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2010年10月 Archive
Musée des arts et métiers(パリ工芸博物館)-3-
- 2010-10-30 Sat 10:25:05
- 博物館・美術館
Musée des arts et métiers(パリ工芸博物館)の3回目は、ダイアルとキーボードに関連したイメージを集めて・・・。

日時計の一部。カレンダーとして使うのだろうか?
機能はさておき、デコラティヴな円盤が重なり合っているフォルムに妙に惹かれる・・・。

天球儀の一部分。

機械仕掛けの天球儀の一部。

18世紀後半のスケルトン懐中時計。

ポケット寒暖計。ポケットに入れていては気温は計れまい・・・と、つっこみをいれてしまいそう。

18世紀後半の豪華な時計。カレンダーも兼ねている。

海洋時計と記されていた。同じく18世紀。カリグラフィー文字がとても美しい。

6桁計算機の部分。

17世紀の紙製「計算機」。
そういえば、「九九」を叩き込まれる日本人と違って、今でもヨーロッパ人は掛け算が苦手のようだ。

少し「ダイアル」から外れるけれど・・・・、これも巨大な19世紀末の「計算機」。
うーん、「そろばん」でもよかったのではないか・・・などと思って見ていた。

「ダイアル」といえば、まさしくダイアル。初期の電話。

計算機のキーボード。

これも計算機。

こちらはタイプライター。
我々の世代まではタイプライターが「現役」だった頃をわずかに覚えている。
若い人は、ワープロだって知らないだろうな・・・(ちなみにワードプロセッサーの略ですよ、念のため)

これもタイプライター。ちょっと見たことのない方式。

もう一つタイプライター。このレトロで事務的な感じが好きだ・・・。
次回も同博物館より最終回で、工芸・工業技術に関するイメージを展覧予定。

日時計の一部。カレンダーとして使うのだろうか?
機能はさておき、デコラティヴな円盤が重なり合っているフォルムに妙に惹かれる・・・。

天球儀の一部分。

機械仕掛けの天球儀の一部。

18世紀後半のスケルトン懐中時計。

ポケット寒暖計。ポケットに入れていては気温は計れまい・・・と、つっこみをいれてしまいそう。

18世紀後半の豪華な時計。カレンダーも兼ねている。

海洋時計と記されていた。同じく18世紀。カリグラフィー文字がとても美しい。

6桁計算機の部分。

17世紀の紙製「計算機」。
そういえば、「九九」を叩き込まれる日本人と違って、今でもヨーロッパ人は掛け算が苦手のようだ。

少し「ダイアル」から外れるけれど・・・・、これも巨大な19世紀末の「計算機」。
うーん、「そろばん」でもよかったのではないか・・・などと思って見ていた。

「ダイアル」といえば、まさしくダイアル。初期の電話。

計算機のキーボード。

これも計算機。

こちらはタイプライター。
我々の世代まではタイプライターが「現役」だった頃をわずかに覚えている。
若い人は、ワープロだって知らないだろうな・・・(ちなみにワードプロセッサーの略ですよ、念のため)

これもタイプライター。ちょっと見たことのない方式。

もう一つタイプライター。このレトロで事務的な感じが好きだ・・・。
次回も同博物館より最終回で、工芸・工業技術に関するイメージを展覧予定。
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Musée des arts et métiers(パリ工芸博物館)-2-
- 2010-10-28 Thu 10:06:31
- 博物館・美術館
Musée des arts et métiers(パリ工芸博物館)の2回目で、今日は「機械美」ってあるのだな・・・という写真をいろいろ。

ただただ・・・「機械」と呼ぶしかない。
何の機械か説明が読めたとて、解るはずもないのだから・・・。

19世紀の機械には、よくこのように「お飾り」が付いている。
この下のネジのハンドルだって、アクセサリーのパーツになる位だ。

別の角度から・・・。

なにやら・・・蒸気機関関連のような・・・まさにSteamPunk(笑)。

リベットで留められたレーベルがクール。

額縁にそのままいれたら、アート作品にならないかな。

機械はとても端整だと・・・思う。

展示キャビネットに入る位のサイズなのだが、巨大コンビナートに一角に見えなくもない・・・。

木の枠組みが「味わい深い」機械。

機織り機の上にも・・・、

エンジェルのお飾り。何か機能と関連しているのかは全く知らない。

木製の歯車。

なかなかシュールな光景。
次回は、同博物館より、ダイアルとキーボードをテーマに展覧予定。

ただただ・・・「機械」と呼ぶしかない。
何の機械か説明が読めたとて、解るはずもないのだから・・・。

19世紀の機械には、よくこのように「お飾り」が付いている。
この下のネジのハンドルだって、アクセサリーのパーツになる位だ。

別の角度から・・・。

なにやら・・・蒸気機関関連のような・・・まさにSteamPunk(笑)。

リベットで留められたレーベルがクール。

額縁にそのままいれたら、アート作品にならないかな。

機械はとても端整だと・・・思う。

展示キャビネットに入る位のサイズなのだが、巨大コンビナートに一角に見えなくもない・・・。

木の枠組みが「味わい深い」機械。

機織り機の上にも・・・、

エンジェルのお飾り。何か機能と関連しているのかは全く知らない。

木製の歯車。

なかなかシュールな光景。
次回は、同博物館より、ダイアルとキーボードをテーマに展覧予定。
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Musée des arts et métiers(パリ工芸博物館)-1-
- 2010-10-26 Tue 10:30:01
- 歴史
この前STEAMPUNKや科学史博物館の標本箱を書いていたら、そういえばパリでも、似たような博物館に入ったな・・・と思い出した。
Musée des arts et métiers(パリ工芸博物館)は10年近く大改装で閉められていて、2000年より再オープンしたミュージアム。ここの最寄のメトロ駅が、まさしくSTEAMPUNKしていてかっこいい。昔メトロで何度か通ったものの、ミュージアム自体はずーっと閉まっていたので、いったい何のミュージアムなのだろうかと不思議に思っていた場所。
実は、昔の交通機関や産業機械といったテクノロジーの歴史とともに、工芸素材、技術の分野もカヴァーしているミュージアム。
久しぶりに今年またパリに、それもマレに滞在していたので、このミュージアムは徒歩圏。半分暇つぶし気分で入ったのだが、なかなかフォトジェニックなモノたち満載で、結局カメラ片手に丸一日ここで遊んでいた。

正面入り口の階段ホールの天井からぶら下がるクレマン・アデールの最初の飛行機。

他にも初期の交通機関が保存展示されているのだが・・・、
この建物はサン・マルタン・デ・シャン修道院を改装して使われている。

教会堂内陣に向かって飛ぶ!! かなり圧巻のディスプレイ。

外観はこんな感じで・・・ロマネスクな建築。

教会の壁と機械のコントラストが不思議と美しい。

これは最初の入り口階段ホールの機械の展示。
クラッシックな階段手すりの映りこみが、ここでも不思議エフェクト。

19世紀に開発された機械の展示。この展示キャビネットも・・・明らかに19世紀もの。

機械それぞれがどのようなものかは知らないが、この展示室自体がフォトジェニック。

こちらは同じく古いディスプレイキャビネットに、幾何学モデル。

幾何学モデルは、まるでアート・オブジェ、

何をどう証明しているものなのだかは一切解らなくても・・・。

これはオイルの何やらを分析するためのフラスコ達・・・らしい。

初期の真空管・・・・かな?

初期の電球。
次回は(あさって)、引き続きパリ工芸博物館から「美しき機械達」のイメージ。
やっぱりジュエリー仕事が圧しているので、隔日更新のペースで行く予定。今後ともヨロシクー。
Musée des arts et métiers(パリ工芸博物館)は10年近く大改装で閉められていて、2000年より再オープンしたミュージアム。ここの最寄のメトロ駅が、まさしくSTEAMPUNKしていてかっこいい。昔メトロで何度か通ったものの、ミュージアム自体はずーっと閉まっていたので、いったい何のミュージアムなのだろうかと不思議に思っていた場所。
実は、昔の交通機関や産業機械といったテクノロジーの歴史とともに、工芸素材、技術の分野もカヴァーしているミュージアム。
久しぶりに今年またパリに、それもマレに滞在していたので、このミュージアムは徒歩圏。半分暇つぶし気分で入ったのだが、なかなかフォトジェニックなモノたち満載で、結局カメラ片手に丸一日ここで遊んでいた。

正面入り口の階段ホールの天井からぶら下がるクレマン・アデールの最初の飛行機。

他にも初期の交通機関が保存展示されているのだが・・・、
この建物はサン・マルタン・デ・シャン修道院を改装して使われている。

教会堂内陣に向かって飛ぶ!! かなり圧巻のディスプレイ。

外観はこんな感じで・・・ロマネスクな建築。

教会の壁と機械のコントラストが不思議と美しい。

これは最初の入り口階段ホールの機械の展示。
クラッシックな階段手すりの映りこみが、ここでも不思議エフェクト。

19世紀に開発された機械の展示。この展示キャビネットも・・・明らかに19世紀もの。

機械それぞれがどのようなものかは知らないが、この展示室自体がフォトジェニック。

こちらは同じく古いディスプレイキャビネットに、幾何学モデル。

幾何学モデルは、まるでアート・オブジェ、

何をどう証明しているものなのだかは一切解らなくても・・・。

これはオイルの何やらを分析するためのフラスコ達・・・らしい。

初期の真空管・・・・かな?

初期の電球。
次回は(あさって)、引き続きパリ工芸博物館から「美しき機械達」のイメージ。
やっぱりジュエリー仕事が圧しているので、隔日更新のペースで行く予定。今後ともヨロシクー。
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STEAMPUNK(スティーム・パンク)展2009-Oxford (オックスフォード)科学史博物館
- 2010-10-24 Sun 10:12:02
- イベント
今日は昨年オックスフォードの科学史博物館で催されていたスティーム・パンク展のイメージ。
Wikiのリンクをつけておきたが、スティーム・パンクとは「19世紀の蒸気機関システムのまま進化してしまった、パラレル・ワールド」を描いたSF小説に始まり、主にアメリカで進行しつつある、ファッション・カルチャーとでも要約できるだろうか・・・。70年代後半から80年代にかけての不況下イギリスのフラストレーションの中で生まれた「元祖」Punkが「支離滅裂破壊的」ミュージック発生型だったのに比べて、今回のPunkは文学・ファッション・ゲーム・アニメに特化していて、それに妙にクリエイティヴな趣味人に見えてしまうのだが(笑)。まずは私の撮ってきた写真から・・・。(特別展で写真許可というのは、なんとも気前がいい話)

The Complete Mechanical Womb - by Molly 'Porkshanks' Friedrich
「完全機械仕掛けの子宮」モリー・ポークシャンク・フレデリック作
19世紀風機械仕掛け、文字盤、真空管・・・などが典型的なスチームパンクのイメージソース。

Eye Pod- by Dr Grymm 「アイポッド」グリム博士作
(彼らの多数は"アーティスト名"を使っていて、いかにも19世紀のマッド・サイエンティスト風に名乗っていたりする・・・笑)

Watches - by Haruo Suekichi 腕時計 末吉晴男 作
スチームパンク界の著名時計作家は、日本で製作する日本人。
とてもディティールに凝っていて、こんなものが手づくりできるとは・・・感嘆。

Ergo Keyboard - by Datamancer ディティール アーゴ・キーボード データマンサー作
あまりにキーボードが美しかったので、超ディティール切り撮りしてしまったが・・・、全体像は<この>アーティストのウェブサイトのページで見られる。スクロールしていって欲しい。最初に出てくるのは「ハード」部分に使用されたIBMのキーボード Model M-15 split ergonomic keyboard。つまり、これを「ゴシック・スタイル」作り変えた・・・というこれまた、感嘆の作品。もちろん機能している。
彼は他にも「スチームパンク用ラップトップ」なるものも製作していて・・・下はYoutubeから借りてきたヴィデオ。
彼らの作品の凄みは、実際に「機能」する作品をも作り上げてしまうこと。
私の一番好きな時計アーティストで、このエキジビションを知るきっかけになったEric Freitas(エリック・フレイタス)氏の時計作品もまた「機能するアート」。これまた、パーツの一つ一つがハンドメイド。

Mechanical Clock 9 - by Eric Freitas 機械時計9 エリック・フレイタス作
Flickrで発見して以来の大ファン。

Mechanical Clock 9 - by Eric Freitas 機械時計9 エリック・フレイタス作

ディーティール Mechanical Clock 9 - by Eric Freitas 機械時計9 エリック・フレイタス作

Mechanical Clock 6- by Eric Freitas 機械時計6 エリック・フレイタス作

Mechanical Clock 3 - by Eric Freitas 機械時計3 エリック・フレイタス作
彼のウェブサイトやEtsyで作品やカードが販売されている。
最後のアーテストは(あ、もちろんもっとさまざまなアーティストが展示されているのだが、私がカメラにうまく収められたアーティストの中で・・・)ジュエリーデザイナーDaniel Proulx氏
昆虫やギーガー(Hans Rudolf Giger)のイメージが濃厚だが、なんとなく可愛らしくもある。
彼の作品のスライドショーをYoutubeで見つけた。
作品はEtsyの彼のショップで販売中。
同じくYoutubeから、このエキジビションを特集したヴィデオ。アーティストや、これを企画した博物館のキュレーターへのインタヴュー。アーティスト達のファッションも見もの。
最後にスティーム・パンク・スタイルのファッション・ヴィデオを再びYoutubeより。
明日はまた休業日で、この後、パリでも科学史系の博物館Musee des Arts et Metiersを訪れたので、そのイメージを展覧。ここも・・・スティーム・パンクに相通ずる!?
Wikiのリンクをつけておきたが、スティーム・パンクとは「19世紀の蒸気機関システムのまま進化してしまった、パラレル・ワールド」を描いたSF小説に始まり、主にアメリカで進行しつつある、ファッション・カルチャーとでも要約できるだろうか・・・。70年代後半から80年代にかけての不況下イギリスのフラストレーションの中で生まれた「元祖」Punkが「支離滅裂破壊的」ミュージック発生型だったのに比べて、今回のPunkは文学・ファッション・ゲーム・アニメに特化していて、それに妙にクリエイティヴな趣味人に見えてしまうのだが(笑)。まずは私の撮ってきた写真から・・・。(特別展で写真許可というのは、なんとも気前がいい話)

The Complete Mechanical Womb - by Molly 'Porkshanks' Friedrich
「完全機械仕掛けの子宮」モリー・ポークシャンク・フレデリック作
19世紀風機械仕掛け、文字盤、真空管・・・などが典型的なスチームパンクのイメージソース。

Eye Pod- by Dr Grymm 「アイポッド」グリム博士作
(彼らの多数は"アーティスト名"を使っていて、いかにも19世紀のマッド・サイエンティスト風に名乗っていたりする・・・笑)

Watches - by Haruo Suekichi 腕時計 末吉晴男 作
スチームパンク界の著名時計作家は、日本で製作する日本人。
とてもディティールに凝っていて、こんなものが手づくりできるとは・・・感嘆。

Ergo Keyboard - by Datamancer ディティール アーゴ・キーボード データマンサー作
あまりにキーボードが美しかったので、超ディティール切り撮りしてしまったが・・・、全体像は<この>アーティストのウェブサイトのページで見られる。スクロールしていって欲しい。最初に出てくるのは「ハード」部分に使用されたIBMのキーボード Model M-15 split ergonomic keyboard。つまり、これを「ゴシック・スタイル」作り変えた・・・というこれまた、感嘆の作品。もちろん機能している。
彼は他にも「スチームパンク用ラップトップ」なるものも製作していて・・・下はYoutubeから借りてきたヴィデオ。
彼らの作品の凄みは、実際に「機能」する作品をも作り上げてしまうこと。
私の一番好きな時計アーティストで、このエキジビションを知るきっかけになったEric Freitas(エリック・フレイタス)氏の時計作品もまた「機能するアート」。これまた、パーツの一つ一つがハンドメイド。

Mechanical Clock 9 - by Eric Freitas 機械時計9 エリック・フレイタス作
Flickrで発見して以来の大ファン。

Mechanical Clock 9 - by Eric Freitas 機械時計9 エリック・フレイタス作

ディーティール Mechanical Clock 9 - by Eric Freitas 機械時計9 エリック・フレイタス作

Mechanical Clock 6- by Eric Freitas 機械時計6 エリック・フレイタス作

Mechanical Clock 3 - by Eric Freitas 機械時計3 エリック・フレイタス作
彼のウェブサイトやEtsyで作品やカードが販売されている。
最後のアーテストは(あ、もちろんもっとさまざまなアーティストが展示されているのだが、私がカメラにうまく収められたアーティストの中で・・・)ジュエリーデザイナーDaniel Proulx氏
昆虫やギーガー(Hans Rudolf Giger)のイメージが濃厚だが、なんとなく可愛らしくもある。
彼の作品のスライドショーをYoutubeで見つけた。
作品はEtsyの彼のショップで販売中。
同じくYoutubeから、このエキジビションを特集したヴィデオ。アーティストや、これを企画した博物館のキュレーターへのインタヴュー。アーティスト達のファッションも見もの。
最後にスティーム・パンク・スタイルのファッション・ヴィデオを再びYoutubeより。
明日はまた休業日で、この後、パリでも科学史系の博物館Musee des Arts et Metiersを訪れたので、そのイメージを展覧。ここも・・・スティーム・パンクに相通ずる!?
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オックスフォード科学史博物館-2-
- 2010-10-22 Fri 10:51:51
- 博物館・美術館
オックスフォードから科学史博物館(Museum of the History of Science)の2回目。
今日は「ダイアル(文字盤)」をテーマに日時計やコンパスなどのイメージ。
理由はないのだが「文字盤」というフォルムが妙に好きで、それも、装飾的なものをよく撮ってしまう。

日時計。軽い・彫りやすい・着彩しやすいためだろう、よく象牙が使われている。

日時計。

Nocturnal(ノクターナル)と記されているが・・・それが何かは知らない。月時計なのかな???
それは知らないのだが、ここに描かれているのは、
ハンガリー人と(多分)トルコ人のコスチュームだとは想像がつく(笑)。

象牙製のカレンダー。文字がとても綺麗・・・。

これも、その「ノクターナル」同じく象牙製。

コンパス・・・なのだが、象牙彫りのイギリスの地図の方に興味深々でフォーカスしてみた。
今とはだいぶ違ってもっと大雑把。KentやHampshireがまだない・・・。

コンパスと日時計も兼ねているのだろうな・・・。
高緯度の北ヨーロッパでは、夏と冬で日の長さ(高さ)が随分違うので、
日時計の目盛りの撮り方がこのように複雑なことになっているのだと想像する・・・。
とても美しいカーヴを描いているのだけど。

豪華なコンパスと日時計のセット。

これもコンパスと日時計セット。

コンパス+日時計づくし・・・。それにしてもいろいろな「方式」があるのだな・・・。

実際にはこんな風に展示されている。
科学というと、無味乾燥な実用のみのオブジェを思い浮かべてしまうのだが、昔のものはやはりそれでもなにかしら「装飾」をつけずにはおれなかったもののよう。
この科学史博物館の地下展示室で、ちょうど我々が訪れた時に、その科学と装飾性が再会したかのような「Steam Punk(スチーム・パンク)」の特別展をやっていたので、次回はそのイメージの展覧。「スチーム・パンク」って何って?それは見てのお楽しみ(笑)。
明日は休業であさって更新予定。
今日は「ダイアル(文字盤)」をテーマに日時計やコンパスなどのイメージ。
理由はないのだが「文字盤」というフォルムが妙に好きで、それも、装飾的なものをよく撮ってしまう。

日時計。軽い・彫りやすい・着彩しやすいためだろう、よく象牙が使われている。

日時計。

Nocturnal(ノクターナル)と記されているが・・・それが何かは知らない。月時計なのかな???
それは知らないのだが、ここに描かれているのは、
ハンガリー人と(多分)トルコ人のコスチュームだとは想像がつく(笑)。

象牙製のカレンダー。文字がとても綺麗・・・。

これも、その「ノクターナル」同じく象牙製。

コンパス・・・なのだが、象牙彫りのイギリスの地図の方に興味深々でフォーカスしてみた。
今とはだいぶ違ってもっと大雑把。KentやHampshireがまだない・・・。

コンパスと日時計も兼ねているのだろうな・・・。
高緯度の北ヨーロッパでは、夏と冬で日の長さ(高さ)が随分違うので、
日時計の目盛りの撮り方がこのように複雑なことになっているのだと想像する・・・。
とても美しいカーヴを描いているのだけど。

豪華なコンパスと日時計のセット。

これもコンパスと日時計セット。

コンパス+日時計づくし・・・。それにしてもいろいろな「方式」があるのだな・・・。

実際にはこんな風に展示されている。
科学というと、無味乾燥な実用のみのオブジェを思い浮かべてしまうのだが、昔のものはやはりそれでもなにかしら「装飾」をつけずにはおれなかったもののよう。
この科学史博物館の地下展示室で、ちょうど我々が訪れた時に、その科学と装飾性が再会したかのような「Steam Punk(スチーム・パンク)」の特別展をやっていたので、次回はそのイメージの展覧。「スチーム・パンク」って何って?それは見てのお楽しみ(笑)。
明日は休業であさって更新予定。
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オックスフォード科学史博物館-1-
- 2010-10-21 Thu 10:10:33
- 博物館・美術館
話は再びOxford(オックスフォード)に戻る。さすがオクスフォード大学の街だけあって、大学付属の博物館もいろいろ。ピットリヴァース博物館、自然史博物館に引き続いて、今日は科学史博物館(Museum of the History of Science)。
自分自身とりわけ科学系が得意・・・なわけではないのだが、歴史的な科学実験道具、天体観測機といったものが、妙にフォトジェニックだと感じてしまう。そしてここはピットリヴァースに引き続き「古色豊かな不思議物体」の宝庫。何に使うものやら、どうやって使うかは知らなくても、その奇妙な美しさを切り撮るのは楽しい・・・。

これは昨日のDanaさん系だな・・・薬壜のセット。あまりここから投薬されたいとは思わないが。

これも薬壜。

ガラスの実験道具達。曲面ガラスの折り重なった質感が好き。

何なのか全く解らず、想像もつかず。でも妙に愛らしい・・・。

実験器の一部をレイヤーで。こんな切抜きがひょこひょこ動くのだろうな・・・。

これも何かの実験器の一部。人形の家のようになっている。

時計なのだけれど・・・なにやら天体観測に関連したもの。

天体儀にレイヤーをかけて。
天体儀というものもヴィジュアル的に好き。複雑に絡まりあった天体運行の呪縛(笑)。

これも天体儀。

殻に入った地球・・・まだオーストラリアじゃなくてNew Holland(ニュー・オランダ)と呼ばれている。
1820年代までそう呼ばれていた。

これは「殻入り」天球儀。胡桃か何かのナッツを連想してしまう。

アストロラーべ(Astrolabe=航海用天体観測器)。
はじめて見たが・・・実用物に、この見事な装飾。
この博物館にはいくつもこのアストロラーべが収蔵されている。

これもアストロラーべ。


これもそうなのかな?使えもしないがディスプレイ用に部屋に欲しいな・・・。
明日も引き続き科学史博物館から、日時計やコンパスのダイアル(文字盤)もののイメージをまとめてみよう。
自分自身とりわけ科学系が得意・・・なわけではないのだが、歴史的な科学実験道具、天体観測機といったものが、妙にフォトジェニックだと感じてしまう。そしてここはピットリヴァースに引き続き「古色豊かな不思議物体」の宝庫。何に使うものやら、どうやって使うかは知らなくても、その奇妙な美しさを切り撮るのは楽しい・・・。

これは昨日のDanaさん系だな・・・薬壜のセット。あまりここから投薬されたいとは思わないが。

これも薬壜。

ガラスの実験道具達。曲面ガラスの折り重なった質感が好き。

何なのか全く解らず、想像もつかず。でも妙に愛らしい・・・。

実験器の一部をレイヤーで。こんな切抜きがひょこひょこ動くのだろうな・・・。

これも何かの実験器の一部。人形の家のようになっている。

時計なのだけれど・・・なにやら天体観測に関連したもの。

天体儀にレイヤーをかけて。
天体儀というものもヴィジュアル的に好き。複雑に絡まりあった天体運行の呪縛(笑)。

これも天体儀。

殻に入った地球・・・まだオーストラリアじゃなくてNew Holland(ニュー・オランダ)と呼ばれている。
1820年代までそう呼ばれていた。

これは「殻入り」天球儀。胡桃か何かのナッツを連想してしまう。

アストロラーべ(Astrolabe=航海用天体観測器)。
はじめて見たが・・・実用物に、この見事な装飾。
この博物館にはいくつもこのアストロラーべが収蔵されている。

これもアストロラーべ。


これもそうなのかな?使えもしないがディスプレイ用に部屋に欲しいな・・・。
明日も引き続き科学史博物館から、日時計やコンパスのダイアル(文字盤)もののイメージをまとめてみよう。
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Danaさんのディスプレイ
- 2010-10-20 Wed 10:53:08
- 写真
昨日のオックスフォード自然史博物館、その前のMistletoeさんの「幻視者の博物学」の世界に近い趣味の友人がいる。このブログではおなじみの、私の友人Danaさん。
彼女のテイストは「ロマンティック博物学」とでも言おうか・・・フェミニンな美意識と、エキセントリックな博物趣味と、ちょっとおとぼけ系のユーモアの入り混じった独特の世界。
白いキャンバス状態だった彼女の新しいフラットは、日々Danaさん色を濃厚に映し出してきている。そんな中に私は時々お邪魔して・・・物撮りを楽しんでいる。

バラのドライフラワーにアンティーク・シルヴァーのケース。

彼女のお気に入り、ヴィーナス像。Kotomiジュエリーのディスプレイにもなっている。
いつもKotomiジュエリーをご愛顧まことにありがとうございます(笑)。

ラヴェンダーと・・・彼女はシェル好き。

自然史博物館化・・・。

別の角度から・・・。

最近入手したこの珊瑚がお気に入り。ジュエリーをディスプレイするにもなかなかいい・・・。

Danaさん、次のシーズンのジュエリーの撮影にこの珊瑚かしてね(笑)。

かとおもうと、この脱力系の子達もDanaさんならではの味わい・・・。

壜コレクションで、そうそう・・・彼女はホメオパスだったと思い出す。

明るいダイニングテーブルの上で撮ってみた。

壜+シェル

ハーキマーダイヤモンドのコレクションと、これも最近入手した大理石のカーヴィング。

最後に、どんなディスプレイよりもステキぶりを発揮しているバブルス先生。
また新しいコレクションが入ったら撮りに行きますよ、Danaさん(笑)。
彼女のテイストは「ロマンティック博物学」とでも言おうか・・・フェミニンな美意識と、エキセントリックな博物趣味と、ちょっとおとぼけ系のユーモアの入り混じった独特の世界。
白いキャンバス状態だった彼女の新しいフラットは、日々Danaさん色を濃厚に映し出してきている。そんな中に私は時々お邪魔して・・・物撮りを楽しんでいる。

バラのドライフラワーにアンティーク・シルヴァーのケース。

彼女のお気に入り、ヴィーナス像。Kotomiジュエリーのディスプレイにもなっている。
いつもKotomiジュエリーをご愛顧まことにありがとうございます(笑)。

ラヴェンダーと・・・彼女はシェル好き。

自然史博物館化・・・。

別の角度から・・・。

最近入手したこの珊瑚がお気に入り。ジュエリーをディスプレイするにもなかなかいい・・・。

Danaさん、次のシーズンのジュエリーの撮影にこの珊瑚かしてね(笑)。

かとおもうと、この脱力系の子達もDanaさんならではの味わい・・・。

壜コレクションで、そうそう・・・彼女はホメオパスだったと思い出す。

明るいダイニングテーブルの上で撮ってみた。

壜+シェル

ハーキマーダイヤモンドのコレクションと、これも最近入手した大理石のカーヴィング。

最後に、どんなディスプレイよりもステキぶりを発揮しているバブルス先生。
また新しいコレクションが入ったら撮りに行きますよ、Danaさん(笑)。
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オックスフォード大学自然史博物館 (Oxford University Museum of Natural History)
- 2010-10-19 Tue 16:33:04
- 博物館・美術館
オックスフォードに話は戻って(何だったか忘れたって?)ピットリヴァース博物館の棟続き、オックスフォード大学自然史博物館(Oxford University Museum of Natural History)のイメージを今日は展覧してみよう。
ここも昨日までのピットリヴァースに劣らない「不思議」博物館。最初はここもピットリヴァース博物館で、その自然史部門だと思い込んでいた。ブログに書くにあたって調べなおしてみたら、これが別物。ただ棟続きの建物だった、ということに気がついた・・・。
ここ自然史博物館、収蔵物も19世紀以来の自然史一大サンプルなのだが、建物自体が19世紀のゴシックリヴァイヴァル様式。それも、当時の最新テクノロジーだったスティールを建築材料として、ゴシック様式のガラス張り建築に作り上げた、珍しい例。(この1860年完成Benjamin Woodward設計の建築に関しての英文資料は<こちら>)

その鋳鉄の柱が支えるガラス天窓。そこに骨格標本が浮かぶ。かなりシュールなイメージ。

鉄で作られたこの装飾性・・・。これはもう19世紀ヴィクトリアン期ならではの建築。

浮かんでいるのやら、いまだに泳いでいるのやら・・・。

その下にも、骨格標本の展示。百鬼夜行風に撮れてしまった。

あとはほとんどが剥製標本。永遠に生きている・・・様に撮ってみたくなる。

これはJay(カケス)の一種かな。

これは「ハシビロコウ」だそうだが、性格悪そうな・・・なんて邪悪な・・・(笑)

この子は愛らしい。

Ibis(トキ)の一種。
クリスマス前のイルミネーション飾りが、ショウケースに写り込んで不思議な効果。

動物もいれば・・・、

植物ももちろんいろいろ。

標本自体が歴史的なものなので、黄ばんだ質感が味わい満点。

ついついレイヤー加工で遊んでみたくなる。

あまり真面目な自然史研究家ではないな・・・私(笑)。
オックスフォード大学の街だけあって、ここには博物館が豊富。すべて何らかの形で大学付属の博物館になっている。また、後日オックスフォードのほかの博物館も展覧予定。
ここも昨日までのピットリヴァースに劣らない「不思議」博物館。最初はここもピットリヴァース博物館で、その自然史部門だと思い込んでいた。ブログに書くにあたって調べなおしてみたら、これが別物。ただ棟続きの建物だった、ということに気がついた・・・。
ここ自然史博物館、収蔵物も19世紀以来の自然史一大サンプルなのだが、建物自体が19世紀のゴシックリヴァイヴァル様式。それも、当時の最新テクノロジーだったスティールを建築材料として、ゴシック様式のガラス張り建築に作り上げた、珍しい例。(この1860年完成Benjamin Woodward設計の建築に関しての英文資料は<こちら>)

その鋳鉄の柱が支えるガラス天窓。そこに骨格標本が浮かぶ。かなりシュールなイメージ。

鉄で作られたこの装飾性・・・。これはもう19世紀ヴィクトリアン期ならではの建築。

浮かんでいるのやら、いまだに泳いでいるのやら・・・。

その下にも、骨格標本の展示。百鬼夜行風に撮れてしまった。

あとはほとんどが剥製標本。永遠に生きている・・・様に撮ってみたくなる。

これはJay(カケス)の一種かな。

これは「ハシビロコウ」だそうだが、性格悪そうな・・・なんて邪悪な・・・(笑)

この子は愛らしい。

Ibis(トキ)の一種。
クリスマス前のイルミネーション飾りが、ショウケースに写り込んで不思議な効果。

動物もいれば・・・、

植物ももちろんいろいろ。

標本自体が歴史的なものなので、黄ばんだ質感が味わい満点。

ついついレイヤー加工で遊んでみたくなる。

あまり真面目な自然史研究家ではないな・・・私(笑)。
オックスフォード大学の街だけあって、ここには博物館が豊富。すべて何らかの形で大学付属の博物館になっている。また、後日オックスフォードのほかの博物館も展覧予定。
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Kotomiジュエリー -クリスタル・ガラスのブローチ
- 2010-10-18 Mon 10:54:12
- Kotomiジュエリー
今日は、クリスマス・シーズンに向けての新しいブローチのシリーズをご紹介。
どうやら、ヴィンテージ・ブームに乗っているのか、一時期全く姿をひそめていたブローチが今年は注目アイテムとか・・・。流行にはどちらかといえば疎い私だが、取引先はいつでもトレンドをキャッチするのに熱心。今回も某取引先から「キラキラしたカット石のブローチを作れないか?」と頼まれた。ちょうどヴィンテージ・スワロフスキーカット石やら、Francisが仕入れてきたクリスタル・カット石がいろいろ手に入ったところだったので、新しい展開で作ってみた。

BR-101-2, BR-103-4, BR-105-6

BR-107-9, BR-110, BR-111

BR-112-3, BR-114

BR-115, BR-116-7

BR-118-121

BR-122, BR-123

BR-124

BR-125, BR-126
これもまた、ご興味おありの方はお問い合わせ歓迎。(サイズはだいたいどれも4-4.5cm 40-45ポンドの価格帯)
トライアルで1-3点ずつ作っているが、まだカット石は入手できるので、追加生産も(今のところ)可能。
明日はまた、オックスフォードに戻って、自然史博物館からのイメージを展覧予定。
どうやら、ヴィンテージ・ブームに乗っているのか、一時期全く姿をひそめていたブローチが今年は注目アイテムとか・・・。流行にはどちらかといえば疎い私だが、取引先はいつでもトレンドをキャッチするのに熱心。今回も某取引先から「キラキラしたカット石のブローチを作れないか?」と頼まれた。ちょうどヴィンテージ・スワロフスキーカット石やら、Francisが仕入れてきたクリスタル・カット石がいろいろ手に入ったところだったので、新しい展開で作ってみた。

BR-101-2, BR-103-4, BR-105-6

BR-107-9, BR-110, BR-111

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BR-115, BR-116-7

BR-118-121

BR-122, BR-123

BR-124

BR-125, BR-126
これもまた、ご興味おありの方はお問い合わせ歓迎。(サイズはだいたいどれも4-4.5cm 40-45ポンドの価格帯)
トライアルで1-3点ずつ作っているが、まだカット石は入手できるので、追加生産も(今のところ)可能。
明日はまた、オックスフォードに戻って、自然史博物館からのイメージを展覧予定。
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Kotomiジュエリー -秋冬物追加UP
- 2010-10-17 Sun 10:01:58
- Kotomiジュエリー
秋冬物の追加のラインが上がってきたので、今日はお披露目の標本箱。

N-1425-6, N-1427 センターストーン:ラブラドライト

N-1428, N-1429-32 センターストーン:アゲート

N-1433, N-1434, N-1435 センターストーン:左よりプレアナイト、ラブラドライト、グリーンルビー

N-1436, N-1437 センターストーン:スモーキー・クオーツ

N-1438, N-1439, N-1440 センターストーン:スモーキー・クオーツ

N-1441, N-1442 センターストーン:スモーキー・クオーツ

N-1443, N-1444, N-1445 センターストーン:スモーキー・クオーツ、クオーツ

N-1446-55, N-1456-65 センターストーン:クリスタル・ガラス

N-1466, N-1467 センターストーン:クオーツ

N-1469, N-1468 センターストーン:スモーキー・クオーツ、クオーツ

N-1469-2, N-1470, N-1471 センターストーン:スモーキー・クオーツ

N-1472, N-1473, N-1474 センターストーン:ファントム・クオーツ、ルチル・クオーツ

N-1475 センターストーン:クオーツ

N-1476, N-1477 センターストーン:ラブラドライト

N-1478, N-1479, N-1480-81 センターストーン:ラブラドライト

N-1482, N-1483 センターストーン:サファイア

N-1484, N-1485, N-1486 センターストーン:レッド・クオーツ

N-1487, N-1488-89, N-1490 センターストーン:ラブラドライト
ご興味があれば、サイズ、素材詳細、価格等お問い合わせ歓迎!!
明日は同時に仕上がった、クリスタル・ガラスのブローチを展覧予定。

N-1425-6, N-1427 センターストーン:ラブラドライト

N-1428, N-1429-32 センターストーン:アゲート

N-1433, N-1434, N-1435 センターストーン:左よりプレアナイト、ラブラドライト、グリーンルビー

N-1436, N-1437 センターストーン:スモーキー・クオーツ

N-1438, N-1439, N-1440 センターストーン:スモーキー・クオーツ

N-1441, N-1442 センターストーン:スモーキー・クオーツ

N-1443, N-1444, N-1445 センターストーン:スモーキー・クオーツ、クオーツ

N-1446-55, N-1456-65 センターストーン:クリスタル・ガラス

N-1466, N-1467 センターストーン:クオーツ

N-1469, N-1468 センターストーン:スモーキー・クオーツ、クオーツ

N-1469-2, N-1470, N-1471 センターストーン:スモーキー・クオーツ

N-1472, N-1473, N-1474 センターストーン:ファントム・クオーツ、ルチル・クオーツ

N-1475 センターストーン:クオーツ

N-1476, N-1477 センターストーン:ラブラドライト

N-1478, N-1479, N-1480-81 センターストーン:ラブラドライト

N-1482, N-1483 センターストーン:サファイア

N-1484, N-1485, N-1486 センターストーン:レッド・クオーツ

N-1487, N-1488-89, N-1490 センターストーン:ラブラドライト
ご興味があれば、サイズ、素材詳細、価格等お問い合わせ歓迎!!
明日は同時に仕上がった、クリスタル・ガラスのブローチを展覧予定。
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子羊舎とmistletoeさんのオブジェ
- 2010-10-16 Sat 10:46:54
- 周りの物達
ここのところ、オックスフォードの奇妙な博物館を展覧していたが、それとも多少相通ずるところのあるアート・オブジェが東京から届いた。
Flickrで知り合ったmistletoeさんのオブジェが意識に張り付いてはなれない。彼女のオブジェは一種の3Dコラージュ。アンティーク小物やら、天然石やら、リボンの切れ端やら・・・あらゆるものが世界中から、彼女の呪縛によって一つの磁場に繋ぎとめられんがために集まってきたかのような・・・。繊細で詩的で、そこから一篇の短編映画が始まるかのような、そんな期待を封じ込めたオブジェ。
そんなに気になるものなら入手してしまおう、というので、在庫なし状態のところをお願いして作ってもらった。
ホムンクルスというのは、錬金術師の作り出す小さな人型の生命体のことで、ここではスペル(呪文)と天然石と自然の断片に包まれて、静かに熟成を待っているかのよう。
届いたのは彼だけではない。mistletoeさんは子羊舎という、不思議な肉桂色の雑貨店兼出版社の主催者でもある。物質の後ろに潜むなにものかを幻視する人々のための媒体(メディウム)を販売している。そこでまた・・・この「主なき庭~遺物たちの囁き」の写真葉+散文集を入手。これもまた同時に届けられた。
ほかにもいくつかmistletoeさんの作品を、彼女のFlickr写真から借りてこよう。

"Bleu・・・Mémoire" 撮影:mistletoe Mistletoe@Flickr

ange 撮影:mistletoe Mistletoe@Flickr

moon 撮影:mistletoe Mistletoe@Flickr

Secret Garden1 撮影:mistletoe Mistletoe@Flickr

Ce live ange 撮影:mistletoe Mistletoe@Flickr

Petite boîte1 撮影:mistletoe Mistletoe@Flickr

La treizième fausse lune 撮影:mistletoe Mistletoe@Flickr

秋の最新作は・・・キノコ達!! 撮影:mistletoe Mistletoe@Flickr
彼女のブログは<こちら>。美意識の幻視者、mistletoeさんは意外と(失礼・・・笑)愉快な方なのだと気づくのだった。
明日は、秋冬物の追加ネックレスがUPしたので、まずはそのお披露目を予定中。
Flickrで知り合ったmistletoeさんのオブジェが意識に張り付いてはなれない。彼女のオブジェは一種の3Dコラージュ。アンティーク小物やら、天然石やら、リボンの切れ端やら・・・あらゆるものが世界中から、彼女の呪縛によって一つの磁場に繋ぎとめられんがために集まってきたかのような・・・。繊細で詩的で、そこから一篇の短編映画が始まるかのような、そんな期待を封じ込めたオブジェ。
そんなに気になるものなら入手してしまおう、というので、在庫なし状態のところをお願いして作ってもらった。
ホムンクルスというのは、錬金術師の作り出す小さな人型の生命体のことで、ここではスペル(呪文)と天然石と自然の断片に包まれて、静かに熟成を待っているかのよう。
届いたのは彼だけではない。mistletoeさんは子羊舎という、不思議な肉桂色の雑貨店兼出版社の主催者でもある。物質の後ろに潜むなにものかを幻視する人々のための媒体(メディウム)を販売している。そこでまた・・・この「主なき庭~遺物たちの囁き」の写真葉+散文集を入手。これもまた同時に届けられた。
ほかにもいくつかmistletoeさんの作品を、彼女のFlickr写真から借りてこよう。

"Bleu・・・Mémoire" 撮影:mistletoe Mistletoe@Flickr

ange 撮影:mistletoe Mistletoe@Flickr

moon 撮影:mistletoe Mistletoe@Flickr

Secret Garden1 撮影:mistletoe Mistletoe@Flickr

Ce live ange 撮影:mistletoe Mistletoe@Flickr

Petite boîte1 撮影:mistletoe Mistletoe@Flickr

La treizième fausse lune 撮影:mistletoe Mistletoe@Flickr

秋の最新作は・・・キノコ達!! 撮影:mistletoe Mistletoe@Flickr
彼女のブログは<こちら>。美意識の幻視者、mistletoeさんは意外と(失礼・・・笑)愉快な方なのだと気づくのだった。
明日は、秋冬物の追加ネックレスがUPしたので、まずはそのお披露目を予定中。
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Kotomiジュエリー近況- 仕入れと秋冬物追加生産進行中
- 2010-10-15 Fri 12:18:09
- 日記
オックスフォードから話はうちのアトリエに飛ぶ。
進行中といいながら、実はほとんど終わりかけ。もうすぐお披露目できると思うのだが・・・。

淡水パール、クオーツ、クリスタルカットガラスのビーズが到着。これは主に中国から。

センターストーンも続々インド・中国・香港等から到着。明るい色味は次のシーズンの春夏用。
常時安定供給でなくて「見つけたら買う」状態のセンターストーンには、シーズン関係なく常にアンテナを張っている。

ペンダントヘッド完成。これがだいたい10日位前の状態。
このペンダントヘッドの作りこみが、一番集中力を要するプロセス。
この間は、写真もPCもあまりタッチできなくなる・・・。

色味・サイズでグループ分けして、
ネックレスの竿(これ業界用語かな?サイドのネックレスのビーズ部分のこと)のデザインに取り掛かる。

このサンプル組みのプロセスは25年近くやってきたことで、さほど難しくはない。
ただ、机の上も床もビーズの袋でごった返す。あまり人に見せられない舞台裏・・・。

クローズアップで・・・目も当てられない部分は写さない(笑)。

チェーン使いが人気で、品切れに近い。なので、追加生産はチェーン使いのデザインが中心。
これはだいたい数日前。このあとこのサンプルと、必要な量の材料をそろえて糸通し加工のFrancisに持ち込む。量にもよるけれども、たいていは一週間で仕上げてくれる。今日「できてるよ。」の連絡が入っているので、引き上げに向かうところ。
私はその間、糸通し加工のいらないブローチの作りこみ。これは、あまりやったことがないのだけれど、某取引先の要望で試してみることに・・・。

ヴィンテージ・スワロフスキー石やら、チェコ・クリスタル・ガラス石やらいろいろ取り混ぜて・・・、

こんな感じのキラキラブローチ。クリスマスシーズンに向けて。

これはクレイを焼く前、ゴールドのマイカパウダーも入っていないので、まだ鈍い色。
この後パウダーを「まぶして」焼く。
これも後数日でネックレスと同時期にお披露目予定。今日も、本業に精出してます。
進行中といいながら、実はほとんど終わりかけ。もうすぐお披露目できると思うのだが・・・。

淡水パール、クオーツ、クリスタルカットガラスのビーズが到着。これは主に中国から。

センターストーンも続々インド・中国・香港等から到着。明るい色味は次のシーズンの春夏用。
常時安定供給でなくて「見つけたら買う」状態のセンターストーンには、シーズン関係なく常にアンテナを張っている。

ペンダントヘッド完成。これがだいたい10日位前の状態。
このペンダントヘッドの作りこみが、一番集中力を要するプロセス。
この間は、写真もPCもあまりタッチできなくなる・・・。

色味・サイズでグループ分けして、
ネックレスの竿(これ業界用語かな?サイドのネックレスのビーズ部分のこと)のデザインに取り掛かる。

このサンプル組みのプロセスは25年近くやってきたことで、さほど難しくはない。
ただ、机の上も床もビーズの袋でごった返す。あまり人に見せられない舞台裏・・・。

クローズアップで・・・目も当てられない部分は写さない(笑)。

チェーン使いが人気で、品切れに近い。なので、追加生産はチェーン使いのデザインが中心。
これはだいたい数日前。このあとこのサンプルと、必要な量の材料をそろえて糸通し加工のFrancisに持ち込む。量にもよるけれども、たいていは一週間で仕上げてくれる。今日「できてるよ。」の連絡が入っているので、引き上げに向かうところ。
私はその間、糸通し加工のいらないブローチの作りこみ。これは、あまりやったことがないのだけれど、某取引先の要望で試してみることに・・・。

ヴィンテージ・スワロフスキー石やら、チェコ・クリスタル・ガラス石やらいろいろ取り混ぜて・・・、

こんな感じのキラキラブローチ。クリスマスシーズンに向けて。

これはクレイを焼く前、ゴールドのマイカパウダーも入っていないので、まだ鈍い色。
この後パウダーを「まぶして」焼く。
これも後数日でネックレスと同時期にお披露目予定。今日も、本業に精出してます。
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Pitt Rivers Museum (ピット・リヴァース博物館)Oxford -2-
- 2010-10-14 Thu 10:40:15
- 博物館・美術館
Oxford(オックスフォード)から、Pitt Rivers Museum(ピット・リヴァース博物館)の2回目。
今日は一段と「私」フィルターが入って、ジュエリーとビーズを中心に・・・。

この博物館の吹き抜け二階部のギャラリーには、各地からの民族色豊かなジュエリーが収蔵されている。
これを目当てに行ったのではなく、偶然の発見。これは楽しい!!

このあたりのキャビネットにはアフリカへの交易のために作られたビーズ。
主にベニスあたりで作られたガラス製だが、当時の(19世紀)アフリカの人たちには美しいお宝。
「商品の価値は市場性が決定する」の最たる例。安物をあてがって搾取したと、皮肉な見方をする説もあるが・・・。
要は欲しい人がいるから、交易が成り立っただけのこと。

交易ビーズ、およびその他いろいろのビーズ。

交易ビーズの古い見本カード。
大阪で、昔古いガラスビーズ製造会社の外注契約デザイナーを10年ばかり勤めていた。そこの会社の、昔(60年代位だろうか)のガラス玉サンプルカードを時々目にすることがあった。これと大して違いはない。そういう自分の経歴のためか、このサンプルカードというものに妙に愛着を感じてしまう。ちょうど来年の春物に、この右のサンプルカードのQを1Mass(1400個)発注したいな(笑)。

この右のガラス塗りパールも即発注したいもの・・・。

当時のシードビーズ。色味が現代のものよりまったりしていて、ナチュラルな感じ。

アフリカのエスニック・ジュエリー

これは主に北アフリカ、アルジェリアのジュエリー。
あ、右下の紫の石のブローチは東ヨーロッパ、バルカン半島のジュエリー。

東ヨーロッパ、ブルガリア周辺のジュエリー。
ビザンティンのこてこて装飾の末裔と感じてしまう・・・・。

ええその通り・・こんな風なビザンティン風のものを見ると撮らずにはいられない。

私の好きなクロス達。

これが極めつけのバルカンジュエリー。


左のバルカン・ジュエリー(19世紀)は右のビザンティンジュエリー(7世紀初期 大英博物館所蔵)のまるで末裔・・・。
そんなわけで、結局どんな博物館を訪れても、結局は自分の「好き」のフィルターに引っかかってくるものだけをピックアップしているのだ・・・と思う。
同じくバルカンのブルガリアのフォークソングをバックに、19世紀のコスチュームのポストカードをスライドショーにしたものをYoutubeで見つけたので、参考までに添付。
メランコリックないい曲。
今日は一段と「私」フィルターが入って、ジュエリーとビーズを中心に・・・。

この博物館の吹き抜け二階部のギャラリーには、各地からの民族色豊かなジュエリーが収蔵されている。
これを目当てに行ったのではなく、偶然の発見。これは楽しい!!

このあたりのキャビネットにはアフリカへの交易のために作られたビーズ。
主にベニスあたりで作られたガラス製だが、当時の(19世紀)アフリカの人たちには美しいお宝。
「商品の価値は市場性が決定する」の最たる例。安物をあてがって搾取したと、皮肉な見方をする説もあるが・・・。
要は欲しい人がいるから、交易が成り立っただけのこと。

交易ビーズ、およびその他いろいろのビーズ。

交易ビーズの古い見本カード。
大阪で、昔古いガラスビーズ製造会社の外注契約デザイナーを10年ばかり勤めていた。そこの会社の、昔(60年代位だろうか)のガラス玉サンプルカードを時々目にすることがあった。これと大して違いはない。そういう自分の経歴のためか、このサンプルカードというものに妙に愛着を感じてしまう。ちょうど来年の春物に、この右のサンプルカードのQを1Mass(1400個)発注したいな(笑)。

この右のガラス塗りパールも即発注したいもの・・・。

当時のシードビーズ。色味が現代のものよりまったりしていて、ナチュラルな感じ。

アフリカのエスニック・ジュエリー

これは主に北アフリカ、アルジェリアのジュエリー。
あ、右下の紫の石のブローチは東ヨーロッパ、バルカン半島のジュエリー。

東ヨーロッパ、ブルガリア周辺のジュエリー。
ビザンティンのこてこて装飾の末裔と感じてしまう・・・・。

ええその通り・・こんな風なビザンティン風のものを見ると撮らずにはいられない。

私の好きなクロス達。

これが極めつけのバルカンジュエリー。


左のバルカン・ジュエリー(19世紀)は右のビザンティンジュエリー(7世紀初期 大英博物館所蔵)のまるで末裔・・・。
そんなわけで、結局どんな博物館を訪れても、結局は自分の「好き」のフィルターに引っかかってくるものだけをピックアップしているのだ・・・と思う。
同じくバルカンのブルガリアのフォークソングをバックに、19世紀のコスチュームのポストカードをスライドショーにしたものをYoutubeで見つけたので、参考までに添付。
メランコリックないい曲。
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Pitt Rivers Museum (ピット・リヴァース博物館)Oxford -1-
- 2010-10-12 Tue 10:00:29
- 博物館・美術館
周りの友人達はもちろんのこと、もしこの標本箱ブロブを何度か覗いた方なら・・・私がいわゆる「オタク」のジャンルに属していることは周知のことかと・・・。
その私も、イギリス(あ、もちろんフランスでも・・・)のオタク+奇人=エキセントリックスと呼ばれる先人達には足元にも及ばない。彼らの「モノ好き」ぶりたるや尋常ではない・・・と常々感嘆している。
その「エキセントリックス」の殿堂の様なミュージアムがOxford(オックスフォード)にあるPitt Rivers Museum(ピット・リヴァース博物館)。創設は1884年で、当時形成されてつつあった、民俗学・人類学の中核コレクター、ピット・リヴァース中将が、彼の世界中からのコレクションをオックスフォード大学に寄贈したことに始まる。彼のみならず、その後歴代5人のコレクターからの寄贈を受けて、現在では50万以上のアイテムを所蔵する博物館。オックスフォード大学自然史博物館と棟続き状に建てられていて、自然史博物館同様、19世紀建造当初のディスプレイ形式をよく保存している。それだけでも一見の価値あり。
南米の「干し首」だとか、世界の「仮面」(含、能面)だとか、手工芸品とか、とにかく「脈絡なく」と感じるほどさまざまな「モノ」たちが、古色豊かな薄暗い(保存のため)キャビネットに満載。
今回もまた、私の興味のフィルターでビジュアルをピック・アップしてみた。

まずは全体像。実際はもっともっと暗い。
上階が吹き抜けのギャラリーになっている。

木製キャビネットに・・・、

展示品がびっしり・・・、

古色豊かな手書きラベルがステキだと思ってしまうのだが・・・。

タバコをテーマにした展示キャビネット。
この「みっちり」さ加減と、アナログな手書きラベルばかり見てしまう。

鉤針編みレースや刺繍のサンプル。

ボビンレース編の展示。そういえば、この実演をブリュージュで見たことがあるな・・・。

主にイタリア製のお守り、護符、というかアミュレット。
この生命の木のようなものやら、チャームやら、パターンそれぞれに由来があるのだろう・・・。
中国や日本で言うところの「七宝(=おめでたい縁起物の模様)」的なものが、あるのだろうな。
ケルト、スカンジナヴィアの北方ヨーロッパ起源のイギリスとはぜんぜん違う伝統。

このキャビネットも、迷信、呪術系。
下左のガラスの「とっくり」には魔女が封じ込められているとか書かれている。
信憑のほどはともかく・・・、私はいつでもこういった「眼」「手」「心臓」といった象徴のモチーフに興味をかきたてられる。

装飾的な鍵のコレクション。

Al-burâq (アル・ブラク)
スフィンクス?と思っていたら、Flickrは知の宝庫、とある専門家がこれは「アル・ブラク」イスラム伝説上の動物で、預言者モハメッドが他界した時に、彼を天上界へ運んだ馬だと教えてくれた。
美しい女性の顔に有翼の馬の体と孔雀の尾を持つとされる。スフィンクスやセンチュアー(バビロニアの人面有翼雄牛)ととも「親戚」の古代西アジアに由来するモチーフ。
これもなにやら、ロシア・オーソドックス風のモチーフが石に描かれている・・・と思ったら、これまたルーマニア人のFlickrコンタクト氏が「ルーマニア語で聖殉教者イレネと書かれている。」と教えてくれた。
次回(多分あさって)は、同じくピット・リヴァース博物館に収蔵されている、フォーク・ジュエリーや、昔のジュエリー材料のコレクションを展覧予定。
その私も、イギリス(あ、もちろんフランスでも・・・)のオタク+奇人=エキセントリックスと呼ばれる先人達には足元にも及ばない。彼らの「モノ好き」ぶりたるや尋常ではない・・・と常々感嘆している。
その「エキセントリックス」の殿堂の様なミュージアムがOxford(オックスフォード)にあるPitt Rivers Museum(ピット・リヴァース博物館)。創設は1884年で、当時形成されてつつあった、民俗学・人類学の中核コレクター、ピット・リヴァース中将が、彼の世界中からのコレクションをオックスフォード大学に寄贈したことに始まる。彼のみならず、その後歴代5人のコレクターからの寄贈を受けて、現在では50万以上のアイテムを所蔵する博物館。オックスフォード大学自然史博物館と棟続き状に建てられていて、自然史博物館同様、19世紀建造当初のディスプレイ形式をよく保存している。それだけでも一見の価値あり。
南米の「干し首」だとか、世界の「仮面」(含、能面)だとか、手工芸品とか、とにかく「脈絡なく」と感じるほどさまざまな「モノ」たちが、古色豊かな薄暗い(保存のため)キャビネットに満載。
今回もまた、私の興味のフィルターでビジュアルをピック・アップしてみた。

まずは全体像。実際はもっともっと暗い。
上階が吹き抜けのギャラリーになっている。

木製キャビネットに・・・、

展示品がびっしり・・・、

古色豊かな手書きラベルがステキだと思ってしまうのだが・・・。

タバコをテーマにした展示キャビネット。
この「みっちり」さ加減と、アナログな手書きラベルばかり見てしまう。

鉤針編みレースや刺繍のサンプル。

ボビンレース編の展示。そういえば、この実演をブリュージュで見たことがあるな・・・。

主にイタリア製のお守り、護符、というかアミュレット。
この生命の木のようなものやら、チャームやら、パターンそれぞれに由来があるのだろう・・・。
中国や日本で言うところの「七宝(=おめでたい縁起物の模様)」的なものが、あるのだろうな。
ケルト、スカンジナヴィアの北方ヨーロッパ起源のイギリスとはぜんぜん違う伝統。

このキャビネットも、迷信、呪術系。
下左のガラスの「とっくり」には魔女が封じ込められているとか書かれている。
信憑のほどはともかく・・・、私はいつでもこういった「眼」「手」「心臓」といった象徴のモチーフに興味をかきたてられる。

装飾的な鍵のコレクション。

Al-burâq (アル・ブラク)
スフィンクス?と思っていたら、Flickrは知の宝庫、とある専門家がこれは「アル・ブラク」イスラム伝説上の動物で、預言者モハメッドが他界した時に、彼を天上界へ運んだ馬だと教えてくれた。
美しい女性の顔に有翼の馬の体と孔雀の尾を持つとされる。スフィンクスやセンチュアー(バビロニアの人面有翼雄牛)ととも「親戚」の古代西アジアに由来するモチーフ。
これもなにやら、ロシア・オーソドックス風のモチーフが石に描かれている・・・と思ったら、これまたルーマニア人のFlickrコンタクト氏が「ルーマニア語で聖殉教者イレネと書かれている。」と教えてくれた。
次回(多分あさって)は、同じくピット・リヴァース博物館に収蔵されている、フォーク・ジュエリーや、昔のジュエリー材料のコレクションを展覧予定。
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Chiswick Car Boot Sale (チジック カーブーツ・セール)
- 2010-10-11 Mon 00:23:46
- 生活
毎日更新しているということは、手が空いてきたのか・・・残念ながら、そうではなくて、まだ少し製作トンネル内続行中。なので、今日は写真の少ない・・・ミニ標本箱。
友人のDanaさんのうちの近くで、毎月第一日曜に催されているカーブーツセールに行きたいと思いながら、月に一度ではお互いにうまくタイミングが合わず、なかなか行けなかった。この前の10月始めの日曜日に、やっと我々の段取りが合って、チジックカーブーツに初めて繰り出す。
U.K.在住の方はよくご存知、日本でもよくU.K.のカーブーツ・セールの話はでてきているので、「カーブーツ セール」とGoogleってもらうと、いろいろなブログのページがいろいろな会場を紹介していることと・・・。
一言で言うと、不要のものを車のトランクに詰め込んできて、安くで売買するセール。売る側は車一台に対して、だいたい10~20ポンドぐらい払い、買う側は50ペンスとか1ポンドぐらい払って入る。地方では農場の空き地などで催されるが、都会ではたいてい学校の駐車場が会場、という場合が多い。ここチジックの場合もコミュニティ・スクールのグラウンドが会場。
朝が早いので、前夜はDanaさんのフラットに泊り込み。あいにくその夜は大雨・・・しかし翌朝は、晴れた!!
通常はこのフェンスの向こうの芝生全体に売り手の車が広がるそうだが、今日はぬかるみなのでコンクリート駐車場でのみ。

コンクリートの駐車場にも前夜の大雨で池ができている。
それでも・・・ありとあらゆるものが持ち込まれた、スタンドが広がる。


近所のアロットメント(貸し出し区割り農地)で育ったような、のびのび元気のいい花達。
リヴァンプ用に、いつもジャンクジュエリーには目を光らせている私・・・。
こまごま買い物をしたり見て回っても、11時ごろには空腹に絶えかねて我々は退散。なにしろ、起きてすぐ朝ごはん抜きで駆けつけたもので・・・。まっすぐDanaさんちに戻って、朝ごはんを食べながら戦利品を広げる。

これは直径3cm程度の凸レンズ。ジュエリーの材料になるやら、何になるのか解らないけれど、とにかく買っておいた。

他にも、リヴァンプ用のジャンクジュエリーやら、集めているカンペール焼きのカップやら・・・いろいろ。

なぜか濃~いロシア風民芸物に弱い私・・・。小さな杯のセット。
これは多分下宿人ヴィヤチェスラフ殿下(あ、まだ紹介していなかったな・・・またいつか)に取り上げられるとおもう・・・。
忙しい、といいながら遊ぶのは別、というか、こうやって遊んでいるから忙しくなるのか?ともあれ、今日も仕事です(笑)。
この、チジック・カーブーツ・セールの情報は以下の通り。
Chiswick Car Boot Sale
毎月第一日曜(1月以外の年11回開催)売り手は7時から入場(5時から並ぶことができる)、買い手は8時から入場1時終了。
雨でも開催。(雨天や路面の状態の悪い日は、コンクリート路面の駐車場のみ使用のため、スタンド数は晴天時の約半分)
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友人のDanaさんのうちの近くで、毎月第一日曜に催されているカーブーツセールに行きたいと思いながら、月に一度ではお互いにうまくタイミングが合わず、なかなか行けなかった。この前の10月始めの日曜日に、やっと我々の段取りが合って、チジックカーブーツに初めて繰り出す。
U.K.在住の方はよくご存知、日本でもよくU.K.のカーブーツ・セールの話はでてきているので、「カーブーツ セール」とGoogleってもらうと、いろいろなブログのページがいろいろな会場を紹介していることと・・・。
一言で言うと、不要のものを車のトランクに詰め込んできて、安くで売買するセール。売る側は車一台に対して、だいたい10~20ポンドぐらい払い、買う側は50ペンスとか1ポンドぐらい払って入る。地方では農場の空き地などで催されるが、都会ではたいてい学校の駐車場が会場、という場合が多い。ここチジックの場合もコミュニティ・スクールのグラウンドが会場。
朝が早いので、前夜はDanaさんのフラットに泊り込み。あいにくその夜は大雨・・・しかし翌朝は、晴れた!!
通常はこのフェンスの向こうの芝生全体に売り手の車が広がるそうだが、今日はぬかるみなのでコンクリート駐車場でのみ。

コンクリートの駐車場にも前夜の大雨で池ができている。
それでも・・・ありとあらゆるものが持ち込まれた、スタンドが広がる。


近所のアロットメント(貸し出し区割り農地)で育ったような、のびのび元気のいい花達。
リヴァンプ用に、いつもジャンクジュエリーには目を光らせている私・・・。
こまごま買い物をしたり見て回っても、11時ごろには空腹に絶えかねて我々は退散。なにしろ、起きてすぐ朝ごはん抜きで駆けつけたもので・・・。まっすぐDanaさんちに戻って、朝ごはんを食べながら戦利品を広げる。

これは直径3cm程度の凸レンズ。ジュエリーの材料になるやら、何になるのか解らないけれど、とにかく買っておいた。

他にも、リヴァンプ用のジャンクジュエリーやら、集めているカンペール焼きのカップやら・・・いろいろ。

なぜか濃~いロシア風民芸物に弱い私・・・。小さな杯のセット。
これは多分下宿人ヴィヤチェスラフ殿下(あ、まだ紹介していなかったな・・・またいつか)に取り上げられるとおもう・・・。
忙しい、といいながら遊ぶのは別、というか、こうやって遊んでいるから忙しくなるのか?ともあれ、今日も仕事です(笑)。
この、チジック・カーブーツ・セールの情報は以下の通り。
Chiswick Car Boot Sale
毎月第一日曜(1月以外の年11回開催)売り手は7時から入場(5時から並ぶことができる)、買い手は8時から入場1時終了。
雨でも開催。(雨天や路面の状態の悪い日は、コンクリート路面の駐車場のみ使用のため、スタンド数は晴天時の約半分)
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Surbiton Festival (サービトン・フェスティバル)
- 2010-10-10 Sun 10:30:10
- イベント
少し前の話になるが、9月の最終土曜日には、うちのローカル、サービトンのフェスティバルが毎年催される。
駅前商店街に沿って出店が出て、パフォーマーやらミュージシャンが繰り出し、ブラスバンドや地域の子供たちのグループのパレードがある。いわば地域の「秋祭り」といった感じ。
私も毎年ぶらぶらカメラ片手に出かけている。写真を撮るのもだが、出店で買い食いする方で忙しい(笑)。
左上が駅前商店街、ヴィクトリア・ロード。普段はバスや車が走っているのだが、フェスティバルの日は歩行者専用になって、出店が出る。エスニック料理好きの私は、いつでもモロッコ料理の出店でランチ。ラムのシチューにクスクスとサラダ、これを「立ち食い」・・・。
一週間前から通りはフェスティバルの黄色い旗で飾られる。
サービトンは19世紀のヴィクトリア時代に開発された、当時の新興住宅地。隣町の中世からマーケットタウンとして記録が残されているキングストンに、当時鉄道が導入される案が出たが、当初鉄道は汚いうるさい嫌われ者。街からずいぶん離れた、まだ農場しかなかった、ここサービトンに鉄道駅は「隔離」されることになった。しかし、すぐに鉄道の便利さは不可欠のものとなって、このサービトンに続々と住宅が建てられるようになった、といういきさつ。なので、サービトン・フェスティバルの旗にも若き日のヴィクトリア女王が描かれていて、全体にどことなく「古きよき」をテーマにした演出。
このモリスダンス、いいおじさんたちがハンカチやら棒やらを手に手に、可愛らしく飛び跳ねて踊っている・・・。脚に鈴を鈴なりに付けていて、これがしゃんしゃん賑やか。昔これを最初見たときは笑わずにはいられなかったが、真面目に伝統芸能。各地に保存会があって、このグループはサービトンではないが、少し先のウィンブルドンのチーム。毎年ここのフェスティバルに参加している。本来は、春のお祭りMay Day(メィ・ディ)の出し物。

モリスダンスの演奏。アコーディオン、バイオリン(フィドル)、笛、ドラムというのが定番。

これはモリスダンス「棒踊り(正式名ではないよ)」。
フェスティバルを知らずに、たまたま駅から降りてきた人たちが、駅前でのこのモリスダンスにびっくり(笑)。
この人達はまた別のモリスダンス・グループ。今年は2チームが参加。

最後は2チーム合同で、レッツ・ダンス・・・。

こちらも毎回参加の「お達者クラブ」系ジャズバンド。渋くて上手い演奏。

別のジャズ・シンガー。少し年齢層は下がったかな。
後ろに見えるサービトン駅は2代目で1930年代にアールデコのデザインで建造されたもの。
Grade II listed(第2等保存建築)に指定・保存されている。

ゴキゲンにラテンを踊るペアは・・・、

実は、身長3m・・・。

ここにも、身長3mの虫・・・。

「今日は、いったい何事・・・?」

12時にはパレードがやってくる。

最後は、ヴィンテージカーのパレード。
この後も、フェスティヴァルは夕方まで賑やかに続く。
モリス・ダンスを見たことがない方のために・・・おまけヴィデオ。きっと笑う・・・ふふふ。
駅前商店街に沿って出店が出て、パフォーマーやらミュージシャンが繰り出し、ブラスバンドや地域の子供たちのグループのパレードがある。いわば地域の「秋祭り」といった感じ。
私も毎年ぶらぶらカメラ片手に出かけている。写真を撮るのもだが、出店で買い食いする方で忙しい(笑)。
左上が駅前商店街、ヴィクトリア・ロード。普段はバスや車が走っているのだが、フェスティバルの日は歩行者専用になって、出店が出る。エスニック料理好きの私は、いつでもモロッコ料理の出店でランチ。ラムのシチューにクスクスとサラダ、これを「立ち食い」・・・。
一週間前から通りはフェスティバルの黄色い旗で飾られる。
サービトンは19世紀のヴィクトリア時代に開発された、当時の新興住宅地。隣町の中世からマーケットタウンとして記録が残されているキングストンに、当時鉄道が導入される案が出たが、当初鉄道は汚いうるさい嫌われ者。街からずいぶん離れた、まだ農場しかなかった、ここサービトンに鉄道駅は「隔離」されることになった。しかし、すぐに鉄道の便利さは不可欠のものとなって、このサービトンに続々と住宅が建てられるようになった、といういきさつ。なので、サービトン・フェスティバルの旗にも若き日のヴィクトリア女王が描かれていて、全体にどことなく「古きよき」をテーマにした演出。
このモリスダンス、いいおじさんたちがハンカチやら棒やらを手に手に、可愛らしく飛び跳ねて踊っている・・・。脚に鈴を鈴なりに付けていて、これがしゃんしゃん賑やか。昔これを最初見たときは笑わずにはいられなかったが、真面目に伝統芸能。各地に保存会があって、このグループはサービトンではないが、少し先のウィンブルドンのチーム。毎年ここのフェスティバルに参加している。本来は、春のお祭りMay Day(メィ・ディ)の出し物。

モリスダンスの演奏。アコーディオン、バイオリン(フィドル)、笛、ドラムというのが定番。

これはモリスダンス「棒踊り(正式名ではないよ)」。
フェスティバルを知らずに、たまたま駅から降りてきた人たちが、駅前でのこのモリスダンスにびっくり(笑)。
この人達はまた別のモリスダンス・グループ。今年は2チームが参加。

最後は2チーム合同で、レッツ・ダンス・・・。

こちらも毎回参加の「お達者クラブ」系ジャズバンド。渋くて上手い演奏。

別のジャズ・シンガー。少し年齢層は下がったかな。
後ろに見えるサービトン駅は2代目で1930年代にアールデコのデザインで建造されたもの。
Grade II listed(第2等保存建築)に指定・保存されている。

ゴキゲンにラテンを踊るペアは・・・、

実は、身長3m・・・。

ここにも、身長3mの虫・・・。

「今日は、いったい何事・・・?」

12時にはパレードがやってくる。

最後は、ヴィンテージカーのパレード。
この後も、フェスティヴァルは夕方まで賑やかに続く。
モリス・ダンスを見たことがない方のために・・・おまけヴィデオ。きっと笑う・・・ふふふ。
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Adrian McCourt (エイドリアン・マクコート)-フォトグラファー
- 2010-10-09 Sat 10:47:26
- 写真
以前どこかの標本箱で書いたかもしれないが、私は人から何かを教わるのが下手で、どちらかといえば独学が得意。たいていなんでも見よう見まねで試してみて、行き詰ったところを調べるか・尋ねるかしてなんでもマスターしてきた。おのずと・・・「師」とか「先生」というものにはあまり縁がない。
そんな風なので、写真に関しても全くの独学。Flickrの数あまたの写真の達人たちが、先生といえば先生。それでも特定して「この人」ということは特になかった。Adrian McCourt(エイドリアン・マクコート)氏の写真を見るまでは・・・。
ほんの数ヶ月前、友人の夫の友人の弟・・・というかなり遠い「知人」のエイドリアンのウェブサイトを紹介された。これが、かなり衝撃的。彼の写真は主に人物ポートレイトだが、一言でその特徴を言うなら・・・写す対象の表面だけではなく、内面のその人の持つ魂の「要素」「素顔」「気質」を写しだす写真とでも言おうか・・・それも実にGraceful(優美な)フィルターを通して・・・。
彼の写真を見て以来、勝手に「師匠」と呼んでは、その光と影の効果、色調、構図を研究して、私の写真も影響を受けつつある。まだまだ見習い丁稚は「師匠」の足元にも及ばないのだが・・・。
ともあれ、ちょうど今年はわたしのXX歳記念でもあり、彼にポートレイト写真を依頼することを思いついて、連絡をした。気さくな彼はすぐに返事をくれて、在住のローマから(主にイタリアン・ヴォーグ誌の写真を撮っている)、イギリスでのポートレート注文を何件かまとめて、ロンドン入りする8月に私のセッションも合わせてもらうこととなった。その完成作が、ちょうど先日届いたところ。
そんなわけで、今日の標本箱は、けしてフォトジェニックとはいえない、私と配偶者氏ばかりが詰め込まれているがご容赦。ぜひ、まずは彼のサイトのリンクも見ていただきたい・・・。
Adrian McCourt
(すべてサムネイルをクリックすると写真が拡大するシステム。)
ウェブサイト・トップ・ページ
Fine Art(アート作品)
ポートレート作品
時を超えて
カントリー・ライフ
優美なる力
雑誌・出版物
ファーステンバーグ公爵夫人のクリスタル・コレクション
バイオグラフィー

これが私の一番のお気に入り。うちの庭にて撮影。Photo by Adrian McCourt 2010

これが「師匠」のお気に入りのよう。私の「山賊」ぶりがよく発揮されている(笑)。
着けているのはリヴァンプ・ラインのジュエリー。Photo by Adrian McCourt 2010

これも「師匠」のお気に入りで、彼のサイトにも入っている。これは「海賊風」あはは・・・。
うちのリヴィングルームで、かなりのローライト、自然光のみで撮影。Photo by Adrian McCourt 2010

これはかなりストレートな処理。Photo by Adrian McCourt 2010

庭にて。この「深み」が気に入っている。Photo by Adrian McCourt 2010

「師匠」DoF(被写体深度)で遊んでいる。
私は「ボケ」の方がよく見えるではないか・・・。Photo by Adrian McCourt 2010

うちの配偶者氏。配偶者氏も師匠もこれがお気に入り。Photo by Adrian McCourt 2010

配偶者氏に私の服を着せて、ちょっとコスプレ。宮廷の執事風? Photo by Adrian McCourt 2010
まだまだあるのだが・・・これぐらいにしておこう(笑)。
さすがに個人のポートレートでは日本までの出張はお願いできないが、イギリスへは年に2-3度来るそうだ。興味がある方は、直接コンタクト(英語・イタリア語)をどうぞ。
そんな風なので、写真に関しても全くの独学。Flickrの数あまたの写真の達人たちが、先生といえば先生。それでも特定して「この人」ということは特になかった。Adrian McCourt(エイドリアン・マクコート)氏の写真を見るまでは・・・。
ほんの数ヶ月前、友人の夫の友人の弟・・・というかなり遠い「知人」のエイドリアンのウェブサイトを紹介された。これが、かなり衝撃的。彼の写真は主に人物ポートレイトだが、一言でその特徴を言うなら・・・写す対象の表面だけではなく、内面のその人の持つ魂の「要素」「素顔」「気質」を写しだす写真とでも言おうか・・・それも実にGraceful(優美な)フィルターを通して・・・。
彼の写真を見て以来、勝手に「師匠」と呼んでは、その光と影の効果、色調、構図を研究して、私の写真も影響を受けつつある。まだまだ見習い丁稚は「師匠」の足元にも及ばないのだが・・・。
ともあれ、ちょうど今年はわたしのXX歳記念でもあり、彼にポートレイト写真を依頼することを思いついて、連絡をした。気さくな彼はすぐに返事をくれて、在住のローマから(主にイタリアン・ヴォーグ誌の写真を撮っている)、イギリスでのポートレート注文を何件かまとめて、ロンドン入りする8月に私のセッションも合わせてもらうこととなった。その完成作が、ちょうど先日届いたところ。
そんなわけで、今日の標本箱は、けしてフォトジェニックとはいえない、私と配偶者氏ばかりが詰め込まれているがご容赦。ぜひ、まずは彼のサイトのリンクも見ていただきたい・・・。
Adrian McCourt
(すべてサムネイルをクリックすると写真が拡大するシステム。)
ウェブサイト・トップ・ページ
Fine Art(アート作品)
ポートレート作品
時を超えて
カントリー・ライフ
優美なる力
雑誌・出版物
ファーステンバーグ公爵夫人のクリスタル・コレクション
バイオグラフィー

これが私の一番のお気に入り。うちの庭にて撮影。Photo by Adrian McCourt 2010

これが「師匠」のお気に入りのよう。私の「山賊」ぶりがよく発揮されている(笑)。
着けているのはリヴァンプ・ラインのジュエリー。Photo by Adrian McCourt 2010

これも「師匠」のお気に入りで、彼のサイトにも入っている。これは「海賊風」あはは・・・。
うちのリヴィングルームで、かなりのローライト、自然光のみで撮影。Photo by Adrian McCourt 2010

これはかなりストレートな処理。Photo by Adrian McCourt 2010

庭にて。この「深み」が気に入っている。Photo by Adrian McCourt 2010

「師匠」DoF(被写体深度)で遊んでいる。
私は「ボケ」の方がよく見えるではないか・・・。Photo by Adrian McCourt 2010

うちの配偶者氏。配偶者氏も師匠もこれがお気に入り。Photo by Adrian McCourt 2010

配偶者氏に私の服を着せて、ちょっとコスプレ。宮廷の執事風? Photo by Adrian McCourt 2010
まだまだあるのだが・・・これぐらいにしておこう(笑)。
さすがに個人のポートレートでは日本までの出張はお願いできないが、イギリスへは年に2-3度来るそうだ。興味がある方は、直接コンタクト(英語・イタリア語)をどうぞ。
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St Bartholomew the Great (セント・バーソロミュー・ザ・グレート教会)、London
- 2010-10-07 Thu 12:13:41
- 場所
今日はロンドン最古の現存する教会、St Bartholomew the Great (セント・バーソロミュー・ザ・グレート教会)の写真。
これは12世紀に建造された、今で言うところの「病院」のための修道院。ヘンリー1世の宮廷に仕えていたRahere(ラヘア)がローマ巡礼の折、病に陥った。テヴェレ河の中州にある修道院で手当てを受け、その折に健康が回復し無事帰国できた暁には、修道院を建造するという誓いを立てる。祈りが聞き届けられたものか、彼は無事回復し帰国の途に着く。
途中また、悪魔に襲われ、聖バーソロミューに救済されるという夢を見る。そのなかで聖バーソロミュー曰く「助けに来たのだが・・・お前の約束した修道院を、ひとつ、私に捧げてスミスフィールドに建ててくれないかな?」。
まぁ、取引条件を提示する聖人様もたいしたものだが、悪夢の中では切羽詰っているラヘアは、もちろん快諾。そんないきさつで、ロンドンに帰ってきた彼は、当時ロンドンの市壁の外側、いわばロンドン郊外のスミスフィールドにさっそく聖バーソロミュー修道院を建造し始める。
現在でもセント・バーソロミューは一大医療組織。この教会も病院コングロマリットの一角に、くっついて残っているような印象。
この教会は、近年その古色豊かなロケーションを活用するべく、商業的広報活動にも力を注いでいるようで、日本の海外挙式+ハネムーン・パッケージの会場にも提供されている。ちょっと笑える・・・。ともあれ、イメージを展覧しよう。
12世紀の建造部分は、ここに見える2階部分まで。3階部分に当たる明かり窓は13世紀に入ってからの増築。(その後何世紀にもわたって、増築は繰り返されているが・・・。)
この100年の違いは、アーチに現れる。丸いアーチはロマネスク様式(イギリス建築では、ノルマン人が持ち込んだため、ノルマン様式と呼ばれる。)。13世紀以降中世には、アーチの先が尖ってきて、ゴシック様式となっていく。
古色豊かな内装を生かすべく・・・なのかどうかは定かでないが、教会にありがちな天井から多数下がってくるシャンデリアが、側廊以外には見あたらない。スポットライトは導入されているようだが・・・?なので、教会の中は自然光と影のコントラストが実に美しい。

Snactuary(内陣)部分。
ちょうど光が効果的にドラマティックに射す・・・。

入り口のTransept(袖廊)部分から側廊部分を見たところ。

逆に側廊部分から入り口を見たところ。
壁にあるのは故人の記念碑、床石の下には故人が眠る。

側廊の床。教会の床下に墓を作るのは、イギリスでは通例なのだが、ベルギー、フランスでは見たことがない。
私が知らないだけだろうか?

燭台。

16世紀初頭のチューダー期に増築された、Bolton(ボルトン)修道院長のOriel(出窓)。
この出窓からこっそり、修道院たちの礼拝活動を観察(監視?)するためにつくられたのかな?
中央の紋章は駄洒落系。Bolt=ボルト(いしゆみの矢)がTun=トン(樽の一種)を貫いていて・・・ボルトン・・・はぁ、なるほど。

北側の側廊。

創設者ラヘア修道院長の墓。これは15世紀に再建造されたもの。
天使を撮っていて、ラヒア自体のエフェジー(墓碑彫刻)を撮ってないな・・・。

南袖廊の、Elizabeth Freshwater(エリザベス・フレッシュウォーター)の記念碑。1617年。

Sir Robert Chamberlayne (サー・ロバート・チェンバレン)の記念碑。1615年。

南袖廊の中世の猫の彫り物。一種の魔よけとして彫られたものとか。ガーゴイルのようなもの。

現存するCloister(回廊)の東部分は、カフェになっている。とてもゆったりしたところ。

上の回廊カフェの外側の庭から見たところ。

外から見た回廊カフェの窓。ゴシック様式の見本のような・・・。

撮影:MisterPeter!@Flickr 正面入り口ゲート。
このゲートハウスの外観を載せたかったのだが、いつものごとく外観を撮らない人なので・・・これは借り物。
1535年に修道院解散令が出された後(これはもちろん「暴れん坊」王様ヘンリー8世のやったこと・・・)、修道院の大半は取り壊され、クアイア(聖歌隊席部)のみが地区教会として現在のサイズで生き残る。その昔、Nave(内陣)とクアイアを隔てていた石造アーチが一部残され、その上にチューダー式木造建築が増築され、今もゲートハウスとして使われている。
公開時間(入場料4ポンド、2010現在)の情報は<こちら>(英文)
場所情報は<こちら>(英文)。メインウェブサイトは<こちら>(英文)
これは12世紀に建造された、今で言うところの「病院」のための修道院。ヘンリー1世の宮廷に仕えていたRahere(ラヘア)がローマ巡礼の折、病に陥った。テヴェレ河の中州にある修道院で手当てを受け、その折に健康が回復し無事帰国できた暁には、修道院を建造するという誓いを立てる。祈りが聞き届けられたものか、彼は無事回復し帰国の途に着く。
途中また、悪魔に襲われ、聖バーソロミューに救済されるという夢を見る。そのなかで聖バーソロミュー曰く「助けに来たのだが・・・お前の約束した修道院を、ひとつ、私に捧げてスミスフィールドに建ててくれないかな?」。
まぁ、取引条件を提示する聖人様もたいしたものだが、悪夢の中では切羽詰っているラヘアは、もちろん快諾。そんないきさつで、ロンドンに帰ってきた彼は、当時ロンドンの市壁の外側、いわばロンドン郊外のスミスフィールドにさっそく聖バーソロミュー修道院を建造し始める。
現在でもセント・バーソロミューは一大医療組織。この教会も病院コングロマリットの一角に、くっついて残っているような印象。
この教会は、近年その古色豊かなロケーションを活用するべく、商業的広報活動にも力を注いでいるようで、日本の海外挙式+ハネムーン・パッケージの会場にも提供されている。ちょっと笑える・・・。ともあれ、イメージを展覧しよう。
12世紀の建造部分は、ここに見える2階部分まで。3階部分に当たる明かり窓は13世紀に入ってからの増築。(その後何世紀にもわたって、増築は繰り返されているが・・・。)
この100年の違いは、アーチに現れる。丸いアーチはロマネスク様式(イギリス建築では、ノルマン人が持ち込んだため、ノルマン様式と呼ばれる。)。13世紀以降中世には、アーチの先が尖ってきて、ゴシック様式となっていく。
古色豊かな内装を生かすべく・・・なのかどうかは定かでないが、教会にありがちな天井から多数下がってくるシャンデリアが、側廊以外には見あたらない。スポットライトは導入されているようだが・・・?なので、教会の中は自然光と影のコントラストが実に美しい。

Snactuary(内陣)部分。
ちょうど光が効果的にドラマティックに射す・・・。

入り口のTransept(袖廊)部分から側廊部分を見たところ。

逆に側廊部分から入り口を見たところ。
壁にあるのは故人の記念碑、床石の下には故人が眠る。

側廊の床。教会の床下に墓を作るのは、イギリスでは通例なのだが、ベルギー、フランスでは見たことがない。
私が知らないだけだろうか?

燭台。

16世紀初頭のチューダー期に増築された、Bolton(ボルトン)修道院長のOriel(出窓)。
この出窓からこっそり、修道院たちの礼拝活動を観察(監視?)するためにつくられたのかな?
中央の紋章は駄洒落系。Bolt=ボルト(いしゆみの矢)がTun=トン(樽の一種)を貫いていて・・・ボルトン・・・はぁ、なるほど。

北側の側廊。

創設者ラヘア修道院長の墓。これは15世紀に再建造されたもの。
天使を撮っていて、ラヒア自体のエフェジー(墓碑彫刻)を撮ってないな・・・。

南袖廊の、Elizabeth Freshwater(エリザベス・フレッシュウォーター)の記念碑。1617年。

Sir Robert Chamberlayne (サー・ロバート・チェンバレン)の記念碑。1615年。

南袖廊の中世の猫の彫り物。一種の魔よけとして彫られたものとか。ガーゴイルのようなもの。

現存するCloister(回廊)の東部分は、カフェになっている。とてもゆったりしたところ。

上の回廊カフェの外側の庭から見たところ。

外から見た回廊カフェの窓。ゴシック様式の見本のような・・・。

撮影:MisterPeter!@Flickr 正面入り口ゲート。
このゲートハウスの外観を載せたかったのだが、いつものごとく外観を撮らない人なので・・・これは借り物。
1535年に修道院解散令が出された後(これはもちろん「暴れん坊」王様ヘンリー8世のやったこと・・・)、修道院の大半は取り壊され、クアイア(聖歌隊席部)のみが地区教会として現在のサイズで生き残る。その昔、Nave(内陣)とクアイアを隔てていた石造アーチが一部残され、その上にチューダー式木造建築が増築され、今もゲートハウスとして使われている。
公開時間(入場料4ポンド、2010現在)の情報は<こちら>(英文)
場所情報は<こちら>(英文)。メインウェブサイトは<こちら>(英文)
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Pub(パブ)のイメージ
- 2010-10-05 Tue 10:10:00
- 写真
今日は少し趣向を変えて、私の写真ストックの中から、Pub(パブ)のイメージ。
パブはいまや日本でもイギリス(または、アイルランド)風「飲み屋」として認知度は高いと思うが、一応上記リンクを付けておいた。日本で「ろばた」といえば大体共通するイメージが出てくるように、イギリスでパブといえば大体似通ったイメージのインテリアが思い浮かぶ。どことなく昔風で、といえば聞こえはいいが、時代遅れとか「ダサい」とも思われている。もちろん、いまどきのこととて、そんな典型的なパブでは生き残りが難しく、いいシェフを入れてはレストラン・パブとなったり、コンテンポラリー・バー風に転換していきつつある。ところが、ここでまた天邪鬼の私は、いかにもオールドファッションド(昔風)のパブの写真を撮るのが好きなのだ。
ちなみに、私はアルコールアレルギーがあって一滴もアルコールが飲めない(死にはしないが・・・激頭痛に見舞われる)。配偶者氏も家でグラスワインを一杯飲めば満足で、ざわざわしたパブは大嫌い。なので、イギリスにいながら、実はほとんど入ったことがない。写真はたいてい外からの風景を撮っている。

パブに必要なもの・・・看板、ライト、花・・・ということになっているようだ。

ランタン風のライトが釣り下がっていること多し。

ここにも・・・。

ガラスの反射とライトが好きな私には格好のモチーフ。

これも同じパターン。
19世紀後半のインテリアを踏襲するパブでは、このように模様(文字)入り摺りガラスもよくつかわれる。

これは、うちの近所のパブ「Victoria」。
名前のとおりヴィクトリア女王が摺りガラスに浮かび上がる・・・ちょっと怖い顔。

うちのSurbiton駅、駅前パブ。駅前だけあって、鉄道系のパブ名と、それにちなんだ看板。

とあるパブで、昔のビール・サーヴァーがウィンドウにディスプレイされていた。

ここはシンプルだな・・・。

ライト・花・看板、正統な組み合わせ・・・。
ところで、このパブサインというのが、いろいろあって面白い。とはいうものの、私はあまり気をつけて撮りためてはいない。Flickrのコンタクトの一人のThorskeggaさんが「その道」の専門家なので、最後に彼女のロンドンのパブ看板の写真をスライドショーで・・・。
パブはいまや日本でもイギリス(または、アイルランド)風「飲み屋」として認知度は高いと思うが、一応上記リンクを付けておいた。日本で「ろばた」といえば大体共通するイメージが出てくるように、イギリスでパブといえば大体似通ったイメージのインテリアが思い浮かぶ。どことなく昔風で、といえば聞こえはいいが、時代遅れとか「ダサい」とも思われている。もちろん、いまどきのこととて、そんな典型的なパブでは生き残りが難しく、いいシェフを入れてはレストラン・パブとなったり、コンテンポラリー・バー風に転換していきつつある。ところが、ここでまた天邪鬼の私は、いかにもオールドファッションド(昔風)のパブの写真を撮るのが好きなのだ。
ちなみに、私はアルコールアレルギーがあって一滴もアルコールが飲めない(死にはしないが・・・激頭痛に見舞われる)。配偶者氏も家でグラスワインを一杯飲めば満足で、ざわざわしたパブは大嫌い。なので、イギリスにいながら、実はほとんど入ったことがない。写真はたいてい外からの風景を撮っている。

パブに必要なもの・・・看板、ライト、花・・・ということになっているようだ。

ランタン風のライトが釣り下がっていること多し。

ここにも・・・。

ガラスの反射とライトが好きな私には格好のモチーフ。

これも同じパターン。
19世紀後半のインテリアを踏襲するパブでは、このように模様(文字)入り摺りガラスもよくつかわれる。

これは、うちの近所のパブ「Victoria」。
名前のとおりヴィクトリア女王が摺りガラスに浮かび上がる・・・ちょっと怖い顔。

うちのSurbiton駅、駅前パブ。駅前だけあって、鉄道系のパブ名と、それにちなんだ看板。

とあるパブで、昔のビール・サーヴァーがウィンドウにディスプレイされていた。

ここはシンプルだな・・・。

ライト・花・看板、正統な組み合わせ・・・。
ところで、このパブサインというのが、いろいろあって面白い。とはいうものの、私はあまり気をつけて撮りためてはいない。Flickrのコンタクトの一人のThorskeggaさんが「その道」の専門家なので、最後に彼女のロンドンのパブ看板の写真をスライドショーで・・・。
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納品と別注品・・・などなど
- 2010-10-03 Sun 19:43:42
- 日記
幻想的なモローの絵画の話から、突然また日常生活に話は戻る。
今日はジュエリー・デザイナー業の話。
私は基本的に、あまりコミッション(別注)を受け付ける方ではない。お客様とのやり取りの中で作品を作っていくのが好きなデザイナーもたくさんいるが、私の場合、あまりお客様の要望を聞いていると、なにがなんだか解らなくなってきて・・・デザインに集中できない。昔は商業ベースでデザイナーをしていたわけだから、クライアントの要望に答えてなんでもこなす・・・器用さんだったはず。多分それをやりすぎてプチきれたのか、歳のせいで脳が硬直しているのか・・・、今は自分のペース、自分のスタイル、自分ひとりでしか物が作れない。
とはいうものの、時折は別注の依頼が入ってくることもあり、その折には、手持ちで材料が揃う限り、Noとは言わないようにしている。
今回も2年前の春夏シーズンにネックレスをお買い上げのお客様から、コンタクトが入った。
この写真の右端のネックレスをお持ちとのこと。そうしたら、お母様もとてもそれがお気に入り。なんとかもう一本作れないかとのこと。幸い大体似たようなブルー系のフューズドグラスのパーツが残っていた。
「できますよ」とお返事すると、実はお母様は大柄なので、長さを○○cmにして欲しい、そしてセンターピースはクロスかなにか、大型に作って欲しいとのこと。ちょうど白パールを使ったデザインなので、クロスの中心にパールを使って写真中心のペンダントのようなデザインにしてみよう・・・。
近頃はなんでもメールでやり取りできるので、話が早い。だいたい使う材料を並べて見せて了解をとる。特に今回のように、すでにお客様が私のジュエリーをお持ちでそこからの、マイナー変更の場合話は簡単。
さっそく作り始めてオーヴンに入れる。このコミッションだけでオーヴンに入れるのも、エコロジカルではないので・・・先日仕入れたクリスタル石を使った、シンプルなペンダントも一緒に作ってしまう。写真はちょうどオーヴンから出てきて冷ましているところ。
冷めたら水の中で古歯ブラシで洗って、余分のマイカ・パウダーを洗い流し、マイクロファイバー・クロスで磨く。
かなり長いサイズをご希望だったので、念のため、サイドのフューズド・グラスのパーツを余分に3個ずつ作っておいた。それが役に立った。2個ずつだとポイントが中央にかたまりすぎてしまうところ・・・。
現物を手にしない状態でお買い上げの場合は、少しでも解りやすくするために、このような全体像も撮って送る。本格的なメールオーダーの場合は、ペンダントヘッドのアップ、裏面のアップなども添付する。すでに私のジュエリーを実際にご存知の場合はそこまでしないが・・・。
お揃いのピアス・イアリングもご希望だったので、一緒に写真撮り。幸い大変お気に召した様子。作り甲斐があるというもの。
こちらは、長年の取引先のブライダル・ショップとの打ち合わせ。白黒コピーはその店だけのために、ここ5年近く作り続けている定番の3連パールネックレス。いくら写真が進化しているとはいえ、正確に実寸を記録するためには、コピーは必要。ここの定番デザインのみ、コピーも保存している。
問題は・・・、コピー上の従来のデザインに4個使用していた、楕円形のクリスタル石が、イギリスの仕入先業者に入ってこなくなったこと。やむなく、近いサイズで手に入りやすい8角形の石に変更するべく・・・サンプルを作って交渉中。
こちらは、York(ヨーク)のギャラリーへの納品分。送りの前に、写真撮りしてみてもらい、最終確認。
この子達は、今頃もうギャラリーに並んでいるはず。
カナダからネット上の作品を見て問い合わせが来た。先にも書いたが、メールオーダー形式の場合、上のイメージ写真だけでは、ジュエリーのディーティールがどうしても正確には伝わらない。白っぽいヴェルヴェットの上で全体像を撮って、ヘッドのディーティール、裏面のディーティールも添付する。ヘッド・サイズと、全体の長さ、使用素材も知らせる。今回はFlickrのジュエリー・セットから好みを尋ねて、近いものを手持ち在庫から4点選んで、それぞれ同様のディティールを送ってみてもらった。結果、このN-1318がお気に召して、お買い上げ決定。
お支払いは、Paypal経由で請求書を送ると、その手順に従って簡単に海外からでもお支払いいただける。実に便利な世の中になったものだな・・・。この1318君は明日カナダに送り出し。
そうこうしていると、大型のペンダントがまだ10月頭だというのに、半分以上出ていってしまった・・・。これではクリスマス商戦のりきれないので、追加生産に入る予定。そんなわけで・・・快調に毎日更新で飛ばしてきたこのブログも、しばらくのあいだペースダウンするかも・・・多分、2日に一回ぐらい。よろしく、ぼちぼちお付き合いのほど。
今日はジュエリー・デザイナー業の話。
私は基本的に、あまりコミッション(別注)を受け付ける方ではない。お客様とのやり取りの中で作品を作っていくのが好きなデザイナーもたくさんいるが、私の場合、あまりお客様の要望を聞いていると、なにがなんだか解らなくなってきて・・・デザインに集中できない。昔は商業ベースでデザイナーをしていたわけだから、クライアントの要望に答えてなんでもこなす・・・器用さんだったはず。多分それをやりすぎてプチきれたのか、歳のせいで脳が硬直しているのか・・・、今は自分のペース、自分のスタイル、自分ひとりでしか物が作れない。
とはいうものの、時折は別注の依頼が入ってくることもあり、その折には、手持ちで材料が揃う限り、Noとは言わないようにしている。
今回も2年前の春夏シーズンにネックレスをお買い上げのお客様から、コンタクトが入った。
この写真の右端のネックレスをお持ちとのこと。そうしたら、お母様もとてもそれがお気に入り。なんとかもう一本作れないかとのこと。幸い大体似たようなブルー系のフューズドグラスのパーツが残っていた。
「できますよ」とお返事すると、実はお母様は大柄なので、長さを○○cmにして欲しい、そしてセンターピースはクロスかなにか、大型に作って欲しいとのこと。ちょうど白パールを使ったデザインなので、クロスの中心にパールを使って写真中心のペンダントのようなデザインにしてみよう・・・。
近頃はなんでもメールでやり取りできるので、話が早い。だいたい使う材料を並べて見せて了解をとる。特に今回のように、すでにお客様が私のジュエリーをお持ちでそこからの、マイナー変更の場合話は簡単。
さっそく作り始めてオーヴンに入れる。このコミッションだけでオーヴンに入れるのも、エコロジカルではないので・・・先日仕入れたクリスタル石を使った、シンプルなペンダントも一緒に作ってしまう。写真はちょうどオーヴンから出てきて冷ましているところ。
冷めたら水の中で古歯ブラシで洗って、余分のマイカ・パウダーを洗い流し、マイクロファイバー・クロスで磨く。
かなり長いサイズをご希望だったので、念のため、サイドのフューズド・グラスのパーツを余分に3個ずつ作っておいた。それが役に立った。2個ずつだとポイントが中央にかたまりすぎてしまうところ・・・。
現物を手にしない状態でお買い上げの場合は、少しでも解りやすくするために、このような全体像も撮って送る。本格的なメールオーダーの場合は、ペンダントヘッドのアップ、裏面のアップなども添付する。すでに私のジュエリーを実際にご存知の場合はそこまでしないが・・・。
お揃いのピアス・イアリングもご希望だったので、一緒に写真撮り。幸い大変お気に召した様子。作り甲斐があるというもの。
こちらは、長年の取引先のブライダル・ショップとの打ち合わせ。白黒コピーはその店だけのために、ここ5年近く作り続けている定番の3連パールネックレス。いくら写真が進化しているとはいえ、正確に実寸を記録するためには、コピーは必要。ここの定番デザインのみ、コピーも保存している。
問題は・・・、コピー上の従来のデザインに4個使用していた、楕円形のクリスタル石が、イギリスの仕入先業者に入ってこなくなったこと。やむなく、近いサイズで手に入りやすい8角形の石に変更するべく・・・サンプルを作って交渉中。
こちらは、York(ヨーク)のギャラリーへの納品分。送りの前に、写真撮りしてみてもらい、最終確認。
この子達は、今頃もうギャラリーに並んでいるはず。
カナダからネット上の作品を見て問い合わせが来た。先にも書いたが、メールオーダー形式の場合、上のイメージ写真だけでは、ジュエリーのディーティールがどうしても正確には伝わらない。白っぽいヴェルヴェットの上で全体像を撮って、ヘッドのディーティール、裏面のディーティールも添付する。ヘッド・サイズと、全体の長さ、使用素材も知らせる。今回はFlickrのジュエリー・セットから好みを尋ねて、近いものを手持ち在庫から4点選んで、それぞれ同様のディティールを送ってみてもらった。結果、このN-1318がお気に召して、お買い上げ決定。
お支払いは、Paypal経由で請求書を送ると、その手順に従って簡単に海外からでもお支払いいただける。実に便利な世の中になったものだな・・・。この1318君は明日カナダに送り出し。
そうこうしていると、大型のペンダントがまだ10月頭だというのに、半分以上出ていってしまった・・・。これではクリスマス商戦のりきれないので、追加生産に入る予定。そんなわけで・・・快調に毎日更新で飛ばしてきたこのブログも、しばらくのあいだペースダウンするかも・・・多分、2日に一回ぐらい。よろしく、ぼちぼちお付き合いのほど。
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Gustave Moreau (ギュスターヴ・モロー)の水彩画
- 2010-10-02 Sat 15:57:53
- 装飾アート/デザイン
昨日までのパリの「ギュスターヴ・モロー美術館」にひき続き、今日はモローの水彩画を展覧。
私的には、彼の水彩画が一番好きだ。壮大な油画に比べて、ずっと親しみやすい。それでいて、宝石をちりばめたような華やかさは、油画にひけをとらない。彼の絵画のエッセンスという感じがするので・・・。
今回も楽しみにしていたのだが、修復か調査か何かの原因で、水彩画のキャビネットが全部閉められたままになっていた。それ以外にも、デッサンなど見るもの、撮るものがありすぎで、そのときは気にしなかったのだが、こうやって標本箱に詰め込むと、とても残念な気分。なので・・・私の手持ちの資料からいくつかお気に入りを取り込んでみた。(二次資料で、収蔵美術館を知らないものもあり)。

A Dead Poet Being Carried By A Centaur (死せる詩人を運ぶケンタウロス)ギュスターヴ・モロー美術館所蔵。
この絵が好きで、芸大のころ水彩画で模写したことがある。いまだにうちのバスルームに掛かっている。
印刷複製はすべて色が少しずつ違って、それをまた見本にして描いているものだから、
もっと黄色っぽくなってしまった(笑)。

Sappho (サッフォー) V&A所蔵。

The Voice of Eventide (夕刻の声)ギュスターヴ・モロー美術館所蔵。

St George and the Dragon (聖ジョージとドラゴン)。下の絵のエスキース。

St George and the Dragon (聖ジョージとドラゴン)ナショナル・ギャラリー所蔵。
こちらは油画の 完成ヴァージョン。

The migrant Angel (旅の天使)ギュスターヴ・モロー美術館所蔵
直訳すると・・・渡り鳥ならぬ、渡り天使。
夕方パリまで着いて、ノートルダムの上でほっこり休んでいる天使が愛らしい。

Le Soir (夕べ) Neuss, Clemens-Sels美術館所蔵

The song of songs(雅歌) 倉敷、大原美術館所蔵。
これを見るために、芸大の頃倉敷まで行った。私にとって、思い出のある作品。

Arabian Poet (アラビアの詩人) Edmund Dulac(エドモンド・デュラック)のイラストを思わせる。

La Toilette (化粧)東京、ブリジストン美術館所蔵

Venice (ヴェニス)ギュスターヴ・モロー美術館所蔵

Evening and Sorrow (夕べと悲嘆)
裏があるわけではないが・・・下のモローの大作、
The Life of Mankind (人類の生)のエスキースのように見える。

The Life of Mankind (人類の生) ギュスターヴ・モロー美術館所蔵
全体像。一枚一枚のパネルは、木製パネルに油画だが、
テクスチャーを生かした、繊細な表現は、彼の水彩画に相通じるものがある。

ディティール。
この彼の水彩画が最後で、ギュスターヴ・モロー・シリーズは終わり。
明日は、私の最近の作品、仕事などを少しご紹介。
私的には、彼の水彩画が一番好きだ。壮大な油画に比べて、ずっと親しみやすい。それでいて、宝石をちりばめたような華やかさは、油画にひけをとらない。彼の絵画のエッセンスという感じがするので・・・。
今回も楽しみにしていたのだが、修復か調査か何かの原因で、水彩画のキャビネットが全部閉められたままになっていた。それ以外にも、デッサンなど見るもの、撮るものがありすぎで、そのときは気にしなかったのだが、こうやって標本箱に詰め込むと、とても残念な気分。なので・・・私の手持ちの資料からいくつかお気に入りを取り込んでみた。(二次資料で、収蔵美術館を知らないものもあり)。

A Dead Poet Being Carried By A Centaur (死せる詩人を運ぶケンタウロス)ギュスターヴ・モロー美術館所蔵。
この絵が好きで、芸大のころ水彩画で模写したことがある。いまだにうちのバスルームに掛かっている。
印刷複製はすべて色が少しずつ違って、それをまた見本にして描いているものだから、
もっと黄色っぽくなってしまった(笑)。

Sappho (サッフォー) V&A所蔵。

The Voice of Eventide (夕刻の声)ギュスターヴ・モロー美術館所蔵。

St George and the Dragon (聖ジョージとドラゴン)。下の絵のエスキース。

St George and the Dragon (聖ジョージとドラゴン)ナショナル・ギャラリー所蔵。
こちらは油画の 完成ヴァージョン。

The migrant Angel (旅の天使)ギュスターヴ・モロー美術館所蔵
直訳すると・・・渡り鳥ならぬ、渡り天使。
夕方パリまで着いて、ノートルダムの上でほっこり休んでいる天使が愛らしい。

Le Soir (夕べ) Neuss, Clemens-Sels美術館所蔵

The song of songs(雅歌) 倉敷、大原美術館所蔵。
これを見るために、芸大の頃倉敷まで行った。私にとって、思い出のある作品。

Arabian Poet (アラビアの詩人) Edmund Dulac(エドモンド・デュラック)のイラストを思わせる。

La Toilette (化粧)東京、ブリジストン美術館所蔵

Venice (ヴェニス)ギュスターヴ・モロー美術館所蔵

Evening and Sorrow (夕べと悲嘆)
裏があるわけではないが・・・下のモローの大作、
The Life of Mankind (人類の生)のエスキースのように見える。

The Life of Mankind (人類の生) ギュスターヴ・モロー美術館所蔵
全体像。一枚一枚のパネルは、木製パネルに油画だが、
テクスチャーを生かした、繊細な表現は、彼の水彩画に相通じるものがある。

ディティール。
この彼の水彩画が最後で、ギュスターヴ・モロー・シリーズは終わり。
明日は、私の最近の作品、仕事などを少しご紹介。
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Gustave Moreau (ギュスターヴ・モロー)美術館と絵画 -4-
- 2010-10-01 Fri 15:54:22
- 博物館・美術館
一昨日から引き続いて、パリの「ギュスターヴ・モロー美術館」に話は戻って、最終回。今日はモローの暮らした部屋を展覧。
画家としてデヴューした1852年に、建築家の父の援助もあって(イギリスの、モリスやバージェス同様、モローも典型的な中産階級出身の画家)一家で住み始めたこの家に、モローは1898年に亡くなるまで46年住み続けている。生前からここを自身の芸術を集大成する「ミュージアム化」を構想していた彼の遺言によって、部屋の調度品のレイアウトも、一切変更されていないとか・・・。

書斎のデスクの上。ついさっき、彼が席を離れたところ・・・のように見える。

書斎。

書斎の鏡に映る、壁面のディスプレイ。壁はぎっしり絵画で埋め尽くされている。
自身の作品のデッサンやコピー以外にも、彼の愛する先人達の作品のコピーが数限りなく・・・。

書斎のキャビネットの上。

ギリシャ神話をモチーフに描く参考なのだろう。キャビネットの中は、ギリシャの壷がこれまたぎっしり。

キャビネットの別の棚にはミニチュアの彫像。
19世紀のキャビネットの、手流しガラス板越しに、不思議なエフェクト・・・。

これは彼の寝室。

彼のカップ。お茶が残っていても不思議ではない・・・。

同じく寝室。

彼のこととて、一人チェスだろうか?

寝室の棚。

居間の暖炉のディスプレイ。

居間。右のキャビネットの中に・・・、

愛猫の写真。この子はShah(シャー)という名のよう。
デッサンの中に、何枚か三毛猫を描いたものがあり、その子はQui-qui(キキ)という名前。モロー氏、猫好きと見た。

ダイニングルーム。

同じく、ダイニングルーム。
右の棚の中の、爬虫類を立体的に描いた陶器は、19世紀にイタリアから流行ったもの。
かなりグロテスクだが、蛇やらドラゴンを描くモロー氏なら解らないでもない・・・。

ダイニング・チェアー。

階段。
このミュージアムのトイレが、19世紀のスタイルで使われて、実はこれまた興味深いのだけれど・・・さすがに、熱心に写真を撮るのがはばかられて(一つしかないので、いつでも誰かが並んでいる・・・笑)、残念ながら載せることができない。もし訪れられたら、トイレにもぜひ行ってみてください。
トイレはともかく・・・ゆっくり一日かけてアトリエに座り込んで絵を見ていると、彼の気配を感じるような気がする。前に立って、たまに振り返って説明するかのように、私の方を見ているような・・・。いまだにモロー氏との対話ができる空間がこの美術館。
明日は、モロー氏ついでに彼の水彩画を展覧予定。
画家としてデヴューした1852年に、建築家の父の援助もあって(イギリスの、モリスやバージェス同様、モローも典型的な中産階級出身の画家)一家で住み始めたこの家に、モローは1898年に亡くなるまで46年住み続けている。生前からここを自身の芸術を集大成する「ミュージアム化」を構想していた彼の遺言によって、部屋の調度品のレイアウトも、一切変更されていないとか・・・。

書斎のデスクの上。ついさっき、彼が席を離れたところ・・・のように見える。

書斎。

書斎の鏡に映る、壁面のディスプレイ。壁はぎっしり絵画で埋め尽くされている。
自身の作品のデッサンやコピー以外にも、彼の愛する先人達の作品のコピーが数限りなく・・・。

書斎のキャビネットの上。

ギリシャ神話をモチーフに描く参考なのだろう。キャビネットの中は、ギリシャの壷がこれまたぎっしり。

キャビネットの別の棚にはミニチュアの彫像。
19世紀のキャビネットの、手流しガラス板越しに、不思議なエフェクト・・・。

これは彼の寝室。

彼のカップ。お茶が残っていても不思議ではない・・・。

同じく寝室。

彼のこととて、一人チェスだろうか?

寝室の棚。

居間の暖炉のディスプレイ。

居間。右のキャビネットの中に・・・、

愛猫の写真。この子はShah(シャー)という名のよう。
デッサンの中に、何枚か三毛猫を描いたものがあり、その子はQui-qui(キキ)という名前。モロー氏、猫好きと見た。

ダイニングルーム。

同じく、ダイニングルーム。
右の棚の中の、爬虫類を立体的に描いた陶器は、19世紀にイタリアから流行ったもの。
かなりグロテスクだが、蛇やらドラゴンを描くモロー氏なら解らないでもない・・・。

ダイニング・チェアー。

階段。
このミュージアムのトイレが、19世紀のスタイルで使われて、実はこれまた興味深いのだけれど・・・さすがに、熱心に写真を撮るのがはばかられて(一つしかないので、いつでも誰かが並んでいる・・・笑)、残念ながら載せることができない。もし訪れられたら、トイレにもぜひ行ってみてください。
トイレはともかく・・・ゆっくり一日かけてアトリエに座り込んで絵を見ていると、彼の気配を感じるような気がする。前に立って、たまに振り返って説明するかのように、私の方を見ているような・・・。いまだにモロー氏との対話ができる空間がこの美術館。
明日は、モロー氏ついでに彼の水彩画を展覧予定。
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Home > 2010年10月
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