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2014年03月 Archive
Museum Speelklok (シュピールクロク博物館)、ユトレヒト -2-
- 2014-03-30 Sun 09:00:00
- 博物館・美術館
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オランダ、ユトレヒトからMuseum Speelklok (シュピールクロク博物館)の続編で、今回は上階のギャラリー部に上っていく。

上階に上ると、ここが元教会であったことがよくわかる。

右に見えるのは、ここの教会に
そもそも備え付けられていたパイプオルガン。

最も「ストリート・オルガン」という呼び方にふさわしいのは、このタイプ。
街角でこれだけが、演奏されていたり、
大道芸のBGMになったり。
3年前に、ブダペストで演奏しているのを見かけた。

このおじさんは、口笛の伴奏つきだった。

エキゾティックな・・・と思ったら、
トルコのシリンダー・ピアノ。

その後ろの棚に収納されているのは、
自動ピアノの、ロール。

自動演奏機械のそもそもの始まりとなった、
教会の時報チャイムのシステム。
一定の時間が来ると、
この機械の上に掛けられている、
サイズの異なる別音階のベルを、
メロディーに準じて引っ張って鳴らす仕組みになっている。

その小型ヴァージョンが、
時報チャイム付の柱時計となって、
富裕市民の屋敷に入ってきた。

一方、教会の時報チャイム機の、
メロディー歯車をミニチュア化して、
メタルの櫛を音源にしてみたら、
オルゴールが出来上がった。

オルゴールが
「出っ張り」でメロディーを記録するのを、
逆に「パンチ穴」でメロディーを記録させて、
ディスク型にしたのが、Polyphone(ポリフォン)。
ディスクが大きいほど演奏時間も長くなる仕組み。
ここの博物館での実演。
音がなんともいえず美しい。

ディスクだと、限りある演奏時間を、
どこまでも伸ばそうというのが、
libellion(リべりオン).
演奏を見つけた。

ディスク型の方が、普及していたのか、
さまざまなタイプのものが収蔵されている。


大型書籍の様な構造で、
プレーヤーと、その前のページには、
メロディーディスクが収められている。
これ、コーネルの箱アート思い出させるんだけど・・・(笑)。

豪華版。

ポータブル・プレーヤー。

グラモフォン・レコードと張り合ってるんだか・・・?

フォトジェニックなディスク達。


最後は、カフェ・エリアにあった展示で、
ファンフェアのミニチュアの前で、
小さな実写の人々が踊っている。
妙に可愛らしい。
Museum Speelklok (シュピールクロク博物館)
Steenweg 6, NL - 3511 JP Utrecht
火~土曜日 10:00am~17:00pm
大人11ユーロ、4~12歳子供6ユーロ。
ミュージアム・パスで無料、他ユトレヒト・カード割引等有。
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Museum Speelklok (シュピールクロク博物館)、ユトレヒト -1-
- 2014-03-27 Thu 10:00:00
- 博物館・美術館
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標本箱はまたまた、オランダ・ユトレヒトに戻ってきて、今回はユトレヒトを訪れるきっかけになった博物館の一つ、Museum Speelklok (シュピールクロク博物館)のイメージを、2回にわたってご紹介することに。
博物館の名前Speelklok (シュピールクロク)というのは、英語に直訳するとPlay clock、意訳するとMusical clockwork、日本語でいうと「機械仕掛け音楽演奏機」、つまり、広い意味でのオルゴールのような自動演奏機械、という意味。
1956年にユトレヒトで催された、ストリート・オルガン展が人気を博したために、ユトレヒトに常設の博物館として展示されることになった、というのが、ここの始まり。
ストリート・オルガン(手回しオルガン)以外にも、機械仕掛けのチャイム付時計、オルゴール、シート式オルゴールなどなど、さまざまな自動演奏機械が収蔵されている。
1984年には、旧Buurkerk(市民教会)に博物館は、拡大・移動されて再オープン、現在に至る。
そもそもは、教会の時報として開発された機械仕掛けのチャイムが、やがて富裕市民のコレクション趣味用のチャイム付時計となり、その後複雑化・大型化したストリート・オルガン(手回しオルガン)に発展していって、19世紀後半から20世紀初頭にかけては、大衆文化の一環となった。
しかし、19世紀末にグラモフォン・レコード(現在「レコード」と呼ばれるディスク版のもの)が普及し始めて、20世紀に入ってからは、次第にその地位が逆転。
ストリート・オルガンなどの自動演奏機械は、趣味のアンティークと化していくのだった。
この自動演奏機械達の「ファン・フェア(お祭り)」っぽい装飾(メリー・ゴーランドのような)が、なんともいえずレトロないい味を出していて、アンティーク好きとしては、撮影心をそそられるのだった。

その、ファン・フェアっぽい装飾というのは、こんなもの。
どことなく、ジプシー・キャラヴァンを思い起こさせる、
ノスタルジックなキッチュ感を漂わせている。

博物館に入った最初の展示室。
一日に何回か実際にスタッフが、機械を演奏実演している。
右の方で、パパとお嬢ちゃんが見ているのはその実演。

これは女性の服装から、20-30年代かな。
移動遊園地に併設された、フェアグラウンド・オルガン。

後ろから見たらこんな風になっている。
基本的に「移動式」で作られている。
演奏者がこの手回しハンドルを回すと、
空気圧で木管系のリードからメロディーが奏でられる。
大型のオルガンでは、ドラム・ベル等の打楽器も、
複雑に組み合わされているものが多い。

「メリー・ゴーランドのような装飾」というのが、
ご理解いただけるかと。

チョコレートのお菓子箱・・・ともいえる。


最初の展示室には、ストリート・オルガン以外にも、
このようなディスク型オルゴールや、

オルゴール時計、

怪しい謎の中国人(メキシコ人?)がベルを鳴らす、

オルゴールなど、ここのコレクション全般から、
Speelklok (シュピールクロク)のヴァラエティを
見てとれるアイテムを抽出した構成になっている。

その奥の展示室では、もっと大型のオルガンを展示。
20世紀初期のボールルームや、ダンスホール、
フェアグラウンドで使われたもの。

折りたたみカード式やロールシート式の楽譜を換えて、
いくつもの曲が演奏できるようになっている。
のちのジュークボックス、の、ようなもの。

しかし、スケールが大きいので、
その音量はジュークボックスどころではない。
そして、実際に空気圧で
木管楽器を演奏していることになるので、
部屋の中でブラス・バンドが演奏している・・・級の
音の迫力。

演奏は「腹」にこたえるものがある(笑)。

いかにも20世紀初期のダンスホール、な、彫像達。
南ロンドンのミュージックホールや劇場でも、
こういった「大衆の夢」的な装飾様式は、
よく取り入れられていたもの。
元はといえば、Burges(バージェス)あたりに
ルーツはあるものとみている(笑)。

また別の展示室で、自動演奏でヴァイオリン5重奏してしまうというもの。
弦を複雑なチューブ式空気圧で押さえて、
その周りを、リング状の弓が回転して演奏する仕組み。
実にこんな複雑なことを、誰が発明したのか・・・。
その努力の割には、弓のタッチが均一なので、
演奏自体はいまひとつ・・・だるい。
う~ん、弦楽器には自動演奏は向いてないかも・・・だった。
続きの次回は2階部の、細々した展示物を。
Museum Speelklok (シュピールクロク博物館)
Steenweg 6, NL - 3511 JP Utrecht
火~土曜日 10:00am~17:00pm
大人11ユーロ、4~12歳子供6ユーロ。
ミュージアム・パスで無料、他ユトレヒト・カード割引等有。
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おまけヴィデオ。
ここの自動演奏機の実演いろいろを、Youtubeで見つけた。
やはり聞いてみないことにはね^^。
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「英国 ティーハウスとアンティークのある暮らし」発売中
- 2014-03-24 Mon 10:00:00
- 写真
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前回「まだ、手元には届いていない・・・」と書いた途端に届いた、「英国 ティーハウスとアンティークのある暮らし」。
今回の標本箱は、その「覗き見」をば・・・。

著者:小関由美 朝日新聞出版

イギリスと日本を行き来する著者、由美さんが、
専門の「食」と「アンティーク」をフィルターにして、
イギリスのおもしろみ、魅力を描く。
私は、写真のヴィジュアルでそれを、お手伝い。

内容は大きく4部に分かれていて、
ティー・ハウス、アンティーク、ホテル、
そして日本のティーサロンやアンティーク・ショップについて。
最初の3部、UKサイドの撮影を担当。

このページの写真は、コッツウォルズ、
ミクルトンの村を、朝散歩していたときのもの。

本格的な、ホテルのアフタヌーンティやら・・・、

個性的なアンティーク・ショップの地階での、
カジュアルなティールーム。

アンティーク・ショップも、
地方のミッド・センチュリー専門店から、

ロンドン郊外の、人気カーブーツやマーケットなど、
さまざまな角度で。

ロンドン人に人気の、料理の美味しいエレガントなパブ、

コッツウォルズの村の昔ながらのパブ、
それでいて内装がステキで、料理が美味しい・・・という、意外な見つけ物。
「食」の専門家でもある著者ならではの、「鼻」が利く。

ところどころに、ミニ・コラム・エッセイも交えて。

いままでは、雑誌撮影ばかりだったので、今回初めて「書籍」になって、
それも自分プロデュースのBlurb本と違って、
ちゃんとISBNが入って、書店に並ぶ・・・というのは、
やっぱりうれしいもの^^。
さて、この「英国 ティーハウスとアンティークのある暮らし」、まずは、観光の情報ソースとしても活用できる本。
しかし、それだけではなくて、ティーハウス、アンティーク、と一言でくくりきれないような「多様性」、その「多様性」が現在のイギリスの醍醐味であることを、著者・由美さんのおおらかな語り口調とともに、追体験できる内容になっている。 著者とともに、イギリスを旅をしている気分になれることと^^。
著者:小関由美 朝日新聞出版
20.6 x 14.8 x 1.6 cm 96ページ
ISBN-10: 4022511648 ISBN-13: 978-4022511645
2014年03月20日発売。
アマゾンJPでは<このページ>で発売中。
次回は、またユトレヒトに戻りますよ~。
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「英国 ティーハウスとアンティークのある暮らし」発売
- 2014-03-21 Fri 23:37:31
- 写真
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今回は、ミニ標本箱で、昨年、隊長こと、ライター小関由美さんと、フォトグラファーの私が、ロンドンやらコッツウォルズを走り回って取材していた、朝日新聞出版「英国 ティーハウスとアンティークのある暮らし」が、3月20日発売されましたー、のニュース。

表紙はこんなです。
(写真をクリックで、アマゾンの販売ページがオープン。)
著者:小関由美 朝日新聞出版
20.6 x 14.8 x 1.6 cm 96ページ
2014年03月20日発売。
イギリスの美しい時間をじっくりと堪能できる、
英国通の人気著者によるフォトエッセイ。
コッツウォルズ、ロンドンなどを中心に、
イギリスのティーハウスとアンティークのお店やホテルを紹介。
紅茶やお菓子、工芸品、マーケットなど、
英国に暮らす人々の美しい日常を綴る。
日本初紹介となるお店も豊富に収録。
-----「BOOK」データベースより。
まだ、実際に手元には届いていないのだけれど、また届き次第、中の覗き見を標本箱に詰め込むことに。
ぜひぜひ、書店で手にとって見てみてくださいねー^^。
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Alex MacArthur Interiors(アレックス・マッカーサー・インテリアーズ) Open House
- 2014-03-19 Wed 22:32:48
- Kotomiジュエリー
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ユトレヒトを彷徨っていた標本箱を、一度UKに引き戻して・・・、先週末ジュエリーで参加していたBrighton(ブライトン)の、Alex MacArthur Interiors(アレックス・マッカーサー・インテリアーズ)オープンハウス・イヴェントの様子を。

Kotomiジュエリーは、前回同様、キッチンのキャビネットの中で、
アンティークの器たちに混じって、ディスプレイ。




Naomiちゃんが、カナッペを準備中、の、
キッチンのキャビネットの中。

中2階のアレックスのオフィスの前。

2階のディスプレイ。

の、デスクの上には、ヴィンテージのテイラー鋏。
今でもよく切れる。

そして、19世紀の手紙や書類。

骨格模型が収まる、レトロなミュージアム・キャビネット。

その奥の、ダイニング・ディスプレイの一角。
19世紀書類がまるで、生花のように飾られている。

グラスのエングレイヴィングが、デリケートな美しさ。

トイレの中には、びっしりミッド・センチュリーの
コンヴェックス・ミラーのディスプレイ。

その上のバスルームには、ワニの剥製が泳いでいる。

石のライオンと、マーキュリー・ガラスのキャンドル・スタンド。

日が暮れ始めた時に持ち込まれた、
バウブル・ライト。

上の階のベッドルームのディスプレイ。



これは下の階に戻って、リヴィングルームの、
薬局のキャビネット。


プリヴューの夜は、お客さんで満杯。
あまりにも混んでいて、写真も撮れないぐらい・・・
なのだった。

最後に、帰り道の、
霧がかかってきた、ブライトンの駅。
カメラは、トロリーの中だったので、スマフォで撮影。
今回も、にぎやかなオープン・ハウスでしたよ^^。
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DomkerkとCloister(大聖堂とクロイスター)-ユトレヒト
- 2014-03-16 Sun 17:10:00
- 場所
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ユトレヒト名物のDomtoren(大聖堂塔)はよく知られていて、ガイドブック等にも最初の方に載っているのだけれど、その「大聖堂」の方はあまり言及されていない。
正式には「St. Martin's Cathedral」(聖マーティン大聖堂)と呼ばれていて、7世紀から現在の場所に聖堂が建造されていたことが記録されている。
中世には現オランダ地域で、最大の大聖堂だったそう。
現在の建物は、14世紀から16世紀にわたって建造されたもので、予算がなくなって完成できなかったり、宗教改革運動のイコノクラスム(聖像破壊運動)で破壊されたり、カルヴィン派の教会になったり、1674年には嵐による竜巻でNave(身廊)が倒壊したり・・・とまぁ、踏んだり蹴ったり状態の、かなり気の毒な建物。
現在の建物も「大聖堂」と呼ぶにはこじんまりとしたもの。
前を通った「ついで」に覗いてみて、すぐに次に進むつもりだったのだけれど、教会自体より、これまたたまたま見つけたその隣に付随するクロイスター(回廊)が実にフォトジェニック。
ここを撮影して回っていたのだった。

まずはその、大聖堂の方。
何しろ、新教に転用されたので、
こんな風なシンプル・クリアーな内装になってしまっている。

パイプオルガンの周辺に、中世ゴシック様式の名残が・・・。

ご本尊「聖マーティン」の像。
ローマ兵士だったときに、
ジーザス先生が身をやつした(?)といわれる物乞いに、
マントの半分を裂いて与えたという伝説がある。
マントを切っている聖人像なら、必ずこの聖マーティン。
何でそのままあげないで、わざわざ半分に切って、
マントを(どっちが使うにしても)台無しにしてしまうのかね・・・
と、いつも思う(笑)。

聖アグネス像。
乙女の守護聖人とされていて、
上記のWiki.jpリンクに言及されている「あること」とは・・・、
(勿体つけるんじゃない、まったく・・・笑)
セント・アグネスズ・イブの夜(1月21日)に、
夕食を摂らずに裸でベッドの上に寝て、
手を枕の下にいれ、天を向いて横になり、振り向かないこと。
そうやって眠りにつくと、未来の夫が夢に現れ、
キスをして、食事を共にするでしょう・・・というもの。
いやしかし、冬のさなかに裸でベッドの上に寝たら、
夢どころか、まず風邪ひくでしょう。
と、ロマンのないシニカルな私は思う・・・(笑)。

これは、14世紀~15世紀風の象嵌、十字架磔刑の壁画。
想像だけど、新教教会になって白く塗りつぶされていたものを、
近年修復したもの、なのではないかな。
左に立つのは聖ヨハネと聖母マリア、
右でドラゴンに乗っているのは
(実際には、乗っているのではなくて、
ドラゴンに食べられたけれど、十字架でドラゴンを破って出てきた)
聖マーガレット。

祭壇の後ろの一等地に建つ墓標は、
Willem Joseph van Ghent(ウィレム・ファン・ゲント)提督。
17世紀にオランダ海軍とイギリス海軍が、
海の覇権をかけて抗争した英蘭戦争の時の、
オランダ側の提督。
Battle of Solebay(ソールベイの海戦)で、
イギリスのサフォーク沖で戦死している。
こんなぐらいで、いまひとつ見るものに欠ける(失礼・・・)大聖堂。
photo by Jensbn @ wikimedia
外観はこんな感じ。
撮りわすれたので、借り物写真。
この右側に続いているレンガ壁の先を見ると・・・、

こんな、これまたゴスなゲートが見えた。
人が出入りしてるので、何かと思って近づいてみた。

おやおや、これは、これは、クロイスター(回廊)。

それも中世後期、ゴシックなまま佇んでいる。

あぁ、断然ここの方が大聖堂自体よりいけている(笑)。

ゴシックなディーティール。

ドラゴンいぢめの聖ジョージ。
ドラゴンいぢめしていて、翼がなかったら聖ジョージ、
翼がついていたら、大天使マイケル、ということになっている。

今は冬枯れしているけれど、春夏には
ヘッジに囲まれた中にハーブが咲き乱れていることと。
典型的な中世の庭の構成が再現されている。

そして、その真ん中にはファウンテン。
これも定番。

ファウンテンの先は、書写に励む学僧像。
中世にはユトレヒトに司教座がおかれて、
中世の大聖堂は、大学としての教育機関も兼ね備えていたので、
ユトレヒトは学生街だった、ともいえる。
現在でも、ユトレヒト大学はオランダ最大の大学なのだそう。

冬咲きの桜をバックに。
このファウンテンの秀麗な造型は、
ゴシック風19世紀のものなのじゃないかな。

イケメンな学僧君もさることながら、
ゴス系としては、ガーゴイルは見逃せない^^。
ちなみに、このクロイスターに面して、ガラス張りのカフェが建っている。
これは、大聖堂のカフェだった。
つまり、大聖堂のカフェからでも、
このクロイスターの庭が眺め渡せるという構造になっている。
Domkerk, St. Martin's Cathedral(聖マーティン大聖堂)
Achter de Dom 1, 3512 JN Utrecht
公開:5-9月/10:00-17:00 10-4月/10:00-16:00
土曜 ~15:30、 日曜 14:00 - 16:00
地図:
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Utrecht(ユトレヒト)の街-2-
- 2014-03-13 Thu 23:18:54
- 場所
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スマフォに始まって、ちょっとしたディヴァイス・ブーム期に入ってしまい、何かとディヴァイス+周辺アクセサリーを買い込んだり、調べたり・・・ろくでもないことをしては、どんどん時間を費やしてしまっている。
あーぁ、明日はブライトンの、Alexの週末オープン・ハウスにジュエリーをデリヴァリーするのに、結局「イベントのお知らせ」は載せれずじまい。
また写真を撮ってきたら、それを載せることにして、ひとまずブライトンに行ってきます。
標本箱は、ユトレヒトの街のイメージの続編を。
カナル沿いの、カナルと同じ名前の通りOudegrachtの通りの南の端で、散策を折り返して、街の中心に戻っていくところから。

Oudegracht(旧運河)の眺め。

そう、ユトレヒトも主な交通は自転車。
アムステルダムより、ずいぶん小さな街で、通りも狭くて、路地も多い、でも、住人は自転車をブイブイ飛ばす。
夕方のラッシュは、自転車ラッシュ。私は自転車に乗る運動神経を持ち合わせていないので、スピード感がわからず、道を横切るのにたいそう難儀する・・・ぐらい、自転車が突っ込んでくる。
自転車の比較的少ないロンドン好きかも・・・と、思ったりするのだった。
オランダの女性が結構カジュアルなスタイルで、あまりドレスアップしているのを見かけないのも、この「自転車」の必要性のためかもしれない。
オランダでは、私のジュエリー・・・売れない自信あるな(笑)。

インテリアとキッチン雑貨の、Dille&Kamille。

ナチュラル・コンテンポラリーなラインナップ。
店の前の、デリヴァリー自転車がいい味出している。
ちなみに、欧米全体にものを「押して」動かす習性あり。
日本人は、「引っ張り」習性あり。
なので、自転車荷物の運び方も、前と後ろで積む場所が違うのだった。

街角のカフェ・・・、なんだけど、
カフェと言う言葉にいつでも抵抗がある。
こういう「飲み屋」なところを、
この地では「カフェ」や「コーヒーハウス」と称している。
イギリスでいうところの「パブ」なんだけどなぁ。

街の中心に戻ってくると、すっかり暗くなってきた。
そして、お茶を我慢したので、しっかりお腹もすいてきた。
そこで、夕食に目をつけていたパブ・レストランへ向う。
ちょっと奥まった通りにあるので、見つけにくかったけど、
ここで威力発揮の「もと爺」(スマフォ・Motorola G)。
何とかたどりついた。

旧教会のパブ・レストラン
Cafe Olivier (そう、ここもCafe!!)
BBC(Belgisch Bier Cafe=ベルギー・ビア・カフェのことで、UKの放送局BBCとは関係なかった・・・笑)
と前置詞がついているので、ベルギー・ビア・ホールということのよう。
「Mary Minor」という教会だったということ以外、
歴史的なバックグラウンドは見つからなかった。

見た目では、19世紀建造の教会だったのでは?と思う。

パイプオルガンがいまだに残されていて、その下が厨房。
教会の構造からいうと、元々はここが入口だったはず。

インテリアもレトロ・アンティーク調でまとめられていていい感じ。



ここを見たくて、アルコール飲めないのに、ビア・カフェにやってきた。

飲めないから、まず食べること。
Cod(鱈)とbroad bean(ソラマメ?)のソテー。
味の方はまずまず。
ベルギー・オランダの典型、マヨネーズ付チップス。
あぁ、カロリー高そう。
飲んでいるのは・・・大好物の「水」(笑)。
6時前に、夕食には早く入ったので、予約なしでも入れたけれど、
金曜の夜の人気のパブ・レストランだけあって、その後満席。

外観はこんな風。
Café Olivier
Achter Clarenburg 6a, 3511 JJ Utrecht, Netherlands
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このお店のインテリアの360℃ヴューが見られるリンクを見つけた<ここ>と<ここ>。

Café Olivierを出た頃には、雨もやんだ。
Oudegracht(旧運河)の夜の眺め。

橋の反対側には、Domtoren(大聖堂塔)が浮かび上がっている。
次回は、その大聖堂と付随のクロイスターのイメージを。
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Utrecht(ユトレヒト)の街-1-
- 2014-03-10 Mon 10:00:00
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ロンドン、やっと史上最悪水浸しの冬をやり過ごしたようで、この週末は俄然春らしいいいお天気。
(少なくとも)今週は、雨は戻ってこないという予報。UK全土早く乾いてもらいたいもの。
アムステルダム話は前回で終わったのだけれど、まだ標本箱はオランダ界隈を彷徨っていて、今回はUtrecht(ユトレヒト)の街のイメージ。
相変わらずの、自分好みのマイナー・ミュージアム発掘私的サーチ・エンジンに、今回引っかかってきたミュージアムが、2つユトレヒトにあった。(この話は、また後ほど。)
私がPおじさんのアート・フェア撮影で滞在していたのが、ちょうどアムステルダムとユトレヒトの間にある、Bussum Zuid(バッサム・ズイド)駅前なので、一日ユトレヒトの街を訪れてみることにした。

ユトレヒトの街の中心、Oudegracht(旧運河)。
Wiki jpによると、「元はライン川の支流であったものを運河にしたもの」だそうで、私は運河だと思っていたら、Pおじさんは「あれは川なんだけど」と言うし、ま、とにかく、そういうものが街の真ん中を貫いている。
ちなみに、この街旧市街地区である真ん中のこのエリアは、とても美しくってフォトジェニック。
しかし、駅および駅の入っているショッピング・モールが明らかに、70年代頃に開発された、ダサ・モダン感漂わせていて、なんともいただけない(もちろん写真は撮ってもいない)。
「新しもん好き」のオランダ人のご他聞に漏れず、当時クールに開発したつもりが、夜間のシェルターになるため、ホームレスとドラッグ取引者を惹き寄せただけで、一般市民からは苦情続出・・・だったらしい。
そこで再び、その昔の運河+公園のプランに戻すべく再々開発中で、駅構内と周辺は、ここ何十年もずっと工事が続行している...alas、というのは、Pおじさんと、ユトレヒト住人のグラダおばさまから聞いた話。
駅前事情の閑話休題で、美しい旧市街地の話にもどって、このユトレヒト「旧運河」の特徴的な部分は、水路に沿ってトウパスがあるのは、どこの国でもだけど、そのトウパスに面した建物の地階部分がすべて倉庫になっていること。
その昔、燃料石炭や資材を船でデリヴァリーして、そのままこの倉庫に入れるように作られている。
英人感覚からいくと、「浸水するから危険!!」と見るなり感じるけど、13世紀に川(運河)のロックが完成してからは、増水の危険がなくなったという話。(は、Wiki.enのこのページで読んだ)
え?ということは、現代UKの治水政策は、13世紀ユトレヒトのそれにも及んでいないってことかい(笑)?
と、いう、驚愕はさておき、現在ではトウパス沿い倉庫は軒並み、カフェやレストラン、アート・スタジオ、ホリデー・ホームなどに転用されていて、街の雰囲気向上に大いに貢献している。

19世紀建造の、バー+クラブ+レストラン Winkel van Sinkelが、
まるでシアターかミュージアムのように建っている。

ちょっと中を見てみたい気もしたけれど、
結局夕食は別の興味津々なところで、とることにした。

屋台で1月にチューリップが売られている・・・と、驚いたけれど、
そうだった、オランダはチューリップの国、年中栽培しているのだった。

ユトレヒト名物、Domtoren(「大聖堂塔」、直訳すると、街の塔)。
1321-1382年の建造で、塔に予算を使い果たして、
付随する大聖堂自体は完成することができなかったそう。
その上、1674年に未完の大聖堂のNave(身廊)が嵐で倒壊してしまって、
以来、塔だけが単独で建っている。

塔とみるとすぐ登ってみたくなるのだけれど、
高所恐怖症気味なのを登ってから思い出す。
今回は、先に思い出して、そして天候もよくなかったので、
そのまま、ミュージアムに向った。

塔の横のコートヤード入り口。

カナルに面した通りには、細い路地が限りなく繋がっている。
狭い路地もユトレヒト名物なのだとか。

カナル・ボート・トリップ。

柳とカナル越しのDomtoren。

カナル沿いの、カナルと同じ名前の通りOudegrachtには、
アンティーク系の店も多い。
実はこの店(エンベッドできない設定なので、リンクはここ、とここ。)に、
行ってみたかったのだけれど、5年前の写真の店は、
現在は存在しなかった・・・残念。

もちろん何件かアンティーク屋は、いまでもあり。
ただ、ヴィンテージ、ブリッカブラック傾向強し。


アンティーク・カード/プリント屋さん。


レトロなヘア・サロンのウィンドウ・ディスプレイ。

同じ通りの花屋さんの店先は、春仕様。


チョコレート屋さん。
この界隈、ナチュラルでいい感じのカフェ、コーヒー・ハウスが続いている。
よほど、このあたりでお茶にしようか・・・と思ったけれど、
お茶+ケーキ/ ランチを食べると、夕食が食べられない体質。
そして、夕食に行きたい店があったので、ここはぐっとこらえてスルー。
ここで、私の散策も折り返し地点だったので、また標本箱の話も、次回に続きを。
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Basilica of St. Nicholas (聖ニコラス・バジリカ)-アムステルダム
- 2014-03-07 Fri 00:30:21
- 場所
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アムステルダム話が続いていて、今回はBasilica of St. Nicholas (聖ニコラス・バジリカ)のイメージを。
この教会は、アムステルダム中央駅を出たまん前に建っていて、特に大きな教会というわけではないけれど、19世紀後半のカトリック教会らしい装飾的な外観が印象的で、アムステルダムに来るたびに気にかかっていた。
今回はちょうど時間が空いているときに、教会も開いていたので、中を覗いてみた。
この教会は「バシリカ」と呼ばれているけれど、これは回廊のある建築様式を呼ぶ「バシリカ」という方の意味ではなくて、特権付随教会としてこう呼ばれている。
建造125周年記念の2012年に、特権付随教会の承認を受けたので、「バシリカ」と呼ばれるのはまだそれほど長いわけではない。
1795年にフランス革命軍がオランダを占領し、バタヴィア共和国が成立した段階で、プロテスタント外禁止条例が無効となり、カソリック教会の活動が可能となったために、手狭になっていた黙認教会のOur Lord in the Attic(屋根裏教会=標本箱はこのページ)から、新たにアムステルダム主教会として、1887年に完成した教会。

駅前に面している正面。
ルネッサンス様式と、比較的シンプルなバロック様式を
混ぜあわてリヴァイヴァルした・・・という感じ。
19世紀は、ヨーロッパ全体に過去の様式を、
何でも混ぜ合わせて、装飾的に復興させた、
「XXリヴァイヴァル」といわれるもの続出。
やりすぎなことも多いのだけど、装飾性の高さで、
個人的にはソフトポイントがあるのだった。

教会の名の聖ニコラスは、
アムステルダムの守護聖人でもある。
「サンタクロース」の由来になったともいわれている。

モザイク風フレスコで飾られている、内観。

これは反対側、入り口側を振り返ったところ。
パイプオルガンに、バラ窓。
身廊はゴシック建築並みに高さがあるのだけれど、
ゴシック式の先の尖ったアーチではなくて、
ロマネスク/ルネッサンス式の丸アーチ。
という、ちょっと「?」な混合様式は19世紀
リヴァイヴァル様式にありがち。

それでもバランスがとれて美しからいいよね。
ドームの部分はモザイク風で、
どことなくビザンティン。

先ほどの、パイプオルガンの下、
ちょうど入り口を入ったところに、ここにも船のミニチュア。

で、Alter(主祭壇)はバロックなんだな・・・これが(笑)。

その天使。

ここでもモザイク風の(実は)フレスコ画が美しい。

アップにしてみて、ペイントだということに気がついた。
(撮ってる時は、ずっとモザイクだと思っていた。)

主祭壇の脇の聖人さん。

が、美しいのだけれど、誰だか確定できない。

主祭壇のPrayer Kneeler(祈祷用の跪くための椅子)。
・・・日本語では何というのだろうか?

彫刻が秀麗な、pulpit(パルピット=説教台)。

チャペル部の脇祭壇。

これも別の脇祭壇。
装飾はモザイクに見えるけれど、フレスコに金彩。

Trancept(翼廊 )部分のバラ窓とフレスコ画。

身廊部分の壁画は、聖ニコラス一代記で、
これは貧しい姉妹に、人知れず施しをするの図。
この「こっそりプレゼント」で、サンタさんのルーツと考えられている。
Basilica of St. Nicholas (聖ニコラス・バジリカ)
Prins Hendrikkade 73
1012 AD AMSTERDAM
公開:月・土12:00-15:00、火~金12:00 - 15:30、日・非公開。
ここは他のアムステルダムの教会博物館と違って、
現役のカソリック教会なので、公開時以外の礼拝に参加することもできる。
(ただし、うろうろ見て回ったり、撮影はできないけれど。)
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De Oude Kerk(旧教会)-アムステルダム
- 2014-03-02 Sun 22:34:22
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アムステルダムより今回は、De Oude Kerk(旧教会)のイメージを。
旧教会と無理無理日本語にしたけれど、「古い教会」というのが直訳。
その名の通り、アムステルダムで最も古い建造物で、またもっとも古い教区教会でもあり、1213年から建造が始まって、1306年に聖別されている(つまり、宗教儀式用として正式に使用が始まった、ということだけれど)。 ちょうど800年ここに建っていることになる。
1578年の宗教改革以降は、カルビン派協会として使用されている。
基本的に新教(カルビン派を含むプロテスタント派)の教会は、豪華絢爛・ゴージャス自慢のカソリック教会のあり方に反発して出来上がってきたものなので、装飾を排除したシンプル・ミニマリステック自慢。
装飾=美=神聖(?笑)という概念の私からすると、いまいち面白いとは思えないのだけれど、ここの教会には中世期の天井画が一部残っていたりして、中世木造教会の名残を残しているところが、興味深い。

まず入り口を入ったところ。
写真左上に、15世紀の天井画が見える。
この話は、後に回して、先に全体のフィーチャーを見て回ることに。

内部のパネリングは、英語ではFamily Pewと呼ばれる、一種の升席で、
特別に寄進をしている家族専用の「ボックス席」。
イギリスでも17-18世紀の教会で見受けられたもの。

オランダのインテリアでとりわけ目を引く、
真鍮製のシャンデリア。
ダッチ・スタイル・ブラス・シャンデリアと通称される。

1724年にハンバーグから導入されたVater Muller organ.

装飾はコテコテのバロック様式。
このパイプ・オルガンより時代は150年ぐらいさかのぼるけれど、バッハに影響を与えたとも称されている、オルガニスト・作曲家 Jan Pietersz Sweelinck(ヤン・ピーテルスゾーン・スヴェーリンク)は、若くから44年間にわたって、ここの教会の専属オルガニストだった。
1578年にアムステルダムや旧教会が、プロテスタントに改宗されて以降、サーヴィスにオルガン演奏が伴われなくなってからも、教会の新オーナーである市民の要望で教会に留まり、平日は6時、日曜はサーヴィスの前後にオルガン・コンサートが毎日催されていたのだそう。
スヴェーリンク自体は後年プロテスタントに改宗したとされているが、当初はカトリックのままで、サーヴィスにオルガンを使わないプロテスタント教会に雇われている・・・というのがなんとも、オランダ人の「融通ききまくり」感を反映していて、ほほえましいんだな(笑)。

15世紀建造のサイド・チャペルのひとつ。
プロテスタントになってからは、チャペルは使用されないので、
がらんとしたままの状態。
木製の螺旋階段が美しい空間。
このドアの比較的近くにレンブラントの妻、
サスキアの墓があるそうなんだけれど、
そのときはまったく知らなくて、後でガイドを見て知ったこと・・・。

その隣のもともとはLady chapelに1555年に設営されたステンドグラス。
1566年に反カソリック教会の暴徒に、教会が略奪破壊された時にも、
これと対のステンドグラスは生き延びて、
プロテスタント化後も、聖人の後光を取るように修正されただけで、
現在までほぼそのままの形で残されている。

ステンドグラスの前にミニチュア船の奉納物がぶら下がっている。
長年ハーバー(港)教会として機能していたそうで、
船に関連した奉納物がいろいろ。
これは17世紀初頭のAeolus(アエオラス)号で、
その下の墓に眠るJacob van Heemskerk(ヤコブ·ファン·ヘームスケルク)の船。

そのステンドグラスのあたりから、内陣を見たところ。
オランダでもイギリスと同様、教会の床下は(19世紀までは)墓として使われていたそう。
臭ったり、不衛生では・・・と思うのだけれど、教会の床下に葬る場合は、生石灰(quicklime)を大量に混ぜて葬ったそうで、死体は生物学的に腐敗分解するのではなくて、化学的に分解されるので、「比較的」衛生的で臭いも少なかった・・・とどこかで読んだ記憶がある。
それでも、教会でお香を焚きまくる(った)のは、臭い消しともいう話。
「墓の上を歩くのは失礼なんじゃないか」などという、現代的感覚の(教会床の下に人を葬らなかった)アメリカ人の質問に対して、「とりわけ通路の下に埋葬されて、他人に踏まれていくということは、(聖書にある)”You are dust and dust you shall became”-汝、塵より来たり、そして塵に戻る者-を具現化しているもので、失礼という概念にはあたらない。」と、英人教会関係者が返答しているのを、聞いたことがある。
墓石の上を踏まないで歩こうとしたら、床石はすべて墓石である場合も多いので(ここもそう)、そういう人は物理的に、中には入れないということになる(笑)。
実際には、現在は、たいていどこでも教会内の墓は改葬されているので(ここもそう)、下にお骨があるわけではないので、安心して歩けるそうだけれど。

くだらない余談が多くて、なかなか先に進まない・・・。
内陣(クワイヤ)の入り口を仕切るグリル。
内陣はオーク材のパネルで仕切られている。
宗教改革後の破壊行為で荒廃して、
浮浪者、物売りのたむろするゴシップ会場となってしまっていた教会を
粛清するために、17世紀後半に導入されたものでなのだそう。

内陣の跳ね上げ式ベンチの下に彫られている、Misericord(ミゼリコード)。
猫とコウモリ。
教会とは思えない、悪ふざけしたモチーフもよく見かけるのだけれど、
礼拝の間は、ベンチを下ろして隠されているので、
ヨシとされていたのだろうか?(笑)。

内陣から見える柱に、15世紀(頃?)の装飾が残っている。
というか、宗教改革後白く塗りつぶされていたのが、
20世紀になって、修復されたもの、と思われる。
モリス柄のルーツを見るような・・・(笑)。

紋章やら、

墓標にも、船関連がいろいろ。

やっとたどりついた、天井画は、
天井パネルの端の部分の装飾。
宗教改革以降は天井はすべてグレイに塗りつぶされていたのが、
1945年以降に少しずつ復旧されていって、
現在は天井はすべて木地の状態に戻されている。
それでも、すべての天井画が復旧できたのではなくて、
入り口を入って左の、旧チャペルエリアに集中的に残されている。

Crispin and Crispianus(クリスピヌスとクリスピニアヌス)
ローマの双子の靴屋の聖人。
この服装から、1470年代のものと想定されている。
ちょうどこのころ革物組合が、鍛冶組合から独立したので、
その組合用祭壇の上に描かれていたものと考えられている。
あんまり余談なので、エンベッドはしないけど、聖クリスピンといえば、シェイクスピア-ヘンリー5世の「今日は聖クリスピンの日だ。----」というのを、即、英人は思い起こす。(Youtubeのケネス・ブラナーの名演はこちら)
「この戦いを生き延びた者は、聖クリスピンの名を耳にするたびに、自慢げに思い起こすことだろう・・・」云々という名演説で、農民長弓隊主体の劣勢イングランド軍を奮起させて、総数5倍(シェイクスピアによると・・・、実際には3倍)のフランス軍重装騎兵を撃退した、1415年のアジンコートの戦いは、いまだに英人の「戦いに負けたことない愛国心」に火をともすのだった。
なので「ヘンリー5世」はシェイクスピアの中でも、とりわけ祝祭的要素の強い演目、ということに、イギリスではなっている。
それにしても、「古語」シェイクスピアをこんなにリアルに演じられるのも、ケネス・ブラナーならでは・・・・。
ああ、激余談(笑)。

ピエタなんだけれど、
船に乗っている・・・というのが、アムステルダムならでは。

聖マーティンの聖別。
この下にはアムステルダムの有力商人組合の、
聖マーティン組合の祭壇があったと考えられている。

天井のビームを繋ぐ装飾の、赤ジーザス先生。
サウナに入りすぎ・・・の感あり。

同じくローズ部分に当たる装飾パネルの中の、
香油壺を持つ、マグダちゃんこと、聖マリヤ・マグダレナ。

脇にあるCollege Roomに、に展示されていた、
17世紀絵画の中の旧教会。

最後に、外観を。
De Oude Kerk(旧教会)
Oudekerksplein 23,
1012 GX Amsterdam
the Netherlands
公開:月~土 10:00- 18:00、日13:00- 17:00
大人:7.5ユーロ、学生・65歳以上:5ユーロ
Iamsterdam City Card、Museumkaart等で無料。
13歳以下:無料。
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