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2015年12月 Archive

Christmas market in Düsseldorf (デュッセルドルフのクリスマス・マーケット)

  • Posted by: Kotomicreations
  • 2015-12-29 Tue 09:00:00
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先日1泊ででかけていた、デュッセルドルフのクリスマス・マーケットのイメージを今回。

1泊の予定だったのが・・・、格安航空会社German Wings(ジャーマン・ウィングス)を使ったのが、失敗のもと。
2日目帰りの夕方の便が遅れて、ゲートで2時間待たされた挙句に、その便がキャンセルになってしまった。航空会社が手配した、とてもきれいな空港ホテルに収容されたのは良かったのだけれど、翌日の朝7時の便をゲットするためには、5時半には空港入りしておいたほうがいいわけで・・・、実質横になれたのは5時間程度、実にモッタイナイ・・・。
ヨーロッパ内を飛び回っている短距離航空便は、いわばバスに翼がついたようなもので、一日に空港から空港をを繋いだルートを順繰りに飛んでいっている。つまり、どこかで遅れが出ると、どんどん遅れが積み重なっていって、夕方に最終ヒースローに戻る便にたいていしわ寄せが来る。
聞いた話だけれど、BA(英国航空)のような旧国営大手航空会社は、保有している航空機の数が格段に多くて、ヨーロッパ内のハブ空港に予備でスタンバイさせている航空機もいくつかあるそう。 なので、あまりにも遅れが積み重なったり、機体に不調が出た場合、そのスペア機を回して来るので、今回のような、遅延そのままなし崩し的にキャンセル・・・というようなことは、比較的避けられるのだとか。
次回もし、デュッセルドルフに行くことがあったら、30~40ポンド程度余分に払ってもBAで行こう・・・と、体力・根気のない中年は思うのだった。


Düsseldorf Christmas Market
話はそのデュッセルドルフの旧市街の中心、Marktplatz(マーケット広場)から。
彫像はJohann Wilhelm II, Elector Palatineプファルツ選帝侯・ヨハン・ヴィルヘルム)
その横にはクリスマスツリー。
このマーケット・プレイスを中心に、
何ヶ所に分かれてクリスマス・マーケットが出ている。

Düsseldorf Christmas Market
ドイツはクリスマスツリーの本場、
伝統的な赤や金のバウブル装飾に、
ライティングも、キャンドルライトを思わせる、暖色系。
イギリスはコンテンポラリー好きのせいか、
シルバー、ブルー、パープルに、クールな寒色系のLEDライトが主流。
個人的には、ドイツ式昔風の方が断然好み。

Bielefeld Christmas Market
話はそれるけれど、撮影に行っていた、
Bielefeldの町のクリスマスツリーも、とてもいい感じ。

Bielefeld Christmas Market
夜はこんなになる、あーぁ、ステキー。
ロンドンのはちょっとツマラン・・・ということに気がついた。

Düsseldorf Christmas Market
話をデュッセルドルフの方に戻して・・・、
スタンドで売られているクリスマス・グッズの色々。

Düsseldorf Christmas Market
クリスマス的なスパイスやオレンジの香りの、ポマンダーやリース。
ウチ用にいくつか買って帰った。

Düsseldorf Christmas Market
ガラス細工を売るスタンドでは、デモンストレーションも。

Düsseldorf Christmas Market
こちらは木彫工芸品を売るスタンド。
ここでも、木彫の実演中。

Düsseldorf Christmas Market
ドイツ的なるクリスマスの木製人形。

Düsseldorf Christmas Market
Nativity(キリスト降誕)の木彫ディスプレイ。

Düsseldorf Christmas Market
ジンジャー・ビスケットのような、大きなビスケットは、
どちらかといえばディスプレイ飾り用なのかな。

Düsseldorf Christmas Market
板絵のサンタさん。

Düsseldorf Christmas Market
マーケットの一角に回転木馬が出ていて、
その中に、タビー猫が魚を咥えて走っている。
猫を見たのははじめてだー。

Düsseldorf Christmas Market
紙で組み立てる式のライト・シェードがいろいろ。
幻想的なスタンド。

Düsseldorf Christmas Market
マーケット広場から、最寄り駅Heinr-Heine-Allee
(Google翻訳では、ハイヌハイヌ・アリーとしか聞こえんのだが・・?)駅
に繋がるショッピング街にもスタンドが続いている。

Düsseldorf Christmas Market
モルド・ワインを売ってたスタンド(だったと思うけど)の屋台の上には、
カラクリ風車が付いている。
一番上のプロペラが風で回って、中の人形たちがキリキリ回る。

Düsseldorf Christmas Market
人形たちが、たいがい不気味系(笑)。
もっと撮ったのに、曇天で暗い上に、
風が強いものだから回転が速くて、
なんとかブレなかったのはこの一枚だけ。

Düsseldorf Christmas Market
途中のビストロ路地の、Nativity(ネイティヴィティー)ディスプレイ。

Düsseldorf Christmas Market
メトロの駅を上がってきたところの、Heinrich-Heine-Platz(ハインリッヒ・ハイネ広場)のスタンドは、
確かエンジェル・マーケットと呼ばれていて、エンジェル達がスタンドの上にくっついている。
真ん中のバンドスタンド状のキャノピーの下は、モルドワイン+パブになっていた。
予定では、マーケットでドイツ・ストリート・フードでランチと思ってたのだけれど、
Bielefeldのホテルのビュッフェ朝食を食べ過ぎて、ちっともお腹が空かない。

Düsseldorf Christmas Market
で、このエンジェル君達、も・・・もしかして中国製?な表情。
近年ヨーロッパ・デザインのコピーやら、発注やらで、
仏像顔の天使君急増中のヨーロッパ商品市場(笑)。

Düsseldorf Christmas Market
文字通りエンジェルくん達大量販売中。

Düsseldorf Christmas Market
この広場から、建物を抜けて南側にある広場にもマーケットは続いている。
そこで売られていた、ガラス・・・に見えるけどプラスティックのデコレーション。
触らない限りガラスだと思うほど、よく出来ている。
ウチにも雪の結晶飾りを買って帰った。

My window decoration.
電池式のライン・ライトを巻きつけて、
仕事机の窓のクリスマス飾りになっている。


日本ではもう新年の飾り付けで、クリスマスはもう記憶から消去されているかとは思うけれど、ロンドンも含めて欧米圏はこのまま、1月6日まで、しんねり、じっくりクリスマス飾りとクリスマス気分に浸っている。
そのまっただ中・・・、ウチのPC3兄弟の一番上のお兄ちゃん、HPデスクトップが、ほぼ脳死。いや、フォトショップ入りペンタブPCと、ラップ・トップPCで作業はすべてつつがなく・・・ではあるものの、あったほうが便利な書類データが、お兄ちゃんデスクトップ内に凍結中。(重要な写真・帳簿類はストーレージ+クラウドでバックアップしているので大丈夫だけど。)
PC修理専門業者にメールで問い合わせておいたけれど、今日までは休日だったので、誰もメールもチェックしてないよね・・・(笑)。
お兄ちゃんデスクトップは、5年前の廉価品なので、そろそろ写真に特化したPCに買い換えるべく、心と口座内預金の準備はしてたけれど、また新年早々、何やかやテクノなことにブン回しされるかと思うと・・・ちょっと気が重い年の暮れ、でした。

なにかとトラブルは、日々の暮らしにつきものということで、ま、その先の新機種を楽しみにしてやり過ごすことに。
PC+家電機材ともども、家内安全なよいお年を!!





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Christmas 2015 - 今年のクリスマス

  • Posted by: Kotomicreations
  • 2015-12-26 Sat 09:29:01
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日本では確か・・・24-25日を過ぎたら即、ショップのディスプレイも何もかもが、お正月仕様に変更されて、クリスマス気分は来年の11月後半まで、遠い記憶の中に封印されてしまう・・・・んだった、と思うけれど、欧米圏では、正月はクリスマスの一部。
クリスマス気分は、クリスマスからの12夜があける(エピファニーでもある)、1月6日まで続行中。つまり、それまで、誰もどこも真面目に働こうとか思わないし・・・(笑)。
そんなわけで、今回も恒例の(?)ウチのヂミなクリスマスの様子を。

余談だけど、ドイツから帰ってきて(またこの話は次回に・・・)、クリスマス直前に新しいアンドロイド・フォンを入手して、セッティングも完了。2年の契約が切れたので、前回の、はじめての激安入門編機種Moto G(通称・元爺)氏は引退して、そのちょうど孫世代にあたると思われるMoto X Style(USAではMoto X Pureと呼ばれているのかな)に切り替えた。(日本語訳のレビューを見つけた<このページ>)。
元爺さんでもとりわけ不満はなかったのだけれど、激安機種だけあって、カメラがどうしようもない・・・。いまどきのiphone6なんかに比べると、目も当てられない・・・。そこで、慣れてきたMotorola(モトローラ)シリーズの中で、カメラ機能が急速に向上した、そして老人に優しい(?)大型機種のMoto X Styleに決定。(私なぜだか、クリエーター系なのに反アップル帝国で---多分あの明るいコンテンポラリーな感じが超苦手なんだと思う---WindowsとGoogle帝国の方に取り込まれている人質なのだった。)
以前の元爺が、激節電仕様だったので、それに比べるとちょっとバッテリーの持ちが劣るけれど、チャージ時間が短いので、便利さをカヴァーしている感じ。 すぐにX style君とも仲良くなった。
で、今回はX Style君の写真デヴューです・・・といっても、一眼に比べると広角すぎて、画角が自由にとれないし、ポストプロセスもPCのフォトショップのようには行かないし・・・まぁ、まだまだ一眼の重荷からは開放されないけれど・・・。
ヲタク閑話休題。


Christmas 2015
普段は家事全般担当の配偶者氏に代わって、
クリスマス・ディナーだけは私が担当。
ウチはオーヴンを使わないし、
面倒くさがりなので、基本的に1鍋料理しか出来ない。
そこで、毎年チキンの脚をル・クルーゼで煮込む。
先に、チキンとガーリックとジンジャーとカシューナッツを入れて、
オリーブオイルでこんがり表面を炒めておいてから、
トマト缶1缶・赤ワイン1カップ位とともに、ル・クルーゼに移動。
塩・コショウ、隠し味ショウユを足して、
クリスマス仕様のグリーンと赤の野菜たちを入れて、
ドライフルーツとナッツも入れて、
ローズマリーも乗っけて、もう40分位煮込む。
分量はすべてあるもの適当、なんでもカンで。
火を止めてから皿を用意している間の、
10ー15分休ましてから、盛り付ける。

Christmas 2015
出来上がり。あぁ、キャンドルライト暗い・・・。

Christmas 2015
メインの後は、プディングとお茶。

Yumi's blend Christmas tea.
お茶は、展示会でお世話になった由美さんから届いた、
彼女の特製ブレンド・クリスマスティー。
ハーブやスパイスが効いていてとても美味しい。
普段マグで入れるマグ茶しか飲んでいないので、
まともにポットで入れると、一段と美味しい。

Christmas 2015
クリスマス・プディングもミンスパイも苦手な私は、
ブラックフォレスト・ケーキがお気に入り。
今年は、Cookの冷凍版を買ってみた。

Christmas 2015
2人暮らしなのに、ハンパないサイズなので(8人分!!)、
プディングおかわり。

Christmas 2015
一体何年使いまわしする気か・・・という、
以前に日本から届いた、レーザーカットの3Dクリスマスカード。

Christmas 2015
そのまた後ろは、これまた毎年恒例の、
スウェーデン製エンジェルのキリキリ舞いチャイム。

Christmas 2015
今年は、配偶者氏得意の、リアル・ツリー+リアル・キャンドル復活。
キャンドルの小さいもので、
ケーキ用のキッチュ色しかないのが・・・ご愛嬌。
これに点火は後ほど、暗くなってから。

Christmas 2015
まずは腹ごなしの散歩・・・に行く前に、庭に出てみた。
今年は異常気象で、10度をほとんど下らないロンドン、
スイセンやチューリップが芽吹き始めた。
違う・・・まだ12月なんだ、
1月の終わりに(寒くなって)後悔すると思うけど・・・。

Christmas 2015
テムズ川で、これも恒例のカモメにパンをプレゼント。
今年のロンドン、クリスマスはDrizzle(霧雨)で、やたら暗い。
その上、連日台風級の突風が一時的に吹く。
(長くは続かない)。

Christmas 2015
そのままイキオイでKingston(キングストン)まで、
川沿いを歩く。

Christmas 2015
昨日まで買い物客でごった返していた、マーケット広場も、
今日は全店お休みで、誰もいない。

Christmas 2015
唯一オープンしていたパブで、休憩。

そして、強風霧雨の川沿いを歩いて帰る。

これまた恒例の「The Queen」、
女王陛下のクリスマススピーチの3:00pmには間に合わなかったけど、
ちゃんとBBC iplayerで、Moto Xで拝聴。

Christmas 2015
暖炉に火が入って、

Christmas 2015
クリスマスツリーに点火。
ぶら下がっている、薄板切り抜きのデコレーションは、
デュッセルドルフのマーケットで買って来たもの。

Christmas 2015
Danaさんにもらったプレゼントのひとつ、
ドライーベリー付の巨大チョコを割って食べながら、
クリスマスプレゼントの残りを開ける。

Christmas 2015
プレゼント達。
左下のゴス系Tシャツは、場違いにジムやズンバにこれで行く用(笑)。

今年も楽しい呑気なクリスマスでした^^。



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Happy Christmas (楽しいクリスマスを!!)

  • Posted by: Kotomicreations
  • 2015-12-24 Thu 09:00:00
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Happy Christmas for everyone.

楽しいクリスマスをお過ごし下さい。


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London in Christmas mode - クリスマス仕様のロンドン

  • Posted by: Kotomicreations
  • 2015-12-18 Fri 10:00:00
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前回は夏の庭で、今回はいきなり、冬に突入。
なんだか、暖かくてまったりした11月~12月のロンドンだけれど、確実にクリスマスは近づいて来ているらしい。
今回は、クリスマスの買い物に出た時の、クリスマス仕様のロンドンの様子を中心に。

クリスマスの買い物・・・といっても、プレゼントはハンドメイドか、ネット・ショッピングで、フィジカルなお店(実店舗)で買い物することがほとんどない私。 実店舗に行くとどこになにが売られているのか、検索機能がないので、途方に暮れる・・・というのは、立派なNerd(ヲタク)印かもしれんのだが・・・、ま、とにかく、唯一店に買い物に出るのは、Fortnum & Mason(フォートナム&メイソン)。
毎年夏にお世話になっている、ノルマンディー、ル・シャトー界隈の人々に、クリスマスプレゼントを送る。 
最初のクリスマスにPおじさんにF&Mのビスケット詰め合わせを送ったら、その中のダブル・チョコレート・ビスケットが激好評。「真ん中の大きなチョコレートのは、食べんといてくれ、ワシのや。」という、幼児発言が出るぐらいの執着ぶりだったそうなので、ダブル・チョコレート・ビスケットに事欠かないように、夏の滞在時の手土産と、クリスマス・プレゼントはこれが基本。
そして、フランス食にロンドンで対抗できるのは、まぁここぐらいしかなかろうというので、その他ノルマンディー組の皆さんにも、流れでF&Mということになっている。
今年も、11月末に早々に買い物に行ってきた。


Christmas decoration in London
ピカとGreenParkの間にあるF&Mに行くのには、
いつも人混みのやや少ないGreenPark駅側から歩いて行く。
The Ritzも、もうクリスマス仕様。

Christmas decoration in London

Christmas decoration in London

Christmas decoration in London

Christmas decoration in London
The Ritzのジュエリー・ショップのウィンドウ。

Christmas decoration in London
Piccadilly Arcade(ピカデリー・アーケード)の中もクリスマス仕様。
ちなみに、クリスマスツリーは、
ヴィクトリア女王の夫君アルバート公が、母国ドイツから持ち込んだもので、
19世紀以降、UKに普及した。
それまでは、こんな風なガーランド(花綱)式のデコレーションが、
クリスマス・デコレーションだったのだそう。

Fortnum & Mason Christmas display 2015
さて、F&Mに到着。

Fortnum & Mason Christmas display 2015
例年ここのクリスマス・ディスプレイは、
ロンドンのデパートメントストアの中でも、とりわけ優れもの。
今年は、若い年齢層にアピールするため、
アイスランド出身の人気イラストレーター、
Kristjana S Williams(クリスティーナ・S・ウィリアムス)とのコラボ。

Fortnum & Mason Christmas display 2015
イラストから3Dになった子達もいろいろ登場。

Fortnum & Mason Christmas display 2015

Fortnum & Mason Christmas display 2015

Fortnum & Mason Christmas display 2015

Fortnum & Mason Christmas display 2015
クリスマス・プディングはUK独特のケーキ。
確実に中世起源だろうと思わせる・・・、中世風というか、
洗練されてないというか、つまりけして美味しいものではないけれど、
英人家庭ではクリスマスに入用なもののよう。
ミンスパイも同様、歴史に遡っていっているお菓子。
ドライフルーツやナッツがキライなので、私はどちらもNG。
配偶者氏は、クリスマス・プディングはあまり好きでないそうだけれど、
ミンスパイは大好物で、クリスマスが始まる前から、
店頭に並び始めると買ってきては、食べ溜めしている。

Fortnum & Mason Christmas display 2015
私はチョコレートの方が専門。

Fortnum & Mason Christmas display 2015
お店の中に入って、

Fortnum & Mason Christmas display 2015

Fortnum & Mason Christmas display 2015
これは、大体いつも決まった場所に並べられていてわかりやすい。
これがPおじさん御用達のダブル・チョコレート・ビスケット、
正式にはChocolossus(チョコロサス)と呼ばれている。
世界最強のチョコレート・ビスケット、多分。

Christmas decoration in London
買い物を済ませて、この日は久しぶりにナショナル・ギャラリーを見に行った。
その途中で見つけた、ステキなクリスマスリース。
某ジェントルメン・クラブの入口にて。

ここからは、Covent Garden(コベント・ガーデン)界隈、
夜のクリスマス・デコレーション風景。

Christmas decoration at Seven Dials
Seven Dials(セヴン・ダイアルス)と呼ばれる、
七差路のあたりのショッピングエリア。
3Dのデコレーションが漂っている。

Christmas decoration at Seven Dials
その下を歩いて、Neal's Yard(ニールズ・ヤード)で買い物。

Christmas decoration at Neal's Yard
ニールズ・ヤードらしい、ナチュラルでシンプルなクリスマスツリー。

Christmas decoration at Covent Garden
そのあと、ぶらぶらコベントのピアッツァ方面に歩いて行く。
途中のレストラン前の賑々しいツリー。

Christmas decoration at Covent Garden
ピアッツァ前には、恒例の10m級のクリスマスツリー。

Christmas decoration at Covent Garden
かなりの迫力。

Christmas decoration at Covent Garden
ピアッツァの中のApple Market(アップル・マーケット)は、
Mistletoe (ミスルトゥ=ヤドリギ)モチーフのデコレーション。

Christmas decoration at Covent Garden
クリスマス名物、モルド・ワインや
ジンジャーブレッドを売るスタンドも出ていて、
気温は生ぬるいけれど、
クリスマス気分が徐々に盛り上がっているロンドンでした。


さて、日曜から月曜にかけて、ドイツのDusseldorf(デュッセルドルフ)と、そこからまた鉄道で移動して、Bielefeld(ビールフェドと発音するのかな・・・?)という町に撮影で滞在中。
ついでにクリスマス直前、ドイツの街のクリスマスの写真も撮ってくる予定。クリスマスまでに仕上がって、もう一度標本箱に詰めこめたらいいなー、と思うものの、これはちょっと未定。そんなわけで、標本箱は出張モードで、クリスマス開けまでお休みかも?です。
Have a lovely festive season!!



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Southside House(サウスサイド・ハウス) -3-

  • Posted by: Kotomicreations
  • 2015-12-15 Tue 10:00:00
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クリスマス・カウントダウンが始まってきたロンドン。
ちょうど年末の「師走」という感じで、「クリスマスまでに~を!!」みたいなデッドラインが、デッドラインのほとんど存在しない、ゆるいUKにも年に一度やってくる、それが、このシーズン。
今年は今のところ温かいけれど、相変わらず3時過ぎると黄昏れる、くっらい日々。
そんなシーズンおかまいなしで、標本箱は夏の庭、前回の続きでSouthside House(サウスサイド・ハウス)の庭のイメージを。


Southside House - Wimbledon
ガイドツアーの入り口は、この、庭に面した方の裏側の入り口。
ツアーの開始を待つ間、また、その後に、
庭の方は、ツアーではなくて、自由にのんびり散策できる。

Southside House - Wimbledon
これは裏側の入り口近くにある池。

Southside House - Wimbledon
裏側の入り口の先の、テラスと芝生。

Southside House - Wimbledon
その先にも、池とせせらぎが作られている。

Southside House - Wimbledon
これは芝生の方から、庭の奥を見たところ。
敷地は広いけれど、ヘッジで区切られて、
それぞれが少しずつ違った雰囲気の庭に。

Southside House - Wimbledon
上の写真の左側にせせらぎが続いて、その先には池がある。

Southside House - Wimbledon

Southside House - Wimbledon
池の向こう側に小さなテラスと、ガーデン・チェア。

Southside House - Wimbledon
池と反対側にヘッジがあって、その先にはまた別の庭。

Southside House - Wimbledon
ヘッジとボーダーに囲まれた一角。

Southside House - Wimbledon
そのまた隣は、少し開けた空間で、
ここには「Peter」に刈り込まれたヘッジが。
これは、このお屋敷の改装で「少佐」に協力していた、
兄弟のPeter(ピーター)のこと。

Southside House - Wimbledon
せせらぎに小さな橋が掛けられていて、
淡いピンクのスィートピーとジャスミンが満開。
甘い香りの橋を渡って・・・、

Southside House - Wimbledon
一番奥の壁には、ローマ風のトロンプルイユが。
これも多分、ペーターの手になるもの。
手前のクラシカルなアーンは・・・折れちゃった様子。

Southside House - Wimbledon
「甘い香りの橋」から、反対に屋敷の方を見たところ。

Southside House - Wimbledon
一番奥のローマ風のトロンプルイユの右側のエリアは、
キッチンガーデンで、野菜たちが元気に育っている。

Southside House - Wimbledon
そしてその手前は果樹園。

Southside House - Wimbledon
庭を一周りして、屋敷の方に戻ってきた。

Southside House - Wimbledon
屋敷の表側とを繋ぐパッセージの角にある、
グロット風の水盤。

屋敷と同様に、歴史的なスタイルと、
20世紀の歴史風「ハンドメイド」が入り混じって、詰め込まれていて、
庭だけでもなかなか面白いSouthside Houseでしたよ。





Southside House(サウスサイド・ハウス)
3-4 Woodhayes Road, London, SW19 4RJ

公開: 3月末~9月末の水・土・日曜、1:00, 2:00, 3:00PMにガイドツアー。
予約・詳細は英文で<このページ
地図:








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Southside House(サウスサイド・ハウス) -2-

  • Posted by: Kotomicreations
  • 2015-12-12 Sat 10:00:00
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今年は、なぜだかUKの取引先が静かで、USAや日本のお客様向けに出荷することが多くて、ということはつまり、12月2週目にはもう問い合わせも出荷もなくて、ちょっとのんびり。
次のシーズンの春夏コレクションの立ち上げも、当初の1月初めから、2月初めに諸事情あって遅らせることになったので、その点でもちょっとゆっくり。
今年はのんびりホリデー・シーズンを迎えられる・・・かな?そうだといいけど^^。

この前の<この標本箱>のSouthside House(サウスサイド・ハウス)のイメージの続きを再び。


公式のダイニングルームの次は、
この正面玄関ホールにあたる部屋に案内される。

Southside House -Wimbledon
初回の建物の表側の正面入口を開けると、
ちょうどこの玄関ホールに入ってくることになる。
部屋の大半を閉めているのは、
巨大な建造当初の暖炉。

Southside House -Wimbledon
件の「少佐」のコートがなにげに椅子にかけられていて、
さっき出先から帰ってきたところ、な、感じに、演出されている。

Southside House -Wimbledon
このホールの隣に、階段ホール、そのまた奥に、
控室のような部屋が続いている。

Southside House -Wimbledon
その控室の部屋のタペストリーは、
本格的な織物ではなくて、キャンバス地にペイントされたもの。
シアターのステージ背景だったものを持ってきた・・・、
という話だったと思う。

Southside House -Wimbledon
この部屋に掛かるエキセントリック「少佐」の晩年のポートレート。

Southside House -Wimbledon
もう一度手前の階段ホールに戻る。
ここも大仰なのことになっている。
そして、天井を見上げると・・・、

Southside House -Wimbledon
こんなことに・・・。

Southside House -Wimbledon
これは17世紀ではなくて、17世紀風に、
「少佐」と兄弟のペーターが装飾したもの。
中心の「よく出来た」絵画は、複製品か印刷物で、
それをまず天井にデクパージュして、その周りを
バロック風にペイントしていったもの。
まぁ、自分ちだったら、何してもいいですけどね(笑)。

Southside House -Wimbledon
そして、この階段を2階へと上がって、
2階の部屋を拝見。

Southside House -Wimbledon
最初のこの部屋は「プリンス・オブ・ウェールズの部屋」と呼ばれている。
王太子Edward(エドワード=後のエドワード7世国王のことだと・・・?)
この王太子がこの屋敷に滞在したことは、
記録に残っているのだけれど、実際にこの部屋に滞在した、
というわけではなくて、この部屋は王太子をイメージして、
「少佐」が作り上げた「作品」ということのよう。

Southside House -Wimbledon
この「濃い」インテリア、どことなく
デニス・シヴァーズ・ハウス」を連想したりして・・・。

Southside House -Wimbledon
ベッドと反対側の壁に面したキャビネットの中に、
この屋敷に伝わる18世紀~19世紀の、
有名人にまつわる小物が収蔵展示されている。
例えば、右手前のピルケースは、
ここに滞在したエドワード王太子が、
このピルケースの「のど飴」を食べた・・・とか。
この手描きのラベルも、たしか「少佐」の手になるもので、
晩年はここの屋敷の一部を、現在のような形で一般公開していたそう。
その時の話題に、このようにして展示された、という話。

Southside House -Wimbledon
その次の部屋は書斎。

Southside House -Wimbledon

Southside House -Wimbledon
少佐の父は、スウェーデン王室付の内科・精神科医で、作家でもある、
Axel Munthe(アクセル・マンサ)。
(母がイギリス人で、この屋敷を建てた、Pennington(ペニントン)家の末裔だった。)
ある時には、聖書に次ぐベストセラーと称される、
「The Story of San Michele (サン・ミケーレ物語)」を、
1929年に英語で英出版社から出版したことで有名。
(日本語訳はされていないし、日本では全く知られていないけれど。)

Southside House -Wimbledon
この机で、このタイプライターで「サン・ミケーレ物語」が書かれた・・・、
という説もあるのだけれど、これは「少佐」が話を「盛っていた」そうで、
実際にはこの部屋が完成した時期と、
この本の執筆の時期は、一致していないので、
現実にはあり得ない話なのだそう。

Southside House -Wimbledon
右の軍服のポートレート写真が、スパイ特殊部隊時代の「少佐」。
その手前が彼の帽子。

Southside House -Wimbledon
最後に案内される部屋が、音楽室。

Southside House -Wimbledon
この部屋にもまた、伝説があって、
ここから比較的近い、Merton(マートン)に屋敷を構えていた、
ネルソン提督と愛人のレディ・エマ・ハミルトンが、
この屋敷を、この部屋を訪れたとされている。
そこで、ここに彼女の肖像画が・・・。
お城やお屋敷の公開っていうのも、ヴィジターの興味を引き付けるには、
「歴史的有名人のXXが泊まった、訪れた」のような話題が、
いろいろ必要なようで・・・なかなか大変かも(笑)。

Southside House -Wimbledon
いや、私はインテリアの写真撮れるだけで、
話題はなくても、大満足ですけどね。
これは、音楽室の反対側の一角。
この部屋では、現在でも室内楽のコンサートや、
レクチャーなどの、イベント会場として活用されているそう。

Southside House -Wimbledon

Southside House -Wimbledon
最後に、20世紀初頭のドレスをいくつか展示している部屋を、
見て回って、ツアーは終了。

Southside House -Wimbledon

次回は、ここの庭のイメージを。




Southside House(サウスサイド・ハウス)
3-4 Woodhayes Road, London, SW19 4RJ

公開: 3月末~9月末の水・土・日曜、1:00, 2:00, 3:00PMにガイドツアー。
予約・詳細は英文で<このページ
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Kotomiジュエリー - Etsy(エッツィー)/Amazon.com 新リスティング

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前回の標本箱の「Etsy(エッツィー)ショップ - 日本語ヴァージョン」にとりかかったきっかけが、今回のリスティング。
おかげさまで、またEtsy/Amazon両ショップで売りが出て、するとお店が手薄になってくる。そこでまた、追加投入ということになって・・・あぁ、多分クリスマス商戦(特に海外向けは)終わってるんだけどーと、思いつつも、ショップの見栄えは保ちたいので、以下12アイテムの新リスティング。
(実際には13アイテムをリスティングしたら、数時間後にオーダーが入って、今日あたりギルフォード郊外のお客様宅に着いている頃。)

いつものように、画像をクリックで各ショップの販売ページに飛びますよー。
(あぁ、Amazonはサイトは日本語仕様になってません・・・USAのサイトです。)


N-3395 US$135
スモーキークオーツとクリスタルガラス石のクロス・ペンダント・ネックレス

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N-3575 US$130
ルチルクオーツとクリスタルガラス石のクロス型ペンダント

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N-3595 US$145
ルチルクオーツ・クロス・ロングペンダント

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ルチルクオーツとクリスタル・カット石のクロス・ペンダント

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N-3663 US$
ルチル・クオーツと淡水パールのネックレス

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N-3741 US$195
淡ミント色アマゾナイトとクリア・カット石の、部分2連クロス・ネックレス

kotomijewellery
Etsy Shop

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N-3778 US$
淡ミント色アマゾナイトと白パールのペンダント・ネックレス

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N-3811 US$150
淡スモーキークオーツとクリスタルガラス石のドロップ型、部分2連ネックレス

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N-3816 US$
スモーキークオーツとシャンパン色クリスタルガラス石のチャーム型ネックレス

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N-3826 US$110
シャンパン色とグレイのクリスタルガラス石と、スモーキークオーツ・ビーズのネックレス

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N-3833 US$125
スモーキークオーツとクリスタルガラス・カット石のクロス型ペンダント

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N-3951 US$145
スモーキークオーツの星形ロングチェーン・ペンダント

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以上12アイテムの新リスティング。
またぜひ覗いてみてくださいね^^。






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Kotomiジュエリー - Etsy(エッツィー)ショップ - 日本語ヴァージョン完了!!

モバイル用、
Bloggerバージョン
Mobile version on Blogger:
http://kotomicreations.blogspot.co.uk


Southside House(サウスサイド・ハウス)の話の途中だったけれど、Etsyショップ日本語化の、2日間の突貫作業が出来たので嬉しくなって、また広報活動標本箱に・・・。

Etsy自体が2014年頃から、日本マーケット進出のために、サイト自体を日本語に切り替えるシステムを準備していた。
日本語の前に、スペイン語・ドイツ語・イタリア語ヴァージョンができていたようだけれど、日本語はかなり手間取っていたようで、確かこの秋頃からの開始だったように思う。
(ただしまだ「Etsy 日本語版は準備中です。お気づきの点があればお気軽にコメントをお寄せください。」のバナーが、トップについているけど。)
日本から、Etsyショップを覗いてくださった方は、ある時からサイトが日本語で出てくるようになった・・・のじゃあないかと思う。
「思う」というのは、ウチがUKからのアクセスで、UK英語設定なので、ずぅ~~~~っと何の変わりもなく、英語版のままで、日本語版ができている・・・というのはウワサにしか聞いてなかった状態だったので。
で、Etsyの器自体は、日本語ヴァージョンになっているのに、ショップ中の出品アイテム表記や、ショップの説明が英語のまんま、ほかっていた・・・というわけです。(言語脳弱いので、英語で書いたら、それを日本語に訳すのがちょっと手間どる・・・という、言い訳。)

せっかく日本語も(かろうじて)できるのに、日本のお客様もいるのに、モッタイナイので、やりましたよ、ついにやりましたよ、Kotomiジュエリー Etsy(エッツィー)ショップ 日本語ヴァージョン完了!!


Etsy- Japanese page
ショップ名で検索してもらうには、
正式英語ショップ名「KotomiCreations」でないと出てこなくて、
「コトミクリエイションズ」とか、「Kotomiジュエリー」じゃあ、出てこないんですよ。
なので、ブックマークしといてくださいね^^。

そして、日本からのアクセスだと、通貨も自動的に日本円に換算されてる、かと?
ウチはUKポンド表記なので、スクリーンショットの時に、
そこまで直しておくのを忘れた・・・。
ちなみに、EtsyはUSドル建てが基本なので、
それ以外のUKポンドや、JP円には機械的に毎日換算されて表示される。
なので、毎日ビミョーに、価格変動しているはず。
USドル安の時に買うとお得、ってことです。



Etsy- Japanese page
アイテムのページはこんな風。
まだ、「素材」の書き込みを日本語にするシステムはできていないようだけど、
商品詳細のところで、記されているので、まぁ、だいたいご理解いただけることと。



Etsy-about-shop-japanese
これが、難儀な「About Shop」、日本語訳では「ショップ詳細
(なんでまた、スライドショーが「散らかってる仕事机」のところで、
よりによってスクリーンショットするかな・・・。)
これを日本語訳するのがメンドーで、ずっとホカってたんですよ、実は。
日本語コピーとしては、ちょっとぎこちないけれど、
完璧を期してできないより、
完璧でなくてもとにかく出しちゃってから、
後でなんとかすりゃーいいという、ゆるい英人発想(笑)で完成。


日本からアクセスすると自動的に、
この日本語ヴァージョンになるようだけど、
日本外で、でも日本語ヴァージョンが見たい場合は、
手動で切り替えることができる。
(えーっと、PC/タブレットでは切り替え可能と判明。
スマートフォンのアプリケーション上だと、
まだ切り替え機能がない・・・と思われる。)

Follow up 11-12-15:
Etsyに問い合わせてみたら、
スマートフォンの場合は、app上ではなくて、
フォン自体のセッティング>General (一般、かな?)>言語・地域
で日本・日本語にすると、app上で自動的に切り替わるんだそう。
実際にやってみたら、確かに、ちゃんと日本語になった。

どのページでも、一番下までスクロールすると、
(例えば、上のスクリーンショットのページなら、
上の画像よりもっと下まで、スクロールすると、)

Etsy-language-setting-visual
画面の一番下に、切り替えボタンが付いている。
ここで、自分の所在地・言語・通貨を切り替えることができる。


ショップの他言語ヴァージョンをオープンするかどうかは、ショップ・オーナーが決めることで、「その言語ヴァージョンを作ったということは、その言語でお客様に対応できるということですよ。」という、Etsyからの念押しがちゃんと付いている。
そんなわけで、Etsyの大半のショップは、日本語になった・・・というわけではないのですよ、残念ながら。
(英語の商品詳細ページには、自動翻訳の機能がついているので、ほんの少しは参考にはなるかと。)

あと、決済等でEtsy自体から問い合わせが、購入者にメールされるケースもなきにしもあらず。 これは無残にも英文なのですわ。
(あるいは、なにかトラブルが起きた時に、Etsyに問い合わせる・・・、これも英語のみ。)
こんな場合は、左コラム「ショップオーナーに連絡 」の青いボタンから、連絡いただければ、即刻日本語訳して、対応方法をアドヴァイスさせていただきますので、ご心配なく^^。


KotomiジュエリーEtsyショップ
KotomiCreations
を、今後ともよろしく^^。



そして、この数日で追加出品した、アイテムのご紹介を次回に。(で、サウスサイド・ハウスの続きはその後に・・・。)





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Southside House(サウスサイド・ハウス) -1-

  • Posted by: Kotomicreations
  • 2015-12-02 Wed 10:00:00
  • 場所
モバイル用、
Bloggerバージョン
Mobile version on Blogger:
http://kotomicreations.blogspot.co.uk


今回また夏のロンドンに逆戻りで、7月に訪れたSouthside House(サウスサイド・ハウス)のイメージを。

ウチからさほど遠くないWimbledon(ウィンブルドン)、駅から北の丘の上のヴィレッジに上がっていって、Wimbledon Common(ウィンブルドン・コモン=コモンというのは、パークとはまた違うんだけれど、とにかく自然のままで残されているオープンスペースのこと)の南に面して建っている、レンガ壁に囲まれた17世紀に由来するお屋敷。
このエリアに、子供の頃住んでいた配偶者氏(今から、さかのぼること65年位、前世紀の50年代の話ですよ、つまり・・・)、古いレンガ壁の中に古いお屋敷があって、隠者紳士が、外界から隔絶して暮らしている、というのを聞いたことがあるのだそう。 前を通るたびに、その壁の奥の家を、ちょっと不気味な思いで眺めていたことを、今でも覚えているとか。
その「不気味屋敷」、実は興味深いインテリアで、その上、3月末~9月末の夏の期間、週に3日、1日3回のガイド・ツアーで公開されているという情報をキャッチしたので、さっそく申し込んで訪れてみることにした。


Southside House - Wimbledon
レンガ壁に囲まれたゲートに、現在は公開時などの情報が掲げられていて、
ここが歴史的建造物だとわかる。

Southside House - Wimbledon
Robert Pennington(ロバート・ペニントン)が1687年に建造した屋敷。
彼は、イギリス市民戦争でチャールズ1世が処刑された後、
クロムウェル独裁のコモンウェルスから逃れた、
チャールズ2世に伴って、オランダに亡命していた。
クロムウェルの死後、戴冠するチャールズ2世とともに帰国。
その後、息子をペストで亡くした後に、
当時ロンドンからは離れた村落だったこの地に、引退する形で移住した。
その折にオランダからの建築家に発注して、この屋敷を建造したのだそう。

Southside House - Wimbledon
上の写真のネオ・クラシカルのエントランスは、明らかに後年18世紀後半の改修で、
この写真でよく見える、ベイ・ウィンドウが、一方だけに付いている・・・、
と、いうのも、なんだか奇妙な構造。
壁に建物が付随していた痕跡なども見えるので、
色々と、後年の改築が行われていたもののよう。

Southside House - WimbledonSouthside House - Wimbledon


Plenty(豊穣)とSpring(春)と呼ばれる対の彫像は、
ロバート・ペニントンの妻と娘をモデルにしたといわれる。

この正面玄関は、現在は使われていなくて、
公開時の出入りも、裏の庭側に面した玄関から。

Southside House - Wimbledon
これがその、裏の方の現在の玄関。

Southside House -Wimbledon
中から見たところ。
夏の真っ盛りで、キュレーターと思しき人が庭仕事にも精を出している。
この屋敷は現在でもロバート・ペニントンの子孫が、
一部に居住しながら、トラストとして一般公開されているということなので、
ここで案内してくれたガイドさんやら、
その次のグループを案内していたガイドさんやら、
実は家族か親戚なんじゃーないか・・・と、
皆さんのアットホームな感じから、想像するのだった。

Southside House - Wimbledon
現在の玄関から入ってすぐの、ホールにあたる部屋。
2枚の17世紀と思われる絵画が、この部屋をぐっと格調高くしている。

Southside House - Wimbledon

Southside House - Wimbledon

Southside House - Wimbledon
部屋の一角に置かれた、人形劇のおもちゃは、
最近屋根裏から見つかったものだとか。

Southside House - Wimbledon
ここの最後の当主Major Malcolm Munthe(マルコム・マンザー少佐)が、
子供の頃このシアターで遊んでいたのだそう。


この通称「Major(少佐)」が、ここでの話の中心人物で、イギリスのみならずスエーデン、イタリーで養育された経験・人脈から、第二次世界大戦中は、スパイ活動用の特殊部隊に配属されていた。
戦後は、政界に進出を試みるが果たせず、その後は、相続したこの屋敷や、イタリア、スウェーデン、イギリス・ヘレフォードシャーの屋敷を維持・補修に専念する。(戦時中の負傷や極限下状態によるトラウマから、隠遁癖があったとされている。)
この後に出てくる様々な、シアトリカルというか、大仰なというか・・・な、修復・改装を導入した、(某王族の一人に、「最後の真のイギリスの奇人」とも称される)彼のテイストの根源には、この、オモチャ・オペラがあるのではないか・・・というので、ここにフィーチャーされている。
そして、ウチの配偶者氏が、子供心にちょっと不気味に感じていた、謎の隠者紳士はつまりこの「少佐」だったと判明したのだった。


Southside House - Wimbledon
この部屋に描かれた、母方のPennington-Mellor(ペニントン・マラー)家の紋章。
素朴というか・・・ちょっと素人っぽい描き方だと思ったら、
ここの屋敷の修復を手伝っていた、
「少佐」の兄弟・Peter(ピーター)の描いたものなのだそう。
兄弟なのに、彼の話はほとんど出てこなくて、
ロンドン市内の屋根裏で、ボヘミアンな暮らしをしていた・・・、
ということだったので、彼もエキセントリックな、
ドロップ・アウト氏だったのかもしれない・・・?(これは想像。)

Statue of John Axel Viking Pennington Munthe, Southside House
Photography by Jessica Mulley
私は見事に撮り忘れてたので、借り物写真だけど、
そのピーター氏の彫像が入口側のコートヤードにあった。

Southside House -Wimbledon
入口ホールの部屋から、次の部屋をつなぐ廊下には、
ポートレートがぎっしり。
私の聞き覚えが間違ってなかったら・・・、
全部がオリジナルではなく、幾つかの肖像画とマッチするように、
20世紀に制作されたものも含まれているのだとか。

Southside House - Wimbledon
その先の小部屋にある肖像画。
これにもまた裏話があって・・・、この方女性に見えるけれど、
実は18世紀のフランスのスパイ、Chevalier d'Eonシュヴァリエ・デオン)。

Southside House - Wimbledon
の、手紙もコレクションに入っている。
確か「少佐」のコレクションで、同じ「スパイ」境遇から、
シュヴァリエ・デオンに興味を持っていた・・・という話だったと思う。
(ちょっと記憶があいまい・・・。)

Southside House - Wimbledon
デオン氏のカリカチュア。
80年代にトガってた、Andrew Logan(アンドリュー・ローガン)氏の、
ALTERNATIVE MISS WORLD(オルターナティヴ・ミス・ワールド)のコスチュームって、
こんなの
ちゃんと、18世紀の元ネタがあったんじゃーないかー(笑)。

あー、余談が多くて、なかなかインテリアにたどり着かない・・・。

Southside House - Wimbledon
次の部屋は、プライベートのダイニングルーム。
テーブルの上にかかるランプシェードは、現代のもので、
カップケーキ用の紙カップを、いくつもホッチキス留めしたもの。
誰かの作品?かなりインパクトがあった。

Southside House - Wimbledon

Southside House - Wimbledon

Southside House - Wimbledon
これはティーンエイジャーのときの仮装した少佐を、
ピーターが描いた・・・だったような、あれ?その逆だったかな?
かなり聞いた話の記憶が曖昧になってきている。

Southside House - Wimbledon
壁には壁紙ではなくて、「壁布」でタペストリーのように覆われている。

Southside House - Wimbledon
その次に案内されるのが、このオフィシャルなダイニングルーム。

Southside House - Wimbledon
ここの絵画もお見事に、壁面スペースにフィットしているけれど、
ここのは20世紀に描き足したものではなくて、17-18世紀のものだそう。

Southside House - Wimbledon

Southside House - Wimbledon
この部屋の入口の横の暖炉。


ここにもまた、裏話があって・・・、2010年にここで火災がおきて、その後の修復工事中に、この暖炉の床下に秘密の小部屋がみつかった。その小部屋の中には、トランクに詰められた弾薬やら、銃やら、マシンガンやら・・・が見つかった。警察が呼ばれて、周辺住民も避難させての、回収作業が行なわれた。 万一、下の小部屋に火が回っていたら、大爆発になるところ・・・だったそう。
これも少佐の、ちょっと「メンタル」な部分をほのめかすエピソードなのかもしれない。


Southside House - Wimbledon
そして、その暖炉と入口のドアの間に、
なにげに挟まっているのが・・・げっ、
Burne-Jones(バーン・ジョーンズ)!!

Southside House - Wimbledon
あー、びっくりした・・・。

Southside House - Wimbledon
そして、次回もまだお屋敷拝見は続きますよ。



Southside House(サウスサイド・ハウス)
3-4 Woodhayes Rd, Wimbledon, London SW19 4RJ
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地図:


























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