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2015年05月25日 Archive

MAK (Museum of Applied Arts = 装飾美術博物館)、ウィーン -1-

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http://kotomicreations.blogspot.co.uk


今回からはMAK (Museum of Applied Arts = 装飾美術博物館)のイメージを。
Museum of Applied Arts = 装飾美術博物館、ドイツ語でMuseum für angewandte Kunst、で、それを略してMAK(マック)と呼ばれている。
Secession(セセッション=ウィーン分離派)のムーブメントに平行して、建築家の Josef Hoffmannヨーゼフ・ホフマン)とデザイナー Koloman Moserコロマン・モーザー)が、Wiener Werkstätte(ヴィエナ・ヴォルクシュタット=ウィーン工房)を設立する。 そもそも、ウィリアム・モリスのアーツ・アンド・クラフツ・ムーブメントを、ヴィエナに持ち込んだようなもので、アール・ヌーヴォー、アール・デコとも繋がっている、20世紀初頭の一連の新・装飾様式の一つ。
ここ、MAKは数々このムーブメントの工芸品が収蔵されているので、ヴィエナ・ヴォルクシュタット好きの配偶者氏が、「ヴィエナといえば・・・」真っ先に行きたがっていたところ。


MAK (Museum of Applied Arts), Vienna
まずは建物の外観と、

MAK (Museum of Applied Arts), Vienna
入口のファサード。
19世紀ルネッサンス・リヴァイヴァル様式の外観からもわかるように、
ヴィエナ・ヴォルクシュタットのために建てられた博物館というわけではないので、
1階部分にはロココ・バロックやオリエンタル工芸の展示室もある。
ロンドン的にいうと、ちょうど小型のV&A。
ヴィエナ・ヴォルクシュタットには2階の3室が充てられている。
今回はまず、その部屋から。

From MAK (Museum of Applied Arts) collection, Vienna
最初の部屋は、こんな感じで、
アーツ・アンド・クラフツや、アール・ヌーヴォーなど、
ヴィエナ・ヴォルクシュタットに影響を与えたムーヴメントの作品の展示から始まる。
あ、右の配偶者氏、また、じゃまですね(笑)。

Untitled
右はマッキントッシュのキャビネット。

Rene Lalique, Ornamental Comb with Wisteria Blossoms
ガラスの展示ケースには、Rene Lalique(ルネ・ラリーク)の髪飾り。

Gustav Gurschner, Lamo,,Vienna, ca.1905
Gustav Gurschner(グスタフ・ガーシュナー)のランプ。

Koloman Moser, Liqueur Glasses, Vienna, ca.1900
ムーヴメントの創設者の1人、コロマン・モーザー、デザインのグラス。
ガラスの有機的なうねり感が独特。

Adolf Loos, Corner Seating Ensamble from the Study of Mary and Gustav Turnowsky, Vienna, 1900
Adolf Loosアドルフ・ロース)のインテリア。
とてもアーツ・アンド・クラフツしている。
アドルフ・ロースってもっとモダニズムだと思っていたけれど、初期なのかな?

Josef Hoffmann, Lady's Writting Desk from the Furnishings for the Home of Hermann Wittgenstein, Vienna, 1905
隣の部屋のホフマンの女性用机など。

Josef Hoffmann, Lady's Writting Desk from the Furnishings for the Home of Hermann Wittgenstein, Vienna, 1905
ディティール。
これを見て、80年台に黒染色材に白(グレイ)目地を入れた、
家具の仕上げがちょっと流行ってたのを思い出した。

Chandelier from the Dining Room of the Josef Engelhardt House
見事なシャンデリア、

From MAK (Museum of Applied Arts) collection, Vienna
が、2種。

From MAK (Museum of Applied Arts) collection, Vienna
椅子の展示。
この辺りもとてもアーツ・アンド・クラフツ。

From MAK (Museum of Applied Arts) collection, Vienna
目を引いたガラスのボトルたち。

From MAK (Museum of Applied Arts) collection, Vienna

Carl Otto Czeschka, Necklace, Vienna 1910
ジュエリーは、画家のCarl Otto Czeschkaのデザイン。

Carl Otto Czeschka, Brooch, Vienna, 1913
同じシリーズのブローチ。

Necklace for Mada Primavesi, Vienna, 1916
Mada Primavesiのための、ネックレス。
彼女はヴィエナ・ヴォルクシュタットの後援者オットー・プリマヴェージの娘で、
クリムトが肖像画を描いている。<このページ

Necklace for Mada Primavesi, Vienna, 1916
ディティール。

Untitled
詳細は不明、の、ペンダント。
半貴石の組み合わせがアーツ・アンド・クラフツ的。

Davobert Peche, Brooch, Zurich, 1917-1919
これも詳細は不明のブローチ。

Ena Rottenberg, Bowl, Bohemia, ca.1922
Ena Rottenberg(エナ・ロッテンバーグ)というデザイナーのガラス器。
1922年のもので、ヴィエナ・ヴォルクシュタットの後期のもの。

Ena Rottenberg, Vase, Bohemia and Vienna ca. 1929
このガラス器も、同デザイナー。

Ena Rottenberg, Vase, Vienna 1931
陶器も同デザイナー。


次回はこの展示室の中の、実は見どころNo1、
クリムトのモザイク原画を中心に。



MAK (Museum of Applied Arts = 装飾美術博物館)


Stubenring 5, 1010 Vienna, Austria

ヴィジター情報は<このページ

地図:










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