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2012年02月 Archive
Lillie Road(リリー・ロード)-アンティーク・ファニチャー街
- 2012-02-29 Wed 10:00:00
- アンティーク
前回、前々回に引き続き、西ロンドン、Fluham(フルム)のアンティーク・ファニチャー街、Lillie Road(リリー・ロード)より、他のいろいろなお店のイメージ。
実は前回のM Charpentier Antiques (M シャーペンティエ・アンティークス)、前々回のMaison Artefact (メゾン・アーティファクト)の2件は、Battersea Parkで年3回催されるThe Decorative Fairで見つけたディーラーさん達。(このフェアのことも、またいつか書きたいと思っている。)
日本の某インテリア雑誌の、取材ための下調べで、このリリー・ロードのアンティーク・ファニチャー街を訪れた。
この2件以外にも、この通りはわずか100mぐらいの間に、アンティーク・インテリアショップが20件近く「みっちり」詰め込まれている。Lillie RoadのWebsiteは<このページ>
サイトのキャッチ「London's best kept secret for buying Antiques(ロンドンでアンティークを買う、知られざる穴場)」というのは、全くその通りで、ロンドンのアンティークには結構詳しいつもりだった私も、The Decorative Fair関連のリサーチを始めるまで、全く知らなかった。
Sloan Square(スローン・スクエア)からPimlico(ピムリコ)にかけての、Pimlico Roadなどは、私には敷居が高すぎるし、完成度が高すぎてぶらぶら見て回っても、あんまり面白くない。(目の保養にはなるけど・・・。)
ここの、Lillie RoadやAlfie's(アルフィーズ)あたりが、ヴィンテージとアンティークの両方にまたがっていて、今一番「旬」のテイストで、面白いと感じる。
Alfie'sはアンティーク/ヴィンテージ・マーケットでありとあらゆるものが扱われているのに対して、ここLillie Roadはもっぱら、インテリア関連のものが中心。といっても、家具だけではなくて、鏡やライティング、置物、といったインテリア小物もいりいろ扱われている。
前置きはこれぐらいで、イメージいきます・・・。

307 Antiquesの店先。

RAINBOW LONDONのウィンドウ。シャンデリア類が充実。

この店はどの店なのか判別がつかなかったのだが、
ヴィンテージのスーツケースが専門の様で、店の中はスーツケースがびっしり。
週に何日かしかOpenしていないそうで、私達が行った日は閉まっていた。

301 Antiquesのウィンドウ。
ここはまだまだ「昔かたぎ」のアンティーク屋さん。

このウィンドウの、木製ヴィンテージ書類ケースがとても、いい味出している・・・だったのだけれど、
もうこのあたりで、どこがどのお店だったのか、全く判別がつかなくなってしまった。
なので、詳細は不明・・・。

椅子の上に乗っているのは、トリミング。
普通はタッセルが下がっていたりするのだけれど、これはタッセル風に削られた木製。

どこも、シャンデリアがステキ・・・ステキ過ぎる・・・。

ウィンドウ・ディスプレイのコンケーヴ(凸面)ミラー。

ウィンドウ・ディスプレィの「アルマジロ」。

ここはどこだったか覚えている。Architectural Antiques
ファイヤー・プレイスなど、大型のサルヴェージ・アンティークが中心。

こんな感じで・・・。

同じ店の2階に転がっていた、デコラティヴなテーブル。
天板が付くのだけれど、ガラス・テーブルにしても、クールかも。

最後に、Lillie Roadアンティーク街の始まる、Munster Roadとも交差点近く。
Lillie Road全体はとても長い道なのだが、アンティーク街はこのMunster Roadとの交差点から、
Humbolt Roadとの交差点に至るまでの、100mの間にかたまっている。
地図:
View Larger Map
実は前回のM Charpentier Antiques (M シャーペンティエ・アンティークス)、前々回のMaison Artefact (メゾン・アーティファクト)の2件は、Battersea Parkで年3回催されるThe Decorative Fairで見つけたディーラーさん達。(このフェアのことも、またいつか書きたいと思っている。)
日本の某インテリア雑誌の、取材ための下調べで、このリリー・ロードのアンティーク・ファニチャー街を訪れた。
この2件以外にも、この通りはわずか100mぐらいの間に、アンティーク・インテリアショップが20件近く「みっちり」詰め込まれている。Lillie RoadのWebsiteは<このページ>
サイトのキャッチ「London's best kept secret for buying Antiques(ロンドンでアンティークを買う、知られざる穴場)」というのは、全くその通りで、ロンドンのアンティークには結構詳しいつもりだった私も、The Decorative Fair関連のリサーチを始めるまで、全く知らなかった。
Sloan Square(スローン・スクエア)からPimlico(ピムリコ)にかけての、Pimlico Roadなどは、私には敷居が高すぎるし、完成度が高すぎてぶらぶら見て回っても、あんまり面白くない。(目の保養にはなるけど・・・。)
ここの、Lillie RoadやAlfie's(アルフィーズ)あたりが、ヴィンテージとアンティークの両方にまたがっていて、今一番「旬」のテイストで、面白いと感じる。
Alfie'sはアンティーク/ヴィンテージ・マーケットでありとあらゆるものが扱われているのに対して、ここLillie Roadはもっぱら、インテリア関連のものが中心。といっても、家具だけではなくて、鏡やライティング、置物、といったインテリア小物もいりいろ扱われている。
前置きはこれぐらいで、イメージいきます・・・。

307 Antiquesの店先。

RAINBOW LONDONのウィンドウ。シャンデリア類が充実。

この店はどの店なのか判別がつかなかったのだが、
ヴィンテージのスーツケースが専門の様で、店の中はスーツケースがびっしり。
週に何日かしかOpenしていないそうで、私達が行った日は閉まっていた。

301 Antiquesのウィンドウ。
ここはまだまだ「昔かたぎ」のアンティーク屋さん。

このウィンドウの、木製ヴィンテージ書類ケースがとても、いい味出している・・・だったのだけれど、
もうこのあたりで、どこがどのお店だったのか、全く判別がつかなくなってしまった。
なので、詳細は不明・・・。

椅子の上に乗っているのは、トリミング。
普通はタッセルが下がっていたりするのだけれど、これはタッセル風に削られた木製。

どこも、シャンデリアがステキ・・・ステキ過ぎる・・・。

ウィンドウ・ディスプレイのコンケーヴ(凸面)ミラー。

ウィンドウ・ディスプレィの「アルマジロ」。

ここはどこだったか覚えている。Architectural Antiques
ファイヤー・プレイスなど、大型のサルヴェージ・アンティークが中心。

こんな感じで・・・。

同じ店の2階に転がっていた、デコラティヴなテーブル。
天板が付くのだけれど、ガラス・テーブルにしても、クールかも。

最後に、Lillie Roadアンティーク街の始まる、Munster Roadとも交差点近く。
Lillie Road全体はとても長い道なのだが、アンティーク街はこのMunster Roadとの交差点から、
Humbolt Roadとの交差点に至るまでの、100mの間にかたまっている。
地図:
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M Charpentier Antiques(M シャーペンティエ・アンティークス)-アンティーク・インテリア・ショップ
- 2012-02-26 Sun 10:00:00
- アンティーク
西ロンドンFulham(フルム)のLillie Road(リリー・ロード)、アンティーク・ファニチャー街より、もう一件写真を撮らせてもらった店がある。
M Charpentier Antiques (M シャーペンティエ)<Websiteはこのページ・・・・なんだけど、まだ製作中のようで、文面はダミー。住所が解ればいいか。>
この店も、フレンチ~コンチネンタルのペイント家具を中心に、ヴィンテージのおもちゃやら、不思議可愛いオブジェが
ちりばめられている。
オーナーはMaggieさんという女性で、お店にはもっぱらお嬢さんの、気さくなCamillaさんがいる。ここも親子2代のアンティーク・ディーラー。

正面ウィンドウの中。ブルーベルの花をくわえているのは、犬の置物。
このキャビネットのテクスチャーが、ちかごろとても新鮮。

お店の中。同じシャビーシックスタイルでも、前回のメゾン・アーティファクトのお店とまた違って、
アイテムがバラエティに富んでいることと、どことなく素朴でユーモラスなアイテムが組み合わされていること。

木製のふくろう君の像。

天使のシルエットが浮かび上がるデザインの、ランプシェード。

子羊のおもちゃが愛らしい。

お店の奥から見たところ。この店にも、地下に部屋が続く。

地階のダイニングセット。
「出荷中で、ちゃんとディスプレイできてないのよー。」とは、カミラさんの弁だけれど、
モノだけでも充分雰囲気が出てますよ^^、

こんな風に・・・。
ショップカードの上にちりばめられているのは、壊れたシャンデリアからとられたパーツ。
これぐらいだったら買えるかも?と思ったら、お店のトレードマークで非売品だそう。残念・・・。

キッチンやダイニングに最適の棚。

これは、ブリキでできたお城のおもちゃ(?)なのだけれど、芝が植え込まれている。
そしてその後ろには、Foxed Mirror。

リネン地でくるんで、ブレードで結んだだけの、ボルスター・クッションカヴァー。これなら簡単に作れる^^。
ミニチュア・ハウスは15-6世紀の町屋風、どことなくノルマンディー風でもあったりして・・・。

最後に地階に下りる階段にかけられていた、装飾ベル。
ドアについていたのかと思ったのだが、実際は馬車についていたもの、なのだそう。
さぞかし・・・賑やかなことだっただろう。
M Charpentier Antiques(M シャーペンティエ・アンティークス)
284 Lillie Road, London, SW6 7PX
地図:
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次回は、またLillie Roadから、そのほかのお店をいろいろ・・・。
M Charpentier Antiques (M シャーペンティエ)<Websiteはこのページ・・・・なんだけど、まだ製作中のようで、文面はダミー。住所が解ればいいか。>
この店も、フレンチ~コンチネンタルのペイント家具を中心に、ヴィンテージのおもちゃやら、不思議可愛いオブジェが
ちりばめられている。
オーナーはMaggieさんという女性で、お店にはもっぱらお嬢さんの、気さくなCamillaさんがいる。ここも親子2代のアンティーク・ディーラー。

正面ウィンドウの中。ブルーベルの花をくわえているのは、犬の置物。
このキャビネットのテクスチャーが、ちかごろとても新鮮。

お店の中。同じシャビーシックスタイルでも、前回のメゾン・アーティファクトのお店とまた違って、
アイテムがバラエティに富んでいることと、どことなく素朴でユーモラスなアイテムが組み合わされていること。

木製のふくろう君の像。

天使のシルエットが浮かび上がるデザインの、ランプシェード。

子羊のおもちゃが愛らしい。

お店の奥から見たところ。この店にも、地下に部屋が続く。

地階のダイニングセット。
「出荷中で、ちゃんとディスプレイできてないのよー。」とは、カミラさんの弁だけれど、
モノだけでも充分雰囲気が出てますよ^^、

こんな風に・・・。
ショップカードの上にちりばめられているのは、壊れたシャンデリアからとられたパーツ。
これぐらいだったら買えるかも?と思ったら、お店のトレードマークで非売品だそう。残念・・・。

キッチンやダイニングに最適の棚。

これは、ブリキでできたお城のおもちゃ(?)なのだけれど、芝が植え込まれている。
そしてその後ろには、Foxed Mirror。

リネン地でくるんで、ブレードで結んだだけの、ボルスター・クッションカヴァー。これなら簡単に作れる^^。
ミニチュア・ハウスは15-6世紀の町屋風、どことなくノルマンディー風でもあったりして・・・。

最後に地階に下りる階段にかけられていた、装飾ベル。
ドアについていたのかと思ったのだが、実際は馬車についていたもの、なのだそう。
さぞかし・・・賑やかなことだっただろう。
M Charpentier Antiques(M シャーペンティエ・アンティークス)
284 Lillie Road, London, SW6 7PX
地図:
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次回は、またLillie Roadから、そのほかのお店をいろいろ・・・。
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Maison Artefact (メゾン・アーティファクト)-アンティーク・インテリア・ショップ
- 2012-02-23 Thu 10:00:00
- アンティーク
まずは、ちょっと余談・・・。
インターネットはブロードバンドを使っているのだが、U.K.の「ブロードバンド」の概念は、日本のそれと、どうやら違うらしい。
日本ではファイバー・オプティックラインのことを、「ブロードバンド」というのだ・・・と、聞いたことがある。
U.K.は激しく古い(下手すると50年以上古いかも・・・な、ヴィンテージの)、電話線にルーターを付けて、電話とインターネットに分けているものを「ブロードバンド」と称している。
つまり、単に電話とネットが同時に繋がるけれど、同時に繋がるというだけで、特に速いわけでもない「ナロー・バンド」。
ようやく、近頃少しずつ日本で言うところの、「ファイバー・オプティック」が普及してきて、ごく最近うちの通りにもやってきた。
そこで、さっそく切り替えようと試みたのだが・・・Telでカスタマーサービスのたらいまわし。
サービスセンターはたいていインドなので、ネイティヴ英人でも苦情続出の、インドなまり英語と30分以上電話でやり取りして、やっと話が通じた・・・。で、「28日以内には、手続きができるはず」という、気の長い話。
こっちで暮らし始めた頃は(そもそも、そんな英語と電話でやり取りできなかったし)、「どれだけ待たすのか!?」とイライラしたものだが、なんだか、なにごとも、だんだんどっちでも、どうでもよくなってきているのは・・・、私が英人化したということなんだろうな(笑)。
いやいや、無事ファイバー・オプティックで、ガンガン写真を快速Uploadできるようになったアカツキには(ま、夏にはね)、また報告しますよ: 閑話休題。
そんなロンドンなのだが、日常のスカタン(これ関西弁だよね?)・不器用・不条理を補って余りあるのが、スタイルと美意識のある、モノ・場所・人に出会うこと。この出会いために、私は存在する、と思える時。
最近また、ステキなアンティーク・インテリア・ショップを発見。
西ロンドンのFulham(フルム)にある、「Maison Artefact (メゾン・アーティファクト)」。
スタイルとしては、フレンチ・シャビーシックで、ロンドンでは「新世代」のアンティーク・ディーラー。
イギリス特有の重い・暗い・メンズっぽいアンティークが、コンテンポラリー・ブームの2000年ごろにとことん下火になって、かなりたくさんの業者が去っていった。
その後を埋めるように、あるいは、新たに世代交代して、今一番元気がいいのが、ここのような、軽いフレンチ~コンチネンタル・スタイルの、フェミニン、エレガントなアンティーク/ヴィンテージ。
言葉を尽くすより、まずはヴィジュアルで・・・。

間口は狭いけれど、奥行きのあるお店は、フレンチやスカンジナヴィアのペイント家具で埋めつくされている。
使い込まれたようなテクスチャーのある、明るい色目のペイント・・・というのが、
このフレンチ・シャビー・シックのコアになるアイテム。

入り口から見たところ。
右手のブルーのテーブルの天板は、アンティークの看板が使われている。

このスタイルにあうセラミックは、クリーム地のフレンチ・セラミック。

小さな子供靴をインテリア・デコーに取り入れるセンスは、女性オーナーならでは。

シャンデリアも人気急上昇。とてもよく見かけるようになった。

ペーターおじさんのシャトーでも、おなじみの、裏の水銀張の剥げた鏡。
英語ではDistressedとか、Foxed Mirrorとか呼ばれて、コンディションのいいものより逆に人気がある。
ここでも、オーナーのVictoria(ヴィクトリア)さんが、
水銀張ガラスのテクスチャーがお気に入りなので、いくつも取り扱われている。

その鏡に映るお店。
現代ものの鏡を酸で腐食させて、「フェイク」を作るやり方もあるらしいが(簡単ではない・・・らしい)、
古い手流しガラス特有の「うなうな」した感じは真似できない。
鏡に映っている、ドアの向こうは庭。ここにもガーデン用のアンティークが展示販売されている。

お店には、一階よりも広い地階がある。階段を降りたところには、石膏の彫像。
シャッター(鎧戸)を、壁や間仕切りのスクリーンとして使うと、インテリアが一気にコンチネンタル化。
そもそもはイギリスでは、このタイプのシャッターは使われないのですよ。
(窓の内側に、板を蛇腹式に折りたたむ、シャッターが付いていた。)

地階の奥の部屋に続く。

地階の奥には、ピューターの皿やら、貝のデコール。

同じく地階の一角。一階でもいくつも見かけたが、
引き出しやら、椅子やらにポチポチ赤丸スティッカーが付いているのは「売約済み」。

20世紀初期の頃の絵画もいくつか、扱われている。
色のトーンが、ここの店のインテリアのラインによくマッチしている。

外の「ガーデン部」にもまた鏡。これは、錆びた鉄のフレームに入った戸外用。
庭がけして広いとはいいがたいロンドン市街地の家では、
テラスにも鏡を入れて、少しでも広く見せる・・・というテクニークが使われる。

手前のセメント製にペイントされた白鳥は、フラワーポット。こんなものや、セメント製「キノコ」のような、
少しキッチュなヴィンテージ物を組み合わせていくのが、新世代のアンティークディーラーの提案。

デコラティブなフェンスやゲートは、庭にもインテリアでもよく使われるようになった。

これがお店の正面。今ドアを開けているのが、オーナーのVictoria Davarさん。
エレガントでとてもステキな女性。祖母、お父さんともにアンティーク・ディーラーで、彼女は3代目だとか。
パートナーのShane氏とともに、この店を運営している。
Maison Artefact (メゾン・アーティファクト)
273Lillie Road, London, SW6 7LL
地図:
View Larger Map
彼女の南ロンドンの自宅が、これまた、お店同様に美しくデコレーションされている。
と、いっても、「お宅訪問」したわけではなくて、この本に収録されているのを見たのだった。

Essentially French: Homes with Classic French Style - Josephine Ryan
ISBN: 978-1845979065
Amazon.U.K.では<このページ>、Amazon.JPでは<このページ>で販売されている。
中身をチラッとのぞくと・・・こんな感じ、

このお店のあるLillie Roadは、以前からアンティーク家具屋の並ぶ地区だったのが、ここと同じく、次々世代交代していって、今やトレンディなエリア。
次回は、ここの斜め向かいで、やはりフレンチ~スカンディナヴィア・スタイルに特化したお店を、もう一軒ご紹介予定。
インターネットはブロードバンドを使っているのだが、U.K.の「ブロードバンド」の概念は、日本のそれと、どうやら違うらしい。
日本ではファイバー・オプティックラインのことを、「ブロードバンド」というのだ・・・と、聞いたことがある。
U.K.は激しく古い(下手すると50年以上古いかも・・・な、ヴィンテージの)、電話線にルーターを付けて、電話とインターネットに分けているものを「ブロードバンド」と称している。
つまり、単に電話とネットが同時に繋がるけれど、同時に繋がるというだけで、特に速いわけでもない「ナロー・バンド」。
ようやく、近頃少しずつ日本で言うところの、「ファイバー・オプティック」が普及してきて、ごく最近うちの通りにもやってきた。
そこで、さっそく切り替えようと試みたのだが・・・Telでカスタマーサービスのたらいまわし。
サービスセンターはたいていインドなので、ネイティヴ英人でも苦情続出の、インドなまり英語と30分以上電話でやり取りして、やっと話が通じた・・・。で、「28日以内には、手続きができるはず」という、気の長い話。
こっちで暮らし始めた頃は(そもそも、そんな英語と電話でやり取りできなかったし)、「どれだけ待たすのか!?」とイライラしたものだが、なんだか、なにごとも、だんだんどっちでも、どうでもよくなってきているのは・・・、私が英人化したということなんだろうな(笑)。
いやいや、無事ファイバー・オプティックで、ガンガン写真を快速Uploadできるようになったアカツキには(ま、夏にはね)、また報告しますよ: 閑話休題。
そんなロンドンなのだが、日常のスカタン(これ関西弁だよね?)・不器用・不条理を補って余りあるのが、スタイルと美意識のある、モノ・場所・人に出会うこと。この出会いために、私は存在する、と思える時。
最近また、ステキなアンティーク・インテリア・ショップを発見。
西ロンドンのFulham(フルム)にある、「Maison Artefact (メゾン・アーティファクト)」。
スタイルとしては、フレンチ・シャビーシックで、ロンドンでは「新世代」のアンティーク・ディーラー。
イギリス特有の重い・暗い・メンズっぽいアンティークが、コンテンポラリー・ブームの2000年ごろにとことん下火になって、かなりたくさんの業者が去っていった。
その後を埋めるように、あるいは、新たに世代交代して、今一番元気がいいのが、ここのような、軽いフレンチ~コンチネンタル・スタイルの、フェミニン、エレガントなアンティーク/ヴィンテージ。
言葉を尽くすより、まずはヴィジュアルで・・・。

間口は狭いけれど、奥行きのあるお店は、フレンチやスカンジナヴィアのペイント家具で埋めつくされている。
使い込まれたようなテクスチャーのある、明るい色目のペイント・・・というのが、
このフレンチ・シャビー・シックのコアになるアイテム。

入り口から見たところ。
右手のブルーのテーブルの天板は、アンティークの看板が使われている。

このスタイルにあうセラミックは、クリーム地のフレンチ・セラミック。

小さな子供靴をインテリア・デコーに取り入れるセンスは、女性オーナーならでは。

シャンデリアも人気急上昇。とてもよく見かけるようになった。

ペーターおじさんのシャトーでも、おなじみの、裏の水銀張の剥げた鏡。
英語ではDistressedとか、Foxed Mirrorとか呼ばれて、コンディションのいいものより逆に人気がある。
ここでも、オーナーのVictoria(ヴィクトリア)さんが、
水銀張ガラスのテクスチャーがお気に入りなので、いくつも取り扱われている。

その鏡に映るお店。
現代ものの鏡を酸で腐食させて、「フェイク」を作るやり方もあるらしいが(簡単ではない・・・らしい)、
古い手流しガラス特有の「うなうな」した感じは真似できない。
鏡に映っている、ドアの向こうは庭。ここにもガーデン用のアンティークが展示販売されている。

お店には、一階よりも広い地階がある。階段を降りたところには、石膏の彫像。
シャッター(鎧戸)を、壁や間仕切りのスクリーンとして使うと、インテリアが一気にコンチネンタル化。
そもそもはイギリスでは、このタイプのシャッターは使われないのですよ。
(窓の内側に、板を蛇腹式に折りたたむ、シャッターが付いていた。)

地階の奥の部屋に続く。

地階の奥には、ピューターの皿やら、貝のデコール。

同じく地階の一角。一階でもいくつも見かけたが、
引き出しやら、椅子やらにポチポチ赤丸スティッカーが付いているのは「売約済み」。

20世紀初期の頃の絵画もいくつか、扱われている。
色のトーンが、ここの店のインテリアのラインによくマッチしている。

外の「ガーデン部」にもまた鏡。これは、錆びた鉄のフレームに入った戸外用。
庭がけして広いとはいいがたいロンドン市街地の家では、
テラスにも鏡を入れて、少しでも広く見せる・・・というテクニークが使われる。

手前のセメント製にペイントされた白鳥は、フラワーポット。こんなものや、セメント製「キノコ」のような、
少しキッチュなヴィンテージ物を組み合わせていくのが、新世代のアンティークディーラーの提案。

デコラティブなフェンスやゲートは、庭にもインテリアでもよく使われるようになった。

これがお店の正面。今ドアを開けているのが、オーナーのVictoria Davarさん。
エレガントでとてもステキな女性。祖母、お父さんともにアンティーク・ディーラーで、彼女は3代目だとか。
パートナーのShane氏とともに、この店を運営している。
Maison Artefact (メゾン・アーティファクト)
273Lillie Road, London, SW6 7LL
地図:
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彼女の南ロンドンの自宅が、これまた、お店同様に美しくデコレーションされている。
と、いっても、「お宅訪問」したわけではなくて、この本に収録されているのを見たのだった。

Essentially French: Homes with Classic French Style - Josephine Ryan
ISBN: 978-1845979065
Amazon.U.K.では<このページ>、Amazon.JPでは<このページ>で販売されている。
中身をチラッとのぞくと・・・こんな感じ、

このお店のあるLillie Roadは、以前からアンティーク家具屋の並ぶ地区だったのが、ここと同じく、次々世代交代していって、今やトレンディなエリア。
次回は、ここの斜め向かいで、やはりフレンチ~スカンディナヴィア・スタイルに特化したお店を、もう一軒ご紹介予定。
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ド・モーガン・センター(De Morgan Centre)とオールド・バタシー・ハウス(Old Battersea House)
- 2012-02-20 Mon 10:00:00
- 博物館・美術館
以前、19世紀後半のアーツ・アンド・クラフツの陶芸家、William de Morgan(ウィリアム・ド・モーガン)の陶芸を、V&Aからフィーチャーしたことがある<このページ>
今回は、このド・モーガンと彼の妻で、ラファエル前派の影響下にある画家のEvelyn De Morgan(イーヴリン・ド・モーガン、日本語のWikiがあるところをみると、彼女の方が日本では知られているのかな?)の作品を収蔵した、小さな美術館「ド・モーガン・センター(De Morgan Centre)」の情報。
「イメージ」と言いたいところなのだけれど、ここの美術館は撮影禁止。なので、今回も借り物写真と、ここのブックレットのイメージで構成。

Photo by: De Morgan Centre@Flickr
場所は西南ロンドンのPutney、地下鉄からも鉄道からもアクセスできるけれど、歩くと15分ぐらい、バスで3ストップ位。
Wandsworth Museumの一部屋が充てられている。その部屋の、入り口を入った所。

Photo by: De Morgan Centre@Flickr
こじんまりした部屋だけれども、二人の作品が一ヶ所に集めたれているのは、この美術館ならでは。

Photo by: De Morgan Centre@Flickr
入り口を入った所には、小さなショップコーナーもあって、アーツ・アンド・クラフツ関連のグッズが販売されている。

ここの、ブックレット。

ここで買ったこのWilliam de Morganの本がなかなか優れている。
Blackwell - The Arts & Crafts House exhibition catalogue, "William De Morgan" ISBN1-902498-10-0

上記の本より、ド・モーガンのタイル。トルコのイズニック焼きの影響を強く受けていることがよく解る。

同じく上記本より、ド・モーガンの器。

同じく上記本より、ド・モーガンの復刻した、ラスター(lustre)焼き。

Photo by: De Morgan Centre@Flickr
これはイーヴリン・ド・モーガンの作品で「Ariadne in Naxos(ナクソス島のアリアドネ)」
1877年、スレイド美術学校在学前後の頃の、初期の作品。

ブックレットより、1878年のこれも初期の作品「Night and Sleep(夜と眠り)」

同じくブックレットより、これは1904-05年の、円熟期に描かれた作品「The Hour Glass(砂時計)」。
The De Morgan Centre
38 West Hill, Wandsworth, London, SW18 1RX
開館:火~金 1~5時、土 10~5時
地図:
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ド・モーガン・センターに収蔵されている作品の大半は、オールド・バタシー・ハウス(Old Battersea House)から寄贈されたもの。
では、オールド・バタシー・ハウスが何かというと、彼らの作品の熱心なコレクター、編纂者でもあった、イーヴリンの妹、Mrs Wilhelmina Stirling(ウィルヘルミナ・スターリング夫人)の自宅で、ここに彼らの作品が数多く収蔵されていた。
彼女の死後、遺言により二人の作品はThe de Morgan Foundation(ド・モーガン財団)として保管されるが、後にワンズワース・カウンシルの保管となり、ナショナル・トラストをはじめ、各地の関連美術館等に貸し出し公開されていた。
オールド・バタシー・ハウスの方は、U.S.Aの出版・メディア業界の大資本家で、19世紀美術コレクターでもある、Malcolm Forbes(マルコム・フォーブス)が、新しいリース保有者となったため、作品の一部はここオールド・バタシー・ハウスで、20年の合意の前提で、保管・限定公開されることとなった。これは、1970年の話。
その後、彼の子息の世代になってから、すでにはるかに当初の20年の合意は過ぎていたため、再びワンズワース・カウンシルに保管・展示が要請された。
それで・・・、紆余曲折あった結果、2002年に現在のワンズワース博物館の一角に、この美術館がOpenすることとなった。
一方、オールド・バタシー・ハウスは、その背後の事情は知らないのだけれど、フォーブス・グループから2011年に売りに出された。
17世紀後半クリストファー・レン設計の屋敷は、U.K.の最高級の不動産ディーラーの一つ、Savillsより、そして、19世紀絵画を中心とする収蔵品は、エジンバラのオークショニアーLyon & Turnbullでオークションにかけられた。
(コレクションの中の、ヴィクトリア女王の巨大ブルーマーが£3000で売却された・・・などというニュースもあり。<このページ>)
そのときに製作されたヴィデオが、Youtubeで公開されている。
まるで、博物館級のお屋敷拝見なので、ここにおまけヴィデオで付けておくことに・・・。
お屋敷のSavillsからのEブローシュアーも見つけた。<このページ>
Follow up 2015年11月:
建物のリース(賃貸権)更新の問題から、2014年6月28日にこの博物館は残念ながら閉館となった。
その後、2015年夏に、Guildford(ギルドフォード)近郊Compton(コンプトン)にあるWatts Gallery(ウォッツ・ギャラリー)の一室に再オープンされた。以前よりは、1/4サイズ程度に縮小してしまったのは残念だけれど、かろうじていまでもド・モーガン夫妻の作品を実際に目にすることができる。
ウォッツ・ギャラリーのストロボ無し撮影OKのポリシーから、現在展示されている作品は写真撮影OKになったのが、少しありがたいこと。
今回は、このド・モーガンと彼の妻で、ラファエル前派の影響下にある画家のEvelyn De Morgan(イーヴリン・ド・モーガン、日本語のWikiがあるところをみると、彼女の方が日本では知られているのかな?)の作品を収蔵した、小さな美術館「ド・モーガン・センター(De Morgan Centre)」の情報。
「イメージ」と言いたいところなのだけれど、ここの美術館は撮影禁止。なので、今回も借り物写真と、ここのブックレットのイメージで構成。

Photo by: De Morgan Centre@Flickr
場所は西南ロンドンのPutney、地下鉄からも鉄道からもアクセスできるけれど、歩くと15分ぐらい、バスで3ストップ位。
Wandsworth Museumの一部屋が充てられている。その部屋の、入り口を入った所。

Photo by: De Morgan Centre@Flickr
こじんまりした部屋だけれども、二人の作品が一ヶ所に集めたれているのは、この美術館ならでは。

Photo by: De Morgan Centre@Flickr
入り口を入った所には、小さなショップコーナーもあって、アーツ・アンド・クラフツ関連のグッズが販売されている。

ここの、ブックレット。

ここで買ったこのWilliam de Morganの本がなかなか優れている。
Blackwell - The Arts & Crafts House exhibition catalogue, "William De Morgan" ISBN1-902498-10-0

上記の本より、ド・モーガンのタイル。トルコのイズニック焼きの影響を強く受けていることがよく解る。

同じく上記本より、ド・モーガンの器。

同じく上記本より、ド・モーガンの復刻した、ラスター(lustre)焼き。

Photo by: De Morgan Centre@Flickr
これはイーヴリン・ド・モーガンの作品で「Ariadne in Naxos(ナクソス島のアリアドネ)」
1877年、スレイド美術学校在学前後の頃の、初期の作品。

ブックレットより、1878年のこれも初期の作品「Night and Sleep(夜と眠り)」

同じくブックレットより、これは1904-05年の、円熟期に描かれた作品「The Hour Glass(砂時計)」。
The De Morgan Centre
38 West Hill, Wandsworth, London, SW18 1RX
開館:火~金 1~5時、土 10~5時
地図:
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ド・モーガン・センターに収蔵されている作品の大半は、オールド・バタシー・ハウス(Old Battersea House)から寄贈されたもの。
では、オールド・バタシー・ハウスが何かというと、彼らの作品の熱心なコレクター、編纂者でもあった、イーヴリンの妹、Mrs Wilhelmina Stirling(ウィルヘルミナ・スターリング夫人)の自宅で、ここに彼らの作品が数多く収蔵されていた。
彼女の死後、遺言により二人の作品はThe de Morgan Foundation(ド・モーガン財団)として保管されるが、後にワンズワース・カウンシルの保管となり、ナショナル・トラストをはじめ、各地の関連美術館等に貸し出し公開されていた。
オールド・バタシー・ハウスの方は、U.S.Aの出版・メディア業界の大資本家で、19世紀美術コレクターでもある、Malcolm Forbes(マルコム・フォーブス)が、新しいリース保有者となったため、作品の一部はここオールド・バタシー・ハウスで、20年の合意の前提で、保管・限定公開されることとなった。これは、1970年の話。
その後、彼の子息の世代になってから、すでにはるかに当初の20年の合意は過ぎていたため、再びワンズワース・カウンシルに保管・展示が要請された。
それで・・・、紆余曲折あった結果、2002年に現在のワンズワース博物館の一角に、この美術館がOpenすることとなった。
一方、オールド・バタシー・ハウスは、その背後の事情は知らないのだけれど、フォーブス・グループから2011年に売りに出された。
17世紀後半クリストファー・レン設計の屋敷は、U.K.の最高級の不動産ディーラーの一つ、Savillsより、そして、19世紀絵画を中心とする収蔵品は、エジンバラのオークショニアーLyon & Turnbullでオークションにかけられた。
(コレクションの中の、ヴィクトリア女王の巨大ブルーマーが£3000で売却された・・・などというニュースもあり。<このページ>)
そのときに製作されたヴィデオが、Youtubeで公開されている。
まるで、博物館級のお屋敷拝見なので、ここにおまけヴィデオで付けておくことに・・・。
お屋敷のSavillsからのEブローシュアーも見つけた。<このページ>
Follow up 2015年11月:
建物のリース(賃貸権)更新の問題から、2014年6月28日にこの博物館は残念ながら閉館となった。
その後、2015年夏に、Guildford(ギルドフォード)近郊Compton(コンプトン)にあるWatts Gallery(ウォッツ・ギャラリー)の一室に再オープンされた。以前よりは、1/4サイズ程度に縮小してしまったのは残念だけれど、かろうじていまでもド・モーガン夫妻の作品を実際に目にすることができる。
ウォッツ・ギャラリーのストロボ無し撮影OKのポリシーから、現在展示されている作品は写真撮影OKになったのが、少しありがたいこと。
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仕事場兼、元リヴィングルーム
- 2012-02-18 Sat 01:11:14
- 生活
春ものジュエリーの送り出し納品やら、撮影仕事の下調べやら・・・やっていたら、標本箱更新しそこなっているな・・・。
今回は、手抜きで・・・近頃の私の部屋の様子を少し。
ずいぶん前に、我家の様子を標本箱に詰め込んだことがある。<このページ>
あれから・・・基本的に変わってはいないのだけれど、それでも、今年に入ってから、部屋の大片付けをしたのだった。
何を片付けたかというと、まず、本をかなり処分した。
いまどきは何でもNet検索で調べられるので、思い切って辞書、参考書の類を、バスバス捨てた。
ついでに、もう見ないTV+Video+DVDプレーヤーのセットを捨てた。
私自身は昔から「TV視ない人」だし、配偶者氏は、彼の部屋であるBedroomの方に、小さなデジタルTV+DVDプレーヤーを持っているので、唯一視る番組Antiques Roadshowはそこで視ている。
後は、必要とあれば放映後一週間以内に、BBCのiPlayerで、Net上で視ている。なので、アナログTVはただのかさばりものだった。
量的には、自分自身の容積と同じぐらいのものを捨てているのに、結果はあまりかわりばえしないのはなぜだろうか?
あ、つまり・・・その分また、モノを増やしてしまったからなのだろうな(笑)。
あまり、きれいに片付いてないけれど、リアルな生活空間ということで・・・。

元リヴィング・ルームで、今や私の部屋、兼、仕事場の、ドアから見たところ。
これで、モノを減らした・・・と自認するのはおこがましいか・・・。
右端に見えている、必要悪のプラケース。ビーズなどのあふれ出した材料が詰まっている。
クリア・プラケースに入れておかないと、「目に見えないものは存在しない」程度の記憶力なので・・・。

ディヴァン(背の部分のないソファ)の端に、サイズの合う中古のキャビネットを置いて、ここにカメラ機材を収納した。
ダサい白電話も近頃購入。10年物のFax電話が壊れて、
友人から安くで下取りしたFax電話にもまた亡くなられ、ついにFax断念(もはや使うこともないし)。
そこで、小型のコードレス留守電Telに変えたら、小さすぎて、年配の配偶者氏はもちろん、
私も(歳のせいか)使いこなせず、これまた没。
結果、ボタンの大きい、操作しやすい、ベル音の大きい「高齢者向け」と思しき留守電Telを購入。
あー、結局これが一番使いやすいや・・・ということになった。
私的には、家電は黒い方が好きなんだけどな・・・。

ディヴァン上のクッションカヴァーを、いくつかキリム・カーペットのものにかえた。
真ん中の、ベージュっぽいクッションカヴァーは、中世写本のイメージをコラージュして、
自分で作ったものをUploadして、オーダーした。
元のイメージは以下のようなもの・・・仕上がりは、コットン地にプリントされるので白っぽく感じる。
その上は、黒猫コレクションの、「ぬいぐるみ部」。
またその上は、昔製作したパピエ・マシェ、いまだに健在。

クッションカヴァー用に作ってみた、中世写本イメージ・コラージュ。

ヴィヤチェスラフ殿下の居住スペースと、黒猫コレクション「セラミック部」。
この棚のカーテンの後ろに、視もしないTVその他が押し込められていた。
開いた空間は、殿下の御衣装箱などが入って、すぐに埋まってしまった。

ついつい買ってしまったラグ。ポートベローのアフガニスタン・ショップにて。
しかし、その上のプラケース・・・なんとかならんかな。

本棚の前の飾り物のテーブル・・・というか、実は木製の大きなトレイの上。
なので、本棚にたどり着きたいときは、トレイごと、下のスツールから持ち上げて移動させる。
そのスツールの上に登って、本棚の上段にも手が届く・・・仕組み。
えらそうに仁王立ちになっている写真は、私の幼少のミギリで、その隣は配偶者氏とお母さん。
自分のポートレートは・・・もちろん、Photoshop加工かけまくりですね(笑)。

これはジュエリーの方の仕事机。

こっちが、写真の方の仕事場、こと、PC机。
マウスの使いすぎで、腱鞘炎やらバネ指になったので、写真処理はグラフィック・タブレットを使うようにしている。
そうしたら、ずいぶん回復してきた。

これが、私の買ったペーターおじさんの箱作品。ちゃんと撮った写真は以下に。
私の、この世で最も安い携帯Telが写ってしまっていた・・・。
あまり出かけないで、ここでPCで仕事していることが多いので、iPhoneやアンドロイドとは全く無縁。

Box sculpture - by Peter Gabriëlse

PCに向かって、手の届く所に収まった「カンタベリー」。
なぜそう呼ばれるのか知らないのだが、こんな風なマガジンラックをカンタベリーと呼ぶ。
18世紀後半から出てきたデザインで、そもそもは楽譜を並べておくためのものだとか。
マガジンラックに使い勝手がいいので、ちかごろはもっぱらそんな風に使われている。
私の場合、資料の一時保管所。その仕事が終わったりブログに書いた後は、棚に片付ける・・・、
という、原則にしているのだけれど、こういう「一時預かりスペース」が、往々にして「掃き溜め」になることも、
よーく、よーく・・・解っている。 気をつけよう・・・。
片付いてはいないけれど、なんといっても、居心地のいいのが一番。 自分のうちが、やっぱり一番落ち着くな^^。
今回は、手抜きで・・・近頃の私の部屋の様子を少し。
ずいぶん前に、我家の様子を標本箱に詰め込んだことがある。<このページ>
あれから・・・基本的に変わってはいないのだけれど、それでも、今年に入ってから、部屋の大片付けをしたのだった。
何を片付けたかというと、まず、本をかなり処分した。
いまどきは何でもNet検索で調べられるので、思い切って辞書、参考書の類を、バスバス捨てた。
ついでに、もう見ないTV+Video+DVDプレーヤーのセットを捨てた。
私自身は昔から「TV視ない人」だし、配偶者氏は、彼の部屋であるBedroomの方に、小さなデジタルTV+DVDプレーヤーを持っているので、唯一視る番組Antiques Roadshowはそこで視ている。
後は、必要とあれば放映後一週間以内に、BBCのiPlayerで、Net上で視ている。なので、アナログTVはただのかさばりものだった。
量的には、自分自身の容積と同じぐらいのものを捨てているのに、結果はあまりかわりばえしないのはなぜだろうか?
あ、つまり・・・その分また、モノを増やしてしまったからなのだろうな(笑)。
あまり、きれいに片付いてないけれど、リアルな生活空間ということで・・・。

元リヴィング・ルームで、今や私の部屋、兼、仕事場の、ドアから見たところ。
これで、モノを減らした・・・と自認するのはおこがましいか・・・。
右端に見えている、必要悪のプラケース。ビーズなどのあふれ出した材料が詰まっている。
クリア・プラケースに入れておかないと、「目に見えないものは存在しない」程度の記憶力なので・・・。

ディヴァン(背の部分のないソファ)の端に、サイズの合う中古のキャビネットを置いて、ここにカメラ機材を収納した。
ダサい白電話も近頃購入。10年物のFax電話が壊れて、
友人から安くで下取りしたFax電話にもまた亡くなられ、ついにFax断念(もはや使うこともないし)。
そこで、小型のコードレス留守電Telに変えたら、小さすぎて、年配の配偶者氏はもちろん、
私も(歳のせいか)使いこなせず、これまた没。
結果、ボタンの大きい、操作しやすい、ベル音の大きい「高齢者向け」と思しき留守電Telを購入。
あー、結局これが一番使いやすいや・・・ということになった。
私的には、家電は黒い方が好きなんだけどな・・・。

ディヴァン上のクッションカヴァーを、いくつかキリム・カーペットのものにかえた。
真ん中の、ベージュっぽいクッションカヴァーは、中世写本のイメージをコラージュして、
自分で作ったものをUploadして、オーダーした。
元のイメージは以下のようなもの・・・仕上がりは、コットン地にプリントされるので白っぽく感じる。
その上は、黒猫コレクションの、「ぬいぐるみ部」。
またその上は、昔製作したパピエ・マシェ、いまだに健在。

クッションカヴァー用に作ってみた、中世写本イメージ・コラージュ。

ヴィヤチェスラフ殿下の居住スペースと、黒猫コレクション「セラミック部」。
この棚のカーテンの後ろに、視もしないTVその他が押し込められていた。
開いた空間は、殿下の御衣装箱などが入って、すぐに埋まってしまった。

ついつい買ってしまったラグ。ポートベローのアフガニスタン・ショップにて。
しかし、その上のプラケース・・・なんとかならんかな。

本棚の前の飾り物のテーブル・・・というか、実は木製の大きなトレイの上。
なので、本棚にたどり着きたいときは、トレイごと、下のスツールから持ち上げて移動させる。
そのスツールの上に登って、本棚の上段にも手が届く・・・仕組み。
えらそうに仁王立ちになっている写真は、私の幼少のミギリで、その隣は配偶者氏とお母さん。
自分のポートレートは・・・もちろん、Photoshop加工かけまくりですね(笑)。

これはジュエリーの方の仕事机。

こっちが、写真の方の仕事場、こと、PC机。
マウスの使いすぎで、腱鞘炎やらバネ指になったので、写真処理はグラフィック・タブレットを使うようにしている。
そうしたら、ずいぶん回復してきた。

これが、私の買ったペーターおじさんの箱作品。ちゃんと撮った写真は以下に。
私の、この世で最も安い携帯Telが写ってしまっていた・・・。
あまり出かけないで、ここでPCで仕事していることが多いので、iPhoneやアンドロイドとは全く無縁。

Box sculpture - by Peter Gabriëlse

PCに向かって、手の届く所に収まった「カンタベリー」。
なぜそう呼ばれるのか知らないのだが、こんな風なマガジンラックをカンタベリーと呼ぶ。
18世紀後半から出てきたデザインで、そもそもは楽譜を並べておくためのものだとか。
マガジンラックに使い勝手がいいので、ちかごろはもっぱらそんな風に使われている。
私の場合、資料の一時保管所。その仕事が終わったりブログに書いた後は、棚に片付ける・・・、
という、原則にしているのだけれど、こういう「一時預かりスペース」が、往々にして「掃き溜め」になることも、
よーく、よーく・・・解っている。 気をつけよう・・・。
片付いてはいないけれど、なんといっても、居心地のいいのが一番。 自分のうちが、やっぱり一番落ち着くな^^。
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ロンドンの街 - Old Street周辺と、Risa Hair へアーサロン
- 2012-02-14 Tue 10:00:00
- 場所
前回のサルヴェージ・アンティーク・ディーラー、Westland Londonのがあるのは、ロンドンのイーストエンド、Old Streetの近く。
この辺はもともとは、倉庫の立ち並ぶエリア。
近頃は、隣のShirditch(ショーディッチ)がトレンディになってきているのにともなって、アーティストやらデザイン事務所などクリエイターのめっきり増えてきた地区。
私のローカルの西南地区からは、広いロンドンの真反対なので、めったに来ることがない。
その上来るとたいてい道に迷う・・・だったのだが、Whitechapel(ホワイトチャペル)を通って、東ロンドンを南北に繋ぐOver Groundラインが開通してから、ずいぶん便利になった。
「え?東?だったら、行かないかも」だったのが「あぁ、行けるよ」という気分になったもんだから、公共交通の力は大したもの・・・。
先日は、Westlandを出てから、ヘアーサロンのアポイントメントの時間まで、そのOld Street近くをうろうろしては写真を撮っていた。

旧倉庫街は、今ではオフィスに転用されていることが多いのだけれど、
窓に見える風景は、いまだに「倉庫」なんだとわかるものもあり。

こんな感じで・・・。

むき出しの壁に、ビルの窓のリフレクション。

寒いけれど、からっと晴れた日。

昔風のパブ、

とは対照的な、トレンディーなバー。

シャンデリアとリフレクション。

Westland Londonのある、St Michaels Churchを裏から見たところ。
綺麗な、19世紀の典型的ネオ・ゴシックスタイルの建築。

その裏には、小さな公園があって、そこで咲いていたヒイラギの花。

これはCity Roadに面したWesley Chapel。
メソジスト派の教会の開祖が、このジョン・ウェスレー。
プロテスタント・メソジスト派は、てっきりアメリカで組織されたものだと思い込んでいたら、
御開祖様は英人でした・・・知らなかったな。

中は、18世紀初期のネオ・クラシカルで、プロテスタントらしいシンプルな造り。
一部ステンドグラスや柱が、19世紀~20世紀初頭にデコラティヴな物に置き換えられたのだとか。
この天使達は、20世紀初頭らしい様式。
さて、ここを出た後は、アポイントメントを入れていた「Risa Hair」に向かった。
去年から髪をやってもらっていた、Green flowerのしなる君<期限限定サロンの話は、このページに>が、日本に帰国してしまったため、またまたヘア・サロン難民と化していたのだけれど、しなる君を紹介してくれた顔の広い知人が、今度はRisaさんを紹介してくれた。
<Risa Hair Websiteはこのページ>
このGoogle Streetで左に見えているZetland Houseの地下1階にサロンがある。
View Larger Map

中はこんな感じで、こじんまりした、コージーなサロン。

ちゃんとシャンプースペースもあり。
シャンプー・スペースはなくて、バスタブや洗面台にかがみこんで流してもらうのは、
ロンドンのインディーズのヘア・デザイナーのサロンでは、要覚悟なのだけど^^。
愉快なRisaさんと、喋って笑っているうちに、ハイライトも入って・・・、

出来上がりはこんな感じ。白い白い、記録的に白い、お見事っ、Risaさん!!
サイトには、先端系のスタイルを載せがちだけれど、
オーセンティックでエレガントなスタイルも、もちろんお得意^^。
私の場合、全頭白髪になってしまえば、部分的に黒を入れればいいので、その方がずっとやりやすい。
なので、早く全頭白髪にならないかな、なんて思うのだけれど、「好きなことしかしない、ハード・コア気まま」がモットーなので、一向に白髪の増える気配なし。
そんなわけで、今後ともRisaさんにお世話になることと・・・ヨロシクね^^。
この辺はもともとは、倉庫の立ち並ぶエリア。
近頃は、隣のShirditch(ショーディッチ)がトレンディになってきているのにともなって、アーティストやらデザイン事務所などクリエイターのめっきり増えてきた地区。
私のローカルの西南地区からは、広いロンドンの真反対なので、めったに来ることがない。
その上来るとたいてい道に迷う・・・だったのだが、Whitechapel(ホワイトチャペル)を通って、東ロンドンを南北に繋ぐOver Groundラインが開通してから、ずいぶん便利になった。
「え?東?だったら、行かないかも」だったのが「あぁ、行けるよ」という気分になったもんだから、公共交通の力は大したもの・・・。
先日は、Westlandを出てから、ヘアーサロンのアポイントメントの時間まで、そのOld Street近くをうろうろしては写真を撮っていた。

旧倉庫街は、今ではオフィスに転用されていることが多いのだけれど、
窓に見える風景は、いまだに「倉庫」なんだとわかるものもあり。

こんな感じで・・・。

むき出しの壁に、ビルの窓のリフレクション。

寒いけれど、からっと晴れた日。

昔風のパブ、

とは対照的な、トレンディーなバー。

シャンデリアとリフレクション。

Westland Londonのある、St Michaels Churchを裏から見たところ。
綺麗な、19世紀の典型的ネオ・ゴシックスタイルの建築。

その裏には、小さな公園があって、そこで咲いていたヒイラギの花。

これはCity Roadに面したWesley Chapel。
メソジスト派の教会の開祖が、このジョン・ウェスレー。
プロテスタント・メソジスト派は、てっきりアメリカで組織されたものだと思い込んでいたら、
御開祖様は英人でした・・・知らなかったな。

中は、18世紀初期のネオ・クラシカルで、プロテスタントらしいシンプルな造り。
一部ステンドグラスや柱が、19世紀~20世紀初頭にデコラティヴな物に置き換えられたのだとか。
この天使達は、20世紀初頭らしい様式。
さて、ここを出た後は、アポイントメントを入れていた「Risa Hair」に向かった。
去年から髪をやってもらっていた、Green flowerのしなる君<期限限定サロンの話は、このページに>が、日本に帰国してしまったため、またまたヘア・サロン難民と化していたのだけれど、しなる君を紹介してくれた顔の広い知人が、今度はRisaさんを紹介してくれた。
<Risa Hair Websiteはこのページ>
このGoogle Streetで左に見えているZetland Houseの地下1階にサロンがある。
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中はこんな感じで、こじんまりした、コージーなサロン。

ちゃんとシャンプースペースもあり。
シャンプー・スペースはなくて、バスタブや洗面台にかがみこんで流してもらうのは、
ロンドンのインディーズのヘア・デザイナーのサロンでは、要覚悟なのだけど^^。
愉快なRisaさんと、喋って笑っているうちに、ハイライトも入って・・・、

出来上がりはこんな感じ。白い白い、記録的に白い、お見事っ、Risaさん!!
サイトには、先端系のスタイルを載せがちだけれど、
オーセンティックでエレガントなスタイルも、もちろんお得意^^。
私の場合、全頭白髪になってしまえば、部分的に黒を入れればいいので、その方がずっとやりやすい。
なので、早く全頭白髪にならないかな、なんて思うのだけれど、「好きなことしかしない、ハード・コア気まま」がモットーなので、一向に白髪の増える気配なし。
そんなわけで、今後ともRisaさんにお世話になることと・・・ヨロシクね^^。
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Westland (ウェストランド)London アンティークス-2-
- 2012-02-11 Sat 10:00:00
- アンティーク
ウェストランドの2がタイトルについているということは・・・、行ってきたわけです。
なので、前回に引き続いて、サルヴェージ(廃品資材)アンティーク・ディーラー、Westland Londonのイメージ。
ここの情報は、前回の標本箱を参考ください。
あ、今回解ったこと、日曜以外6日間Openしている、ということ。

まずは外観、元St Michaels Church。

あ、なるほど・・・日曜以外6日間開いてるわけだ、と、この看板で解った。

門を入ったところは、こんな感じで、噴水やら、石彫が並んでいる。
Londonけっこう寒くて、場所によっては雪が残っていて、噴水は凍結。

Bank of England石彫を担当した彫刻家、Alan Collins氏のスタイルとラインに似ているので、
これは、Bank of Englandからのサルヴェージのようなのだけれど・・・裏はとってませんよ。

石彫やら、ベンチやら、いろいろ。
こういう石彫はどう使うのか、というと・・・ガーデンデザインに組み込まれて、使われるもののよう。

建物の中に入ったところ。

ドン・キ・ホーテ氏のブロンズ像。

2階に上がるとこんな感じで、ここが明らかに、元教会だったのだと解る造り。

この、とってもクールなイケメンSt Michael、ここは元St Michaels Churchなので、
「御本尊」で、売り物ではないのだろうな・・・きっと。

天気のいい日だったので、差し込む日差しが美しい。
シャンデリアが映える。

とにかく、シャンデリアが多い。

まだまだ続く。

これはフレスコ画の壁画・・・が、売られているのかな。

2階にある小部屋風の一角から、覗いたところ。

これは、1階の隅あったこの教会の、裏口への小さなドア。

このメドューサのキャンドルホルダー、ここの店で見かけた一番小さなアイテムかも。
いくらぐらいするのか興味で、見てみたら、ペアで800ポンド以上。
あ・・・ちょっと、失礼しました・・・という感じで、退散(笑)。
このあたりに来たのは、実はヘア・デザイナーのRisaさんに髪の毛をやってもらうため。
次回は、このあたりOld Streetの街のイメージと、Risa Hairのサロン、そして私の最新ゴス・ヘアー(?)もちらっと見てもらえますよ(笑)。
なので、前回に引き続いて、サルヴェージ(廃品資材)アンティーク・ディーラー、Westland Londonのイメージ。
ここの情報は、前回の標本箱を参考ください。
あ、今回解ったこと、日曜以外6日間Openしている、ということ。

まずは外観、元St Michaels Church。

あ、なるほど・・・日曜以外6日間開いてるわけだ、と、この看板で解った。

門を入ったところは、こんな感じで、噴水やら、石彫が並んでいる。
Londonけっこう寒くて、場所によっては雪が残っていて、噴水は凍結。

Bank of England石彫を担当した彫刻家、Alan Collins氏のスタイルとラインに似ているので、
これは、Bank of Englandからのサルヴェージのようなのだけれど・・・裏はとってませんよ。

石彫やら、ベンチやら、いろいろ。
こういう石彫はどう使うのか、というと・・・ガーデンデザインに組み込まれて、使われるもののよう。

建物の中に入ったところ。

ドン・キ・ホーテ氏のブロンズ像。

2階に上がるとこんな感じで、ここが明らかに、元教会だったのだと解る造り。

この、とってもクールなイケメンSt Michael、ここは元St Michaels Churchなので、
「御本尊」で、売り物ではないのだろうな・・・きっと。

天気のいい日だったので、差し込む日差しが美しい。
シャンデリアが映える。

とにかく、シャンデリアが多い。

まだまだ続く。

これはフレスコ画の壁画・・・が、売られているのかな。

2階にある小部屋風の一角から、覗いたところ。

これは、1階の隅あったこの教会の、裏口への小さなドア。

このメドューサのキャンドルホルダー、ここの店で見かけた一番小さなアイテムかも。
いくらぐらいするのか興味で、見てみたら、ペアで800ポンド以上。
あ・・・ちょっと、失礼しました・・・という感じで、退散(笑)。
このあたりに来たのは、実はヘア・デザイナーのRisaさんに髪の毛をやってもらうため。
次回は、このあたりOld Streetの街のイメージと、Risa Hairのサロン、そして私の最新ゴス・ヘアー(?)もちらっと見てもらえますよ(笑)。
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Westland (ウェストランド)London アンティークス
- 2012-02-08 Wed 10:00:00
- アンティーク
実にイギリスらしいのだけれど、先日の夜に少し雪景色だったので、翌朝早起きすると・・・気温は上がっていて、もはやみぞれ。全然フォトジェニックでもない・・・ので、またベッドに飛び込んだ(笑)。今年は冬景色あるのかな・・・?
さて、本題。 前回までLasscoのことを書いていて、ふと思い出した。
2年前にLasscoとよく似た、サルヴェージ(廃品資材)アンティーク・ディーラーに行ったことがある。
こちらは、Westland (ウェストランド) Londonというお店で、ロンドン・イーストエンドのOld Street駅とShoreditch High Street駅の間にある。
イーストなんだから、インダストリアル系のものか、濃~いシャビー・シャビー・シックかと思いきや・・・ここは超本格的なアンティーク。
大仰なルネッサンス風大理石造りの暖炉やら(普通の家には絶対入らない・・・)、イングランド銀行の改装のときに取り外された、石彫のファサードなど・・・けっこうとんでもないものが、さりげなく並んでいたりする。(上のリンクのホームページを、見てもらったら、ほほぉ~ぅ・・・の雰囲気が伝わるかと・・・。)
ここまで来ると、お値段を気にすることもなく・・・建築をやってて、勉強に来ました・・・的に、写真だけ撮って遊ばせてもらった。 レセプションはあるけれど、勝手におとなしく見て回っている分には、なにも言われない。
この会社は特に暖炉(Fireplace)に特化しているようで、ここのWebの暖炉のページは、建築(時代)様式ごとに分かれていて、なかなかいい勉強になる。(あ、建築好きには・・・ってことですが。)画像をクリックしたら、様式ごとに100近いイメージが載せられている。
1969年設立のこの会社は、1977年に現在のSt Michaels Churchに移転したのだが、建物自体は1865年に建造された、ゴシックリヴァイヴァル・スタイルの教会。60年代に周辺の人口が減少して、教会としては使われなくなったのだそう。

屋根の上の、シーサーのようなライオン君。後ろに教会の塔が少し見えている。

これも屋根の上に乗っかっていた、巨大なランタン。
パブにぶら下がっているサイズを通り越して・・・、これはどこかパラディオン様式の大屋敷の、
大ポーチに掛かっていた・・・と思われるようなサイズ。

ここにもアイアン・フェンスやら、紋章のような鷲の石彫。

ネオ・クラシカル様式の大屋敷の庭にあったりする、スフィンクスさん達。

中はこんな感じで・・・もう博物館。
Lasscoのような、小物はほとんどないので、シャンデリアを探しているのでもない限り、
買い物に走る危険はまずない(笑)。

これは売り物ではなくて、そもそもこの教会に付いているステンドグラス。
19世紀特有の、プレ・ラファエルっぽく美しい天使さん。

これも同じく、この教会のステンドグラス。

で、これは、木のフレームに嵌められていたので、売り物なのだと思われる・・・。

イケメンな(ダヴィデっぽい?)彫像があちこちに・・・。

かとおもうと、こんなかわいい子がいる。小鳥を抱きかかえている^^。

これが、イングランド銀行の改装で出てきたファサードの一部。
Cornucopia(コーニュコピア=豊穣の角)で、普通は果物が角から溢れているの図。
これは銀行に付いていたので、金貨がざっくざく。
各家庭に、ぜひ一本必要ですね(あ、そんなことしたら、えらいインフレになるか・・・笑)。

これは実はなんだかまったく解らない。
60cmx20cmぐらいのサイズで、長方形、何かのカヴァーか、スタンドだと思われる。
ジーザス先生と福音書記者達が、エナメルで描かれているので、教会関連の備品だとは思う。
キャンドルを立てるものだったのか、何だったのか。
とにかく、コテコテのデコラティヴ加減が、私好みだったので・・・。
以前撮った写真はこんな程度なのだけれど、また近々このエリアに行くことがあるので、時間があればまた写真を撮ってくるかも。
Westland London
St Micheael's Church
Leonard Street,London, EC2A 4QX UK
Tel: 0207 729 8094
オープニング時間はどこにも載っていないのだけれど、平日のビジネス時間帯は確実にあいているはず。
地図:
View Larger Map
さて、本題。 前回までLasscoのことを書いていて、ふと思い出した。
2年前にLasscoとよく似た、サルヴェージ(廃品資材)アンティーク・ディーラーに行ったことがある。
こちらは、Westland (ウェストランド) Londonというお店で、ロンドン・イーストエンドのOld Street駅とShoreditch High Street駅の間にある。
イーストなんだから、インダストリアル系のものか、濃~いシャビー・シャビー・シックかと思いきや・・・ここは超本格的なアンティーク。
大仰なルネッサンス風大理石造りの暖炉やら(普通の家には絶対入らない・・・)、イングランド銀行の改装のときに取り外された、石彫のファサードなど・・・けっこうとんでもないものが、さりげなく並んでいたりする。(上のリンクのホームページを、見てもらったら、ほほぉ~ぅ・・・の雰囲気が伝わるかと・・・。)
ここまで来ると、お値段を気にすることもなく・・・建築をやってて、勉強に来ました・・・的に、写真だけ撮って遊ばせてもらった。 レセプションはあるけれど、勝手におとなしく見て回っている分には、なにも言われない。
この会社は特に暖炉(Fireplace)に特化しているようで、ここのWebの暖炉のページは、建築(時代)様式ごとに分かれていて、なかなかいい勉強になる。(あ、建築好きには・・・ってことですが。)画像をクリックしたら、様式ごとに100近いイメージが載せられている。
1969年設立のこの会社は、1977年に現在のSt Michaels Churchに移転したのだが、建物自体は1865年に建造された、ゴシックリヴァイヴァル・スタイルの教会。60年代に周辺の人口が減少して、教会としては使われなくなったのだそう。

屋根の上の、シーサーのようなライオン君。後ろに教会の塔が少し見えている。

これも屋根の上に乗っかっていた、巨大なランタン。
パブにぶら下がっているサイズを通り越して・・・、これはどこかパラディオン様式の大屋敷の、
大ポーチに掛かっていた・・・と思われるようなサイズ。

ここにもアイアン・フェンスやら、紋章のような鷲の石彫。

ネオ・クラシカル様式の大屋敷の庭にあったりする、スフィンクスさん達。

中はこんな感じで・・・もう博物館。
Lasscoのような、小物はほとんどないので、シャンデリアを探しているのでもない限り、
買い物に走る危険はまずない(笑)。

これは売り物ではなくて、そもそもこの教会に付いているステンドグラス。
19世紀特有の、プレ・ラファエルっぽく美しい天使さん。

これも同じく、この教会のステンドグラス。

で、これは、木のフレームに嵌められていたので、売り物なのだと思われる・・・。

イケメンな(ダヴィデっぽい?)彫像があちこちに・・・。

かとおもうと、こんなかわいい子がいる。小鳥を抱きかかえている^^。

これが、イングランド銀行の改装で出てきたファサードの一部。
Cornucopia(コーニュコピア=豊穣の角)で、普通は果物が角から溢れているの図。
これは銀行に付いていたので、金貨がざっくざく。
各家庭に、ぜひ一本必要ですね(あ、そんなことしたら、えらいインフレになるか・・・笑)。

これは実はなんだかまったく解らない。
60cmx20cmぐらいのサイズで、長方形、何かのカヴァーか、スタンドだと思われる。
ジーザス先生と福音書記者達が、エナメルで描かれているので、教会関連の備品だとは思う。
キャンドルを立てるものだったのか、何だったのか。
とにかく、コテコテのデコラティヴ加減が、私好みだったので・・・。
以前撮った写真はこんな程度なのだけれど、また近々このエリアに行くことがあるので、時間があればまた写真を撮ってくるかも。
Westland London
St Micheael's Church
Leonard Street,London, EC2A 4QX UK
Tel: 0207 729 8094
オープニング時間はどこにも載っていないのだけれど、平日のビジネス時間帯は確実にあいているはず。
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Lassco(ラスコ)アンティークス-2-
- 2012-02-05 Sun 10:00:00
- アンティーク
今回も、London、Vaxhallのアンティーク・ディーラー、Lassco(ラスコ)のイメージの続き。
このお店や、ここが入っている建物、Brunswick House(ブランズウイック・ハウス)に関する情報は、前回の標本箱を参照下さい。

2階にたどり着いたのは、今年に入ってから、2回目に訪れたとき。
これは、2階に上がる階段ホール。
バス停の標識やら、マイ・フェア・レディのオリジナルポスターやら。

で、階段から、反対向けに入り口ホール側を見ると、こんな感じ。
床にテキトーな感じで延べられている、ラナー・カーペットなども売り物のはず。
ちなみに、理由は知らないのだけれど、どこでもアンティークのカーペットは、
必ずといっていいほど、床に放り出して展示販売されている。
どすどす踏まれて、ちびた方が値打ちが出る・・・といわんばかり。
なので、いかにも踏まれそうなところに出してあるカーペットは、ふんずけてかまわない。
売り物だからといって、わざわざ避けて歩く必要はない。

2階に上がってすぐの小さな部屋は、子供部屋や、スタディのテーマのアンティークがかためられている。
本棚とか、引き出しとか・・・とてもそそられる。 うちに入れるスペースはもはやないのが残念。

もう一つの棚の中には、シェルやシェル・クラフトの箱が展示・販売されている。
なんとなくBrighton(ブライトン=海岸の町)みやげ?という感じで、
あまりステキ・・・とは思えないのだけれど(関西で言えば、「白浜みやげですか」・・・的なる)、
これもれっきとした、18世紀博物学に由来する、conchological(貝類学的)工芸。
18~19世紀のご婦人方の間で、ファッショナブルな趣味として、普及していたのだそうだ。

彼らがふたたび、トレンディーになる日は来るのだろうか(笑)。
一方、サンゴの方はインテリア小物として、近頃頻繁に使われている。
貝箱の時代ももうすぐ?

別の部屋の、テラコッタの美人さん。

ミラー+シャンデリアは、いつでもフォトジェニック。

これは、タバコの広告ミラー。 典型的なヴィクトリアン。

窓際の、ヴィンテージのテラコッタ・ポット。
テラコッタポットは、傷んだり汚れたり・・・
使い込まれている「方が」味わいがあって、お値段も多少高かったりもする。
なので、安物の新品をガーデンセンターで買ってきて、
アクリル絵の具やら、砂を混ぜたジエッソを、スポンジでたたきつけて塗って、
「古び」をつけたり・・・なんてことを、私はよくやる。

モザイク張りトップの、ガーデンテーブル。
脚のメタルワークのエレガントさと、錆びたテクスチャーの組み合わせが、いかにも「シャビーシック」。
もちろん、部屋の中で使うのも、ステキ。

2階の奥の部屋。この漆喰が落ちて、レンガむき出しの壁が、とてもクール。
ちょっとイーストっぽい「シャビーシック」

この部屋は、ペイントされていない、板張りがむき出しの壁。
ちょっと、ペーターおじさんの作品の「箱の中」・・・な、インテリア。
あ、まったくの余談。今年の夏もまた、ペーターおじさんのル・シャトーに押しかける計画進行中。
おじさんからも「いらっしゃい」メールをもらって、まだ冬なのに、すでに盛り上がりっているところ^^。

同じ部屋で、クリアランス・セールにかけられていた、気の毒な鼻欠け紳士。

この、大きな方の部屋には、テーブルが入っていて、そのテーブルの反対側の棚には・・・、

壜がぎっしり・・・。で、壜マニアの、同行のDanaさん、熱狂購入。
ホメオパシー・レメディーの壜があったので、さもありなん・・・。

いつでもフォトジェニックな、古壜達。
先日から、急速に寒波到来の、U.K.。さすがの温暖大都市のLondonも、今夜は少し雪景色。
今夜は早寝して、明日は早起きでカメラを持って、散歩してみようかな。 ふふふ、寒いのけっこう好きです^^。
このお店や、ここが入っている建物、Brunswick House(ブランズウイック・ハウス)に関する情報は、前回の標本箱を参照下さい。

2階にたどり着いたのは、今年に入ってから、2回目に訪れたとき。
これは、2階に上がる階段ホール。
バス停の標識やら、マイ・フェア・レディのオリジナルポスターやら。

で、階段から、反対向けに入り口ホール側を見ると、こんな感じ。
床にテキトーな感じで延べられている、ラナー・カーペットなども売り物のはず。
ちなみに、理由は知らないのだけれど、どこでもアンティークのカーペットは、
必ずといっていいほど、床に放り出して展示販売されている。
どすどす踏まれて、ちびた方が値打ちが出る・・・といわんばかり。
なので、いかにも踏まれそうなところに出してあるカーペットは、ふんずけてかまわない。
売り物だからといって、わざわざ避けて歩く必要はない。

2階に上がってすぐの小さな部屋は、子供部屋や、スタディのテーマのアンティークがかためられている。
本棚とか、引き出しとか・・・とてもそそられる。 うちに入れるスペースはもはやないのが残念。

もう一つの棚の中には、シェルやシェル・クラフトの箱が展示・販売されている。
なんとなくBrighton(ブライトン=海岸の町)みやげ?という感じで、
あまりステキ・・・とは思えないのだけれど(関西で言えば、「白浜みやげですか」・・・的なる)、
これもれっきとした、18世紀博物学に由来する、conchological(貝類学的)工芸。
18~19世紀のご婦人方の間で、ファッショナブルな趣味として、普及していたのだそうだ。

彼らがふたたび、トレンディーになる日は来るのだろうか(笑)。
一方、サンゴの方はインテリア小物として、近頃頻繁に使われている。
貝箱の時代ももうすぐ?

別の部屋の、テラコッタの美人さん。

ミラー+シャンデリアは、いつでもフォトジェニック。

これは、タバコの広告ミラー。 典型的なヴィクトリアン。

窓際の、ヴィンテージのテラコッタ・ポット。
テラコッタポットは、傷んだり汚れたり・・・
使い込まれている「方が」味わいがあって、お値段も多少高かったりもする。
なので、安物の新品をガーデンセンターで買ってきて、
アクリル絵の具やら、砂を混ぜたジエッソを、スポンジでたたきつけて塗って、
「古び」をつけたり・・・なんてことを、私はよくやる。

モザイク張りトップの、ガーデンテーブル。
脚のメタルワークのエレガントさと、錆びたテクスチャーの組み合わせが、いかにも「シャビーシック」。
もちろん、部屋の中で使うのも、ステキ。

2階の奥の部屋。この漆喰が落ちて、レンガむき出しの壁が、とてもクール。
ちょっとイーストっぽい「シャビーシック」

この部屋は、ペイントされていない、板張りがむき出しの壁。
ちょっと、ペーターおじさんの作品の「箱の中」・・・な、インテリア。
あ、まったくの余談。今年の夏もまた、ペーターおじさんのル・シャトーに押しかける計画進行中。
おじさんからも「いらっしゃい」メールをもらって、まだ冬なのに、すでに盛り上がりっているところ^^。

同じ部屋で、クリアランス・セールにかけられていた、気の毒な鼻欠け紳士。

この、大きな方の部屋には、テーブルが入っていて、そのテーブルの反対側の棚には・・・、

壜がぎっしり・・・。で、壜マニアの、同行のDanaさん、熱狂購入。
ホメオパシー・レメディーの壜があったので、さもありなん・・・。

いつでもフォトジェニックな、古壜達。
先日から、急速に寒波到来の、U.K.。さすがの温暖大都市のLondonも、今夜は少し雪景色。
今夜は早寝して、明日は早起きでカメラを持って、散歩してみようかな。 ふふふ、寒いのけっこう好きです^^。
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Lassco(ラスコ)アンティークス-1-
- 2012-02-02 Thu 20:36:52
- アンティーク
今回は、アンティーク・ショップとよんでいいか・・・、ディーラーとよんだほうがいいのか、London、Vaxhallの駅近くにある、Lasscoのイメージ。
LasscoというのはThe London Architectural Salvage and Supply Companyの略。
無理に訳すと「ロンドン廃品建築資材・備品会社」ということで、要はアンティークやヴィンテージの建築資材を扱う会社。
一応お店ということになっていて、ここで展示されているものはすべて販売されているわけなのだが、なんというか、ウェアハウス(倉庫)をぶらぶら見て回っている気分。
いかにも、建築関係者やインテリア・デザイナーなどの、「業者取引」が主で、一般客はあまり相手にしていない・・・という感じがある。
特に接客もされないし、欲しいものでもあれば、1階のレセプションからスタッフを呼んでくることになる。
そんなわけで、写真を撮っていても特に嫌がられることもなく、好意的に無視されている感じがする(とてもイギリス的なる心地よさ・・・笑)。
Vaxhallの駅を降りると、バスターミナルを挟んだ川沿いに、MI6(またの名をBritish Secret Intelligence Service かの007氏のような方々のオフィス)やら、St George Wharf(セント・ジョージズ・ウォーフ)の高層高級アパートメントやらの、ガラス張りのビルが立ち並ぶ中、冗談のように、ぽつんと一軒だけたたずむレンガ造りのジョージアン・スタイルの建物が、Brunswick Houseで、ここがLasscoのロンドン・オフィス。(下のGoogle streetでは工事中でカヴァーで覆われている建物。)
この建物は1758年に建造されたもので(当時はBelmont House ベルモント・ハウスと呼ばれていた)、川沿いの5.5エーカー(3エーカーという説もあり)の土地に、テムズ川からの専用桟橋もあったのだとか。
19世紀にはいってから、ブランズウイック公の邸宅として使われたために、ブランズウィック・ハウスと呼ばれるようになった。
ガス会社と鉄道会社がその後、ここを購入して、鉄道労働者のクラブとしても使用された。
その後、長い間修復もされずに放置され、イングリッシュ・ヘリテイジの「危機にさらされている建造物」リストに入っていたのだが、2004年にLasscoが購入して、全面的に修復された。<建物に関する英文資料はこのページ>
この建物自体がなかなかフォトジェニックで、ファッション・フォト・シューティングにも使われているよう。<Lasscoのプレスページより>
写真をいっぱい撮ってきたので、今回から2回に分けてフィーチャ-。

建物の隣にはカフェ・レストラン、Brunswick Cafe(ブランズウィック・カフェ)がある。これはその入り口。
夏だと気持ちよさそうなテラス、ただし前はガーガー車の走るVaxhall Crossだけど・・・。

ストリート名の標識やら、バス停の標識なども売られている。
時々アンティーク・フェアなどでも見かける。

ルネッサンス・スタイルの装飾物。

こういうのは 庭のフェンスなんだけれど、テラスや屋内の階段の手すり用に使われたりもする。

私達は着くなり即「お茶」にしたので、まずはCafeの方。
ここのサンドイッチやケーキが、なかなか美味しい。ちょっとお値段高い目だけれど。
ここはもともと鉄道員クラブとして使われていたときに、娯楽ホールとして、増築されたもののよう。
今でもステージの構造が残されている。

天井から下がるシャンデリア、壁のミラーやパネル、すべて売り物。

これは、明らかにパブの看板。

これもルネッサンス風の装飾パネル。

カフェ部は大きく2つに分かれていて、奥が先ほどのシネマかシアターだった部屋。
これはその手前の、入り口を入ったところ。
ここでもさまざまなものが吊り下げられている。

お茶の後は1階を見て回る。
このときはちょうどクリスマスの頃で、全体にクリスマスの飾りつけ。

こんな感じで、ドアの金具、郵便受け、電気スイッチの金具・・・などなど。
この一角は、主にリプロダクションのものが販売されている。

下のガラス・キャビネットの中はオリジナル・アンティークのドアノブ。

同じ部屋の反対側に並ぶフックはどうやら、オリジナルのアンティーク。
どうして解るか?・・・値段が全然違う(笑)。

これは、家番号の標識。

植物の銅板画のブロックが、古い新聞紙に包まれて売られている。
とてもチャーミングなんだけれど、使い道はなさそうなので、購入断念。

ステンドグラスは、鍵持参のペテロさん。

入り口のレセプションの前のかわいい彫像達。
最初に私達がここを訪れたのは、クリスマス頃で、なんと2階でクリスマス社員パーティーをやっていて、2階立ち入り禁止。
あまりにも・・・商売っ気なさすぎる(笑)。
どうしても2階も見たかった私達は、先日またここを訪れて、2階を拝見。
そんなわけで、写真がいっぱいあるのだった。 なので、次回も引き続き、Lasscoの2階を展覧します。
Lassco :30 Wandsworth Road,Vauxhall,London SW8 2LG,United Kingdom
Tel: +44 (0) 20 7394 2100
営業時間:月~金 9am - 5pm、土10am - 5pm、日11am-5pm
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LasscoというのはThe London Architectural Salvage and Supply Companyの略。
無理に訳すと「ロンドン廃品建築資材・備品会社」ということで、要はアンティークやヴィンテージの建築資材を扱う会社。
一応お店ということになっていて、ここで展示されているものはすべて販売されているわけなのだが、なんというか、ウェアハウス(倉庫)をぶらぶら見て回っている気分。
いかにも、建築関係者やインテリア・デザイナーなどの、「業者取引」が主で、一般客はあまり相手にしていない・・・という感じがある。
特に接客もされないし、欲しいものでもあれば、1階のレセプションからスタッフを呼んでくることになる。
そんなわけで、写真を撮っていても特に嫌がられることもなく、好意的に無視されている感じがする(とてもイギリス的なる心地よさ・・・笑)。
Vaxhallの駅を降りると、バスターミナルを挟んだ川沿いに、MI6(またの名をBritish Secret Intelligence Service かの007氏のような方々のオフィス)やら、St George Wharf(セント・ジョージズ・ウォーフ)の高層高級アパートメントやらの、ガラス張りのビルが立ち並ぶ中、冗談のように、ぽつんと一軒だけたたずむレンガ造りのジョージアン・スタイルの建物が、Brunswick Houseで、ここがLasscoのロンドン・オフィス。(下のGoogle streetでは工事中でカヴァーで覆われている建物。)
この建物は1758年に建造されたもので(当時はBelmont House ベルモント・ハウスと呼ばれていた)、川沿いの5.5エーカー(3エーカーという説もあり)の土地に、テムズ川からの専用桟橋もあったのだとか。
19世紀にはいってから、ブランズウイック公の邸宅として使われたために、ブランズウィック・ハウスと呼ばれるようになった。
ガス会社と鉄道会社がその後、ここを購入して、鉄道労働者のクラブとしても使用された。
その後、長い間修復もされずに放置され、イングリッシュ・ヘリテイジの「危機にさらされている建造物」リストに入っていたのだが、2004年にLasscoが購入して、全面的に修復された。<建物に関する英文資料はこのページ>
この建物自体がなかなかフォトジェニックで、ファッション・フォト・シューティングにも使われているよう。<Lasscoのプレスページより>
写真をいっぱい撮ってきたので、今回から2回に分けてフィーチャ-。

建物の隣にはカフェ・レストラン、Brunswick Cafe(ブランズウィック・カフェ)がある。これはその入り口。
夏だと気持ちよさそうなテラス、ただし前はガーガー車の走るVaxhall Crossだけど・・・。

ストリート名の標識やら、バス停の標識なども売られている。
時々アンティーク・フェアなどでも見かける。

ルネッサンス・スタイルの装飾物。

こういうのは 庭のフェンスなんだけれど、テラスや屋内の階段の手すり用に使われたりもする。

私達は着くなり即「お茶」にしたので、まずはCafeの方。
ここのサンドイッチやケーキが、なかなか美味しい。ちょっとお値段高い目だけれど。
ここはもともと鉄道員クラブとして使われていたときに、娯楽ホールとして、増築されたもののよう。
今でもステージの構造が残されている。

天井から下がるシャンデリア、壁のミラーやパネル、すべて売り物。

これは、明らかにパブの看板。

これもルネッサンス風の装飾パネル。

カフェ部は大きく2つに分かれていて、奥が先ほどのシネマかシアターだった部屋。
これはその手前の、入り口を入ったところ。
ここでもさまざまなものが吊り下げられている。

お茶の後は1階を見て回る。
このときはちょうどクリスマスの頃で、全体にクリスマスの飾りつけ。

こんな感じで、ドアの金具、郵便受け、電気スイッチの金具・・・などなど。
この一角は、主にリプロダクションのものが販売されている。

下のガラス・キャビネットの中はオリジナル・アンティークのドアノブ。

同じ部屋の反対側に並ぶフックはどうやら、オリジナルのアンティーク。
どうして解るか?・・・値段が全然違う(笑)。

これは、家番号の標識。

植物の銅板画のブロックが、古い新聞紙に包まれて売られている。
とてもチャーミングなんだけれど、使い道はなさそうなので、購入断念。

ステンドグラスは、鍵持参のペテロさん。

入り口のレセプションの前のかわいい彫像達。
最初に私達がここを訪れたのは、クリスマス頃で、なんと2階でクリスマス社員パーティーをやっていて、2階立ち入り禁止。
あまりにも・・・商売っ気なさすぎる(笑)。
どうしても2階も見たかった私達は、先日またここを訪れて、2階を拝見。
そんなわけで、写真がいっぱいあるのだった。 なので、次回も引き続き、Lasscoの2階を展覧します。
Lassco :30 Wandsworth Road,Vauxhall,London SW8 2LG,United Kingdom
Tel: +44 (0) 20 7394 2100
営業時間:月~金 9am - 5pm、土10am - 5pm、日11am-5pm
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