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2016年11月 Archive
クリスマス・プレゼント企画 - 2016
- 2016-11-27 Sun 23:05:31
- 日記
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あー、もうあと1か月もしないうちにクリスマスなんだぁ・・・と、ため息が出る気分。
月日の経つのが、年々信じられないぐらい速くなっていくのは、自分の年齢のなせる業なのかなぁ。ともあれ、確実にクリスマスは近づいてきている。
隠者共同体のウチは、クリスマス前後に何をするわけでもなく、ほぼ日常と変わりなく過ごしているのだけど、恒例の「対ノルマンディー・チーム・クリスマス・プレゼント企画」は、夏のル・シャトー・ホリデーの終わった9月から、なんとなく脳裏の片隅で考え続けている。
なにしろ、11月初めにペーターおじさんの、デジタル・バースデーカード送り、というのがあるので(そして、そのネタを使って、フィジカルな実物アイテムを作って、それがクリスマスプレゼントになる・・・という段取り)、10月後半にはネタ出しできてないといかんわけです。
2014年の「デルフトもどき」、2015年の「モドキ18世紀絵画」と、ヒットを出せば出すほど、その次のハードルを自分で引き揚げてしまっている・・・という、事実がちょっと辛い(企画デザイン業を営んでいた頃も、よくこのジレンマを実感した・・・笑)。
ま、仕事じゃないんだし、お気楽に~なんだけれども。
今年は、というか、今年も、プシャをネタにするのが一番無難で、可愛かろうというので、なんとなく「長靴をはいた猫」的な・・・というイメージがあって、Netでネタをいろいろとサーチしていた。で、見つけたのがこれ。

Source: Wiki Common
「長靴をはいた猫」そして、18世紀的なるコスチューム。
(描かれてるのは19世紀中ごろのようだけれど。)
元ネタはこれで決まり。
で?何を最終的に作るのかというと、<こんな>会社を見つけた。 なんとも、今どきは何でもカスタマイズでプリント出来るのだな。
Pおじさん達が使いそうなもので、あまりかさばらなくて送りやすい・・・とか考えると、<ティータオル>を作ってみることにした。
これは、サイズが70x50㎝なので、この元ネタではサイズが全然小さいので、これを拡大トレースしてから描き起こし。(この手の作業はすべてPhotoshopにて。)

今年撮ったプシャの正面顔を使う。

19世紀のル・シャトーの写真も、
背景に合成する。
で、まずはバースデーカードの出来上がり。

プシャ―の顔が、ぴったりハマって、可愛すぎ~~♡
これは、今年はプリントアウトして、カードに仕立てて、
ナミュールでお誕生日だったPおじさんに手渡し。
大うけじゃないけど、けっこう嬉しそうだった。
これをこのまま、ハッピー・クリスマスに文字を変えたり、クリスマスツリーを立てたりしてもよかったのだけど、相手がPおじさんなので、なにかこう・・・、もっと皮肉というか、オチョクリをカマしたいところ。
これはもう、Pおじさんに登場してもらうしかないでしょう。

夏に撮った、アランさんと話しているPおじさんの写真が、
用途にぴったり。
で、あれこれやって・・・出来上がったのが、このイメージ。

「サリ・ラ・ヴァレリー、真の城主、プシャ2世」
ル・シャトーは正式には、「サリ・ラ・ヴァレリーのル・シャトー」と呼ばれる。プシャ2世というのは、2012年に大往生した、先代プシャが1世ということにしている。
右端におじさんがいるのだけれど、18世紀の百姓風(想像だけど・・・)コスチュームを着せて、「と、その庭師」の肩書。
そう、真の城主はプシャで、Pおじさんはそこの庭師(あるいは管理人!?)というのは、猫と暮らしていると事実となる(笑)。
さて、次はドライヴ担当のティエリー氏ネタ。椅子マニアの氏には、これはもう、唯々椅子ネタしかないでしょう。

こんな感じで、ネットなどで探してきた18世紀の椅子のイメージを、
スケッチ風に加工していって、それらをコラージュ。

できあがり~。
JACOB D R MESLEEなどのサインは、18-19世紀のパリのファニチャー・メーカーで、ティエリー氏のような椅子マニアは、この刻印の入った椅子を追い求めている・・・のだった。 本物の椅子はプレゼントできないので、せめてイメージで、ね(笑)。
この画像を、上のリンクの Bags of Love にアップロードして、オーダーしたら、翌日には発送案内が届いて、翌々日には完成品が届いた。激速い!!UKでオーダーしたら、なんでも遅くて不便・・・というのはすでに前世紀の話。イギリスもどんどん便利になっていく^^。
そして、仕上がりは上々。ディティールまで鮮明にプリントされているし、色あせた風に設定しているカラーも、正確に再現されている。テクノロジーの進化に驚いた。
そして、届いたティータオル達と、フォートナム&メイソンのビスケットのプレゼント。

ナミュールで、恒例の「ダブルチョコレート・ビスケット」は、
もう(食べ味が)重いから、いらん・・・と宣言されたので、
フォートナム&メイソンの建物型缶入り、
オルゴール付きビスケット詰め合わせ。
これなら、大丈夫かな?

あ~ん、プシャ可愛い~萌え~(笑)。
結局、ウチにも、Danaさんからもオーダーが入って、
3枚作ることになった。

立派に庭師になったおじさん。

こちらはティエリー氏の椅子ヴァージョン。
これも中々ステキかもー、と、自画絶賛するのだった。
そんなわけで、今年もクリスマス企画、
無事に出来上がってきた。
あとは、パッキングして送り出すだけ^^。
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Namur ~ Brussels(ナミュール~ブラッセル)滞在ダイジェスト-モバイル写真版。
- 2016-11-24 Thu 22:47:27
- 日記
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またまた、次シーズン・ジュエリーの作りこみ、毎月の仕込みデッドラインが迫ってきていて、写真のポストプロセスが完全にストップ。
やむなく、今回はモバイル写真版で、ナミュール~ブラッセルズ滞在のダイジェスト話をば・・・。

ナミュールの町の真ん中で、たそがれ時に。
ハイストリートには、あちこちに
Antica(アンティカ)展のバナーがかかっている。

そのアンティカ展、Pおじさん以外のスタンドで、
目にとまったブースをいくつか。
ここの16-17世紀の木彫像はミュージアム級。

この象嵌キャビネットも、すごいわ・・・。

で、個人的には、こういう感じのラスティック(カントリー風の)
なテクスチャーのあるアンティークの方が好きなのだけれど
(Pおじさんの作品もこういうテイストだし)、
これはこのフェアでは、マイノリティーな方。


その、どちらかといえば(ここでは)
安いゾーンにあたるモノに、興味が行く。

一番そそられたのが、これ、サントスの頭達。
10個と後ろにもう一つの計11個で3000ユーロのお値段。
きっぱり、手が出ませんよ・・・(笑)。

で、悔しいので、ナミュールのMusée des Arts Anciens(古代博物館)
に写真を撮りに行く。
ナミュールの町の愚痴。
ここには3つの博物館/美術館があるのに、
2館が改装閉館(で、開館の目途が立っていないらしい)。
ここしか開いていない。
その上、カソリックの国なのに教会が公開されていない。
(通常カソリック教会は、信徒がいつでも告解しに来れるように、
扉を開いているのが原則・・・と思っていた。)
なにかとちょっと、面白くない町だったことは確か。

ここだけでも開いていてよかったよ・・・。
15世紀の受胎告知しに来たガブリエル君の板絵。

その、ちょっと不満~な、ナミュールの町、
を、見下ろしているのは、Citadelle(シタデル=要塞)と呼ばれる、
丘の上の城の跡地から。

Meuse(ムーズ)とSambre(サンブラ)川が、
合流する三角地帯の、丘の上の砦。
一番上に見える旗のあたりまで登った。

Brasserie François(ブラッセリ―・フランソワーズ)で、
Pおじさんやら、アムスから見に来てくれた友人の、
ヒルダさん、コーさん達と食事したのは、楽しかったな。

土曜日は電車で一時間少しかけて、
(あーもう、電車がキャンセルになったり、
遅れたりで、散々だったけど・・・)
ブラッセルにマーケットを見に行く。
ジャンク系のMarolles Flea Market(マロール・フリー・マーケット)
では、オブジェ材料の仕入れ。
って・・・作ってる暇が近ごろないのに、材料ばっかり買っている。

その後は、アンティーク、ヴィンテージ、インテリア系の、
店がかたまっているRue Blaes(ブレス通り)を散策。

一番大規模な、アンティーク・センター
Passage 125 Blaesへ。

その最上階の一角。
ただ単に在庫してるんだか、
インスタレーション・アートのつもりなんだか、意図は不明。

ヴィンテージ・レトロ系のインテリア雑貨。

アンティーク風のリプロ(だと思う)のハンドル専門店。

ブラブラしていたら、あっという間に日が傾いてきた。

最終日もブラッセルに出て、中央駅のコインロッカーに荷物を突っ込んで、
夕方のユーロスター便までの間、
Musée Oldmasters Museum(古典美術館)へ。
Fin-de-Sièclemuseum(世紀末美術館)と、
Musée Magritte (マグリット美術館)との
3館コンバイン・チケットを買ったのに、
時間配分を完全に間違えて、オールドマスターズに入り浸り、
昔好きだった、世紀末美術館の部分はもう、写真撮り逃げ状態。
また行かねば・・・と思った。

オールドマスターズでも、好きなのは結局こんな風な、
パラノイア的描きこみの説明的絵画だったりする・・・。
Jan Baptist Bonnecroy 描く、17世紀のブラッセル。

芸大生の頃好きだったKhnopff(クノップフ)

そろそろ、荷物を引き上げて、
ブラッセル南駅に移動した方がいいな・・・の4時半ごろ、
Jardin du Mont des Arts(モン・デ・ザール・ガーデン)を抜けて、
ブラッセル中央駅に戻る。
この日もまた、どんより曇天の霧っぽい一日だった。
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Antica展- Peter Gabriëlseの箱彫刻
- 2016-11-20 Sun 16:06:28
- イベント
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今回は先週末撮影に行っていた、ベルギー、Namur(ナミュール)のAntica(アンティカ)展での、ペーターおじさんの新作を中心に。

このフェアは3月参加のMechelen(メヘレン)
Eurantica(ユーランティカ)展と同じ主催組織。
ナミュールのアンティカ展の方が歴史が古いそうで、
今回は40周年記念。
おじさんのブースはメヘレンより少し間口が狭い。

今回は展示作品23点のうち、1/3の8点が新作。
なかなか、力が入っている。
その新作の数々が以下に。

B139 55 x 38 x 15 cm
金箔貼りのオーナメントの断片に合わせて、
金と鈍い赤のコントラストを生かした作品。

ディティール。

B140 71 x 45 x 14 cm
チョコレートっぽい色味の、図書室箱。

デティールが細かくて、吸い込まれるように見入ってしまう。

いつでも図書室箱は人気で、
今回も真っ先に売れて行ってしまった。

B141 79 x 64 x 17 cm
鮮やかなブルーに彩色されたゴシック装飾の
見事なこの箱は、扉が閉じるようになっている。

扉を閉じると、普通の古風なキャビネット。
中に部屋ができあがっているとは想像もつかない。

その中には、階段とテーブルと、小さなジーザス先生。
教会のバックルームの様。

B142 85 x 57 x 17 cm
豪華なバロック装飾のフレームの中には、
木製の重たげな緞帳と、小さなステージ。

側面に貼られたテクスチャーの入った鏡が、
スポットライトを微妙に反射している。

B143 88 x 51 x 14 cm
窓とテーブルと階段のあるグレイの箱。

階段の上にも本が散らばっている。

B144 60 x 30 x 11 cm
箱の上半分のイガイガは、ウールを作るのに
羊毛を梳く作業で使われたもの。
その過激(?)なテクスチャーの下には、
和やかな音楽室の風景。


B145 44 x 40 x 14 cm
古いテクスチャーの入ったミラーで作られた部屋とフレーム。

古い鏡が好きなので、この作品は私のお気に入りの一つ。

B146 61 x 26 x 11 cm
グレイがかった、水色とクリーム色のコンビネーションの額は、
おじさんの作品では珍しい2トーン。
中に立つ装飾的な柱も、同様の水色とゴールド。
小型だけれど、すらっと背の高いプロポーションがエレガントで、
上のB145とともに目を引いた、チャーミングな作品。
と思ったら、さっそく日本からのコレクターの方から引き合いが入った。

鉛風のバロック・エンジェル達も愛らしい。
同じオーガナイザーのフェアなのだけど、フレミッシュ(オランダ)語/文化圏のメヘレンと、フランス語/文化圏のナミュールでは、フェアの印象がどことなく違う。
こちらはメヘレンよりグンと高級度・・・というか、アンティークの本格度が増して、まるでミュージアム級。そして、ややフェミニンで洗練された雰囲気が漂っている。
一方メヘレンの方が、北ヨーロッパらしい男性的で、ラスティックな味わい深いアンティークが主流。
そんなわけで、ペーターおじさんの作風は、どちらかというと、メヘレンの方がフィットしていた感あり。
その、ミュージアム級アート・アンティーク・フェアのオープニング・ガラの様子がYoutubeに上がっていたので、最後におまけヴィデオを(おじさんのブースは写ってないけど・・・笑)。
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Alex MacArthur Interiors(アレックス・マッカーサー・インテリアーズ)The Monastrey (ザ・モナストリー)-2-
- 2016-11-18 Fri 17:16:02
- アンティーク
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ブラッセル/ナミュールから帰ってきましたよー。
で、また写真の処理に追われていました。ペーターおじさんのAntica Namure(アンティカ・ナミュール)アート・アンティーク・フェアの会場の様子は、また次回に。
今回は、その前の週の撮影出張のアレックスのThe Monastrey (ザ・モナストリー)、修道院廃墟を修復したアンティーク・ショールームの続きをば・・・。

前回の最後の、私が泊めてもらったベッドルーム仕様の部屋を出て、
階段を下りると、この暗っぽい展示室に降りてくる。

デカダンでクールなのは、アレックスの得意とするところ。

ミッドセンチュリーの赤い椅子がきいてるわー。
右のガラス扉の奥が、アレックスのオフィス。
ここは後で拝見ということで、まずはその先の
一階の展示室へ。

赤いトライポッドは私のじゃなくて、ヴィンテージの売り物。
その下はインダストリアルなテーブル・・・なのだけれど、
元々はメタルの工業用タンクだったもの。
ビス打ちの質感を生かして、底と側面を切り抜いて、
テーブルとして使われている。

奥から見たところ。
木製のスパイラル階段も設置されてるのではなくて、
これも売り物。




窓の外側には中庭、その中庭側から見た建物。

次にアレックスのオフィスの様子。
ゴシック・アーチの奥に見えるのは、
やっと完成したコテージ。
床でかさばってるのは、グレートデンの巨漢クィン君。

クィン君に移動してもらって、撮影。

オフィスの奥のコテージのキッチン・ダイニング。
緑のヴァリエーションがマイ・ブームなんだそうで、
いろいろと、グリーン。
ドアの脇のメタルのポールは、シェルフになる予定・・・
なんだけど、撮影に間に合わなかった・・・。
完璧に出来上がったところは、
アレックスがインスタにUPしていたので借りてきた。
う~ん、また撮りに行かなきゃな。

キッチンを中庭側から見たところ。
小さいけどコージーで居心地のいい部屋。

その奥はリヴィング・ルーム。
ソファの上にはフレンチブルのミミちゃん。

その反対側には、17世紀のラッカーのビューロー。
リストアをがんばった自分にご褒美で、入手したのだそう。

小さな階段を上がって、上階はベッドルーム。

部屋は狭くても、自分のテイストに合ったものだけを、
選りすぐって身の回りに置くのが、カッコよすぎる・・・。
そして、最後の極め付けが…バスルーム。

最初猫足ロールトップのバスタブを入れてみたら、
ぜーんぜん部屋に合わなかったので、
結局、売り物のつもりだった、
このコパーのバスタブを設置したのだそう。
洗面台部分は大理石のアンティーク。
メタルのバックプレートとの組み合わせがクール。

トイレももちろんアンティーク。
まだチェーンがついていないので、
トイレ蓋の上に立って、タンクのリーヴァ―を
直接キコキコ上下して流すのには、ちょっとコツが要った。

中庭に続くコテージの入り口に立つクィン君。
馬…とはいわないけど、ロバ並みのサイズかも・・・。

中庭には、コテージが完成するまで、この現場に
寝泊りするように使っていたキャンピング・カー。
これまた、レトロ・フューチャリスティックな逸品。
タダものではない・・・。
最後はテクスチャーの入ったミラー撮影中の、
クールなアレックスを、インスタより。
Alex MacArthur Interiors
(アレックス・マッカーサー・インテリアーズ)
The Monastery,
Conduit Hill, Rye, East Sussex TN31 7LE
(アポイントメント制)
コンタクト:07931 765 488
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Alex MacArthur Interiors(アレックス・マッカーサー・インテリアーズ)The Monastrey (ザ・モナストリー)-1-
- 2016-11-09 Wed 11:24:41
- アンティーク
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Brexit(ブレクジット=UKのEU離脱)国民投票の翌朝の驚愕再び・・・、というのはUSA大統領選挙明けの今朝の感想。
常識とか良識とか共通認識というものは、(分かってはいるけれど)全くの一部の幻想でしかないということ。
経済上のみならず、思惟の貧富の差というものは、確実に存在する。いつの時代でも、どこの国でも。その事実が否応なく突きつけられている。ローマ帝国末期を見ているような気分になる。
ブレクジットのツケは我々UK国民が払い、新大統領のツケはUSA国民が払う・・・どころか、世界も払うんだろうな。
一段とシニカルになるんだけど、愚痴ってても自分の人生の無駄なので、サクサク標本箱行きます。
今回は、先週撮影出張していたRye(ライ)より、Alex MacArthur Interiors(アレックス・マッカーサー・インテリアーズ)のイメージを。
アレックスはBrighton(ブライトン)で自宅兼ショールームを構えていたアンティークディーラーで、イタリアン・アンティークxインダストリアルのエッジィなテイストで、根強いファン層を持っている。
そして、年三回のオープン・ハウス・イベントでは、アートも組み込んで、クールでデカダンスなプロデューサーぶりを発揮していた。
(イベントの様子は、標本箱の<このページ>や、<このページ>に。)
2014年の終わりに「このステージで、やるだけのことはやってしまった。」と感じていたアレックス、その家を売って新たなプロジェクトに取り組んでいた。
それというのも、Rye(ライ)の中心部に荒廃して放置されたままになっていた、14世紀の修道院(16世紀ヘンリー8世の修道院解散令以降は倉庫・工場として歴代使われていた)を買い取って、これを修復し、自宅兼ショールームに、また後々にはホリデー・アコモデーションも併設させようという壮大なプラン。
アレックス的には「生涯のプロジェクト」なので、まだまだ「完成」といえるのは先の話だけれど、そのプロジェクトの第一期、「ショールームを形にして、併設のコテージを修復して住めるようにする。」というところまで、2年弱でたどり着いた。
それまでの間は、ブライトンで借りているフラットと、キャンピング・カーを持ち込んだ工事現場のこことを、行き来して暮らしていたのだそう。
アンティーク・ディーラー業を継続しながらの、このプロジェクト、いやぁ~、パワーあるわーイギリス人女性って。
ともあれ、まだウェブサイトが以前のブライトンのショールームのままなので、これをまずアップデートしたい、そのためには写真が必要・・・というので、時々遊びに行っていた私に撮影の声がかかった。

ハイストリートの東の端から、Conduit Hill(コンディット・ヒル)という、
石畳のパッセージを北の駅側に下ると、
The Monastrey(ザ・モナストリー=修道院)が建っている。
手前に見える建物が、併設のコテージで、
ここがアレックスの住居に修復された。
入居できたのは、ほんの2週間前なのだそう。

この階段を上って、上階がショールームの現在の入り口。

その、ドアを入ったところ。
14世紀のアーチが残る。
歴史的建造物なので、廃墟で放置されていたのを、
買い取って修復して「あげている」のに、
いろいろと修復に関して、オリジナルの装飾を保存するべく、
地方自治体や建造物保存協会から制約がはいる。
それをクリアしながらの修復なので、時間も一段とかかってしまう。

ここから奥の広大なスペースにつながっていくのだけど、

入り口の方の壁を振り返ると・・・、ゴシック窓の痕跡。

その向かいの壁側に、後年の窓が並んでいる。

窓側の壁は北に面しているので、
差し込む光が安定していて撮影しやすい。

その奥のメインスペースの、この天井高。
これでも、下にもう一フロア設けられているので、
オリジナルの修道院ホールが、いかに大きかったかということ。

入り口の方を振り返って見たところ。

パネル張りのエントランス・スペースの上にもショウルーム・スペースは続く。
この部分は後ほど。

ミュージアム的雰囲気をかもし出す、
雌ライオンの骨格標本。
あばら骨にゴールドを付け加えたのは、アレックスのテイスト。

5m級のテーブル。
天井から大量に下がっている、球形ランプシェードは、
パリの街頭だったもの。
元々付いていたプラスチックのホールダーを外して、
別注した真鍮ホールダーやリングが付けられている。
このあたり、サルベージ「デザイナー」と言ってもいいアレックス。

反対の壁側には、ゴシック窓の痕跡が連なる。







下の階に移動する前に、エントランス部分の上階、
メザニン・ギャラリーの部分に上がってみる。

このフロアは今のトレンド、60年代モノを中心に展示されている。

中心の下のフロアを見下ろす位置には、
修道院にちなんでか、ジーザス先生。

バウブル・ランプシェード。

階段を下りて、もう一つ下のフロアへ。

廊下状になっていて、

吹き抜けの下階のショールームが見渡せる。
このショールームに降りる階段の手前に、
ベッドルーム状の展示室が作られている。

日帰り撮影があわただしいかもな、と思っていたら、
結局、この部屋に泊めてもらって、2日の撮影ということになった。

アレックスの住居のコテージは小さいので、
ここをゲスト・ルームに使うことにしたのだそう。
高級マットレスと、ダック・フェザーのデュベ(布団)で、
寝心地最高~。

窓からの眺め。
左側はアレックスのコテージ。
右に見えるのは、元々は修道院の一環だったのだろうけれど、
別敷地の地区教会、現在は地域ホールとして使われている建物。
ここから下の階は、次回の標本箱に続きますよ。
Alex MacArthur Interiors
(アレックス・マッカーサー・インテリアーズ)
The Monastery,
Conduit Hill, Rye, East Sussex TN31 7LE
(アポイントメント制)
コンタクト:07931 765 488
また次回・・・というのが、来週水曜日以降の話で、明日から5日間、ベルギーのブラッセルズを経由で、Namur(ナミュール)という町に撮影出張中。
今回は、件のペーターおじさんの参加するアート・フェア、Antica Namur(アンティカ・ナミュール)での、会場風景と新作の撮影を担当。
ベルギーのレンタル・マイファイ事情に前回絶望して、今回はマイファイを借りないで滞在するので、向こうからの更新は・・・多分難しそう、な状況です。
それではまた来週^^。
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Reading's Copy of the Bayeux Tapestry (バイユー・タペストリーのレディング復刻版)
- 2016-11-07 Mon 19:44:45
- 博物館・美術館
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金曜の夜ににRye(ライ)の撮影から帰ってきて、「なるべく早く~」と頼まれていたので、土日でポストプロセスを仕上げて、ただいまWeTransfer転送中。
全く・・・「撮りすぎ注意」もいいとこで、最終仕上げが200枚弱で、あー、もう完全に撮りすぎ。 それでもまぁ、喜んでもらえるといいのだけど。
標本箱はReading(レディング)の話の続きで、今回はライヴの前に街をウロウロしていて立ち寄った、Reading Museum(レディング博物館)に収蔵展示されている、Bayeux Tapestry (バイユー・タペストリー)の19世紀復刻版の話。(通称「タペストリー」と呼ばれているけれど、実際には刺繍されたもの。)
本家の方、11世紀のバイユー・タペストリーも、5年前の夏にノルマンディー・ドライヴでバイユーに立ち寄った時に見に行ったことがある(その時の話は<このページ>に)。
レディングの方は、その19世紀の復刻版。
レディング博物館に現在所蔵されているけれど、これはレディングで製作されたものではなくて、1885年にスタッフォード州の刺繍グループ、Leek Embroidery Society(リーク刺繍協会)の女性たちによって制作されたもの。
このグループのリーダー、Elizabeth Wardle(エリザベス・ワードル)が本家のバイユー・タペストリーを見学した時に、「イギリスにも、この復刻版があるべきだ」と思い立ち、グループの35人の女性の協力のもと、1年かけて1886年に完成された。
サウスケンジントン博物館(現V&A)から提供された、水彩着彩の白黒写真を元にして図案が複写され、エリザベスの夫でシルク染工場を経営するThomas(トマス)が、できる限りオリジナルに忠実な毛糸・染色方法で刺繍糸を製作・提供した。
完成後は、イギリス各地で、またドイツやアメリカでも巡回展覧される。
1895年にレディングで展覧されていた時に、リーク刺繍協会はこの作品の売却に応じることを決定し、レディングの前市長だったA A Hill氏が£300で買い取って、レディング市に寄贈した。
その後も、世界各地に貸し出し巡回展覧された後、1993年にレディング博物館に、現在の専用ディスプレイ室が完成して、以降ここで常設展示されている。
前回も書いたけれど、本家の方は撮影禁止なので、まったく写真がなくて、かなり不満だったけれど、ここではフラッシュなしの撮影可。 なので、またまた、いろいろ撮ってしまったのだった。
ちなみに、本家の方は全編を<このページ>で見ることができる。(クリックで拡大。)

これがタペストリーの始まりのシーン。
エドワード証聖王(懺悔王とも訳されている)が、ノルマンディー公ウイリアム(のちの征服王)を、
イングランド王位後継者に指名する旨伝えるべく、
義兄(嫁さんエディスの兄)ハロルド(ハロルド2世=ハロルド・ゴドウィンソン)をノルマンディーに派遣する。
ところで、元々のこのタペストリーは、1066年ノルマンディー公ウイリアムのイングランド征服後、ウイリアム征服王の異母弟Odo of Bayeux(バイユー司教オド:フランス語読みだとOdon=オドン)が制作させた、ということに現在なっている。
(元々は、「王妃マティルダのタペストリー」と呼ばれ、征服王の妻マティルダが制作させたと考えられていた。)
いずれにせよ、ウィリアム征服王・ノルマン側が、アングロサクソン系の王ハロルドを打ち負かしたのは、先代のエドワード証聖王が、ウィリアムを正当な後継者として指名していたからで*、ハロルドはそれを「不当に」横取りしたからだ・・・という、とても一方的なノルマン側の言い分に基づいて、ここでのストーリーは展開される。
史実は・・・たいがいそんなことはない。正当も不当もなくて、単に権力争いで、うまくやったもん勝ち・・・の、時代であった(あ、いつの時代でもそうか・・・笑)。
*ウィリアム征服王の祖父ノルマンディー公リチャード2世が、エドワード証聖王の母エマと兄弟・・・つまり、大叔父さんにあたって、エドワード証聖王のノルマンディー亡命期に親しかった、という根拠だそう。(オタッキーな覚書)

で、船出するのだけれど、強風にあおられて、
Count Guy of Ponthieu(ポンティユー伯ガイ)の領土に難破してしまう。
そして、まんまと身代金目当てにガイに捕まってしまう。
話は刺繍糸の話になって、この写真の船の部分で、
刺繍糸が褪色しているのがよくわかる。
船の縁の模様部分と、船の櫂の部分は、
本家ではダークグリーン。
ここでも多分もともと同じような色が使われていたのだろうが、
船の後ろの方が激しく褪色してしまっている。
19世紀コピーの方は、全体的に、色の褪色が目立つため、
本家よりコントラストの弱いものになっている。
11世紀の糸の方が、19世紀の糸より色持ちがいいって不思議ー。

その知らせを受けたウィリアムが、
ハロルドを救出するべく、使者を送る。

ウィリアムの尽力(と、多分身代金支払い)で、
自由の身になったハロルドがガイにひき連れられて、
ハロルドに身柄を渡される。
真ん中のハロルド、捕虜なんだけれど、当時の貴族の捕虜は一応客人扱いなので、鷹を手に優雅なもの。
で、ハロルドはアングロサクソン人なので、初期ビートルズ(?)のようなヘアスタイルにヒゲ。
一方、ノルマン系の連中、上に出てきたウィリアムや、ここで前にいるガイ達のヘアスタイルが、どうやら後ろ刈上げというか、剃り上げスタイル。<こんなもの>が、史実に忠実なもののよう。
このタペストリーでもその違いが、描き分けられている。
(ちなみに、ノルマン人の祖先ヴァイキング達は、この頃でもずーっと、ロン毛。)
もう一つ、くだらない話。
タペストリーの枠外に、あまりストーリーとは関係ない・・・ような、動物やら人物やらがいろいろ(たぶん)模様のつもりで描かれているのだけれど、このシーンの下にはなぜだか裸の男女が描かれていて、男が女に求愛ちう(?)な様子。
本家の方では、男の股間にナニな状態の一物がはっきり描かれているのだけれど、そーゆーことに目くじら立てまくりのヴィクトリアン期の復刻版には、もちろんそれは削除されている。次に、もう一つ露骨な例をご紹介しよう(笑)。

あれ?日本ってこういうのまずかったのかな?
(え?19世紀のままなのだっけ?)
ってもう、記憶が定かでないけど、
自主規制で小さく、でも載せる(笑)。
この後、話は、ハロルドとウィリアムの交渉に入って、その時にウィリアムが娘を、ハロルドに嫁がせようという話が出るシーンの下、枠外に意味不明でこのような不埒な輩(左)が登場。復刻版の方では、右のようにパンツ穿かされてる。
これは、刺繍家のご婦人方が自主規制したのかと思いきや・・・、サウスケンジントン博物館(現V&A)からの資料の段階で、修正されていたものだそう。 ローマ時代の彫刻や、ルネサンス絵画にもイチジクの葉っぱを、つけて回っていた時代なことゆえ(笑)。

本題に戻って、ウィリアムは反乱を起こした、
ブリタニー公コナン討伐軍に、ハロルドの参戦を依頼する。
クエスノン川を渡るシーンの向こうに見える、
亀の甲羅状のものは、モン・サン・ミシェル。
その後、ブリタニー公領の町Dol,、Rennes、Dinanを次々陥落させて、
コナンを降伏させる。

その後、バイユーに一行は向かい、
聖堂内の聖遺物にかけて、ハロルドはウィリアムに、
臣下としての忠誠を誓う・・・のシーンなんだけれど、
大聖堂のシュールな構造に目を奪われて、
肝心の忠誠を誓うハロルドを、右に見切ってしまっていた。
写真の右に座っているのがウィリアム、で、
右端が聖遺物箱。そのまた右画面外にハロルドがいる。
これがまだ、話の伏線になる前半で・・・なかなか、話が進まないな・・・。

その後ハロルドは無事、イングランドへ帰国し、
エドワード証聖王に使命の遂行を報告する。
が、程なくして、エドワード証聖王が死去する。
写真を撮り忘れてたけど、(本家のこのシーンは<このページ>に)
ここで、すかさずハロルドが、貴族の支持を取り付けて、
イギリス国王に即位してしまう。

そのニュースは、スパイによって、あっという間にウィリアムの耳に届き、
イングランド侵略を決意したウィリアムは、
侵略用の船の建造を依頼する。
ウィリアムの右隣に座っているのは、
ここでは名前が出てこないけれど、トンスラ(剃髪)頭から、
ウィリアムの異母弟のオド。
彼が船の発注を取り仕切っていた。
この次に船の建造シーンがあって、

船が完成して、武具・兵器を積み込んでいるシーン。
チェーン・メイルは重いので、二人がかりで運んでいた様子。

馬も積み込んで、海峡を渡る。

船団は、Pevensey Bay(ペヴェンシー湾)に上陸。
上陸したのは6000-7000人の軍団とされている。
東のHastings(へースティングス)に向かいキャンプをはる。

で、まずは腹ごしらえの宴会。
バーベキューというか、焼き鳥というか・・・。

なにかというと、真ん中によく出てくるオド司教。
自分が発注したものだったら、当然といえば当然か。

そして、作戦会議ちう。
ここでもウィリアムの左で、アドヴァイスしているのはオド。
右側はウィリアムの異母弟で、オドの実兄弟のロバート。
このオド、聖職者だけれども、当時の貴族なので戦闘参加。
後半ではチェーンメイル着用で、
メイス(こん棒?)振りかざして戦うシーンあり(写真は撮り逃し・・・)。
「恐喝・強盗で財を成した」と記録に残るほどの強者だそう(笑)。

ハロルドの動きが報告される。
このころ時を同じくして、ハロルドの弟トスティが、
ノルウェー王ハーラル3世を引き込んで、反乱を起こし、北のヨークを制圧。
ハロルドは、これをBattle of Stamford Bridge
(スタンフォード・ブリッジの戦い)で撃破していたところ。
で、ウィリアムの上陸を聞いて、400km弱を7000の全軍をひき連れて、
南下し、バトルの丘の上(有利なポイント)に陣をはろうとしていた・・・ということ。

ウィリアム側としては、ハロルドが態勢を整えないうちに、
開戦に持ち込みたかったので、1066年10月14日朝に進軍開始。
ちなみに、10月14日頃の週末は、バトルでリ・エンアクトメント(歴史再現)の、
コスチューム模擬戦闘イベントが行われているのだった。
今年は950年記念だったので、一段と大規模だったとか。

ノルマン側の進撃。
ところで、ノルマン側は弓兵で一斉射撃しておいて、
このシーンのように槍を持つ騎兵が、
突撃・退却を繰り返す戦闘方式。

対するアングロサクソン側は、
盾をみっちり組んで防御し進軍、
(これはローマ兵の戦闘方式と似ている)
長斧を振り回す切込み歩兵で、前線を切り開く戦闘方式。
通常、逆しずく型の長盾はノルマン盾で、
アングロサクソン側は、丸盾が定説なのだけれど、
実際にはアングロサクソン側でも、長盾が使われていたのだそう。

戦闘は膠着状態で、午後に至るが、
ウィリアムは、アングロサクソン側の陣形を崩すことに成功。
ここで、ハロルドが目を矢で射抜かれて戦死。
一気にノルマン側の勝利が確定する。
あ、この左から2つ目の盾がアングロサクソンの丸盾。
ここで、目を射抜かれているのがハロルド・・・・ということになっているけれど、実はこれにも諸説あるらしい。
そもそも、ハロルドが目を射抜かれて死んだというのは、聖なるもの(聖遺物)にかけた誓(この場合、ウィリアムに臣従の忠節を誓った)を、破ったものに対する天罰を象徴していて、いくつか同様の伝説がみられるのだとか。
この伝説が後年できあがって、本家の方のこのシーンは、その伝説に準じるために、矢の部分が14世紀以降に付け足された、とも考えられている。
で、この人物がハロルド、ということになったのだけれど、本来は馬の前に倒れている(写真では右にはみ出している)人物が、ハロルドという説もある。
というわけで、現在では死因は確定はされていない。

ここで、ウィリアムの王位が確定して、
この後に戴冠のシーンがあったはず・・・なのだけれど、
本家の方でそれは失われていて、この戴冠に向かうシーン(?)
でタペストリーは終わっている。

復刻版の方は、その後にこの作品の制作についての解説が、
刺繍されている。
その下には、参加者の名前がスタンプされている。
また、全編に本家にはないもう一つ下の枠組みが
(写真でははみ出しているけれど)採られていて、
そこに「ここまではXXXXの制作」というように、
制作者名が刺繍で綴られている。

これは、刺繍の技法を解説したもの。
ステム・ステッチでアウトラインを描いてから、
中を色糸で埋めていく刺し方。
この辺のノルマン王家あたりの
イギリス中世史が専門(?)だったのだけど、
ずいぶんいろいろ忘れてしまっていたので、
散々調べものして、記憶を呼び戻した今回の標本箱。
最後のおまけヴィデオは、
その、今年のヘイスティングスの戦い950年記念、
リ・エンアクトメントの様子をYoutubeから。
*************************
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Reading (レディング)の街と、Salvation AMP(サルヴェーションAPM)のライヴ
- 2016-11-02 Wed 20:42:11
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ノルマンディー話がやっと終わって、標本箱がUKに戻ってきた・・・けれど、ちょっと話題が「ナニ」です(笑)。
昨年のクリスマス前に、ドイツにオッカケしに行っていた、ドイツのダーク・ウェーヴ・バンド、Salvation AMP(サルヴェーションAPM)が(その時の話は<このページ>に)、ノルマンディーから帰ってきてすぐの土曜の夜、ロンドンから西に60km出たところにあるReading(レディング)という町で、ライヴ出演のためUKにやってきた。
今年の初めの話では、エディンバラのイベントに参加する話だったのだけれど、そのイヴェントが実現しなくなって、紆余曲折でレディングで開催ということだったらしい。(レディング・フェスティヴァルと関係しているようで・・・、本体のフェスティヴァル自体は翌週なので、関係してないのかも・・・?)
そのイベントというのは、スイスのゴス/ダーク・ウェーヴ系ライヴ・ハウスの主催で、金・土の週末2夜にかけて、ドイツ・スイスの「その手」のバンドの全12バンドが出演するSacrosanct(サクロサンクト)で、サルヴェーション・チームはその後半土曜日の出演。
いやもう、エディンバラに比べたらレディングはほんの「そこ」だし、ホリデー明けでまだすべてがごちゃごちゃだったけれど、撮影に向かうことにした。
ライヴ自体は夜で、バンドのメンバーもマネージャーのアニーも、土曜のイベント参加のバンド全員のパッケージ・ツアー状態でドイツからUK入りしているので、私とは連絡が取れずじまい。
私の方はというと、鉄道網の要所なので、UKの西方面に旅行に出ると必ず通るレディングなのだけれど、通過するだけで、街を見たこともなかったので、早い目に出て昼間は街を散策しては、街並みを撮影していたのだった。
まずはその、街の様子から。

レディングの駅に着いたよー、と、連中にインスタで知らせるも・・・
(インスタでフォローしあっている)、
自分らのフライトを上げたっきり、インスタ開けてなかったら、
分かるわけないやん・・・(笑)。

増築された大きな駅なのだけど、
これは一番古い部分。

駅前の彫像はエドワード7世、
ヴィクトリア女王の息子。

駅前から続くハイストリート。
レディングのレンガが赤い。
レンガは、その地域で採れる土を使うため、
地域によって出来上がるレンガの色も変わってくる。
レディングは、19世紀に東西南北に走る鉄道網の要所だったので、
いろいろな地方からの、いろいろな色のレンガが手に入りやすく、
なので、そのコントラストを生かした建物がよく建てられた・・・、
と、どこかで読んだ覚えがある。

この建物も、その例。

古そうだけど・・、19世紀のチューダー・リヴァイヴァルかな?

手前がタウン・ホールで、奥に見えるのがレディング・ミュージアム。
実はここには、ノルマンディーはバイユーにある、
バイユー・タペストリーの19世紀リプロダクションが展示されている。
バイユーのものも、数年前初めてノルマンディーをドライヴした時に、
見に行ったのだけれど、本家は撮影禁止。
(まぁ、900年以上経っているものだから、
見学者が間違って発光してしまうかもしれないフラッシュが、
保存上危険ということかもしれないけど。)
ここのリプロはフラッシュなし撮影OKなので、
ガンガン撮ってきましたよ・・・の話はまた次回にまとめて。

レディングはテムズ川沿いの街でもある。
ここにボートを浮かべて、ユラユラ流されてきたら、ウチに帰れる^^。
せっかく川沿いを撮りに行ったのに、にわか雨にやられる。

雨はあっという間に通り過ぎて、青空が見え始めた。
というあたりで、もう5時前。
ティクアウェイのスナックを買って、今夜の宿の安ホテル
にチェックインして、食事して、しばし休憩。
ホテル近くの、ライヴハウス会場へ向かった。
開場は6時からだけれど、サルヴェーションが出るのは8時過ぎだそう。

「物販コーナー」を担当しているマネージャーのアニーを発見。
スペースがあるので、荷物を置かせてもらったりして、くつろぐ。
なんだか、学祭思い出すよな、この雰囲気(笑)。
(ちなみにこのTシャツ、バンブー素材のもので、
とても着心地がいい。私も2枚持っててジム・シャツとして愛用中。)

アニーと、アニーのパートナー、バンドのフロントマン、クリス。

ドラムスのスティーヴと、ベースの通称ケーヴマン。

スケジュールは少しずつ遅れこんできていたけど、
8時半にはサルヴェーションAMPがステージに出る。

後はもう、撮影したり踊ったり(笑)で忙しい。








オーディエンスは大半がドイツ人(そしてスイス人?)
周りで飛び交うのは、ドイツ語80%・・・で、どこの国?な会場(笑)。
サルヴェーション達は、いつものように、びしっときまったライヴでしたよ^^。
最後に、モバイル・ヴィデオや写真を切り張りして作ったフィルムを。
明日から1泊でRye(ライ)にインテリア撮影に行ってます。
なので、次回の更新遅れ気味かも・・・です。
*************************
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