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日記 Archive

あけまして、おめでとうございます

  • Posted by: Kotomicreations
  • 2022-01-01 Sat 09:44:50
  • 日記

New year greeting 2022

あけまして、おめでとうございます。

心満ちる、健やかな年に。






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Gardening, later half of 2021(2021年後半のガーデニング)

  • Posted by: Kotomicreations
  • 2021-12-23 Thu 17:41:54
  • 日記
気がつけば、クリスマスは目前。慌ただしいことこの上ない。
コンチネント(ヨーロッパ大陸)よりは歴史的に「自由」の国UKといえども(彼らは「平等」の国。ちなみに自由・平等は相反する概念)、クリスマス明けか新年には、またまたコロナ変種拡散防止制限が、なにかかかってきそうで(今のところイングランドはゆるい)、今のうちに楽しめることを楽しんでおこうというので、ズンバ+そのパーティー+ジム+買い物+ヘアサロンなどなど、連日フル稼働で過ごしております。で、燃え尽きた頃に、再度ロックダウンで、ちょうどいいかなと(笑)。
そんなわけで、ついついブログは後回し。再ロックダウンになったら、ぼちぼちキャッチアップ予定です。

さて、今回は庭仕事2021年後半のまとめレポートです。かなり長々しくなるかも・・・。



01-IMG_6353
今年の7月の庭。
夏真っ盛りでも日陰の庭は、
花盛りになることはなくて、
グリーンの葉物が主体。

02
来年あたり、この植物の間のギャップがなくなって、
全体にこんもりなってくれないかなと期待している。

03
このゾーンは比較的日当たりがいいので、
ボーボーしてきている。
全体にこんな感じを希望するのだけどな。

04-nasturtium
今年のベスト植物は、ナスタチウム。
一年草なので、定着はしないけれど、
その分成長のスピードがハンパない。
7~9月の間に、竹の後に設置したトレリスを、
ほぼ覆い尽くしてしまった功労賞モノ。

06-roses

バラたちは昨年より、少し成長したぐらい。
左/ 竹の後に植え込んだClaire Austin。初咲きなので少しだけど、ころんころんのフォルムでこれからが楽しみ。
中/ 2年目のLark Ascendingは、四季咲きのはずなんだけど、日陰のポジションが不満なのか、
咲き戻しがほとんどなくて、早々に店じまいしてしまった。来年は早春にしっかり切り戻しをしてやることに。
右/ 一番絶好調なのは、配偶者氏の濃ピンクのバラ。今もまだいくつか花をつけていて、バラの中では、花数といい時期の長さといい、ベスト・パフォーマンス賞。

07-IMG_6370
「林の野草」というミックスの種をまいたのに、
配偶者氏が知らずに
その上から芝の種をまいて・・・
結局芝の方が強いから、
ただのボーボーの草地になったエリア(笑)。

08-pond
池はゴキゲン。
奥のポットの
Variegated water drop wortが、
ものすごくナメクジにやられて、
ほとんどボウズ、死んだかも・・・
なこと以外は。
右は噴水高の新記録に挑むソーラー噴水。
瞬間的に30cm超えの新記録。

09-holly cutting

今年の1月に大きなシカモアは伐採したけれど、それより建物に近い、柊の木の伐採を7月後半に依頼した。
3年ぐらい前に隣が隣側半分だけ伐採して、そうしたらウチ側の奥の方の枝が不自然に伸びてきて、バランスがおかしなことに。
なので、今度はその伸びすぎた側を伐採して、今は奇妙な形だけれど、2年ぐらいで全体にバランスが取れるようになるといいなぁ・・・という希望的観測。

10-kotomi-birthday
8月初旬の私の誕生日は、
庭でテイクアウェイを食べる。
右は、配偶者氏からのプレゼントの
アウトドア時計。
庭に出ると時間感覚失って、
戻ってこれなくなるので(笑)。

11-bbq-r's-birthday
左は友人たちと、2度目のバーベキュー。
この時は、同じキットを使っているのに、
なかなか炭に火が回らなくて、
次回はカセットコンロで鉄板焼きした方が
マシではないか・・・という見解。
右は、配偶者氏のお誕生日。
庭を活用しております。

12-robin
庭によく来るロビン。
ここはもう自分の敷地と認識している。
若輩者のTit(四十雀)が一緒に
餌をついばみに来て、
強力な飛び蹴りを食らわされていた。
ロビンは肉食(雑食)なので、
たいがい気が強い。

13-wooden obelisk
新たな庭グッズ。
まずは、しょぼい竹のオベリスクを
木製の見栄えのいいものに変えた。
植え込んだボストンアイビーが
すぐにオベリスクを覆い尽くして・・・
と思ったら大間違い。
いつまでたっても育たないので、
みすぼらしいことこの上もなかった。

14-pillar
聖母子の前にランタンをいれた。
フィニアルが、ぐいぐい育つ
シダに埋もれてしまったので、
鉢を積み上げて載せていたけれど、
eBayで不思議なゴシック花瓶を見つけて、
これが台座にぴったり。

15-new props

上左は、丘の上にあるガラクタショップ。
ヴィンテージやら、新しいものやら、コンチネントのものやら、イギリスのものやら、玉石混同で雑多に置かれている。
鉢やら、ディスプレイのプロップだったような、用途不明のものまで使えそうなものを見繕って買ってくる。
とにかく安いので、ついつい買いすぎる。
上右/ eBayでメタルの棚を購入。ビニール温室がヴィオラの苗でいっぱいになってしまったので、ゲラニウムのティーンエイジャーたちはここで待機。
下左は、名は春から秋にかけてのヴィンテージフェア。春にワイヤーテーブルを入手したフェアで、今一番のお気に入り。8月のフェアでは、フランス製のヴィンテージアーンを購入。白く塗って、その前に買ったバニスターの上に。


9月のフェアは、大収穫。

17-1st seating area revamp
そこで、この第一シ-ティングエリアの、
ぺんぺん草も生えない陰気なフェンス部分の、
美化計画開始。
とにかく暗くて育つ植物は限られるので、
リサーチを色々と。
その上、木の根で植え込みが難しいので、
プランターを導入。
植え込んだのはシダ、アイビー、
パッションフルーツ、アザレア、ヒューケラなど。


雰囲気よくなったと、自我絶賛中。


チェルシー・フラワーショウで、
サンダイアルのプロップもいいな・・・
と思ってたら、eBayで手頃なものを入手。

20-plants happy buy
新入りの植物たちのヒットは、
左の、Hydrangea Paniculate。
聖母子の後ろのトレリスが、
日陰なのでなかなか植物が育ってこないのに、
しびれを切らせて、大型のものを前に植え込んだ。
右は、聖母子の前のブルネラ
Jack of Diamonds。
葉がぐいぐい育って30cm級に。
ウチの庭はこれぐらいのボリュームがないと、
インパクトが出ない。

21-jp anemone- kale
左/ 8月後半からは、JP Anemone(秋明菊)。
日当たりが悪いせいか、ちょっと元気がない。
右/ 8月頃から今でも、
2週間に一度ぐらいで、ケールの葉を摘んでくる。
クレスも少し。
だいぶカタツムリにやられてるけれど・・・。

22-slug killers plant food

ちょっとおぞましいボックス画像で失礼・・・。
上段/ 生態系ナメクジコントロールの、Nemaslugは水に混ぜてホースにつないで、2ヶ月に一度散布。
植物の上で暮らして土に降りてこないカタツムリには、効果が薄いので、これまた生態系コントロールのペレットSluggoでカヴァーする、という方法に落ち着いてきた。それでも完璧ということはなくて、随分食べられている。これはまぁ・・・やむなしということで。

下段/ 今季学んだ重要なこと。
今まで、ポット園芸の延長で、肥料MiracleGroを地植えの植物にも、2-3週間に一度散布していた(下左)。
これで、植物たちはゴキゲンなんだけれど、よくリサーチしてみると、化学肥料の弊害ということを学習。
必要以上に強化された化学肥料を与えることで、土に中に従来いて、植物に必要な成分を作り出している、バクテリア達を失業させてしまっていることになる。
それよりも、天然由来の肥料を与えて、時間はかかるけれど、バクテリア達にしっかり働いて肥料成分に分解してもらい、バクテリア自体にも増加してもらった方が、豊かな土と植物の両方を育てていくことになる。
また、農家や個人園芸双方から、莫大な量の余分な化学肥料が、雨水に混じって河や海洋に流出すると、水の中の植物性プランクトンが不必要に増加して、これまた自然のバランスを崩してしまう・・・ということ。
ポット園芸の場合「土を育てる」なんて発想はないので、化学肥料を多用しがちだけれど、地植えの場合は、もう少し掘り下げて考える必要があるのだった。
そこで、今の所、春先にManure(堆肥)を与える他に、定期的にFish Blood & Bone Organic Plant food(日本語だと魚粕・・・かな。写真下右)を土に混ぜ込むことにした。
オーガニックで水溶性の即効性のある肥料には、どういうものがあるのかも、来春の植物成長シーズンまでにリサーチ予定。


下にダンボールを敷いてから、
バークチッピングの土化がマシになった
とはいえ、今年後半でも500リッターの
バークチッピング購入。
まだストックはあるので、
多分今後は、年間で500-600リッターの
トップアップで済むんじゃないか・・・
と、希望的観測。

24-violas germinating
日本の園芸好きの旧友から、
鉢で採れたヴィオラの種を送ってもらった。
こういう(写真上中)デリケートな色合いの
ヴィオラの開発は、
日本が特化しているとしか思えない。
こちらではありえない~。
8月の終わりにまいて、今は左下ぐらい。
なかなか育たないもんだなぁ・・・(笑)。

25-spring bulbs planting

この秋の大仕事は、球根植え。
球根の本場、オランダのナーサリーで、UKでもレヴューのいいFarmer Gracy(ファーマー・グレーシー)というナーサリーをインスタで見つけた。
春から秋植えの球根を先行オーダーしていて、それが9月の頭に届いた(上左)。この頃はなんとなく見た目でいいなぁ~というのを選んでいて、それもチューリップが日向の乾燥した土に向いている・・・なんてことも知らず(ペルシャ原産ですね)、球根はなんでも日陰でも勝手に毎年生えてくる・・・という素朴な概念しかなかったので、ルックスのいい白いチューリップや水仙を、300個以上オーダーしていた。
植える段になって調べてみたら、水仙はともかく、うちの庭の地植えに、チューリップは無理なんじゃない?ということに気づく。
ともあれ、一番日当たりのいいあたりにチューリップを植えてみて、一年でも咲いたらラッキーもの。
その後もマーケティング上手なファーマー・グレーシーから、20%off、30%off 最後には70%off なんて、シーズン最後のたたき売りオファーにノセられて、もうあと3回オーダー。12月の頭まで、合計1275個の球根を植え込むことに。

26-spring bulbs
他にもチヨノドグサ、ブルーベル3色、
エリソロニウム、プスキニア、フリティラリア、
アリウム、アネモネ、宿根チューリップなどなど。
その後はよく調べて、うちの庭でも
宿根してくれそうな種を選んだ。

27-bulds germinating
水仙やアリウムなど、
現在すでに発芽してきているものも。
私はチューリップが一番心配です(笑)。

28-rose-nozomi

これまた先行オーダーしておいた、グランドカヴァー・ローズのノゾミ(日本開発なのかな?)が、12月にベア・ルートで到着。
建物に近い、配偶者氏のバラのエリアに植え込む。
カラーとサイズがちょうどよくて、丈夫、半日陰でもOKというのでこれを選んだら、後でリピート咲きではなくて、一季咲きだと気づいて、ちょっとショック・・・。 まだまだ絞り込みの要素の多さに順応できてない自分脳。もう植えてしまったので「まぁいいか」を発動。

29-late autumn

左/ 11月後半になると、急にに氷点下になる夜がある(それも2-3晩だけ)。
耐寒性の弱いペラルゴニウムたちの入っているプランターは、バブルラップとキャンバスで防寒対策。
キャンバスは、ただのオシャレ。このまま春まで、つけっぱなしなので、バブルラップは貧相でしょう・・・なだけ。

右/ バークチッピングの通路の落ち葉は集めて、コンポストに。
フラワーベッドのは保温材にもなるし、土に還って肥料にもなるので、植物に覆いかぶさらない分にはそのままにしてある。
落ち葉はバークチッピングよりずっと早く土になるので、通路のをそのままにしていると、春にはバークチッピングが、落ち葉から還った土で覆われてしまう。なので、チッピングの上のだけを、ある程度取り除く。

これらが晩秋の庭仕事。

30-IMG_9806-01
11月の終わりの寒波。
バードバスも凍結。

31-end of nastersium

すると、今年のNo1植物、ナスタチウムのシーズンも終わる。一晩の氷点下は持ちこたえたけれど、その翌日の霜で一気に「おひたし」化。 6ヶ月間のベスト・パフォーマンスをねぎらって、トレリスから外して、コンポストへ。
ぼろぼろ落ちる種は集めて、来年の春にまた植えることに。 同じ一帯は多分こぼれ種で、来年も勝手生えしてくると思うけど。
右下、ナスタチウムを取り除いた後に、まだもりもり茂っているのはポテト・ヴァイン。

32-christmas rose
今現在庭で咲いているのは、
クリスマスローズ。

33-IMG_0085-01-01
クリスマス飾りのついた南向きの窓辺では、
今でもペラルゴニウムが咲き続けて、
メウレンベキアまで、小さな地味花をつけ始めた。
窓の内側に置いている、
窓の冷気防ぎ用ミニヒーターの影響もあるかも。

34-IMG_0029-01
ここ何年か、クリスマスツリーは、
庭のポット植のコニファーが担当している。
今年も飾り物をいっぱいぶら下げられて、
喜んでいるのやら、迷惑がってるのやら、
ちょっとわからないけれど、
1月のエピファニーまで、お仕事ヨロシク。


それではまた、庭のレポートは来年の夏に^^。










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Aire Ancient Baths, London(エア・アンシエント・バス、ロンドン)

  • Posted by: Kotomicreations
  • 2021-07-31 Sat 20:26:54
  • 日記
名前付きの嵐だったStorm Evert(ストーム・エヴァ―ト)が通り過ぎていって、まだまだ当分天候が回復しないロンドン。
連日にわか雨がやってきて、気温は20℃前後。これで雨さえなければ過ごしやすいんだけどな。
8月後半にまた熱波が来る・・・みたいな(希望的)予想も出ているけど、いやー、そんな事あったためしがないから、このまま夏は終わりでしょう・・・と、個人的には思う。例年8月中頃から、もう秋の空気が感じられるので。

標本箱本題は、また街歩きの写真を・・・と思っていたけれど、先日行ったスパがとても美しかったので、急遽差し替え。
今回は、そこのスパのサイトからの借り物写真が大半です・・・が、別にアフェリエイトしているわけではなく、ちゃんと正価料金払っていきましたよ(笑)。

ここは最近、というか先月(2021年6月)、イギリスのロックダウンが開けて、プールやスパに制限がなくなった時に、オープンしたばかり。オープンの広告をたまたまインスタで見つけて、興味津々。
基本スパ好きなのだけれど、近頃はジムのプールに併設のスチームルーム、サウナ、ジャクージを毎週使っているので、以前ほどスパに渇望しているわけではない。ところが、ここだけは見た瞬間に、「あ、ここ行く。絶対行く。」と即サイトをチェック。
マッサージなどは付けずに、純粋にバスだけ90分のコースで£90、そこにオーガニック・ジュース・・・なるもの£8を付けてブッキングした。
そこまで即行するほど、何が他のスパと違うのかというと、アンシエント=古代風ということ。
つまり、ローマン(あるいはビザンティン)バスをイメージした内装に、キャンドルライトのみ(一部キャンドル「風」LEDライトも使われているけど)。とにかく、他にはない雰囲気が醸し出されている。
このスパは、20年前にスペインで立ち上げられた、世界都市チェーンで、スペイン4都市、ニューヨーク、シカゴ、コペンハーゲンに続いてロンドンでオープンしたもの。

ロンドンはCharing Cross(チャリング・クロス)駅から歩いて3分程度。
18世紀の建築家John Adam(ジョン・アダム)の設計した18世紀後半の街並みの中に位置している。



01-Aire-ancient-bath-01
入り口はこんな感じ。地味でしょ(笑)。
この一角はどこも集合オフィスになっているので、
ドアを開けて、スタッフのお姉さんが
立っててくれないと、入っていいのかためらう。
今後もっと派手なサインが、
出るのかどうかは知らないけど、
この地味さ加減がちょっと好しかったりする。

02-Aire-ancient-bath-02
レセプションの横のウェイティング・エリア。
事前にメールされてきた、
チェックイン・フォーム
(既存症の有無などを記入するもの)
をオンラインで済ませていたので、
すぐに入ったけれど、
紙面で記入する人はここを使うのかと。
もうここのインテリアからして、地中海モード。

03-Aire-ancient-bath-03
スパ自体は地下2階にあるけれど、
まず階段を降りて、
地下1階のチェンジング・ルームに案内される。
右奥はシャワー・キューブで、
左奥はトイレ、その先にスパに続く階段がある。
ここには写ってないけれど、
スタッフがいつもいて、親切に案内してくれる。
ロッカーの中に、バスタオル、
高吸収のハンドタオル、バスローブ、
スイムシューズみたいな
バス用の履物が入っているので、これらを使う。

04-Aire-ancient-bath-04
Photo Source: https://beaire.com/
そしてまた案内されて、階段を降りて、
実際のバスへ。インテリアがこれ(感涙)。
スパ内はもちろん撮影禁止で、
モバイルも持ち込めないので、
サイトからの借り物写真ですよ。

05-Aire-ancient-bath-05
Photo Source: https://beaire.com/
このロンドンのスパには、
6つのバスがあるので、
最初にぐるっと回ってその説明を受ける。

1/Tepidarium (テピダリウム)36度のぬるい目のバス。かなり長い構造になっていて、中を歩いたり浸かったりできる。まずはここで体全体をリラックスさせるのがオススメだそう。
2/ Caldarium (カルダリウム)40℃の熱い目のバス。欧米人だと熱い目、なんだろうけれど、日本の温泉感覚だとこの温度はスタンダード、普通な感じ。
3/ Vaporium (ヴァポリウム)45℃のスチームバス。アロマオイルが使われていて、いい香り。これも行ってるジムのスチームルームに比べると、温度は低い目。その分ゆっくり長い間入っていられるけれど。
この奥に14℃の小さな水風呂が付いている。十分体が熱くなったので、入ってみたけど、足が攣りそうになってすぐに出た(笑)。
4/ Frigidarium (フリギダリウム)10℃と14℃の2つの水風呂。そんなわけで、敢えて水風呂に挑戦はしないでおいた・・・。
5/ Balneum (バルネウム)いわゆるジャクージ。
6/ Flotarium (フロタリウム)塩水風呂。地中海で取れる塩が使われているそう。海水のように体が浮くので、バスの壁に付けられた手すりに腕をかけて、ぽっかり浮かんでいられる。これが一番気に入ったかも。

いわゆるスパにはお約束的な、サウナはここには含まれていない。あれは北ヨーロッパのもので、ここは地中海式にこだわってるんじじゃないかな、と思った。


06-Aire-ancient-bath-06
Photo Source: https://beaire.com/
バスの間に、リラクゼーション空間が作られている。
大理石のベンチに座ったり、寝転んだり、
ミネラル・ウォーターと自家ブレンドのお茶が、
自由に飲める。


オーダーしていたオーガニックジュースは、ここで出してもらった。
ちょうど30分ぐらいした頃に、ここに座っている私を見つけてくれて、「ジュースは今お出ししましょうか、後がいいですか?」と尋ねてくれた。
この時はイチゴ、オレンジ、ジンジャーの中からのチョイスだったので、ジンジャーを選んだ。
プラボトルで出てきて、ここの空間備え付けの紙コップで飲む・・・ってのが少し興ざめだけど(£8 して、それ・・・笑)、味は美味しくて、リフレッシュした。床もベンチも石造りなので、グラスだと万一割れると危険だからかもしれない。
リラクゼーションがメイン・ポリシーなので、あちこちに「Silence」の(趣のある鉄錆の)サインが出ていて、カップルや友人同士で訪れても「会話はお静かにお願いします。」というのが、ブッキングページにも、口頭でも伝えられるので、スパの中はとても静か。
フルブックになっていたはずだけれど、スパ内は観察した感じでは、ヴィジターが10人程度だったので、これが定員なんじゃないかなと思う。そこに3-4人のスタッフが付いているので、どのゲストがどの空間にいるか見計らって、オーダーした飲み物やシャンパン(とチョコもオーダーできた)をオファーしたり、定時になったゲストに知らせたり、細かく目配りができているのだろう。


07-Aire-ancient-bath-07
Photo Source: https://beaire.com/
リラクゼーション空間を別の角度から。
ここに座って、ジュースを飲んでいた。
ガラス張りの向こうは、バルネウム/ジャク―ジ。

08-Aire-ancient-bath-08
Photo Source: https://beaire.com/
そのジャクージ。
手前の仕切りの中は、寝そべる深さで、
左奥は座る深さで、一番奥は
立ってジェット水流にあたる用。

09-Aire-ancient-bath-09
Photo Source: https://beaire.com/
他にもイメージ写真をいろいろ。
もしかしたら、他の都市のスパのイメージを
間違って取ったかも・・・だけれど、
全体にこんな感じ。どこもにている。

10-Aire-ancient-bath-10
Photo Source: https://beaire.com/
バスの周囲に溢れた水を落とすスリットが、
ぐるっと取り囲んで作られている。
その高さが上手く設計されているのか、
ここに流れ落ちる水の音が、とても心地いい。
スパ全体が、その水音で包まれている。
そしてBGMで古代風のチューンが、
静かに流されていて、それが
水音の間から聞こえる。
もう完全に魂抜けてしまう・・・(笑)。

11-Aire-ancient-bath-11
Photo Source: https://beaire.com/

この古代空間の演出、ウラはとっていないけれど、ここはこの建物が建造された18世紀に、この建物全体に供給するための石炭を保管する地下室だったと思う。
どの都市でも歴史的な建造物を使って、このスパは作られていると、スタッフから聞いたけれど、それは多分19世紀以前の建造物には、地下にあった石炭庫がそのままの形で(つまりレンガのアーチむき出しのままで)残されていることが多くて、それを最大限活用して、古代ローマ風にデザインされているのだと思う。 そうだとしたら、すばらしいアイディア・発想だと感嘆する。


12-Aire-ancient-bath-12
Photo Source: https://beaire.com/

13-Aire-ancient-bath-13
Photo Source: https://beaire.com/

16-Aire-ancient-bath-16
Photo Source: https://beaire.com/

14-Aire-ancient-bath-14
Photo Source: https://beaire.com/
これが塩水バス・フロタリウム。
ほとんど無重力で、漂っていられる。

15-Aire-ancient-bath-15
Photo Source: https://beaire.com/
ここで20分ぐらい浮いていた。
多分、魂は別界まで漂っていってたと思う(笑)。

17-Aire-ancient-bath-17
Photo Source: https://beaire.com/
最後にこのバス。
私が行った時は誰もブックしてなかったと見えて、
カラだったけれど、なんとワイン風呂!!
お一人様£450、カップル£900でワイン風呂も。
風呂だけじゃなくて、
ちゃんと飲むこともできるようだけど。
地中海の発想だわ~、ローマ帝国の発想だわ~(笑)。

18-Aire-ancient-bath-18
さて、スパから上がって来ると、
レセプションの部屋の向かいに、
カフェのエリアが作られている。

20-Aire-ancient-bath-20
ここで最後に、オーダーしておいたドリンクを飲むのもよし。
ここのオリジナル・ティーは無料で、供してもらえる。

19-Aire-ancient-bath-19
今は集合オフィスのビルになっているけれど、
19世紀の頃は集合住宅で、
作家やアーティストもよく住んでいたそうで、
ピーターパンの作者、Sir James Matthew Barrie
(ジェームス・マシュー・バリー)も、
ロンドンに出てきた頃に住んでいたとか。
その建物の歴史にちなんで、
この部屋は図書室がテーマになっている。


いままでも、スパはたいてい幸せ気分なものだけれど、ここほど魂に沁みるような感覚は味わったことがない。他のスパは友達同士で、のんびりおしゃべりしてくつろぎに行くのがよし・・・だけれど、ここは一人で瞑想しに行くような、ある意味別物、別格のスパ体験だった。
もうすぐ誕生日なので、自分にプレゼントで行ってみたのだけれど、あまりに気に入ったと話すものだから、配偶者氏が早いクリスマス・プレゼントにするから、(帰り道湯冷めしないよう)寒くならないうちに行けば?とオファーしてくれた^^。
うん、年に2回は魂のデトックスに行かねばね。



Aire Ancient Baths
(エア・アンシエント・バス)



Map:







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Gardening, earlier half of 2021(2021年前半のガーデニング)

  • Posted by: Kotomicreations
  • 2021-06-27 Sun 20:34:40
  • 日記
気がついたらもう、2021年も半分過ぎていこうとしている。
相変わらず、雨でない日は庭仕事、先月からジムのクラスも再開されて、ズンバからヨガ、ピラティスなどなど、毎日なにか行ってるので(ジムのメンバーシップのモトは完全に取れている・・・笑)、それだけで毎日が過ぎていってしまう。
とってもご隠居暮らし。

自分の覚書ということで、今年前半のガーデニングを振り返ってみようかと。
ちなみに2020年後半のガーデニング記録は<このページ>に。


IMG_2765
今年の冬は寒波というほどではないけれど、
例年並みに、2度ほど雪が積もった。
ロンドン郊外は、大都市のご多分に漏れず、
まったり温かいので、
雪もそう長くは積もっていない。

20210127094851_IMG_3269-01
以前もブログページの冒頭に載せたけれど、
1月中頃に、家の共同庭の一番大きな、
Sycamore(シカモア=プラタナス)の木を
業者に依頼して伐採してもらった。
4-5年に一度伐採するのが理想的らしいけど、
庭に大木が生えていると、なにかと面倒。

IMG_3299
冬の間は大してすることはないのだけれど、
1月でも温かい春日が時々あるので、
庭へ降りてはいろいろと画策している。
すると、ついつい庭のオーナメントを
サーチしては、オーダーしてしまう。
新しく聖母マリア像をバラのアーチの下に、
聖母子の後ろには柳のゴシック型トレリスと、
枕木でできたベンチを入れた。

IMG_3915
3月中頃はDuffodils(水仙)が満開。
この子達は去年の秋に、
配偶者氏がせっせと植え込んだ子たち。

PXL_20210401_142615634-01
3月の終わりに、配偶者氏が以前作った
池(というか1m以下の水たまり)のライニングが
傷んできて、水がなくなってしまう。
それじゃぁ、プラ既製品の池を入れよう、
ということになって、またちょっとした土木作業。
これは配偶者氏が担当、私はその後、
プラスチックの縁を隠すべく、石を貼り込んだり、
水草を入れたり、ソーラー噴水を入れたり、
というようなデコレーション担当。
このソーラー噴水、
曇っていたらまったくの役たたず。
直射日光が当たると、右のように
俄然やる気を出す、とても現金なヤツ。

PXL_20210501_150219021-01
5月頃暖かくなってきたら、
ボウフラがわかないように、
こういうタブレットを入れておく。
ウチの小さい池には、
一ヶ月に半分のタブレットでOK。
(左の写真が大ボケだけど・・・笑)
放り込んだだけなら浮いていて見苦しいので、
石にくくり付けて、沈めている。

20210614134709_IMG_5728-01
6月中頃、水草を増やしたら、
水が緑に濁ることはなくなった。
ヴィンテージ・マーケットで、
大型の貝殻を買って置いてみた。
部屋でゴロゴロしていたガラス球もここに。
すぐに貝殻に落ち葉が溜まって、
それがガラス級で拡大されて、
ちょっと見苦しいことに・・・。
掃除しなきゃな(笑)。

PXL_20210331_151021307-01
3月後半に最後の(そうあっていただきたい)
土方仕事。
通路にバーク・チッピングを
敷いているのだけれど、
ウチのベチャ土の上では、どんどん土に沈んで、
土に戻っていってしまう。
友人がネットで見つけた、
ダンボールを敷いた上に、
チッピングを敷く方法を教えてくれたので、
まず奥のベンチの一角で試してみた。
1ヶ月後、チッピングの沈み方が随分ましなので、
ほぼ全部の通路に、この方法を使うことにした。
まずは、池を掘って周りが泥だらけになって、
チッピングが消えてしまった、
池の周りから(写真左)。
そして、通路を奥へ奥へ。
配偶者氏と共同作業(写真右)。

PXL_20210401_111556615-01
バークチッピングはこんなモノ。
春先はチッピングを敷き直す時期で、
その上ロックダウンで、
ガーデニング熱は最高潮、
どこのガーデンセンターもDIYセンターも、
デリバリーが2-3週間待ち。
また別のご近所の友人に助けてもらって、
車を出してもらって、
90リッターパックを12パック調達。
1パック25kg位あるので、これまた土方仕事。

IMG_4272
4月の初め、水仙第二弾が満開。
この子達は一昨年植えた子たちで、
昨年のロットより少し遅咲き。
なので上手く組み合わさって、
2ヶ月近くどこかで水仙が咲いていた。

PXL_20210412_072716989-01
4月の中頃に寒波再びで、
雪がうっすら積もるぐらい。
比較的温暖なロンドン郊外でも、
5月まで、霜が降りる可能性があるので、
耐寒性のない子達を地植えにできない。
一方、真冬でも天気が良ければ、
気温は春並、庭でお茶できたりもする。

20210417110816_IMG_4549-01
一週間後には暖かくなって、
冬に完全に消えてしまう、
ホスタが芽を出し始めた。
本当に戻ってくるのか、今年も半信半疑。
冬でも庭に出たくなる春日のあるイギリスでは、
常緑の子たちを上手く混ぜて植えると、
冬でも庭が寂しくないんだな、と、一つ学習。

20210417105549_IMG_4535-01
4月中頃、サクラ咲く。
暖冬だと、3月ぐらいから、
ボチボチ咲いているのだけれど、
今年は寒い冬から急に気温が上昇したので、
日本的にイッキ咲き。約一週間で散っていった。

PXL_20210414_092938100-01
またオーナメントのお買い物が続いている。
左:マリア像の下に台座を入れて、高くした。
中:40センチほどの中世風の小さな彫像。
モリスのLa Belle Iseult
モデルにしていると思われる。
珍しかったので、即買い。
右:小型のミラーにプランター付き。

20210423140405_IMG_4644-01
4月後半になると、芝も伸びてきた。
今年はコードレスのトリマーを買ったので、
これで芝刈りをしている。
大きな面積ではないので、
この程度は1時間以下で刈れる。

20210429114450_IMG_4822-01
4月の終わりには、庭の花は水仙から
ブルーベルにバトンタッチ。
ウチのは原産でない侵略種の
スパニッシュ・ブルーベルだけれど、
植えたわけでもないのに、
毎年咲いている(右)。
左は最後の水仙と、ブルーベル、
食べられるアレクサンダー
(黄色いブロッコリーみたいな子)と、
忘れな草みたいなブルネラ。

20210521164712_IMG_1862-01
奥のベンチのエリアにもオーナメントが増加。
長いプランターにトレリスをつけて、
スタージャスミンを這わせて、
その前にはジギタリスを植えた。
これはシェッドの前に置いている土や、
堆肥のパックの目隠しになる予定。
ヴィンテージフェアでワイヤーのテーブルを入手。
小さなものが落っこちないように、
形に合わせて切った
透明の厚手ビニールを乗せて使っている。
ゴシックスタイルの鏡も入手。
暖簾みたいなのは、
リボンや端切れで作ったバンティング。
近所の窓から、
ベンチが丸見えなので、目隠しに。

20210521161647_IMG_1848-01
左:ベンチの上の聖母子のプラーク
右:テーブルの上には
フランス・ヴィンテージの鋳物のポットと、
部屋にあった香炉(?)的なるもの。
鈍いブロンズ色だったけれど、
淡グレイにペイントしたのは、
虫除け線香を立てて、足元で使う予定なので、
蹴飛ばさないように、
見えやすい色にしたかったから。

20210503133001_IMG_4852_1-01
装飾系の人間なので、食べ物には興味がなくて、
野菜を育てるつもりは毛頭なかったのだけれど、
去年のクリスマスの
配偶者氏からのプレゼントの一つが、
葉野菜の種の詰め合わせ。
大きなプランターに撒いてみた。
間引き菜も食べれるし
大きく育てるやり方ではなくて、
育て続けながら、
下の葉っぱを摘んでいくやり方にした。
ロケットやレタスや水菜を、
1ヶ月ぐらいランチに食べ続けていた。
今は花を咲かせて終わってしまったので、
冬に備えてKale(ケール)
の苗を植えつつあるところ。

20210507125340_IMG_4929-01
5月に入ると、急に天候が悪化して雨の日が続く。
すると、予測されるのがナメクジ・・・。
Nemaslug(ネマスラッグ)2回目の散布。
これは、ネマトーデという、
ナメクジとカタツムリだけを
ターゲットにした菌を
水に溶かせて撒く方法。
他の生き物、ペット、人間に無害で、
オーガニック農法でも認められているもの。
今までジョウロに入れて、
よっこらせと撒いていたけれど、
ホースに接続する散布ボトルを使うことにした。
とても楽になった、
最初からこうすればよかった(笑)。

20210513110935_IMG_1785-01
今年の5月は最低の天候。
連日の雨で、気温も15℃から上がらない。
庭の防水でないクッションやファブリック類は、
物置小屋の中で、待機中。
そうしたら、物置小屋の居心地が向上(笑)。

20210518124854_IMG_5111-01
5月後半、やっと晴れた~。

PXL_20210525_104808557-01
左:配偶者氏のミニ芝生が元気に育った。
これは上記の
コードレス・トリマーで芝刈りした後。
中:その他にも種物に挑戦中。
どうもウチのベタ土には向いてなくて、
地植えにしたら、みんな弱ってきた・・・。
右:件の竹。
昨年11月に殲滅したのだけれど、
ボチボチ活動期に入って、
2日に一度30-50本の
再生してきた芽をむしっている。
まぁ、予想範囲内の作業量。
この調子で5年ぐらいむしり続けると、
もう再生できなくなって、死滅するそう。

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まだまだ増え続けるオーナメント達。

20210614134419_IMG_5718-01
6月中頃、2週間遅れでバラが満開。
この子達は10年越しでここにいる、
クライマー達で、桜みたいに
1週間から10日ぐらい咲き続けて今年はおしまい。
日当たりが良くなってきて、
堆肥やローズフードももらうようになって、
ゴキゲンなのか見事に咲いた。

20210610150858_IMG_5691-01
左:もう一種のこれも10年越しのクライマー。
中:この子は去年植えた
デーヴィッド・オースティンの
The Lark Ascending (ラーク・アセンディング)。
右:桜吹雪じゃなくて、バラ吹雪。

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6月の中頃は天候が安定していたので、
友人たちと庭でバーベキュー。
使い捨てのバーベキューキットだと簡単だった。

20210615131729_IMG_5760-01
左:プランター植のジギタリスが大きく咲いた。
右:ランタンとかキャンドルスタンドとか、
ヴィンテージフェアに行ったら、
何かと庭のオーナメントを
買ってしまう近頃・・・。

20210617120257_IMG_5819-01
6月の後半。やたら生い茂ってくる
勝手生えの木があるのだけれど、
野生ライラックだと思っていた。
今年よくよく調べてみたら、
これはPrivet(プリヴェ=イボタノキ)。
こっちでは生け垣に使われる。
花の後に黒い実をつけて、鳥がそれを食べて
(人間には有毒)フンを落として、
その種から勝手生えする迷惑な木。
生け垣にするぐらいだから、
密に新芽が生えてくる。
まず奥のエリアのを伐採。

20210622111108_IMG_5852-01-01-01
次に聖母子の上に
覆いかぶさっていたものを伐採。

20210617141310_IMG_5825-01
左:このプリヴェの花が実になって、
小鳥が食べに来る。
右:シカモアの勝手生えの芽を抜くのも
手間だけれど、
それよりか少しマシ、でもよく見かける
(そして見たらすぐ抜く)勝手生えの芽。
これはヤナギだと思っていたら、
そうではなくて、これがプリヴェの芽。
いろいろと今年も学習中。

PXL_20210625_121632726-01
左:先週ホースを延長した。
去年40メーターのものを買ったのだけれど、
庭をくねくねひっぱってきたら、
一番奥まで届かない。
届かない部分はジョウロで補ってきたけれど、
延長すればいいということに気がついた。
同じ最優良メーカーの
Hozelock(ホーズロック)の
10メーターのものを付けたら、
十分奥まで届くようになった。
中:今度はとぐろを巻いたホースの
置き場に困って、配偶者氏が仮に立てた三脚。
右:これまたデコラティヴな
ホースラックを入手して、
フェンスに取り付けた。
鋳物で重い上にホースもかなり重いので、
フェンスのしっかりした枠組みの部分に
しっかり固定。

20210622141219_IMG_5871-01
現在咲いている子たち。
左上から時計回りに:
ヒューケラ、アルケミラモリスとアストランティア・メージャー、
配偶者氏のピンクのバラ、ブルーのエリゲロン、
ハイドランジア・ランナウェィ・ブライド
(なんと滋賀県で開発された
2018年の新種なんだそう)、
野生バターカップと戦って引けを取らない
ゲラニウム・ジョンソンズ・ブルー
(ウチの土に合っているみたい)、
ベルフラワー、ハイドランジア・スイッチ。

20210617144440_IMG_5829-01
部屋にも小さな花束を持ち込んで。

そんなわけで、ようやく「土木」から、
「ガーデニング」
(あるいは「スタイリング」?)
になりつつある今年。
庭にいると、なにかと作業してしまったり、
のんびりしてしまったりで、
時間感覚を完全に失ってしまって、
なかなか部屋に戻ってこれない。
そこで、夏の誕生日には、屋外用の掛時計が
プレゼントされることになっている(笑)。












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Farewell Poesje(さようならプシャ)

  • Posted by: Kotomicreations
  • 2021-02-25 Thu 23:33:16
  • 日記
一昨日の火曜日に、ペーターおじさんから悲しいお知らせが入った。
おじさんの愛猫、そして夏のル・シャトー滞在中はDanaさんと私の愛猫でもあったプシャが、別界に去っていった。
13歳、人間年齢だと68歳ぐらいかな・・なので、もう少しいてくれてもいいのに・・・と思う。
2018年の夏に耳ダニにひどく感染して、痒いストレスなのか、いろいろな投薬のせいなのか、タビー柄がすっかりグレイになってしまって、その後ずっと具合が悪かった。
昨年の夏に最後にあった頃は、色が少し戻ってきて、元気を取り戻してきたように見えたけれど、冬になってからは、ご飯を食べる以外はほとんど一日中眠っていたそう。
それでも、クリスマス・ディナーに参加している写真が送られてきたので、こんな感じで老猫っぽくなりながらも、ボチボチ元気にしているものだと思っていた。
おじさんの話によると、先週末48時間、まったくご飯も食べず水も飲まず、暗い片隅に引きこもっていたので、月曜日早々に獣医に連れて行ったのだけれど、回復の可能性がなく、苦しませるだけなので、眠らせることにしたのだそう。
2021年2月22日のことでした。
家の中で飼われている猫と違って、プシャは一日の大半をル・シャトーの広大な庭で過ごしていて、元々はタフで元気で狩り上手なので、ご飯以外にも虫やら小動物やら鳥などをスナックに食べている、すると、どうしてもいろいろな病気や寄生虫に感染してしまう。
家飼いの猫ほどには長生きできなかったんだな・・・。
今回は、プシャ追悼の思い出写真をいろいろと。





まずは、悲報を聞いてから作って、
インスタにアップした、追悼ヴィデオ。
ペーターおじさんと共通のフォロワーさんも多いので、
地味な私のアカウントでは、いまだかつてないほどの
バズりぶりで、ちょっと驚いた。
インスタでも皆に可愛がられていたプシャ。


Pussier II
2012年、
ル・シャトーを訪れる様になって2度目の夏。
昨年会ったプシャ1世は、
その年の春に大往生していて、
おじさんが、その時4歳だったプシャ2世を、
農場から貰い受けて来て、
1ヶ月たたない頃に、私達が滞在した。
この時は初対面で「おばさん、誰?」
と、一瞬警戒気味の表情。

Le Château - first floor store room
そして、連れてこられたバスケットを寝床にしている。
まだ広大なル・シャトーに慣れていないので、
迷子にならないように、
バスケットのある部屋と、
ご飯を食べるキッチンとの間の部屋以外のドアは、
必ずきちんと閉めるように、と、
おじさんからのお達しがあった。

Pussier に連れ去られる、猫間大王。
それでも、滞在の後半にはすっかり仲良し。
庭の探索のお供をする。

Pussier, Peter and Thierry
翌2013年、もうすっかりここのうちの子。
おじさんと友人のティエリー氏と。
しっぽフンドシで、
日に当てて熟成させているメロンにお尻をつけて。

Pussier
まったり~。

Peter and Pussier
アネックスでおじさんと一緒にディナー・・・
の時にも、もちろん参加。

Staying in Normandy
2014年、この頃から城主の貫禄が。
「(キッチンの)カウンターに乗っちゃダメだよ。」と注意すると、
「ワシのウチにゃ、ほっとけ。」と睨まれる。
おじさんに、ご飯をあげてと頼まれて、
プシャとダイニングルームに行く途中、
ついトイレに入ったら、
「ゴハンはっ?なにしてるんにゃー!!」と、
外からえらい勢いで怒鳴られた。

Pussier
2015年、全盛期のプシャの庭パトロール。
ちょっとヤクザな感じで、血気盛ん。
屋根に住みつこうとするテンや、
餌を盗みにくる野良猫
(あるいは、近隣の農場猫?)と
壮絶なバトルを繰り広げていた。

Pussier broke into Tierry's car and stealing cat food...
ティエリー氏が来た時に、
暑いので窓を開けたままにしていた
氏の車に乱入し、
友人に頼まれて買ってきて積んであった
キャットフードを強奪しているところを
現行犯で捕まるも、
「じゃますんなよにゃ~!!」と睨み返す。

Good morning from poesje
2016年、でも朝はカワイイ子ぶりを発揮して
甘えるダブル・スタンダード。

Poesje & me
Kotomiオバさんに、
餅のように捏ねられるのも好きです。

20170803123210_IMG_5120
2017年、もちろんペーター父さんの前でも餅。

Peter and Poesje
父さんに日向でブラッシングしてもらって、幸せ。

Poesje 2018 summer
私がおみやげに持ってきた、
キャットニップ入のリアル魚プリントの
けりぐるみ(蹴るためのぬいぐるみ)はソ無視され・・・。

Poesje 2018 summer
熟して落ちているりんごを蹴って遊ぶのが好きな、
自然児プシャ。
猫って赤緑色盲じゃないんだ?

Poesje 2018 summer
2018年、この夏から、
急にノミやらダニやらにヤラれ始めた。
ノミ・ダニよけの薬剤が
だんだん効かなくなってきたらしい。
シャワーで洗ったり、Danaさんが
毎日のようにノミとり櫛で漉くのだけれど、
外で昼寝するので、
またもらってくるの繰り返し。

Poesje 2018 summer
耳がかゆいのか、よくブルブルをしていた。

Poesje 2018 summer
それでもまだこの時は元気いっぱい。

Poesje
2019年、おじさんから調子がよくない、
色が抜けてしまった、とは聞いていたけれど、
すっかり老け込んでしまったプシャ。

Poesje
洗い物のために持っていったはずの、
シリコンブラシ手袋のブラッシングがお気に召す。

Le Chateau - Summer Party
それでも、物怖じしない社交的なプシャは、
例年通り夏のパーティーでは、
ゲストに挨拶に回る。

Staying Le Chateau 2020 Aug.
2020年、去年のプシャ。
ちょっと元気になって、
鼻や目の周りに黒い色が戻ってきた。

IMG_20200729_181651
城主のポートレート。

IMG_20200818_112321-01
確かに、この頃から、
一段とよく寝るようになっていた。
歳をとったってことかな、
こうやってゆるゆる
生きていってくれるものだと思っていた。

Poesje Last Christmas 2020
昨年のクリスマスに、
いつでもクリスマス・ディナーを
ル・シャトーで一緒している
ティエリー氏が送ってきてくれた写真。
Danaさんや私からのプレゼントを開けるところ。
プシャも同じ高さの目線で参加。

Poesje Last Christmas 2020
プシャへのプレゼントは、
大好きなスナック・スティックと、
抜け毛のよく取れるという櫛。
これがプシャの最後のポートレートになってしまった。

Christmas planning...
最後に、2016年に作った、
「真の城主プシャとその庭師」のイラスト。
ティータオルにプリントして
おじさん界隈で好評だったもの。


おじさんは、寂しいけれど、プシャがもう苦しまないで開放されたので、これでよかったんだと話していた。
今までの人生、ずっと猫と一緒だったけれど、もう飼うとは思わないな、だそう。
おじさんも、もう80歳を超えて、大きなシャトーを一人で維持管理しているわけで、新しくやってきた猫が安全に敷地で暮らせるように、気をかけ手をかけることが難しいのだろうなと思う。
ドライなおじさんのことだから、あまり感傷的に落ち込んでいないことと信じたい。

自分的には、魂の不滅流転がデフォルトなので、次元が変わってしまって、しばらく会えないのは悲しいけれど、また会いたい・会うべき人(生き物)にはいつかどこかの生で、きっと巡り会えることを信じているので(信じているからそうなるのであって・・・)、「今回は楽しかったね、どうもありがとう。また会おうね、また遊ぼうね☆」と猫語でメッセージを贈りたいと思う。

プシャが旅立った日、私は月例の餃子大会でDanaさんのキッチンにいた。
Danaさんのシャイな猫、大ちゃんが、いつになくニャーニャー私の足元に何度も来たのは、プシャが旅立ちの道すがら「夏のおばさん」達が騒いでいるのを聞きつけて覗きに来て、私の足元に座っていたのじゃないかな。
そう想像すると楽しいので、そういうことにしておこうと思う。






次回はまた、V&Aに戻りますよ^^。








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London Town Walk (ロンドンの街歩き)-3-

  • Posted by: Kotomicreations
  • 2021-01-22 Fri 09:00:00
  • 日記
昨年9月後半の、ロンドンの街歩きシリーズの最終回で、Hyde Park(ハイド・パーク)をLong Water(ロング・ウォーター)池沿いに北上して、地下鉄Lancaster Gate(ランカスター・ゲート)駅からもほど近い、Italian Gardens(イタリアン・ガーデンズ)に差し掛かったところから。


London walk Sept 2020
イタリア式のガーデンハウスに噴水。
幾何学的に構成された花壇に、

London walk Sept 2020
イタリア的なるアーン(壺)の装飾が点在する。

London walk Sept 2020
フィレンチェのBoboli(ボボリ)庭園とか、
そんな感じのイメージのこの庭園は、
1860年代にアルバート公が、
ヴィクトリア女王に贈った庭園なのだそう。

London walk Sept 2020
イギリス南岸のワイト島にある、
Osborne House(オズボーンハウス)は、
ヴィクトリア女王とアルバート公一家の、
ホリデー・ホームだったのだけれど、
そこにも同様のイタリア式庭園が設置されている。

London walk Sept 2020
個人的には自然風の
イングリッシュガーデンが好きだけれど
こういう整形式イタリア庭園を見ると、
なぜだか、とても懐かしく感じる。


London walk Sept 2020
60-70年代の日本の公園って、
イタリア式庭園のモドキだったんじゃなかったかなぁ?
だからかな?
(と、誰に訊ねても、そうは思わないといわれる・・・笑。)

London walk Sept 2020
いや、こんなデコラティヴなものはなかったけれど、
整形式庭園という意味で。

London walk Sept 2020
コロナ騒動でイタリアに遊びに行けないので、
悔し紛れにここを撮影してみる(笑)。

London walk Sept 2020
ここはフィレンツェ・・・とか、
イタリア・ルネッサンスの影響を受けた、
アントワープのルーベンスの家の庭園の延長線上・・・
とか、ブツブツつぶやきながら(笑)。

London walk Sept 2020
カフェ・レストランが開いたり閉めさされたりで、
ややこしことこの上ないので、
天気のいい秋の日は、公園が社交場、
空いている感じで撮っているけれど、
意外と人出は多いのですよ。

London walk Sept 2020
イタリアンガーデンズを後にして、
南西にケンジントンパークを横切っていくと、
Round Pond(ラウンドポンド=丸池)に差し掛かる。

London walk Sept 2020
河や池が多いので、ロンドンにはカモメがいっぱい。

London walk Sept 2020
白鳥もいるけれど、確か白鳥は、
すべてロイヤルが所有しているのだったんじゃないかな。

London walk Sept 2020
餌をあげる人がいたら、またたく間に集まってくる。

London walk Sept 2020
この池からだとケンジントン・パレスが真ん前。
一般に人が出入りするケンジントン・ガーデンズと
パレスが激近なのに少し驚く。
そういえば、このパレスも(公開されている時に)
訪れたことがなかったな。
またいつか、公開が再開されたら来てみたいかと。

London walk Sept 2020
この彫像は「若き日の」ヴィクトリア女王。

London walk Sept 2020
パレスをぐるっと回って、

London walk Sept 2020
南側のゲート。

London walk Sept 2020
パッセージを抜けて、

London walk Sept 2020
Kensington Church Streetのパブに前を歩いて、

London walk Sept 2020
High Street Kensingtonの南の、
19世紀のアパートメントエリアを抜けて、

London walk Sept 2020
傾いた日差しの中を、まだ歩いている。

London walk Sept 2020
石畳の住宅街を抜けて、

London walk Sept 2020
最後は、Earl's Court駅。
Waterloo駅から歩き始めて、
7km強の街歩きでした。











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London Town Walk (ロンドンの街歩き)-2-

  • Posted by: Kotomicreations
  • 2021-01-17 Sun 09:00:00
  • 日記
昨年9月後半の、ロンドンの街歩きシリーズ、今回はセント・ジェームス・パークを抜けて、ハイド・パークへ。


London walk Sept 2020
前回の最後、コモンウェルスの建物から、
斜め向かいに道を渡ると、
セント・ジェームス・パークの池の畔に、
なんとも田舎風のコテージが建っている。
Duck Island Cottage(ダック・アイランド・コテージ
=アヒル島コテージ)と呼ばれるもので、
池の真ん中にあるアヒルの楽園の島と、
ほとりにまたがって建てられている。
池で飼われている水鳥たちの飼育員の小屋なのだそう。
いつでも庭がカントリーコテージ風で、和める。

London walk Sept 2020
池を隔てて、ホワイトホールの
時代がかった屋根が覗いている。

London walk Sept 2020
のどかな公園を、池に沿って西へ歩く。

London walk Sept 2020
池の畔にはHeron(サギ)。

London walk Sept 2020
縄張り意識が強いのか、なんだかいつでも
小競り合いしている印象のcoot(オオバン)。

London walk Sept 2020
近づきすぎなければ、みんなのどか。

London walk Sept 2020
姿を見かけないので、どこにいるのかと思ったら、
西の端でたむろしていたペリカン。
17世紀にロシアから送られたペリカンの
子孫なのだそう。
肉(魚)食なので、ちょっといかつい感じ。
と、思ったら、周りにたむろしている
鳩を丸呑みにして食べるのでも有名。
Pelican vs. Pigeon - St. James Park
ってググってもらえると、Youtubeでも出てきます。
毎日午後2時半から上の写真の、
水鳥番コテージのとなりで、
魚を給食にもらっているんだけれど、
鳩やネズミなどもスナックに食べているらしい。

London walk Sept 2020
セント・ジェームズ・パークを西に抜けると、
目の前にはBuckingham Palace(バッキンガム宮殿)。
いやぁ~、実のところ現物を見たのはこの時が初めて。
観光激戦区No1なので、人混み嫌いはとてもじゃないけれど
ここの前は通らないことにしていた。
この空き具合、最高です(笑)。

London walk Sept 2020
19前半にJohn Nashの設計で増築された、
パラディアム様式。

London walk Sept 2020
その前に建つVictoria Memorial
(ヴィクトリア女王記念碑)。

London walk Sept 2020
ファサードをバックに。

London walk Sept 2020


London walk Sept 2020
パレスとGreen Parkに挟まれたアヴェニュー、
Constitution Hillを西へ歩く。
公共交通の密を避けるために、
自転車が推奨されているけれど、
自転車に乗れない私は(笑)、
その代わり10km程度は楽勝で歩ける。

London walk Sept 2020
グリーン・パーク越しの街並み。

London walk Sept 2020
このアヴェニューの西のはては、
Wellington Arch(ウェリントン・アーチ)。
ナポレオン戦争を最終的に終結させた、
英蘭・プロイセン連合軍のワーテルロー
(英語ではWaterloo=ウォータールー)戦勝記念碑。

London walk Sept 2020
1846年に建造された時には、
ウェリントン将軍の騎馬像が配されていたけれど、
門に対するバランスの悪さから、
1882年に交通渋滞解消のため、
門自体がアヴェニューの西端から、
ラウンドアバウト内に移動された時に、
現在のクアドリガ(チャリオット)の彫像に置き換えられた。

London walk Sept 2020
アーチを超えて、ハイドパーク・コーナーから、
ハイドパークに入る。
これはバラ園の入り口。
バラ園のトップシーズンのイメージは、
標本箱の<このページ>に。

London walk Sept 2020
バラ園を抜けて、サーペンタイン池に向かっている。

London walk Sept 2020
実は・・・バラ園以外のハイドパークを歩くのもこれが初めて。
初めてサーペンタイン池を見る。

London walk Sept 2020
Serpentine Lido(サーペンタイン・リド)という
水泳クラブのカフェ。
各地で水泳場が「リド」と呼ばれるのは、
ヴェニスの海水浴ビーチのあるリド島に由来している。

London walk Sept 2020
ここから北に折れ曲がった形の池、
The Long Waterに沿って北上する。
池を挟んで対岸は、もうハイドパークではなくて、
Kensington Gardens(ケンジントン・ガーデンズ)。
ケンジントン・パレスが見える。

London walk Sept 2020
ここにゆかりのPeter Pan
(ピーターパン)の彫像も池越しに見える。

London walk Sept 2020
このまま北上して、
次回はイタリアン・ガーデンズから
ケンジントン・パレスに向かって歩きます。






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London Town Walk (ロンドンの街歩き)-1-

  • Posted by: Kotomicreations
  • 2021-01-12 Tue 17:16:08
  • 日記
只今、絶賛ロックダウン(No3)中のロンドンです。

とはいえ、在宅ワークが不可能な場合は、仕事に出られるので、そしてロンドンの街に人気がないのをいいことに、街並み撮影のプロジェクトが水面下で動いているので、カメラを下げてセントラルに出かけている(11月のロックダウンNo2からは、駅などの公衆トイレが開いている、街並みフォトグラファーには、これも重要ポイント!)。
肝心のウィルスは、自分と配偶者氏は、60+80歳家庭だけれど、やたら免疫力が強くて、昨年ほぼ無症状キャリアだったことが確実で、全然気にならない。
ロックダウンと、ロンドン程度の寒さ(寒波でもマイナス1度ぐらい)は、撮影の妨げにならないけれど、問題は天候。
とにかく暗くて、雨。雨が降るとガンレフの防御がないので(そこまでの、アウトドア・フォトグラファーじゃないので・・・笑)、万事休す。
そして、画像がどうやっても全然魅力的でない。春と秋の薄曇りが、街並みには一番撮影しやすいかな。
なので、天気予報を連日チェックして、10時~15時の間に雨が来なくて日が差す予報なら、GO。15時半には黄昏れるので撮影終了。(ちなみに、曇りの日は庭仕事で、雨の日はPC作業の、晴耕雨PCの日々。ブログを書いている今日は・・・もちろん雨です。)
この現在進行中の写真は、まだまだ公開できないのだけれど、今回は、それにさきがけて、昨年の9月後半の秋の日差しの元、ロンドン中心部を、公園を中心に歩いて撮影したイメージを。
この時は、夏で移動規制が緩まっていた頃だったけれど、まだ在宅ワークのオフィスも多くて、そして、海外観光客は皆無だったので、ロックダウンの現在ほどではないけれど、通常よりは圧倒的にひとけのないロンドン市内でした。


Westminster walk Sept 2020
ウチからのターミナル、Waterloo(ウォータールー)駅。
ウォータールー(ワーテルロー)戦勝記念で名付けられた、
ウォータールー橋のたもとに建てられた駅なので、
こう名付けられたのだけれど、
それを反映してか、やたら愛国的に仰々しい彫像で
飾られていることには、
普段はあんまり気が付かない。

Westminster walk Sept 2020
Westminster 国会議事堂。
改装工事でカヴァーされているBig Benを避けて撮ったので、
観光写真度ちょっと落ちてるかな。
去年から、ロックダウンを利用して、
あちこちで道路工事、建物の改装、建造工事だらけ。
工事の労働者は、もちろん現場で働くわけで、
セントラルのランチタイムは、駅か戸外のベンチで、
労働者のおっちゃんたちに混じって(笑)。

Westminster walk Sept 2020
はろばろとした、テムズの眺め。
この人けのなさ、最高に清々しい。

Westminster walk Sept 2020
London Eye(ロンドン・アイ)を振り返る。
この一時期はロンドン・アイも完全予約で
オープンしていたんだな。
行けばよかったかな。

Westminster walk Sept 2020
あまり知られていないかもしれないけれど、
このウェストミンスター橋の袂に、
ローマに反乱を起こした、イケニ族の女王
ブーディカの彫像が立っている。
その後ろは、コンテンポラリーでは
数少ない私の「お気に入り」建築、
Sir Michael Hopkins設計のPortcullis House
ポートカリス・ハウス

Westminster walk Sept 2020
普段なら政界官僚絡みの人たちで賑わっているパブ。
静まり返った窓辺をのぞき込む。

Westminster walk Sept 2020
Westminster Abbey(ウエストミンスター・アベイ)の後姿。

Westminster walk Sept 2020
閑散とした歩道。

Westminster walk Sept 2020
ウエストミンスター・アベイ真正面。

Westminster walk Sept 2020
その横のアベイのオフィスの窓が日差しに煌めく。

Westminster walk Sept 2020
西正門のファサードの彫像群は、
ゴシックに見えるけれども、1998年に設置されたもので、
世界のModern Martyrs(20世紀の殉教者達)を描いたもの。
詳しくは英文で<このページに>。

Westminster walk Sept 2020
同じくアベイの北門。
見学で入場するのはこの入口から。
この時は見学公開されていなかったんじゃないかな。
ほとんど人気なし。
ちなみに、このアベイは撮影禁止なので
カメラを持って訪れたことはない。
中の様子は、アベイのサイトのヴァーチャル・ツアー、
このページ>で見ることができる。

Westminster walk Sept 2020
北門の方の、ファサード、ティンパヌム。
きれいな彫りだなとおもったら、
どうやら20世紀後半の修復で彫り直されたものだそう。

Westminster walk Sept 2020
これはアベイの隣りにある、
St Margaret's Churchを横から見たところ。
これも中世由来の教会。

Westminster walk Sept 2020
そこからアベイの裏に当たる道をたどって、
アベイのLady Chapel(レィディ・チャペル)を外側から。
これも19世紀前半に修復されている。

Westminster walk Sept 2020
様式が濃厚。

Westminster walk Sept 2020
ウエストミンスター・スクールの建物(かな?多分・・・)
越しに見えるアベイのタワー。

Westminster walk Sept 2020
Jewel Tower(ジュエル・タワー)は、
14世紀のウェストミンスター宮殿の断片。
現在はEnglish Heritageの管轄下で公開されていた(過去形・・・。)

Westminster walk Sept 2020
その南側のMillbank House
(ミルバンク・ハウス)と呼ばれる建物。
議会貴族院の建物ということだけれど、
詳細は知らない。
格調高いのに明らかに別個の建物を
継ぎ接ぎして作った感ありありで、
コラージュしたような建造物。
ロンドンの建造物の、ある意味魅力かもしれない。
(少なくとも私にとっては・・・笑。)

Westminster walk Sept 2020
そのドア上の装飾。

Westminster walk Sept 2020
少し奥まった通りへ。
この界隈は、政治官僚関係、
学校関連(パブリックスクールのウエストミンスターがあるので)、
宗教関連(ウエストミンスター・アベイの近く)の
事務所や施設が入り混じっているところ。

Westminster walk Sept 2020
聖職者用のご衣装専門店J Wippell & Co Ltd
18世紀な感じのお店は、この時は閉まっていた。

Westminster walk Sept 2020
足の赴くままに、裏道散策。

Westminster walk Sept 2020
20世紀初頭の建造物。
ロンドンはアールヌ-ヴォーの影響は
あまり受けてないのだけれど、
ラインが少し柔らかくなっている。

Westminster walk Sept 2020
Central Hall Westminster
(セントラルホール・ウェストミンスター)の
ドーム屋根。

Westminster walk Sept 2020
20世紀初期建造のパブ。

Westminster walk Sept 2020
Robert Clive Memorial(ロバート・クライヴ記念像)
の立つコモンウェルス前。
東インド会社に創設に関与して、
イギリスの植民地政策を築いた人物なので、
現在では人種差別・植民地搾取の悪役扱いで、
こういったポジションの記念像は
撤去される傾向にあるのだけれど、まだ立っていた。
多分もうすぐ、置き換えられるかも。

Horse Guards Roadを隔てて、
向かいは、St. James Park(セント・ジェームズ・パーク)。
次回はパークを抜けて散策の続きを。





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Gardening, later half of 2020(2020年後半のガーデニング)

  • Posted by: Kotomicreations
  • 2021-01-06 Wed 09:00:00
  • 日記
今日は、日本でいうなら、「松の内が明けて、正月飾りを片付ける」のが1月7日だから、その感覚に近いEpiphany(エピファニー)。
この日でクリスマス飾りは片付る。(あ、ロシアなどのオーソドックスのクリスマスは、1月7日がクリスマスなので、これはまた別の話。)
ウチも昔は、森ボーイ配偶者氏が、この日にクリスマスツリー(根付き)を庭に植えたりしたものだから、近隣から苦情が出るような森になってしまい、私が介入して庭を大改造したのが一昨年の話。
それ以降、クリスマスツリーを庭に下ろしてもいいけれど、ポットに植えて、地植厳禁を徹底させたのだった。
そのガーデニング・・・というか、土木作業、3月ロックダウン直前にシェッド(物置小屋)も立て直して、この後は優雅なガーデニングになるかと思いきや(ここまでの話は<このページ>に)・・・、やはりもう一波乱あって、現在にいたる。今回は、その2020年後半の庭話を。


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去年の夏頃の庭の様子。
相変わらず薄暗いので、気がついたら
消えてなくなっていた・・・みたいな子もいるけれど、
うまく環境に適応した子たちは、
一昨年から一回り大きく育ってきた。

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上の写真より手前側、
右隣の家のボロボロのフェンスが見苦しいので、
それを覆い隠すつもりで、豊富にある竹で、
トレリスを作って、スィートピーを植えたのだけれど、
目隠しになるほどには育ちませんねぇ(笑)。
デーヴィット・オースチンのバラ様も植えたけれど、
その子達が目隠しになるまで、
5年はかかりますねぇ(笑)。
雨が続くと、ドロドロになる粘土質土なので、
飛び石的にブリックタイルを敷いてみた。

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7月後半にに、その隣人が
フェンスを(ついに)建て直すのに、
うちに庭から斜めに張り出しているヒイラギの木
(植えたものではなく、勝手生え)が邪魔なので、
切ってほしいと頼まれ(さもなくば、業者に頼むので金を出せ)、
隣の敷地で作業させてもらって処分した。
森ボーイ配偶者氏、少しずつ伐採を学習中。

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その後すぐに、配偶者氏から
8月の私の誕生日プレゼントに
オーダーしてもらった聖母子像が
思いの外早く到着。
下のプリンス(台座)はeBayで買った、
多分中国製のパチモノ。
上下の装飾がなんかオカシイ、
全然オーセンティックでないので、
鉢を置いたり、シダやアイビーを生リースにして、
取り囲んだりして、何かとごまかす。
ここまで済ませて、私はル・シャトーへ。
現地でもハードコア・ガーデニングを
繰り広げておりました。(その話は<このページ>に)

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8月後半に帰ってきたら、
隣のフェンスがすっかり出来上がっていた。
配偶者氏に託していった子たちは、
水やりの不足で(本人は、しっかり水やりをした
と言い張っているけれども・・・)
いくつか死んでしまって、
帰ってきてすぐにガーデンセンターで
買い出して入れ替え。

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その後部屋で邪魔になっていた大きすぎる
フィニアル・オーナメントを聖母子の近くに配して、
ガーデンセンターでバードバスを買ったり、
ゴシック風パチモノの大型プラポットに、
古び(汚し)ペイントをしてそばに置いて、
早くもっと風化しないかなぁと考えてみたり、

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オーナメントに苔玉やら、生リースを組み込んでみたり、
要はスタイリングが好きなのですね。

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のどかなガーデニングが続くはずの10月段階。
嵐の前の静けさ。

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で、左隣とのフェンス沿いの一角は、
私が嫌いであまり手を付けない、
そして写真にも載せない事になっていたのだけれど、
その理由は竹。

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庭をものすごく暗くしているので、
ずいぶん刈り込んだら、今度はまばらになって、
自分の重量を支えきれず、
一段としだれて見苦しいことに。
密に生えて、お互いを支え合っていたわけです。
人間関係と一緒で、自立できない存在はウザすぎる(笑)。
簡単にもりもり育つナスタチウムを
おおいかぶされとばかりに植えてみたけれど、
一段とムチヤクチャなことに。

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夏の間一日にのべ50本近くシュート(新芽)を折りまくって、
これ以上葉っぱを広げて庭を暗くしないように
牽制し続けていたけれど、
これはこれで、究極の作業効率の悪さ・・・。


この竹、自分たちが植えたわけではなくて、この向こうの昔の隣人が、35年前に植えたものが、次第に侵略してきたもの。
隣は、その次の次の現在のオーナーが家を購入した3年前に、家の大改造に合わせて、庭にもブルドーザーを入れて、竹を殲滅。
庭もデザイナーガーデン的にキレイにした。
その時に、ウチにも一緒に竹を殲滅しませんかと誘われたのだけれど、件の森ボーイが「自分は竹が好き」といって断った(愚か者め・・・)。
で、今度はうちの竹から、隣のキレイにした庭に、竹が地下茎を伸ばして侵略し返しているそうで、(隣はタイル敷きにしていてもう掘り返せないので)フェンスのウチの庭側に、地下茎防御のバリア・シートを入れるしか方法がない、というので、4桁ポンドの見積書を渡されたのが10月末(そう、うちに請求しとるわけですよ・・・怒)。
こんな迷惑な竹、こっちでも殲滅することに。森ボーイも、庭が明るくなると、どんどんその後、庭をステキにできることに開眼してきているので、そして、ほっておくと、近隣からいくら請求書が回ってくるかしれたものではない、世知辛いご時世なので、竹を処分することに合意した。そして、Battle of Bamboo(竹の戦い)が11月の一ヶ月間繰り広げられたのでした。


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自分は竹を根から掘り返して、
根こそぎ処分するような経験がないので、
まずは試しに、一番奥でサテライト的に
生えている比較的小ぶりの一株を掘り返してみた。
厄介だけれど、これぐらいなら40分程度で勝負がつく。
右が掘り出した根の塊。
土を巻き込んでいるので、15キロぐらいある。

同時にネット・サーチで情報収集。
掘れる部分は掘り返すけれど、
手に負えないほど連なった部分は、
とにかく切り倒して、再生したシュートも
切り続けて、光合成できずに死んでいってもらう
消極策を採ることにした。

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第一段階: まず、すべて竹の地上部分を切り倒す。
この竹は比較的細い種なので、ロッパー(後出:
枝の伐採に使うもの・・・日本語知らない・・・)
で簡単にパシパシ切れる。
全部切り倒された竹、1山に収まらなくて、
2つのパイルになっている。これで、一日仕事。

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切った後。
他の植物みたいに、マルチング
(木片や木くずなどで土部分を覆うこと)
しておいたら生えてこないと思って、
切った竹を小さく切ってマルチングしていた。
これは大間違い。
竹の地下茎はその下でぐんぐん伸びて、
シュートを出せるところまで、
簡単にたどり着いてしまうのだった。

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第二段階: 下の土を掘り返すために、
この半分土になりかけているマルチングを全て取り除く。
そのマルチングやら、その後出てきた根っこやらは、
グリーン・リサイクルに出せないそうなので
(うちのカウンシルでは土と根はNG)、
一般埋め立てゴミとして処分するべく、
丈夫なゴミ袋に詰めていく。これも、一日仕事。
結局16バッグになって、カウンシルの有料粗大ゴミで、
処分してもらった。
これは真ん中のフロアの家主が経費を負担してくれた。

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一方、切り倒した上の方は、
竹の本体から葉・枝を取り除き、
葉・枝はグリーン・リサイクル場で処分。
(車を持っている、下のフラットのおばさんが処分を買って出てくれた。)
ケーンは後で、いろいろガーデニングに使うので、取っておく。
これが2日半の作業。

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第三段階: 隣とのフェンスの下に、溝を掘る。


マルチングは失敗だったけれど、竹の地下茎は地下30cm程度のところを走るので、溝を掘ると、そこに飛び出してくる。
それを出てきたら切るようにすれば、その先には侵略しない。この溝を念のために、フェンス沿いに掘って監視することにした。
同時にどれぐらい侵略しているのかの実態も把握できる。
上右が、私の武器。
左からロッパー。地上部分を切ったり、掘り返しきれない地下茎を切る。
真ん中が、ツルハシ(Pickaxe)。ガーデンセンターの範疇を超えてて、今どき工事ででもこんなもの使わないので、どこに売っているのかわからず、いつものeBayで入手。これの尖った方を、竹の根の塊にぶち込んで、砕いていく。
右が、Rootslayer(ルートスレイヤー)。これなくして、私はこの戦いに勝つことはできませんでした・・・という、超課金武器。根の塊を少し砕いたら、これをぶちかまして、切り刻んで掘り返す。その下は延々と掘り返された根っこ達。
この溝は、30-40cmの深さで、幅は20-30cm、そしてこの竹のエリアが19mあるので、19m掘っていくことになるのだった。
この頃ちょうどロックダウンNo2で、ジムが閉まっていたので、筋トレ代わりに土木作業再び・・・。


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掘るだけならともかく、掘り出した土を、
ふるいにかけて、石と根ときれいな土に分ける作業も。
根は一般埋め立てゴミに、石は鉢に使うので、
まとめて保存、土もまた使うのでまとめておく。
配偶者氏、雨カヴァーがかけられる土置き場を製作中。

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そんなこんなで、ちょっと手間取ったけれど、
一週間弱の連日の作業で、19mトレンチ完成。
この写真を隣人にも送りつけて、納得してもらった。
(もちろん、大いに感謝されたわけですが・・・笑)

これで、基本的には作業は終わっのだけれど、
なにか厄介な機会を利用してでも、
プラスアルファの美的な結果を、
はじき出さずにはおられない性分としては・・・、

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いろいろ妄想し始めるわけです。
むき出しになったフェンスを覆い隠すべく、
ふんだんにある竹を使ってトレリスを作って、
そこに蔓バラとか、ポテトヴァインとか絡ませて・・・、
フォーカルポイントに彫像が欲しいと思っていたら、
いい感じのエンジェルは見つかるし・・・。
このフォトショ合成イメージで、
再びヤル気スイッチが入る、カチっ(笑)。

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デヴィッド・オースティンの
クライミング、クレア・オースティン(Claire Austin 上)と、
シュラブのキューガーデンズ(Kew Gardens 下)をオーダー。
どちらも「元気が取り柄」の子達から選んだ。

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で、デヴィッド・オースティンの
バラ様達に来ていただくにあたり、
竹の根っこと共存というのは、
あまりにも失礼でしょう・・・というので、
サテライト的に点在していた竹の小さな株は掘り出し(白丸)、
とても掘り返しきれない竹の根連続帯も、
なるべく奥までスライスして、ルースな土の部分を確保した。
ここまでやって、使いすぎの右の肘の靭帯を
痛めてきていたので、ひとまずバトルは終了。
(無理しなければ、徐々によくなるのです)
後は、来年の春からきっとまた出てくるであろう
シュートを葉が出る間際まで成長させては、
切り倒すを繰り返して消耗死させる消極策で、
5年(だそう)を目安に長期戦に入ります。

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次に、掘り返してボコボコになった土地を、
先にふるいにかけて取っておいた土をかぶせて均していく。
これがまたウィールバロウ(ガーデン用一輪車?かな)
10杯分なので、大概な作業。これも1日がかり。

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そして3日がかりで、竹のケーンで15mのトレリスを組み上げて
(丈夫なガーデンワイヤーで組んでいる)、
届いたバラ様達や、ジャスミン、
掘り返し作業の間ポットに避難していた
宿根ジギタリスやポテトヴァインを植え込んだ。

右上は、バラ様達。
初めてbare root (ベア・ルート=冬の休眠期に
土を落とした状態で販売されるもの)を買って、
あまりのミイラぶりにたじろいだけれど、
ガイダンス通り2時間以上根を水につけて
(写真よりもっと深く、
根が全体水に沈んでいるようにしておくのだけど)、
目を覚まさせてから植え込んだら、
今はもう元気に芽が出はじめている。

左下は、配偶者氏のリクエストのジャスミン。

右下は、伐採した木の枝を、スパイク状に
土に打ち込んだ竹で留め付けた、ボーダー。
できる限りリサイクル。

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そしてまた妄想(笑)。
樹脂製の、でもよくできたゴシックスタイル・プランター
を買うつもりだったのに、すでに売り切れていて、
90cmの大型のものしか残っていない。
スタイルは好きなので、大きくてもいいのだけれど、
どこにどんな風に置くか、ちょっと考える必要がある・・・、
で、この妄想に。
(実際のところ、彫像を大きく見積もりすぎてるけど。)
木の周りを取り囲むトゥリー・ベンチも魅力的・・・。

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ゴシックプランターに植え込んだところ。
フューシャ、ゼラニウム、ロベリアは
今年の春の窓プランターからの生き残り。
庭の冬を生き延びるかどうかわからないけれど、
もしダメだったら、春にまた入れ替えればいいかと。

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結局トゥリー・ベンチは木が前に傾いてせり出しているので、
ベンチの背の部分との折り合いが悪くて却下。
場所を移動させても使える、
普通のメタルベンチの方が何かと便利なので、これに決定。
おしゃれにセッティングして写真だけ撮って、
雨季の冬のシーズンは、カヴァーで覆ってある。

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オーダーしてから1ヶ月でエンジェル君到着。
他の彫像は石粉と樹脂でできているので、
20kg以下だけれど、この子は石粉とセメント
でできているそうで、75kg!!
私達ではとても動かせないので、躊躇していたのだけれど、
「設置までします」という業者から
同じものが出ていたので、そこで買った。
ごつい兄ちゃんがトロリー使ってだけれど、
1人で来て設置してくれた。

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私の妄想のようにバラ達が育つまで、
少なくとも5年ぐらいかかりそうだけれど、
「見るのも嫌」だった竹が処分されて、
そして何より、庭が断然明るくなった。
結果的に「これでよかったんだ~」と思える。

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どこから見ても嬉しい庭に育ってほしいな。

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今日の庭は、クリスマスローズが満開。
次はジャンヌ・ダルク嬢も、生リースで飾るべく、
部屋でラミュームの根出しをして準備中。
一緒に植えるワイヤー・ヴァイン(ミューレンベキア)。

と、いうような2020年後半の庭でした。
今後は、平穏なガーデンニングになっていただきたい。
そうするぞと、決意するのでした。






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Merry Christmas

  • Posted by: Kotomicreations
  • 2020-12-25 Fri 00:00:00
  • 日記

christmas greeting 2020

楽しいクリスマスをお過ごしくださいね。

今年一年、いまだかつてないほど
奇妙な年でしたが、
来年は日常が戻ってきますように☆


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Venice, Town - Eat Out - (ヴェニスの街、ビストロなど)

  • Posted by: Kotomicreations
  • 2020-10-22 Thu 09:00:00
  • 日記
昨年のヴェニス滞在より、外食したビストロなどのイメージを。



Venice trip - Sept 2019- Day1
フライト・スケジュールが変更になって、
ヴェニスに着いて、アパートに荷物を置いたら
もう6時過ぎ。
事前にグーグルマップで見つけていた、
近くのビストロ、Osteria Antico Giardinettoに直行。
グーグルのレヴューで、星が4.5ぐらいついていたら、
これはまず大丈夫。

Venice trip - Sept 2019- Day1
細い路地に続いた壁に、
テラス席に繋がる小さな入り口が開いているだけ。
(入り口の目印は、この<ランタン>)
なので、ちょっと見つけにくい、そしてやや敷居が高そうな感じ。
入口の横に「No Pizza、No Lasagne」と大書されている。
てっきり、「ピザとラザニアは売り切れです」
ってことかと思ったら、それは大間違い。
「ここは海鮮料理の専門店で、
(俗物外国人観光客がイタリア料理だと思いこんでいる)
ピザやラザニアは供しておりません。」
という意味だったと、後で気づく。

Venice trip - Sept 2019- Day1
3人でシェアした海鮮スターター盛り合わせ。
ここで、ヴェニスは海鮮料理のレヴェルが激高い・・・、
ということに気がつく。
魚介類の美味しさに開眼したのが、
この歳になって、このヴェニスで、だったという事実(笑)。

Venice trip - Sept 2019- Day1
私はメインも魚介類グリル盛り合わせ。
焼き加減が完璧。
ソースに醤油が使われていて、
後で話を聞いたら、オーナーシェフは、
日本の海鮮料理からも、
大いに影響を受けているのだそう。

Venice trip - Sept 2019- Day1
付け合せは、ロースト野菜のサラダ。

一昨年の滞在は、魚介類苦手の配偶者氏とだったので、
実はヴェニスの魅力半減していたんだ・・・
ということに、昨年は気づく。
二度と配偶者氏は連れてくるまい(笑)。
Sちゃんだけがグラスワインを頼んで、
みんなティラミスなどのデザートも平らげ、
一人€ 50ぐらい。
この料理の質からいうと、これはお安い。
(しかし、私達のサイフ感覚では、
ここで毎日食べるというのは、ちょっと難しいかな・・・笑。)


地図:



*********************

Venice trip -Sept 2019-Day3
その次に外食したのはここ、Osteria Trattoria Al Nono Risorto

Venice trip -Sept 2019-Day3
ここは広いテラスがあって、大きな店なので見つけやすい。
そして、 先のAntico Giardinettoより、もっとカジュアルな感じ。
なので、いつでも満員だそう。
ブッキングはしていなかったので、早い目に向かう。
私達の夕食は6時頃で(ここは7時オープン)、
オープンした直後に着くと、まず大丈夫。

Venice trip -Sept 2019-Day3
フォトジェニックなテラス。

Venice trip -Sept 2019-Day3
料理を待つ間に、どんどん席が埋まっていく。

Venice trip -Sept 2019-Day3
ここでもまた、海鮮盛り合わせと、
シーフードのサラダ。
ここは調理の仕方も、盛り付けも
カジュアルな感じだけれど、
それでも素材が新鮮なので、どれも美味しい。

メインは撮り忘れたけれど、魚介類のパスタ。
そう、ここはカジュアルなので、
ピザやパスタも正々堂々とメインディッシュ(笑)。

Venice trip -Sept 2019-Day3
メイン撮り忘れたけれど、ティラミスはちゃんと撮る。
ティラミスって、20世紀後半に考案されたデザートだけれど、
いまや不動の地位。
これがどこでもハズレなく美味しい。
そして、店によって作り方や出来上がりが随分違うので、
それが面白くて、ついつい食べ比べしてしまう。
これが、ヴェニスに滞在して太る最大の原因(笑)。

Venice trip -Sept 2019-Day3
最後にお茶と、ヴェネト・ビスケット。
イタリアの伝統的なお菓子は、
実はかなり素朴で、昭和な感じすらする。
ティラミスの複雑さは、近年の特殊な例なんだと思う。
ここは一人€30ぐらい・・・だったかな。
はっきり覚えていないけれど、お手頃価格だった。

Venice trip -Sept 2019-Day3
私達が帰る頃には、完全に満席。
待っている人たちも多かった。


地図:




*********************

Venice trip -Sept 2019-Day6
さて、ここはランチに入ってみたビストロ、
Ristorante Messner
しかし・・・、先に書いておくと、ここはオススメしない。
(なのでリンクも貼っていない。)

滞在していたリアルトマーケット界隈のエリアから、
かなり離れて、サルートとアカデミアの中間のエリア。
サルートから移動して、お腹も空いてきたし、
トイレも行きたいし・・・ランチにしようかなと、
一同が考えていた時に、
この店構えに出くわすと、フラフラ入ってしまった。

Venice trip -Sept 2019-Day6
このアルフレスコダイニングで、

Venice trip -Sept 2019-Day6
ググってみたら、星が3.6。
「え?ステキなのに、なぜ~?」と最初は思った。

Venice trip -Sept 2019-Day6
理由は、料理が出てきたら納得。
味が単純なんですな。
ま、パスタだし、新鮮もクソもないし・・・。
コクがあるとかでも、全然なくて、実に退屈な味付け。
でもまぁ、マーケットエリアでなくて、観光エリアの
ビストロはどこでも、こんな程度のものかな。

Venice trip -Sept 2019-Day6
で、カードでお会計をしようとしたら、席ではできなくて、
奥にあるホテルのレセプションに行かされる。
それが、学生団体ツアーのチェックインと重なって、
待たされることひとしきり。
印象を超悪くした次第。<このビストロ/ホテル>です。注意。



*********************


Venice-bistro
滞在最後の夜に外食したのはこのお店、
Murovenezia Pizzeria
(正面の写真を撮り忘れたので、Googleからの借り物。)
最寄りの水上バス停からアパートへの帰り道、
いつでも混んでいる雰囲気のいいビストロがあったので、
そこを午後に通った時に、予約しようとしたら、
すでに一晩中満席だそう。
やむなく、そこからまたアパートへの道沿いにある
このピザ屋をググってみたら、レヴューがかなりいい(星4.5)。
なので、ここを予約することにした。
(後でちゃんとググってわかったことだけれど、
いつも混んでて人気・・・と思われたビストロは、
サービスが遅くて、値段も料理の内容にしては高くて、
イマイチのレヴューだった。)

Venice trip -Sept 2019-Day7
私達の間に「ピザ屋なぁ・・・。」という、
ちょっとした偏見があったのは事実。
しかし、中に入ると落ち着いた雰囲気で、
すでに気分が上がる。

Venice trip -Sept 2019-Day7
定番になってきた、海鮮盛り合わせのスターター。
ピザ屋ってバカにしてて、ごめん。
素晴らしかったです・・・。

Venice trip -Sept 2019-Day7
これがシーフードのピザ。
シーフード新鮮、トマトソース美味、
何より生地が美味しくて、UKのピザなんかとは
小麦からして違う、からっと軽い感じ。
スルスル食べれてしまう。

Venice trip -Sept 2019-Day7
これはDanaさんのオーダーしたリゾット。
これも魚介の出汁がよくきいていたそうです。

Venice trip -Sept 2019-Day7
ここのティラミス。
さっきのとぜんぜん違うでしょ。
お味はどちらも美味しい(だから危険・・・)。
ここも、一人€30程度だったと思う。


地図:




ヴェニスのシリーズ、また続きます。









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Piazza San Marco and Caffè Florian, Venice(サンマルコ広場や、カフェ・フロリアン)

  • Posted by: Kotomicreations
  • 2020-09-13 Sun 20:10:57
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またまた、呪いの更新モードに取り憑かれている、KotomiCreationsです(笑)。
今度はメインのガンレフ・カメラ。フォーカスの固定ができなくなってしまって、カメラの修理病院へ入院中。 
ル・シャトーで撮影していた時から、フォーカスの固定が甘いなぁと思っていたのだけれど(シャッターを半押しにして、フォーカスを固定させて、フレーム取りを動かすのだけれど・・・)、ついに固定しなくなってしまって、いつでも画面中心にしかフォーカスが入らなくなってしまった。ヤレヤレ・・・Sigh。
修理の見積もりが出るまでに、コロナ騒動の今どきのこととて、1週間ぐらいかかる。なんだかなぁ~、愛用はしていたけれど、モデルとしては7年ものだし、もう新しいガンレフのボディに買い換えた方がいいんでないかなー、という気にはなっていて、ただいまリサーチ中。またまた、出費ですわぁ~(泣)。

さて、気を取り直して本題の方は、昨年の9月に滞在していたヴェニスから、前回の魚市場、その後に訪れたフォルチュニミュージアム、そしてその後に、ブラブラと歩いていった、ヴェニスの「ヘソ」ともいえる、サンマルコ広場などのイメージを。


Venice trip - Sept 2019- Day2
サンマルコ広場のサンマルコ大聖堂。

Venice trip - Sept 2019- Day2
たどり着いたのはもう5時過ぎで、閉まっている。
オープン時間だったとしても、
最大の観光激戦区、入るのに延々並ぶ。
宝物館見学の有料チケットをNet購入しておくと、
並ばなくても入れるという話。
なんだかんだで、人混みが苦手なおばさんチームは、
結局、滞在中に中を見るチャンスがなかった。

Venice trip - Sept 2019- Day2
2018年に滞在した時に、私は中を見ているけれど、
で、まぁ、絢爛豪華だったけれど、
(SNS蔓延の、いまどき)厳密に写真不許可なので、
フォトグラファーとしては実に面白くないところ。

Venice trip - Sept 2019- Day2
外観撮ってるだけで充分・・・
と、悪態をついてみたりする。

Venice trip - Sept 2019- Day2
同じくサンマルコ広場に面する、
Museo Correr(コレッリ博物館)のファサード。

Venice trip - Sept 2019- Day2


Venice trip - Sept 2019- Day2
デュカーレ・パレスのファサード。

Venice trip - Sept 2019- Day2
サンマルコ広場からデュカーレ・パレスに通じる、
Porta della Carta(カルタ門)のファサード。
15世紀のヴェネチアン・ゴシック。

Venice trip - Sept 2019- Day2
そのファサードの、サンマルコのライオン君。
ヴェニスのあちこちに配された、
サンマルコのライオン君が、カッコよすぎて、
イメージハントして回っていた(笑)。

Venice trip - Sept 2019- Day2
ショッピングモールのアーケード越しにのぞいた、
デュカーレ・パレスのバルコニー。

Venice trip - Sept 2019- Day2
そのショッピング・アーケード。
その角を曲がって、向かうのは・・・、

Venice trip - Sept 2019- Day2
Caffè Florian(カフェ・フロリアン)
18世紀以来ここ、サンマルコ広場に向かって、
店を構える、カフェの老舗。
ここも、観光激戦区・・・なんだけれど、
爽やかな夏日の夕方、
外の広場に出されたテーブルはほぼ満席で、
中はガラ空き。
内装を見たかったので、ちょうど都合がいい。

Venice trip - Sept 2019- Day2
現在の内装は19世紀のもの。

Venice trip - Sept 2019- Day2


Venice trip - Sept 2019- Day2
紙にグワッシュで描かれた装飾画を、
壁に貼り込んで、その上をガラスで押さえて、
ゴールドフレームで留めている。

Venice trip - Sept 2019- Day2
コンチネント(ヨーロッパ大陸)の19世紀のカフェ等では、
よく使われた装飾手法だと思うけれど、
現在現役のところは、
あまり残っていないんじゃないかな。

Venice trip - Sept 2019- Day2


Venice trip - Sept 2019- Day2


Venice trip - Sept 2019- Day2


Venice trip - Sept 2019- Day2
そして、もちろん「インスタ映え」するようなものを、
オーダーしております(笑)。

Venice trip - Sept 2019- Day2
カフェでまったりした後は、
黄昏れていくグランカナルを、
水上バスでアパートの最寄りのボート停に戻る。

次回は、いろいろな時間の光の中の、
そのグランカナルのイメージを。






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Le Chateau滞在2020 -社交・お出かけなどー

  • Posted by: Kotomicreations
  • 2020-09-03 Thu 13:20:33
  • 日記
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去年・今年と何だか、身の回りのありとあらゆることが「更新」されるようで、それは自分が「還暦」だからか、地球がそうなのか・・・。
庭やらフラットの改装が一段落して、これで落ち着いて過ごせると思ったら、仕事と趣味の相棒のメインのPCが他界。
ここで、まだ写真やグラフィックをやりたいのか、どうなのか、確認を迫られる。やるなら、それなりの機種を買うことになる。
それも前回、見た目と省スペースにはまって、オールインワンを買ったのがそもそもの間違い。最初からテックのお兄さんに調整してもらわないといけない状態で、グラフィックの仕事用にはやっぱり無理があったかも。
今回は、オーソドックスなデスクトップで、写真/グラフィック用カスタマイズされた機種にした。これなら、パーツに障害・不備が起きても修理がしやすい(オールインワンは修理不可、あるいはコスパが悪すぎ)、また、使い勝手が悪くなってきたら、パーツのアップグレードも簡単にできる。
それはいいのだけど、オールインワンを使ってたので、モニターも新たに、写真/グラフィック・レベルのものに買い替えることに。
そんなこんなで、えらいモノイリ・・・。
まぁ、今年はパリにもアムスにも(滞在予定だったのに)行けなかったから、その分の資金がPCに回ったということか。
もう、写真やグラフィックから引退してしまって、軽い趣味程度にしておくなら、もっといくらでも安くあげられたのだけれど。
またここで、いちいち「覚悟」させられるということなんだなー。

さて本題に戻って、今回はルシャトー滞在の社交編というか、お出かけ編というか・・・な、くくりで色々と。


IMG_2462-01
着いて早々から、Hogweed(オオハナウド)刈などの
ガーデニングのお手伝いをしていたせいか、
ペーターおじさんが私たちをドライヴに誘ってくれた。
最初に向かったのが、Caenへの途中にある
Condé-sur-Noireauという町。

IMG_2471-01
Musée Charles Léandreという博物館があるので、一応覗いてみた。
Charles Léandre(シャルル・レアンドル
という画家の作品を中心に、
他のローカルな画家の作品や、地域の歴史が解説されている。
まぁ、おじさんの好みでも、
私たちの好みでもなかったので、ブラブラ流し見していただけ。

IMG_2474 copy
どちらかといえば、その近くでオープンしている時間帯に、
上手く通りかかった、ディープなブロカン屋の方で盛り上がる。

IMG_2476-01-01
お茶を飲んだバーの先にも、もう一軒。

IMG_2510-01-01
私はこんな、ルルド土産のタンブラーを入手。

IMG_2480-01-02
その後は、Orne(オルネ)川のウォーター・スポーツで、
観光地化されている町(村?)Clécyに寄ってみる。

IMG_2481-02-01

IMG_2491-01
観光地化している川辺には寄らず、
丘の上の町の中心部で、アイスクリーム休憩して帰った。




(複数枚入ってます。写真右端の矢印をクリック。)
例年、私たちが帰る直前になることが続いた、
ルシャトーのサマー・パーティー。
今年は滞在のちょうど真ん中あたり。
やたら暑い夏日が続いた、その中の日曜日で、
暑いのと、「密」を避けるのもあってか、
あけぱっぱーのガーデンルームと、
庭にパラソルとテーブルを出して、セッティング。
あぁ、まるでJames Ivoryの映画のような風景(笑)。

IMG_2776-01
で、私たちの課題は恒例の寿司作り。
ハム・チーズ・タラモ(そしてケチャップ‼)なんかも入った、
邪道邁進、パワー太巻きを16本ぐらい作ったかな。
出来上がりは、上のインスタ画像の、最後のページに。
自画絶賛に美味しかったけれど、
そうすると、一つも残らず、私たちが食べれたのは、
制作途中の「切り落とし」部分ばっかりで、
これはこれで残念・・・。




滞在最後の週になってから、ランチやお茶のお誘いが続々と。
この時はペーターおじさんと仲良しのティエリー氏。
例年よくドライヴに連れていってもらっていて、
今年も行先も決まっていたところが、
あまりにも暑い夏日で、で、氏の車にはエアコンがついていない。
今年に入ってから、あまり体調のよくない氏を、
炎天下のドライヴに駆り出さないほうがいいだろう、
というので、キャンセルに、
その代わりに、お茶に呼んでもらった。
コテージの改装も着々と進行中。



その次の、ランチのお呼ばれは、
ペーターおじさんの作品を一時期ロンドンで扱っていた、
そしてKotomiジュエリーの取引先でもあった、
Town Houseのオーナーのノルマンディー宅。
庭のイチジクが今年は記録的な豊作だったそう。
ルシャトーのリンゴも、
枝をサポートする必要があるぐらい、
たわわに実っている。
今年は、フルーツがどこも大豊作。
美味しいランチをごちそうになったこのステキな部屋、
雲行きが怪しくなってきて、
私たちがおいとました、その後、
ゲリラ豪雨が降って、雨樋が壊れて、
部屋の中が水浸しになったのだそう。
ここのところ、荒っぽい天気がつづいていた、
ノルマンディー界隈。

IMG_2967-01
その次のお出かけは、
ルシャトーからだと「東の果て」と感じる
Argentanをもっと東に抜けて、
Le Pin-au-Harasという町へ。
ここは17世紀以来、馬のブリーディング・調教で有名だそう。
この建物は、公開されているHaras national du Pin
(国立畜産馬農場)の一部の厩。

IMG_2963-01
中では色々な種の馬が暮らしていて、公開もされている。
ここにいる子達はみんな男の子で、
ブリーディングに貸し出されたりするそう。
21世紀初頭まで、軍用馬をはじめとする、
馬のブリーディングが行われていたのが、
2013年からはすべて民間農場に移行してしまって、
現在は博物館として、
また観光アトラクションとしての施設として
運営されているのだそう。

IMG_2976-01
ペーターおじさんの友人の一人の、
劇場美術衣装のデザイナーの
ジェロームさん宅に招かれていて、
その前に彼の友人のJoël Person氏の個展が、
ここで開催されているので、
それも見に寄ったのだった。
チャーコールのドローイングなのに、
馬の筋肉の質感・重量感まで感じられる・・・。

IMG_3015-01
その後は、ジェロームさん宅へ。
お家はもともと、村の教会の神父さんの住む家。
なので、真ん前にその村の教会が建っている。

IMG_3018-01
小ぬか雨が降り始めたので、庭から室内に移動。

IMG_3020-01
ランチとおしゃべりの後に、
屋根裏のジェロームさんのスタジオを拝見。
ここでもまた、舞台美術やら、
コスチュームの話しで盛り上がる。

IMG_3011-01
そして階下には、
最近ご購入の、ペーターおじさんの作品が、
すっかりインテリアになじんでいる。


IMG_20200816_164356-01
イギリスに帰る2日前にお邪魔したのは、
ペーターおじさんと仲良しの、
ピーターとマーシアのお家。
マーシアはオーガニックのウールやリネンで、
織物を作っている"organichandwovens"

IMG_20200816_124656-01
いつも保護犬・保護猫達と暮らしているので、
インテリアも動物仕様。

IMG_20200816_124723-01
のどかでナチュラルなカントリーライフ。

IMG_20200816_124817-01

IMG_20200816_155448-01
ペーターおじさんとピーターは、
どちらもオランダ人で背格好も似ているので、
まるで親子みたいだなと、いつでも思う。




(複数枚入ってます。写真右端の矢印をクリック。)
もう一度ルシャトーのディティールを色々。






最後の日、荷物を詰め終えて、
アネックスの掃除を済ませ、
最後にもう一度庭を散策。

IMG_20200817_175256-01
アネックス、今年最後の眺め。

IMG_20200818_111408-01
ルシャトーさようなら。

IMG_20200818_112321-01
プシャ、元気でね。

IMG_20200818_123117-01
鉄道駅に送ってもらった。
ペーターおじさん元気でね、また来年。

2020年の夏休みでした。

また、標本箱は昨年のヴェニスに話は戻ります。
あぁ、その前に配達されたデスクトップPCを、
テックのお兄さんに手伝ってもらってインストールする
という作業が待っているのですよ。
歳とともに、こういう作業がどんどん苦手になるわぁ・・・(笑)。






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Le Chateau滞在2020 -ガーデニングなどー

  • Posted by: Kotomicreations
  • 2020-08-28 Fri 21:21:41
  • 日記
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恒例のルシャトー滞在から戻ってきました。
今年は、借りていったトラベルWifiがほとんど機能せず、モバイル・データを使うことにして、早々にWifiを返品して返金してもらったので、PCは繋げず、ブログは無理。
で、帰ってきたら、今度はメインのPCがお亡くなりになってしまい・・・テックのお兄さんに相談しながら新機種購入中。
ルシャトーでは、今年もペーターおじさんの庭仕事のお手伝いをしていたけれど、帰ってきたら、配偶者氏に託していたウチの庭が、ボーボーなことに。これをまた片付け・・・、夏枯れで死んでしまった植物は、新たに植え替え・・・と、まぁ、鬼のように働いておりました。

やっと、ルシャトーから一緒に帰ってきた、タブレットPCで標本箱入力中(あぁ、やりずらい・・・)。
今年のルシャトー速報(全然、速くないけど)ということで。




毎夏ルシャトーを訪れるようになって、今年で10年目。
(写真6枚入ってます。写真右端の矢印をクリック。)


最初は、ペーターおじさんの作品を撮影して、デジタルカタログを管理するため。
その後おじさんがアートフェアに出展するようになってからは、お手伝いに行ったフェア会場で、新作撮影とカタログの更新を済ましてしまうので、ルシャトー夏休みはもっぱら、庭仕事のお手伝いということになってきた。
そうして、庭仕事を手伝っているうちに、昨年ウチの共同庭管理問題が勃発してきた時も、「大丈夫、できるよ。」というので、共同庭の管理人に収まって、ただいま趣味はガーデニングという状態。
と、まぁ、物事なにがどう転ぶかはわからないものだなーと、ちょっと感慨深い。
今年もコロナ・ウィルス騒動で、英仏間の行き来が難しくなって、行けないと覚悟していたのだけれど、なんとか収まっていたその隙間に行き来できて、これまたラッキーだった。


IMG_20200729_113920
今年も相変わらず元気なおじさん。
コロナ・トラブルの前にオランダに出かけて、
自事故で足を軽くケガしてから、
歩くのが大変だったそうだけれど、ずいぶんよくなって、
庭仕事にも制作にも復帰。
2年前のミミダニ感染から体調が悪かった、
プシャ君も随分よくなって、今年は去年より体調がよさそう。



(複数枚入ってます。写真右端の矢印をクリック。)
ルシャトー・ディーティール。
今年は、私たちが来る前に、お客さん用に
新しい布団をイケアで買ってきてくれたおじさん。
布団を見に行ったのに、何やかや買い込んで
ヴァンいっぱいにして帰ってきてしまったそうで、
イケアに行くと「よくある話」。
ルシャトーでおなじみの、エントランスに立つマドンナの横に、
コンテンポラリーなLEDバー・ライトが立てかけられて
シュールなことになっているのも、そのイケア物の一つ。

IMG_20200729_181651
「いらっしゃいませ。城主のプシャです。」



(複数枚入ってます。写真右端の矢印をクリック。)
Pおじさん、昨年の南仏アンティーブのフェアを最後に、
アートフェアからは引退したのだけれど
近頃は、南オランダ在住の顔の広い友人の紹介で、
作品販売が相次いでいる。
で、作品が売れると・・・おじさんの趣味のコレクションの
デルフト器が増えるという相関関係。
今や、圧巻のコレクションに。



(複数枚入ってます。写真右端の矢印をクリック。)
ルシャトー・ディーティールを、もう1セット。

IMG_20200801_091932
さて、そのガーデニング。
出動態勢万全。

IMG_20200801_095516
ガーデニング初日は、敷地内にはびこってきている
Hogweed(オオハナウド)が続々と花をつけてきていて、
このままでは、その花がまた種になって、
散らばってはまた増えて・・・手に負えなくなるので、
今のうちに全部刈り取ってしまえ、とのお達し。
とてもカントリー・ライフっぽくてステキな花なんだけれどね。

IMG_2452-01
2日がかりで、敷地内からすべて刈って、焼却処分。
きれいな花はアネックスに活けて、しばらく楽しんだ。

Screenshot_20200804-185802-01
その次は、これはもはや「私たちの夏の仕事」
ということになってしまっている、
お堀の掃除(落ち葉や水草を取り除く)。
これが大概な力仕事。
ジムで鍛えててほんとによかった・・・と思う(笑)。

Screenshot_20200804-185944
まずは、目につく方の左側のお堀。

Screenshot_20200804-190010
そして、翌日には右側のお堀も。
生きもの好きのDanaさんは、
一緒に引き上げられるイモリ達を救出する係。
それから数日後、藻や落ち葉が乾いたところで、
これまた焚火の定位置まで運んで燃やす。

IMG_2628-01
一方救出された生きものたちは、
しばらくDanaさんの撮影観察対象になった後、
さらえて掃除をしたりしない、
自然な池の方にリリースされる。

2020-08-28_08-54-53
今回はそれに加えてもう一仕事。
なんだか、このガラスのフロートたち、
初めて見た頃の麗しい感動がなくなってきてたのだけれど、
それはフロートたちが、
長年の雨ざらしでくすんできていたから。
じゃあ、洗ってしまえ・・・というので、
洗剤とスポンジでゴシゴシ。

IMG_2645
昔のようにピカピカに。

IMG_2655-01
きれい、きれい^^。

IMG_2696-01
数日後、乾いて集められた落ち葉や藻を燃やして処分。

IMG_2688-01
煙に木漏れ日がさして、なんともフォトジェニック。


Screenshot_20200828-201400
これは、「小人さん」の私にしかできない使命。
ルシャトーの周りを覆い始めている
Bramble(野生のブラックベリー)を処分すること。
これは、食べられる実がなるものの、
かなり厄介な雑草で、伸びてきては地面に付いたところから、
また根をはって侵略してくるので、
目についたら即、地面から(できれば根から)カットして処分する。
とげがある上に、たいてい植え込みの中に
勝手生えするので、植え込みの中にもぐりこんで、
専用のとげ対応手袋をしての作業なので、
チビで地面に這いつくばれる、私が使命を買って出た。
庭用一輪車3杯分カットして、
ルシャトーが眠り姫の城になるのを防いだ。

IMG_20200812_115046
とどめのパワー・ガーデニングがこれ。
敷地の裏の方にある、コンクリートのドライヴを、
3年以上掃除していなかったら、落ち葉が土になって、
アイビーは生えるわ、コケは育つわ、その上Birch(樺)が
根をはり始めて、マット状態に。
コンクリよりこの方がナチュラルでいいのでは・・・
と思うのだけれど、おじさんはすっきりさせたいそうで、
私たちがマットをひきずり上げ、おじさんが
チェーンソーで、根やアイビーを切るという土方仕事。

1597226162199-01
やりましたとも、できましたとも。




庭仕事の合間に、新作にとりかかるおじさん。
本来なら、来年の春ごろに南オランダのAxel(アクセル)にある、
博物館で、個展が開催される予定だった。
そこに、このコロナ騒動で、博物館の特別展スケジュールも
何もかもが未定になってしまった。
それでも、いつ声がかかってもいいように、少しずつ準備中。

2020-08-19_08-53-49
最近入手した18世紀のタブルナクルを、
作品用にぶった切る。
通常はマシンで切るのだけれど、
このタブルナクル、つけられている脚板部分が高すぎて、
マシンの丸ノコの歯が届かない。
やむなく手作業で切ることに。
土方の私も、反対側切るのを手伝った(笑)。

2020-08-19_08-54-04
切れたっ。

2020-08-19_08-54-23
まだエスキースの段階だけど、
こんな感じで、博物館風景にしようかと、考え中だそう。



私たちの滞在は、インスタグラムのストーリーズのコレクションにいろいろ入っていて、
リンクは、滞在の日付順に以下に:

Le Chateau 2020-No1

Le Chateau 2020-No2

Le Chateau 2020-No3

滞在中も、オンライン・ズンバ・クラスに参加したり、暑すぎて水のぶっ掛け合いをしたり、還暦+還暦前の中年とは思えない過激なおバカぶりをご覧いただけますよ(笑)。

次回も続編、続きます。








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Nature hunt in East London (東ロンドンに自然を求めて)2019

  • Posted by: Kotomicreations
  • 2020-05-31 Sun 19:33:57
  • 日記
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ロックダウンも、ゆるゆる緩和の方向に向かいつつあるけれども、まだまだ以前のように自由に出かけることは夢になってしまったロンドン。
昨年の6月の初めに、チャリティー目的で個人宅の庭を公開する、ナショナル・ガーデン・スキームの一環で、スピタルフィールズを訪れていて、そのまま流れで、その界隈の大都会とは思えないナチュラル・スポットを巡っていた一日のイメージを載せて、ちょっと遠い目をして、自由を懐かしんでみることに。
ナショナル・ガーデン・スキームの庭公開は、以前(2015年)にも標本箱に詰め込んだことがあっる。<このページ>から2回のエントリーで、スキームに関する情報も、このページに。
それから4年経った昨年、2019年6月8日がこの年の、スピタルフィールズ・ガーデンズの公開日だった。


Spitalfields Gardens 2019 Summer
ストリートパーティー気分のFournier Street(フォーニェー・ストリート)。
スピタルフィールズ・ガーデンズは、大半が
棟つながりの18世紀タウン・ハウスの裏に位置している。
なので、入り口からそのお宅のインテリアを
盗み見しながら、裏庭へ抜けていく。
これもちょっとした楽しみ。

Spitalfields Gardens 2019 Summer
盗み撮り・・・といっても、
このあたりのオーナー達はお家自慢でもあるので、
多少なら嫌がられることはない。
あ、自分と配偶者氏が写り込んでしまっていた(笑)。

Spitalfields Gardens 2019 Summer
肝心の庭の方。
規模的にはどの庭も小さくて、
4階建てのタウンハウスと、
レンガ塀に囲まれているため、基本的に日陰の庭。
なので、日陰に向く植物の参考になるし、
また空間演出の小物使いが、どこもとてもうまい。

Spitalfields Gardens 2019 Summer
去年から日陰の庭の面倒を見るようになった、
今年だったら、もっと勉強になっただろうな。

Spitalfields Gardens 2019 Summer
レンガ敷になっている庭でも、
ポットの組み合わせで、高さを出したり、
レイアウトに変化をつけたりできる。

Spitalfields Gardens 2019 Summer
うちの庭は、やたら長いだけなので、
こういうこじんまりした庭に、
土をコントロールできるポット中心のガーデニング
っていうのが、実は羨ましいー(笑)。

Spitalfields Gardens 2019 Summer
ここまで育ってくるといい感じ。
ウチはまだまだ先の話だけど・・・。

Spitalfields Gardens 2019 Summer
通称foxglove(狐の手袋)、ジギタリス。

Spitalfields Gardens 2019 Summer
この白いトレーリングの花は、バコパかな。
結構日陰でも平気で咲くんだな。

Spitalfields Gardens 2019 Summer
ローズはクライマーのものに、
日当たりを求めて、登っていってもらう。

Spitalfields Gardens 2019 Summer
シダ、ホスタ、ヒューケラあたりは定番。

Spitalfields Gardens 2019 Summer
庭に面している窓辺は、ディスプレイの見せ所。

Spitalfields Gardens 2019 Summer


Spitalfields Gardens 2019 Summer
2015年に比べて、
参加している庭が少し減っていた上に、
偶然だそうだけれど、2件が家の事情でドタキャン、
公開できなかった庭があった。
なので、なにかこう欲求不満というか、
不完全燃焼な気分は拭えなかった。

それなら・・・というので、この界隈の自然を求めて
散策してみることにした。

Spitalfields City Farm
まずは、ここ。フォーニェー・ストリートから
歩いて600mほど北東に出たところの、
Spitalfields City Farm(スピタルフィールド・シティー・ファーム)。

Spitalfields City Farm


Spitalfields City Farm
オーヴァーグラウンド線に面して、
ビルを背景に花や野菜が育つ。

Spitalfields City Farm

Spitalfields City Farm
のみならず・・・、

Spitalfields City Farm
ここの人気者は、動物たち。

Spitalfields City Farm
イーストロンドンのど真ん中に山羊。

Spitalfields City Farm
ヴィジターは、主に子供連れ。

Spitalfields City Farm
「なにか、くれるの?」

Spitalfields City Farm
動物もだけれど、
もっと可愛いのは職員のお姉さん。

Spitalfields City Farm

Spitalfields City Farm
かなり敷地も広くて、遊具もあって、
のんきに暮らしている様子の動物たち。

St Anne's Catholic Church
その後、入り口から見えていた教会を前から撮影して、
(公開はされてなかった)、

St Anne's Catholic Church
そのあと、オーヴァーグラウンドの
線路をくぐってその北側へ。

Nomadic Community Garden
Nomadic Community Garden
(ノマディック・コミュニティー・ガーデン)。

Nomadic Community Garden
ここは、一種のアロッメント(貸し農地)でもあり、
コミュニティーの広場でもあり・・・という感じの手作りスペース。
オーヴァーグラウンド線2本に囲まれた、
荒れ地だったところに、
ローカルの有志が、オーナーデベロッパーの理解と協力の下、
自力で作り上げた「開放地」なのだそう。

その経緯の6分程度のヴィデオを見つけた。



これがいかにも東ロンドンの現在という感じ。
年配の人(自分も含めて・・・)の多い西ロンドンとは、
別の国みたいなところがある。

East London Walk
その後、再び・・・、

East London Walk
ショーディッチ・ハイストリートに戻ってきた。
この大都会のど真ん中の、自然探索でした。

このまま北に向かって、Hoxton(ホクストン)界隈、
つまり、ハックニーの南の端に出ると、
またそこには、St. Mary's Secret Garden
(セント・メアリ・シ-クレット・ガーデン)や、
Hackney City Farm(ハックニー・シティー・ファーム)がある。
今回はそこまでたどり着けなかったけれど、
またいつか、自由に出歩けるようになった日には、
行ってみたいものだと思っている。






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Renovation under the lockdown -Flat- (ロックダウン中の改装 - フラット編 -)

  • Posted by: Kotomicreations
  • 2020-04-30 Thu 08:00:00
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1ヶ月以上雨らしい雨もふらない晴天が続いたかと思ったら、今度は今日から雨がち曇天が続きそうなロンドン。今日も今日とて、ロックダウン続行中。

前回に引き続いて、今回はフラット(アパート)の部屋の改装のレポート。ちょっと話が長いです。

ウチはイギリス的にいうと1ベッドルーム・フラット(日本式で・・・1LDKだったかな、2DKになるのかな・・・忘れてしまった)。

floor plan
こんなのです。

近所のフラットが、不動産市場に出たときのものを転用しているけれど、ウチもこれとほぼ同じ間取り。
一応Reception Room(応接間)、Bedroom(寝室)と書かれているけれど、これはどちらにでも使える。ウチの場合、Bedroomと書かれている方が表通りに面しているので、庭に面して静かな方の(フクロウが鳴くぐらい静か)Reception Roomと書かれている方を寝室にしていた。
うちの応接間の方は、応接間/リヴィングルーム/私のアトリエすべてを兼ねていて、寝室の方はキングサイズベッドを配偶者氏と共有、それ以外のスペースは配偶者氏の部屋・・・という感じになっていた。
このコロナウィルス騒ぎの前に、配偶者氏が普通にカゼをひいていて、しかしクシャミと咳がうるさいので、そしてうつされるのはもっと嫌だし、私はアトリエの方のディヴァン(マットをおいただけの簡単なベッド兼ソファ)に避難していた。どちらかがカゼやインフルエンザをひくといつもこのようにしている。
今回それが結構長引いて(2週間ぐらい)、そうしたら、それがとても過ごしやすかったようで、氏の方から「寝室別々にしない?」の提案があった。
年寄のくせに宵っ張りの氏は、完全夜型人間、私の方は朝7時にジムのクラスのブッキングが開始されるので、その頃までには起きていて、ブッキングして朝ごはんを食べてジムに行くというのが日課の朝方人間で、ライフスタイルが一致しなくなってきていた。なので、私もこれには大賛成。
去年は庭を散々手入れしたし、今年は2月から計画して庭のシェッド(物置小屋)を建て直し中だったし、まぁ、ご予算的にも今年の後半か来年に・・・という話で、まずは断捨離を始めていた。そこにいきなり、コロナウィルス騒ぎがロンドンにも飛び火。
私の方が、自主隔離基準の症状こそ出ていないのだけれど、気管支のあたりに「なにかある」感じがしていたので(それでも全然元気で、かかっていたのかどうかはいまだに謎。「なにかある」感を引きずっていた期間的にみると、コロナの確率高し。)、万一に備えて再び家庭内別居。
そうすると、簡易マットレスを敷いたディヴァンに寝ていては、腰や背中が痛くなってきた。
そこで「もう、フラット・レイアウト替えを、本格的に決行‼」を宣言したのが、 3月の中頃だった。
結果的に、この判断はベストタイミング。ロックダウン直前に、廃品の処分、新しい家具・寝具・改装材料を手配して、ギリギリ駆け込みで、すべてが段取りよく進行した。
現在だと、大型ベッド+マットの廃品処理にも来てもらえないし、DIYのWickesはデリバリー停止で、ピップアップ部門だけオープンしている店舗から引き上げるシステムだし(車がないとムリ)、私の買ったベッドマットも売り切れだし・・・とまぁ、散々な事になってしまっている。
なにごとも、そのことが進行するべくして進行するタイミングってある・・・で、それをキャッチすると、流れに乗るんだなぁと、感心している。
前置きはこれぐらいで・・・、


01
これは5年前に、アトリエを改装した時のAfter写真。
(その時の話は<このページ>に。)
それが今となってはBefore写真。

02
さあさあ、まずは断捨離開始。
(この後、たいがい見苦しいヴィジュアルが続きますが・・・
ご容赦・・・笑)


プランとしては、この2本の本棚に満杯だった本の量を、半分に減らせて、大きい方の棚を配偶者氏の寝室に、小さい方の棚を私の寝室に、どちらも入口近くの間仕切りとして使用する計画。
本に関しては、一昔前までは大事な資料、情報量がクリエイションのレベルを持ち上げる・・・とまで思っていたけれど、肩から力の抜けきった今、いやいや、必要な(ビジュアル)情報は、インスタ繰ってたら降ってくるわけで、情報の断捨離というのも重要なこと。今でもお金を出して買いたい本だけを残す・・・というフィルターで半分強まで減らしこんだ。


IMG_20200428_161220-01
一応簡単にプランは立てたけれど、
ディティールは成りゆき次第。

03
まず最優先は、腰痛の原因のマットレス。
メモリーフォームのCasperに改善。


このCasper、現在はダブルサイズを除いて、全部売り切れ‼
Stay Homeでみんな、居住空間改善に意識が向いているだろうし、そもそも自主隔離で、ウチみたいに寝室を別々にする(あるいは、せざるを得なくなった)カップルも多いのではないかと。
Casper、Simba、Emmaなどなど、UKでも圧縮されて箱に入ってお届け、の、メモリーフォーム・マットレスは色々出ていて、事前のリサーチをしているうちに、何が一番向いているのかよくわからなくなってきた。
私的にはソフトでやや沈むぐらいが好きなんだけれど、それだとやはりマットレス自体の寿命が短い(どんどん腰のあたりが、へたって戻らなくなる)、結局腰にはよろしくない。
メモリーフォームとスプリングを合体させた「ハイブリッド」は、メモリーフォームだけのものより、硬い目の使い心地・・・などということが分かってきた。
そこで、「う~ん、Casperが中でもソフトで、10年保証だそうだから・・・これかな~?」と思い始めた途端に、20%ディスカウントセールが始まった。いやもう、即決定で、配偶者氏の分も一緒にオーダーをかけたら、2日後には届いていたという電光石火ぶり。


04
新しいマットレスをオーダーするのと同時に、
同じぐらい重要な、というか、
こっちが先かもしれない・・・という、
使っていたキングサイズベット+マットレスの処分。


これも、ロックダウン3日前に、いつも使っている廃品回収業者のお兄さんが、スケジュールを入れ込んでくれて、持っていってくれた。普通は兄弟2人のチームで来るのだけれど、弟の方が病気でダウン・・・って、コロナ違うんかいっ‼(笑)。
それでも、一人できてくれて、配偶者氏と私も手伝って、めちゃくちゃ扱いにくくて重いマットレスを階下まで下ろした。
ベッドフレームは、まだまだ使えるものなので、家具を扱って引き取りに来てくれるチャリティーショップ2件をリサーチで見つけて、心づもりしていた。ところが、前日にOnlineで確認してみたら、ロックダウンを見越して、2件とも新規の申し込みは受け付けないようになっていた。
これは、選択の余地なく・・・、ベッドフレームも廃品回収に回すしかない。
そこで、急遽マットレスだけじゃなくて、フレームも処分したいと、お兄さんに伝えると、解体を手伝ってくれて、全部引き取ってくれた。多分、フレームの方は金属材転売ができるからだろうけれど無料で、この厄介な巨大マットレスは £20で引き取ってもらえた。神に見えたわ・・・(笑)。


05
配偶者氏の新しいベッドフレーム。


廃品回収の日程が決まってから即、アマゾンでオーダーしておいたのが、それも、旧ベッドを回収してもらった日の午後に到着。即組み立てて、届いていたマットレスも箱から出して、その日の夕方には、セッティング完了‼
デュヴェ(羽フトン)やシーツは、配偶者氏の分は、以前使っていたキングサイズを、シングルに、私が縫い直す予定だけれど、これはまた、もう少し落ち着いてから。しばらくはキングサイズのを折りたたんで使ってもらう。

その次の大仕事が、本棚の移動。ここで、役立ったのが、家具スライダーというガジェット。

slider2
こんなものに角を載せて、滑らせて動かす。
いや、これなかったらムリでした(笑)。
eBayで入手。

06
一方、私の寝室の進展。

私の方は、ベッドフレーム自体は以前のディヴァンそのまま。マットレスの方が多少大きくて、周囲10cm強ずつ飛び出すけれど、まぁ、機能的には問題なしなのでこのまま行く。
ちょっと手間なのは、レイアウト的に、隣の家との共有壁をベッドの頭にしていること。ウチはヴィクトリア期に建っている築100年以上ものの建物なので、共有壁の防音処置が、現在のものに比べると劣っている。
つまり、枕元で隣のテレビの音などを聞きたくはない・・・ということ。(いや、いまはとても静かな人たちが住んでいるけれど。)
Netで調べてみたら、一番お手軽で効果的なのは、壁に毛布を張るという方法だそう。
そこで、使わなくなったキングサイズ毛布を折りたたんで、壁のサイズに合わせて、釘で留め付け、その上をまた、使わないので取り外したままになっていたキッチンのドアや、棚板と同時にオーダーしておいた木材板などを繋いで、抑え込んだ。
その上から3Dテクスチャーの付いた粘着パネル(これも多少の防音効果あり。中国製が安くでeBayで出回っている)を張り込んで、そのままだと安っぽいので、テクスチャーペイントを入れた。
実際のところ、これはかなり効果的だったかもしれない。時々隣の話し声が聞こえて来ることがあったけれど、現在はこの壁からではなくて、暖炉の反対側の窓側の壁を通して、かすかに聞こえて来る程度で、この壁自体はとても静かになった。
オブジェの収納を、なんとかするべく、長い棚板も取り付けた。それをメインでサポートするために、IkeaのCD用の幅の狭いシェルフを入れた。それぞれ、ポイント・ポイントでL型金具で一応留めてはいる。
UKは地震のない国なので・・・、こんな程度のいい加減なことでも大丈夫なところが嬉しい。


07
その、Bihind the Sean(舞台裏)の、
コラージュとよんでいいような継ぎ接ぎ。

08
オブジェ達が収まると、
だいぶ出来上がってきた感あり。

09
自分のインテリア感では、
カーテンが必須アイテム。
これは、その昔クラフトフェアに出していた頃、
ディスプレイに使っていたガーゼみたいな生成りの布で、
手縫いして作った。
ミシンを出すスペースが無かったのだった・・・。

10
カーテンを吊る金具をeBayで探して、
オーダーかけていたにも関わらず、
もうこの頃にはランダムにデリバリーが
激しく遅れるケースが勃発(ちゃんと届くものもある)。
「ないなら作る」精神を発揮して、
硬い目のワイヤーを曲げて、
留め金具を作ってみたりもする。

11
これはeBayで買って、
即届いたカヴァーリングとクッション。
このアイテム>を買ったのだけれど、
届いてみたら自分のテイストに合いすぎて、
配偶者氏も欲しがるしで、後2回追加オーダーした。
インド製のコットンの粗目の生地に、
落ち着いた色目のブロックプリントが施されている。

12
最初の写真に出てきた、80年代のパピエマシェ作品、
通称「翼のおじさん」は、
もう少しこじんまりと態度を改めてもらうことにした。
改造してアレンジ替えして、
入り口を入ってすぐ目の前の、
本棚の裏側に収まってもらった。
羽や布が汚れてきても洗えなかったので、
改良して羽はつけないことに、
布地は取り外して洗えるようにしておいた。

13
その入口ドアの上も収納になった。
これまた手縫いのカーテンの奥には、
Etsyオーダー配送のための、
ラッピング用品が収まっている。
ベッド横のカーテンにも使った金のレースは、
アンティークで・・・いつどこで入手したものか、
全く記憶から抜け落ちているけれど、
いい質感で使いやすい。

14
もう一度話は配偶者氏の寝室に戻って、
オーダーしていたラグ(写真左キリム風の大型のもの)が、
ドイツから予定通り5日で届いた。


ベッドなどの下でピッタリ抑えられていて動きのない部分に、ウールのラグだと必ずといっていいほど、カーペット・モス(ウールを食べる蛾)が出て、ボロボロにされる(散々経験済み)。
なので、ウールは逆に避けて、化繊のラグを選んだ。それでも、カラーがアンティーク・キリムの渋い色味に近いもので、アンティークラグのすり減った質感・・・に見えるように、クリーム色の部分を組み込んだデザインになっている。
う~ん、なかなか凝っている。昔(引っ越してきた20年前の話)は、こんな製品はなかったぞ・・・。
Wayfairというオンライン・インテリア・マーケットプレイスの、World Menagerieというセラーより購入。
右はその後、フラットに点在しているラグを、あっちこっち移動させて、パズルのように収まりがいいサイズ、コーディネートをためしてみた結果、ここに落ち着いた、昔から持っているアンティークラグ。
これは我が家で2番目にポッシュな(お高い)ラグなんだけれど、テーブルの脚の下になっていたところが、案の定蛾にやられている。右の写真の様に、家具の下敷きにならないようにしておいたら、不思議なんだけれど、蛾は全く出ないのだった。
配偶者氏のベッドカヴァーは、私と同じeBayのセラーから入手したもの。


15
新しい自分の部屋で、ゴキゲンな配偶者氏。
右の壁には、洗濯物を干してるんではなくて・・・、
自分の好きなファブリックを、
ディスプレイしているんだそうです(笑)。

17
私も、仕事机の下のラグが、
ボロボロになってきていたので、
新しいものに変えた。
同じく、Way FairのWorld Menagerieより。
これもクリーム系だけれど、
アンティーク・キリムと相性のいい色合い。
そして何より、裏の織地の感じが、
明らかに丈夫なので、仕事場には最適。

22
その上の仕事机の前のカーテンも付け替えた。
上記のeBayで買ったカヴァーリングが、
窓のサイズにほぼぴったりなのを発見。
端のフリンジの付いたボーダーになった部分を、
片方切り取って、上部に縫い付けた。
この小さい窓なら、Beforeのように
両開きにするより、Afterの片開きの方が、
カーテンにボリュームが出ていい感じになった。

23
部屋は片付いたんだけれど、
やっぱりこれぐらいなら、ミシンは出さずに手縫い。
その前に、キングサイズから、シングルサイズに、
配偶者氏のデュヴェやらカヴァーやら、
散々サイズ直ししたのだけれど、
その時はさすがに、ミシンを半日かけまくった。

21
その仕事机の左右も、だいぶ整理して・・・、
でもまぁ、「制作の現場」はこんなもんです(笑)。

19
もっと「制作の現場」感漂う物入れ。
どうしようもなく使い勝手が悪かったのだけれど、
断捨離と、クリア・プラ引き出しに
収納を統一することで、使い勝手が断然向上。
どうしてもっと早くこうしなかったのか・・・と思う。


26
さて、完成した私のベッドルーム。
Little Hermitage(小さな隠者部屋)と呼んでいる。
こういうコテコテ・スタイルは、
地震+ゴキブリと共存の大阪では叶わなかった。
関西大震災の後に、ロンドン移住を決意したのは、
ひとえに理想の住環境を求めて・・・、
だったのかもしれない。

27
入り口からは本棚がちょうど目隠しになって、
コージーなライブラリー・スポット。
デジタルだけではなくて、せっかく溜め込んでいる
ビジュアル資料本にも、また目を通したいもの。

28
PC机の方はさほど変わりないけれど、
ここも断捨離で、溜め込んでいた不用品を、
すっきり片付けた。
ドアに貼り付けているのは、ヴェネツィアの旗。
ヴェネツィア・ラヴは衰えることなし。
好きな所に行き来できる状況が、
早く戻って欲しいものだと思う。

ともあれ、これでロックダウンがどんなに長引いても、
この部屋と庭で、快適に過ごしていられる。
なかなか、絶妙のタイミングで、
変化は訪れるものなんだなーと、
感慨深いものがあるのですよ。

さて、また次回は、昨年のニースに話は戻りますよ。










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Renovation under the lockdown -Garden- (ロックダウン中の改装 - ガーデン編 -)

  • Posted by: Kotomicreations
  • 2020-04-26 Sun 09:18:15
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相変わらず、ロックダウンのロンドン。朝夕はまだ肌寒いけれど、連日の晴天で夏日状態。来週から天候はまた崩れて寒くなるようなので、ロックダウンにも関わらず、日曜の今日は、家の前の道にも人通りが多い。

さて、ウチの改装も一段落して、いろいろ振り返って見る余裕ができてきたので、標本箱にも詰め込んでいくことに。
(今回・次回とヴィジュアルは「現場」感漂う・・・、で、美的なものではありませんよ・・・。)

まず今回は、ガーデン編。
私がガーデニングに深入りし始めたのは、実質、昨年の8月の終わり、ル・シャトーから帰ってきてから。(その経緯は<このページ>に。)
その後、冬を越して、心配していた宿根プランツ達も、3株「二度と戻ってきませんでした」の被害が出ただけで、みんな元気いっぱいに伸びてきている。
去年の秋で、ひとまずガーデニングは一段落したはずなのだけれど、ちょっと経費のかかる問題を最後に1つ先送りしていた。
それは、アイビーに絡まれて廃墟になっていたシェッド(物置納屋)を立て直すことだった。


01
これがそのシェッドの残骸。


屋根はアイビーにぶち破られて抜けている・・・のを、配偶者氏が防水シートを被せてよしとしていた。
床も抜けているのを、これまた外れたドアを床代わりに敷いていた。
この状態を「まだ使えるよ。」と言ってのける配偶者氏からは、ガーデニングの主導権を剥奪した(笑)。
本来だと今年の春か夏に、シェッドの建て替えをプランしていたのだけれど、日本からガーデニング好きの旧友が、今年も4月末に遊びに来ることになっていて(あ、もちろん、それは結果的に叶わず・・・)、どうせだったら、庭でお茶でもしようではないか、で、こんなシェッドは置いておきたくないよね、というので、3月頃に建て替えプランを早めることにした。


02
まずは、今後使うかもしれないグリーンハウス(温室)を購入して、
それをグラヴェル敷にした、テーブルセットのエリアに仮に設置。
その中にシェッドの中のものを、なんとか詰め込んで、
しばらくの間の雨除けとする。

03
そうしておいてから、2月の後半に解体作業開始。
自分的には、これも業者に頼もうと思っていたのだけれど、
「それぐらいできる」と、配偶者氏が言い切るので、
引き倒し作業を任すことにした。
がんばる80歳、見事にシェッドはバラバラ。
私は、その後の廃材回収に便利(そして、量でチャージされるので、
少しでもかさばらないようにして、コストダウンを図るべく・・・)
なように、解体されたパネルを、ノコギリで切って小さくしておいた。
(結果的に、回収のヴァンはシェッドパネルぐらい楽に入るので
、あんまり意味無しだったけど。)

04
シェッドを建てるためには、その下にコンクリの均一なベースが
入っていることが必須。
「下にコンクリがあるよ。」とは聞いていたけれど、
実際どんなものか、土で覆われていて見たことがなかったので、
まずは確認のために土を取り除いてみる。
「お、あるある、ちゃんと入っている。」
そして、シェッドとフェンスが危なくて、切り倒せなかった
勝手生えの柊の木を処分。
裏のウチのフェンスもたいがい傷んでいるので、
できる範疇でこちらから保持。

05
5日後にすぐ来てくれた廃材回収業者のヴァン。
パネルは埋もれて下の方に。
こんだけ大きいなら、パネルそのままでも入ったよな(笑)。
切り倒した柊の木、
シェッドからは配偶者氏が溜め込んでいた不用品が、
そして、シェッドと裏のウチのフェンスの間から、
80年代に改築された時に出たと思われる、
建材ゴミが出てきたのも、全部まとめて処分してもらった。
これで、去年から毎回使っているので、
ちょっとオマケしてもらって、£180。
あぁ、ヴィンテージのコロンビアロード・マーケットバッグ
(底は抜けていた)も入っている・・・(泣)。

06

すっきり片付いたところで、コンクリートベースの全体を発掘(左)。
木のシェッドは床や下の方が腐って、土に還りつつあったので、皮肉なことに、いい土がたくさん採れた(右・・・・笑)。
こうやって、コンクリベースの状態・サイズを確認してから、今度は、シェッドの業者に、前回と同じサイズのシェッドをオーダーした。

業者はあらかじめ、リサーチで見つけていたEasyshed
腐敗防止剤を圧力で木の内部まで染み込ませた、Tanalised(タナライズド)という処理をした材木を使っていること(ただ塗っただけの材木を使っているレンジもあるけれど、そっちはもう少し安い)、デリバリーと設置のコストも含まれていること、レヴューがいいことが、ここを選んだ理由。
シェッドは、DIYのチェーンストアなどで、もっと安くでフラット・パックで売られているけれど、自分たちで建てるスキル(チカラ)がない場合、また別にハンディマンに頼む必要があるし、そのコスト・手間を考えると、同じ業者が設置してくれるならその方が間違いがないという判断。
180cm x 240cm サイズで、£900(13万5千円)以下だったので、まぁ、そんなものかと。


07
設営の日はロンドン・ロックダウンの6日前で、
いつロックダウンになるのか、ちょっとヒヤヒヤしてた頃。
多分、庭での設営はロックダウン後も、
問題なかったかもしれないけど、
その前に済ませてしまうに越したことはない。

08
ウチの前に設置したところの、
庭へのアクセスに問題があったとかで、
予想外の時間がかかって、
2時間の到着遅れ。
ウチの場合アクセスは問題なし。
到着から1時間後には、出来あがっていた。

09
左:できたてのシェッドの中。
右:段取りよく、翌日に配達された棚を組み立てて、
温室に入れていた物達を、新しいシェッドにお引越し。

10
自分の部屋の改装でも、棚をいくつか取り付けたけれど、
その時に一緒にオーダーしておいた木材で、
クッション類を保管する棚を作った。

11
ロンドン・ロックダウン2日前に、
オーダーしたペイヴィング・ブリック(敷用レンガ)が即到着。
オーダーしたのは愛用の建築・DLY資材ストアのWickes
ショップ販売がクローズしている現在も、
ネットオーダー、デリバリーまたはショップ・ピックアップは、
続行中だけれど、従来のような翌日デリバリーは
全くできなくなってしまった。
2週間前にはデリバリーまで、3週間待ちとサイトに表記されていた。
(その後、改善したのかもう表記されていないけれど。)

12
Wickesどうもありがとう。
おかげさまでシェッドの前にレンガを敷けました。


コンクリだと見苦しいし、かといって、以前のように土をかぶせると、土の湿気で、シェッドの基盤を痛めそうだし・・・というので、敷用レンガを使うことにした。シェッドの周りも、これでぐるっと取り囲んでいる。
コンクリ-ト/モルタル等で留め付けてはいなくて、ただきっちり並べただけ。周りを土で抑えて、その上をバークでマルチングしている。
多少ガタガタするけれど、動いたりはしないのでひとまずこのまま使うことにしている。
一個 £0.35の安ブリックだけれど、見た目は結構いけている。全部で150個買ったので、それでも£50(8000円)程度って、激安だと思う。


13
キッチンに敷いていたジュートラグを、
新しいものに変えたので、
古いホコリだらけの方のジュートラグは、
シェッドに敷くことにした。
サイズがピッタリ。

14
新しくきれいになったシェッドで、
ロックダウン中もハッピーな、
元ガーデン主任、配偶者氏。

15
これまた部屋の改装で出てきた、
使わなくなった棚材を使って、
薪乾燥箱を作った。
薪は、年に数回暖炉に火を入れる時用のもの。
一応腐敗防止剤入ペイントを塗って、
防水シートをかぶせてある。

16
温室は左に、薪乾燥箱は右に設置した。

17
シェッド作っておいてよかったよ・・・。


ロックダウン中、私のジムのズンバ・インストラクターが、個人クラスとしてZoomを使った、Netクラスを配信していて、私も参加しているのだけれど、うちのフラットは、古くて防音がよくない上に、私は昔を引きずるヘッドバンギングな、過激パンクダンス・スタイルなので、ドンドンいわせて、下のフラットから苦情が出ること必至。
そこで、シェッドの中か、その前のレンガ敷きテラス部分が、現在の私のズンバスタジオということになった。
PCじゃなくて、モバイルのちいこい画面で見ているから、ちょっとやりづらいけどね・・・(笑)。
逆に、モバイルなので音量は小さいから、シェッドの中に入れておけば、私には聞こえるけれど、周囲に騒音を撒き散らすこともない。

18
他にも、フラットの改装で、
新しいものに入れ替えたので、
使わなくなって、庭に降りてきたものがある。
いままでディヴァンのカヴァーとして使っていたスロー。
部屋は、全体に一段と
ビザンティン風になってきたのだけれど、
このスローは、どう見てもFe(サンタフェ風)。
違うんだよなぁ・・・(笑)。
庭で色褪せてもらうことにした。

19

嵐が3回来て、記録的大雨だった2月の後、3月から4月にかけてほとんど雨が降らない。
ウチは基本は水はけのあまりよくないベチャ土なので、その土に耐えられる植物を植え込んだのだけれど、まだ若い状態で水不足が続くと、喉を乾かせているのがよく分かる。
しかし、この子らを満足させるように水やりをするとなると、140リッター水をまくことになる。10リッタージョウロ・リレーをしていたのだけれど、こんなことも続けられないので、ちゃんと40mのホースを買った。
これもまたWickesにオーダーしたのだけれど、ロックダウン後まだシステムが整っていなくて、どこもがパニクっていた頃。翌日配達は過去の話、その時は2週間待ちのデリバリーだった。
で、右のカートに乗っかったのをオーダーしたのに、届いたのが・・・、左の壁にマウントするモデル。
ウチは外壁が上下3件共有になるので、壁に工事をするには下の2件の許可が要るし、そもそも、壁に取り付けようなどとは思わない。
そこで、間違えて届いたよと知らせようにも・・・問い合わせ殺到で、問い合わせ機能パンク状態。
一応メールしてみたら、自動返信で、応答には1週間かかることと、返品・交換を含めた新規デリバリーは3週間かかる・・・と書かれていて、もう万事休す。
もう、見苦しいモデルだけど仕方ない、雨も降りそうにないし、これを壁にマウントしないで使おう・・・ということになった。


20
このモデルは私達のオーダーしたモデルの、
倍の値段なので、さぞかし使いやすいかと思うと・・・、
まるで逆(笑)。
自動巻き上げとかいうことで、
強いバネが入っているのだけれど、
そのため引き出すのに、やたら力がいる。
結局、引き出したままでロックして、巻き上げるのは、
年に一度、冬にホースをシェッドにしまうときだけ、
ということにした。
だったら、カートに乗ってもいない、
ただのホースを40m買えばよかったんじゃないか・・・、
という事実には、目を向けないことにしている(笑)。

21
暖冬だった今年の冬。
Aphids(アブラムシ)の大量発生が予測されているそうなので、
天敵てんとう虫に住んで頂くべく、
虫小屋タワーを買って設置した。
まだ住虫がいないその翌日、
さっそくアブラムシ・コロニーをバラの蕾に発見。
なすりつぶして即殺、石鹸水スプレーもしておいて、
住虫のてんとう虫さんたちをアマゾンに発注。
入居予想は5月の初めだそうで・・・あ~ぁ、
まだ自然との戦いは続く・・・・。

22
仕事机の前のウィンドーボックス。
今年は近所のガーデンセンターで買ってくるわけにもいかず、
いつもプランツをNetオーダーしている
Crocusにオーダー。
この段階(2週間前)では、オーダー受け付けてくれたけれど、
現在は需要に対応できないため、
朝のオープン時から、一定量しか
その日のオーダーを受け付けないシステムになってしまった。
届いただけでもありがたい。

23
そんな状況下なので・・・、
オーダーしたのは左の、プランツセットなんだけれど、
すでに立派なパープルのペチュニアが咲き初めて
(本来ならペチュニアは白と黄色が入っているはず)
、どう見てもフューシャと思われる子がいて、
もしかすると右のパープル系のセットと間違われてる?
あるいは、適当にパープルX白系のプランツで
あるものぶち込んでみた・・・
なんではないかと想像する。
しかし、これまた、届いただけでもありがたいので、
そして元気いっぱいの子達なので、
問い合わせることすらなく、
あるがままの現状を受け入れることにした。

24
外部つながりで正面ポーチ。
これは昨年の8月後半に、
修復してもらったポーチを、
私が仕上げペイントしたところ。

25
それが一冬の雨で、
新しく置き換えてもらった木材が歪んできて、
隙間ができてきた。
このまま放置すると、ここから腐っていってしまう。
近頃暖かくて(日向は夏日)乾燥しているので、
補填とペイントのいいチャンス。
部屋や庭が一段落した先日、済ませてしまった。
その昔、芸大で漆工芸やってたのが、
ここで、こんなに役に立つとは・・・(笑)。

00
最後は、最近の庭の様子。
みんなしっかり育つんだよ。

さて、次回は部屋の改装の写真を、まとめられるといいな。




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ロックダウン中にフラット大改装。標本箱は、もうしばらくお休みのお知らせ。

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  • 2020-04-04 Sat 21:51:10
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コロナウィルス拡散防止の、ロンドン・ロックダウンも10日を過ぎて、ウチは配偶者氏ともども、すこぶる元気。
元気ありあまってテンション高くて、フラットの改装やら、庭のシェッド(納屋)のインストールやら、ありとあらゆることに手を出して、日々激務に勤しんでおります。
一時は、部屋が散らかりすぎて、PCにたどり着けない状態なこともあったのだけれど、なんとか落ち着きつつあるところ。
これらすべて、ロックダウン中もオンライン・ショッピングの配達を(若干遅れながらも)遂行してくれている、郵便屋さんやデリヴァリーの皆さんのおかげです・・・多謝~。
もうしばらく、改装作業に集中したいので、標本箱はもうしばらくお休み(ロックダウン!?)モード。いや、ウィルスにやられて倒れているわけではないよ・・・というお知らせのミニ標本箱です(笑)。


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庭の一番奥に物置小屋が建った。
その前にペイヴィング・ブリックを敷いた。
現在はただ並べているだけで、
セメント固定はしていない。
でもまぁ、安定している。

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まだ途中だけど、だいぶ形になってきた、私の新しい「巣」。
そう、配偶者氏と私は、
家庭内別居がお互いに快適すぎて、
旧寝室を配偶者氏の部屋に、
旧アトリエ/リヴィングルームを私の寝室に、
家庭内別居を定着させることに。
そこで、それぞれのベッドを用意したり、
部屋のレイアウト替えに至っております。
また、出来上がったら、この話も標本箱に詰め込みますよ。

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すっかり春らしくなって、
今日もすこぶるいいお天気のロンドン。
日本の皆さんも、よく手を洗って、ご自愛くださいね。






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標本箱ブログの将来

  • Posted by: Kotomicreations
  • 2020-01-22 Wed 13:00:37
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今回は、グラフィック無しで、お知らせというか、注意書きというか、この標本箱ブログの将来性の話です。


Flickr-shadow


2010年から10年近く、1000以上の記事をエントリーしてきた「Visual標本箱」のブログなのですが、もしかすると、万が一すると、消滅してしまうことになるかも・・・という覚悟の話

順番に話をすすめると・・・、自分が基本「ヴィジュアル系」の人間なので、画像情報が最も重要で、ブログもそういうわけで、画像が中心で、そこに追加の情報が乗っかる形。
最大画像を制限無しで盛り込むためには、ブログサーバーに画像は保存しなくて、フォトシェア・サイトFlickrフリッカー)に保存した画像を、HTMLコードで貼り込む方式をとってきた。
2010年当時は、Flickrは最大の世界規模フォトシェアサイトで、Yahoo!傘下でもあり、「信頼のブランド」と思っていたわけだ。
その肝心のFlickrの将来性がちょっと怪しい・・・

2005年以来Yahoo!傘下だったのだけれど、Yahoo!の衰退とともに、2017年にYahoo!ごとVerizon(べライゾン)に買収された後、2018年に、画像ホストのライバルだったSmugMugに買収される。
昨年の12月後半から、そのSmugMug社が、Flickrは損失が出ているので、今なら25%オフのプロアカウント更新をオファーしますよ・・・みたいなことになっていたらしい。
この経緯は、昨日Flickrからのメールで、プロアカウントの値上げと、今なら現在の価格で前倒し更新できますよ、の、メールが来て気づいたこと。
まぁ、ひとまず2年分前倒し更新しておいたのだけれど、「損失を出し続けるわけに行かない」的なことを、CEOが公式に書く・・・ってところからして、これは危ないかも・・・と、真剣に思った。

そして、万が一、Flickrが消滅した場合、このブログの画像は全部白無地になってしまうわけです
まぁ、ブログサーバーに画像を入れていたとしても、サーバーが消滅してしまえばオシマイだし、結局はイルージョンの上に成り立っているネット社会なわけですね(ま、諸行無常、すべてはそうなんだけど)。再確認。
真っ白画像のブログを晒しておく気になれないので、そうなった場合は非公開にしてしまう予定。

結論として、何が言いたいかというと、最後の段階まで標本箱ブログは細々続けていくのだけれど、もし、気に入った記事、これは残しておきたいと思った画像などなど・・・、ある方は、どんどん取っていってください(笑)
いつまでも、ここにある・・・と思うのは幻想です。手の届くところにあるうちに、確保しておくのがベスト。
記事全体はフルページのスクショ(いろいろなソフトややり方があると思うけれど・・・)で。
画像の場合、画像をクリックしてFlickrの元の画像ページに飛んで、画面背景の黒い部分の右下に出るダウンロードマーク(↓)をクリックして、サイズを選択したら、ダウンロードできますよ。
基本的に私の画像は、クリエィティブ・コモンで上げているので、個人使用は全く自由です。
もし、他のブログやサイトで再利用したい場合は、クリエイター名Kotomi YamamuraまたはKotomiCreationsを表記してもらうだけでOKです。
クリックできない画像は、諸事情でKotomiCreations/KotomiYamamuraに 全面的に著作権が帰属(フル・コピーライト)のものです。
記事や文章でも特に著作権は考えていません。自分の持つ知識は、共有されて自分に届いたものなので、それをもう一度発信すること、受け取られてそこからまた再発信されることは、フリーフロー(自由な流れ)でありたいので。自由に使ってください。


まぁ、何事もなく、Flickrが継続してくれれば、問題なし。
いまや、どちらかといえばInstagram(インスタグラム)に押されて、影の薄くなってしまったFlickrだけれど、これはこれで使用価値があるんですよね・・・。
しかし、どうなっても「しかたないわなぁ・・・」と何事に対しても、思える歳になってしまったことも確か(笑)。淡々と行けるところまで続けるのみ。
ではまた、次回からは2019年4月に滞在した、Antibe(アンティーブ)界隈のイメージを。












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あけましておめでとうございます

  • Posted by: Kotomicreations
  • 2020-01-02 Thu 21:49:26
  • 日記
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あけましておめでとうございます。

ついに、20's(20年代)に入ってしまいましたね。
新しい豊かで健やかな時代となりますように。
まずは、自らを整えて・・・です。
みなさまにも、素晴らしい年の、時代の、幕開けとなりますように。


私もついに今年で還暦 ‼ だからどうという実感も特にないし、昔でいうところの年齢環境(社会的・精神的・肉体的・・・な意味で)と、現代の年齢環境だと10~15年の格差があるような気がするので、気分的には45歳ぐらいの感覚かな。
そして、年齢は大いに社会的要因、つまり家族の役割(お父さん・お母さん・おじいちゃん・おばあちゃんといった)でもって形成されていく傾向があるので、家族を持たない(作らない)人は、社会年齢とは関係ないところで、自分本来のペースで歳をとって生きていく感あり。
なので、このまま、不良中年から不良老人になっていきたいものです。ペーターおじさんを見習って・・・ふふふ。
(いやしかし、不良でいるためには、健康管理とか、財テクとか、いろいろ秘めやかな精進があるわけですよ・・・笑)

ともあれ、とにかく早く、60+Oysterカード(60歳以上のグレーター・ロンドン在住者に支給される、ロンドン内の公共交通無料パス)が欲しくて、欲しくて、ただひたすら誕生日を待ちわびております^^。

では次回はまた、ベルギーからマイナーな博物館のイメージを。











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Venice images (ヴェニスのイメージ)-2-

  • Posted by: Kotomicreations
  • 2019-10-08 Tue 17:00:13
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ヴェニス旅行の後半で、4日目からのイメージ。


4日目は、せっかくボートの7日パスを買ったので、
どこか他の島にも行こうという話になって、
レースと、カラフルにペイントされた家々で知られている、
Burano(ブラノ)島に行って、帰りに時間があれば、
ガラスの島、Murano(ムラノ)にも寄ってみようかというプラン。
(結果的には、ブラノでのんびり過ごしたら、
ムラノに行く時間はまったくなかったのだけれど。)

IMG_20190927_113049-01
ブラノ島のカラフルな町並み。
ヴェニス島の北側にある、Fandamente Nove(ファンダメンテ・ノヴェ)で、
12番のボートに乗り換えて、約45分でブラノに着く。
途中、ムラノを経由して行くので、混雑している乗客の大半は、
ムラノ観光なんだろうと思っていたら、それは大間違い。
12番のボートの乗客の大半は、ブラノ行なのだった。

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なんでまた、この派手なペイントが始まったかというと、
ここは元々漁師の島だったので、
霧が出ても、島や家が判別しやすいから、
という理由で始まったものらしい。
現在ではそれが、「最もインスタ映えする島」という事になっていたとは・・・、
着いてから気がついた話。

IMG_20190927_154124-01
こういう橋の上やら、水路に面したコテージやら、
を背景に、小洒落た風に装った世界各地からの婦女子が(あ、男子も)、
セルフィーあり、友達に撮ってもらう、
フォトグラファー連れなんてのもありで、
いやまぁ、コスプレ撮影大会状態(笑)。

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そんなこと言ったら、私もインスタグラマーなんだけれど、
感性がオヤジなので、インテリアや建造物、そしてアンティーク
(時々自分の作品)という、物撮り専門で、
メインのフィードに自らが登場することはありえない。
ブラノに来た意味~(笑)。

IMG_20190927_123852-01
ま、それでも町並みは撮影できたし、
友人たちは、ここの名物レースやら、
ハンドメイドのガラス細工を
お土産にいろいろ入手できた。
ここのレース・ミュージアムにたどり着いたのだけれど、
そこに入る前に、ちょうどオープンしたところの
まだ空いているレストランで、今のうちにランチを。
これはシーフード・テイスターのスターター。
メインはシェフ・イチオシ、朝漁れシーバス。
すべて、火の通り加減が絶妙、
魚のジューシーさが凝縮されていて、とても美味しい。
一昨年、リスボンでもシーフードをいろいろ食べたけれど、
ヴェニス界隈の方がやっぱり洗練されている。

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レース・ミュージアムで、一番目に留まった、祭壇飾り。
ジーザス先生の一生が描かれている。
Bruges(ブルージュ)でも、レースが伝統産業なので、
色々目にしたけれど、ブルージュ・レースが、
ボビンレース主体の連続パターンのものが多かったのに対して、
ここではコットン糸を芯にした刺繍レースが主体、
なので、このような絵画的な描写表現に特化しているようだ。

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実演を見せてくれたおばあちゃま。
自然光のあふれる窓辺で、淡々と針を動かす手元を見ていると、
心地よい瞑想に引き込まれるような気分。

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帰り道は、この島のメインストリートをたどる。
これまたショッピングしたり、ジェラートを食べたり。
帰りのボート停が長蛇の列だったので、
びっくりしたけれど、12番ボートは以外に大きくて、
積み残されずに乗り込むことができた。
いやぁ、ブラノがこんなに観光激戦区だとは知らなかった。

*****

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5日目の朝は、Sちゃんが先日にもまして、魚料理にやる気満々。
この前は11時近くにマーケットに行って、
ちょっと残り物感漂う・・・だったので
(ちなみにマーケットは7:30~12:00)、
今日は9時過ぎにアパートを出て、
9時半にはお買い物真っ只中。
翌日・翌々日の日・月は、このマーケットはお休みなので、
それもあって、ちょっと余分目にお買い物を。

その後また、買ったものをアパートの冷蔵庫に詰め込んで、
今日はミュージアムから、ヴェニス北側へ散策。

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歩いてRialto(リアルト)橋を越える。
このあたりからもう、サン・マルコに向かう観光激戦区。
人混みに疲れる、我々おばさん達は、
なるべく早くにメインルートを離れ、
脇道を通って・・・、

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Palazzo Grimani(パラッツォ・グリマニ)ミュージアムへ。
不思議なことなんだけれど、
この観光激戦区のヴェニスなのに、
Palazzo Ducale(パラッツォ・デュカル)、Accademia(アカデミア)のような、
1-2の有名どころのミュージアムを除いたら、
後はけっこう空いている。
なので、なんだかぽっかりと異空間に放り込まれたような、
不思議と落ち着いた空間が広がっていて、
ヴェニスのミュージアムには独特の魅力がある。

IMG_20190928_121430-01
13-18世紀の美術コレクションを展示するミュージアムなのだけれど、
私が一番見たかったのがここ、ネオクラシカルの部屋。
Sir John Soane's Museum(ジョン・ソーン・ミュージアム)に匹敵する・・・
というか、サー・ジョン・ソーンはヴェニスでこの部屋を見てきて、
で、それを自宅に再現したんだろう?と、疑いたくもなる。

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これこれ・・・、この天井空間に浮かぶ、
ゼウスとガニュメドの彫刻、
これ、私にとっては最高のインスタ映えなんだけど・・・(笑)。
昨年は、こことご近所のPalazzo Malipiero(パラッツォ・マリピエロ)を
勘違いして入って、この部屋がなかったなぁと不思議に思って、
後で調べたら、別のミュージアムだったという・・・(笑)。

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ミュージアムの後は、魚市場界隈の
美味しいベーカリーで買ってきたサンドイッチを
Santa Maria Formosa(サンタ・マリア・フォルモサ)のベンチで食べていたら、
横に座っていた女の子に、「それはどこで買ったの?」と尋ねられる。
「魚市場の近くだけど・・・ここからだと遠いよね。」
そう、この界隈は観光激戦区に近いので、
あんまり美味しいベーカリーとか見当たらないのだった。
買ってきてよかった^^。
そしてまた、一段とディープで古い街並みを撮ったりしながら北へ向かう。

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ルートの途中に組み込んでおいた、
古本屋Libreria Acqua Alta(リベリア・アクア・アルタ)。
これまた、強力なインスタ映え名所
このカナル際の椅子に座って、みんな写真を撮るものだから、
この場所が空くのを、10分ぐらい待ってたよ(笑)。

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次に向かったのは、Danaさんがサーチして見つけていた、
マーブルペーパーのお店、Arzanart Marbled Paper Studio
(アザナルト・マーブル・ペーパー・スタジオ)

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ここではマーブル・ペーパー制作の実演も見ることができた。
予約制のワークショップもあるそうなので、
次回ヴェニスに来て時間があったら、
好きなタイプ/色味のマーブルペーパーを
自分で作ってみたいなぁ。

Basilica dei Santi Giovanni e Paolo

紙ショッピングの後は、Basilica dei Santi Giovanni e Paolo
(ジョバンニ・エ・パオロ・バシリカ。写真は去年のもの)を見て、

Rosa Salva, Venice
これも去年の写真だけど、その前のレトロなカフェ
Rosa Salva(ローザ・サルヴァ)でお茶を。
この日はいいお天気だったので、前の広場の席でまったり。

さて、ここでまだ開いてるかな・・・と若干疑わしかったけれど、
ヴェニスの究極の教会、I Gesuiti(ジェスイット教会)に行ってみる。

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行ってみたら開いていた(夏は6時まで開いている)。
この、ヴェネチアン・ブロケードを、
大理石インレイで作り上げてしまう執念(笑)。

Chiesa dei Gesuiti, Venice
ここもPおじさんイチオシの教会。

この後は、その近くのF.Nove(ファンダメンテ・ノヴェ)のボート停から、
5.1番ボートで帰る。
夜は、Sちゃん作シーフード盛り合わせを堪能する。

*****

翌日5日目は日曜日。
サンマルコ寺院にまだ行っていないけれど、
観光激戦地に日曜に行くってのもなぁ~とちょっと引き気味で、
でもまぁ、まずはその対岸のSanta Maria della Salute
(サンタマリア・デラ・サルーテ)通称サルーテに向かうことにした。

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ボートでグランカナルを行き来していると、
一番目につくのが、このカナルに面したサルーテ。
英語読みサルートだと「敬礼」の意味だし、
なんとなくフランスの偉人認定された人たちの収められる、
パリPanthéon(パンテオン)にどことなく似た構造なので、
ここもてっきり、認定偉人達を祀る教会だと勝手に思っていた。
そうしたら、正式にはChiesa di Santa Maria della Salute
(聖母祝福教会)という意味のようで、
イタリア語的にはSaluteは「祝福/加護」の意味合いがあるようだ。

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中に入るとちょうど日曜ミサの真っ只中。
「礼拝者のみ」のエリアには入らなかったけれど、
エリアの外のシートに座って、
パイプオルガンと賛美歌のおすそ分けにあずかる。
カトリックの賛美歌はマイナーチューンが多くて、
自分の耳にもとても心地よい。
その後、外に出たら、ちょうど礼拝終了の鐘が、
晴れやかな空に鳴り響いていて、
これもまた感動的なものだった。

いやもう、今日はもうこれで充分です(笑)。

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サルーテから、ファンダメンテ(カナル沿いの道)を散策して、
対岸のサン・マルコ側を見ると、人混みでウジャウジャ。
一同、渡る意欲完全になくして、この界隈を散策しつつ、
点在するギャラリーやクラフト・ショップを見て回る。

その後通りがかりの、見た目がよくて、お値段もお手頃なビストロ/ホテルに
ランチに入ってみたものの、味はイマイチで
(全ベニス的には、スタンダードなのかもしれないけれど)、
滞在していたサンポロ・エリアのビストロのレベルの高さに、
改めて、気づいたのだった。

アカデミア界隈は、これまた人混みなので、少し外して、

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ゴンドラ/ボートヤードの見えるオステリア(バーと軽食の店)に行ってみたら、
これまたセルフィーの嵐で、いたたまれず(笑)、
幸いお天気がよかったので、Giudecca Canal(ジュデッカ・カナル)に沿った、
ファンダメンテをぶらぶら歩く。
対岸のジュデッカ島はそんなに混んでないだろうとかいいつつ、
「で?何しに?渡る意味(笑)」となって却下。そのまま、ぶらついて、
San Basilio(サン・バジリオ)のボート停から、ボートで帰る。

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アパートの近くの広場のバーでしばしまったり。
昨日いろいろ詰め込んだので、
翌日は「ヌケ日」が必要なおばさん達です。

*****

ヌケ日の次の6日目は、最初からプランされた「リラックスの日」。
月曜だし、どうせミュージアムも開いてはいない。
滞在最後の丸一日は、旅の疲れを癒やすのに充てようと、
Lido(リド)島でのんびり過ごすことに決めていた。

最寄りのボート停San Stae(サン・スタエ)から、
10分に1本の1番ボートに乗って、その終点がLido.S.M.E
(リド、サンタ・マリア・エリザベッタ)。
グランカナルを抜けて、一時間弱のボート・トリップ。

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リドに着いて驚いたこと、「車走ってるやん・・・。」
そう、ヴェニスは鉄道駅の一角までしか車は入れず、
(そもそも、車の走れる道はなく)、自転車も無理。
リドには貸し自転車屋もあって、普通のイタリアの地方の町の感じ。

まずは、歩いて10-15分程度のビーチに向かう。
リドって、私の脳内イメージは「Death in Venice(ヴェニスに死す)」、
Death-in-Venice
なんだけども・・・、今どき、
そしてこの夏日、そんなわけないやん、

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ハワイアンが聞こえてきそうな、この脳天気ぶり(笑)。

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でも、ビーチは楽し。

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ビーチ激写ちうのDanaさんと私は、Sちゃんが撮ってくれた。

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無料のお土産、貝殻拾いの成果。
これはまた何かの作品に使う、かも。

この後、ビーチのカフェでパスタを食べて(特に美味しいわけではない)、
次に予約している用件がある。

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このレトロ豪華なホテル、Ausonia Hungaria(アストニア・ハンガリア)の、

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4月に新改装オープンしたスパ、Lanna Gaia(ラナ・ガイア)に行くという、
おばさん達の本領発揮。
マッサージやトリートメントは100ユーロぐらいからだけれど、
スパの2時間利用だと一人30ユーロ。
12時から、2時間単位でブッキングできて、
(写真はないけど)中には、サウナ2室、スチーム室、
ジャクージ、アロマ・シャワー、フットマッサージ、
岩塩壁のリラクゼーション室など、充実している。

ここのサイトがまだいわゆる国際セキュリティ・スタンダードを、
まだ満たしていないためか、ブラウザにブロックされて、
上手く見れないことがあるみたいだけれど
(イタリアは全体にNetで出遅れている)、
スパの内容はちゃんとしたもの。
info@lannagaia.comにメールで問い合わせて、ブッキングした。
(水着を持参で、タオル・スリッパは料金に含まれている。)

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スパの後は、ホテルのテラスで、お茶休憩。
その後、またボートでアパートに一度戻ってから、
ヴェニス最後の晩餐へ。

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最初考えていた店は、深夜まで全席予約満席!!
なので、とっさに途中のピザ屋のGoogleレヴューをチェックしたら、
評判が良かったので、入ってみた。
魚市場界隈のピザ屋を侮ってはならない。
シーフードもピザも見事に美味しい!!
サンポロ界隈最高!!
ゴキゲンな最後の夜となった。

*****

前の夜にほぼ荷物を詰め終えて、
最終日は化粧品を詰める程度で、
10時にはアパートをチェックアウト。
5時半のエアラインなので、2時に空港に向かうことにして、
アパートに荷物を預けて、最後の散策へ。

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かわいいアーティストのお姉さんが経営している、
紙ものの雑貨ショップPaper Owl(ペーパー・アウル)で、ショッピング。
これでもう、お買い物は打ち止め・・・と思っていたら、

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通りの上に覗いていた、秀麗な
Basilica dei Frari(ファライ・バシリカ)の
ファサードに引き寄せられて来てみたら、
前回紙をたくさん買って帰ったLegatoria Polliero(レガトリア・ポリエロ)が、
目の前にあるので、やっぱり吸い込まれる。

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やっぱりここの紙が一番好きかも・・・やられた。


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荷物を引き上げにアパートに戻る途中、
通りかかった伝統的レリーフと修復のお店。
幸か不幸か、ランチで店はしまっていて、
私達の時間も押しているので、待っていられない。
「もう買い物はこれぐらいにしとけ、また次回に」ということ。
写真だけ撮って、場所をGマップにマークして、アパートへ。

アパートからは最寄りのサン・スタエ・ボート停まで、
スーツケースを転がして、小さい橋を3つ越える。
空港ボートのアリアグナは、ほぼ時間通り来て、
フライトも時間通り。
ロンドンに戻ってきたら、ロンドンは大雨。
私達の滞在中、ヴェニスは夏日晴天だったけれど、
ロンドンはずっと雨だったのだそう。

今回は、SちゃんやDanaさん、楽しい旅の仲間のおかげで、
充実した、でもリラックスできたホリデー、ぜひまた行こうね☆






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Venice images (ヴェニスのイメージ)-1-

  • Posted by: Kotomicreations
  • 2019-10-05 Sat 19:08:42
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ヴェニスから戻ってきました。あっという間の一週間。
去年は配偶者氏と出かけたホリデーだけれど、今年は女の子友達(といっても、オバサン3人)の賑やかなホリデー。
当初の天気予想では、一週間の滞在中ずっと雨だったので、覚悟してレインジャケットを着て、薄手のダウンまで持っていったら、これが見事に外れて、雨に一度も合わないほとんど夏日。今までのホリデーの中で一番面白かったんじゃないかな。
まだまだ写真はプロセスできそうにないので(一年前のベルギー滞在のプロセスがまだ済んでない・・・汗)、まずは、モバイルの写真でイメージ速報を。


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泊まっていたホリデー・アパートはこんなところで、
古い建物の中だけれど、快適な部屋。
私の寝ていた、この上階は天井の梁が低いので、
最初の夜ベッドから寝ぼけて立ち上がって、
アパート中に轟くほど梁で頭を打ったけれど、
その後は学習して、問題なし。

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下階のSちゃんのベッドルームからの眺め。
ここも、周りの建物も全部18世紀以前のもの。
今回滞在したのは、Santa Crose(サンタ・クロス)と呼ばれる地区と、
San Polo(サン・ポロ)と呼ばれる地区のちょうどボーダーあたり。
ボート停San Stae(サン・スタエ)から歩いて5分ぐらいのところ。
空港からも、街の中心に出るのにも便利な地区。

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この地区に滞在してよかったのは、
まず、最大の魚・野菜市場Mercato di Rialto(メルカト・ディ・リアルト)が近い。
そうすると、魚貝料理が専門のレストランやTrattoria(トラットリア=ビストロ)が、
この界隈にかたまっているということ。
歩いて10分以内のエリアに、食べきれないほどのお店。
これは初日の夜、エアラインが遅れて、
着いたらもう夕方、アパートに落ち着いた後で、
事前に見つけていた魚貝料理レストランで食べた、
シ-フード盛り合わせ。
新鮮で、火の通り具合も完璧、とにかく美味しい。

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翌朝はまずその魚市場へ。
私は料理がまるでだめ、
旅の相棒Danaさんは、私より随分マシだけれど、
食材を見繕って、即興で何品もメニューを考える・・・とはいかない。
ところが今回はもうひとり、主婦業のプロ、Sちゃんがいるので、
彼女が食に関しては「お母さん」役。
新鮮な魚貝を品定めして、メニューを考えながらのお買い物は、
さすがプロのお母さん。

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野菜・果物や、

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他の食材、お土産を含めたお菓子も、
この界隈で全て揃う。
その後荷物を置きに一度アパートに帰って、
午後はミュージアムへ。

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ペーターおじさんイチオシのミュージアム、
Palazzo Fortuny(パラッツォ・フォーテュニー)へ。
ここは19世紀末の画家・ステージデザイナー・ファッションデザイナーだった、
Mariano Fortunyの作品とコレクションを収蔵したミュージアム。
滞在していた北アフリカの影響を強くうけた収蔵物。
というか・・・私には、
ビザンティンのエッセンスのように感じられるのだけれど。

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去年の4月に滞在した時は、改装閉館中で、
滞在が後一週間遅かったら、開館していたのに・・・、
という、ニアミスで、今回はそのリヴェンジ。

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いやもう、初日からヴェニスの最も濃厚なミュージアムを、
堪能できてしまった。

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その後はサンマルコ広場で、バジリカを外から見物。
この時はもう夕方でしまっていた。
中も入るつもりだったけれど、
その後この観光激戦区の混雑に辟易してしまい、
結果、中は見れずじまい。
私は去年見たからいいんだけれどね。

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その後は広場に面した、実はここも観光名所の、
Caffè Florian(カフェ・フロリアン)へ。
夏日なので、みんな外のテラスに席をとっていて、
中は意外と空いていて、ラッキー。

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その後は、ボートで最寄りのSan Staeまで戻る。
ボートは空港で7日間チケットを60ユーロで買ったので、乗り放題。
ちなみに一回乗りで、7.5ユーロ。
この後、ヴェニス外の島にも出かけて、数えてみたら11回乗っているので、
充分もとは取れている^^。

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黄昏のRialto(リアルト)橋。

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晩御飯は、Sちゃん作の新鮮なアサリのボンゴレ。
レストラン並みに美味しい!!

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初日の内容が濃すぎたので、
翌日はちょっとのんびりで、ご近所探索。
まずはヴェニス名物、カーニヴァルマスクのお店。
伝統的なパピエマシェの製法を守っている、
Peter Pan Masks(ピーターパン・マスクス)へ。
彼女を含めた生粋のベネチアッ子3姉妹で制作・販売している。
ここで、Sちゃんも私もマスクを買う。

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魔女やん(笑)。

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Danaさんがハマったお買い物は、文房具と紙。
ここは小さい店だったけれど、
いくつか支店のあるチェーンストアだった。

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無限にフォトジェニックなヴェニスだけれど、
アパートの近くのステキな一角。

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ランチはストリート・フードのAcqua e Maisで
テイクアウェイして、最寄りの誰もいないボートのピアに座り込んで、
グランカナルに行き交う船を眺めながら。
天気がいいので、気分最高。

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ヴェニスの下町をノシノシ歩く私とDanaさん。
後ろのSちゃんに撮られてた。

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3時頃にアパートに戻って、DanaさんとSちゃんは休憩。
私は歩いて5分のMuseo di Palazzo Mocenigo(モチェニーゴ・ミュージアム)へ。
17世紀のお屋敷ミュージアムで、
香水メーカーの一族の屋敷だったので、
香水に関する展示が多い。

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後は、コスチュームの部屋とか。

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インテリアは、家具があまり残されていなくて、
いまひとつ感が漂う・・・。
ま、フォーテュニー見ちゃった後だからね・・・。

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その後は、また別のトラットリアへ。
ここも、事前に見つけておいたところで、
初日のトラットリアよりは、お安い目。
それでも魚貝盛り合わせは美味しくて、
アルフレスコな雰囲気がよくて、
私達が帰る頃には席待ちの人が並んでいた。

あー、とても標本箱1回のエントリーには収まらないので、
4日目からの様子は、次回に続きますよ^^。






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Le Chateau social life 2019 (ル・シャトー 2019 社交編)

  • Posted by: Kotomicreations
  • 2019-08-25 Sun 23:08:27
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ロンドンは、再び30度越しの夏日が復活。
8月最後の祭日月曜日(Summer Bank Holiday)があるので、3連休の週末、みんなどこかに(たぶん海?)でかけていて、ジムも近所のスーパーもどことなく空いている。
私の方は、ル・シャトーから帰ってきても、前回も書いていたように、家やら庭のメンテに奔走中。ついでに写真載せてしまうよ全く・・・。


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ペイントの完成した共同玄関ポーチのBefore-After。
ポーチを塗り替えようとしたら、下の木材ほとんど腐ってました(泣)。
大工さんが新しい材木を継ぎ足して修復。(下の横木が腐りにくいように、少しデザインも変えた。)
私のホリデー滞在中の工事だったので、下地ペイントだけ塗っといてもらって、雨を防いで、帰ってきて、天候が安定したので即上塗装を入れた。
木地の修復と下地ペイントだけなので、£600で請け負ってもらった。
上塗り塗料代は下のフラットが、私は労働力(特殊技能と呼んでもらおうか・・・笑)を提供。
近頃は、水性の耐天候性に優れたペイントがあって、とても塗りやすいし、乾くのも速くて、仕事がはかどった。
今日最後の、塗り残しやら、床のタイル目地の穴を埋めて、最終的に完成。
これで、最低10年は持ってもらいたいものだわ。

Garden waste clearance

Garden waste clearance

近所から苦情が出て、庭の伐採に取り掛かった結果、莫大な量の切りがらが出た。
太い枝が混じっているので、自治体も処理を受け付けてくれないことが判明。
これ、ル・シャトーなら、3回ぐらいの焚き火で、難なく燃やしてしまえるのだけれど、(これの倍位燃やしたぞ、私ら。)田舎で4へクタールの敷地に住んでいるわけではないので、(そして、下の住人が喘息持ち・・・)手っ取り早く、回収業者に処理してもらった。
それでも一度ではトラックに乗り切らず、2回(2日)に分けての回収で、£300。
このあとまだ9月に、プロの伐採業者が入って、10m越しの木を2本、剪定してもらう予定になっている。


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この隣のフェンスに沿って、地面に敷いたのがバーク・マルチング。
本来は木の皮なんだけれども、予算があるので、贅沢はいっておられず安いのを買ったら、粉砕した材木やら、もちろんバークもだけれど、とにかく色々混ざってて、でも消毒されているので、有害な菌や雑草の種などは入っていない・・・という程度のもの。
これをフェンス沿いに敷いて、雑草やアイビーが「出てきにくい」ようにする。それでも出てくるので、それはむしる。
こうしておけば、隣のフェンスをアイビーで痛めて、弁償させられそうになることもあるまいと・・・。
ウチの庭は長い長いので、結果的に700リッターのバークを、今の所敷いた。あと約300リッターは、伐採業者が入るのを待って、その後片付いたら、その伐採した木の近くのフェンス沿いにも敷く予定。

このなんにも生えてない(暗すぎて何も育たなかった)一帯は、これから耕して土質を改良して、半日陰だけれどボーダーガーデンにする予定。
あーぁまだまだ、時間と労力と、そして、お金がかかるんだなー。と、言いつつも、ちょっとガーデン・デザインに興味がわきつつある今日このごろ(笑)。



閑話休題で、ル・シャトー話へ。今回は「社交編」で、お呼ばれしたり、ル・シャトー・パーティーの時の様子を。



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デコレーターのアランさん邸に、ランチに呼ばれた時の話は、
7月29日のエントリーに書いてしまったので、ここでは割愛して、
その時に一緒だった、ティエリー氏のコテージに、
お茶に呼ばれた時の様子から。


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昨年パリの仕事をリタイアして、
夏の家だったノルマンディーのコテージに、
本格的に引っ越してきたティエリー氏は、
コテージを大改装中。

IMG_20190804_171215
屋根裏がちゃんと部屋になっていたり、
コテージの方の進捗も色々あるのだけれど、
庭がすっかり変わってしまった。
以前はウチと同じぐらい鬱蒼とした林状態だったのが、
キレイサッパリ伐採されて、明るく広々している。
その上池まで導入。

IMG_20190804_171403
中には金魚が何匹もいて、グレイのはペーター、
赤と黒の派手なのがKotomiで、Danaさんのは、
「いたけど死んじゃった。」だそうで、ひどい~(笑)。
じゃぁ、というので、「赤に白いフリルの子が私。」って勝手に決めてたけれど、
「その子は男の子だよ。」って(笑)。
しかし、金魚のオスメスって、どうやって見分けるんだろうかねぇ~?

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「あれが、ペーターな。」「う~む。」

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それでも、まだまだアイビーを茂らせとるねぇ。

IMG_20190804_170931-01
前の畑のコーンが、異様に背が高くなっていて、
「ワシより高い。」と思わず畑に入るPおじさん。



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Town House
のオーナー、フィオナさんのノルマンディーのお宅に、ランチにお呼ばれした。

IMG_20190807_134755-01
ポークのローストが美味しすぎ。
自家製チャツネもとてもよくあっている。
フィオナさんのお宅に呼ばれると、決まってイギリス式の、
ローストをごちそうになる。
イギリス式というのは、シンプルなローストに、
グレービーソース+チャツネ/フルーツソースという組み合わせ。
自分で好きなように味を調節して食べるのが、イギリス式。
フランス式はクリームソース系が多くて、
出てきた段階ですでに味付けは完成されている。
塩コショウを足す程度にしか、「自由」の余地はない。
管理平等社会と自由個人主義の違いが、
料理にも現れているようで、実に面白い。
私はもちろん、勝手な味付けの、自由個人主義ですが(笑)。

IMG_20190807_134200
その、チャツネとフルーツソースの入っている、
アンティークの青絵器。

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食後は庭を案内してもらった。
桃がいくつか見事な実をつけていた。
ノルマンディーの夏の果物といえば、メインが桃。
一方イギリスの夏は苺を始めとした、ベリー類。
苺が大好物なのだけれど、ノルマンディーでは
美味しいのにあたったためしがない。
こんなに気候が似ているのに、不思議ー。
それとも、消費者のテイストなのかな。

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この横にある納屋は、ダンナ様のクリフさんの実験室。
というのは、リタイア後の趣味のサイダー作りのための部屋。
今年もまた、見学させてもらった。



その次にお呼ばれしたのが、
建築家フレッドと、ヴァンサンのシャトー。
といっても、今の所ほとんど廃墟。

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16世紀のシャトーは、本来はコの字型をしていて、
その中央部分はもう残されておらず、
両側の張り出し部分が残っている。

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そして、オリジナルのお堀に囲まれている。

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隣に農場が併設されているのだけれど、
これがまた見事な廃墟っぷり。

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プレソワ(りんご絞り用の納屋)だったところ。
りんご絞り機の残骸が壁際に残されている。

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なにしろリスティド(歴史的重要建造物指定)されているので、
例えば、このゲートに連なる並木道を整備するだけでも、
重要建造物保存協会の認可を得なければならない。
だからといって、資本を援助してくれるわけではなくて、
それこそ時間とお金がかかることこの上ない。
「一生かけてのプロジェクト、猫みたいに九生かかりかねない・・・。」
とフレッドは笑っているけれど、
シャトーに取り憑かれたといってもいいくらい。
親しいティエリー氏も、Pおじさんも、
「これはたいへんなことやぞ。」としか感想が出ないという状態。

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シャトー側も、このシャトーが売りに出る前に、
最後に住んでいた管理人のおばあさんの暮らしていた、
2室だけが部屋の状態をとどめているのだそうで、
それでも電気がまだ通っていない。
そのとなり側の階段を上がる。

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その上のかろうじて修復された応接室が、
今夜のために準備されていた。

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フレッド氏とPおじさん。

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日が落ちると、キャンドルを灯す。
考えてみたら、18世紀はまさしくこんな様子だったわけで、
もっとも18世紀に忠実な環境ということになる。

ここはぜひまた来夏も呼んでいただきたい。
そして、毎年何がどう進展していくのか、
ぜひ見ていきたいものだ。



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一方、ル・シャトー夏恒例のパーティーが準備中。

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今年は私達は庭仕事、
パーティーの準備は、Pおじさん一人で、
ゆっくり時間をかけて準備していた。

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エキジビションルームもセッティングができていた。
昨年までフレアのデリに、
大半の料理をオーダーしていたのだけれど、
去年は来る人が予定より減って、料理が大量に余り、
猛暑ですぐに腐らせてしまって、
たくさん捨てざるを得なかった・・・ということがあって、
今年は、基本みんなで持ち寄り。
メインディッシュだけを、
別の村のおじさんお気に入りの肉屋に発注して、
サラダやケーキはおじさんが作っていた。
(ロンドンのトレンド最先端、
オトレンギのレシピブックからサラダを作る!!)

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じゃぁ、私達も例年以上に、
寿司作りに力を入れてみようではないか、
というので、寿司のり20枚をロンドンから持ち込む。
スシノコはDanaさんが日本から買ってきて、
米と具はフレアのスーパーで調達。
前夜に材料はすべてカットしておいて、
当日朝から、寿司工場業務開始。

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中身はハムだったり、チーズだったり、カニカマだったり、
かなり邪道なんだけれど、とにかく太巻きをガンガン巻く。

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できました。
手前はベジタリアン/ヴィーガン巻、奥が普通巻、
トータル120個以上の出来上がり。

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自分たちで作っておいて、自画絶賛に美味しかった。
わずか20個程度残っただけで、ゲストにも大好評。

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ここでやっと 盗んできた 借りている麦わらロールが活躍。

で、この段階で、隣の畑からは、
すべての麦わらロールが回収されてしまっていて、
今更返却するわけにもいかなくなり、
人目につかないテニス用バーンの前に
転がしておく・・・という結果に(笑)。
盗んでんねやん。
いや、来年の麦わらロールに紛れ込ませて、返却予定なのかな。

次回は、ル・シャトーだよりの最終回で、
私達のなんていうことなない、滞在の日常のイメージを。



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今年もまた、バッグ作家の石丸思さんの作品展に、
Kotomiジュエリー日本代理店のべべズアンティーク・
小関由美
さん経由で、参加させていただきます。

石丸 思 バッグ展Ⅴ
〜 新しい時代/Kotomi ジュエリーと共に 〜

9月11日(水)〜15(日) 12時〜18時
(最終日16日は16時まで)

ぎおん石 銀座店
〒104-0061 中央区銀座5丁目6-5 すずらん通り


Kotomiジュエリーを、実際に手にとって、
身につけてみていただける機会です。
お時間あれば、ぜひ御覧くださいね。




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Driving to Granville (グランヴィルへドライヴ)

  • Posted by: Kotomicreations
  • 2019-08-19 Mon 09:00:00
  • 日記
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ノルマンディーのル・シャトー滞在日記の続きで、今回は港町Granville (グランヴィル)の町の話を。
Pおじさんの友人で、ドライヴ好き、観光案内好きのティエリー氏には、今までも泊りがけも含めて、色々とドライブに連れて行ってもらった。今回もどこかに行こうという話になった。
いつでもパリから鉄道できて、Flers(フレア)の駅で、Pおじさんにピックアップしてもらうのだけれど、その時の列車の終点が、港町グランヴィル。一度行ってみたいと思っていたけれど、2-3時間に一本の便の鉄道は、不便すぎてわざわざ行く気になれなかった。車でも2時間程度かかるそうだけれど、そこはドライヴ好き、そして海が大好きなティエリー氏、ゴキゲンで私達を乗せていってくれることになった。


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イメージは滞在の相棒、Danaさんのインスタ・ヴィデオの借り物で、
ティエリー氏、新車で到着シーン。
いままでずーっと(8年以上)、ヴィンテージと呼んでもいいぐらいの、
(壊れて)窓の開かない、2シーターのゴルフに執着していた氏、
昨年から本格的にノルマンディーに引っ越したのを機に
(以前は夏の別宅で、普段はパリ在住だった)、
4シーターの真っ赤な車にグレードアップ。
これでもう、3シーターのPおじさんのヴァンを、
借り出して行かなくてよくなったのだった。

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朝のノルマンディー風景を横目に、西へ、西へ。

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途中小さな町をいくつか通り抜けて、

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Saint-Sever-Calvadosの町で、トイレ休憩と、
朝のおやつパンを買って食べる。
トイレの前に、Presbytèreと呼ばれる教会があるので、ちょっと拝見。

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14-15世紀の部分の残る教会。
柱の上の水平の段上になったデザインがユニーク。

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石彫聖母子像の断片は、いかにも中世。

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教会を出て、またドライヴをつづけるも・・・、

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一同ブロカン好きなので、サインを見ると即停車。

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幸か不幸か、ここにも・・・、

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ここにも・・・、

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一同の購買欲をそそる物はナシ。

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グランヴィルの町に入る前に、南に2kmほど下った
Saint-Pair-sur-Merの海岸で、まずはピクニックをすることにした。

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大型スーパーの、E.Leclercを見つけて、一時停車。
こういうスーパーの、お惣菜コーナーのレベルが、
イギリスに比べると、
格段高いのがフランスのいいところ。

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海岸線に到着。

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遠浅引き潮なので、水際は何百メーターも先。
入り江を挟んで、対岸に見えるのがグランヴィルの町。

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岩場の上で、なんとか3人座れるところを見つけて、ランチタイム。

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さっきスーパーのお惣菜で買ってきたのは、
ハムとパテとパスタサラダ。
外で食べると、やっぱり美味しい^^。

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しばらく海岸でまったりしてから、おもむろに
グランヴィルに到着。
これは丘の上から一望するグランヴィルの町。
実際には、まず港に近いエリアに車を停め・・・、

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真っ先に乱入したのが、
ティエリー氏おすすめの、このアイスクリーム屋さん
美味しすぎて、また帰りにも寄って食べるという暴挙(笑)。
トータル4スクープ。
このカロリーをどうしてくれようか・・・。

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高台の上に旧市街がある。
このスレートばりの塔のある建物は、港の監視塔。

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その向かいにある教会、Eglise Notre Dame du Cap Lihou

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中には、船舶のシグナル旗が飾られていて、いかにも港町。

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教会を出ると、その先には半島の反対側の海が覗いている。

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その後は、ぶらぶら旧市街を散策。

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18世紀の町並みが残っていて、趣きがある。

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目の前に海を望む、かわいい町家。

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海もだけれど、ティエリー氏の一番のパッションはシャトー。
城を見ずに、ドライヴを終えられると思うな・・・なので、
再び出発。

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目的地は、20km北上したChâteau de Gratot
起源を13世紀に遡る、本格的な「城」。
もう夕方だったけれど、
7時まで開いているので、充分間に合った。

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本格的すぎて、ここはもはや廃墟・・・、
だったところが修復されている。

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堀の外側からの、ロマンティックな眺め。
堀に突き出した角の部分は、
18世紀様式の部屋として修復されていて、

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公開もされている。
ここに住める、住みたい・・・などと一同お気に入り。

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その向かいにあたる建物の上階も、修復されていて、
そこはこの時は絵画のエキジビションとして使われていた。

この後は、以前のように日暮れまで・・・いや、
日付が変わるまでドライヴにつきあわされる・・・ということもなく、
まだ明るい9時前には、ル・シャトーに無事帰還したのでした。
ティエリー氏もまるくなったなぁ(笑)。
いやいや、お世話になりました、どうもありがとう^^。

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今年もまた、バッグ作家の石丸思さんの作品展に、
Kotomiジュエリー日本代理店のべべズアンティーク・
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さん経由で、参加させていただきます。

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9月11日(水)〜15(日) 12時〜18時
(最終日16日は16時まで)

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Staying le Chateau 2019 (ル・シャトー滞在中 2019)-3- 農業編

  • Posted by: Kotomicreations
  • 2019-08-06 Tue 07:41:55
  • 日記
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ノルマンディー、ル・シャトーのアネックスより、ホリデー・レポート復活です^^。
この前書いていたように、レンタルWifiのスピードが、今年も激ダウンしてしまって、ほとんどNetに繋がらない状態になっていたのだけれど、今年のWifi借主のDanaさんが、Wifi会社に問い合わせてくれて、先方で調整してもらったら、スピードアップ・・・したと思ったら、また落ちて、また問い合わせて・・・を繰り返している間に、ホリデー先でログインしようとしているせいか、標本箱のメインの方のFC2に(FC2版と、モバイルで見ても醜くないBlogger版の2つ同じ内容のものを、コピペで作っている)、ログインできなくなって、アカウントをフリーズされてしまい・・・、それをまた問い合わせて、解凍してもらって、今日ようやく管理ページにたどり着いた次第。はぁ、やれやれ・・・ホリデー先で何やってんだか・・・。
しかし、ホリデーというか、我々の場合、これはもはや「ワーホリ」、今年もPおじさんの庭仕事などなどを連日お手伝いしております。

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スーパーでガーデナー・エプロンと、自分専用の
園芸ばさみを買ってきて、装備万全、ホリデー・ガーデナーの出動。


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まずは庭仕事第一弾。
前々回の最後に、ジムとして使えるように、床を掃除したプレソワ・バーン。
その北側の壁にはびこるアイビーの除去。
上がBeforeで、下がAfter。
途中貼られているスレートと壁の間をつたって、
伸びている先は取り除けなかったけれど、
下の茎を切ってしまったら、その先は自然と枯れていって、
いつか風化してしまうので、なすがまま置いておく。

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ルシャトーの4ヘクタールの敷地内からは、
木の切ガラが連日出る。
コンポスト作りきれない、薪にも使いきれない量なので、
それを集めてきてはどんどん燃やす。

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切ガラ集めするおじさんのお手伝い。

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ウィール・バロウがガーデンチェアのおじさん。

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なんだか結構腹筋要りそうだけど・・・(笑)。

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Danaさん撮影の、くつろいでいるおじさんを火にくべようとする悪い小人さん。
(おじさんが全然重くて、持ち上がりませんでしたとさ。)


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私が切ガラ集めと焚火の見張り番をしている間に、
おじさんとDanaさんは、枯れたアイビーに覆われた、
その昔のレンガ壁の発掘作業開始。
最初興味本位で、これぐらい発掘してみたPおじさん、
そのままハマってしまってその結果、数日後には・・・、

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廃墟風のレンガ壁が全面的に出現。
やはりホリデーで例年滞在する、オランダの友人に、
ちょっとだけ修理してもらって、
廃墟壁をあらたなガーデン・フィーチャーにするつもり。


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この日の訪問者は、Pおじさんというより、
おじさんの庭のリンゴ達に用事。
アブロヴィル・アップル・サイダー製造元のクリフさんが、
Pおじさんの庭の今年のリンゴ達の様子を見に来た。

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というと、ビジネスっぽいけれど、
実はクリフさんのアップルサイダー作りは、
本業の弁護士さんをリタイアした後の趣味・・・、
とはいうものの、どんどん凝っていってしまって、
Tシャツから・・・、

IMG_20190806_151721_094 (2)
サイダーのレーベルまで、
ブランド・コンセプトが貫かれて・・・しまった次第。
Kotomiジュエリーを以前扱ってもらっていた、
London, Spitalfields, Town House (タウンハウス)のオーナー、
フィオナさんのダンナさまでもある。

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手にしたメモには、ルシャトーのリンゴの木分布図。
リンゴの木には、食用リンゴ、料理用(お菓子用)リンゴと、
サイダー用のリンゴの3種類がある。
食用リンゴは甘味と酸味があって、
料理用リンゴは酸味(そこに砂糖を足してお菓子に使う)があるので、
サイダー用にはすっぱすぎる。
で、サイダー用アップルには渋みがあって、
それがサイダーになった時の「コク」になるのだそう。
というような話を、いろいろ教えてもらった。


IMG_20190727_181950-01
一番最近の庭仕事はこれ、
お堀の中に沈んだ落ち葉をすくって、
夏の暑い天候でどんどん増えてしまった水草を取る。

この作業は大きな釣り用の網ですくうのだけれど、
お堀の中にいるサラマンダー(イモリ)やゲンゴロウ、
ヤゴなんかも一緒に捕獲されてしまう。
この引き上げられた泥+枯葉を掘り返して、
その子たちを救出するのは、生きもの好きのDanaさん担当。
救出されてお堀に戻される前のサラマンダー君の
イメージ(Danaさん撮影)は<このページ>に。
(苦手な人も多々あり・・・と思うので、リンクで。)

IMG_20190806_142354-01
これが、Afterなんだけれど、
この後すくった落ち葉がほぼ乾いてきたら、
これらを堆肥にするべく(いい堆肥になるそう)
コンポストヒープに移動させるという作業が残っている。


52678-01
ルシャトー本館裏に植えられているレッドカラント。
今年は例年になく大豊作で、実もいつもより甘い。
これを片っ端から収穫せよとのお達し。

IMG_1922
(Danaさん撮影)
これは初日の収穫。バケツ一杯ぐらいある。

IMG_20190731_170042-01
初日の収穫分でフルーツ・ソースを作ったら、
めっぽう美味しかったそうで、また再度の収穫でとりつくした分。

IMG_20190731_175423-01
Danaさん購入の可愛い絵付け皿に、そのまま盛ってみたところ。
美し。


IMG_20190802_075532-01
暑い日々が続いたかと思ったら、
霧の肌寒い朝がやってくる。
それでも午後からは天候が回復して、

IMG_20190729_185705
ルシャトーの隣の麦畑は刈り入れまっただ中。

20190803200038_IMG_8697-01
その数日後には、麦わらロールを作るマシンが入ってきて、
刈り取って置かれている麦わらを集めて回る。
この後このロールは回収され、
雨の当たらない農家の納屋に収納されて、
冬の間の牛の食物になる。

その畑に、人気がない日曜日に出没した者たち・・・。

IMG_1914(1)
(Danaさん撮影)
反対側の道路に車が走ってこないか(ひと目がないか)、確認して・・・、

IMG_1920
(Danaさん撮影)
畑とルシャトーの間のフェンスが破れているところを抜け・・・、

IMG_1917
(Danaさん撮影)
重いので途中休憩、私はサイド・プランクでストレッチ。

IMG_1918
(Danaさん撮影)
ルシャトーの玄関前へ。

IMG_1919
(Danaさん撮影)
おりゃーっと、立てて・・・、

IMG_1872
(Danaさん撮影)
出来上がり。
って、窃盗ではなくて、次の日曜のパーティーの
野外テーブル用に「借りてるだけ」。
パーティーが終わったら、また転がして返すそうです。
帰りはパーティーに来た友人達の男手で、
転がしていっていただきたい。

というような、呑気な滞在もあと一週間。
Wifiの具合が不安定なので
(これを書いている途中にも、コネクションが落ちて、
書いていた分が吹っ飛んだかと冷や汗が出た・・・。)
多分、ロンドンに戻ってから、次回更新予定です。






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Staying le Chateau 2019 (ル・シャトー滞在中 2019)-2-

  • Posted by: Kotomicreations
  • 2019-07-29 Mon 15:00:39
  • 日記
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Le Chateau 滞在中の標本箱を、アネックスからゴキゲンで更新できたのもたった一回だけ。昨日から突然また、トラベルWifiのコネクションが落ちて、アネックスはほとんどNet不毛地帯に・・・。
トラベルWifiの会社に問い合わせてはいるものの、田舎でシグナルが弱いですからね、といわれておしまいだと薄々はわかっているのだった。
そんなわけで、やはり今年も、標本箱はホリデー休暇に入ります。
また8月13日にハイスピード・コネクションの、ロンドンの自宅に帰ってからの更新になります。

それでは、暑中お見舞い申し上げます。みなさん、楽しい夏をお過ごしくださいね。


IMG_20190729_100246-01








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Staying le Chateau 2019 (ル・シャトー滞在中 2019)-1-

  • Posted by: Kotomicreations
  • 2019-07-26 Fri 16:05:53
  • 日記
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ただいま、例年恒例の夏休み、ペーターおじさんのル・シャトーに滞在中。
トラベルWifiのスピードが、今年はまずまず飛ばせているので、滞在記をアネックスより。

23日(火)にロンドンからユーロスターで移動したのだけれど、今年は水星逆行中かというぐらい、マイナーなトラブル続き。
まず、ウチの最寄り駅Surbiton(サービトン)から電車に乗るのに、駅のプラットフォームに上がるリフト(エレベーター)が故障中。
17キロのスーツケースを引き上げて、階段を昇る。
例年より1週間ばかり早い移動だったためか、ユーロスターの待合はホリデー・トップシーズンの家族連れで激混み。
乗り込んだユーロスターは、ユーロトンネルを抜けて、フランス本土に入ってしばらくすると、停車して動かない。ユーロスターのAPPで調べてみたら、鹿を轢いたとかで、車両の点検に30分近くかかって、結果40分遅れでパリ・ノード駅に到着。
(いや、そもそも、フェンスでガードされているはずのユーロスター線路内に、どうして鹿がいたのか???)
タクシーで、ノード駅からモンパルナス3駅に向かう途中も、渋滞だらけで、挙句の果てに、モンパルナス3駅へアクセスする道が交通事故で閉鎖されていて、やむなく駅近くのホテルに付けてもらって、そこから歩く。
モンパルナス3駅から、Flers(フレア)への列車も、Argentan(アージェンタン)を過ぎて、Flersに着く前にのろのろ運転になって、結果、15分遅れ・・・。ともあれ、駅でおじさんにピックアップしてもらって、着いてよかったルシャトー。


2019-07-26_08-00-53
それでもって、移動日とその翌2日は激夏日。
北フランスのノルマンディーで38℃越えって過酷。

2019-07-26_08-03-46
到着した夜は、おじさんがハムメロンとトマトスープを用意してくれていた。
暑いので、どちらも冷製。
全体に遅れ気味の移動で、いつものように、
モンパルナス1駅で晩ごはんを調達できなかったので、
たすかったー。

2019-07-26_08-04-59
去年の夏のミミダニから、耳、目、口に炎症が広がって、
とっても体調の悪かった城主プシャ。
まだ完治というわけではないけれど、
一時はもう会えないかと思っていたので、
ずいぶん持ち直した方かな。
ただ、トラ柄だったのに、すっかり白髪になってしまった。
猫もこんなに白髪になるって知らなかったな。

Screenshot_20190726-082355-01
ホリデー相棒のDanaさんが、インスタ・ストーリーズにアップした、
師匠と丁稚と、その奥に城主プシャ。

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翌朝のルシャトー。
新しく買ってきたPlumbago(プルンバゴ=ルリマツリ)の苗がテーブルの上に。

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朝ごはんも全く入手できなかったので、
再びおじさんにごちそうになる。
夏の間は、食事はいつもガーデンルームで。

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おじさんとプシャ。

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今日もいいお天気の夏日。

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スーパーマーケットに、滞在中の食品や
生活用品の買い出しに行った後は、
しばらくルシャトーを散策。

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エキジビション・ルーム。

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庭からの木漏れ日の下の、おじさんのアートボックス。

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これはどうやら、最近のお買い物。

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いつもながらステキな正面階段。

2019-07-26_08-10-55
材料倉庫で殿堂入りを待っているアンティーク素材たち。

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アトリエを覗いてみた。

2019-07-26_08-10-03
その後は、これまた恒例の餃子大会。
餃子好きの私たちが、思う存分餃子を食べんがために、
いつでも滞在の初日に、おじさんを巻き込んでの、餃子三昧。
皮はロンドンから持参で、中身はフレアのスーパーで調達。

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堪能しました。

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翌日は朝から、庭をさまよって、ブーケを作る。
これは、アネックスの私たちに。

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で、メインの目的は、おじさんのお友達、アランさんに
この日はランチに招かれているのに、昨日の買い出しで、
手土産を買っておくのをすっかり忘れていた。
やむなく早起きして、ブーケを作っていた次第。

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着いた先は、インテリア・デコレーターのアランさん邸。

Screenshot_20190726-081423-01
最近パリのブロカンテから、(インテリア・オーナメントとして)入手した、
パレード用の被り物を、実演してくれるアランさん・・・、
この美邸のオーナーなのに、気さくすぎ(爆)。

Screenshot_20190726-081505-01
おじさんの仲良しのティエリー氏も参加で、
庭の木陰でランチ。

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夏野菜とベーコンのキッシュとサラダ。
ごちそうさまでした。

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その後は、庭をいろいろ案内してもらう。
近頃庭仕事に深入りしてきている私は、
うちと同じような木陰の庭の部分で、学ぶところ多々あり。
日陰の庭でもこんなに素敵に、デザインできることがわかって、
暗闇に一条の光が・・・(笑)。

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さて、その翌日の今朝は、朝から雨模様。
気温も20℃前後まで、一気に下がる。

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移動日以来、ぐだぐだしては食べてばっかりで、
これでは体重がマズイ。
ジム代わりに使っている、アネックスの傍の、
プレソワ・バーン(その昔のリンゴ絞り機用の納屋)の床を
大掃除して、ヨガマットを敷いたり、ズンバ(私)バレエ(Danaさん)
の練習部屋に復興させるべく・・・、立ち働いておりました。
右側はDanaさん撮影の、往年のPunk時代を彷彿させる、
ワタクシです(笑)。

ではまた、写真がたまってきたら、標本箱に詰め込みますね。







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Peter Gabriëlse's Le Chateau in Dutch magazine (オランダの雑誌に掲載された、ペーターおじさんのル・シャトー)

  • Posted by: Kotomicreations
  • 2019-05-22 Wed 08:00:00
  • 日記
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今回はミニ標本箱で、オランダの雑誌に掲載されたペーターおじさんとル・シャトーの話。
実は、写真は全部私の撮ったものですよ^^。
昨年の10月の終わりに、おじさんから頼まれて、オランダのインテリア・ジャーナリストに、箱作品の写真をいくつか送ったことがある。その後、Herenhuis 誌がとても興味を示したということで、追加でル・シャトーのインテリア、おじさんのポートレートをいくつか送ってほしいと頼まれた。
ストック写真は数え切れなくあるので、いかにも雑誌ばえしそうな構図のものを選んで送って、それですっかり忘れていたのだけれど、先日発刊されたので、そのイメージを。


Peter Gabrielse article in Herenhuis 71, May/June 2019
全ページ写真でおじさんとプシャー。
あー、記事はオランダ語なので、内容はわからないけれど、
まぁ、ノルマンディーの田舎のシャトーに猫と住んでいて、
魅力的な箱アートを作っているアーティスト・・・
というようなことは、定番なのでだいたい想像がつく。

Peter Gabrielse article in Herenhuis 71, May/June 2019
インテリアもおじさんも、撮った年がバラバラで、
現在とも違うんだけど、知っているのは私だけ。
まぁいいっか~(笑)。

Peter Gabrielse article in Herenhuis 71, May/June 2019
右のダイニングルームは、先方でプロセスかけまくったみたいで、
色味がちょっと、明るくヴィヴィットになりすぎてるけど、
ま、それもまたよし。

Peter Gabrielse article in Herenhuis 71, May/June 2019
このおじさんのポートレートは、私達が初めて押しかけた
2011年のもの・・・あー、8年前。

Peter Gabrielse article in Herenhuis 71, May/June 2019
Herenhuis 71号、2019 5-6月です。
このページ>で通販でも購入可能・・・、だけれど、
海外からだと、送料の方が高くついてしまうのが、ちょっと難点。

次回はフルサイズ標本箱で、
ロチェスターの最終回、街の様子を。





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Staying Antibes - digest (アンティーブ滞在ダイジェスト)-3-

  • Posted by: Kotomicreations
  • 2019-05-18 Sat 09:00:00
  • 日記
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アンティーブ滞在8日目~最終日までの様子を、日記形式で標本箱に詰め込む最終回。

まずは、8日目・火曜日から。

Working on Peter's website
今日はおじさんの自由行動日で、
本当はニースに行くつもりだったけれど、
鉄道で行って、駅から、おじさんならトラムに乗り換えて、
それでやっと海岸線に出る・・・というような話をしていたら、
面倒くさくなったようで、アンティーブ南部の海岸に
バスで出て、そこでのんびり過ごすことにした様子。
(ヴァンを出して行くのは、もっと面倒くさいらしい。)
いやまぁ82歳、ここのフェアに参加できただけでも
大した元気。無理せずにのんびりしときましょう。

そんなわけで、私は朝から遅い午後まで、ブース番。
おじさんの新作箱の写真はもう仕上がっていたけれど、
それをプリントにオーダーして、ル・シャトー配達を手配、
Flickrに写真をアップロードして、
そこからHTMLを拾って、おじさんのWebアーカイヴ
を更新するヂミな作業を、ブース番しながらチマチマと取り組む。
おじさんのBlurb本が売れたぐらいで、
これまた、「特記すること何もなし」な、一日。

**********

9日目・水曜日は、朝のブース番。
ランチの後に、おじさんにブース番を交代して、
自由時間なんだけれど、今日は5月1日のメーデーで
(UKではその次の月曜が祭日になる習慣)、
フランスでは、観光中心部のカフェ・レストラン・スーパー以外は、
博物館も、お店も、マーケットも何もかも閉まっている。
やむなく、私も、アンティーブから半島の反対側にある、
美麗な砂浜ビーチというのを見に行くことにした。

Antibes
アンティーブの旧市街を抜けて、
バス停に向かっているつもりが・・・、

Antibes
やはり・・・、開いていたジェラート屋にやられる。
で、2スクープも食べてしまったものだから、
これは20分に一本のバスを待っている場合ではない。
(祭日のバスの便も定かでないし)
カロリー消費のために歩かねば。

antibes-walk
昨日おじさんがバスで行ったのは、
アンティーブの南にあるPlage du Ponteil(ポンテイユ)というビーチ。
私は隣町の、Juan Les Pins(ジャンレパン)の
長い砂浜ビーチを見て、
その後ポンテイユに向かって、半島を横断して、
アンティーブに戻るというルート。
ジャンレパンまでは、1.4kmなので、
ま、25分も歩けば着くでしょう。

Juan Les Pins
道の途中が丘になっていて上り坂がきつい、
という予想外なことがあったけれど、
これも運動のうち。なんなくジャンレパン到着。
しかしまぁ、街が新しくて・・・なんというか、
ちょっとチープな感じ。

Juan Les Pins, beach
たしかにここはまさしく砂浜、それも見渡す限り続いている・・・
のだけれど、なんだかなぁ~。

Juan Les Pins, beach
というのはこれ。
ビーチに沿って、びっしりと建っているのは、
すべてカフェ・バー・レストランで
(ポップミュージックをガンガンかけている)、
それらがまたビーチ・ラウンジ・チェアをびっしり
3-4列に敷き詰めている(それもオレンジ!!)。
なので、自然なビーチはほんの数メーター。
う~~~む、なんとも俗っぽい。
地中海は満潮と干潮の差が少ないそうだけれど、
高潮にあって、全部沈んでしまえと一瞬思った(笑)。

街も全体に新しくて、古いもん好きの私には、
見るものまるでなく、そそくさと次のビーチに向かう。

Beach Salis
ここが昨日おじさんのまったりしていた、
ポンテイユのビーチ。
ここはもう自然に任せてあるというかなんというか。
先日の嵐のせいかどうだか知らないけれど、流木がいっぱい。
そういえば、おじさんも一本スティック代わりに拾ってきてたな。

このビーチは向こうにアンティーブの町の砦が見えて、
そのまたずっと向こうには、雪をかぶったアルプスも見える、
とういう点では、風光明媚。

ここでしばらく休憩してから、
アンティーブに向かって歩き始める。
もちろん、歩いて戻りますよ、私は。

Walking back to Antibes
アンティーブの町の南の端。

Walking back to Antibes
さっき座っていた、ポンテイユのビーチを振り返ったヴュー。

この後フェアの会場に戻ったら、
最終日一日前になってやっと、シリアスな顧客が増えて、
おじさんもゴキゲンだった。

**********

10日目・木曜日はフェアの最終日。
昨日ブースを見て、今日戻ってくるといっていたヴィジターも、
何組かいたそうで、今日は朝からおじさんはやる気満々で、
朝からブース番。

私は、どうしても見たいところが一つあったので、
午後に合流することにして、
まずは鉄道駅に向かう。

Antibes station
今日の行き先は、ニースからまだ2駅先、電車で45分の、
Beaulieu-sur-Mer(ブーリュー・サル・メール)という駅。

Beaulieu-sur-Mer
駅を降りたら、崖が迫っている。
実のところ、私は真っ平らに開けた土地が好きで、
風景として、山がちなところが苦手。
こんな風景を見ると、なんだか息が詰まりそうな圧迫感を感じる。
ま、反対側は、海が開けているのだけれど・・・。

駅から、反対側に5分も歩くと海岸線が開けている。
その海岸線に建つ屋敷がこれ。

Greek Villa Kerylos
Greek Villa Kerylos(ギリシャ風ヴィラ・ケリロス)。
ここの写真をインスタで見て、ぜひ来てみたかったところ。
もう一つ、半島の先に、Villa Santo Sospir
(ヴィラ・サント・ソスパイア)という、
ジャン・コクトーの壁画のあるヴィラがあるのだけれど、
ここは修復中で、来年にならないと公開されないのだった。

Greek Villa Kerylos
20世紀初頭に、建築家Emmanuel Pontremoli
(エマニュエル・ポンテルモリ)のデザインで、
考古学者とその妻のための別荘として、
紀元前2世紀のギリシャのヴィラをモデルに建てられたもの。
ちなみにこの奥様、
ロシア系ユダヤ人財閥家の出身だそうで、
その資本力に、なるほど、と、妙に納得したのだった。

Greek Villa Kerylos
中庭。

Greek Villa Kerylos
図書室。
家具から、ライトまで、ディティールのデザインに驚かされる。
様式の根底に、同時代のクリムトや、
ウィーン分離派と同様の装飾様式が流れている。

Greek Villa Kerylos

Greek Villa Kerylos

Greek Villa Kerylos
寝室。

Greek Villa Kerylos
屋敷を取り巻く、細長くて狭い庭からの眺め。

このお屋敷を堪能して、午後早くにまた電車で
アンティーブのフェアに戻る。
最終日になって、やっと作品の引き合いが入ったおじさん。
一つの箱は、同業者ディーラーのお買い上げなので、
梱包する必要がなくて、ラッキーだったそう。

それでも、全体に客層が今までと全然違って、
おじさんの作品に興味を示すのは大半が、
やっぱり北ヨーロッパから来ている人たちばかり。
ロケーションが違いすぎたね・・・という結論で、
今回が最初で最後の参加になった。

とにかく、フェアの終わる7時半から撤去作業開始。
私もこのために軍手持参ですよ。

Break down done
二人がかりで取り掛かったら、作業はあっという間。
1時間で撤去終了で、おじさんにっこり。
あとは、明日の朝おじさんのヴェンに積み込むだけ。
「だけ」なんだけれど、これの方が作業量は多い。
そして、ヴァンを停める場所の取り合いになるので、
とにかく早く、会場の開く7時にはヴァンを乗り付けておくことに。
なので、この日は早寝でした。

**********

11日目・金曜日は滞在の最終日。
まずは、朝一番の積込みから。

Antibes morning
出かける準備に時間のかかる私は、5時半起きで、
7時前には、会場入り口前にヴァンを乗り付ける。
7時前の会場前ハーバーの眺め。

これからが大仕事なんだけれど、
うまく入口前に車をつけることができて、
その上、ラッキーなことにオーガナイザーの、
大型手荷物トロリーを借りることができて、
一気に4箱ずつ運べて、作業が大いにはかどる。
私もジムで鍛えているので、トロリーなしでも、
10-15kg級の箱を両手提げで、一気に2個運べるよ(笑)。

Loading done
そして、1時間後の8時過ぎには積込み完了。
記録的な速さ。

この後もう一度ヴァンを駐車場に戻し、
アパートに一度戻って、
おじさんの荷物を階段下まで下ろすのをお手伝い。
(アパートの部屋は4階で、エレベーターなし・・・。)
そして、自分のスーツケースも。
アパートのカギを指定のポストに返却してから、
おじさんは、駐車場へ。
ノルマンディーへ途中一泊して、2日がかりのドライヴ。
おじさんと、さようならを済ませてから、
私には、空港バスまで3時間の自由時間。
町(で唯一の!!)の荷物預かりの店
LuggageStorage Antibesに向かう。

IMG_20190426_094533-01
TGVの停まるような都市の駅には(ニースなど)、
コインロッカーがあるのだけれど、
アンティーブは小さい駅なのでコインロッカーはなし。
昨年オープンしたというこの店を、
Netサーチで見つけることができて、ほんとによかった。
一時間 €1の預かり料も安くてありがたいー、助かるー。
鉄道駅から歩いて5分のところにある。

Antibes
旧市街を抜けて、

Marché provençal, Antibes
ローカルフード・マーケットへ。

Marché provençal, Antibes
ここで、配遇者氏からのお土産リクエスト、
ラベンダー・ハニーを調達。
スーパーで買うよりローカル色豊かで、お土産に最適。

Musée Picasso
そこから、近くにあるMusée Picasso(ピカソ美術館)へ。
建物はその昔の要塞城だったところで、
1946年にピカソが9ヶ月(だったかな?)
ここに住んで、アトリエを構えて、制作活動をしていて、
その時の作品の大半を、町に寄贈した。
これらを中心にして開設された美術館なのだそう。
展示の半分は20世紀後半の、
他の画家の作品など企画展で、
実際のピカソの作品は少ないと、
レヴューでは不評もあったので、
そして、個人的には、お芸術のピカソというよりは、
装飾性の高いスタイリッシュなコクトーの方が好みだし・・・
などと、あまり期待はしていなかったのだけれど、
実際見てみたら、作品数も意外と多くて、
かなりコクトーにも合い通じる、装飾的な
(工芸的な)作品が多くて面白かった。

Musée Picasso
陶芸作品が壁一面に。
これが最大のヒット。

Musée Picasso
絵画ではこのファウヌスがキュートでツボ。

Take away lunch
ピカソ美術館の後は、店に入る時間はもったいないので、
デリでテイクアウェイしたものを、
海の見えるベンチでサクサク食べて、ランチに。

Antibes Cathedral
その向かいに建つ、
アンティーブ大聖堂を一応覗いてみる。
かなり近年の修復が入っていて、あまり古風ではないので、
さらっと流したところで、そろそろ時間切れ。
荷物を引き上げて、空港バスの来る、
バスターミナルに向かう時間。

Antibes
さようなら、アンティーブ。

Nice Airport
250番空港バスは、ほぼ時間通りの発着で、
40分でニース空港、ターミナル1到着。

Back to London, flying over Richmond
帰りのフライトも問題なく時間どおりで、
ヒースローに予定より15分早く着いたぐらい。
写真はリッチモンド上空を通過中。
スター&ガーターやハムハウス、
写真左上には、うちの隣町キングストンの橋が見える。
やっぱり、おウチが一番、ロンドンが一番和める^^。


フェア自体はビジネス的にはイマイチだったけれど、南仏滞在を楽しんでいたおじさん。
とはいうものの、ヴァンに積み込んで、フェア会場に1-2週間詰めて(今回は3週間!!)・・・というようなプロセスが、段々大変になってきたみたいで、今回を最後にアートフェア引退宣言が出た。
ル・シャトーに作品を見に来てください、の、スタイルはもちろん変わりなしで、「もうそれで充分」なのだそう。
なので、おじさんのフェアにアテンドで、私の年1-2回のコンチネンタル(ヨーロッパ大陸)出張も終わる。
ここ数年役得で、いろいろな街に滞在して、見て回ってとても楽しかった。 ペーターおじさんどうもありがとう。
これからも、夏にはDanaさんとアネックスに押しかけては、季節労働者と化すことには変わりないので、おじさん、今後ともよろしくね。 そしていつまでもお元気でね !!




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Staying Antibes - digest (アンティーブ滞在ダイジェスト)-2-

  • Posted by: Kotomicreations
  • 2019-05-15 Wed 09:00:00
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アンティーブ滞在日記2回目は、5日目の土曜日から。


Antibes
土曜日といえばアンティーブはマーケットの立つ日。
今日はおじさんが朝からブース担当で、
私はやっと晴れたアンティーブを散策して、
午後に合流する予定。
朝8時半に出発したら、すでに絵葉書のようなピーカン天気。
これで地中海気分全開。

Vide Grenier, Brocante et Antiquites a Antibes
まずは、町から行くと駅の反対側にある、
Vide Grenier, Brocante et Antiquites a Antibes
(アンティーブ・アンティークと蚤の市)へ。
金曜は7-1時、土日は6-18時オープンということだけれど、
実際には9-10時頃から開き始める感じ。
ムダに早起きしないでよかった(笑)。

左のホームセンターか倉庫みたいな建物が、
アンティークセンターになっていて、
その外に、カーブーツ的な蚤の市、中古品市が立つ。

Vide Grenier, Brocante et Antiquites a Antibes
その、建物の中の方。かなり広大。

Vide Grenier, Brocante et Antiquites a Antibes
自分好みの宗教ネタ色々のブースがあって、
そこで小さなものを、いくつかまとめてお買い物。
値段的には安くも高くもない・・・、
ロンドンでいえば現在のSunbury
(サンバリー)のマーケット的な感じかな。

Antibes
大荷物にはならなかったので、
フェアのブースに荷物置きに寄らず、
そのままアンティーブの町の中心を散策。

Antibes Saturday Market
町の中でも、ちょっとした広場に、
何か所か土曜マーケットが立つ。

Antibes Saturday Market
観光客向けなので、若干値段が高い目。
想像だけど、金曜の朝に上の蚤の市で仕入れて、
土曜にここで売ったりしてるんじゃないかと(笑)。

Antibes Saturday Market
でもまぁ、こっちの方が断然フォトジェニック。

この後は、スーパーマーケットでおじさんに頼まれていた
食材を買いだしてから、アートフェアのブースに、
午後の交代に入って、5日目は終了。

**********

6日目・日曜は、私がブース早番の日。
昨日買い忘れたものを買いにスーパーに
行こうとしていたら、
Pおじさんのオフザケに付き合うハメに。

私達の滞在していたAirbnbのアパートはこんな感じで・・・、

Airbnb appartment
小さなバルコニーが付いている。
部屋は基本的にスタジオ・ルームで、
高い目の斜めになった天井部分に
メザニン(中二階)が作られていて、上にベッド、
下にはソファ・ベッドという、2ベッドの構造。
メザニンはとにかく天井が低いので、
小人さんの私が使って、のっぽのおじさんは、
下のソファベッドを使っている。

Airbnb appartment
これがメザニン上部の、私の巣。

で、バルコニーから見える坂の上の道からは、
この建物も見えるはずなので、
そして、おじさんならこの天窓からラクラク頭が出るので、
おじさんがベッドに立って天窓から頭を出すので、
坂の上の道から、ズームレンズで撮影しよう・・・ですと(笑)。

Airbnb appartment
「了解です、師匠。」というので、やりましたよ。
Pおじさんの「屋根ざらし生首」。
それも、モバイルで「着いたよ」って連絡とり合いながら・・・。
ホントは上半身出したかったらしいけど、
天窓が小さくて、肩が出なかったとか。
無理して詰まったりしたらエライことなんで、
絶対にやめてくださいね・・・(笑)。

で、「Kotomiのストーリーズに上げといてくれ」って・・・
自分のインスタのストーリーズに上げればいいのに。
自分のは、まだちょっとカッコカマシてるのかな、おじさん・・・。

その後、買い物をして、一度アパートに戻り
インスタにUPしてから、ブース番に向かう。

午後からおじさんが交代に来て、
私は再びアンティーブ散策。

Antibes
フェア会場から徒歩3分のビーチに初めて出てみた。
100mあるかないかの長さの、こじんまりしたビーチは、
日光浴の人でいっぱい。
中には泳いでいる人も。
気温17℃程度、水温は14℃だそうなので、寒くないのかな。

Antibes
Côte d'Azur(コート・ダジュール)っていうけれど、
本当に海がAzur(アズール=青)なのに驚く。
青い空を反映するからこうなるそうで、
しかし・・・、ヴェニスの海(水路)はきれいな緑だったけどな。
で、イギリスの海は中途半端なブルーグレイです。

Antibes
ビーチから町を取り囲む城壁の上を散策。
ハーバーの向こうに、フェアの会場のテントが見える。
う~む、このギラギラしたロケーション、
いくら富裕層がたくさん来るフェアったって、
おじさんの渋い味わいのある作品に、合ってるのかなぁ?
いやー、合ってないでしょう。
というので、この段階でまだセールスはなし。
図書室箱の新作に、日本の顧客の方から
取り置きが確定しただけ。
まぁ、悠々自適、作品販売に生活のかかってない
おじさんはお気楽なもので、天窓から生首ゴッコしたりしてますが(笑)。

Antibes
今日も散策の締めくくりは、ジェラート。
イタリアまで40kmの位置なので、
食べ物は、全体的にイタリア風。
とりわけ、ジェラートが美味しくて、連日食べて太ったかも。

**********

7日目・月曜日は、私の自由行動日。

Antibes
朝から、再びアンティーブ鉄道駅に向かう。
この日はニースに行くことに決めていた。
というのも、ニース名物の月曜市があるので。
そして、それに合わせてか、普通月曜休館の多い
ミュージアムも、月曜に開いているところが多いので。

よく鉄道で移動しているけれど、近頃はヨーロッパ各国で、
鉄道Appでダイヤを調べて、バーコード・チケットを買う、
というシステムが普及していて、これがとても便利。
フランスの場合、SNCF Appで、これを大活用した。
この点、UKのシステムは、10年前は、
Netでチケットが買える画期的なものだったにもかかわらず、
ガラパゴス的に進化していたもので
(購入コードと購入クレジットカードを使って、
駅で磁気カードのチケットをプリントする必要がある)、
現在のモバイルAppに、バーコードチケットをダウンロードする
コンチネンタルのスタンダードからは、
完全に出遅れてしまって、化石状態。
只今、ものすごい勢いで新システムをキャッチアップ
しようとしているらしいけど・・・一体いつのことやら・・・。

Follow Up : どうやら、UKではTrainlineというAppが、
全鉄道をカヴァーして、
コードチケット購入できるのだそう。
ただし、鉄道とは別の第三機関なので、
£0.25 - £1.5の手数料がかかるのだそう。
(当日券にはかからないそう。)
また、各鉄道会社それぞれのappをダウンロードして、
そこから買う分には、手数料はかからないそう。
なーんだ、コードチケット方式が出来るようには
なっているみたいだけど、なんだかややこしいな。
ひとまず私も、Trainline appをダウンロードしてみたところです。

Nice
アンティーブよりずっと大きな、Nice(ニース)の駅。

Nice
マーケットの立つ海岸近くまで、トラムが走っている。
これに乗ろうかとも思っていたけれど、
チケットを買うのが面倒で、20分程度ならついつい歩いてしまう。
そう、毎日ジェラート食べてるから、歩いた方がいいでしょう。

Nice
ニースのメインストリート、Avenue Jean Médecin。

Marché du cours Saleya, Nice
さて、ニースの月曜市、Marché du cours Saleya
(サレヤ広場マーケット)
Net情報によると、普段は花マーケットだそうで、
月曜がアンティーク・マーケット。

Marché du cours Saleya, Nice
お天気最高、街並み美麗、のアンティーク・マーケットに、
気分が上がる。

Marché du cours Saleya, Nice
このマーケットでは、いろいろおもしろいものを見たけれど
(本物レリカりーを売るスタンドとか・・・)、
お値段もご立派なので、さすがに手が出ない。
ヴィンテージのプロヴァンス・プリントの
スカーフを買っただけ。
それでも、見ているだけでも楽しかった~。

Musée du Palais Lascaris
マーケットの後は、その先の旧市街の
路地を巡って、途中のイタメシ屋でランチ。
その後、Musée du Palais Lascaris
(パレ・ラスカリ博物館)へ。
この現在では情緒豊かな旧市街は、
19世紀頃から、街が西に発展していったのに
取り残されて、スラム化がいちじるしく、
20世紀後半から、やっと再開発されて来たのだそう。

Musée du Palais Lascaris
17世紀初頭に、ニースの有力者の建てたパレス。
現在は屋敷と楽器の博物館として公開されている。
これは、イタリア風の大階段。

Musée du Palais Lascaris
ゴージャスなベッドルーム。

Musée du Palais Lascaris

Musée du Palais Lascaris
楽器の展示室。

Nice Cathedral
また狭い旧市街を歩いてニース大聖堂へ。

Nice Cathedral
その大聖堂の中。

Église Saint-Jacques-le-Majeur de Nice
教会でいえば、その次に入った、イエズス会派教会の
Église Saint-Jacques-le-Majeur de Nice
(ニース・大ヤコブ教会)の内装がすごい・・・。

この後また、(やっぱり)ジェラートを買って、
ジェラート片手に、海岸に出る。

Nice Beach
ニースの延々広がる海岸。

Nice Beach
海は青いんだけれど、ジャリ浜が広がっている
第一印象は「え?ブライトンっぽくない?」って・・・、
ニースに失礼だよね(笑)。

Musée Masséna
ジェラートを食べ食べ、海岸線を1kmほど西へ。
海岸から街に上がって、Musée Masséna(マセナ博物館)へ。
19世紀末にリヴォリ公によって建造されたヴィラが、
現在はニースの地域博物館として公開されている。

Musée Masséna
建築は、ナポレオン様式を踏襲したもの。

Musée Masséna
そう、先程の旧市街がスラム化したのは、
街がこのヴィラのあたり、西側に発展していったため。
ちょっとロンドンのイーストとウェストの関係に似ている。

Nice
ミュージアムを出てからは、その西側の街を散策しながら、
鉄道駅に戻って、アンティーブへ。
そして、いつものように、おじさんのスタンドに合流したのだった。

次回は8日目・火曜日から最終日までの日記を。





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