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Rijksmuseum(国立博物館)2016, アムステルダム -2-

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やっとRijksmuseum(ライクス・ミュージアム=国立博物館)の絵画のイメージまでたどり着いた。

ここは、ヴァーミエ(フェルメール)やらレンブラントやら、有名ドコロの絵画満載。しかし、そんなものはどこにでも載っているわけだし、切り口を変えて、自分内アンテナに引っかかってくる、絵画のテーマごとの括りにしてみようかと思う。有名ドコロがテーマに入っていれば出てくる・・・的な曖昧な扱いで行ってみる。
まず今回は、Still Life(静物画)をテーマに。


Feston of Fruits and Flowers, Jan Davidsz de Heem, 1660-70
Festoon of Fruits and Flowers, Jan Davidsz de Heem, 1660-70
花とフルーツの花束。
17世紀以降のオランダ絵画の中心の一つ静物画。
アレゴリー云々が秘められていたりするのだけれど、
純粋に装飾的で華麗なもの。

Feston of Fruits and Flowers, Jan Davidsz de Heem, 1660-70
ディティール。


Still Life with Flowers, Balthasar van der Ast, c.1625-30
Still Life with Flowers, Balthasar van der Ast, c.1625-30
17世紀当時の「博物誌」興味も、こういう静物画に反映されていると思う。
多種多様な花だけではすまされないで、果物、昆虫、貝、などなどが、
画家の力量発揮の小道具に駆り出される。

Still Life with Flowers, Balthasar van der Ast, c.1625-30
ディティール。


Banquet Still Life, Adraen van Utrecht, 1644
Banquet Still Life, Adraen van Utrecht, 1644
食べ物フルコース+宴会用楽器+賑やかしのペットたち。
究極の豊かさの象徴のような・・・。

Banquet Still Life, Adraen van Utrecht, 1644
ディティール。
シェルを使ったスタンド容器は、塩入れと装飾を兼ねたもの。


Still Life with Flowers in a Greek Vase - Allegory of Spring, Georgius Jacobus Johannes van Os, 1817
Still Life with Flowers in a Greek Vase
- Allegory of Spring, Georgius Jacobus Johannes van Os, 1817
時代は200年弱下って、19世紀前半の伝統にのっとった静物画。

Detail - Still Life with Flowers in a Greek Vase - Allegory of Spring, Georgius Jacobus Johannes van Os, 1817
19世紀ごろには、油彩絵の具の質も発展していて、
この花弁の盛り具合は、17世紀にはなかったもの。


A Bowl of Strawberries on a Stone Plinth, Adriaen Coorte, c.1696
A Bowl of Strawberries on a Stone Plinth, Adriaen Coorte, c.1696
時代は17世紀に戻って、文字通り「静かな」静物画、
アドリアーン・コールテの作品は、ミニマリスティックで、その分、現代的でもある。

Still Life with Asparagus, Adriaen Coorte, 1697
Still Life with Asparagus, Adriaen Coorte, 1697
これもアドリアーン・コールテ。
ほとんどが小作品で、活動していたジーランドの、
ミドルバーグ(Middelburg)以外ではまったく無名だった。
20世紀の中頃から、そのミニマリスティックなテイストが再評価されはじめ、
2008年のUSAに渡った巡回展の大成功から、
一躍ダッチ・バロック絵画のセレブ入りを果たしている。

A Spring of Gooseberries on a Stone Plinth, Adriaen Coorte, 1699
A Spring of Gooseberries on a Stone Plinth, Adriaen Coorte, 1699
「ミニマルよりデコラティブ」がモットーの私でも、
印象に焼き付いた、心に染み入るような描写。

A Spring of Gooseberries on a Stone Plinth, Adriaen Coorte, 1699
ディティール

Shells on a Stone Plinth, Adriaen Coorte, 1698
Shells on a Stone Plinth, Adriaen Coorte, 1698

Shells on a Stone Plinth, Adriaen Coorte, 1698
ディティール


Emblematic Still Life with Flagon, Glass, Jug and Bridle, Johannes Torrentius, 1614
Emblematic Still Life with Flagon, Glass, Jug and Bridle, Johannes Torrentius, 1614
これは、アドリアーン・コールテじゃないけれど、静謐なオブジェの静物画。
この絵画のように、黒のバックグラウンドに、
静物が浮かび上がるように描く手法は、コールテに相通じるもの。
コールテの手法は、その17世紀末期にまで、
このような17世紀初期のスタイルを研ぎ澄まして伝承してきたものと考えられている。

次回も絵画編、まだまだ続きますよ。




Rijksmuseum(国立博物館)
Museumstraat 1, 1071 XX Amsterdam

開館:毎日 9:00am- 17:00pm 
(クリスマスも、New Years Dayも、国王誕生記念日もオープン)

入場料:大人17.5ユーロ、特別展とのコンバイン・チケットだと25ユーロ。
チケット売り場がかなり並ぶ、という話なので、E-チケットが推奨されている。
プリントアウトを持っていけば、そのまま直接館内入口に向かい、
係員にプリントアウトをスキャンしてもらうだけ。
チケット、プリントアウトを持っている限り、その日の内の出入りは自由。
毎回、入口でスキャンして入れてもらう。

地図:

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