Home > 2016年09月

2016年09月 Archive

Kotomiジュエリー - Etsy(エッツィー)新リスティング

モバイル用、
Bloggerバージョン
Mobile version on Blogger:
http://kotomicreations.blogspot.co.uk


再び連日スケジュールの詰まった週をやり過ごしていて、標本箱更新遅れてました。
まだまだブリタニー・ドライヴの話は続くのだけれど、その途中に、ようやく秋冬ジュエリーが、KotomiCreations Etsyショップに、出揃いましたー。
で、結局、Handmade@Amazon(ハンドメイド@アマゾン)の方のネット・ショップは、ついに撤退閉店してしまいました。
やっぱり、日本語表記になったEtsy(エッツィー)は、日本のお客様には便利なようで、よくお買い上げいただいています、ありがとうございますー^^。
そんなわけで、今回も20アイテム投入。実は22アイテム新リスティングしたのだけれど、空いた時間にチマチマ、リスティングしていたら、このブログを書く前に2アイテムが売れていってしまって・・・20アイテムとなった次第。
まずは、どんどんご紹介を。


N-4454 $90
スモーキークオーツ・ドロップ型、
ロングチェーン・ペンダント



N-4441 $105
スモーキークオーツ大型クロスペンダント・ネックレス



N-4435 $105
スモーキークオーツとクリスタルガラス・カット石のペンダント



N-4433 $115
スモーキークオーツ大型クロス
ペンダント・ネックレス



N-4411 $95
ラブラドライトとガラス・カボション石のダイヤ型
クロス・ネックレス・ペンダント



N-4403 $100
ラブラドライト石とグレイ・クリスタル・カット石の、
クロス・ペンダント



N-4400 $110
ラブラドライト・カボション石の大型クロス・ネックレス



N-4393 $100
スモーキークオーツとクリスタル石の、
ドロップ型ロング・ペンダント



N-4374 $95
ラブラドライトとグレイ淡水パールの、
ロング・チェーン・ペンダント



N-4371 $105
ラブラドライト石の大型クラスター・クロス、
ロング・チェーン・ペンダント



N-4309 $100
グレイ・クリスタルガラス石と、グレイ淡水パールのネックレス



N-4297 $110
スモーキークオーツとシャンパン色クリスタルガラス石の、
チャーム型ネックレス



N-4291 $125
ラブラドライトとグレイ・淡水パールの
チャーム型ネックレス



N-4288 $105
テクスチャー入ガラス・カボションと曇水晶の
チャーム型ネックレス



N-4275 $105
グレイー・グリーン・ジャスパー、シールド型、
ロングチェーンペンダント



N-4269 $100
グリーン・ジャスパー石とグレイ・クリスタル・カット石の、
ロング・クロス・ペンダント



N-3801 $95
モノトーン・ドロップ型アゲート、クリア・クリスタル・カット石と、
ヴィンテージ・フロスト・ガラスビーズのロング・チェーン・ペンダント



N-3774 $130
クリアクオーツ(水晶)のチャーム付、フリンジ型ネックレス



N-3381 $180
ラブラドライトとガラス・カボション石の、
チェーン・ドレープ付、クロス型ネックレス



N-2948 $100
ラブラドライト石とガラス・カボションの
ペンダント・ネックレス



以上20アイテムの新リスティングでした。

その他、写真作品やRevamp(サルベージ・アクセサリー)を含めて、
全63アイテムを、ぜひKotomiCreations Etsyショップでご覧下さいね。




*************************

by KotomiCreations

Etsy            Flickr            Instagram



  • Comments (Close): -
  • TrackBack (Close): -

Abbaye de Beauport-2 (ボーポール修道院-2)- Brittany Drive (ブリタニー・ドライヴ)

  • Posted by: Kotomicreations
  • 2016-09-22 Thu 11:57:42
  • 場所
モバイル用、
Bloggerバージョン
Mobile version on Blogger:
http://kotomicreations.blogspot.co.uk


また、プチ修羅場をのりこえていて、標本箱更新が止まっていたけど、第一弾プチ修羅場クリア。
明日また第二弾プチ修羅場があるので、ちょっとまだ不定期更新だけれど、夏のブリタニー話は続きますよ。(季節はすーーーっかり秋なんだけどね。)

Abbaye de Beauport (ボーポール修道院)のrefectory(レフェクトリー=食堂)だったエリアから。


Abbaye de Beauport, Brittany
この壁、というか・・・窓のエリアは、
頂点が丸いノルマン/ロマネスク様式の窓なので、
(先の尖ったゴシック窓より)古い時代のものではないかと思う・・・。

Abbaye de Beauport, Brittany
あちこちに建物と建物をつなぐ部分の石組みも残っていて、
そこに植物を植え込んでガーデン風に構成されている、ステキ空間。

Abbaye de Beauport, Brittany

Abbaye de Beauport, Brittany
旧レフェクトリーの廃墟を外側から見たところ。

Abbaye de Beauport, Brittany
手前に見える門柱から先(つまり立ち位置の後ろ側)が、
修道院の庭だった(というか、菜園、果樹園だったと思うけど)ところ。

Abbaye de Beauport, Brittany
果樹園とワイルドフラワー・ガーデンになっている。

Abbaye de Beauport, Brittany


Abbaye de Beauport, Brittany
Île Saint-Riom(サン・リオム島)が、庭園の先に見えている。
この島もかつては、この修道院の所領だったそう。

Abbaye de Beauport, Brittany


庭から引き返して、レセプションのある建物に戻る。
ここの上階で公開されている、19世紀のアパートメントを、時間決めのガイド・ツアーで見学した。
これは、1992年に保存団体に売却されて以来封印されていたアパートメントを、修復に先立って、現状のまま、残されていた品々とともに、現代アーティストのインスタレーションも加えて(これ、個人的にない方がずっといい・・・と思った、余計な企画)、公開するというエキジビション。
知らなかったのだけれど、幸運なことに、たまたま私達の訪れたのはオープンからの9日後だった。

この背景を少し。
フランス革命後、修道院が解散されて、敷地は3つに区画されて売却された。
1840年に、Melanie Morand(マルレーネ・モランド)と、夫のCount Napoleon Poninski(ナポレオン・ポランスキー伯)が、ここのアパートメントを購入して、ネオゴシック・スタイルに改装して、夏の別荘として使う。
後年、末裔が他の区画も購入して、修道院廃墟全体が一つの物件に戻された。
1992年に老朽化したまま売却されるまで、夏の住居として使われていて、壁は次々に貼られた壁紙がレイヤー状態になっている。
19世紀以来各時代に、キャビネットの中に残されていた備品が、今年2016年にすべて登録されて、今回の公開となった。


FLAT-WITNESSES exhibition - Abbaye de Beauport, Brittany
左のレセプションの建物の隣にくっついている、
この建物の、上階がアパートメント。

FLAT-WITNESSES exhibition - Abbaye de Beauport, Brittany
階段を上がって、エントランスへ。

FLAT-WITNESSES exhibition - Abbaye de Beauport, Brittany

FLAT-WITNESSES exhibition - Abbaye de Beauport, Brittany
応接室、

FLAT-WITNESSES exhibition - Abbaye de Beauport, Brittany
の、見事な暖炉。

FLAT-WITNESSES exhibition - Abbaye de Beauport, Brittany
ベッドルームの一つ。
なんというかこの、廃墟っぷりが、
Pおじさんの作品だとか、ル・シャトーを思わせるのだけれど・・・(笑)。

FLAT-WITNESSES exhibition - Abbaye de Beauport, Brittany
これがその「掘り起こされた」レイヤーになった壁紙。

FLAT-WITNESSES exhibition - Abbaye de Beauport, Brittany
白の漆喰壁が一番下。
その上にフレーム枠入風景画が繋がるパターンのもの。
(もう一つ上の写真が解りやすい)
これは・・・18世紀末か、
19世紀中頃のポランスキー伯夫妻の改装のときなのかな?
その上のイエローオーカーXダークレッドの方かな?
その上に、これは多分20世紀前半の頃の、アイリスの花柄が、
全体を覆っている。

FLAT-WITNESSES exhibition - Abbaye de Beauport, Brittany
もう一つのベッドルーム。

FLAT-WITNESSES exhibition - Abbaye de Beauport, Brittany
19世紀以来、残されていたものたち。

FLAT-WITNESSES exhibition - Abbaye de Beauport, Brittany
バスルームのキャビネット。

FLAT-WITNESSES exhibition - Abbaye de Beauport, Brittany


FLAT-WITNESSES exhibition - Abbaye de Beauport, Brittany
バスルーム。

FLAT-WITNESSES exhibition - Abbaye de Beauport, Brittany
ドローイングルームか?。
暖炉は18世紀風。

FLAT-WITNESSES exhibition - Abbaye de Beauport, Brittany
下地に張り込まれた新聞は1850年のもの、
なので、そのすぐ上のダークグリーンの残る壁紙が、
ポランスキー伯夫妻の改装のものかと。
その上にまたイエローオーカー系の壁紙がはいって、
表面は1950年代っぽい感じ。

FLAT-WITNESSES exhibition - Abbaye de Beauport, Brittany
雰囲気あるけど、修復の必要が差し迫っている窓辺。

FLAT-WITNESSES exhibition - Abbaye de Beauport, Brittany
バスルームを覗いたところ。
ここにはキッチンの痕跡が見当たらなかった。
もしかすると下階にあったのかもしれないけれど。
あるいは、フリー・スタンディングのプロパン・ガスの、
オーブン付コンロが使われていて、
それはもう取り除かれていた(?)のかも。
(アテンダントの学生君は、全く知らないようだった。)

FLAT-WITNESSES exhibition - Abbaye de Beauport, Brittany
キッチン物も残されているので、
きっとどこかがキッチンだったはず。

FLAT-WITNESSES exhibition - Abbaye de Beauport, Brittany
1933年のラズベリー酒(シロップ???)と、レーベルに記入されている。

FLAT-WITNESSES exhibition - Abbaye de Beauport, Brittany
ネオ・ゴシック・スタイルのダイニングルーム。
これはポランスキー伯夫妻の改装。

FLAT-WITNESSES exhibition - Abbaye de Beauport, Brittany
ここの壁紙も見もの。

FLAT-WITNESSES exhibition - Abbaye de Beauport, Brittany
多分一番下の風景パネルのものが19世紀中の改装のもの。
(う~ん、あんまりいい趣味とは思えないけど・・・笑。)
その上に、後年2レイヤー重ねられている。

FLAT-WITNESSES exhibition - Abbaye de Beauport, Brittany
ふふふ、ちょっとキッチュ。
コンチネントは18世紀がスタイルの頂点で、
19世紀には(革命や動乱の影響かと思うけれど)スタイルがどんどん崩れていく。
Pおじさんやティエリー氏が18世紀愛好家なのは、そのせい。
イギリスはヴィクトリア時代が文化の頂点なので、
(それまでは、コンチネント模倣の田舎臭さがどことなく感じられるけど)
19世紀に比較的スタイリッシュで美的なものを、生み出しているのだった。

FLAT-WITNESSES exhibition - Abbaye de Beauport, Brittany
最後に、ダイニングルームのパネルのディティール。




Abbaye de Beauport
(ボーポール修道院)

Kérity, 22500 Paimpol, France

Map:




*************************

by KotomiCreations

Etsy            Flickr            Instagram



  • Comments (Close): -
  • TrackBack (Close): -

Abbaye de Beauport-1 (ボーポール修道院-1)- Brittany Drive (ブリタニー・ドライヴ)

  • Posted by: Kotomicreations
  • 2016-09-15 Thu 15:20:36
  • 場所
モバイル用、
Bloggerバージョン
Mobile version on Blogger:
http://kotomicreations.blogspot.co.uk


今回から、ノルマンディーのル・シャトーを離れて、ブリタニーへ。
のんびり何のイベントもなく、ル・シャトーに滞在していても、全くハッピーな私とDanaさんなんだけれど、Pおじさんの友人で、ドライヴ好きのティエリー氏に、昨年何回か日帰りドライヴ旅行に連れて行ってもらって、これもとても楽しかった。
なので、ドライヴだと行きやすいブリタニーに、2泊3日のミニ・ドライヴ旅行を、今年の春頃から計画したのだった。
昨年と同様、3シーターのPおじさんの車を借りて(ティエリー氏の車は2シーターなので)、ガソリン代・食費・宿泊費はすべてわたしとDanaさんのシェアで、ティエリー氏にはただただ運転していってもらう。で、ブリタニーに詳しいティエリー氏に、少し見どころガイドもしてもらおう・・・という段取り。

ドライブだと行きやすい・・・というものの、今回の最大の目的地は l'île de Bréhat(ブレア島)<ここ>。
なぜかというと、ティエリー氏が幼いころ住んでいて、今でもおばさんが夏の間住んでいる、氏がその島をぜひ案内したい、という経緯。
ブリタニーの西端・・・ではないけれど、西端に至る半分ぐらい行ったところ、ル・シャトーからでも200km近くの距離、日本でいうなら、東京-大阪間の半分ぐらい、この距離を突っ走って、その間にボーポール修道院を観光して、フェリーで島に渡って、おばさんのお宅で午後のお茶をいただいて、少し島を観光して、またフェリーで本土に戻って、ホテルにチェック・イン・・・という、後で考えたらかなりムボーなスケジュールだったかも。 
ティエリー氏はル・シャトー本館に前泊して準備万端、朝8時にはドライヴ旅行に出発。


まずは、ドライヴの写真から。

Drive to Brittany - day 1
今年は滞在期間を1週間ほど前倒しにしたこともあって、
また、7月最終週からずっと、北ヨーロッパ全域、
天気のいい暑い夏が続いていたこともあり、この日も快晴。
朝のうち出ていた雲も、どんどん晴れていった。

Drive to Brittany - day 1
白黒の乳牛達がまったりするのは、ノルマンディー。
(ブリタニーでは、薄茶の肉牛をよく見かけるようになる。)

Drive to Brittany - day 1
ル・シャトーからブリタニーに向かうD976に面して建つ、
Ducey(デュセイ)のChâteau des Montgommerry (シャトー・デ・モンゴメリー )
もう少しでモン・サン・ミシェルが見える。

Drive to Brittany - day 1
はるか彼方にモン・サン・ミシェル。
ここを過ぎると、ノルマンディーからブリタニーへ入ったことになる。

Drive to Brittany - day 1
道はN175からN176へ。
最近整備されたばかりのようなキレイな道を、
順調にどんどんかっ飛ばす。
(といっても、Pおじほど運転の荒っぽくない、
ティエリー氏は、慎重・安全運転、優良ドライバー。)

Drive to Brittany - day 1
「あ、海だ!!」と思うけれど、まだこれは河口。
Dinan(ディナン)を通って、St-Malo(サン・マロ)へと流れる、
La Rance(ランス川)を越える、橋の上の眺め。

Saint-Brieuc(サン・ブリアック)を過ぎたところで、
N12の幹線道路を降りて、D786に入っていく。

Drive to Brittany - day 1
港町Binic(ビニック)を過ぎる時に、初めて海が見える。
夏気分全開。

10時頃には、最初の目的地Abbaye de Beauport(ボーポール修道院)到着。
D786を北上していくと、右手にちらっと修道院の廃墟が見える<こんな感じ>。
ここはまだ入り口ではなくて、道路のサインに従って、
あと150m程先に進んだ<ここ>が入り口。
道に面したパーキングは、観光バス優先なので、
乗用車は、小道を右に折れた先のパーキングへ。

Abbaye de Beauport, Brittany
Abbaye de Beauport(ボーポール修道院)入り口からの眺め。


Wikiでも仏語の表記しかないのを、Google英訳して粗訳しているので、かなりいい加減だけれど、ここの背景は以下のようなもの。
13世紀初頭にアウグスティアン修道院として開設されたもので、15世紀の全盛期の後、16世紀以降政治的に王と対立して、次第に衰退して行った。フランス革命にともなって、1790年に宗教施設として閉鎖され、住居として売却される。
1992年に最後のオーナーが、敷地を海岸線保存団体(?)に売却、修道院の廃墟部分は保存修復され、文化遺産として公開されている。
住居の部分は、売却以来閉鎖されていたが、2016年に残された800アイテムの品々がリストアップされて、修復・保存以前の状態の住居部分とともに、限定公開されている。(この部分も見学したので、その話はまた後ほど。)


上の写真の正面のちゃんと屋根のかかった建物の一階に、
レセプションがあって、ここから入場する。
タイミングよく、この8月から公開されていた、住居部分というのは、
この建物の2階にあたる部分。

Abbaye de Beauport, Brittany

Abbaye de Beauport, Brittany
レセプション部分ロビーの一角にある、聖母子像。

Abbaye de Beauport, Brittany


Abbaye de Beauport, Brittany
レセプションの建物の右側の廃墟。
元々はここが聖堂の身廊部分だった。

Abbaye de Beauport, Brittany
中世の騎士とその妻の墓標が保存されている。

Abbaye de Beauport, Brittany
他にも18世紀(?)の墓標。

Abbaye de Beauport, Brittany


Abbaye de Beauport, Brittany
その隣の部分、ちょうどレセプションの建物の裏側は、クロイスター。

Abbaye de Beauport, Brittany

Abbaye de Beauport, Brittany
石造りではなくて、多分木造の回廊が設けられていたのだと思う。

Abbaye de Beauport, Brittany

Abbaye de Beauport, Brittany
クロイスターに面して、レセプションの建物の反対側に建つ、
Chapter House(チャプター・ハウス=議事室)、典型的なノルマン様式。
(イギリスではそういうけれど、ここブリタニーではなんというのか・・・?)

Abbaye de Beauport, Brittany

Abbaye de Beauport, Brittany
天井の飾り彫刻。


Abbaye de Beauport, Brittany
もう一度クロイスターに出て、refectory(レフェクトリー=食堂)に向かう、

Abbaye de Beauport, Brittany
ところで、ティエリー氏と、すれ違う。

Abbaye de Beauport, Brittany
その、レフェクトリーだったエリア。

と、いうところで、話は次回に続きますよ。




Abbaye de Beauport
(ボーポール修道院)

Kérity, 22500 Paimpol, France

Map:





*************************

by KotomiCreations

Etsy            Flickr            Instagram



  • Comments (Close): -
  • TrackBack (Close): -

Bellême (ベレム)の町

  • Posted by: Kotomicreations
  • 2016-09-12 Mon 09:00:00
  • 場所
モバイル用、
Bloggerバージョン
Mobile version on Blogger:
http://kotomicreations.blogspot.co.uk


前回のアンティーク・フェアの話の続きで、今回はBellême (ベレム)の町のイメージを。


Bellême town
石畳に17-18世紀の町並み。
お天気がピーカン天気だったこともあり、
このあたりではもう窓のシャッターが、ノルマンディー風の
田舎風板戸ではなくて、ルーバー式になっているせいでもあり・・・、
どこか南仏風の雰囲気が漂う。
まぁ、パリに近いから、そしてパリの建物はルーバー式だから、
ということなんだろうけど・・・?
この写真の左に写っている建物は、アンティーク・ショップ。
フェアの後に立ち寄ってみた。

Bellême - brocante shop
開いてる、開いてる。

Bellême - bricante shop
店の中はファニチャーが中心の品揃えだけれど、
裏にコートヤードがあって・・・、

Bellême - bricante shop
雨ざらし・日晒しでいい感じにラスティックになった、
手頃なアイテムがいろいろ。
私はガラスのピッチャー、Pおじは作品材料になる戸板を仕入れ。
それと、ボロボロになった18世紀の椅子を、箱に本とともに詰めた、
一種のアート作品を購入。これはまた後ほど。

Bellême town

Bellême town
この一角に昔の城門が残っていて、
それを抜けた、向こう側にも古い町並みは続く。

Bellême - town
その先には、ヴィンテージ・インテリア系の雑貨屋さんと、ビストロ・バー。
日曜日に開いている店が少なくて、あまり選択の余地はなくて、
で、雰囲気もよかったので、ここでお茶をしたり、ランチを食べる。

At La Verticale, - Bar à Vin & Cave à Manger.
At La Verticale - Bar à Vin & Cave à Manger

At La Verticale, - Bar à Vin & Cave à Manger.
魚のタルタルステーキというのが、とても美味。

At La Verticale, - Bar à Vin & Cave à Manger.
Danaさんのiphoneで、フェアの会場ヴィデオを見ているPおぢ。

Bellême - town
向かいの雑貨屋さんを覗いたりして、町を少しぶらついてみる。

Bellême - town
これはフェアの会場になっている、元城郭の敷地からの眺め。
高台の町なので、見晴らしがいい。

Bellême town
町並み。

Bellême town
17世紀と思われる、古い建物のドーマー窓。

Bellême - town
Church of Saint-Sauveur(救世主教会)が見えたので、
中に入ってみた。

Église Saint-Sauveur de Bellême
15世紀の基盤に、17世紀に大幅に改装が加えられたもの、だそう。

Église Saint-Sauveur de Bellême
バロックな感じの主祭壇。

Église Saint-Sauveur de Bellême
壁画などは、19世紀に描かれたもののよう。

Église Saint-Sauveur de Bellême
チャペルの中のタブナクルの一つ。

Église Saint-Sauveur de Bellême
この聖母子も19世紀のタッチ。

Église Saint-Sauveur de Bellême
これはもう少し昔の感じ。
19世紀初頭か、18世紀末かな?

Église Saint-Sauveur de Bellême
最後にPおじさんの好きそうな、18世紀ネタ。

オマケ・ヴィデオはル・シャトーのアジサイ・バーン。
この中に、ベレムのアンティーク・ショップで入手した、
件の「箱詰め古椅子」のアート・ボックスが収まった。
おじさんの発案で、バレリーナのDanaさん登場。
そして、おじさんもちらっと登場。



次回から、話はノルマンディーを離れて、
ブリタニー・ドライヴ旅行へ。




*************************

by KotomiCreations

Etsy            Flickr            Instagram



  • Comments (Close): -
  • TrackBack (Close): -

Bellême Brocante Fair (ベレムのアンティーク・フェア)

  • Posted by: Kotomicreations
  • 2016-09-09 Fri 20:37:29
  • 場所
モバイル用、
Bloggerバージョン
Mobile version on Blogger:
http://kotomicreations.blogspot.co.uk


しばらく激忙しい日々が続いて(新作納品のピークですわ・・・)、標本箱の更新が滞っていたけれど、ようやく復活。
今回はまだノルマンディーで、Pおじさんに連れて行ってもらった、アンティーク・フェアの話を。
会場はBellême(ベレム)という、ル・シャトーからパリ方面に100km近く行ったところにある町。
Pおじさんにしたら、歳のせいか100kmを運転していくのは、近頃は面倒なようで、行くか行かないかビミョーなところだったようだけれど、Danaさんと私が、さんざん庭仕事を手伝ったので、じゃあどこかに連れて行ってやろうかという気になったらしく、それなら、一同アンティーク・ブロカンテ好きなので、このフェアに行くことにした様子。

まずはその100kmのドライヴ。

Drive to Bellême
ベレムまで、2時間弱見ておいて、朝は8時半に出発。
まだ朝もやの残る中を、東へ走る。

Drive to Bellême

Drive to Bellême
なだらかな丘を走って、

Drive to Bellême
点在する町々を抜けて、

Drive to Bellême

Drive to Bellême
フランス的なる並木道を抜ける。

Drive to Bellême
丘の上にベレムの町が見えてきた。

Drive to Bellême
町へのアプローチの並木道。
これ、ノルマンディーではあまり見かけない。
パリに近づくと、そして南フランスではこんな感じに並木道を
よく見かけるように思う。

Bellême - town
目にとまったパーキングに車をうまく入れて、
さて、会場はどこかと、なんとなく人の流れについていくと・・・、
着いたところは日曜でも開いている人気のパン屋さん。
行列ができていた。
あー、パン屋さんに用事があるのじゃなくて・・・、
並んでる人にアンティーク・フェアはどこか尋ねて、
この道を上がって行くよう教えてもらう。

Bellême - town
坂を登って行く。
この街自体がステキな、どことなく南仏風の街だったので、
そのイメージをまた次回に。

Bellême Brocante Market
10時過ぎに会場に到着。
このフェア、正式には「Salon des Antiquités & Brocante」というもの。
年に一度この時期、8月最初の日曜日に催されている。
普段はもっと激安いジャンク・ショップのようなところから、
オブジェ材料を掘り出していることが多いのだけれど、
「ここのはちゃんとしたアンティークやぞ。」と、
Pおじさんから、事前にちょっと脅されていた。
が、恐れていたほどシキイの高いものではなくて、
色々なものが入り混じっている感じ。

Bellême Brocante Market

Bellême Brocante Market

Bellême Brocante Market

Bellême Brocante Market
ピーカン天気の日差しにガラスボトルがキレイに映えるブース、
に、Pおじさんが吸い込まれていくと思ったら、

Bellême Brocante Market
おじさんの目にとまったのは、左上のタブナクル。
鍵が見つからなくて、中が開けれなくなってしまっていたけれど、
解体して作品材料に使うおじさんには関係ない、その分値切って購入。
サイドのアーコーヴのブルーのテクスチャーがいい感じ。
来年ぐらい作品になってそう。

Bellême Brocante Market
この辺りで・・・、

Bellême Brocante Market
18世紀フリーメーソンのタイルが目に留まるも・・・、
1000ユーロ弱の価格に、考える余地無しで手が出ない。

Bellême Brocante Market
ここではオブジェの材料になりそうな、
シェルやらサンゴを購入。
近頃、キャビネット・オブ・キュリオシティーのトレンドで、
アンティーク業界で、博物誌系はじめ、シェル、サンゴもの大流行。
ついつられて手を出してしまう。

Bellême Brocante Market
ここのブースの・・・、

Bellême Brocante Market
このディスプレイなど、その典型。

Bellême Brocante Market
ここのキャビネットを覗き込んで、どこかで見たような・・・、
と思ったら、先日連れて行ってもらった、バニョールの町の、
ちょっとお高いアンティーク屋さんが、ここに出店しているのだった。

Bellême Brocante Market
ここでも、やっぱりちょっとお高い・・・。

Bellême Brocante Market
テントの中の展示。
手前のブースはヴィンテージを扱っていて、手頃な価格。

Bellême Brocante Market
カトリックの国のアンティークは、宗教ネタが多いので興味津々。

Bellême Brocante Market
その奥の建物の中にも展示は続く。
ここは、おじさんのお友達で、しばらくお店を持っていた間は、
Kotomiジュエリーも取り扱ってもらっていた、フランソワーズのブース。

Bellême Brocante Market


My bootie, so far.
ここのフェアは入場料2.5ユーロを払うと、
紙のテープを手首に巻きつけてくれて、
これをつけていると一日出入りは自由。
なので、一巡りしてブランチに向かう。
その後もう一度戻って来たのだけれど、
写真はその最初の前半戦の戦利品。
このあと、まだ小さなフレームやエングレーヴのグラスなどを購入。
一同戦利品を手にして、なかなか収穫のあったフェアで楽しめたのだった。

次回は、このベレムの町と、その教会のイメージを。
















*************************

by KotomiCreations

Etsy            Flickr            Instagram



  • Comments (Close): -
  • TrackBack (Close): -

Le Chateau(ル・シャトー)の日々- 社交編

  • Posted by: Kotomicreations
  • 2016-09-03 Sat 14:13:46
  • 日記
モバイル用、
Bloggerバージョン
Mobile version on Blogger:
http://kotomicreations.blogspot.co.uk


またノルマンディーに戻って、ル・シャトーより、夏の滞在中の日々のイメージを。今回はパーティーなど社交編。


社交といえば、真っ先にアネックスにやってくる、
社交的なこの方。

Poesje
photo by Noriko.stardust(Danaさんの写真を借りてきた。)
「はーい、見回りですよー、チェック入りまーす。」
真の城主プシャー氏はアネックス出入り自由。

昨年より、一段と大人になったのか、
アネックスにもあまり長居はしないで、
庭で昼寝したり狩りをしたり、独立独歩ぶりが強化されている。

Poesje in our annex
とはいうものの、たまにはソファの背でまったり。

Poesje & me
photo by Noriko.stardust
Danaさん撮影の、膝の上でプシャをこねる図解。

Good morning from poesje
2-3回アネックス泊、というか、朝早くに「開けろ」とやってきて、
朝ごはんが出なければ出ないで、
(9時前に本館のプシャ・ダイニングルームで朝ごはんの、
鉄則が守られていて、おやつは朝にはあげない。)
人のベッドに上がり込んで、しばらく寝る。その、寝起き。
猫ラヴなのに、猫が飼えない(配偶者氏が喘息になる)ので、
ル・シャトー滞在中に、猫エッセンスを一年分チャージしておく。

In our annex
写真のポストプロセス仕事中。

Photo-shopping
photo by Noriko.stardust
の、激真剣なところをDanaさんに撮られてた。
テーブルの手前では、Danaさんが恒例の、
水彩絵日記を製作中。

Noriko's omelette
これまたDanaさん制作のオムレツ。
昼はDanaさん担当のオムレツ料理が多くて、
夜は私担当の、適当に冷蔵庫にあるものを炒めて、
中華的なる味付けになって終わるというパターンが大半。

Thierry
プシャ以外にもソファでまったりするのは、
今年もドライヴでお世話になった、
Pおじさんのお友達ティエリー氏。

Thierry's garden
そのティエリー氏の庭。
去年本業を引退して、パリのアパートメントから、
ノルマンディーの夏用コテージに、
本格的に引っ越してきた。

Thierry's garden
そんなわけで、以前は鬱蒼としていた庭にタックルして、
色々とコテージの補修作業も進行中。
え?こんなに裏が広かったの?と、驚く。

Thierry's party
ただし、パーティーはいつも表の方の庭にて。
コテージにブドウが這わせてあって、雰囲気がいい。

Thierry's party
以前なかったオーヴンも設置。
そのオーヴンを使って、メインはティエリー氏作のラザニア。
新鮮な野菜がたっぷり入っていて、とても美味しい。
へ~え、料理がこんなに上手かったんだー。

Thierry's party
photo by Noriko.stardust
Pおじさんと私・・・なんだが、
おったてられたキッチンペーパーなんとかしようよ(笑)。

Thierry's party
日が暮れてきて、肌寒くなる頃には中に移動。
モノ・マニアだけれど、18世紀づくしで、
いつも落ち着けるティエリー氏のコテージ。

Thierry's party
なんだかんだ話しているうちに、日が暮れていく。

La Forge de Cosse
これはまた別のお屋敷で、パリのインテリアデザイナーA・M氏のお屋敷を拝見。
ここは、本格的なプロの修復がされた、美空間に驚嘆。
本館の内部は(撮らせてもらったけれど)公開禁止なので、
付属のホリデー・アコモデーションの方のイメージを一枚。

La Forge de Cosse
ディティールにプロっぽさが漂っているの、
ご理解いただけますか(笑)。

Shiki-san in le Château
さて、今年の夏の大きな出来事。
Pおじさんの大ファンで、はるばる日本からやってこられた、
Sさんと、お友達のNさん。

Shiki-san in le Château
SさんはすでにPおじさんの作品を、日本からお買い上げ。
今回はまた、小さな箱を買って帰られて、
その後また「どうしても忘れられない。」という大型の箱を、
日本からオーダーしていただいて、先日到着したところ。
この日は鉄道の関係で、4時間程度の滞在だったけれど、
ル・シャトーをくまなく、そしてお庭も案内して、
楽しんでいただけたようで、本当によかった^^。

Pおじさんの作品購入等、ご興味の方はお問い合わせください。
仲介できますよ^^。
(お問い合わせは、下のKotomiCreationsのリンク先、
ウェブサイトのContact/コンタクト、からどうぞ。)


夏の風物誌、麦の刈り入れ、そしてその後の藁ロールの回収。
アネックスの裏の畑で回収が始まったので、
街っ子は珍しがって撮影に行く。
するとモバイル・フォンかざして撮影しているのを、
今度は逆に回収作業の農家のおじさんが、
珍しがって(不審がって?・・・笑)見に来る。
雨の来ないうちに、藁ロールは周辺の畑から、
見事に全部回収されていった。

Le Chateau Party 2016
滞在最後の週には、恒例のル・シャトーの夏のパーティー。

Le Chateau Party 2016
Pおじさん曰くに「君らのパーティー」だそうで、「え?そうなんですか?」。
何か一品のノルマのネタに窮していたところ、
先日の日本からのSさんから、救済の差し入れが!!
手巻き寿司用海苔と、寿司の素。
米はプディング用の米を使った。
ぜーったいこっちの人間は、
自分で「手巻き」出来ないのを知っているので、作った状態で提供。
海苔をケチったら口が空いてしまったりしたけれど、好評でほぼ完食。
Nさん、Sさん、ありがとう~^^、助かりましたー。

Le Chateau Party 2016
今年は常連の2カップルが、スケジュールが合わずに来れなくて、
比較的少人数だったけれど、それでも賑やか。

Le Chateau Party 2016

Le Chateau Party 2016
最後に庭でまったりは、いつもの定例。

Le Chateau Party 2016
激ステキお屋敷の、チャーミングなA・M氏と、
Pおじさんの、城主対談。

Le Chateau Party 2016
ゲストからのお花の手土産。

Peter, Hilda and Cor
このパーティーには間に合わなかったけれど、
オランダから毎夏ル・シャトー滞在にやってくる、旧友のカップル。
奥さんのヒルダさんが、働き者のきれい好き。
いつでも到着と同時に、アネックスをピカピカに掃除して使ってくれる。
なので、彼らの直後、蜘蛛達が巣をかけないうちに、
滞在したいといつも思うのだが・・・。
今年は7月初めに滞在、そしてもう一度8月に滞在。
Pおじさん、私達がアネックスにいるのに勘違いしてて、
3日間ダブルブッキング。
なので、カップルはその間、本館の方で滞在することに。
ダンナさんのコーさんは、夏の庭仕事の重要な助っ人。
私達中年娘っ子では役に立たない、力仕事をお手伝い中。

Annex final view
その、次に滞在するヒルダさん達のスタンダードに達するべく、
帰る前日にアネックスを大掃除。
きれいに片付けて、花も飾って、
アネックスから出立の直前、最後の眺め。
今年も楽しく賑やかな滞在でしたよ。

まだしばらく、ノルマンディー、
そして、ブリタニー・ドライヴ旅行の話は続きますよ。





*************************

by KotomiCreations

Etsy            Flickr            Instagram



  • Comments (Close): -
  • TrackBack (Close): -

Index of all entries

Home > 2016年09月

タグクラウド
月別アーカイブ
リンク
現在使用のカメラ・レンズ
カテゴリー
Contact / お問い合わせ

Return to page top

Related Posts with Thumbnails