーが100ブース以上出展。


最後に、私のお気に入りの「聖遺物」。
買えないの解っているから、作ってみようかな(笑)。
次回は、再び、リスボンに話は戻る・・・予定です。
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5 Up-and-Coming Mashiko Potters exhibition at Goldmark Gallry Uppingham (益子若手陶芸作家5人展 - ゴールドマーク・ギャラリー)
- 2017-06-06 Tue 09:00:00
- イベント
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オランダ・ドルドレヒトのイメージの続きは、今回ちょっとお休みして、前の土曜日に訪れたUppingham(アッピンガム)のGoldmark Gallery (ゴールドマーク・ギャラリー)で開催中の、5 Up-and-Coming Mashiko Potters exhibition (益子若手陶芸作家5人展)のイメージを速報で。
この企画は、日本の陶芸の中心地・益子で活躍する、5人の若手陶芸作家の作品展を、イギリスで開催するというもので、
益子といえば、(多分最も世界的に有名な・・・)日本の陶芸家・浜田庄司が窯を起こした土地であり、浜田庄司といえば、イギリス・コーンウォール、セント・アイヴィスでのバーナード・リーチとの共同活動があることで、益子からイギリスというのにも、なにやら伝統的な「縁」が繋がっている。
私自身がこのイヴェントを知るきっかけになったのは、参加作家の1人伊藤剛俊氏の作品。インスタグラムで見つけてショッキングなほど、ツボにはまってしまった作家さん。
日本でも人気で入手が難しいという話なので、UKから入手することはまず無理、ということで、諦めはついていたはずなんだけれど、そこにUKで5人展参加のインスタグラム・ポストを見つけて・・・、もうこれはなんとしても行くしかないでしょう。
一方、ウチの配偶者氏は、浜田庄司陶芸の大ファンで、「益子」という言葉にとてもソフト・スポットあり。
「こんな益子陶芸のイヴェントがあるから、アッピンガムまで行かない?」と誘ったら、「行くっ!!」と即答だったので、2人で出かけることにした。

いつものユーロスター駅、ロンドンのSt Pancras(セント・パンクラス)から、
今回はEast Midland(イースト・ミッドランド)ラインに乗って、Corby(コービー)まで1時間10分。
そこから、バスだと2本乗り継ぎになるので、
タクシーに乗り込んで約20分(料金にして£21程度)、ギャラリーに乗り付ける。
Uppinghamはチャーミングな古いマーケットタウンで、
写真はマーケット広場(現在は駐車場)と、その向こうの教会。

コッツウォルズと似ているけれど、もっとダークなはちみつ色の建物の、
小さな町で、周辺の村々にも、手入れの行き届いた古い建物が点在して、
この一帯が、文化的なカントリーサイドなのがうかがわれる。

ギャラリーのエントランス。
グランドフロアでは、作家の限定プリントを中心に展示されている。
5人展の開催されている、上階フロアへ。

企画展正面を飾るのは、益子を象徴するような、
力強い土物の、竹下鹿丸氏の大型のヴァーズ。

吹き抜けになった会場の、各コーナーを使って、
各作家の作品が展示されている。
正面に写っているのは、女性陶芸家・西山奈津さんの作品達。
土のテクスチャーと、ユニークなフォルムが、
ここのギャラリーの顧客層のテイストにマッチして、
オープニング前から、お買上げ続出。
ちなみに、日本からの作家、スタッフの皆さんは、
着物がユニフォームという、粋な演出。

今回の企画のオーガナイザーで、ヴェテラン益子陶芸家の松﨑健氏が左に、
中央おしゃれな着物姿は奥様。
松﨑健氏の作品も、このギャラリーでは、隣別館のセラミック部で、
常設展示されている。

賑わっている中をすり抜けて、伊藤剛俊氏の作品発見!!

実は正直な話、このイヴェントの2週間以上前、
まだギャラリー側での作品撮影が終わってすぐのところで、
写真下左の透かし彫り皿の、もう一回り大きいものを、
ギャラリーとメールをやり取りして、購入していたのだった。
イヴェントと、展示作品のことを問い合わせたら、
このギャラリーのスタッフの方々、とても商売上手で(笑)、
「オープニングまでにも、お買上げが続々入りますので、
気になるアイテムがあれば、お早い目に・・・。」と、うまく勧められ
(いや、まったくその通りだったんだけれど)、即買い^^。
そして、この日に持ち帰ることに。

中央スクロール模様と透かしの入った、小さな銀引きのお皿も、
現物を見たら忘れられなくなりそうで、これも会場で購入。
ヴァーズも魅力的だけれど~。

香炉のディティール。
写真で見ると、ただ「黒」に見えがちなんだけれど、
実際には「ダークグレイ」で、銀が燻されたような、鉛のような、
微かにメタリックな風合い。
ゴシック的フォルムと相まって、時代も地域も超えて、
作品の中に、時空邂逅している・・・というのが、
彼の作品の魅力なんだと、自分的には捉えている。

ヴァーズの口の細やかな彫りは、磁土ならでは。
土のテクスチャーの強い粘土が主流の益子焼の中では、
ニュー・ウェーヴなんだと思う。

作家の伊東氏と(ウチの配偶者氏も一緒に)、記念撮影。
作品のように、繊細な印象の方でした。
さて、その配偶者氏はというと・・・、

私とは対照的に、土物が大好き。
真っ先に竹下鹿丸氏のコーナーに引き寄せられる。

そして、このお皿、「種子島、南蛮焼」というのだそうで、
土の質感たっぷりに、目が釘付けで・・・、

お買上げ記念撮影。

生花と相まって、効果的なディスプレイも、竹下氏の作品。

どことなくレトロで、60’sインテリアによく合いそうな、武田敏彦氏の作品。

四角い器にソフト・ポイントありの配偶者氏が、
武田敏彦氏の小作品を入手。

手前には使いやすい日常使いに、彩りが映える萩原芳典氏のお皿。

萩原氏のぐい呑も、配偶者氏が入手で、湯呑みに愛用中。

午後の会場風景。
壁に貼ってある一覧表の、売上赤丸に注目・・・、
初日オープンで50%近くの作品が売れているって、素晴らしい成果。

この企画展、これからまだ、6月17日まで会期は続きます。
ギャラリーのNet販売ページは<ここ>。
気に入った作品がSoldになっている場合でも、
小作品なら複数ストックされている可能性もあるので、
もしその場合は、お問い合わせをおすすめします。
Goldmark Gallry (ゴールドマーク・ギャラリー)
14 Orange Street, Uppingham, Rutland, LE15 9SQ, UK
+44 (0) 1572 821424
info@goldmarkart.com
月~土:9.30am - 5.30pm、日:11.00am - 4.00pm
地図:
オマケ写真:
伊藤氏の作品、好きすぎて、撮影してました(笑)。



次のシーズンの、ジュエリー撮影に使わせてもらおうっと。
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Peter Gabrielse Box art in Eurantica Art and Antique Fair (ユーランティカ・アートフェアのペーターおじさんの新作)
- 2017-03-27 Mon 21:54:25
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メヘレンから帰ってきて、急ぎの仕事を片付けて、ちょっと一段落。やっと標本箱に手を付けることに。
ロンドンもなんだか物騒なことになっていたけれど、生活は何ら変わりなく典型的なKeep Calm and Cary On(冷静に日常生活を続けよう)状態。 Brexit(英国EU離脱)が今週中に正式に申請されるそうなので、そっちの方が動揺するかも(!?)の、ロンドン。
今回は、前回とあまり変わり映えしないけれど、Eurantica展でのペーターおじさんのブースの様子と新作などを、ちゃんとガンレフ写真でいろいろと・・・。
After coming back from Mechelen, as usual I needed to tackle urgent works, then at last I squeeze out a bit of time for my blog.
Just before I came back, London had a horrifying event, but still typical "Keep Calm and Cary On" situation now. Although triggering article 50 might bring another type of upsetting this week (!?).
This time here, I show some images from Peter's new box art in Eurantica Art and Antique Fair, not so much difference from last post, but this time they are via DSLR, instead of the mobile phone camera...

今回のPおじさんのスタンド。
と言ってもブース自体は、毎回そんなに変わるものではないんだけど。
Peter's booth this time...
the booth itself doesn't show so much difference always.

壁のこの明るいグレイカラーが、
おじさんの作品が全体的に一番うつりがいい。
This light grey colour on the wall is comprehensively the best colour for his works.

というわけで、このカラーがブースの定番。
以下は新作のご紹介。
So this is the fixed colour for the wall always.
Now I show you his new boxes.
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B147
60x48x13cm
いつでも人気の図書室箱。
今回のために2つ図書室箱を作って出展。
最初とその次に売れたのがこの2つだったという・・・。
His library boxes are always so popular.
This time he made and brought 2 library boxes.
And they were sold at the first and the second, as I bet.



棚の中の小さな18世紀風ティーセットが、とてもチャーミング。
This tiny tea set (in the 18th century style!!) in the shelf is so charming...
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B148
83x61x12cm
ゴールドのスクロールが豪華な雰囲気。
The golden scroll gives gorgeous atmosphere in this box.

古書の散らばる机の上のハーキマー・ダイアモンド
(両端がとがった形のクオーツ)が、この作品のフォーカルポイント。
The focal point of this box is "herkimer diamond" (double-terminated quartz),
sits on the table with scattered old books.


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B149
61x34x11cm
少し小ぶりの、音楽室箱。
立体的なオーナメントが、
ライティングでドラマティックな効果を生んでいる。
A smaller box with music room in it.
The ornament with deep 3D gives dramatic effect with the lighting.


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B150
85x34x13cm
これは随分縦長の箱。
独特のテクスチャーのあるフレームパネルは、
両端がせり出した形に湾曲している。
ゴールドのフェンス越しに覗く音楽室。
This box is quite long.
The front frame-panel with unique texture has a concave horizontal curve.
This box also contain a music room through golden fences.

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B151
80x54x16cm
もう一つの図書館箱は、エレガントでフェミニンな雰囲気。
これは女性受けすると思ったら、まさしく・・・、
日本からの女性コレクターが初日にお買上げ!!
Another library box. This one has much elegant feminine feel.
I know this is so appealing to ladies, and, yes,
a lady-collector from Japan snatched it on the first day!!

虹色に光るアンモナイト、ヴェネチアガラスのドロップ、
パインコーン型の白いフィニアルの繊細なディティール。
An iridescent ammonite, a Venetian glass drop,
and a little white pine-cone-shaped finial, all have delicate details.

この装飾的なコラムは、Pおじさんが昨年の夏、
モンペリエのアンティークマーケットで入手したもの。
I remember Peter got this ornamental pillar
from an antique fair in Montpelier last summer.

小さな彫像が棚の上に乗せられていることが多いのだけれど、
それもこの箱では、チャーミングな女の子の頭像。
On the top of the shelf, he often installs a sculpture,
here in this work, it is a head of a charming girl.
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B152
40x32x13cm
小型のタブナクル(祭壇用キャビネット)にも音楽室が。
タブナクルの建物を模したフォルムと、
ミニチュア・インテリアがマッチして、独特の雰囲気。
Another music room is installed in a smallish tabernacle, too.
The miniature interior matches well with chapel building shaped tabernacle,
they together create unique atmosphere.

ドアもちゃんと閉まる。
閉めたところも、マーブル・ペイントとレリーフ模様で魅力的。
The door can be closed.
Closed view is also very attractive with
marble paint and a relief pattern on the door.

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B153
55x42x12 cm
今回出展の新作7つの最後は、画家のスタジオ。
実物大のアンティークの刷毛が、壁面に重ねられる。
The last box of 7 new boxes for this exhibition is a painter's studio.
Real size antique brushes are stacked on the wall.

架けられている肖像画は、ウィリアム3世とメアリー2世、
共同統治のイギリス国王と女王。
ウィリアム3世はオランダを統治したオラニエ公でもあるわけで、
オランダ人のペーターおじさんにとっても王様なんだな。
The hanged portraits looks like William III and Mary II,
English king and queen.
But of course, William III is Prince of Orange in Holland, Zeeland etc...
so, even for Peter (he is Dutch), it must be so familiar face.

階段の先には開口部分があって、
そこからも光が入る構造になっている。
There is an opening at further the stairs.
Some light can come through there.
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ウチの私事なんだけれど、
配偶者氏が念願のPおじさん箱を購入。
昨年の終わりに、選んで、
おじさんに頼んでリザーヴしてもらっていたものを、
今回私が代理で決済して、持ち帰った。
そして、これがその作品と、ハッピーカスタマーの配偶者氏。
This is a bit our personal things, but my hubby bought one of his box.
He chose and reserved it since late last year,
then this time I did the transaction in behalf of him
and carried it back to London.
So, here is a photo of an new happy customer : )

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Antica展- Peter Gabriëlseの箱彫刻
- 2016-11-20 Sun 16:06:28
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今回は先週末撮影に行っていた、ベルギー、Namur(ナミュール)のAntica(アンティカ)展での、ペーターおじさんの新作を中心に。

このフェアは3月参加のMechelen(メヘレン)
Eurantica(ユーランティカ)展と同じ主催組織。
ナミュールのアンティカ展の方が歴史が古いそうで、
今回は40周年記念。
おじさんのブースはメヘレンより少し間口が狭い。

今回は展示作品23点のうち、1/3の8点が新作。
なかなか、力が入っている。
その新作の数々が以下に。

B139 55 x 38 x 15 cm
金箔貼りのオーナメントの断片に合わせて、
金と鈍い赤のコントラストを生かした作品。

ディティール。

B140 71 x 45 x 14 cm
チョコレートっぽい色味の、図書室箱。

デティールが細かくて、吸い込まれるように見入ってしまう。

いつでも図書室箱は人気で、
今回も真っ先に売れて行ってしまった。

B141 79 x 64 x 17 cm
鮮やかなブルーに彩色されたゴシック装飾の
見事なこの箱は、扉が閉じるようになっている。

扉を閉じると、普通の古風なキャビネット。
中に部屋ができあがっているとは想像もつかない。

その中には、階段とテーブルと、小さなジーザス先生。
教会のバックルームの様。

B142 85 x 57 x 17 cm
豪華なバロック装飾のフレームの中には、
木製の重たげな緞帳と、小さなステージ。

側面に貼られたテクスチャーの入った鏡が、
スポットライトを微妙に反射している。

B143 88 x 51 x 14 cm
窓とテーブルと階段のあるグレイの箱。

階段の上にも本が散らばっている。

B144 60 x 30 x 11 cm
箱の上半分のイガイガは、ウールを作るのに
羊毛を梳く作業で使われたもの。
その過激(?)なテクスチャーの下には、
和やかな音楽室の風景。


B145 44 x 40 x 14 cm
古いテクスチャーの入ったミラーで作られた部屋とフレーム。

古い鏡が好きなので、この作品は私のお気に入りの一つ。

B146 61 x 26 x 11 cm
グレイがかった、水色とクリーム色のコンビネーションの額は、
おじさんの作品では珍しい2トーン。
中に立つ装飾的な柱も、同様の水色とゴールド。
小型だけれど、すらっと背の高いプロポーションがエレガントで、
上のB145とともに目を引いた、チャーミングな作品。
と思ったら、さっそく日本からのコレクターの方から引き合いが入った。

鉛風のバロック・エンジェル達も愛らしい。
同じオーガナイザーのフェアなのだけど、フレミッシュ(オランダ)語/文化圏のメヘレンと、フランス語/文化圏のナミュールでは、フェアの印象がどことなく違う。
こちらはメヘレンよりグンと高級度・・・というか、アンティークの本格度が増して、まるでミュージアム級。そして、ややフェミニンで洗練された雰囲気が漂っている。
一方メヘレンの方が、北ヨーロッパらしい男性的で、ラスティックな味わい深いアンティークが主流。
そんなわけで、ペーターおじさんの作風は、どちらかというと、メヘレンの方がフィットしていた感あり。
その、ミュージアム級アート・アンティーク・フェアのオープニング・ガラの様子がYoutubeに上がっていたので、最後におまけヴィデオを(おじさんのブースは写ってないけど・・・笑)。
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Eurantica展- Peter Gabriëlseの箱彫刻
- 2016-03-22 Tue 18:24:41
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つい先日訪れていたブラッセルで、多発テロニュースでびっくり。
滞在中も主要な駅ではアーミーがガードしていたけれど、その程度では全く防げなかったということか・・・。
巻き込まれた人々にお悔やみ申し上げます。

ウチはTVやラジオをつけないので、世事に無頓着だけれど、SaarchiArtの件で連絡したPおじさんから知らされた。
Pおじさんも先日まで、ブラッセル郊外のメヘレンでのフェアに二週間も滞在していたので、とてもショックを受けていた様子。
次はロンドンがターゲットなのだろうけれど、「Keep calm and carry on(冷静に日常生活を続けよう)」。
イギリスは長年のテロ黒歴史で、比較的テロ慣れしているのか(しないにこしたことはないのだけれど)、どんな状況下でも醒めたユーモアを失わないひねくれた性格からか、大概なことでは驚かないし、一丸となって熱く戦おうとしたりもしない。結果的にはそれが一番効果的な、市民レベルでの対応策なような気がする。
憎み合うことに呪縛された人々が、自らの呪縛から開放されることを、静かに祈るのみ。
さて、本題のPおじさんの、Euranticaフェアの様子を。

ナールデンのフェアより、少し間口が狭くて、奥行きが長いけれど、ほぼ同じサイズのブースに、
21個の大型の箱と、6個の八角形コラージュ箱の展示。
八角形コラージュ箱の一つは、オープニング早々のお買い上げで、
そのまま持ち帰ってもらったので、壁のディスプレイに1か所穴が開いている。

コンスタントに来場者が続くブース。
明らかにナールデンよりは来場者が多い。

ナールデンだとお手伝いに来てくれる、仲良しのグラダおばさまも、
ここはさすがに遠くて、来てもらえない。
英語しか解らないわたしは、撮影以外は役立たず。
なので、Pおじさん1人で奮闘中。

Pおじさん、ちょっと奇人だけど、人当たりはいいので、
10日間1人でブースで、お客さんに対応していても全然平気で楽しそう。

ブース左側の壁面。
真ん中のタブナクル(祭壇用キャビネット)を改造した箱は新作。
この前も載せたけれど、モバイル写真だったので、
今回はちゃんと一番レフで撮ったもの。

扉の裏はアンティークのマーブル紙だし、
屋根裏部屋も付いているし、ステキすぎる。

扉を閉じたところ。

普段は扉を閉じて小物入れキャビネットに見せかけて、
時々扉を開いて、覗き込んで・・・
中の世界に吸い込まれていく・・・のも楽しそう。

一段抜き出された引き出し・・・芸が細かい。

屋根裏部屋にも本が散乱する。
予想通りこの箱は大人気で、何人かサイズを問い合わせて帰った人達あり。
で、最終週末にそのうちの1カップルが再度ブースを訪れて、お買い上げ。
写真だけを残して、旅立って行った。

その右隣のブルーの箱はパリのギャラリーに、
またその右隣のベージュの箱も最週末に売れていった。

奥の壁のディスプレイ左側は、今回の展示会で唯一の図書館箱。
いつも人気の図書館箱は今回も売れていった。

奥の壁右側にもタブナクル箱。
これもパリのギャラリーへ向かった。
柱部分のグリーンの箱もお買い上げ。

Blurb bookのカタログを15部追加でオーダーしておいたけれど、
おじさんの持っていた在庫と合わせて20部以上が、最初の週末で売り切れて、
1部サンプルを残すのみとなる。
このフェアの来場者の熱心さがうかがわれる。
右の壁の真ん中のブルーの箱も新作。

真ん中の少しカーヴの付いたアーチの部分。
実はこれ、先ほどのタブナクルの両脇に付いていたデコレーション部分。
切り離してチェリストのステージの背景に。
両脇についていたので、もう一つ同じものが残っている。
ペアの箱が出来そう・・・・なんだけど、
この箱はパリのギャラリーに行ってしまった。

以前にも書いたけれど、細長く切られたアンティークの鏡が2枚、
微かにアングルを付けてはめ込まれている。
なので、正面から写していても自分が写り込まない。
ほんのちょっとしたことで、視覚的なイリュージョンが生まれて、
それがとても幻想的。

両サイドのアンティーク・ミラーにもアングルが付いているので、
ステージが二重三重に映しだされる。

そして、新作の八角形コラージュ箱、

が、2つ。
大盛況で初参加を大いに楽しんだPおじさん。
同じオーガナイザーの、11月に南ベルギー・Namur(ナミュール)で催される、
Anticaのフェアに参加を予定している。
私もまたお声がかかるそうなので、
いやぁ、今年は一体何回コンチネントへ行くんだろうか?
果たして・・・標本箱はイギリスに戻ってこれるんだろうか・・・とても謎(笑)。
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Kunst & Antiek Weekend 展- Peter Gabriëlseの箱彫刻 2016
- 2016-02-10 Wed 20:21:33
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1月恒例のアムステルダム近郊・Naarden(ナールデン)のKunst & Antiek Weekend(アートとアンティークのウィークエンド) 展。今年もまた、ペーターおじさんの作品を撮りに呼ばれていた。その写真の整理がついたので、標本箱でもご紹介することに。

今年も去年と同じ淡いグレーのバックグラウンド。
この色目がおじさんの箱に一番しっくり来るので、
これからも、この色が定番になる予定。

しかし、今年の上のバーの部分のピンク色・・・、
なにか他に色はなかったのかね・・、目に痛い(笑)。

ピンクをなるべく撮さないようにして・・・、
この一角は、おじさんの新作でかためられている。

B123
モバイル写真でも載せたけれど、
1700年頃のアンティーク、このジーザス先生がまず目を引く。

左足が壊れているのを利用して、
それを修復中・・・風に、足場が組まれている。

B124
梯子のある・・・アンティーク屋の倉庫のような箱。

ケトルとジャグで、ミニチュア・インテリアのリアリティーが、
ぐっと強調される。
この作品はSaatchiArt.comの<このページ>で展示販売中。

B127
新作、グレイの図書室。
SaatchiArt.comにおじさんの図書室シリーズが入っていないので、
もしこれがフェアで売れなかったら載せようね、と話していたら・・・、
最終日に売れていった。
図書室シリーズは人気があるので、いつもおじさんの手元に残らない。

この、マメにいっぱい詰まっている感がとても魅力。


B125
スクロールとデスクのある箱。

程よく蜘蛛の巣も入って・・・(笑)、

おじさんち、ル・シャトーの倉庫室とほとんどかわりなし。

B128
この作品はフェアの直前に完成の、文字通り最新作。
大きなクレスト(紋章飾り)の半分が収まった箱。

立てかけてある板材もアンティーク材なので、質感が絶妙。
この作品はSaatchiArt.comの<このページ>で展示販売中。

B129
50cm弱のこの箱、小さくて、でも、インテリアもテクスチャーも魅力的。
プリヴューの段階で真っ先に売れてしまった。



B130
木肌の質感を活かした、ナチュラルなカラーの箱。

背景に貼り込まれているのは、18世紀の手紙と、
赤いワックスのシーリング。
この作品はSaatchiArt.comの<このページ>で展示販売中。

B126
クリーム色のスクロールの入った箱。

階段を上がると入り口が開いている。

夕方、会場が暗くなってくると、照明の入った箱達はまた、
昼間とは違った表情を見せる。



今年も元気なPおじさんと、仲良しのグラダおばさま。
さて、そのPおじさん、来月の5日~13日まで、
ブラッセルとアントワープの真ん中にある、
Mechelen(メチェレン)という町で開催される、
アート・アンティーク・フェア、Eurantica(ユーランティカ)に急遽出展が決定。
で、またまた、専属フォトグラファーの私にも召集がかかった。
そんなわけで、また来月ベルギーに向かうことに。
今度はブラッセルまでユーロスターにて。
エアラインじゃないので、
今度はティー・ストレーナー持って行っても大丈夫、多分(笑)。
*************************
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Christmas market in Düsseldorf (デュッセルドルフのクリスマス・マーケット)
- 2015-12-29 Tue 09:00:00
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先日1泊ででかけていた、デュッセルドルフのクリスマス・マーケットのイメージを今回。
1泊の予定だったのが・・・、格安航空会社German Wings(ジャーマン・ウィングス)を使ったのが、失敗のもと。
2日目帰りの夕方の便が遅れて、ゲートで2時間待たされた挙句に、その便がキャンセルになってしまった。航空会社が手配した、とてもきれいな空港ホテルに収容されたのは良かったのだけれど、翌日の朝7時の便をゲットするためには、5時半には空港入りしておいたほうがいいわけで・・・、実質横になれたのは5時間程度、実にモッタイナイ・・・。
ヨーロッパ内を飛び回っている短距離航空便は、いわばバスに翼がついたようなもので、一日に空港から空港をを繋いだルートを順繰りに飛んでいっている。つまり、どこかで遅れが出ると、どんどん遅れが積み重なっていって、夕方に最終ヒースローに戻る便にたいていしわ寄せが来る。
聞いた話だけれど、BA(英国航空)のような旧国営大手航空会社は、保有している航空機の数が格段に多くて、ヨーロッパ内のハブ空港に予備でスタンバイさせている航空機もいくつかあるそう。 なので、あまりにも遅れが積み重なったり、機体に不調が出た場合、そのスペア機を回して来るので、今回のような、遅延そのままなし崩し的にキャンセル・・・というようなことは、比較的避けられるのだとか。
次回もし、デュッセルドルフに行くことがあったら、30~40ポンド程度余分に払ってもBAで行こう・・・と、体力・根気のない中年は思うのだった。

話はそのデュッセルドルフの旧市街の中心、Marktplatz(マーケット広場)から。
彫像はJohann Wilhelm II, Elector Palatine(プファルツ選帝侯・ヨハン・ヴィルヘルム)
その横にはクリスマスツリー。
このマーケット・プレイスを中心に、
何ヶ所に分かれてクリスマス・マーケットが出ている。

ドイツはクリスマスツリーの本場、
伝統的な赤や金のバウブル装飾に、
ライティングも、キャンドルライトを思わせる、暖色系。
イギリスはコンテンポラリー好きのせいか、
シルバー、ブルー、パープルに、クールな寒色系のLEDライトが主流。
個人的には、ドイツ式昔風の方が断然好み。

話はそれるけれど、撮影に行っていた、
Bielefeldの町のクリスマスツリーも、とてもいい感じ。

夜はこんなになる、あーぁ、ステキー。
ロンドンのはちょっとツマラン・・・ということに気がついた。

話をデュッセルドルフの方に戻して・・・、
スタンドで売られているクリスマス・グッズの色々。

クリスマス的なスパイスやオレンジの香りの、ポマンダーやリース。
ウチ用にいくつか買って帰った。

ガラス細工を売るスタンドでは、デモンストレーションも。

こちらは木彫工芸品を売るスタンド。
ここでも、木彫の実演中。

ドイツ的なるクリスマスの木製人形。

Nativity(キリスト降誕)の木彫ディスプレイ。

ジンジャー・ビスケットのような、大きなビスケットは、
どちらかといえばディスプレイ飾り用なのかな。

板絵のサンタさん。

マーケットの一角に回転木馬が出ていて、
その中に、タビー猫が魚を咥えて走っている。
猫を見たのははじめてだー。

紙で組み立てる式のライト・シェードがいろいろ。
幻想的なスタンド。

マーケット広場から、最寄り駅Heinr-Heine-Allee
(Google翻訳では、ハイヌハイヌ・アリーとしか聞こえんのだが・・?)駅
に繋がるショッピング街にもスタンドが続いている。

モルド・ワインを売ってたスタンド(だったと思うけど)の屋台の上には、
カラクリ風車が付いている。
一番上のプロペラが風で回って、中の人形たちがキリキリ回る。

人形たちが、たいがい不気味系(笑)。
もっと撮ったのに、曇天で暗い上に、
風が強いものだから回転が速くて、
なんとかブレなかったのはこの一枚だけ。

途中のビストロ路地の、Nativity(ネイティヴィティー)ディスプレイ。

メトロの駅を上がってきたところの、Heinrich-Heine-Platz(ハインリッヒ・ハイネ広場)のスタンドは、
確かエンジェル・マーケットと呼ばれていて、エンジェル達がスタンドの上にくっついている。
真ん中のバンドスタンド状のキャノピーの下は、モルドワイン+パブになっていた。
予定では、マーケットでドイツ・ストリート・フードでランチと思ってたのだけれど、
Bielefeldのホテルのビュッフェ朝食を食べ過ぎて、ちっともお腹が空かない。

で、このエンジェル君達、も・・・もしかして中国製?な表情。
近年ヨーロッパ・デザインのコピーやら、発注やらで、
仏像顔の天使君急増中のヨーロッパ商品市場(笑)。

文字通りエンジェルくん達大量販売中。

この広場から、建物を抜けて南側にある広場にもマーケットは続いている。
そこで売られていた、ガラス・・・に見えるけどプラスティックのデコレーション。
触らない限りガラスだと思うほど、よく出来ている。
ウチにも雪の結晶飾りを買って帰った。

電池式のライン・ライトを巻きつけて、
仕事机の窓のクリスマス飾りになっている。
日本ではもう新年の飾り付けで、クリスマスはもう記憶から消去されているかとは思うけれど、ロンドンも含めて欧米圏はこのまま、1月6日まで、しんねり、じっくりクリスマス飾りとクリスマス気分に浸っている。
そのまっただ中・・・、ウチのPC3兄弟の一番上のお兄ちゃん、HPデスクトップが、ほぼ脳死。いや、フォトショップ入りペンタブPCと、ラップ・トップPCで作業はすべてつつがなく・・・ではあるものの、あったほうが便利な書類データが、お兄ちゃんデスクトップ内に凍結中。(重要な写真・帳簿類はストーレージ+クラウドでバックアップしているので大丈夫だけど。)
PC修理専門業者にメールで問い合わせておいたけれど、今日までは休日だったので、誰もメールもチェックしてないよね・・・(笑)。
お兄ちゃんデスクトップは、5年前の廉価品なので、そろそろ写真に特化したPCに買い換えるべく、心と口座内預金の準備はしてたけれど、また新年早々、何やかやテクノなことにブン回しされるかと思うと・・・ちょっと気が重い年の暮れ、でした。
なにかとトラブルは、日々の暮らしにつきものということで、ま、その先の新機種を楽しみにしてやり過ごすことに。
PC+家電機材ともども、家内安全なよいお年を!!
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Kotomiジュエリー・東京展示即売会、初日速報
- 2015-11-14 Sat 12:15:27
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Deepest sympathy and prayers to the French people.
相変わらず、世間は物騒ですが、いつの時代とてこんなものだったのかもしれない、と思う。
うたかたの人生だからこそ、美意識にフォーカスして、呑気に生きていきますよ。
さてさて、標本箱の方、Worthing(ワージング)の海の話の後半の予定だったけれど、Kotomiジュエリー・東京展示即売会初日(11月13日(金))の会場写真が3枚届いたので、またもや広報活動のミニ標本箱を。

Photo by Yumi Koseki
今回、刺繍手芸家・笹尾多恵さんとの共同企画で、
Kotomiジュエリーのペンダントヘッドに、
笹尾多恵さんお見立ての、リボンを組み合わせる限定シリーズが登場。
リボンの調節で、ペンダントの長さを調節できるので便利。
デリケートなヴェルヴェットの色合いは、日本ならでは。
そう、UKでは小ロットで品質の良い素材を集めることは、
なかなか難しいのですよ・・・。
昨年、ジュエリーの方の東京販売先、
ジェオグラフィカに向かって旅立っていった、
ウチのコレクション、黒猫一族の残党達も会場に集結。

Photo by Yumi Koseki
特別企画以外の、通常のジュエリーたちもびっしり。
基本的に秋冬の新作を・・・という話だったのだけれど、
春夏でよく使う、クリア・クオーツと白淡水パールの組み合わせも、
UKのみならず、日本人の方にも好評なので、
春夏シリーズからも出展することに。
黒いバックグラウンドの上に秋冬の、スモーキークオーツ、
ラブラドライト石のものを中心に、
ベージュ・バックグラウンドの上に春夏の、クリアクオーツ、
パール、アマゾナイト石のものが展示されている様子。

Photo by Yumi Koseki
このあたりが春夏もの。
小柄な日本人の方のために、やや小ぶりのデザインを多く選んでおいた。
初日から平日にもかかわらず、沢山の方にご来場、
お買い上げいただいたそうで、ありがとうございます。
まだ、あと2回、11月23日(祝・月)・27日(金)に開催予定。
とりわけ、23日は祭休日なので、
平日だと仕事が・・・、という方にもご覧いただけますよ。
予約は要りませんので、お気軽にどうぞ^^。
主催のべべズアンティーク・小関由美さん、笹尾多恵さん
ご尽力ありがとうございます~、あと2日、ウチの子達をヨロシクー!!
Kotomi-Jewelery Tokyo Exhibition

地図:
JR、南北線、三田線目黒駅より徒歩5分
(目黒区下目黒1-4-7グリーンハイツ行人坂502号室・
目黒雅叙園入口むかいの角にあるマンションの5階)
次回は、再びワージングの海へ。
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Paddock Allotments (パドック市民菜園.)
- 2015-11-03 Tue 10:00:00
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今回は、この夏の、National Garden Scheme(ナショナル・ガーデン・スキーム)で訪れた庭シリーズの最終回で、Paddock Allotments (パドック市民菜園.)。
庭っていうか・・・、つまり、Allotment(アロットメント)と呼ばれる、市民貸出菜園だけれど、こんな機会でもないと、アロットメントの中に入ってみることなどないので、そして天気が爽やかなピーカン日和だったので、出かけてみることにした。
ロンドン西南郊外、ウチからも電車で3駅ほどの距離のRaynes Park(レインズ・パーク)から、南に住宅街を歩くこと15分弱でここの入り口に到着。

普段は入り口のゲートに鍵がかかっていて、
アロットメントを借りている人だけが、合鍵で入れるようになっていて、
奥に見える建物は、入り口に隣接して建っている「クラブ・ルーム」。
ティールームやミーティング室がある。
このようなメンバー用の「クラブ・ルーム」のあるアロットメントは、珍しいと思う。
普通はただただ、菜園が広がっているだけなので。
ここはそのまた手前に、屋外のカフェ・エリアまである。

アロットメントは、区画された1ブロック単位で貸し出されている。
ここの場合、画面手前から、
ネットのケージの先の通路までの長さx2 の正方形が1ブロック。

そのブロック内はどんな風に区切って使うかは自由。
元々は、広い庭を持たない市民のために貸し出されたもので、
このサイズで一家4人が食べる野菜が、収穫できるように設定されているそう。

4ブロックに1つぐらいの割合で、水道も引かれている。

果樹が植えられていたりもする。

いんげん豆などの横に、マリーゴールドがよく植えられている。
これは、マリーゴールドは、害虫を引き寄せるので、
マリーゴールドの方に害虫がついて、野菜の方につかなくさせる、
「無農薬栽培」の一種の方法なのだとか。

嵩上げの花壇にして、土質をコントロールしたり、
専用物入れを建てたり、いろいろとレイアウトを工夫して。
と、この辺までは、どこのアロットメントでも似たようなものだけど・・・、

その物置小屋を、コテージ風に演出したりして、
ただの「菜園」でなくて、「庭」になっているところが、
ナショナル・ガーデン・スキームの「庭公開」に合格している理由かと。


住めるかも・・・(笑)。




ヴィンテージ風の時計は・・・、全然動いてなくて、
ただの飾り物と判明。

犬連れで、ガーデニング。

「自分で採る、雑草販売中」って、「雑草抜き手伝ってね」ということ。

キャス・キッドソンのプリント柄のように華やかなバラ。

スィートピーに、野菜のチャード。

ペンステモンの後ろの華やかなグリーンは、
育ちすぎたアスパラガス・・・。

枠組みなしで嵩上げされた土壌の山の上で、
育っているのは、パンプキン・・・かな?

ベリー類の果物は、鳥に食べられないように、ケージの中で育てられている。
Pおじさんところでは、外のあけぱっぱーな庭で、ベリー類が平気で育っている。
つまり、なぜだかノルマンディーには、このロンドン郊外より小鳥が少ないような気がする。
ま、まさか・・・食通仏人にことごとく食べられた?鳥?

ご立派、な、チェリー。

ベリー類どころか、野菜までケージで育てているのは、
蝶が卵を産みにくるのを防ぐため?かと。


最後に、もう一度入り口のエリアに戻ってきて、
お茶と、メンバーのホームメード・ケーキを食べて、
夏の午後を満喫したのだった。
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Ormeley Lodge Open Gardens (オームリー・ロッジ庭公開日)
- 2015-10-31 Sat 10:00:00
- イベント
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余談近況: 去年から通い始めた近所のジム、ついになんとか1年継続。で、今年の目新しい動きといえば・・・、ジムの「Zumba(ズンバ)」のクラスに週2回参加し始めたこと・・・、って、私、硬直系の「オリジナル・ゴス」だったんだけどなぁ(笑)。
ズンバって<こんな>です、で、こんなのを運動神経皆無の中年が、やっとるわけです、いやはやチャレンジャーですがな。
4月に捻挫した足は完全によくなって、また何キロでも平気で歩くようになったー、つもりだったけど、階段を降りるのがなんだか、ばあちゃんっぽくヨチヨチしているのを、遠近両用メガネのせいにしてた。ところが、実はこれ・・・足を左右に撚る筋肉が退化してたから・・・ということが発覚。それというのも、足捻り運動の多い、ズンバ1回1時間やっただけで、以前のように、普通にスタスタ降りれるようになったから。ジムのトレッドミルでもクロストレーナーでも、水泳でも、足を撚る運動にはなってなかったということに気がついた次第。
いやぁ、普段普通にやっていることが、実は複雑ないくつもの筋肉のメカニズム上に成り立っておった・・・ということ。
で、中高年の足腰の柔軟性を保つのは、これがいいでしょうと、まぁ、飽きるまで続けることにしとります。
----閑話休題----
本題は、再びこの夏の、National Garden Scheme(ナショナル・ガーデン・スキーム)で公開されていた、Ormeley Lodge(オームリー・ロッジ)の庭のイメージ。
Ormeley Lodge (オームリー・ロッジ)というのは、Richmond Park(リッチモンド・パーク)のHam Gate(ハム・ゲート)から少し出たところにある、18世紀建造のジョージアンのお屋敷。現在のオーナーは、ドイツ系ユダヤ人大富豪 Sir James Goldsmith(ジェームス・ゴールドスミス卿)の未亡人で、アイルランド・ロンドンデリー侯の末裔Lady Annabel Goldsmith(レイディ・アナベル・ゴールドスミス)。本格的なイギリス上流社交階級のお屋敷で、そのお庭は、6エーカーの敷地。なので、前回の都会の「町家」の裏庭とは、随分違う庭の様相。どちらもが、ロンドンの対照的なお庭の特色を、よく表している。

開場を待ちながら、お屋敷の前で待っているところ。
建物は、お屋敷付随のコテージ。

これがそのお屋敷。

お屋敷の入り口。

正面右側の生垣を通って、
右ウィング側には、ノッティド・ガーデン。

組紐模様にように、ヘッジが刈り込まれている。

その横を通って、屋敷の裏側に出ると、広いローン(芝生)が広がっている。

この芝生、3方をイギリスの庭の最も得意とする、ボーダーで取り囲まれている。

お見事な芍薬。

ボーダー・ガーデンというのは、帯状に敷地を縁取る植え込みで、
手前から奥へと、花の高さのグラデーションを出して、植えこまれる。


ボーダーの一角の、こちらも見事なバラ達。


ボーダーの後ろにも、多分ガーデナーが、
メンテナンスに行き来するための通路がとられている。
そこからの眺めが面白い。





ボーダー・ガーデンの奥には、レンガの壁に蔓バラ。

壁の先には、リンゴの果樹園。
その下には、ワイルド・フラワーが広がっている。


昔ここに暮らしていた犬の、墓も庭の中に点在する。

敷地の東側には、キッチンガーデンのエリア。



その先にはインコ達のケージ。

プールは公開されてないけれど、フェンス越しに覗き見。

最後は、もう一度お屋敷前に戻って、
アイビーに取り囲まれた、キッチンの窓。
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Spitalfields Gardens Groups Open Garden (スピタルフィールズ・ガーデンズ・グループ・庭公開日)-2-
- 2015-10-28 Wed 10:00:00
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National Garden Scheme(ナショナル・ガーデン・スキーム)で公開されていた、スピタルフィールド界隈の個人宅の庭のイメージの続編。
Town House(タウン・ハウス)でお茶をして、再び庭巡り散策へ。

ここも同じFounier Street(フォーニエー・ストリート)のお宅。
ここは今までの庭とは、反対の南側に面した庭。
なので、日当たりは格段にいい。
なので、わざわざ屋根のあるスペースを作っても、真っ暗・・・にはならない。
ここでもブドウが、その屋根に添って、誘引されている。

ステキ空間・・・、

ステキすぎる・・・。
おぉ、ピスタチオが入ったボウルは、プロヴァンス製^^。

窓際にも、鉢植えがふんだんに使われている。

プリンスとアーンで格調高く・・・そして、
デザイン的にも「高さ」がうまく演出されている。
ここも、ベルフラワー(カンパニュラ)を中心に、紫系のトーンで統一。


様々なコーナーに、それぞれ「見せ場」が演出されている。
その結果、面積的には小さな庭が、
実際よりも多様に広く感じられる、ガーデンデザインのマジック。
*********************

次は、Fournier Street (フォーニエー・ストリート)の角を曲がって、
北に伸びるWilkes Street(ウィルクス・ストリート)のお宅。
ここも表は18世紀タウンハウス.

中のインテリアはオリジナルの18世紀と、
コンテンポラリーのエクレクティックスタイル。
そして、庭もエクレクティック。
地階に向かって水の流れる流水のフィーチャーと、
蔓バラを這わせた、鋳物のビーム。

このインダストリアル風のビーム、
トレンディに導入したわけではなくて、19世紀の遺物。
裏庭のエリアが、倉庫として使用されていた時代の名残だそう。
ハードなインダストリアル・ビームに、
ロマンチックな蔓バラが絡まり、そこにキャンドルのシャンデリア。
クールすぎ・・・。


これは庭の奥の部分。
ちょうど裏側が、レンガ造りの倉庫なので、
その古びた壁を背景に取り入れて、ここにもふんだんに蔓バラが伸びる。
この前の、チェルシー・フィジック・ガーデンじゃないけれど、
蔓バラ類の伸びるのは、とても早いそうで、
この壁にそっているバラ達も、まだ植えられて2年目なのだそう。
末恐ろし・・・。
奥行きの浅い物置小屋になっているスペースが、庭の奥にあって、
その上にオリーヴの鉢が並べられている。

また、庭の右側の壁に添って、糸杉が植えられている。

糸杉もオリーヴも典型的な、地中海の植物。
温暖化の影響で、水はけさえよければ、ロンドンでも育つんだーと感心する。

地中海の糸杉に、北ヨーロッパの蔓バラって、
現代のロンドンならではの、コンビネーション。

その、庭の奥の物置小屋のドアも、味わい深いテクスチャー。


対照的にコンテンポラリーな、流水のフィーチャー。
********************

次は、少し歩いて、スピタルフィールズ・マーケットの北側、
Elder Street(エルダー・ストリート)へ。
ここは入場者が多くて、入口の前で並ぶこと15分。

ここも屋根のあるテラス・エリアが作られていて、
いかにもプロヴァンス風。

屋根の下に花もののハンギング・バスケット!?と思ったら、
よーーーーくみたら、精巧なシルク・フラワーだった・・・。

壁のコーナーの流水フィーチャーも、地中海風。

窓辺。

所々にイタリア風の彫像が置かれていて、
全体に地中海風のテーマで一貫されている。


多弁花のクレマチス。
********************

同じ通りにある、オフィス/ギャラリーが、特別飛び入参加。

中庭エリアに足場を組んで、棚にして、壁面を利用した庭。

どうやって水やりするのか・・・というのは、ちょっと疑問。

そして階段にも、ふんだんに鉢植えが。
これで、半分覗き見興味本位の(笑)、
スピタル・フィールドの庭公開日の話は終わり、
次回は同じくナショナル・ガーデン・スキーム参加公開の庭だけれど、
典型的な西の大屋敷、リッチモンド・パークの近くの、
Ormeley Lodge(オーメリー・ロッジ)の庭のイメージを。
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Spitalfields Gardens Groups Open Garden (スピタルフィールズ・ガーデンズ・グループ・庭公開日)-1-
- 2015-10-25 Sun 10:00:00
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土曜日の深夜12時に、時計を一時間進めて、もう夏時間は終わり。これからは、どんより暗い冬時間に突入。
ロンドンは大して寒いわけではないけれど、とにかく暗いのが難儀。近頃はPCの前に座っていることが多いので、暗いのにもあまり影響されなくなったけれど、以前は眠くて眠くて・・・冬眠する動物の気分がよくわかった。
一方、標本箱の方はは再び、6月のロンドン。なんだか今年は、けっこう天気のいい夏日和が多くて、花粉症にもめげず、あちこちでかけていたんだな・・・、ということに、写真を見ていて気づくのだった。
今回は、National Garden Scheme(ナショナル・ガーデン・スキーム)で公開されていた、スピタルフィールド界隈の個人宅の庭のイメージを。
この、ナショナル・ガーデンスキームというのは、1927年に設立されたチャリティー団体で、「イングランド、ウェールズの、優れた、個性豊かな、興味深い庭をチャリティーのために一般公開すること」を目的として設立されたもの。
主に個人邸宅の庭を、年に一度、入場料を取って公開する。そして、この入場料や、庭園内でサーヴされるお茶やケーキ・ビスケットなどの売上がすべて、チャリティーに寄付されるシステム。
ここの公開基準に達しているかという審査もちゃんとあって、これに合格してはじめて参加できる、ということは、つまり、そこのオーナーやガーデナーにとっても、「素晴らしいお庭」オスミツキのステータスなので、例年たくさんの応募があるのだとか。
主に夏が中心の公開だけれど、春から秋にかけて、その庭の植生のベストシーズンに公開されるように、スケジュールが組まれている。 公開スケジュールは、 "The Yellow Book"=「黄色い本」と呼ばれる、このチャリティーのテーマ・カラーの、黄色で彩られたガイドブックが毎年発行されている。<2016年版(2月発行)の先行購入予約はこのページ>
この「黄色い本」の売上収益も、もちろんチャリティーに回されるので、毎年購入しているガーデン愛好家も多い。 しかしまぁ、今時のこととて、Netでも検索できるようになっている<このページ>。
ウチは、納品に行った取引先Town House(タウン・ハウス)で、ここの無料のロンドン版ブックレットを入手して、この大都会まっただ中、スピタルフィールズ界隈でも、何件かの家がグループを組んで、庭公開をしていることを発見。「大都会の町家の裏庭」というものに興味津々で訪れてみた。

Town House(タウン・ハウス)のお店のあるFounier Street(フォーニエー・ストリート)には、
18世紀に建てられた、地階も入れると5階建ての「町家」が連なっている。
19世紀後半から次第に荒廃した地区になっていたのだが、
20世紀末からの町並み保存再開発で、
すっかりトレンドの最先端の地区になった。
「町家」は棟続きに建っているので、裏の「お庭」を拝見するのには、
玄関から、一階の廊下を通って入っていく。
その時に盗み見する、部屋の中の様子・・・等というのも、
インテリア好きには興味津々。
庭を公開している家の入口には、トレードマークの黄色いポスターが。
何しろ、どこも狭い中庭なので、一度にたくさんのヴィジターは入れない。
混んでいる時間帯は、入場制限になるので、入口で列ができることもある。
それぞれが、単独で公開できるサイズの庭ではないので、
グループ公開の形になっている。
最初に入場したお庭で共通入場料£12を払うと、チケット半券がもらえる。
その後訪れるこのグループの庭では、このチケット半券を見せて入る。

これはTown Houseの、ちょうどお隣にあたる家の庭。
この家は通りの北側に建っているので、
高い家の北側にあたる裏庭は、日照時間が限られている。
そのデメリットを、どうやってメリットに転換するかが、ガーデナーの力量。

花はあじさいとホスタが中心で、
白とグリーンにカラーを統一している。


この通りの庭は、住空間の延長として作られているので、
建造の当初から、レンガ敷になっている。
この一角は、庭の一番奥に当たる部分で、
かろうじて安定して日がさすのだそう。
日陰でも強いペラルゴニウムが、色彩を添えている。

レンガ壁で囲まれていて、冬も霜が降りることは殆ど無い、
ロンドンのど真ん中なので、ファーン(シダ類)には最適。
*********************

同じ通りの次のお庭。
ここは鬱蒼とした木々がないので、もう少し明るい雰囲気。

ここでも日陰に強いシダやアイビーが多用されている。

白いsnapdragon(スナップドラゴン=
金魚草・・・だったかな?)の鉢が乗っているのは、
19世紀の鋳物のオーヴン。
もしかすると、この家にその昔設置されていたものかも。


レンガ敷、石敷きの庭なので、鉢植えが主力。
鉢植えだと、日当たりのある庭の奥に、
ローテーションで配置換えすることもできる。
なので、育てられる植物の幅が広がる。
と言っても・・・この鉢達は重いよねぇ・・・。

ルーピン、ジギタリス、デルフィニウムの、
穂型に立ち上がる花で、高さを出している。


白いアルペン・ダイアンサス・・・かな?

バラはイギリスでは原産種なので、多少日陰でも、元気によく育つ。
日本では育てにくいのにね。
*************************

3番目のお庭。
ここはその昔に庭の奥に倉庫が建てられていた。
そのレンガ壁を、庭を奥と手前に区切る、アーチとして残し、
そこにグレープを這わせている。

ゲートをつけて、廃墟風の雰囲気。

Dianthus(ダイアンサス)類が、意外と日陰に強いのを初めて知った。
匍匐性の紫の花は、一般的にBellflower(ベルフラワー)と呼ばれる、
Campanula(カンパニュラ)、桔梗と親戚。
日向だと、こんもり一面に紫の花を付けるけれど、ここは日陰。
蔓のように伸びて、まばらに花をつけている・・・のも、
これはこれで、なかなか風情がある。

この「廃墟壁」が、庭に高さを出すのにとても有利。

庭の奥のエリア。笹や竹も日陰に適している。
(だいたい、XX Japonicaといった日本原産種の植物は、
湿気た日陰でもよく育つ。つまり、日本風の庭は日陰に向いている・・・。)
しかし、笹・竹の類は、地植えにするとどんどん侵略してくるので要注意。
ここのように、鉢植えが賢明かも。

小さな池と流水。

暗いコーナーにミラーを置いて、少しでも採光。
*********************

一方こちらは、Town Houseのカフェ部。
それぞれの庭でも、お茶やケーキをサーヴしているところもあるけれど、
小さい庭ばかりなので、お茶を出すスペースがないところが大半。
その代わりに、同じ通りのTown Houseが、
グループの総合カフェということになっている。
オーナーのフィオナさん大忙し。
ここのお茶+ケーキの収益も、庭グループの収益とともに、チャリティーへ。

私達もここでちょっと休憩して、その後の後半の部へ。
次回に続きますよ。
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"McCormick" pop-up shop @ Pentreath & Hall(「マコーミック」、期間限定ショップ@ペントリース&ホール)
- 2015-10-22 Thu 09:00:00
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近頃のんびり、季節外れの夏の話を、標本箱に詰め込んでいるけれど、今回は現在進行形。
ロンドンはHolborn(ホルボーン)近くで、今月(2015年10月)28日まで開催の、チャーミングな期間限定ショップの話。
いつもきれいな写真で、私が密かに「ブログの師匠」と仰いで愛読している、建築家Ben Pentreath(ベン・ペントリース)氏のブログで知ったのだけれど、彼のパートナーのチャーリー君がポップ・アップショップを、ペントリース氏が共同経営するインテリア雑貨ショップ「Pentreath & Hall」(「ペントリース&ホール」)の隣にオープンしている。
彼の本業はフローリスト、兼、ケータラー(catererを日本語にすると、「仕出し屋」ぁ!?、全然ニュアンスが違うんだけど・・・、つまり、出張シェフ、フリーランスのシェフ・・・とよんだらいいのかな?)、なので、彼の集めたアンティーク+ヴィンテージ雑貨の他にも、花やスウィーツも販売されている。 ニュージーランドの大自然の中で育まれた、彼の自然で和める「美意識・ライフスタイル」が、盛り込まれている。
昨日、ホルボーン近くのパブに出かけることがあったので、覗いてみることにした。
チャーリーの詳しいキャリア・期間限定ショップこのは英文で<このページに>
Recently, my blog entries have been all about summer gardens etc..., I know, they are totally out of season, but this time it is about something up-to-date.
It is about a most charming little pop-up shop, which is open until 28th of this month (Oct. 2015) near Holborn.
I knew about this event from an architect, Ben Pentreath's blog "Inspiration", which I always admire for its beautiful and tasteful photographs, and I regard it as my "blog master"on the qt... Now, his partner Charlie is opening the pop-up shop next door to his co-owner shop "Pentreath & Hall".
Charlie has newly launched his florist and caterer business (eh...I can't find any suitable Japanese word for "caterer"!?), therefore in this pop-up-shop he deals flowers and sweets as well as his selection of antique + vintage objects. This little shop is filled with his natural, relaxed "aesthetic life style" which he had established in New Zealand.
Yesterday, I had an opportunity to visit near Holborn, so why not!?, I popped-up(!!?) there.
More about Charlie McCormick and this pop-up shop can be found <here>.

ぱっと明るいイエローに、ペイントされたドレッサーが目を引く店内。
トップ・シーズンのダリアが、華やかさを添える。
The bright-yellow-painted dresser is the eye-catcher in this little shop.
In‐season dahlias add more colour.

ウィンドウには、彼の得意なフリースタイルのアレンジメント。
He is so good at free-style flower arrangement.
One gorgeous example is in the window.



グリーンのアーンはダートマウス焼きで、私も結構好き。
ウチにも2-3個持っている。
木を描いたようなマグのパターンは、Mochaware(モカウエア)と呼ばれていて、
アルカリ性釉薬に酸性の染料(タバコが使われたりする)を落とすと、
このようなパターンが形成される。
19世紀に、日常の器として量産されたものが、今では貴重なコレクタブルズ。
The green and cream urns are vintage Dartmouth pottery.
I also like them, and have 2-3 similar ones.
Large mugs with tree-like patterns are called "Mochaware".
Apparently these patterns are automatically formed
by dripping coloured acidic solution
(often tobacco is used) onto alkaline slip.
Although they were produced for daily ware in 19th century,
nowadays they are sought-after collectible items.

19世紀Gaudy Welsh(ゴーディ・ウェルシュ)のジャグ達かと。
19th century Gaudy Welsh jugs... I suppose!

旗、かな? そして、典型的ガーデナー・グッズ。
Are they flags?? And typical items for gardeners.

ウィンドウにポップに並ぶダリア達。
そして・・・この、フレンチ・マーブル・ボウルに「やられた」私。
そうそう、こまさしくこういうのを、ずっと探していたのだった。
Dahlias are pop-colouring windows.
And...these French marble bowls hooked me.
Yes!! I have been looking for exactly this kind of bowl!!

想像だけれど、プロヴァンスあたりのものでは???
釉薬や陶土でマーブリングしたものを、よく見かけるので。
I wonder if they come from Provence???
In that part of France they often make
slip-marbled or clay-marbled ceramics.

一番いいパターンのペアを買った・・・と自認している^^。
I bought these - I reckon it is the best pair ; ))

ラズベリー・チョコレート・ブラウニー。
普通ブラウニーは、小麦粉が甘すぎて重すぎて苦手だけれど、
これは、ブラウニーというよりか、ほとんどチョコレート。
こんな美味しいのは、食べたことがない。
もう一つキャロット・ケーキも買ったけれど、
写真を撮るまもなく、配偶者氏に完食される。
His raspberry-chocolate-brownie.
Usually flour is too heavy and taste is too sweet,
thus chocolate-brownie is not for me.
However this is far from an "ordinary" brownie,
it's almost pure dark chocolate!!
I've never had such yummy brownie!!
I also brought a carrot cake back, which unfortunately was
immediately consumed by my hubby before I took photos...

エントランスには、リンゴが山盛り。
A basket-full of apples is in the entrance.




期間限定ショップ「マコーミック」は、10月22,23,24,26,27,28日にオープン。
あと数日しか残っていないけれど、チャンスがあればぜひ。
Pop-up shop "McCormick" will be open from 11am – 6pm
on 22nd, 23rd, 24th 26th, 27th, 28th October.
Although only several days are left,
it's really worth visiting, if you are around central London ; )
"McCormick" @ Pentreath & Hall
17 Rugby St, Bloomsbury, London, WC1N 3QT
Map:
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De Wereld in Miniatuur (ミニチュアの世界)展 -Slot Zeist(スロット・ザイスト)
- 2015-02-02 Mon 18:40:00
- イベント
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今回は引き続きペーターおじさんネタで、ユトレヒト郊外のSlot Zeist(スロット・ザイスト=ザイスト城)で開催中の、De Wereld in Miniatuur (ミニチュアの世界)展で展示中の、おじさんの箱達のイメージを。
会場のザイスト城は、城と呼ばれるけれど、18世紀建造ネオクラシカル様式の建物。
12世紀頃からここに城が築かれていたので、「ザイスト城」と呼ばれている。
現在の建物は、18世紀にモラヴィア兄弟団が建造したものだそう。
ここには、右ウィングにシアターやエキジビション・スペースがあって、企画イベントが定期的に催されている。
今回の「ミニチュアの世界展」は、ここの所有する18世紀後半~19世紀初期にかけて作られた、「Bavelaar(バーファラー)のミニチュア箱」(この話は後ほど・・・)をコアにして、現代のミニチュア・アーティストの作品を展示・販売する展覧会。

まずは、そのポスター。
左下に見えるのが、「Bavelaar(バーファラー)のミニチュア箱」。
そして右上におかれているのが、Pおじさんの作品。
その他、建築ミニチュアの作家、町並みのファサードのレリーフの作家、
3Dカリカチュアの作家チームの作品が展示されている。

ユトレヒトからローカル・バスに乗って30分弱、
ザイスト城最寄りのバス停から、城を取り囲む林の中を歩く。

堀の名残を渡って、これがザイスト城正面。

これはまだ作品ではなくて・・・、右ウィングの展示会場入口。
Pおじさんに写真を見せたら「こんな作品あったか?」(笑)。

実際の会場はリフト/階段を上がった上階。

このドアを入ると、3部屋にわたって、作品が展示されている。
壁に2つかかっているのは、Pおじさんの箱。
まずこの部屋では、展示会の趣旨と、
各アーティストの作品から数アイテムを紹介している。

ここに展示されている、Pおじさんの箱。

部屋の反対のコーナーには、「Bavelaar(バーファラー)のミニチュア箱」と、
Pおじさんの箱が向き合っている。

これや、

これが、「Bavelaar(バーファラー)のミニチュア箱」。
ここで、このBavelaar(バーファラー)の話を(調べた限りで)少し。
「バーファラー」というのは、1人の作家ではなくて、Cornelis Bavelaar senior(コーネリス・バーファラー・シニア、1747頃~1830年)、その息子のCornelis Bavelaar junior(コーネリス・バーファラー・ジュニア、1777-1831年)、そのまた息子のJoannes Franciscus Bavelaar(ヨハンネス・フランシスカス・バーファラー、 1810 - 1833年)の3世代にわたって、1800頃から1830年にLeiden(レイデン)で、インテリアやジオラマの収まった小箱を制作した一族。
30年間に総数1500箱が、制作されたとされている。 レイデンで観光土産として販売されるほか、ロッテルダム、アムステルダムでも販売されていた。
素材は木・アイボリー・紙等色々なのだけれど、同じようなアイボリー色やウッド色に着彩されている。
<他にもググッてみるといろいろ出てくる>
この一族の名前をとって、このような19世紀初頭に作られたジオラマ・ミニチュア箱は、Bavelaartje(バーファラチェ)と呼ばれる。
イギリスのアンティークには出てくることはまずないので、まったく知らなかったけれど、オランダでは有名で、専門のコレクターも多数だそう。
その昔一緒にアンティーク・センターにブースを出していた、Pおじさんとグラダおばさま達も、昔は取り扱うチャンスもあったそうだけれど、今やコレクターの手に収まってしまって、値もつり上がって、ほとんどマーケットに出てくることはないのだとか。
このギャラリーのチーフ・キュレーターが、ここの所有する、バーファラチェ数箱を中心に、ミニチュアをテーマにした企画展を発案した時に、数箱では展示にならないので、バーファラチェ自体をもっと借り入れ展示する必要があった。
アムステルダムのミュージアム幾つかに問い合わせたものの、小さな地方ギャラリーでは手におえないような貸出管理条件・経費を提示されて、多少企画は難航気味・・・。 そのときにたまたま紹介されたのが、バーファラー一族の末裔で、20箱以上を所有していて、何ら難しい条件なしで貸出に合意してくれた・・・という、ラッキーなシンクロニシティー(同時性)の上に実現した、エキジビションなのだった。

次の部屋には、町並みのファサードのレリーフを制作する、
Piet Bleijenga氏の作品と、
そのバーファラチェがケースの中に展示されている。
バーファラチェは小さいものなので、こじんまりとした展示だけれど、
覗きこんでいると、細かいディティールに吸い込まれていって、
いつまでたっても見飽きない。

最後の部屋は、3Dカリカチュアのkunst met een rのデュオの作品と、
Klein Hofmeijer氏の建築ミニチュア作品、
そして、ペーターおじさんの箱たちが展示されている。


いやぁ、ナールデンのフェア以上にキレイにディスプレイされた箱達は圧巻。

3回目のナールデンのフェアと違って、ザイストでの展示は初めてなので、
以前ナールデンで展示したことのある、大型の箱をザイストに、
ナールデンには最新作を中心にと、箱をふりわけたそう。

とはいうものの、昨年の夏ル・シャトーで見かけた新作もここに。

人気の図書館箱。

これはずいぶん昔からある作品だけれど、
中の構成とライティングを少し変えたら、
すっかり魅力的になった、大型の箱。

ロンドンのデコラティヴ・フェアに持ち込まれていて、
初めてPおじさんの作品を知るきっかけになったのが、この「雨漏り箱」。

シャンデリアのチャーミングさで・・・、
オープニング・パーティーの間に売れてしまった箱。

撮影を終わって、一階のレセプションに挨拶して、その奥のカフェでバス待ち休憩。
時間も程よく、さて出発、と思ってレセプションブースの横を通りかかったら・・・、
げっ、ここにもおじさんの昔の正方形の箱達が展示されているー。

大急ぎで、カメラを引っ張りだして撮影。

これはいつでもル・シャトーの2階の寝室に、

これは、アネックスの階段部分に、

これは一体どこにあったのだろう???
昔のだけれど、見たことのない作品。
・・・なんて撮影してたから、もうちょっとで
30分に一本のバスを乗り逃すところだった・・・。
De Wereld in Miniatuur (ミニチュアの世界)展
@ Slot Zeist 1月18日~4月6日開催。
Bezoekadres, Zinzendorflaan 1, 3703 CE Zeist
開館時間・入場料等詳細は<このページ>の最後にオランダ語で。
地図:
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Kunst & Antiek Weekend 展- Peter Gabriëlseの箱彫刻 2015
- 2015-01-30 Fri 10:00:00
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アムステルダムから戻ってきて・・・写真処理の海の下でもがいているところ。
とにかく、ペーターおじさんのエキジビションや作品から写真を仕上げていっているので、まず今回は、冬恒例のアムステルダム近郊・Naarden(ナールデン)のKunst & Antiek Weekend(アートとアンティークのウィークエンド) 展会場の様子から。

初回のの真っ白壁、昨年のダーク・グレイ壁、今年はその中間で、
かなり明るい目のグレートーンの壁。

今までで一番いいトーンで、おじさんも満足。

専属フォトグラファーも、明るくて撮影しやすいので大満足。

昨年の夏、シャトーの屋根裏でペイントされていた、
元教会の装飾パネル、まるで太陽神の神殿のようになって完成。

小さな建設足場が組まれている。

これも神殿風な新作。
壁掛け展示されているけれど、置いてディスプレイ、も、可能。
四角い「箱」からの脱出を試みているような・・・新作2点。

テクスチャーがとても美しいのだけれど、
コントラストで据えられたピラーは、19世紀のアンティーク。

デリケートな明るいトーンの新作。

コロコロ、ボールが漂うディティールが、とてもチャーミング。
そして、右端のステップの手すりが、なんとも繊細。
ステキだわー、と思っていたら、2日目に売れていった。

図書館シリーズの新作。
図書館シリーズはいつでも人気なので、
気がついたら手持ち在庫ナシ状態のことが多いのだそう。
今回も、最後の一つの図書館ボックスが、
同時開催のSlot Zeist(スロット・ザイスト)「ミニチュアの世界展」に
出展中なので、このフェアに間に合うようにこの作品が完成された。

この細かなリアリティー・・・人気なのも納得できる。

これもディティールに感嘆の新作。

おじさんの倉庫そのまま・・・。

アンティークの扉の、バーの嵌った覗き窓の部分を使ったボックス。
箱のなかの階段にシンクロさせて、バーが横になるように使った。
マーケットで見つけた時は、バーが何重ものペイントで覆われていたのを、
ペイントを剥がしてみたら、下から捻った模様のアイアンが出てきたのだそう。
これとても、ヴェルディのオペラのステージ・・・な、印象。

色合いがなんとも深くて渋い。

そのディティール。

ディテールだけ撮って、全体像を撮るのをすっかり忘れていた・・・。
初日で売れてしまったのに。

比較的穏やかな天候の初日は、かなりの人出。

合間を縫って、仲良しのグラダおばさまと師匠の2ショット。
2人が覗きこんできゃっきゃ、言っているのは、
ちょうどアムステルダムに発つ前日にNetで見つけた、Pおじさんを取材したヴィデオ。
私の持っていったラップトップに、ダウンロードしたものを見せたら大受け。
ここにオマケ・ヴィデオでエンベッド。
なんと、25年位前の、オランダのテレビ番組のインタヴュー(英文字幕付)で、
当時のおじさんのアムステルダム郊外の家。
おじさん若いっ(笑)。
ちなみに、この家はオランダのインテリア雑誌「Residence」の、
1991年11月号にフィーチャーされていて・・・、






こんな感じ。
その昔から、テイストまったく変わらず、
首尾一貫している、ペーター師匠なのだった。
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Black cat collection release - 黒猫小物コレクション、ジェオグラフィカにて展示販売
- 2014-11-10 Mon 10:00:00
- イベント
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今回は、身の回りのニュース。
UKに移住して15年来コレクションしていた黒猫小物の話は、4年前の標本箱の<このページ>と<このページ>にエントリーしたことがある。 あれからずいぶん経って、とにかく狭いフラットの中のスペースの問題で、ムキになって集めていた200位上のアイテムから、約半分の100アイテムの「お気に入り」を絞り込んで、残りの半分はローカルのチャリティー・ショップに持ち込んだ。
段ボール箱一杯分を持ち込んでくれた、配偶者氏が聞きかじったところによると、チャリティーショップでは100アイテム以上のコレクションなのでバラ売りはせず、「コレクション一式」でオークションにエントリーする、と、とても喜んでもらえたそう。 これが約1年以上前の話。
それから、またまた時間は経って、ここのところ、自分内「新制作プロジェクト」がもりあがってきている(またこの話は、実現してきたら、いつかご紹介することに^^)。 しかし、その作品を展示保管するスペースが、どうやっても見つからない。 そこでついに、「集めること」より、「創ること」に優先順位が付いて、黒猫小物を一斉放出する気になった。
最初はロンドン内~近郊のオークション・ハウスに、持ち込めるか問い合わせてみるつもりだった(この「お気に入り」部は、ちょっとした値打ちものも含まれているので・・・)。 そこにちょうど、先日東京から「隊長」こと、ライター兼アンティーク・ディラーの由美さんがロンドン入り。 彼女のべべズ・アンティーク経由で、東京・目黒のジェオグラフィカにて、展示販売してもらえることに話がまとまった。
ジェオグラフィカさんの「べべズ・アンティークス」スペースでは、Kotomiジュエリーも展示販売中なので、黒猫達も寂しくなかろうかと(笑)。
そのリスティングのために、簡単なスナップショットだけれど、全アイテム一つ一つを撮影したので、そのイメージをコラージュでご紹介することに。

ぬいぐるみ部パート1。
アンティークというよりはヴィンテージ、1950~70年代のものかと。
一番下の3つ、びっくりして背中を曲げてる子達はドイツのSteiff(スタイフ)製。

ぬいぐるみ部パート2。
上段左から2つ目の子が、一番古くて、多分20世紀初頭。
下段一番左の赤い靴を履いた子は、ドイツのKersa(カルサ)製。

この子達は陶器製。
中央のしっぽのないマンクス猫はヴィクトリアン、と、思われる。
ヴィクトリアン末期から、1950年代頃まで、
黒猫グッズが「幸運」のマスコットとして、イギリスで人気があった。
とりわけ、第一時世界大戦後の1920年代が、
その人気のピークだったと言われている。
なので、この猫達もその当時のものだったかもしれない。

同じく陶器製で、この首の長い猫のモチーフは、
北フランスで、イギリス市場用に生産されていた、
という話を聞いたことがある。

様々な年代、サイズの陶器製。

この子達も陶器製。
下段左から2つ目は、頭に穴が開いていて、パイを焼くときに、
空気抜きに使うpie chimney(パイ・チムニー)になっている。

大英博物館の地元だけあって、何かと手に入りやすい、
エジプト猫のリプロ達。
軟石を彫ったものやら、ブロンズ製、石粉樹脂製など、いろいろ。

ちょっとキッチュな子達。
幾つかは石膏製に着彩した、ヴィンテージの観光地土産物。
しっぽをぴんと上げている子達は、3cm程度の初期プラスチックのアメリカ製。
マシンから転がり出てくる「ガムボール」についてくるオマケ、とのこと。
中段右端はメジャーになっている。これは現在でも作られているかも?
右下端は木製のソルト・ペッパー、アメリカ製・・・だったと思う。
小さな子達が木のミニ棚に入っているのは、私が適当に詰めたもの。
これ、もしかすると、べべズ・アンティークス社長こと、
由美さんのダンナ様が、先物取り込みしてしまうかも・・・、
とは、由美さん談。

この子達は、石彫のもの、石粉樹脂製のもの。
左端の列中2つは黒曜石を彫ったもの。

この子達はブローチ等のファッション・アクセサリー。
中列下は、エナメル製の猫の背中が開いて、中に小さな猫のペンダントが入っている。
左列中のダブルピンブローチは、シルバースミス、
Carol Mather(キャロル・メイザー)さんに頼んで、
彼女の「猫」のブローチを特別に黒く燻してもらった、銀製。
その下は、マン島のおみやげピンブローチ。

おもちゃ部。
左一番上の子はプラ製で、首がユラユラ動く。
上段左から3つ目は・・・これはもしかして、シルバニアファミリーの一員???
黒猫なんていたのかと思って調べてみたら、いた・・。<このサーチ>
耳の色が違うんだけどな・・・。
もしかしたら、日本製エポック社かも???

黒猫コレクション・・・とかいっておいて、あまり黒猫でない子達、
も、便乗して日本に向かった。

これは全盛期最大人口(猫口)時のコレクション(2009年)。


Good Luck(幸運)を祈る、送る、マスコットとしてイギリスに集まって、
いま、日本に「幸」を届けに到着。
チャンスがあれば、ぜひ店頭でご覧ください。
ジェオグラフィカ
〒153-0065 東京都目黒区中町1-25-20
Open: 午前11時~午後8時
地図:
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Kunst & Antiek Weekend 展- Peter Gabriëlseの箱彫刻
- 2014-02-03 Mon 14:37:57
- イベント
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先日アムステルダム郊外のNaarden(ナールデン)に、撮影出張に出かけていたのは、昨年に引き続き<昨年の話はこのページ>ペーターおじさんのアート・アンティーク・フェア出展ブースを撮影するため。
昨年は大雪で、フェア来場者数にも影響していれば、私のフライトもちょっと危ぶまれていたけれど、今年はまだましな天候。 秋からずっと続いているたび重なる暴風雨の間をぬって、比較的穏やかな天候の中のフェアだった。

今年のブースはこんな風。
ここのフェアのブースのデフォルトは黒布地張り壁面、なのだけれど、黒だとPおじさんのグレイトーンの作品にはコントラストが強すぎる。なので昨年は、布地を張らない白壁だった。
しかしそうすると、作品に組み込まれたライト用のコードが、白壁の上でやたらと目立つ。
なので今回はその中間で、おじさんの好きなグレートーンの布地を、別注で張ってもらって、その布地に穴を開けて布地の後ろにコードを隠すように設定。すっきり、とてもクールなディスプレイになっている。


ブースはかっこいいんだけれど、曇り空+ダークなブースで、
自然光撮影をモットーとしている私には、
ちょっとカラー調整が難儀。
何とか後処理で、見たときの印象まで近づける。

右の8角形の3つの箱は新作。
これはいつもの「インテリア」ではなくて、
アンティークを詰め込んだコラージュ箱。
ライトの設定もないので、この小さなシリーズはお手ごろ価格。
実は・・・見た瞬間に「やられてしまって」一番下の箱を購入。

ブースの右側奥の中央のこの作品が今回のイチオシ・アイテム。
18世紀の宗教パネルを、フレームに使ったもの。

宗教パネルというか・・・
この上にジーザス先生が乗っかっていたものらしい。
(ちゃんと上下左右に痕跡あり)
で、「彼を引っぺがして追い出したんですかい?」とたずねたら、
「(パネルを)買った時点でもう退去しておった。」そう。
ステージの緞帳に見えるのは、木製のドレープを模した飾り彫刻。
布地は(ミニチュアの比率に合った)細密な織地のものはないので、
どうしてもごわごわで、リアルな要素が出ないので、使わない主義。

ディティール。

布地を使わないけれど、代わりに薄紙を糊に浸してかぶせる。
(ちょっと見にくいけれど、椅子の背にかかっている。)
この方法が1:24スケール(おじさんのミニチュアスケール)では、
一番布地っぽく見えるそう。確かに・・・。

その全体像。
このケルビム君は去年の夏、ル・シャトーの、
細々したものディスプレイエリアでぶらぶらしているのを見かけたが、
すっかり箱入りとなった。

これも新作の箱「図書室シリーズ」。
いつでもどこでも図書室シリーズは人気だそうで、
この作品もこの撮影の数時間後には、お買い上げで、
ブースから去って行ってしまった。

写真だけで残された、そのディティール。

長ーい箱なのでスクロールして・・・、この作品も新作。
色味がチョコレート系でとてもステキだったのに、
ディティール撮り忘れ・・・Alas・・・。

仕方がないので、拡大してみた、だけ。

そしてこれが、私の買い受けたミニ8角箱のひとつ。
へへへ、最初に目をつけただけあって、
ミニ8角箱の中では一番出来がよかろうというので、大満足。
ただし、手荷物設定の安フライトで来たので、荷物がふやせない。
荷物に融通の利くユーロスターで、
夏におじさんちを訪れた時に、持ち帰ることにした。

この箱も初日に売れて行った。

これも好きかもと、一瞬迷ったけど、選択に後悔ナシ。
作品詳細はこれぐらいで、再びブースの様子。

会場は前回と同じ、Grote Kerk(Great Church=大教会)の中。

天候がマシなためか、今年は去年より人出が多い。
近郊のユトレヒトからお手伝いに参加の、グラダおば様と。

50年(!!)ぶりに再開した、アート・スクール時代の同級生と。
Pおじさんのサイトをたまたま見つけたのが、きっかけだそう。
インターネット化のタマモノですな、師匠。
次回は、同じフェアに参加していた、Pおじさんとグラダおば様の友達のアンティークー・ディーラー、Frida(フリーダ)のブースの写真を。
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Nicole Etienne Pop-up exhibition
- 2013-11-29 Fri 21:43:51
- イベント
やっと、予定より早く撮影仕事のポスト・プロセスを仕上げて、ジュエリーの納品を済ませて、今日あたりからやっと落ち着いてきた感じ。
もうすっかり、冬らしくなってしまって、クリスマスも間近。
今回の標本箱は、11月の中ごろに、Josephine Ryan Antiques(ジョセフィーヌ・ライアン・アンティークス)で催された、Nicole Etienne(ニコール・エティエンヌ)の作品展の様子。
あ、もちろん、同時にディスプレイ販売された、Kotomiジュエリーを中心に撮影したもの^^。

プリヴュー・イベントの夕方は、
このウィンドウのソファに寝そべって、ヌードの女性が本を読んでいる・・・という、演出で人目をひく。
(あ、撮影したけれど、公開は自重します・・・笑)。

これは、前日のセット・アップの後に撮影したもの。
壁にかかるのは、ニコールのランドスケープの新作で・・・、

近くによって見ると、貼り付けられたクリスタルや、ガラス・ビーズが輝いている。

で、その前のテーブルの上の、ガラス・クロシェの中には、Kotomiジュエリー、

が、輝いている。

メイン・ディスプレイはこのテーブル。
霧の中の湖・・・的な作品の前に、Kotomiジュエリー着用の、白鳥の剥製。
周りのディスプレイの果物や、花はすべて本物。

豪華なスタイリングは、ジョセフィーヌの最も得意とするところ。

大型のKotomiジュエリーも負けてない・・・。

サイド・テーブルの彫像にもディスプレイ台になってもらって、

石像にも、ディスプレイ台になってもらう。

アンティーク・ディーラーさん達と、コラボレーションして楽しいところは、
アンティークの中に、Kotomiジュエリーがしっくり収まってしまうところ。

もう一箇所、ざくろの中にディスプレイ。

これは地階のディスプレイ。
ニコールの絵画を中心に、ダイニングルーム風の演出。

奥の部屋には、作品のモデルになった剥製キツネ君と、その作品。

最後の作品は、中庭に出る手前の、オフィス・スペースを使って展示されている。
ちなみに、手前で彫刻的に盛り上がっているのは、パーティー用のサモサ。
スパイシーで美味しかった^^。

中庭にゲストが集まり始まる。
真ん中の、サーモン・ピンクのブラウスを着ているのが、ニコール。

Kotomiジュエリー着用のジョセフィーヌ。

さっそく、一点お買い上げのお客様^^。

ライヴ演奏も入って、一足早く、クリスマス・パーティー気分、

の、夜は更けていくのだった・・・。
Kotomiジュエリーは、ジュセフィーヌ・ライアンのチェルシー店で、来年の1月8日まで、引き続き展示販売が決定。近くに来られることがあれば、ぜひ覗いてみてくださいね。
Josephine Ryan Antiques (ジュセフィーヌ・ライアン・アンティークス)
17 Langton Street, Chelsea, London SW10 0JL
もうすっかり、冬らしくなってしまって、クリスマスも間近。
今回の標本箱は、11月の中ごろに、Josephine Ryan Antiques(ジョセフィーヌ・ライアン・アンティークス)で催された、Nicole Etienne(ニコール・エティエンヌ)の作品展の様子。
あ、もちろん、同時にディスプレイ販売された、Kotomiジュエリーを中心に撮影したもの^^。

プリヴュー・イベントの夕方は、
このウィンドウのソファに寝そべって、ヌードの女性が本を読んでいる・・・という、演出で人目をひく。
(あ、撮影したけれど、公開は自重します・・・笑)。

これは、前日のセット・アップの後に撮影したもの。
壁にかかるのは、ニコールのランドスケープの新作で・・・、

近くによって見ると、貼り付けられたクリスタルや、ガラス・ビーズが輝いている。

で、その前のテーブルの上の、ガラス・クロシェの中には、Kotomiジュエリー、

が、輝いている。

メイン・ディスプレイはこのテーブル。
霧の中の湖・・・的な作品の前に、Kotomiジュエリー着用の、白鳥の剥製。
周りのディスプレイの果物や、花はすべて本物。

豪華なスタイリングは、ジョセフィーヌの最も得意とするところ。

大型のKotomiジュエリーも負けてない・・・。

サイド・テーブルの彫像にもディスプレイ台になってもらって、

石像にも、ディスプレイ台になってもらう。

アンティーク・ディーラーさん達と、コラボレーションして楽しいところは、
アンティークの中に、Kotomiジュエリーがしっくり収まってしまうところ。

もう一箇所、ざくろの中にディスプレイ。

これは地階のディスプレイ。
ニコールの絵画を中心に、ダイニングルーム風の演出。

奥の部屋には、作品のモデルになった剥製キツネ君と、その作品。

最後の作品は、中庭に出る手前の、オフィス・スペースを使って展示されている。
ちなみに、手前で彫刻的に盛り上がっているのは、パーティー用のサモサ。
スパイシーで美味しかった^^。

中庭にゲストが集まり始まる。
真ん中の、サーモン・ピンクのブラウスを着ているのが、ニコール。

Kotomiジュエリー着用のジョセフィーヌ。

さっそく、一点お買い上げのお客様^^。

ライヴ演奏も入って、一足早く、クリスマス・パーティー気分、

の、夜は更けていくのだった・・・。
Kotomiジュエリーは、ジュセフィーヌ・ライアンのチェルシー店で、来年の1月8日まで、引き続き展示販売が決定。近くに来られることがあれば、ぜひ覗いてみてくださいね。
Josephine Ryan Antiques (ジュセフィーヌ・ライアン・アンティークス)
17 Langton Street, Chelsea, London SW10 0JL
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ル・シャトーのパーティー
- 2013-09-25 Wed 14:50:32
- イベント
ペーターおじさんのル・シャトーよりの最終回は、土曜の午後のパーティーのイメージ。
一人遊びの好きなおじさんなどだけれど、それでいて、けっこうもてなし好き。
夏に私たちが滞在するのに合わせて、パーティーを催してくれる。

で、我々に与えられる課題は「和食を作れ。」
2年前は一発奮起してホリデー相棒のDanaさんインストラクションのもと、巻寿司を作った。
(その話は<この標本箱>の後半に。)
去年はおじさんが手術後回復中だったので、パーティーはなし。
今年は、先にブリタニーから入ったので、要冷蔵の食材は持ち込めず・・・、
結論から言うと、私はお好み焼きを作った。
コテコテの大阪/神戸人なので、和食=お好み焼き/たこ焼き/イカ焼き+ブタまん・・・
という舌のアンチ・グルメの人間に、「和食」を要求するおじさんに、そもそも無理がある。
フィンガー・フードっぽく、小さく切って、ちまちまトッピングしてみた。

制作中。奥のホブでは、Danaさん制作中の中近東風ミートボール。
で・・・どこが「和食」なんだ・・・という話はさておき・・・。

出来上がり。
左の奥にお好み焼き「肉食ヴァージョン」と「菜食ヴァージョン」。
Danaさんプロデュース、トマト・サラダと、中近東風ミートボール。
その他は、Pおじさんが最寄のFlers(フレア)の街のデリにオーダーしてあったもの。

ゲストが続々とやってくる。右の彼女は、タペストリーの修復師。
2年前にPおじさんがボロボロの状態で購入したタペストリーを、
見事に修復したのが<完成状態はこのページ>彼女なのだそう。
ヴィンテージの壁紙をプレゼントに。

真ん中の黒髪のおばさまは、絵画と額の修復師。
昨年Pおじさんが購入して、配送段階の手違いで、
ひどいダメージを受けてしまった18世紀絵画を、見事に修復したのが彼女。
見事だったのに、撮影し忘れたままだった・・・残念。

カンパーイ!!
真ん中はDanaさん、右はオランダから滞在中の、Pおじさんの知り合いのおじさま。
このおじさま、やたらとお好み焼きがお気に入り。
ちなみにお好み焼き、好・不評大きく分かれて、寿司ほどのキャッチーさはなかった様子。

天気がよければ、ダイニングにビュッフェ・テーブル、庭でテーブルを出して食べよう、
という予定だったけれど、午前中のにわか雨で、庭はべちゃべちゃ。
結局、作品展示室にテーブルを突っ込むことに。

この日は盛況で20人以上の来客。
さすがの広い作品展示室も、大きな丸テーブル3つ入れるのはいっぱいいっぱいで、
大きなソファーや、肘掛椅子を倉庫に押し込む羽目に。

Pおじさんと、ル・シャトー修復のお手伝いをしていて、
同じオランダ人、まるで親子のようなピーター(名前も、基本的に同じ名前)と、
そのパートナーのマーシァ。




そして、この「集客力」の張本人ティエリー氏。
Pおじさんの親友で、夏の間はノルマンディーのコテージに滞在している。
とにかく社交的で、人と知り合いになるのが特技。
右はそのティエリー氏が最近知り合いになった、イタリア人女性。とても、チャーミング。

食後はまずはアトリエ・ツアー。

大型の素材に興味津々。

アトリエ・ツアーのあとは、そのままガーデン・ツアーになだれ込む。
プシャーも参加。

テニス・バーンにて。「あれはふくろうの巣箱・・・」と、解説中。

また別の、途中まで修復して・・・そのあと何にしようか・・・のまま放置されているバーン。
オランダから来た8人のボク達は、この「途中放置バーン」で、キャンプしていたのだった。

いつも人ばっかり撮ってるので、たまには自らも登場しようか・・・というので、
「途中放置バーン」の前の私。
さきほどの、お好み焼きにはまったオランダ人おじさま撮影。

まるで、クリケットでも始まりそうに・・・フィールドに散らばる一行。

そして、にぎやかだったパーティーの後、ルシャトーに泊り込んでいたティエリー氏、コテージに帰る。
彼の車の後ろにはもちろん「椅子」。
「椅子を愛しすぎた男」ティエリー氏の話は、上の「コテージ」のリンクに(笑)。
Pおじさんと仲良しの、フランソワーズおばさまが、お店の都合で今回のパーティーに参加できなかった。
また、2日後に、件の美しい「Grand Moulin(大水車)」コテージで夕食に招かれた。
(正確にいうと、Pおじさんがデリを注文しすぎ、私がお好み焼きを作りすぎたので、翌々日に残り物を「Grand Moulin(大水車)」に持ち込んで、夕食大会となった・・・ということ。)
天気がよくて、日差しがステキ度倍増、の、イメージを次回に。
一人遊びの好きなおじさんなどだけれど、それでいて、けっこうもてなし好き。
夏に私たちが滞在するのに合わせて、パーティーを催してくれる。

で、我々に与えられる課題は「和食を作れ。」
2年前は一発奮起してホリデー相棒のDanaさんインストラクションのもと、巻寿司を作った。
(その話は<この標本箱>の後半に。)
去年はおじさんが手術後回復中だったので、パーティーはなし。
今年は、先にブリタニーから入ったので、要冷蔵の食材は持ち込めず・・・、
結論から言うと、私はお好み焼きを作った。
コテコテの大阪/神戸人なので、和食=お好み焼き/たこ焼き/イカ焼き+ブタまん・・・
という舌のアンチ・グルメの人間に、「和食」を要求するおじさんに、そもそも無理がある。
フィンガー・フードっぽく、小さく切って、ちまちまトッピングしてみた。

制作中。奥のホブでは、Danaさん制作中の中近東風ミートボール。
で・・・どこが「和食」なんだ・・・という話はさておき・・・。

出来上がり。
左の奥にお好み焼き「肉食ヴァージョン」と「菜食ヴァージョン」。
Danaさんプロデュース、トマト・サラダと、中近東風ミートボール。
その他は、Pおじさんが最寄のFlers(フレア)の街のデリにオーダーしてあったもの。

ゲストが続々とやってくる。右の彼女は、タペストリーの修復師。
2年前にPおじさんがボロボロの状態で購入したタペストリーを、
見事に修復したのが<完成状態はこのページ>彼女なのだそう。
ヴィンテージの壁紙をプレゼントに。

真ん中の黒髪のおばさまは、絵画と額の修復師。
昨年Pおじさんが購入して、配送段階の手違いで、
ひどいダメージを受けてしまった18世紀絵画を、見事に修復したのが彼女。
見事だったのに、撮影し忘れたままだった・・・残念。

カンパーイ!!
真ん中はDanaさん、右はオランダから滞在中の、Pおじさんの知り合いのおじさま。
このおじさま、やたらとお好み焼きがお気に入り。
ちなみにお好み焼き、好・不評大きく分かれて、寿司ほどのキャッチーさはなかった様子。

天気がよければ、ダイニングにビュッフェ・テーブル、庭でテーブルを出して食べよう、
という予定だったけれど、午前中のにわか雨で、庭はべちゃべちゃ。
結局、作品展示室にテーブルを突っ込むことに。

この日は盛況で20人以上の来客。
さすがの広い作品展示室も、大きな丸テーブル3つ入れるのはいっぱいいっぱいで、
大きなソファーや、肘掛椅子を倉庫に押し込む羽目に。

Pおじさんと、ル・シャトー修復のお手伝いをしていて、
同じオランダ人、まるで親子のようなピーター(名前も、基本的に同じ名前)と、
そのパートナーのマーシァ。




そして、この「集客力」の張本人ティエリー氏。
Pおじさんの親友で、夏の間はノルマンディーのコテージに滞在している。
とにかく社交的で、人と知り合いになるのが特技。
右はそのティエリー氏が最近知り合いになった、イタリア人女性。とても、チャーミング。

食後はまずはアトリエ・ツアー。

大型の素材に興味津々。

アトリエ・ツアーのあとは、そのままガーデン・ツアーになだれ込む。
プシャーも参加。

テニス・バーンにて。「あれはふくろうの巣箱・・・」と、解説中。

また別の、途中まで修復して・・・そのあと何にしようか・・・のまま放置されているバーン。
オランダから来た8人のボク達は、この「途中放置バーン」で、キャンプしていたのだった。

いつも人ばっかり撮ってるので、たまには自らも登場しようか・・・というので、
「途中放置バーン」の前の私。
さきほどの、お好み焼きにはまったオランダ人おじさま撮影。

まるで、クリケットでも始まりそうに・・・フィールドに散らばる一行。

そして、にぎやかだったパーティーの後、ルシャトーに泊り込んでいたティエリー氏、コテージに帰る。
彼の車の後ろにはもちろん「椅子」。
「椅子を愛しすぎた男」ティエリー氏の話は、上の「コテージ」のリンクに(笑)。
Pおじさんと仲良しの、フランソワーズおばさまが、お店の都合で今回のパーティーに参加できなかった。
また、2日後に、件の美しい「Grand Moulin(大水車)」コテージで夕食に招かれた。
(正確にいうと、Pおじさんがデリを注文しすぎ、私がお好み焼きを作りすぎたので、翌々日に残り物を「Grand Moulin(大水車)」に持ち込んで、夕食大会となった・・・ということ。)
天気がよくて、日差しがステキ度倍増、の、イメージを次回に。
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Chiswick Car Boots Sale (チジック・カーブーツ・セール)
- 2013-07-14 Sun 10:00:00
- イベント
まだまだ夏日続行のUK。(大丈夫・・・半分解けて、ねちねちしてるけど、まだ生きてる・・・笑)。
今回は6月初旬に久しぶりに行ってみたChiswick Car Boots Sale(チジック・カーブーツセール)のイメージを。

コッツウォルズの撮影仕事から帰ってきて、そのままチジックの友人宅で合宿して、翌朝カーブーツへ。
そこまでして来るのは、これも書籍出版の取材に関連して、で、いわば、お仕事モード。
天候に左右されるカーブーツだけれど、
先日までの曇天コッツウォルズから一転して、いいお天気で、ラッキー!!

もうすでに、出展者、購買客ともにぎっしりの大盛況。





しかし、写真を撮っていると、
撮影モードの脳と掘り出し物の脳が、別物みたいで、
幸か不幸か「買いモード」が入ってこない。
というか・・「もう絶対にモノを増やすスペースはない。」というのが、
脳に刷り込まれてきたのかも。

ヴィンテージのミシン。

デコ風の時計。

ガーリーなボタン類。


ガラスのビンもの。

エファメラ。

古写真。

レコード・プレーヤーや蓄音機の針、

を扱うディーラーさん、他のものもいい味出しているけれど、
プロだけあって、値段がカーブーツというよりは、アンティーク・フェア。
結果、買えずじまい。


撮影の方は、天気もよかったので、結果上々。
やっぱり、掘り出し物ハントは、撮影仕事とは両立はしないものだと納得。
今度こそは、掘り出し物モーでで来たいものです。
Chiswick Car Boots Sale
詳細は上記リンクに。
8月の開催は、一帯でサイクリング・レースが予定されているため、
一週遅れの11日開催に変更だそう。
次回は、この後散策したChiswick House(チジック・ハウス)庭園で、鳥たちの幼稚園ブームのイメージを。
今回は6月初旬に久しぶりに行ってみたChiswick Car Boots Sale(チジック・カーブーツセール)のイメージを。

コッツウォルズの撮影仕事から帰ってきて、そのままチジックの友人宅で合宿して、翌朝カーブーツへ。
そこまでして来るのは、これも書籍出版の取材に関連して、で、いわば、お仕事モード。
天候に左右されるカーブーツだけれど、
先日までの曇天コッツウォルズから一転して、いいお天気で、ラッキー!!

もうすでに、出展者、購買客ともにぎっしりの大盛況。





しかし、写真を撮っていると、
撮影モードの脳と掘り出し物の脳が、別物みたいで、
幸か不幸か「買いモード」が入ってこない。
というか・・「もう絶対にモノを増やすスペースはない。」というのが、
脳に刷り込まれてきたのかも。

ヴィンテージのミシン。

デコ風の時計。

ガーリーなボタン類。


ガラスのビンもの。

エファメラ。

古写真。

レコード・プレーヤーや蓄音機の針、

を扱うディーラーさん、他のものもいい味出しているけれど、
プロだけあって、値段がカーブーツというよりは、アンティーク・フェア。
結果、買えずじまい。


撮影の方は、天気もよかったので、結果上々。
やっぱり、掘り出し物ハントは、撮影仕事とは両立はしないものだと納得。
今度こそは、掘り出し物モーでで来たいものです。
Chiswick Car Boots Sale
詳細は上記リンクに。
8月の開催は、一帯でサイクリング・レースが予定されているため、
一週遅れの11日開催に変更だそう。
次回は、この後散策したChiswick House(チジック・ハウス)庭園で、鳥たちの幼稚園ブームのイメージを。
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Alex MacArthur Interiors(アレックス・マッカーサー・インテリアーズ) Open Houseに参加予定
- 2013-05-24 Fri 20:53:21
- イベント
昨日は日帰りでBrighton(ブライトン)に行っていた。
海なぞ見てのんびり・・・というわけではなくて、打ち合わせ仕事。
仕事なんだけれど、先方が超かっこよすぎる・・・Alex MacArthur Interiors(アレックス・マッカーサー・インテリアーズ)だったりするので、それはそれはエキサイティングな「仕事」。
Alexとは件の、Decorative Fair(デコラティヴ・フェア)で知り合って、写真を撮らせてもらった。そうしたら、写真を気に入ってもらって、サイトにもいくつか使ってもらって、それ以来のお付き合い。
AlexはBrighton(ブライトン)のヴィンテージ街・Kemptown(ケンプタウン)に、小さなお店を持っていたのだけれど、自宅兼ショールームの、4階建てのジョージアン期のタウンハウスの改装が完成したので、お店の方は閉めて、ここにビジネスを完全に移動させた。
年3回のデコラティヴ・フェアに出展する以外にも、年に4回Open Houseと呼ばれる、招待客のみの展示販売イベントを、この自宅兼ショールームで、昨年の11月から定期的に催してもいる。
初回に私も訪れて、その時の話は標本箱の<このページ>と<このページ>に。
このイベントのとりわけユニークなのは、アンティーク/ヴィンテージと、現代のアーティストの作品をコラボレーションさせていること。
前回の標本箱の、私のジュエリーの取引先の一つ、Town House(タウンハウス)もアンティークと現代のアーティスト/クラフトを組み合わせているので、これからのアンティーク・ディーラーの、ひとつの方向性ともいえる。
次回6月21-23日の週末に予定されている、Open House Eventに、私もジュエリーと写真アート作品の両方で参加することになって、今回はそのための打ち合わせなのだった。

毎度のことながら、とてもクールなインテリア。

あ、いや、だから、今回はインテリア写真を撮りに来たのではなくて、
どのジュエリーを出品するか選ぶ話・・・。

まずはこの子達。
次回のOpen Houseのテーマが、「真夏の夜の夢」。
その話をDecorative FairでAlexに会った時に聞いていて、
そうしたら、その後すぐに、このモザイク・タイルが手に入った。
ルチル・クオーツと組み合わせて、ちょっとフェアリーっぽい、それでいて、
ちょっと魔的なミニ・シリーズの出来上がり。
Alexも私同様、ルチルクオーツにソフト・スポットがあるそうで、
このミニ・シリーズは、お気に召した。まとめて全部出品予定。

大型のジュエリー、とても気に入ってもらって、持って行った分すべて「合格」。
お手ごろ価格のものも、入れておく必要があるので、
「小型のジュエリーでも、もっと持ってきてよ。」と頼まれる。お任せください^^。

この子達、実は秋冬物の新シーズン用に作り始めたもの。
ダーク系のカラー・サンプルとして持って行ったら、これも即出展決定。
あ、撮影もまだなら、品番も入っていないのだけど・・・。
その場で適当に撮った写真が、これ。
金曜の夜の展示会はパーティー形式なので、
半裸のマッチョなお兄さん達がこのジュエリーを着けて、
シャンパンをサーヴして周る・・・という、デカダンな計画あり(笑)。

これらの写真アート作品、というか、デジタル・ドローイングというか・・・とにかく、
A2-A3のサイズで、完全にマットなハーネミュール・ジャーマン・エッチング紙に、
ギクレー・プリントしたものなので、見た目は、写真というよりは版画にしか見えない。
写真でもなくて版画・ドローイングでもない・・・ので、どのようなギャラリーに見せたものだか、
マーケットなんて全く想定していなかったのだけれど、
ヴィジュアル的に気に入ったら、技法やジャンルは関係ないという、
柔軟なAlexが真っ先に、展示の場を提供してくれた。
実はAlexも、墓場彫像写真好きだとか(笑)。
サイズの合うヴィンテージ額が、次回の買い付けツアーで、もし見つけることが出来たら、
ヴィンテージ額に額装してもらえる可能性もあり。
もちろん、私も金曜の初日から、ホテル泊で土曜日までOpen Houseに参加予定なので、
当日の状況は、もちろんヴィジュアルでレポート予定。
最後に、Alexよりも大きいかもしれないグレート・デンのクィン君。

6月21日(金)夕方~23日(日)終日まで、BrightonのAlex MacArthur Interiors・Open Houseイベント開催。
£10から£10,000まで、幅広い価格帯のアンティーク/ヴィンテージが展示販売される。クレジットカードも対応可能。
E招待状を希望の方は、<このページ>から、メイリング・リストに登録希望を伝えてください。
来週から6月10日ごろまで、コッツウォルズに出張に出かけたり、雑誌取材撮影仕事が立て込んでいるので、しばらく標本箱は、ワーキング・ホリデー・モード。
6月にまた、覗きに来てくださいね!!
海なぞ見てのんびり・・・というわけではなくて、打ち合わせ仕事。
仕事なんだけれど、先方が超かっこよすぎる・・・Alex MacArthur Interiors(アレックス・マッカーサー・インテリアーズ)だったりするので、それはそれはエキサイティングな「仕事」。
Alexとは件の、Decorative Fair(デコラティヴ・フェア)で知り合って、写真を撮らせてもらった。そうしたら、写真を気に入ってもらって、サイトにもいくつか使ってもらって、それ以来のお付き合い。
AlexはBrighton(ブライトン)のヴィンテージ街・Kemptown(ケンプタウン)に、小さなお店を持っていたのだけれど、自宅兼ショールームの、4階建てのジョージアン期のタウンハウスの改装が完成したので、お店の方は閉めて、ここにビジネスを完全に移動させた。
年3回のデコラティヴ・フェアに出展する以外にも、年に4回Open Houseと呼ばれる、招待客のみの展示販売イベントを、この自宅兼ショールームで、昨年の11月から定期的に催してもいる。
初回に私も訪れて、その時の話は標本箱の<このページ>と<このページ>に。
このイベントのとりわけユニークなのは、アンティーク/ヴィンテージと、現代のアーティストの作品をコラボレーションさせていること。
前回の標本箱の、私のジュエリーの取引先の一つ、Town House(タウンハウス)もアンティークと現代のアーティスト/クラフトを組み合わせているので、これからのアンティーク・ディーラーの、ひとつの方向性ともいえる。
次回6月21-23日の週末に予定されている、Open House Eventに、私もジュエリーと写真アート作品の両方で参加することになって、今回はそのための打ち合わせなのだった。

毎度のことながら、とてもクールなインテリア。

あ、いや、だから、今回はインテリア写真を撮りに来たのではなくて、
どのジュエリーを出品するか選ぶ話・・・。

まずはこの子達。
次回のOpen Houseのテーマが、「真夏の夜の夢」。
その話をDecorative FairでAlexに会った時に聞いていて、
そうしたら、その後すぐに、このモザイク・タイルが手に入った。
ルチル・クオーツと組み合わせて、ちょっとフェアリーっぽい、それでいて、
ちょっと魔的なミニ・シリーズの出来上がり。
Alexも私同様、ルチルクオーツにソフト・スポットがあるそうで、
このミニ・シリーズは、お気に召した。まとめて全部出品予定。

大型のジュエリー、とても気に入ってもらって、持って行った分すべて「合格」。
お手ごろ価格のものも、入れておく必要があるので、
「小型のジュエリーでも、もっと持ってきてよ。」と頼まれる。お任せください^^。

この子達、実は秋冬物の新シーズン用に作り始めたもの。
ダーク系のカラー・サンプルとして持って行ったら、これも即出展決定。
あ、撮影もまだなら、品番も入っていないのだけど・・・。
その場で適当に撮った写真が、これ。
金曜の夜の展示会はパーティー形式なので、
半裸のマッチョなお兄さん達がこのジュエリーを着けて、
シャンパンをサーヴして周る・・・という、デカダンな計画あり(笑)。

これらの写真アート作品、というか、デジタル・ドローイングというか・・・とにかく、
A2-A3のサイズで、完全にマットなハーネミュール・ジャーマン・エッチング紙に、
ギクレー・プリントしたものなので、見た目は、写真というよりは版画にしか見えない。
写真でもなくて版画・ドローイングでもない・・・ので、どのようなギャラリーに見せたものだか、
マーケットなんて全く想定していなかったのだけれど、
ヴィジュアル的に気に入ったら、技法やジャンルは関係ないという、
柔軟なAlexが真っ先に、展示の場を提供してくれた。
実はAlexも、墓場彫像写真好きだとか(笑)。
サイズの合うヴィンテージ額が、次回の買い付けツアーで、もし見つけることが出来たら、
ヴィンテージ額に額装してもらえる可能性もあり。
もちろん、私も金曜の初日から、ホテル泊で土曜日までOpen Houseに参加予定なので、
当日の状況は、もちろんヴィジュアルでレポート予定。
最後に、Alexよりも大きいかもしれないグレート・デンのクィン君。

6月21日(金)夕方~23日(日)終日まで、BrightonのAlex MacArthur Interiors・Open Houseイベント開催。
£10から£10,000まで、幅広い価格帯のアンティーク/ヴィンテージが展示販売される。クレジットカードも対応可能。
E招待状を希望の方は、<このページ>から、メイリング・リストに登録希望を伝えてください。
来週から6月10日ごろまで、コッツウォルズに出張に出かけたり、雑誌取材撮影仕事が立て込んでいるので、しばらく標本箱は、ワーキング・ホリデー・モード。
6月にまた、覗きに来てくださいね!!
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Pierre Bergian (ピェール・ベルジエン)作品展
- 2013-04-30 Tue 10:00:00
- イベント
再び、墓場写真はお休みで(あ、「もう墓場はいらんから。」という、一部の声も聞こえているが・・・笑)、今回は絵画展の話。
残念なことに、この絵画展の話を聞くのが遅すぎて、この標本箱を書いている現在は、会期が終わってしまったのだけれど、写真を撮らせてもらったので、標本箱に詰め込むことに。
Pierre Bergian (ピェール・ベルジエン)氏は、ベルギー、ブリュージュ在住の画家で、件のPおじさんの友人。
Pおじさん同様、制作のテーマは「インテリア」で、がらんとした18世紀風パネリングの部屋の中に、わずかに家具や絵画が存在している・・・という、とても静かなイメージのもの。
それでいて、筆のタッチや、ソフト・ペンシルで描きこまれたディティールが、画面全体に生き生きした「空気」を流し込んでいる。
見ていると、古くて大きな部屋の埃の匂いや、柔らかな北ヨーロッパ特有の日差しの暖かさ、日陰の涼しさ・・・までが感じ取られるよう。
作品展は、3月27日~4月27日まで、ロンドンのTate Britainの近くのギャラリー、Purdy Hicks Galleryでの開催だった。

個人的に一番お気に入りだったのがこの作品。
彼の作品は、デティールがとてもチャーミングなので・・・、


タッチが伝わるように、クローズ・アップで撮影。
ピェール氏、「クローズアップで撮影することは、考えたことがなかった・・・。」そうで、
写真を、とても喜んでもらえた。

その上から再びソフトペンシルで、ディティールを描きこむ、というプロセスのよう。

グレー・トーンとカラーのコンビネーションが絶妙。

絵画の中に絵画が3点で、3倍楽しめる(?)作品。
グレーの中から、透かし見えるオレンジとブルーのコントラストが、とても美しい。

特に私が好きなのは・・・ここ。

ここにも、オレンジとブルーのコントラスト。

焼き物のテクスチャーを連想させる、ディティール。

一見したら、抽象絵画かと思う。でも、インテリア。

爽やかなブルーの部屋、

の、デイ・ベッド。

インテリア以外に、山を描いた作品も多いのだそう。
インテリアの中に、「山」作品も登場する。

そして、その前のイーゼル上で、インテリアの絵画が製作進行中。

グレイに溶け込んだ、パープルとイエローの、微妙なコントラストの美しさもさることながら・・・、

コリント風のレリーフを描いたタッチが、妙にユーモラスで愛らしいのだった^^。

地階に展示されている、紙に油彩ドローイングの小作品。

紙の白地が生きていて、またパネル油彩とは違った、軽い味わい。

会場風景。



地下の展示室。

ギャラリーの正面。
彼の、ブリュッセルのお宅の、ステキなインテリアを、イタリアのインテリア・デザイナーのブログ<このページ>で、ちらっとのぞき見ることができる。
ピェール氏、本業はインテリア関連のジャーナリストで、奥様はインテリア・デコレーター。(ステンシル型紙上のものが、壁に掛かっているのは、彼女の方のアトリエ・コーナーなのだそう。)
いつの日か、「お宅拝見撮影大会」にお伺いしたいもの・・・なのだった^^。
残念なことに、この絵画展の話を聞くのが遅すぎて、この標本箱を書いている現在は、会期が終わってしまったのだけれど、写真を撮らせてもらったので、標本箱に詰め込むことに。
Pierre Bergian (ピェール・ベルジエン)氏は、ベルギー、ブリュージュ在住の画家で、件のPおじさんの友人。
Pおじさん同様、制作のテーマは「インテリア」で、がらんとした18世紀風パネリングの部屋の中に、わずかに家具や絵画が存在している・・・という、とても静かなイメージのもの。
それでいて、筆のタッチや、ソフト・ペンシルで描きこまれたディティールが、画面全体に生き生きした「空気」を流し込んでいる。
見ていると、古くて大きな部屋の埃の匂いや、柔らかな北ヨーロッパ特有の日差しの暖かさ、日陰の涼しさ・・・までが感じ取られるよう。
作品展は、3月27日~4月27日まで、ロンドンのTate Britainの近くのギャラリー、Purdy Hicks Galleryでの開催だった。

個人的に一番お気に入りだったのがこの作品。
彼の作品は、デティールがとてもチャーミングなので・・・、


タッチが伝わるように、クローズ・アップで撮影。
ピェール氏、「クローズアップで撮影することは、考えたことがなかった・・・。」そうで、
写真を、とても喜んでもらえた。

その上から再びソフトペンシルで、ディティールを描きこむ、というプロセスのよう。

グレー・トーンとカラーのコンビネーションが絶妙。

絵画の中に絵画が3点で、3倍楽しめる(?)作品。
グレーの中から、透かし見えるオレンジとブルーのコントラストが、とても美しい。

特に私が好きなのは・・・ここ。

ここにも、オレンジとブルーのコントラスト。

焼き物のテクスチャーを連想させる、ディティール。

一見したら、抽象絵画かと思う。でも、インテリア。

爽やかなブルーの部屋、

の、デイ・ベッド。

インテリア以外に、山を描いた作品も多いのだそう。
インテリアの中に、「山」作品も登場する。

そして、その前のイーゼル上で、インテリアの絵画が製作進行中。

グレイに溶け込んだ、パープルとイエローの、微妙なコントラストの美しさもさることながら・・・、

コリント風のレリーフを描いたタッチが、妙にユーモラスで愛らしいのだった^^。

地階に展示されている、紙に油彩ドローイングの小作品。

紙の白地が生きていて、またパネル油彩とは違った、軽い味わい。

会場風景。



地下の展示室。

ギャラリーの正面。
彼の、ブリュッセルのお宅の、ステキなインテリアを、イタリアのインテリア・デザイナーのブログ<このページ>で、ちらっとのぞき見ることができる。
ピェール氏、本業はインテリア関連のジャーナリストで、奥様はインテリア・デコレーター。(ステンシル型紙上のものが、壁に掛かっているのは、彼女の方のアトリエ・コーナーなのだそう。)
いつの日か、「お宅拝見撮影大会」にお伺いしたいもの・・・なのだった^^。
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David Bowie by Masayoshi Sukita展
- 2013-03-27 Wed 10:00:00
- イベント
先日から、V&Aで70年代以降のブリティッシュ・ロックの代名詞ともなっている、Devid Bowie(デヴィッド・ボウイ)の回顧展、「David Bowie is」が催されている。
自分自身が聞いていたのは、ボウイさんの次のジェネレーション、ボウイさんや、TRexのマーク・ボラン・・・などの影響下にある、80年代のNew Romantics(ニューロマンティックス)やGoth(ゴス)、New Wave改めDark Wave系、オルタナティヴ系の音楽なので、「Ziggy Stardust」などもBauhaus(バウハウス)のカヴァー・ヴァージョンの方で知っている・・・という状態。 (あ、別に「若い」わけじゃなくて、(オルタナティヴ)ロック系の音楽を聴きはじめるのが遅かっただけなんだけれども・・・。)
ともあれ、ボウイさんが70年代を象徴するアイコン(偶像)だということは重々承知している。
ロック音楽を、ファッションやアートと融合して、「カルチャー(文化)」にまで持っていったのは、このボウイさんに他ならない(ビートルズよりもストーンズよりも、「文化度」は高いという評価)。なので、「国立文化博物館」であるV&Aが、大回顧展を催すというわけなのだった。
ちょうど、10年ぶりの新アルバム「The Next Day」の4月1日発売も予定されていて、ボウイさんファンにはなんともエキサイティングな2013年。
その「ムーブメント」の一翼を担うのが、現在Piccadillyの Snap Galleryで催されている、「David Bowie by Masayoshi Sukita展」。
これは40年以上に渡って、デヴィッド・ボウイの写真を撮り続けてきた、日本人写真家、鋤田正義氏の、アイコニックなデヴィッド・ボウイ作品の中から、「クラシック」ともいえる代表作とともに、未発表の貴重な作品が、展示販売されている展覧会。
この作品展が実現した背景には、よく撮影のお手伝いをさせてもらっている、ファッション・デザイナー・神戸真知子姐さまと、ご主人のMax氏の尽力が潜んでいる。そんな経緯で、私の方も真知子姐さま関連の、雑誌取材の撮影を担当させてもらったりして、ギャラリーに出向いていた。
今回はそのギャラリーからの、速報イメージを中心に。

まずはV&Aのイメージ。
最寄のSouth Kensington駅から、V&Aに向かう地下道に並ぶボウイさんポスター。
「David Bowie Is (デヴィッド・ボウイとは・・・)」というタイトル自体、
時代とともに変転変化を続けるボウイさんの定義を、
オーディエンス(受け取り手)にゆだねる、複(多)眼的コンセプトから出てきたもののよう。

V&Aの入り口には、Ziggyのギザ・マークが輝いている。

エキジビション会場横のShopはデヴィット・ボウイ一色。
もちろんこのV&Aの展覧会にも、鋤田さんのボウイ作品は何点も展示されているのだが、ここでは「展覧」のみ。
その直筆サイン入り、限定プリントの作品を「購入」できるというチャンスが、Snap Galleryの「David Bowie by Masayoshi Sukita展」。

これがその会場。
Snap Galleryは1階と地階の2フロアで、
この写真の1階部はボウイさんの70年代前半の写真で構成されている。

そして、地階部は70年代後半以降の写真。
手前に写っているのは、かの「Heroes」のジャケットを飾った名作。
新アルバム「The Next Day」のジャケットも、「Heroes」からの展開のなので、
この作品がベースになっている。今回の展覧会では、はずすことのできない一枚。
その限定オリジナル・プリントが入手できる・・・というのだから、ファン感涙もの。

鋤田さんと真知子姐さま。
念願のLondon展実現で、感慨深い記念撮影。

真知子姐さまのBustleプロデュース、鋤田さんのボウイ作品プリントの
Tシャツ、トートバッグも販売中。
モデルは、NYから駆けつけたフォトグラファー・Mark東野氏。
今回は展覧会のヴィデオ・ドキュメンタリーを担当。

この日は、夕方からオープニング・パーティー。
それまでに、最後に持ち込まれた限定ストック分の作品に署名して、準備完了。
左はアシスタントの宇都宮氏と、ギャラリーのオーナーGuy(ガイ)さん。

その後、TV用のインタヴュー進行中。
インタヴューが終わった後で、意外なゲストが。

ファッション・デザイナー/プロデューサー・山本寛斎氏乱入(笑)。

70年代にボウイ・コスチュームを手がけたのが寛斎さん。
ちょうどこの後ろの写真が、Bowie x Sukita x Kansaiコラボレーション作品ということになる。
もちろんV&Aの今回の回顧展にも、そのコスチュームは何点も展示中。
ご本人もこの前日の、V&A展オープニング・パーティーのためにロンドン入り。
ヒースロー空港からの帰国途中に、ギャラリーに立ち寄られた、といういきさつ。

パーティーが始まったところに、真知子姐さまのお嬢ちゃん、美少女たーちゃん登場。

真知子姐さまのダンナ様Maxさんと鋤田さん。



続々とゲストが来場。


続々とセールス>サイン>記念撮影が続く。


右は、ボウイさんのバックのギタリスト、
今は亡きMick Ronson(ミック・ロンソン)氏の妹のマギーさん。
この後もパーティー大盛況、ボウイさんのコピー・バンドの演奏が入ったりで、70年代パワー大炸裂!!
だったそうなのだが・・・私の方、UK時間深夜の日本の雑誌社の締め切りに間に合わすべく、
残念なことに、ダッシュで帰宅>ポストプロセス仕上げて納品という深夜操業なのだった。
鋤田さんはじめ、スタッフの皆さんにも挨拶も出来ず・・・と思っていたら、
都合のいいことに(?)スカーフをバックルームに忘れてきた(ワザとか?という疑惑はあり)。
そこで、また翌々日、友人のDanaさんが、通訳でギャラリー入りするのに便乗してお邪魔することにした。


この日は、一般公開の初日。パーティー並みに来場者が続く。
V&Aのエキジビションからまわってくるお客さんも多い。
右はその、V&Aのキュレターの方々。

この日の意外なゲストは、Bob Marley (ボブ・マーレィ)や、
Sex Pistols(セックス・ピストルズ)の撮影で知られるフォトグラファー・Dennis Morris氏。
「昔から大ファンなんですよ。」と、がっつり握手。

スイスの雑誌社からのインタヴュー内容を、Danaさんが翻訳質問している横で、
ポートレートを撮らせてもらった。
その時にも、その後スタッフの皆さんと一緒に食事に招いてもらった時にも、色々な話をうかがうことが出来た。
一番印象的だったのが、ボウイさんとのセッションで、最初は通訳をはさんで簡単にうちあわせはするものの、実際に撮影が始まれば、ボウイさんのプレゼンテーションする「表現」に対して、そこから鋤田さんが最高のカットを切り撮っていく・・・そこに言葉や説明はもはや全く必要ではない、という話。
2人のアーティストの、まさに理想的なコラボレーションのあり方といえる。すばらしい話を、ありがとうございます^^。
David Bowie by Masayoshi Sukita展
2013年3月23日~4月30日
Snap Gallery
12 Piccadilly Arcade, London, SW1Y 6NH England
(日・月休廊) コンタクト情報は<このページ>
地図:このアーケードの中にある。
View Larger Map
直筆サイン入り限定プリントの作品は欲しい!!
しかし、ロンドンまで行けない・・・という方に朗報。
Snap Galleryでは、UK内外からのネット・オーダーも受け付けている。
<このページ>から、サムネイルをクリックしてオープン。
各ページには、それぞれの写真にまつわる撮影逸話も記されていて(英文)、
これを読んでいるだけでも、写真が一段と立体的に感じられる。
各イメージ、大サイズ・プリント(30"x40"=約76x102cm)10枚限定 £3,000、
小サイズ・プリント(16"x20"=約40x50cm) 30枚限定 £1,500
中でも鋤田さんとギャラリーが、特別に選んだ3枚は、
8"x10"プリント=約20x25cm 100枚限定 £195、と、お手ごろ価格に設定されている。
(すべて、サイズは紙面サイズ。価格はプリントのみで、マット・額装なし。)
お部屋に、鋤田作品ボウイさんをご招待する、またとないチャンス!!
すべて限定プリントのところに、世界中からのオーダーなので、会期中の売り切れ必至。
決断は、お早い目に^^。
自分自身が聞いていたのは、ボウイさんの次のジェネレーション、ボウイさんや、TRexのマーク・ボラン・・・などの影響下にある、80年代のNew Romantics(ニューロマンティックス)やGoth(ゴス)、New Wave改めDark Wave系、オルタナティヴ系の音楽なので、「Ziggy Stardust」などもBauhaus(バウハウス)のカヴァー・ヴァージョンの方で知っている・・・という状態。 (あ、別に「若い」わけじゃなくて、(オルタナティヴ)ロック系の音楽を聴きはじめるのが遅かっただけなんだけれども・・・。)
ともあれ、ボウイさんが70年代を象徴するアイコン(偶像)だということは重々承知している。
ロック音楽を、ファッションやアートと融合して、「カルチャー(文化)」にまで持っていったのは、このボウイさんに他ならない(ビートルズよりもストーンズよりも、「文化度」は高いという評価)。なので、「国立文化博物館」であるV&Aが、大回顧展を催すというわけなのだった。
ちょうど、10年ぶりの新アルバム「The Next Day」の4月1日発売も予定されていて、ボウイさんファンにはなんともエキサイティングな2013年。
その「ムーブメント」の一翼を担うのが、現在Piccadillyの Snap Galleryで催されている、「David Bowie by Masayoshi Sukita展」。
これは40年以上に渡って、デヴィッド・ボウイの写真を撮り続けてきた、日本人写真家、鋤田正義氏の、アイコニックなデヴィッド・ボウイ作品の中から、「クラシック」ともいえる代表作とともに、未発表の貴重な作品が、展示販売されている展覧会。
この作品展が実現した背景には、よく撮影のお手伝いをさせてもらっている、ファッション・デザイナー・神戸真知子姐さまと、ご主人のMax氏の尽力が潜んでいる。そんな経緯で、私の方も真知子姐さま関連の、雑誌取材の撮影を担当させてもらったりして、ギャラリーに出向いていた。
今回はそのギャラリーからの、速報イメージを中心に。

まずはV&Aのイメージ。
最寄のSouth Kensington駅から、V&Aに向かう地下道に並ぶボウイさんポスター。
「David Bowie Is (デヴィッド・ボウイとは・・・)」というタイトル自体、
時代とともに変転変化を続けるボウイさんの定義を、
オーディエンス(受け取り手)にゆだねる、複(多)眼的コンセプトから出てきたもののよう。

V&Aの入り口には、Ziggyのギザ・マークが輝いている。

エキジビション会場横のShopはデヴィット・ボウイ一色。
もちろんこのV&Aの展覧会にも、鋤田さんのボウイ作品は何点も展示されているのだが、ここでは「展覧」のみ。
その直筆サイン入り、限定プリントの作品を「購入」できるというチャンスが、Snap Galleryの「David Bowie by Masayoshi Sukita展」。

これがその会場。
Snap Galleryは1階と地階の2フロアで、
この写真の1階部はボウイさんの70年代前半の写真で構成されている。

そして、地階部は70年代後半以降の写真。
手前に写っているのは、かの「Heroes」のジャケットを飾った名作。
新アルバム「The Next Day」のジャケットも、「Heroes」からの展開のなので、
この作品がベースになっている。今回の展覧会では、はずすことのできない一枚。
その限定オリジナル・プリントが入手できる・・・というのだから、ファン感涙もの。

鋤田さんと真知子姐さま。
念願のLondon展実現で、感慨深い記念撮影。

真知子姐さまのBustleプロデュース、鋤田さんのボウイ作品プリントの
Tシャツ、トートバッグも販売中。
モデルは、NYから駆けつけたフォトグラファー・Mark東野氏。
今回は展覧会のヴィデオ・ドキュメンタリーを担当。

この日は、夕方からオープニング・パーティー。
それまでに、最後に持ち込まれた限定ストック分の作品に署名して、準備完了。
左はアシスタントの宇都宮氏と、ギャラリーのオーナーGuy(ガイ)さん。

その後、TV用のインタヴュー進行中。
インタヴューが終わった後で、意外なゲストが。

ファッション・デザイナー/プロデューサー・山本寛斎氏乱入(笑)。

70年代にボウイ・コスチュームを手がけたのが寛斎さん。
ちょうどこの後ろの写真が、Bowie x Sukita x Kansaiコラボレーション作品ということになる。
もちろんV&Aの今回の回顧展にも、そのコスチュームは何点も展示中。
ご本人もこの前日の、V&A展オープニング・パーティーのためにロンドン入り。
ヒースロー空港からの帰国途中に、ギャラリーに立ち寄られた、といういきさつ。

パーティーが始まったところに、真知子姐さまのお嬢ちゃん、美少女たーちゃん登場。

真知子姐さまのダンナ様Maxさんと鋤田さん。



続々とゲストが来場。


続々とセールス>サイン>記念撮影が続く。


右は、ボウイさんのバックのギタリスト、
今は亡きMick Ronson(ミック・ロンソン)氏の妹のマギーさん。
この後もパーティー大盛況、ボウイさんのコピー・バンドの演奏が入ったりで、70年代パワー大炸裂!!
だったそうなのだが・・・私の方、UK時間深夜の日本の雑誌社の締め切りに間に合わすべく、
残念なことに、ダッシュで帰宅>ポストプロセス仕上げて納品という深夜操業なのだった。
鋤田さんはじめ、スタッフの皆さんにも挨拶も出来ず・・・と思っていたら、
都合のいいことに(?)スカーフをバックルームに忘れてきた(ワザとか?という疑惑はあり)。
そこで、また翌々日、友人のDanaさんが、通訳でギャラリー入りするのに便乗してお邪魔することにした。


この日は、一般公開の初日。パーティー並みに来場者が続く。
V&Aのエキジビションからまわってくるお客さんも多い。
右はその、V&Aのキュレターの方々。

この日の意外なゲストは、Bob Marley (ボブ・マーレィ)や、
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スイスの雑誌社からのインタヴュー内容を、Danaさんが翻訳質問している横で、
ポートレートを撮らせてもらった。
その時にも、その後スタッフの皆さんと一緒に食事に招いてもらった時にも、色々な話をうかがうことが出来た。
一番印象的だったのが、ボウイさんとのセッションで、最初は通訳をはさんで簡単にうちあわせはするものの、実際に撮影が始まれば、ボウイさんのプレゼンテーションする「表現」に対して、そこから鋤田さんが最高のカットを切り撮っていく・・・そこに言葉や説明はもはや全く必要ではない、という話。
2人のアーティストの、まさに理想的なコラボレーションのあり方といえる。すばらしい話を、ありがとうございます^^。
David Bowie by Masayoshi Sukita展
2013年3月23日~4月30日
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しかし、ロンドンまで行けない・・・という方に朗報。
Snap Galleryでは、UK内外からのネット・オーダーも受け付けている。
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各ページには、それぞれの写真にまつわる撮影逸話も記されていて(英文)、
これを読んでいるだけでも、写真が一段と立体的に感じられる。
各イメージ、大サイズ・プリント(30"x40"=約76x102cm)10枚限定 £3,000、
小サイズ・プリント(16"x20"=約40x50cm) 30枚限定 £1,500
中でも鋤田さんとギャラリーが、特別に選んだ3枚は、
8"x10"プリント=約20x25cm 100枚限定 £195、と、お手ごろ価格に設定されている。
(すべて、サイズは紙面サイズ。価格はプリントのみで、マット・額装なし。)
お部屋に、鋤田作品ボウイさんをご招待する、またとないチャンス!!
すべて限定プリントのところに、世界中からのオーダーなので、会期中の売り切れ必至。
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