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2015年07月 Archive

Reliquary(レリカリー)オブジェ・シリーズ新作

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UKの方は、気温が20℃前後の、いまひとつやる気のない典型的な北ヨーロッパの夏を、だらだら邁進中(自分内ベスト気候だけど^^)。・・・ってことは、大抵天候のシステムが真逆になる、日本側は猛暑到来かと(?)
暑中お見舞い申し上げます・・・ですよ、まったく。

美しき夏のイングランド・・・な話に入る前に、暑苦しい(笑)オブジェの新作のご紹介標本箱。
前回2月に「Reliquary(レリカリー)オブジェ・シリーズ」として、第一ロットが完成した。<標本箱はこのページ> いくつかは、Kotomiジュエリーの取引先に、ディスプレイ用に持ち込まれていったり、購入いただいたりしたので、ウチの中が少し手薄に。そうしたら、また作ってしまった、第二ロット。せっかくなので、お披露目しようかと。


Relic-49, Relic-46, Relic-42
Relic-49, Relic-46, Relic-42
別に夏を意識してサンゴ風になっているわけではなくて、
取引先のTown House(タウン・ハウス)の、
「キャビネット・オブ・キュリオシティー」テイストに合わせて、
サンゴ型デザインのものばかり持って行かれてしまい、
ウチ用がなくなってしまったので・・・。
ファン状のサンゴは天然のもの。
枝状になっているのは、私がエポキシ樹脂でハンドメイド。


Relic-49-detail
Relic-49
中はクオーツ・クリスタルやら、サンゴやら、呪文(ウソ・・・笑)やら。
某ミネラルで固定するのだけれど、夏なので乾きが早い早い。
作業がはかどることこの上なし。
前回の、真冬制作とえらい違い。


Relic-42-detail
Relic-42
42番の中身も、サンゴに羽と文字。


Relic-46-detail
Relic-46
46番のクレストには、ぽろんとした大型の淡水パールが付いている。


Relic-46-detail
Relic-46
ボディの中身は、バラとひまわりの花びらのドライフラワー、
写真では見えないけど、白パールも。
この子達は固定されていないので、中で動く。


Relic-50
Relic-50
もう一つ天然サンゴと羽がクレストになっている、50番。
真ん中は夏物の追加ペンダントになるはずだったのに、
ここにちょうど収まりがよくて、くっつけられてしまった。
ちなみに今回は、ジュエリー取り外し式のものはなくて、全部固定されている。


Relic-50-detail
Relic-50
中身は天使君と、羽・パールと、この角度ではちょっと見えないけど、
大型のクオーツ・クリスタル。


Relic-45, Relic-49
Relic-45, Relic-47
左45番のトップは、クリスタル・シャンデリア・パーツ。
右47番のトップは、大型のクオーツ・クリスタル。


Relic-45-detail
Relic-45
45番のボディのボトルは大きいので、
サンゴ、羽、クオーツ・クリスタル、juniper(ジュニパー)の枝、
ビーチ・グラスにパール、と、盛りだくさんに詰まっている。


Relic-47-detail
Relic-47
47番のボディの中には、マグダちゃん(かな?)と、
クオーツ・クリスタルが、メタリックな天然石(名前を知らない・・・)とともに。


Relic-48, Relic-47
Relic-48, Relic-47
47番と、まるでペアのような、48番。


Relic-48-detail
Relic-48
こちらの方は、中身はナチュラルで、
貝、サンゴ、羽にビーチグラス。
鳥の足みたいなものは、私が樹脂で作ってみたモノ。


Relic-43, Relic-44
Relic-43, Relic-44
左43番のクレストは、レリーフの入った、ヴィンテージのシャンデリアパーツ。
右44番のボトル部分は、アンティーク・オイルランプのチムニー(日本語だと「ホヤ」?)。
棚から落として壊れてしまったものを、アップサイクルしている。


Relic-43-detail
Relic-43
43番の、シャンデリアパーツ部分。


Relic-43-detail
Relic-43
ボディはアンティーク・ボトルに、白セージ、ひまわりの花びら、
ゴールド色ののガラス片。
これも固定していないので、中で動く。


Relic-44-detail
Relic-44
44番のトップの、ブレッシング・ハンド(祝福の手)は、
自分で制作したオリジナルから、ポリマー・クレィで型起こし。


Relic-44-detail
Relic-44
元チムニーの中は、ビーチグラス、パール、羽、文字。


Relic-41
Relic-41
最後は、ちょっと異色の41番。
凹面鏡を見つけたので、
エポキシ樹脂のハンドメイド・サンゴをスタンドに。


Relic-41-detail
Relic-41
その、ディティール。


Relic-41, Relic-46, Relic-42
Relic-41, Relic-46, Relic-42
サンゴ組41番、46番、42番。


ウチ用に・・・と思いつつ、所望されるとイヤとはいわない性格なので(笑)、販売もしている。
Etsyショップにも出展したいと思いつつ・・・、しかし、雑用にかまけて、これはまだ果たせないでいる。 今回のロットは、やや小型(15-30cm高さ)で、海外送付にも耐えられるはず(参考までに価格帯は£100~£160)。
もしご興味の方は、お問い合わせくださいね^^。










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Hay fever measures (今年の花粉症対策 - 覚書)

  • Posted by: Kotomicreations
  • 2015-07-27 Mon 09:00:00
  • 生活
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今年はUK、けっこう「いい夏」なので、花粉症がひどかった。(UKの花粉症の90%近くは、イネ科草=Grass花粉が原因で、例年6~7月の夏のまっただ中。先週ぐらいから、ようやく沈静化。)
ここ3年ほど冷夏気味だったようで、花粉症も、ピーク時期・実質2週間程度でやり過ごせていたのに、今年はガッツリ1ヶ月ヤラレた。
私の場合、天気予報などで出てくる、Pollen Count(花粉指数)が「High」までは、なんとか大丈夫。サプリメント投与(後述)だけで、かろうじて乗り切れる。それが「Very High」になった途端に、もうダメ。鼻がグズグズのビスビスのレロレロになる。
今年はそれの「Very High」が断続的に、総計1ヶ月以上続いた・・・ということ。これ、とっても不満。

UKに本格的に引っ越す以前から、夏にUK郊外に行くと、花粉症の症状が出ていたものだから、引っ越してからは、もう例年17年以上の付き合いになる。引っ越した当初は、GP(かかりつけクリニック)で、抗ヒスタミン薬を処方してもらっていたけれど、次第に代替医療や自然食療法の方に移行してきたので、年に2ヶ月も化学薬剤を摂取することは、どうしても避けたい。
(化学薬剤で治療せざるをえないのは、膀胱炎とか、親知らずを抜いて化膿してしまった・・・とかの緊急時のみ、ということで、2-3年に1度投与することがあるかないか、で、幸いなことに切り抜けてきている。)

毎年シーズン直前から、あたふた慌てて準備するのだけれど、往々にして時すでに遅し。 症状の出る少なくとも2週間~1ヶ月前から、代替医療系の治療は体を準備する必要があって、その上忘れっぽいので、毎年「え?どうするんだっけ?」となるので、標本箱に、覚書として詰め込んでおくことにした。
もし、これをサーチで見つけた方が、参考にしてもらうのはいいのだけれど、花粉症の症状・体質は千差万別なので、自己責任でひとつヨロシク。

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まず、基本的に外にあまり出ないで、閉めた部屋にこもって、ioniser (アイオナイザー=空気清浄イオン化器)をかけている。
はたして、アイオナイザー自体が効果的なのかどうかは疑問だけれど・・・。

ハーブやホメオパシック・レメディの信奉者ではあるものの・・、そして、今まで色々試してみているものの、花粉症治療に関しては、未だにヒットがない。まだまだ研究・実験中。

ここ10年来、市販の抗ヒスタミン薬に匹敵するぐらいの効果を上げていて、私が例年依存しているのが、Quercetinクェルセチン、我家ではクァーセティンと呼んでる)のサプリメント。クェルセチン(クァーセティン)は、抗ヒスタミン効果のあるビタミン様物質で、野菜や果物から抽出される。(とはいうものの、併用禁忌のケースもあるようなので、上記Wikiリンクを参照のこと。)
このサプリも、もちろんいろいろあって、私に一番効果的なのは、これ。

Hay fever treatment
BioCare, Quercetin plus
クェルセチン(クァーセティン)に、Bromelainブロメライン、パイナップルに含まれる酵素の一種)、
Nettle(ネトル=イラクサ)、 ビタミンC配合。

Hay fever treatment
ここのクェルセチン(クァーセティン)は、Pagoda Tree(パゴタ・トゥリー)こと、
Styphnolobium japonicum、日本語だと槐(エンジュ)の花から採られているそう。


これを、一日3回、1カプセルずつ飲む。花粉指数「High」まではこれでほぼイケている。
「Very High」になると、3-4時間程度しか効果が持続しないので、一日5-6回飲んでいることがある。(そんなことしていいのかどうか知らないけど、副作用は感じられないので、自己責任で。)
上に付けたリンクは、製造発売元のもので、Netで探せば90カプセル£20以下でも、見つかることがある。
(日本国内では・・・多分、同一のものは入手不能か?と。日本製の同様のサプリメントが、あるかもしれない。)

症状の始まる2週間ぐらい前から、一日3回定期的に服用する方が効果的、と、いうようにいわれている。(が、いつも忘れていて、症状が出てから、大急ぎで飲み始める。来年こそ、覚えておこう・・・。)


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今年、この恒例のサプリ治療に加えて、以外な効果を発揮したのが、赤外線治療器。
何年も前に買ったものの、ここ数年、サプリメントだけで乗り切れてきたので、すっかり忘れてしまいこんでいた。それを、突然見つけ出して使ってみたのだった。


Hay fever treatment
こんなもの。ドイツのMedisana(メディサナ)製、Medinose(メディノーズ)。
これは10年ぐらい前に買ったもので、現在では生産されていない様。
UKのNetで現行で販売されているのは、これより新しいモデルの<これ>。 
日本での販売はオリジナルの<これ>。
メディサナ社自体でもうこの製品を、製造販売していないので、
上記の現行品は、以前の在庫が販売されているものと。
なので、これもいつまであるものやら、心もとない。

Hay fever treatment
要は、このディヴァイスの先から、660nm(nanometre=ナノメートル)赤外線が出て、
それが鼻の炎症を緩和させる、という仕組み。
つまり、このハサミ様のものを鼻に突っ込む、そして鼻を赤く灯らせること3-4分。
これが、私には予想外に効いた。

ただし・・・「点灯治療」は、あまり人前でできるもんではないよな、と、思う。
うちの配偶者氏は、平気を装ってるけど(笑)。
こんな風な(メディサナの広告ヴィデオ)、人間照明器具と化す。



これを使うと、ちょっとゆるい鼻水が出て、それをかんでしまうと、鼻がすっきりする。これも一日3回、症状の始まる2週間位前から、治療を始めるといい、といわれている。症状が治まってきたら、一日1-2回に減らしてもいい。要は、ムズムズしてきたら使う、でもかまわないと思う。これも、始めるのが遅かったので、花粉ピークの「Very High」時は、一日5-6回使っていた。
とはいえ、今年のかなりシヴィアな花粉を、パークや庭園に行っても、この2つで、鼻グズグズ、べショべショにならずに乗り切れたので、「効果アリ」とみなしている。
(この赤外線、鼻には効くけれど、目や喉に出る症状には、効かない・・・と思う。患部に照射してないのだから。)

じゃあ、効果のある、このメディノーズがどうして製造中止になったのか、というと、なんとなく推理できることがある。
Phototherapyのキーワードで調べてみて見つけたのだけれど、格段に安い、コピー商品が(というか、もっと小型で便利なのが)、中国で製造されて、UKで販売され始めたから、ではないかと思う?

健康ガジェット・マニアの私は、もちろん早速入手。こんなもの。

Hay fever treatment
LloydsPharmacy Allergy Reliever
(ロイズファーマシー、アレルギー・リリーヴァー)
原理は同じだけれど、CR2032のコイン形バッテリー2個を使うので、
サイズがMax6cmととてもコンパクト。
ジュエリー用にたくさん持っているpp袋に入れて、どこへでも持ち歩いている。
Boots(ブーツ)に次ぐ(かな?)、UKのドラッグストア・チェーン、
LloydsPharmacy(ロイズファーマシー)がこれを、現在は£12以下で販売している。
上記のメディノーズの新型が、UKで£44程度するので、格段にこの方が安い。

Hay fever treatment
点灯している感じもほぼ同じ。
全体がシリコンで覆われているのは、
鼻水まみれになっても漏電しないように・・・だと思う。
バッテリーを入れる(変える)時に、このシリコンカヴァーを外すのがちょっと手間。


使った感じでは、効果もほぼ同じ。若干、初出のメディノーズの方が効くように感じるのは、照射時間が4分に設定されているからかと思う。こちらのロイズファーマシー・ミニ版は3分。(どちらも自動的にOFFになるけれど、ミニ版は3分経ってOFFになる前に、ピピッと小さく鳴くのが可愛い・・・笑)。
メディノーズ版は朝・晩ベッドルームで使い、ロイズファーマシー・ミニ版は昼間アトリエで、また外出時の持ち歩き用、と、使い分けている。

このロイズファーマシー・ミニ版によく似たものが、日本で(というか、シンガポールから日本向に?)「bionette バイオネット」という名称で販売されているのを発見。
い・・いやしかし、¥14,200って、ポンド強の近頃でも、£70位しているわけで・・・、これは高い-。シリコンカヴァーをつけたまま電池を入れ替えられるよう、改良設計されているようだけど・・・、私、不器用な作りで£12の、UK版で全ー然満足(笑)。
自分的には、このタイプの治療器、効果はあるけれど、100%これだけで完治させるパワーあるとはいえないので、サプリメントなどと併用して・・・ということになると思う。

いやはや、ちゃんと覚えておいて、来年も花粉症、先手必勝で取り組みたいものですわ。
















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Kotomiジュエリー - Etsy(エッツィー)新リスティング

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また、Etsyショップをホリデーで閉めていくのも間近い、というのに・・・、新しいリスティングをしてしまった。
と、いっても、5アイテムだけ。 今回はその広報活動ミニ標本箱。
いつものように、写真をクリックで、ネットショップのページが別タブで開きます。
(あー、相変わらず、Etsyページが英語のままで失礼をば。)


3773-2-01
N-3773-2 $150
クリアクオーツと淡水パールのネックレス。


3781-01
N-3781 $145
クリアクオーツと淡水パールの大型クロス。


3796-01
N-3796 $112
ルチルクオーツ・カボションと淡水パールのロングペンダント。


3162-01
N-3162 $112
クリアクオーツと淡水パールの、パールドロップ付ショート・ペンダント。


3668-01
N-3668 $106
クリアクオーツと淡水パール、ショート・ペンダント。

その他にもいろいろ、KotomiジュエリーEtsy(エッツィー)ネット・ショップで展示販売中。
ぜひ、覗いてみてくださいね。




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Pennyhill Park Hotel Spa - Ascot (ペニーヒル・パーク・ホテル・スパ-アスコット)

  • Posted by: Kotomicreations
  • 2015-07-22 Wed 09:00:00
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カタカタ仕事し上げて、標本箱ブログにもマキいれいるところ。 

今回は昨年の取材仕事のラスト、Ascot(アスコット)近郊、Bagshot(バグショット)のPennyhill Park Hotel Spa (ペニーヒル・パーク・ホテル・スパ)のイメージを。(そう、去年一昨年と、取材仕事でよく働いたのだった。)
19世紀建造のマナハウスを中心にした、大型高級ホテルで、充実した施設のスパも併設されている。

Pennyhill Park Hotel Spa - Ascot
電車でアクセスする場合は、鉄道Ascot(アスコット)駅から、タクシーで15分。
これもホテル併設のゴルフコースの横を抜けて、ここがエントランス。
建物自体は5つのブロックに分かれている。

Pennyhill Park Hotel Spa - Ascot
エントランスを入ったレセプションのあたりは、
なんとなくイタリア風。

Pennyhill Park Hotel Spa - Ascot
イギリスのマナハウス・・・っていう感じではないけれど、
インターナショナルな高級感をかもし出している。

Pennyhill Park Hotel Spa - Ascot
レセプションの横の、ドローイング・ルーム。

Pennyhill Park Hotel Spa - Ascot
レセプションから、左側のダイニングルームのあるウィングへ続く廊下。

Pennyhill Park Hotel Spa - Ascot
廊下とダイニングルームの間の階段。
ウェディングの需要も多いそうなので、
ここなどはなかなかいいウェディング・フォトの背景になる。

Pennyhill Park Hotel Spa - Ascot
ホテル客室はまた別のブロックにあって、ここがそのエントランス。
ここもなんとなく、様式が奇妙で(笑)、
ゴシック・・・というよりはスカンジナヴィアな雰囲気。
コーポレート、個人ともに、アメリカ人需要も多いようなので、
ヨーロッパ混合スタイルがうけるのかもしれない。

Pennyhill Park Hotel Spa - Ascot
サリー州郊外の立地だけあって、ゆったりとした客室は、

Pennyhill Park Hotel Spa - Ascot
もちろん5つ星。

Pennyhill Park Hotel Spa - Ascot
部屋のバスルーム。
バスルームの手前に、ウォーク・イン・クロゼット状の一角があって、
バスルームが使いやすい。

Pennyhill Park Hotel Spa - Ascot
レセプションから奥に向かうと、この元々のマナハウスにつながっている。
この建物自体はウェディングと、そのレセプションに、主に使われている。

Pennyhill Park Hotel Spa - Ascot
その前の庭園でも、ティーが楽しめる。

Pennyhill Park Hotel Spa - Ascot

Pennyhill Park Hotel Spa - Ascot
ウチのチームは、屋内のAscot Bar(アスコット・バー)で、
アフタヌーンティーをいただくことに。

Pennyhill Park Hotel Spa - Ascot
シャンパン・アフタヌーンティー。

Pennyhill Park Hotel Spa - Ascot
温かいスコーン。

Pennyhill Park Hotel Spa - Ascot
窓から見えるのは、屋外のスパのエリア。
向かいの建物は、スパ専用のブロック。

penny-hill-3
image source
スパの中はやはり撮影不可なので、借り物写真で、屋内の温水プール。
水の中で音楽が流れる(!?)という話はあとで知った。
顔を水に浸けないで泳ぐので、気が付かなかったよ・・・。
この奥にもジャクージ、屋外のエリアにもジャクージ。
屋内と屋外は、また別のプールで繋がっている。
他にも、スチームルーム、サウナが完備。
バースのサーメ・・・とはいかないけれど、かなり広いので、
あっちへ行った、りこっちへ浸かったりで、随分楽しめてしまう。
ロビーに、日本の温泉にあるようなマッサージ椅子まであったので、
試しに使ってみたら、圧力が強すぎて、これは結構痛い・・・。

Pennyhill Park Hotel Spa - Ascot
スパでまったりした後は、もうお腹がすいている。
夕食は、ダイニングルームThe Brasserie(ザ・ブラッセリー)で。
ここには、ミシュラン2つ星のシェフ、Michael Wignall
(マイケル・ウィグノール)を擁するレストラン、
The Latymer(ザ・ラティマー)もあるそうだけれど、
さすがに取材ではオファーされなかった(笑)。

Pennyhill Park Hotel Spa - Ascot
オニオンの甘みの効いた、生ハム巻きの・・・サーモン・パテ・・・
だったかな、もう記憶が怪しい。
ヴィジュアルはともかく、食には疎い・・・(笑)。

Pennyhill Park Hotel Spa - Ascot
メインは、ローストビーフと魚をオーダーして、両方を味見する。
どちらも、味は絶品。ローストビーフが柔らかいこと・・・。

Pennyhill Park Hotel Spa - Ascot
翌朝、同じブラッセリーがブレークファストルームとなる。

Pennyhill Park Hotel Spa - Ascot
ビュッフェのチョイスは迷うほど、食べきれないほど。
パンはすべてここで焼かれていて、粉が美味しくて焼きたて。

Pennyhill Park Hotel Spa - Ascot
典型的なイングリッシュ・ブレークファストのチョイス・・・、

Pennyhill Park Hotel Spa - Ascot
だけで終わるわけがなくて、
フルーツにハムにサーモンと、よくばり放題。

スパ付の宿泊+朝・夕食付だと、1人£250前後からと、
けして「お手頃」なブレークとはいいがたいけれど、
美しい環境でゆったりくつろぎ放題の一日、
誕生日や記念日には最適かもしれない。

日本語のBooking.comの案内は<このページ





Pennyhill Park Hotel Spa
(ペニーヒル・パーク・ホテル・スパ)

London Rd, Bagshot, Surrey GU19 5EU

地図:






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Eat and stay at Stoke-on-Trent (ストーク・オン・トレントのホテルとレストラン)

  • Posted by: Kotomicreations
  • 2015-07-20 Mon 21:40:55
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恒例のノルマンディー・ホリデーを2週間後にひかえて、片付けておきたい作業+仕事が押してきて、あーぁ、ブログもこの夏の分までキャッチアップしたかったのに、出来そうにないか・・・。
ひとまず、昨年のストーク・オン・トレントの取材にケリをつけるべく、今回は泊まったホテルと、レストランの話。どちらも観光局からご推薦の、取材の一環だった。


Moat House Hotel - Stoke-on-Trent
陶器の里ストークに、陶器を見に来たならば、ここに泊まるしかないでしょう、という、
Moat House Hotel (モート・ハウス・ホテル)。
それというのも、このホテルの一角が、ウェッジウッドの創設者
Josiah Wedgwood(ジョサイア・ウェッジウッド)の家、
Etruria Hall (エトルリア・ホール)だったので。
しかし、この建物自体は客室となっているわけではなくて、
ホテルの貸会議室・ホール化しているだけ。

Moat House Hotel - Stoke-on-Trent
ホテルのレセプション+客室は、横に建て増された近代的な建物の中。

Moat House Hotel - Stoke-on-Trent
その分、機能的にできている、ともいえる。
以前は独立系のホテルだったそうだけれど、
大型チェーンホテル・グループの
Best Western(ベスト・ウエスターン)に買い取られて久しい。

Moat House Hotel - Stoke-on-Trent
建物の一角に飾られた、ウエッジウッドのプラーク。
1995年に没後200年を記念して、制作されたもの。

Moat House Hotel - Stoke-on-Trent
ホールに向かう廊下の一角に、
ウエッジウッドのパターン・サンプルが飾られているのも、その名残。
しかし、ま、これ以外にはあまり「ウエッジウッド」を偲ばせるものは、
残されていないといってもいい。

Moat House Hotel - Stoke-on-Trent
どちらかというと、スコットランド風にブラック・プディング(豚の血でできたソーセージ)までついてくる、
ブレーク・ファストが印象的だったかな。

Moat House Hotel - Stoke-on-Trent
ちゃんとフルーツ・サラダ・バーもあった^^。


Moat House Hotel (モート・ハウス・ホテル)
Etruria Hall, Festival Way, Stoke-On-Trent
Staffordshire, ST1 5BQ

地図:



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次はこれまた、観光局からご推薦の、この街で今「注目」のレストラン。

The Orange Tree - Stoke-on-Trent
The Orange Tree (ザ・オレンジ・トゥリー)。
こちらもジョージアン・スタイルの建物で、確か元銀行の建物・・・、
と、聞いたような、これはちょっと曖昧な記憶。

The Orange Tree - Stoke-on-Trent
中のインテリアは一変して、ややニギニギし目のコンテンポラリー。
Bar & Grillと称するだけあって、ステーキやグリル料理がお得意のよう。

The Orange Tree - Stoke-on-Trent
最初に出てきた、「ケバブ」のおっ立った演出もニギニギしくて、ちょっと笑ったけど。

The Orange Tree - Stoke-on-Trent
スターター風(small platesからのチョイス)のミニ・ステーキは、とても美味。
ポテトの重ね焼き状のもの・・・(なんとかいう名前があったと思うけど失念)、
ポテトが甘くて、これも美味しいー。

The Orange Tree - Stoke-on-Trent
これも小皿料理から、ベジタリアン向けのファラフェル+フモスと、ピタ・ブレッド。
フモスの味が、豆らしいさ濃厚で美味しかった。

The Orange Tree - Stoke-on-Trent
我々は取材仕事の恒例で、何時でも食事はいわゆるディナー・タイムより随分早く入る。
がらんとした客席も、撮影の後で食べ始めることには、もう満席。
お客さんは若い人も多いのだけれど、おしゃれして、
予約して乗り込む・・・という感じで、少し気合が入っている。
なんだか、風向きの良くなってきた、上向きの街、という空気が、
ここのレストランからも、感じ取られて、微笑ましい印象のストークの旅だった。


The Orange Tree (ザ・オレンジ・トゥリー)
Newcastle Road, Stoke on Trent ST4 6PG

地図:








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Burleigh Pottery Factory Tour(バーレイ工場見学ツアー)

  • Posted by: Kotomicreations
  • 2015-07-16 Thu 23:55:07
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前回に引き続き、今回も昨年(2014年)のイギリスの「陶器の里」Stoke-on-Trent(ストーク・オン・トレント)の取材から、もう一社奇跡的ともいえる復興を果たした窯元の、工場見学ツアーのイメージを。

商標のBurleigh Pottery(バーレイ陶器)として知られているが、本来の社名はBurgess & Leigh ltd(バージェス&レイ)。創立は1851年で、1862年にWilliam Leigh(ウィリアム・レイ) と Frederick Rathbone Burgess(フレデリック・ラスボーン・バージェス)に買いとられ、Burgess & Leighという社名になった。1930年台にこの二人に名前を組み合わせた、Burleigh(バーレイ)が商標となる。
1889年に、今回訪れたMiddleport(ミドルポート)工場が設立されて、現在にいたるまで操業している。
20世紀前半の最盛期の後は、他のストーク・オン・トレント窯元同様経営難に陥り、1999年に事実上の倒産となるが、同陶器のファンであり販売業者のDorling(ドーリントン)夫妻に買い取られる。そして、2010年には再び Derbyshire(ダービーシャー)のDenby Pottery(デンビー陶器)に買い取られる。しかし、2011年頃には施設の老朽化が進み、修復が資金的に困難な状態に陥ってしまう。一時は工場を取り壊して、敷地を売却する案まで出ていた。

ここで、イギリスの伝統産業や街の存続を支援する、チャールズ皇太子主催のチャリティーThe Prince's Regeneration Trust(プリンスズ・リジェネレーション・トラスト)が£9,000,000の援助に入って、工場施設を修復し、2014年にはビジター・センターとミュージアムがオープン。ウエッジウッドに続いて、観光・教育機関の側面を兼ね備えて再生したのだった。

また、近年のヴィンテージ・ブームに乗って、ノスタルジックなチンツ柄で彩られた、バーレイ陶器は世界各地で、人気が再燃している。その注目のバーレイ陶器、我々が訪れたのはビジター・センターのオープニングの2ヶ月前で、まだミュージアムやカフェは工事中。現在、完全にオープンした状態、ヴィジター情報は、英文で<このページ>に。


Middleport / Burleigh Pottery Factory Tour
ビジター・センターの入口。
1970年代にすでに、歴史的保存建造物に指定されている。

Middleport / Burleigh Pottery Factory Tour
レトロな「関係者以外立入禁止」の看板も、そのまま残されている。

Middleport / Burleigh Pottery Factory Tour
入口を入ってすぐ右側のショップ。
廃番や、軽度のB品を扱うアウトレットショップなので、ディスカウント価格。

Middleport / Burleigh Pottery Factory Tour
この愛らしいチンツ柄は・・・、

Middleport / Burleigh Pottery Factory Tour
この薄紙にプリントされて、それを陶器に貼り込んで作られている。

Middleport / Burleigh Pottery Factory Tour
そのプロセスを、工場見学する前に、新たに設立(当時は、途中)のミュージアムを見せてもらう。

Middleport / Burleigh Pottery Factory Tour
2ヶ月後のオープンに向けて、ディスプレイ中・・・のところ。
部屋の作りも、ディスプレイ什器もレトロで、いい味を出しているのがすでに伺われる。
あぁ、完成したところをまた見に行きたいものー。

Middleport / Burleigh Pottery Factory Tour
入口を入って左側、以前オフィスだった部屋が、ミュージアムに充てられている。
19世紀のステンドグラスのドアも、そのまま残されている。

Middleport / Burleigh Pottery Factory Tour
最初の建物の奥に工場が続いている。その先には運河。
昔はこの運河から、燃料になる石炭を搬入し、完成品を出荷していた。

Middleport / Burleigh Pottery Factory Tour
上のミュージアムにある、工場のモデルにあるように、
昔は幾つもの窯が並んでいた。
現在生き延びているのは、この窯だけ。
この窯は、工場建物と壁を共有して建てられているため、
取り壊しを逃れたのだそう。

Middleport / Burleigh Pottery Factory Tour

Middleport / Burleigh Pottery Factory Tour
この部屋では、陶器の型取り。

Middleport / Burleigh Pottery Factory Tour
この日はたまたま、型取りの職人さんのホリデー。
型取りを見ることは出来なかった。

Middleport / Burleigh Pottery Factory Tour
その次のエリアでは、型取りの済んだポットの蓋に、取っ手をつけているところ。

Middleport / Burleigh Pottery Factory Tour
素焼きの前に半乾きの状態で、エッジをやすったり、修正したり。
この後、最初の焼成にかけられる。

Middleport / Burleigh Pottery Factory Tour
下焼きの済んだ状態の製品を、検品。

Middleport / Burleigh Pottery Factory Tour
ここからが、バーレイ陶器のエッセンス、チンツ柄のプリント。

Middleport / Burleigh Pottery Factory Tour
歴代のパターンはプリント・ドラムとして保存されている。
必要な柄のドラムをプリント機にセットして、ティッシュー紙に薬品でプリントする。
このプリントの色は、焼き上がりとは同じではなくて、
このグレイが最終的に、ブルーに発色するのだそう。

Middleport / Burleigh Pottery Factory Tour
この部屋では、奥の1段上がったところで、転写プリントして、
洗濯物を干すように、仕事机の間で乾かされている。
この前の机で、皆さん張り込み作業中。

Middleport / Burleigh Pottery Factory Tour
手早くティシューを、水で貼りこんでいく。
こうやって、器の外にも中にもプリントが施される。

Middleport / Burleigh Pottery Factory Tour
余分はハサミでサクサク切り落とす。

Middleport / Burleigh Pottery Factory Tour
水とラバー状のヘラで、エッジをならしている。

Middleport / Burleigh Pottery Factory Tour
貼りこみの出来たもの。
皆さん慣れたもので、とても手速いのだけれど、
一つ一つが手作業貼りこみというのに驚かされた。

Middleport / Burleigh Pottery Factory Tour
貼りこみのすんだものは、乾かされて、上釉薬がけされる。
この上釉薬は焼きあがると透明に、下のティッシューは焼き切れて、
プリント剤に入っている薬品が発色する、という仕組み。

Middleport / Burleigh Pottery Factory Tour
完成品。

Middleport / Burleigh Pottery Factory Tour
ストック棚と、最終の検品チーム。
ここで、完璧なプロパー品、かすかな不備のアウトレットB品に仕分けされる。
それ以下の品質ものは情け容赦なく、ポリバケツに投げ込んで割られる・・・。

Middleport / Burleigh Pottery Factory Tour
最後にもう一度、ショップのディスプレイ。
一つ一つ手をかけて作る製造工程を見た後は、一段と愛らしく見えるのだった。



Middleport(Burleigh) Pottery
ミドルポート(バーレイ陶器)

Port Street, Burslem, Stoke-on-Trent, ST6 3PE

オープン:
ヴィジターセンター/カフェ: 毎日10am - 4pm
ショップ:月~土曜 9am - 5pm、日曜 10am - 4pm

地図:

ストーク・オン・トレント駅から一駅先の、
Longport(ロングポート)駅から徒歩12分。






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Wedgwood Factory tour (ウエッジウッド工場見学ツアー)

  • Posted by: Kotomicreations
  • 2015-07-13 Mon 09:00:00
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今回からは、昨年(2014年)の5月に、これまた某サイトの取材で訪れた、中部イングランドの陶器の街Stoke-on-Trent(ストーク・オン・トレント)のイメージを。

17世紀以来、ロイヤルドルトン、スポード、ウェッジウッド、ミントンの所在する陶器・窯業の街として、世界的に知れわたってきた街なのだけれど、UKの製造業衰退に伴って、次々に窯元が消えていったり、海外に製造を移したり、他資本に買収されたりと、斜陽化の一途をたどってしまった。
その最大のブローが、2008年の世界金融危機の煽りを受けて、2009年1月にウェッジウッド社が事実上の倒産(法定管財人管理申請)となったこと。しかし幸いにも、3ヶ月後にはUSAの、KPS キャピタルパートナーズ社傘下の新会社WWRD Holdings Limitedによって、救済買収される。
この前後の時期が、この街の「どん底」期で、イギリス中~北部というと、陰気なやるせない感がつきまとっていた。
そのストーク・オン・トレントが、近年「どん底」から立ち上がって、とりわけUSAからの資本流入や、UKでの歴史遺産保存運動の支援を受けて、再生しつつあると聞いた。それを実際に目で見て、肌で感じるべく、の、ストーク・オン・トレント取材だった。

まず最初は、そのウェッジウッド社のヴィジター・センターの取材。


wedgwood-visitor-centre
inage source: http://www.artfund.org
外観はいきなり借り物写真。
今月(2015年7月)17日に、ミュージアム部がリニューアルオープンする。
(その関連記事は英文で<このページ>)

ここの、広大な敷地の中に、歴史的製品を展示する博物館、
直売ショップ、ファクトリー・アウトレット・ショップ(廃番品・B品の販売)、
ティールーム、工場が収まっている。

Wedgewood Factory Tour
これはミュージアム部。
(一般ヴィジターの撮影は禁止されていたと思う・・・。)
リニューアルされたそうなので、展示は現在は変わっていることと。

Wedgewood Factory Tour
初代ジョサイア・ウェッジウッドの時代から、現代に至るまで、
時代別に代表的な製品が、展示されている。

さて、ここからが工場見学のツアー。
(同社サイトでの英文案内は<このページ>)

Wedgewood Factory Tour
生地モールド型のいろいろ。

Wedgewood Factory Tour
生地モールド型は、こんな風な箱形にきっちり、上下が合わさる。

Wedgewood Factory Tour
この釜で、生地を最初のビスケット焼きする・・・だったと思うけれど、
ちょっとこの辺りのディティールは、私の記憶が怪しい・・・。

Wedgewood Factory Tour
次のエリアでは、焼成と下釉薬がけのすんだ製品に、
プリント柄を入れる過程の解説。

Wedgewood Factory Tour
黄色いフィルムにプリントされたシートを、水で貼り付ける。
これをもう一度焼成にかけると、シートは焼き切れて、
パターンが製品に、融着する。

Wedgewood Factory Tour
次のエリアでは、ウエッジウッドの代表的な製品、
ジャスパーウェアの装飾工程が見学できる。

Wedgewood Factory Tour
ここでは、装飾用のレリーフを、石膏モールドからおこしている。

Wedgewood Factory Tour
粘土の装飾用のレリーフが、乾いてしまわないように、
湿らせた台の上に並べられる。

Wedgewood Factory Tour
ここでは、大型の装飾レリーフを修正して、完璧な形に。

Wedgewood Factory Tour
スポンジと水で、装飾レリーフを生地に貼り付けている。

Wedgewood Factory Tour
これはまた別のセクションで、ここでは、金彩を手描きで施している。

Wedgewood Factory Tour
こ・・・細かい。

Wedgewood Factory Tour
工場見学の次は、職人芸を身近に見学できるブースや、
別途料金で、ヴィジターも制作できるコーナーのあるスタジオへ。

Wedgewood Factory Tour
このデスクでは、ヴィジターがいろいろなウエッジウッド・オリジナルの
プリントパターンを、貼り付けて、独自のデザインを作ることができる。

Wedgewood Factory Tour
出来上がると、こんな風になる。
「重ねて貼り付けちゃだめなの?」と、
つい、余計なアイディアを聞いてみるが、
「上のシートがうまく融着できないので、ダメ」とのことだった。
焼付けされて出来上がったものは、送付してもらえる。

Wedgewood Factory Tour
これはエナメル彩を入れる実演で、まずエナメルになるガラス粉を練っているところ。

Wedgewood Factory Tour
筆にたっぷり盛って、描くというよりは乗せこんでいく。
この時に色々マニアな質問をしていたら、
大学で漆工芸をやっていたことがバレて・・・、
「じゃあ」というので、特別実地体験させてもらうことに。
これが、通常の着彩と違うテクニークで、なかなか面白かった。
結果、チーフ職人のおばさまに「スジがいいから、いつでも丁稚にいらっしゃい。」
と、オスミツキをいただく。
しかし、正規の職人に合格するためには、キレイに描けるだけでなくて、
例えばこの皿なら、コンスタントに20分で完成させるノルマがあるそう。
完成度とスピードと持続力が揃っていないと、勤まらない仕事だと痛感。

Wedgewood Factory Tour
最後は、ティールームでアフタヌーンティーの取材。
器はもちろん、すべてウエッジウッド製品。

従業員の皆さんが、気持よく、楽しげに働いている雰囲気がとても印象的で、
「いやぁ、ストーク・オン・トレント明るいよねぇ」と、
隊長ともども感銘を受けたのだった。



Wedgwood Visitors Centre - The World of Wedgwood
(ウエッジウッド・ヴィジター・センター -
ワールド・オブ・ウエッジウッド)

Wedgwood Drive, Barlaston, Stoke-on-Trent
Staffordshire, ST12 9ER

公共交通は1時間に1本のバスがある・・・らしいが、
鉄道ストーク・オン・トレント駅からは、タクシーがおすすめ。
タクシーで15分、片道£10-12。

ヴィジター情報は英文で<このページ
博物館の入場料:大人 £10

地図:




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Bath(バース) - ショップ・ホテル・マーケット

  • Posted by: Kotomicreations
  • 2015-07-10 Fri 09:00:00
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2014年10月の某取材の、Bath(バース)の写真を引き続き。今回はお店やら、ホテルなどを。


Bath- Abbey Hotel
タイアップ取材で滞在したのは、Abbey Hotel(アベィ・ホテル)。
バースの街のど真ん中、ローマン・バス、アベィから100m、
サーマエ・スパからも200mという最高の立地。
前回の、ティールーム路地の先に位置している。

Bath- Abbey Hotel
部屋のイメージ。

Bath - View from the hotel
窓からの眺め。

Bath- Abbey Hotel
一階のレストランAllium(アリウム)。

Bath Abbey Hotel
朝は、ブレイクファスト・ルームに。

Bath Abbey Hotel
イギリス名物、フル・イングリッシュ・ブレイクファスト。
これは隊長が、どんなもんだか試しに頼んでみた、ヴェジタリアン・ヴァージョン。
ソーセージが大豆製のものに、そしてベーコンの代わりに、モッツアレラチーズ。
なかなか美味しかった。
私は、肉食を頼んだけれど、それも塩辛くなくて上出来。

Bath- Abbey Hotel
予約しておけば、午後にアフタヌーンティーもできる。

Abbey Hotel(アベィ・ホテル)
N Parade, Bath, Somerset BA1 1LF

地図:



*******************************************


もう一つ仕事がらみだったのが、このヴィンテージ・マーケット。

Vintage Antiques Market - Bath
Bath Vintage & Antiques Markets (バース、ヴィンテージ&アンティークス・マーケット)。

Vintage Antiques Market - Bath
街の西寄りにある、廃線になったターミナル駅、
旧Green Park Station(グリーン・パーク・ステーション)の駅舎を会場に、
第一、第三、最終日曜 8:30am - 4:00pm の開催。

Vintage Antiques Market - Bath
70ストールが出店している。
こじんまりしているけれど、モノはなかなかいい。
お値段は、バーゲン価格・・・とはいえない、地方にしてはちょっと高め。
ロンドンのスピッツなんかよりは、やや安い感あり。

Vintage Antiques Market - Bath
いまどきのトレンドもあるのだろうけど、
ヴィンテージ70%、アンティーク30%という感じ。

Vintage Antiques Market - Bath

Vintage Antiques Market - Bath
マーケットの奥の方に、フード・スタンドが出店している他、
建物の中にも、カフェがある。

Vintage Antiques Market - Bath
ギリシャ?トルコ?風の野菜たっぷりなメニューで、美味しかった。

Vintage Antiques Market - Bath
マーケットの入口。


Bath Vintage & Antiques Markets
(バース、ヴィンテージ&アンティークス・マーケット)

Green Park Station, Green Park Road,
Bath, BA1 1JB

地図:



*********************************************************


Bath - Town
街の北側、ロイヤル・クレセントや、ファッション・ミュージアムに向かって、
上がっていく途中に、Bartlett Street(バートレット・ストリート)という、坂道がある。

Antiques Centre,  Bath
ここに、Bartlett Street Antiques Centre
(バートレット・ストリート・アンティーク・センター)
という、アンティーク・センターがある。
中には幾つものディーラーが、ブースを持っている。
その昔は、有名だったのだけれど、ちょっと停滞している感漂っていて、
この赤に「八宝」の金文字看板は・・・、
オーナーが中国人になったのかも?

ここに、ヴィンテージボタンを扱うディーラーさんがいて、
そこを目当てに隊長はやってきた。
この時は、いろいろといいお買い物をしていたのだけれど、
このブログを書くために、サーチしていたら、
ボタンディーラーの年配のおばさまは、
その後闘病の甲斐なく、お亡くなりになったのだそう。
そんなわけで、今は亡きブースのイメージは載せないけれど、
お店にあった、カード・ディスプレイを、追悼に。

Antiques Centre,  Bath

********************************************


The Loft - Bath
時代は変わる・・・。
その向かいの、大きな建物も、以前は同じようなアンティクー・センターだったそう。
その店が閉店してから、随分長い間空き店になっていたのが、
今やおしゃれな、ライフスタイル・ショップ、The Loft(ザ・ロフト)に。

The Loft - Bath
店頭に並んでいるのは、生花ではなくて、とてもリアルに出来た人工フラワー。

The Loft - Bath
インテリア+ファッション、

The Loft - Bath
そして、カフェ。
ここで、ランチかお茶をしたかったのだけれど、
我々には次のアポイントメントが迫っていて、断念。
次回は是非。

The Loft - Bath


The Loft(ザ・ロフト)
1/2 Bartlett Street, Bath, BA1 2QZ

地図:



昨年の秋に駆け抜けた、バース取材でした。
次回は、またまた昨年の取材ネタで、陶器の街、
イギリス北部のStoke-on-Trent(ストーク・オン・トレント)の写真を。






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Bath (バース)の街

  • Posted by: Kotomicreations
  • 2015-07-07 Tue 10:33:48
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標本箱がやっとUKに帰ってきて、さーて、何から詰め込んだものか。
去年の某取材で、Bath(バース)へ行ってきた時の写真をまだ詰め込んでなかった、ので、その2014年10月のイメージを。


Bath - Town
バースの典型的な、18世紀ネオクラシカルな、ゲートウェイ。

Bath - Town
The Pump Room (パンプ・ルーム)の入口のファサード。
ネオクラシカルのギリシア・ローマ復古調の様式が、
ローマン・バスのイメージと、見事に調和する。
なので、18世紀にトレンディだった、イギリスのスパ・タウンの中でも、
バースが一番風情があるんじゃないかなー。
(バースの他にも、Buxton, Cheltenham, Harrogate,
Royal Leamington, Royal Tunbrideg Wellsなどが有名。)

Bath - Town


この時の取材は、メインがThermae Bath Spaサーメ・バース・スパ)。
スパ内は、お客さんが写るので、取材といえども撮影禁止。
プレス部が、写真を提供してくれる。
フォトグラファーは、スパで遊んでいただけの役得(笑)。



ここの、広報ヴィデオ。
この時の1ヶ月ぐらい前から、ジムに行き始めて、
そこに、プール、スチームルーム、サウナがあるので、
以前ほど、スパに飢えていなかったのだけど、
いついっても、何度いっても、サーメ・バース・スパは楽しい。
一日ふやけるまで、遊べてしまうー。
仕事自体はホテルとマーケットの撮影。これはまた、次回に。

余談: 何年か前の12月に行った時に、ここの屋上露天風呂(というか、温水プール)に入った。
入っている内は気持ちいけれど、出ると激寒。
寒さに強いはずの英人多数が、絶叫しながらローブをワシづかんで、屋内に駆け込む。
冬にいくと、寒中水泳のような「根性」が要る、一瞬だけど。

Bath - Town
Bath Abbeyはこの時は、中は行けずじまい。

Bath - Town
外観を、そそくさと撮影。

Bath - Town
移動の合間に、街をちょこちょこ撮影。

Bath - Town

Bath - Town

Bath - Town

Bath - Town

Bath - Town
細い路地の一角に、Bun(バン)を出す、ティールームがかたまっている。
バンというのは、複数形の「バンズ」の方が日本語では通じると思うけれど、
ハンバーガーに使われるような、丸型のパン。
その昔は、漂白粉を使った滑らかの生地の、
ふっくら甘みの付いた丸パン・・・というのは、UKではケーキも同然。
おいしいお菓子、ということになっていた。
バースも、この「バン」が名物。

Bath - Town
ここが一番有名な、Sally Lunn's(サリー・ランズ)。 
日本でも、よく知られている、はず。

The Bath Bun
それをわざと外して、隊長のチョイスは、The Bath Bun(ザ・バース・バン)

The Bath Bun
ここも、ノスタルジックなティー・ルーム。

The Bath Bun
ここのバンは、レーズンと大粒の砂糖のトッピング。

The Bath Bun
個人的には、何の変哲もないサリー・ランズのバンより、
ここの方が美味しく感じた。
しかし、炭水化物粉物の苦手な自分が、何をか言わんや・・・、だけど。

The Huntsman, Bath
夕食は、取材で泊まったホテルの向かいの、The Huntsman(ザ・ハンツマン)

The Huntsman, Bath
基本はパブだけれど、料理の美味しいガストロ系のワインバー。

The Huntsman, Bath
なかなかいい雰囲気。


次回も引き続き、バースから。
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Vienna Street - ヴィエナ(ウィーン)の街 -教会・公園・その他諸々編 -

  • Posted by: Kotomicreations
  • 2015-07-04 Sat 10:00:00
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オープニングの超余談:
自分ぐらいの歳になった(つまりー、50代真ん中ってこと)在海外日本人の人々が、激しく和食回帰する・・・という話を、近頃複数聞いたことがある。
自分の場合、近頃、ケチャップ味とか、イタメシ(ラザニア)類、ハンバーグなんかがやたら食べたくなっていたのだけれど、それは、そういうものを食べて育ってきたからで、もしかすると、「和食」というより、その人が「子供の時に食べていたもの」帰りするんじゃないかな?と、思い当たった。(和食って、あまり食べたことがないので、回帰しようないし・・・。)
すべてオーガニック・・・とはいかないまでも、なるべく自然な添加物のないものを食べるべく、自宅では日々精進(?)しているにもかかわらず(食事担当の配偶者氏が・・・の、意)、外に出た時にラザニア、ハンバーグ、ミートボール的ジャンクなモノを、ものすごく食べたくなったりする。まぁ、それも月に2回程度のことだから、今生のターニング・ポイント越えてることだし(?)と考えて、我慢はしないで好きなモノを食べることにしている。
じゃぁ、子供の時に、キャビアやフォアグラで育った人はどうなるんだ、高くつくことこのうえない。あ、しかし、そういう人はコレステロールで50代半ばまで、生き延びてないか・・・(笑)。 閑話休題。

やーっと、ヴィエナの写真シリーズの最終回までたどり着いた。今回は街のイメージで残っているものを、いろいろ詰め込むことに。


Piarist Church, Vienna
以前標本箱に詰め込んだ、Volkskundemuseum (オーストリー民俗博物館)の近くにあるPiarist Church
博物館の庭から、デコラティヴな尖塔が見えていたので、帰りに覗いてみた。

Piarist Church, Vienna
18世紀中頃の建造で、バロック的なるマリア母さま。

Piarist Church, Vienna
内装も濃厚にバロック。
礼拝時外はNave(身廊)を隔てるフェンスが閉められているので、
フェンスの隙間から撮った・・・、
なんてことをしなくても<このページ>に360°ヴューが公開されていた。
なかなかの迫力。

Piarist Church, Vienna
天使君達のディティールが美しい。

Piarist Church, Vienna


Karlskirche (St. Charles's Church), Vienna
教会といえば・・・、ヴィエナ名物Karlskirche(カールス教会)。
ここも内装が絢爛豪華、だ、そうだけれど、
残念ながら、夕方に通りかかっただけなので、
中を見るチャンスはなかった。

Karlskirche (St. Charles's Church), Vienna
この柱型の塔って、ローマ時代の何かだったよな・・・、
と、思っていたら、そうだ、V&Aにリプロが収められている、
ローマのTrajan's Columnトラヤヌスの記念柱)だ。
ここの教会の設計では、実際にそれをモデルにしたものなのだそう。
描かれているのは、皇帝ではなくて、この教会の守護聖人さん、
Charles Borromeoカルロ・ボッローメオ)の生涯。
16世紀イタリアの聖人さんで、ペスト禍下で人々の救済に尽力した。
この教会は、1713年に神聖ローマ皇帝カール6世が、
前年のペスト禍の終焉を記念(祈願)して、建造させたものなので、
最適の聖人さんといえる。

Stadtpark, Vienna
カールス教会の前に通り抜けてきたのは、Stadtpark(市立公園)。

Stadtpark, Vienna
何やらさかんに、水際を撮影している人々が。

Stadtpark, Vienna
近くによってみると、鴨の雛達がかえったばかり。

Stadtpark, Vienna
カウントしたら、全部で13羽って、多くないか?と思っていたら、
自然に詳しい友人曰くに、天敵に食べられたりして、ここからどんどん減っていき、
生き延びて成鳥になるのは、ほんの1-2羽程度なのだそう。
どこぞの大学受験より、競争率高いぞ・・・。

Stadtpark, Vienna
公園内の立て看板。
「ハトに餌をやるのは、ネズミに餌をやっているのだよ。」
そう、ハトはどこでも害鳥。
シュールでインパクトありの、ヴィジュアル。

Stadtpark, Vienna
ここの公園の名物、Johann Strauss II ヨハン・シュトラウス2世)の像。

Stadtpark, Vienna
別のアングルで。

Stadtpark, Vienna
ヤドリギのたっぷりついた、大木。

Stadtpark, Vienna
ちょうどチューリップが満開。

Stadtpark, Vienna
公園カフェの建物と、満開のマロニエ。
英語ではHorse Chestnuts(直訳:馬栗)と呼ばれていて、
ウチの庭なんかにも生えている、なんてことのない、もっさりした木。
フランス語で「マロニエ」というと、詩的に聞こえるけど、同じものだと最近知った・・・。

Vienna - street
古風な通りSpittelberggasseの、木陰カフェ・レストラン。

Vienna - street
公共交通機関の一部なのではないかと思うぐらい、よく見かける馬車。
もちろん、観光客向けなんだけど。

Vienna - street
ボウラー・ハットにウエィスト・コート(チョッキ)がなかなか粋なもの。
ときおり、Tシャツの馬丁さんも見かけたけど、
ドレスコードは徹底していただきたし。

Vienna - street
ツヤツヤで、よくめんどうみてもらっている感じの馬達。働き者。

Vienna - street
最後はTheater an der Wienアン・デア・ウィーン劇場)のPapagenotor(パパゲーノ門)。
モーツアルトの「魔笛」で成功したエマーヌエル・シーカーネーダーの建てた劇場。
ベートーヴェンが音楽監督をしていたことがあり、
「ベートーヴェン部屋」が現在でも残されているのだそう。
滞在していたアパートの入口を、出てすぐの角を曲がるとこの通り。
毎日この前を通って、マーケットに通っていた。

次回からは、ようやくUK+ロンドンに、標本箱は戻りますよ^^。




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Vienna Street - ヴィエナ(ウィーン)の街 -カフェ・お店・ライフボール編 -

  • Posted by: Kotomicreations
  • 2015-07-01 Wed 22:24:52
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今年も来ましたよ、Heat Wave(熱波)。30℃越したらヒィヒィなるってのは、日本の亜熱帯スタンダードからいうと「なめとるんか」だと思うけれど、そう、私は体質が冬仕様。そのうえ、6-7月は花粉症なので、なるべく窓を閉めている(クーラーは、住宅には普及していない)、なので・・・暑い。
とはいうものの、さすがいい加減なUK気候、明日は嵐が来て、来週からはまた21-22℃に戻るとか。「助かるぅ~」と喜んでいるのは、多分私だけかもしれないけど・・・。

6月にヴィエナの写真を終わらせるべく、突っ走ってたつもりだったのに、ジュエリーの方が、秋冬コレクションの仕込みに入ってきたら、どっとペースダウン。それでもなんとか、8月にノルマンディーに行くまでに、UK+ロンドンの話題を盛込めそう・・・な感じ。

今回は、ヴィエナのカフェやらお店のイメージなどを。相変わらず、あまり身動きが取れなかったので、滞在していたアパートの界隈が中心だけれど。


Café Sperl, Vienna
アパートの激近くの、カフェ、Café Sperl
マーケットで食材を買ったり、ミュージアムでお茶したり、で、
ウィーン名物なカフェに全然行けてない。
最終日こそ・・・と、よく通りかかって、目をつけていたこのカフェで、ランチにした。

Café Sperl, Vienna
地元ご近所感覚の人が多いので、なんとも思わずに、外の席に座ったのだけれど、

Café Sperl, Vienna
あとで、インテリアの本格的ヴィエネーゼ・カフェぶりに驚く。

Café Sperl, Vienna
話を聞いたら、1880年オープンのこのカフェで、
Josef Hoffmann(ヨーゼフ・ホフマン)を始めとするアーティスト達が、
セセッションの構想をねっていたのだとか。
確かにセセッション館からも400m離れているだけ。

Café Sperl, Vienna
1983年に歴史的様式に、復元改装されたそう。

Café Sperl, Vienna
その後1998年に"Austrian Cafe of the Year"を、
2004年に"Golden Coffee Bean"賞を受賞。

Café Sperl, Vienna
オーストリアン歴史建造物にも指定されている。

Café Sperl, Vienna
と、いえば、ランチの方もいかほど見事か・・・、
という期待は根こそぎひっくり返されて(笑)、
内容的には、マーケットや下町のカフェと同じ。
奥でボケてるのは配偶者氏のシーザーサラダ、これはまぁ、間違いないでしょう。
手前は興味本位でオーダーした、私のダンプリングのスクランブルドエッグ。
ダンプリング・・・って、つまり古くて食べれなくなったパンをミルクでふやかして、
団子状にしたもの(と、思われる)・・・で、
中華風なるダンブリング(餃子)の想像は激しく外れる。
そして、やっぱり塩辛い。

Café Sperl, Vienna
じゃあ、プディング(デザート)はどうか?っていうと、
期待したチョコレートケーキはちょうど売り切れてて、
結果、アップル・ストゥルードルを配偶者氏とシェア。
アップル・ストゥルードルって、イギリスの田舎のパブみたいじゃないか。
(つまり、洗練されてない感漂う・・・ということ。)
多分、多分、コーヒーは美味しいのだろう(と、思いたい)。
しかし、私はコーヒーが飲めなくて、配偶者氏はコーヒーがドクター・ストップ。
結果、チョコレート。これも・・・まぁ普通。
って、文句ばっかり書いてるけど、いや、内装はステキ、一見の価値は大あり。
そして、お値段の方は全然気取ってなくて、マーケット並みにお手頃。
なので、この内容でも当然といえば当然か・・・。

Café Sperl
Gumpendorfer Str. 11, 1060 Wien, Austria

地図:




Gumpendorfer Straßeの通りを、カフェから200mほど西に進んだところで、
インテリアで目を引いた薬局。

Saint Charles Apotheke, Vienna
Saint Charles Apotheke


Saint Charles Apotheke, Vienna
キャビネットは、1886年にオープンした時のものが使われている。
2006年に、現在のショップがオープンした。

Saint Charles Apotheke, Vienna
通常の医薬品の他に、バッチ・レメディー、ホメオパシック・レメディー、ハーブティンクチャー等の、
オルタナティブ医療薬も扱っている。
向かいの同名のお店は、ナチュラル化粧品を扱っている。

Saint Charles Apotheke, Vienna
ちょうど、UKのニールズヤード・レメディが、普通の薬局と合体した感じ。
風邪ひきの配偶者氏は、ホメオのアコナイトとエキナシア・ティンクチャーを、ここで調達。
お世話になりました・・・。

Saint Charles Apotheke, Vienna
奥の部分では、通常の医薬品が扱われている。

Saint Charles Apotheke
Gumpendorfer Str. 30, 1060 Wien, Austria

地図:





以下はランダムに、いろいろ目に留まったイメージを。

Vienna - shop window
薬局のほぼ向かいにある、アンティークショップ・・・、

Vienna - shop window
は、いつも閉まってたな。

Vienna - shop window
同じ通りにあった、バッグのアトリエ。

Vienna - shop window
古本屋さん。

Vienna - street
花屋さん。

Vienna - street


Vienna - shop window
ファッションのチェーンストアのウィンドウで、
クリムト・スタイルのドレスが展示されているのは、
毎年5月に開催される、エイズ救済チャリティーイベントの、
Life Ball(ライフ・ボール)に関連してのディスプレイ。

Life Ball - poster
今年のテーマが「Gold」で、イメージソースはクリムト。

これはonlineブックレット(モバイル・ディヴァイスでは見れないようです)。


その、ライフボールの、これは開催準備編:

なんだか、クチュールしかやらなくなったゴルチェ師匠も、コスチュームでかんでいる様子。

当日のセレブを含む来場者のエントリーの様子:



あ"~ぁ、Pride Londonもこれぐらいリキ入って美しかったらいいのにねぇ・・・。








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