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2019年05月 Archive
Volkskundemuseum (Museum of Folk Life), Bruges (フォークライフ博物館、ブルージュ)-1-
- 2019-05-29 Wed 08:00:00
- 博物館・美術館
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今回からは、標本箱は昨年の7月の、ベルギー小旅行のイメージを。
以前帰ってきてすぐに、モバイル写真のダイジェスト版で、標本箱に詰め込んだことがあるけれど<このページ>、先日やーーーっと写真のポストプロセスが出来上がったので、その写真を盛り込むことに。
その一回目は、ベルギーNo1の美街、Bruges(ブルージュ)から、Volkskundemuseum (Museum of Folk Life= フォークライフ博物館)のイメージを。
この、フォークライフっていうのが・・・私にはもう、うまく日本語にできないんだけれど、民芸と生活史を合体させたような概念の言葉。で、伝統的なブルージュの街の生活の様子を再現した博物館、ということになる。
古物撮影が趣味の自分としては、かなり優先順位の高い博物館で、そして、街の中心を挟んで駅と反対側に離れた場所に位置しているので、ブルージュ駅についてすぐ、ここにバスで向かって、その後見どころをピックアップしながら、最終的に駅に戻ってくるというルートをとった。

通りの奥に独特の中東風の外観を持つ、Jeruzalemkerk(エルサレム教会)が見える。
(ここのイメージはまた後日に)
Zwarte Kat(黒猫)カフェ(・・・というのは、ベルギーではパブ=飲み屋)
は、現在でもミュージアムの一部として、
古風なインテリアのままで営業している。
この一連なりの長屋は、元々は多分エルサレム教会のチャリティー下で、
貧しい老婦人たちを住まわせたHoff
(ホフ、イギリスだとAlmshouse=アームスハウスに相当する)
だったに違いない。

小さな家が連なる長屋を繋いで、現在は博物館として使用している。

ルートの最初は、小学校の教室風景から。
先生は牧師さん。
(ここのマネキン達がかなり不気味・・・
中でもこの先生が一番奇っ怪だった。
これ作ったの、素人の博物館員じゃないかな・・・笑)
この雰囲気は19世紀後半かな。

学校も、教会の管轄下なので、
宗教教育的な絵画もいろいろ掲げられている。
Haast u langzaam(オランダ語もドイツ語みたいに、
単語をくっつけることが多い)というのは、
日本語だと「ゆっくり、急いで。」という意味。
アウグストゥス帝のモットーだったそうで、
「何事も、きちんと丁寧にやったら、それが一番の早道」
というようなニュアンスの意味合い。

その隣は、靴屋さんの工房。
靴の木型が棚にいっぱい並んでいる。


乾物屋さんの店先。
この一角では、コーヒーや紅茶、
ビスケットなどが販売されている様子。

乾物の豆やら、粉物、パッケージに入ったキャンドルが売られている。
左から二番目の棚には、砂糖類。
その一番左にある、紙に包まれた背の高い、
スティッカーのついたローフが、伝統的な砂糖のスタイル。
17世紀に砂糖が流通するようになって以来、
このような形で取扱されていた。
ここから削り取って、料理に使う。

樽職人さんの工房。


薬局。

ビン類がフォトジェニック。

この薬局までが、19世紀の設定だと思う。

同じビン類なんだけれど、こちらは食品用の香料。
お菓子・パン屋さんの棚の中。
このエリアから、20世紀に入っている。

レトロなキャンディーやボンボン。

キャンディーを作る器具類。
左で白い型がいっぱいついているのは、
キャンディーのモールド。
これをコーンスターチ(だったかな?)の上に押し付けて、
その凹んだところに、溶けたキャンディー生地を流し込んで作る。
アルミの砂型と同じような原理。

ブルージュで伝統的に、年末に食べられたレーズンパンのローフ。
これに関しては、ちょっといろいろ面白い話を見つけたので、記録しておく。
「天使ガブリエル」とも呼ばれるこの、40cmぐらいのローフ・パンは、小麦で作られている。
当時普通に食べられていたのは、ライ麦パンなので、この小麦でできたパンは「贅沢品」ということだった。しばしば、レーズンを入れて作られるけれど、レーズンのないヴァージョンもある。このローフを親しい間柄の人たちで、プレゼントし合う習慣だとか。新年を迎えるお祝いに、大晦日に食べたのだそう。
白いディスクは、Patacon(パタコン)と呼ばれていて、石膏やビスケット陶でできているので、食べられるものではなくて、純粋に装飾用で、クリスマスや新年のケーキを飾るのに使われたりもした。
元々は、16-17世紀のスペイン銀貨(現在の価値で、€15ぐらいのコイン)が使われていて、パタコンというのはその呼び名に由来するそうだ。 イギリスのクリスマスプディングにも、伝統的には6ペンス銀貨を入れるし、フランスのエピファニーに食べる、galette des rois(ガレット・デ・ロワ=王様のケーキ)には、フェーヴが入っているし・・・どこかみんな繋がっている習慣なんだろうな。

そのパタコン色々。
これきっと今や、コレクタブルズになっているはず。

帽子屋さん。
ちなみにこのストーブ、この前に突き出した形は、
ベルギー特有のもののよう。
他では見たことがなかった。

30-40年代のスタイル。

テイラーのワークショップ。
ヨーロッパのテイラーは、机の上に座って、
膝の上で手縫いするのが伝統的な作業方法。
ロンドンのサヴィル・ロウでもそうだった<参照イメージ>。

アムスの国立美術館収蔵の17世紀絵画で、
机の上にあぐらをかいて作業するテイラーを見たことがあるけれど、
その頃から続いている伝統。
しかし、ミシン縫いになってからは、
その習慣も失われてしまったのだろう。
また、次回もこのミュージアムからひき続き。
Volkskundemuseum (Museum of Folk Life)
フォークライフ博物館
Balstraat 43, 8000 Brugge, Belgium
Map:
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Rochester Town (ロチェスターの町)
- 2019-05-25 Sat 08:00:00
- 場所
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Rochester(ロチェスター)の話の締めくくりがまだ残っていた。今回は街の様子を。

メインの繁華街、ハイストリートの街並み。
17-18世紀建造の建物もいくつも残っていて、
古い町並み。
外装を板張り(英語ではWeatherboard、米語ではClapboard)
にするのは、ロチェスターの位置するKent(ケント)界隈の習慣。
他の地域ではあまり見かけない。
アメリカではよく普及しているスタイル。

以前標本箱に詰め込んだ<このページ>、
ハーフティンバーのEastgate House(イーストゲートハウス)も、
現代のハイストリートにすっぽり収まっている。

そのちょうど、ななめ向かいにあるこの一連の建物も、
かなり古そう。同じ16世紀頃だろうか。

ハイストリートに面した、ヴィンテージ・ショップ。


ロチェスター大聖堂の敷地の裏門も、
ハイストリートに面している。

大聖堂前の道がハイストリートにクロスする
この一角がいつでもフォトジェニック。

16世紀か、もっと古いのか・・・。

別のアングルで。

時計のついた建物は、旧穀物取引所。

ハイストリートは軒並み古い建物ばかりで、
なかなか趣がある。

どこかの建物で見かけた紋章。

ハイストリートに面した、ロチェスター博物館の別館部分。
(1909年建造)
なんだけれど、昨年の10月に
オークションでアートギャラリーに売り渡されて、
ギャラリー兼カフェに改装される予定だそう。
なので、ここのロチェスター博物館の別館部分は閉館されて、
収蔵物は、博物館本館とEastgate Houseに移されるとか。
この前標本箱に詰め込んだのが<このページ>
見納めとなってしまった。

ロチェスター城に面した、19世紀のヴィラ型の建物。
マルチカラーの硝子板をはめ込んだ窓がチャーミング。

港町なので、風見船。

ハイストリートは、メドウェイ川で終わり、
橋と鉄道橋が並んで架かっている。

ここから車道を渡って、ロチェスター・ピアを散策に。


どこでも水辺は和める。

もう一度町に登ってきて、

ロチェスター城の横のパッセージをぬけて、

ハイストリートへ。

そして、鉄道駅に向かって帰路についたのだった。
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Peter Gabriëlse's Le Chateau in Dutch magazine (オランダの雑誌に掲載された、ペーターおじさんのル・シャトー)
- 2019-05-22 Wed 08:00:00
- 日記
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今回はミニ標本箱で、オランダの雑誌に掲載されたペーターおじさんとル・シャトーの話。
実は、写真は全部私の撮ったものですよ^^。
昨年の10月の終わりに、おじさんから頼まれて、オランダのインテリア・ジャーナリストに、箱作品の写真をいくつか送ったことがある。その後、Herenhuis 誌がとても興味を示したということで、追加でル・シャトーのインテリア、おじさんのポートレートをいくつか送ってほしいと頼まれた。
ストック写真は数え切れなくあるので、いかにも雑誌ばえしそうな構図のものを選んで送って、それですっかり忘れていたのだけれど、先日発刊されたので、そのイメージを。

全ページ写真でおじさんとプシャー。
あー、記事はオランダ語なので、内容はわからないけれど、
まぁ、ノルマンディーの田舎のシャトーに猫と住んでいて、
魅力的な箱アートを作っているアーティスト・・・
というようなことは、定番なのでだいたい想像がつく。

インテリアもおじさんも、撮った年がバラバラで、
現在とも違うんだけど、知っているのは私だけ。
まぁいいっか~(笑)。

右のダイニングルームは、先方でプロセスかけまくったみたいで、
色味がちょっと、明るくヴィヴィットになりすぎてるけど、
ま、それもまたよし。

このおじさんのポートレートは、私達が初めて押しかけた
2011年のもの・・・あー、8年前。

Herenhuis 71号、2019 5-6月です。
<このページ>で通販でも購入可能・・・、だけれど、
海外からだと、送料の方が高くついてしまうのが、ちょっと難点。
次回はフルサイズ標本箱で、
ロチェスターの最終回、街の様子を。
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Staying Antibes - digest (アンティーブ滞在ダイジェスト)-3-
- 2019-05-18 Sat 09:00:00
- 日記
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アンティーブ滞在8日目~最終日までの様子を、日記形式で標本箱に詰め込む最終回。
まずは、8日目・火曜日から。

今日はおじさんの自由行動日で、
本当はニースに行くつもりだったけれど、
鉄道で行って、駅から、おじさんならトラムに乗り換えて、
それでやっと海岸線に出る・・・というような話をしていたら、
面倒くさくなったようで、アンティーブ南部の海岸に
バスで出て、そこでのんびり過ごすことにした様子。
(ヴァンを出して行くのは、もっと面倒くさいらしい。)
いやまぁ82歳、ここのフェアに参加できただけでも
大した元気。無理せずにのんびりしときましょう。
そんなわけで、私は朝から遅い午後まで、ブース番。
おじさんの新作箱の写真はもう仕上がっていたけれど、
それをプリントにオーダーして、ル・シャトー配達を手配、
Flickrに写真をアップロードして、
そこからHTMLを拾って、おじさんのWebアーカイヴ
を更新するヂミな作業を、ブース番しながらチマチマと取り組む。
おじさんのBlurb本が売れたぐらいで、
これまた、「特記すること何もなし」な、一日。
**********
9日目・水曜日は、朝のブース番。
ランチの後に、おじさんにブース番を交代して、
自由時間なんだけれど、今日は5月1日のメーデーで
(UKではその次の月曜が祭日になる習慣)、
フランスでは、観光中心部のカフェ・レストラン・スーパー以外は、
博物館も、お店も、マーケットも何もかも閉まっている。
やむなく、私も、アンティーブから半島の反対側にある、
美麗な砂浜ビーチというのを見に行くことにした。

アンティーブの旧市街を抜けて、
バス停に向かっているつもりが・・・、

やはり・・・、開いていたジェラート屋にやられる。
で、2スクープも食べてしまったものだから、
これは20分に一本のバスを待っている場合ではない。
(祭日のバスの便も定かでないし)
カロリー消費のために歩かねば。

昨日おじさんがバスで行ったのは、
アンティーブの南にあるPlage du Ponteil(ポンテイユ)というビーチ。
私は隣町の、Juan Les Pins(ジャンレパン)の
長い砂浜ビーチを見て、
その後ポンテイユに向かって、半島を横断して、
アンティーブに戻るというルート。
ジャンレパンまでは、1.4kmなので、
ま、25分も歩けば着くでしょう。

道の途中が丘になっていて上り坂がきつい、
という予想外なことがあったけれど、
これも運動のうち。なんなくジャンレパン到着。
しかしまぁ、街が新しくて・・・なんというか、
ちょっとチープな感じ。

たしかにここはまさしく砂浜、それも見渡す限り続いている・・・
のだけれど、なんだかなぁ~。

というのはこれ。
ビーチに沿って、びっしりと建っているのは、
すべてカフェ・バー・レストランで
(ポップミュージックをガンガンかけている)、
それらがまたビーチ・ラウンジ・チェアをびっしり
3-4列に敷き詰めている(それもオレンジ!!)。
なので、自然なビーチはほんの数メーター。
う~~~む、なんとも俗っぽい。
地中海は満潮と干潮の差が少ないそうだけれど、
高潮にあって、全部沈んでしまえと一瞬思った(笑)。
街も全体に新しくて、古いもん好きの私には、
見るものまるでなく、そそくさと次のビーチに向かう。

ここが昨日おじさんのまったりしていた、
ポンテイユのビーチ。
ここはもう自然に任せてあるというかなんというか。
先日の嵐のせいかどうだか知らないけれど、流木がいっぱい。
そういえば、おじさんも一本スティック代わりに拾ってきてたな。
このビーチは向こうにアンティーブの町の砦が見えて、
そのまたずっと向こうには、雪をかぶったアルプスも見える、
とういう点では、風光明媚。
ここでしばらく休憩してから、
アンティーブに向かって歩き始める。
もちろん、歩いて戻りますよ、私は。

アンティーブの町の南の端。

さっき座っていた、ポンテイユのビーチを振り返ったヴュー。
この後フェアの会場に戻ったら、
最終日一日前になってやっと、シリアスな顧客が増えて、
おじさんもゴキゲンだった。
**********
10日目・木曜日はフェアの最終日。
昨日ブースを見て、今日戻ってくるといっていたヴィジターも、
何組かいたそうで、今日は朝からおじさんはやる気満々で、
朝からブース番。
私は、どうしても見たいところが一つあったので、
午後に合流することにして、
まずは鉄道駅に向かう。

今日の行き先は、ニースからまだ2駅先、電車で45分の、
Beaulieu-sur-Mer(ブーリュー・サル・メール)という駅。

駅を降りたら、崖が迫っている。
実のところ、私は真っ平らに開けた土地が好きで、
風景として、山がちなところが苦手。
こんな風景を見ると、なんだか息が詰まりそうな圧迫感を感じる。
ま、反対側は、海が開けているのだけれど・・・。
駅から、反対側に5分も歩くと海岸線が開けている。
その海岸線に建つ屋敷がこれ。

Greek Villa Kerylos(ギリシャ風ヴィラ・ケリロス)。
ここの写真をインスタで見て、ぜひ来てみたかったところ。
もう一つ、半島の先に、Villa Santo Sospir
(ヴィラ・サント・ソスパイア)という、
ジャン・コクトーの壁画のあるヴィラがあるのだけれど、
ここは修復中で、来年にならないと公開されないのだった。

20世紀初頭に、建築家Emmanuel Pontremoli
(エマニュエル・ポンテルモリ)のデザインで、
考古学者とその妻のための別荘として、
紀元前2世紀のギリシャのヴィラをモデルに建てられたもの。
ちなみにこの奥様、
ロシア系ユダヤ人財閥家の出身だそうで、
その資本力に、なるほど、と、妙に納得したのだった。

中庭。

図書室。
家具から、ライトまで、ディティールのデザインに驚かされる。
様式の根底に、同時代のクリムトや、
ウィーン分離派と同様の装飾様式が流れている。



寝室。

屋敷を取り巻く、細長くて狭い庭からの眺め。
このお屋敷を堪能して、午後早くにまた電車で
アンティーブのフェアに戻る。
最終日になって、やっと作品の引き合いが入ったおじさん。
一つの箱は、同業者ディーラーのお買い上げなので、
梱包する必要がなくて、ラッキーだったそう。
それでも、全体に客層が今までと全然違って、
おじさんの作品に興味を示すのは大半が、
やっぱり北ヨーロッパから来ている人たちばかり。
ロケーションが違いすぎたね・・・という結論で、
今回が最初で最後の参加になった。
とにかく、フェアの終わる7時半から撤去作業開始。
私もこのために軍手持参ですよ。

二人がかりで取り掛かったら、作業はあっという間。
1時間で撤去終了で、おじさんにっこり。
あとは、明日の朝おじさんのヴェンに積み込むだけ。
「だけ」なんだけれど、これの方が作業量は多い。
そして、ヴァンを停める場所の取り合いになるので、
とにかく早く、会場の開く7時にはヴァンを乗り付けておくことに。
なので、この日は早寝でした。
**********
11日目・金曜日は滞在の最終日。
まずは、朝一番の積込みから。

出かける準備に時間のかかる私は、5時半起きで、
7時前には、会場入り口前にヴァンを乗り付ける。
7時前の会場前ハーバーの眺め。
これからが大仕事なんだけれど、
うまく入口前に車をつけることができて、
その上、ラッキーなことにオーガナイザーの、
大型手荷物トロリーを借りることができて、
一気に4箱ずつ運べて、作業が大いにはかどる。
私もジムで鍛えているので、トロリーなしでも、
10-15kg級の箱を両手提げで、一気に2個運べるよ(笑)。

そして、1時間後の8時過ぎには積込み完了。
記録的な速さ。
この後もう一度ヴァンを駐車場に戻し、
アパートに一度戻って、
おじさんの荷物を階段下まで下ろすのをお手伝い。
(アパートの部屋は4階で、エレベーターなし・・・。)
そして、自分のスーツケースも。
アパートのカギを指定のポストに返却してから、
おじさんは、駐車場へ。
ノルマンディーへ途中一泊して、2日がかりのドライヴ。
おじさんと、さようならを済ませてから、
私には、空港バスまで3時間の自由時間。
町(で唯一の!!)の荷物預かりの店
LuggageStorage Antibesに向かう。

TGVの停まるような都市の駅には(ニースなど)、
コインロッカーがあるのだけれど、
アンティーブは小さい駅なのでコインロッカーはなし。
昨年オープンしたというこの店を、
Netサーチで見つけることができて、ほんとによかった。
一時間 €1の預かり料も安くてありがたいー、助かるー。
鉄道駅から歩いて5分のところにある。

旧市街を抜けて、

ローカルフード・マーケットへ。

ここで、配遇者氏からのお土産リクエスト、
ラベンダー・ハニーを調達。
スーパーで買うよりローカル色豊かで、お土産に最適。

そこから、近くにあるMusée Picasso(ピカソ美術館)へ。
建物はその昔の要塞城だったところで、
1946年にピカソが9ヶ月(だったかな?)
ここに住んで、アトリエを構えて、制作活動をしていて、
その時の作品の大半を、町に寄贈した。
これらを中心にして開設された美術館なのだそう。
展示の半分は20世紀後半の、
他の画家の作品など企画展で、
実際のピカソの作品は少ないと、
レヴューでは不評もあったので、
そして、個人的には、お芸術のピカソというよりは、
装飾性の高いスタイリッシュなコクトーの方が好みだし・・・
などと、あまり期待はしていなかったのだけれど、
実際見てみたら、作品数も意外と多くて、
かなりコクトーにも合い通じる、装飾的な
(工芸的な)作品が多くて面白かった。

陶芸作品が壁一面に。
これが最大のヒット。

絵画ではこのファウヌスがキュートでツボ。

ピカソ美術館の後は、店に入る時間はもったいないので、
デリでテイクアウェイしたものを、
海の見えるベンチでサクサク食べて、ランチに。

その向かいに建つ、
アンティーブ大聖堂を一応覗いてみる。
かなり近年の修復が入っていて、あまり古風ではないので、
さらっと流したところで、そろそろ時間切れ。
荷物を引き上げて、空港バスの来る、
バスターミナルに向かう時間。

さようなら、アンティーブ。

250番空港バスは、ほぼ時間通りの発着で、
40分でニース空港、ターミナル1到着。

帰りのフライトも問題なく時間どおりで、
ヒースローに予定より15分早く着いたぐらい。
写真はリッチモンド上空を通過中。
スター&ガーターやハムハウス、
写真左上には、うちの隣町キングストンの橋が見える。
やっぱり、おウチが一番、ロンドンが一番和める^^。
フェア自体はビジネス的にはイマイチだったけれど、南仏滞在を楽しんでいたおじさん。
とはいうものの、ヴァンに積み込んで、フェア会場に1-2週間詰めて(今回は3週間!!)・・・というようなプロセスが、段々大変になってきたみたいで、今回を最後にアートフェア引退宣言が出た。
ル・シャトーに作品を見に来てください、の、スタイルはもちろん変わりなしで、「もうそれで充分」なのだそう。
なので、おじさんのフェアにアテンドで、私の年1-2回のコンチネンタル(ヨーロッパ大陸)出張も終わる。
ここ数年役得で、いろいろな街に滞在して、見て回ってとても楽しかった。 ペーターおじさんどうもありがとう。
これからも、夏にはDanaさんとアネックスに押しかけては、季節労働者と化すことには変わりないので、おじさん、今後ともよろしくね。 そしていつまでもお元気でね !!
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Staying Antibes - digest (アンティーブ滞在ダイジェスト)-2-
- 2019-05-15 Wed 09:00:00
- 日記
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アンティーブ滞在日記2回目は、5日目の土曜日から。

土曜日といえばアンティーブはマーケットの立つ日。
今日はおじさんが朝からブース担当で、
私はやっと晴れたアンティーブを散策して、
午後に合流する予定。
朝8時半に出発したら、すでに絵葉書のようなピーカン天気。
これで地中海気分全開。

まずは、町から行くと駅の反対側にある、
Vide Grenier, Brocante et Antiquites a Antibes
(アンティーブ・アンティークと蚤の市)へ。
金曜は7-1時、土日は6-18時オープンということだけれど、
実際には9-10時頃から開き始める感じ。
ムダに早起きしないでよかった(笑)。
左のホームセンターか倉庫みたいな建物が、
アンティークセンターになっていて、
その外に、カーブーツ的な蚤の市、中古品市が立つ。

その、建物の中の方。かなり広大。

自分好みの宗教ネタ色々のブースがあって、
そこで小さなものを、いくつかまとめてお買い物。
値段的には安くも高くもない・・・、
ロンドンでいえば現在のSunbury
(サンバリー)のマーケット的な感じかな。

大荷物にはならなかったので、
フェアのブースに荷物置きに寄らず、
そのままアンティーブの町の中心を散策。

町の中でも、ちょっとした広場に、
何か所か土曜マーケットが立つ。

観光客向けなので、若干値段が高い目。
想像だけど、金曜の朝に上の蚤の市で仕入れて、
土曜にここで売ったりしてるんじゃないかと(笑)。

でもまぁ、こっちの方が断然フォトジェニック。
この後は、スーパーマーケットでおじさんに頼まれていた
食材を買いだしてから、アートフェアのブースに、
午後の交代に入って、5日目は終了。
**********
6日目・日曜は、私がブース早番の日。
昨日買い忘れたものを買いにスーパーに
行こうとしていたら、
Pおじさんのオフザケに付き合うハメに。
私達の滞在していたAirbnbのアパートはこんな感じで・・・、

小さなバルコニーが付いている。
部屋は基本的にスタジオ・ルームで、
高い目の斜めになった天井部分に
メザニン(中二階)が作られていて、上にベッド、
下にはソファ・ベッドという、2ベッドの構造。
メザニンはとにかく天井が低いので、
小人さんの私が使って、のっぽのおじさんは、
下のソファベッドを使っている。

これがメザニン上部の、私の巣。
で、バルコニーから見える坂の上の道からは、
この建物も見えるはずなので、
そして、おじさんならこの天窓からラクラク頭が出るので、
おじさんがベッドに立って天窓から頭を出すので、
坂の上の道から、ズームレンズで撮影しよう・・・ですと(笑)。

「了解です、師匠。」というので、やりましたよ。
Pおじさんの「屋根ざらし生首」。
それも、モバイルで「着いたよ」って連絡とり合いながら・・・。
ホントは上半身出したかったらしいけど、
天窓が小さくて、肩が出なかったとか。
無理して詰まったりしたらエライことなんで、
絶対にやめてくださいね・・・(笑)。
で、「Kotomiのストーリーズに上げといてくれ」って・・・
自分のインスタのストーリーズに上げればいいのに。
自分のは、まだちょっとカッコカマシてるのかな、おじさん・・・。
その後、買い物をして、一度アパートに戻り
インスタにUPしてから、ブース番に向かう。
午後からおじさんが交代に来て、
私は再びアンティーブ散策。

フェア会場から徒歩3分のビーチに初めて出てみた。
100mあるかないかの長さの、こじんまりしたビーチは、
日光浴の人でいっぱい。
中には泳いでいる人も。
気温17℃程度、水温は14℃だそうなので、寒くないのかな。

Côte d'Azur(コート・ダジュール)っていうけれど、
本当に海がAzur(アズール=青)なのに驚く。
青い空を反映するからこうなるそうで、
しかし・・・、ヴェニスの海(水路)はきれいな緑だったけどな。
で、イギリスの海は中途半端なブルーグレイです。

ビーチから町を取り囲む城壁の上を散策。
ハーバーの向こうに、フェアの会場のテントが見える。
う~む、このギラギラしたロケーション、
いくら富裕層がたくさん来るフェアったって、
おじさんの渋い味わいのある作品に、合ってるのかなぁ?
いやー、合ってないでしょう。
というので、この段階でまだセールスはなし。
図書室箱の新作に、日本の顧客の方から
取り置きが確定しただけ。
まぁ、悠々自適、作品販売に生活のかかってない
おじさんはお気楽なもので、天窓から生首ゴッコしたりしてますが(笑)。

今日も散策の締めくくりは、ジェラート。
イタリアまで40kmの位置なので、
食べ物は、全体的にイタリア風。
とりわけ、ジェラートが美味しくて、連日食べて太ったかも。
**********
7日目・月曜日は、私の自由行動日。

朝から、再びアンティーブ鉄道駅に向かう。
この日はニースに行くことに決めていた。
というのも、ニース名物の月曜市があるので。
そして、それに合わせてか、普通月曜休館の多い
ミュージアムも、月曜に開いているところが多いので。
よく鉄道で移動しているけれど、近頃はヨーロッパ各国で、
鉄道Appでダイヤを調べて、バーコード・チケットを買う、
というシステムが普及していて、これがとても便利。
フランスの場合、SNCF Appで、これを大活用した。
この点、UKのシステムは、10年前は、
Netでチケットが買える画期的なものだったにもかかわらず、
ガラパゴス的に進化していたもので
(購入コードと購入クレジットカードを使って、
駅で磁気カードのチケットをプリントする必要がある)、
現在のモバイルAppに、バーコードチケットをダウンロードする
コンチネンタルのスタンダードからは、
完全に出遅れてしまって、化石状態。
只今、ものすごい勢いで新システムをキャッチアップ
しようとしているらしいけど・・・一体いつのことやら・・・。
Follow Up : どうやら、UKではTrainlineというAppが、
全鉄道をカヴァーして、
コードチケット購入できるのだそう。
ただし、鉄道とは別の第三機関なので、
£0.25 - £1.5の手数料がかかるのだそう。
(当日券にはかからないそう。)
また、各鉄道会社それぞれのappをダウンロードして、
そこから買う分には、手数料はかからないそう。
なーんだ、コードチケット方式が出来るようには
なっているみたいだけど、なんだかややこしいな。
ひとまず私も、Trainline appをダウンロードしてみたところです。

アンティーブよりずっと大きな、Nice(ニース)の駅。

マーケットの立つ海岸近くまで、トラムが走っている。
これに乗ろうかとも思っていたけれど、
チケットを買うのが面倒で、20分程度ならついつい歩いてしまう。
そう、毎日ジェラート食べてるから、歩いた方がいいでしょう。

ニースのメインストリート、Avenue Jean Médecin。

さて、ニースの月曜市、Marché du cours Saleya
(サレヤ広場マーケット)
Net情報によると、普段は花マーケットだそうで、
月曜がアンティーク・マーケット。

お天気最高、街並み美麗、のアンティーク・マーケットに、
気分が上がる。

このマーケットでは、いろいろおもしろいものを見たけれど
(本物レリカりーを売るスタンドとか・・・)、
お値段もご立派なので、さすがに手が出ない。
ヴィンテージのプロヴァンス・プリントの
スカーフを買っただけ。
それでも、見ているだけでも楽しかった~。

マーケットの後は、その先の旧市街の
路地を巡って、途中のイタメシ屋でランチ。
その後、Musée du Palais Lascaris
(パレ・ラスカリ博物館)へ。
この現在では情緒豊かな旧市街は、
19世紀頃から、街が西に発展していったのに
取り残されて、スラム化がいちじるしく、
20世紀後半から、やっと再開発されて来たのだそう。

17世紀初頭に、ニースの有力者の建てたパレス。
現在は屋敷と楽器の博物館として公開されている。
これは、イタリア風の大階段。

ゴージャスなベッドルーム。


楽器の展示室。

また狭い旧市街を歩いてニース大聖堂へ。

その大聖堂の中。

教会でいえば、その次に入った、イエズス会派教会の
Église Saint-Jacques-le-Majeur de Nice
(ニース・大ヤコブ教会)の内装がすごい・・・。
この後また、(やっぱり)ジェラートを買って、
ジェラート片手に、海岸に出る。

ニースの延々広がる海岸。

海は青いんだけれど、ジャリ浜が広がっている
第一印象は「え?ブライトンっぽくない?」って・・・、
ニースに失礼だよね(笑)。

ジェラートを食べ食べ、海岸線を1kmほど西へ。
海岸から街に上がって、Musée Masséna(マセナ博物館)へ。
19世紀末にリヴォリ公によって建造されたヴィラが、
現在はニースの地域博物館として公開されている。

建築は、ナポレオン様式を踏襲したもの。

そう、先程の旧市街がスラム化したのは、
街がこのヴィラのあたり、西側に発展していったため。
ちょっとロンドンのイーストとウェストの関係に似ている。

ミュージアムを出てからは、その西側の街を散策しながら、
鉄道駅に戻って、アンティーブへ。
そして、いつものように、おじさんのスタンドに合流したのだった。
次回は8日目・火曜日から最終日までの日記を。
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Staying Antibes - digest (アンティーブ滞在ダイジェスト)-1-
- 2019-05-12 Sun 12:10:55
- 日記
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アンティーブ滞在の、主にモバイルの写真だけれども整理ができてきたので、ひとまずダイジェストということで3回のシリーズに分けて、標本箱に詰め込んでみる。
マトモなカメラで撮った写真の方はまた後日、いつの日にかということで。(いやもう、写真のプロセスたまりまくりで、一年前の旅行のをまだプロセスしている状態ですわ・・・。)

まず初日は移動日。
ヒースロー・ターミナル5へ、キャブで向かう。
この朝も順調に車は流れていて、予定より早く到着。
ま、ヒースローは巨大空港なので、
セキュリティーチェックに便が重なっていたりしたら、
で、なにかトラブルが合ったりしたら、
どんだけ待つハメになるか、知れたものではないので、
早く着いておくにこしたことはない。

フライトも順調に予定通り飛んで、
ここはもう地中海、あと10分程度で、ニース空港に着陸。
アンティーブ上空も飛んでいるはずだけれど、
はじめての場所は、さすがに上空から見分けることはできなかった。
それにしても空模様が曇天。

今回は11日の滞在なので、大型のスーツケースできて、
預けたら(いつもの出張は手荷物で来ていた)、
荷物が出てくるまでに30分以上待たされてしまった。
ちょっと時間を食ってしまったけれど、空港から出て、
すぐ隣りにあるバスターミナルから、
250番の空港バスでアンティーブへ。
鉄道も走っているけれど、
空港最寄りの鉄道駅までバスで出ることになるので、
結局、アンティーブにはこのバス便が一番便利。
約40分で着いて、一時間に2本出ている。
バスのボディの下に、スーツケース格納スペースのあるバス。
バスが出るのを待っている間に、
どんどん雲行きが怪しくなって、大粒の雨がバラバラ。
ストーム・ハンナが地中海から北上していく、その、
地中海でばっちり嵐に遭遇。

滞在していた、アパートの裏道だけれど、
アンティーブの第一印象がこれ、
雨、雨、雨・・・嵐だもんね。

この前も載せたけれど、ペーターおじさんのブース。
フェアの会場は、鉄道駅裏のバスターミナルから、
歩いて10分程度。
普通ならスーツケース持っていようが、問題なく歩けるけれど、
空港バスを降りた段階で大雨・・・。
鉄道駅を抜けたところのタクシー乗り場に、
タクシーが一台だけ停まっていたので、
これに乗り込んで会場へ。

ローカル新聞に取材されたPおじさん。
アンティーク素材を使って、アート作品を作る作家・・・、
みたいな内容だと思うのだけれど、
フランス語なのでとにかく不明。

フェアの他のスタンドは、派手目のアンティークやら、

アートにしても、とにかくケバいものが多い。

大型マーキー(テント)内のメイン会場の外にも、
小さなテントのブースが並ぶ。
これは数日後に撮ったもので、
到着した日とその翌日は大雨だったので、
外のブースはみんな閉めたままだった。
そして、地中海とは思えなく寒い。
ロンドンの方がやや暖かいぐらい。
で、皆さんダウン姿。
この日はフェアが終わってから、
ディナーにクレープをごちそうになって、
会場から歩いて1分の距離のアパートに戻る。
ずーっと雨なので、まだ町は見れずじまい。
**********
翌2日目は、朝会場がオープンする前から入って、
おじさんのブースと、新作の撮影。
まだ雨は続いているので、外を散策する気にもなれず、
ブース内で持ち込んだPCで、写真プロセスの作業を。
**********
3日目は、やっと雨がやんだものの、やはり曇天。
予定ではGrasse(グラース)に観光に出るはずが、
アパートの方でちょっとトラブルがあって、
朝おじさんはアパートで待機、私がブース番をするはめに。
ニース~アンティーブ~カンヌのこの界隈は、
世界中の富裕層が別荘を持っている・・・
というようなエリアなので、フランスだけれど、とても国際的。
なので、仏語皆目ダメでも、「英語でスイマセン」と言いつつも、
全部英語で押し通して、「メッシィ・ビヤン」だけ仏語という、
私のコミュニケーション力でも、けっこういけるものだった(笑)。

3日めのフェアが終わった7時半、
夕食の買い出しがてら、町を散策。
ようやく空も晴れてきた様子。

広場はどこもレストランやビストロが席を広げていて、
地中海情緒たっぷり。

海辺の町なので、魚介類も売られている。
けど、ヴェニスの方が魚介類率高かったな。
**********

4日目、やっと晴れたー!!
アパートのバスルームの窓からの眺め。
今日は、やっと私の自由時間。

アンティーブの鉄道駅から、電車に乗って、
Grasse(グラース)に向かう。

列車は途中、カンヌのビーチに沿って走る。
カンヌも来てみたかったけれど、
ニースの方に重点が行っていて、
そして、今回のフェアは開催時間が長いので、
おじさんが疲れすぎないように、2日に一回
午前の部のブース番をボランティアしたら、
意外と時間がなくなってしまって、
結局のところ行けずじまいだった。
いやもう、ビーチはこの後散々見たので、
もうたくさんだったかも(笑)。

グラースの鉄道駅は丘の麓、
そして町は丘の上にある。
足は丈夫なので、歩いて登る予定だったけれど、
駅を出たら、ちょうど来たバスに
みんな乗り込んでいたので、私もバスに乗り込む。
写真は、町の一番賑やかな通り。
この町は「香水の町」として有名で、
その香水会社Fragonard(フラゴナール)が、
街の産業すべて牛耳っている印象。
街の中心に、いくつもの店を持っている。
写真の左に見えるのは、アパレルの店。

この町に来た最大の目的は、
Musée Provençal du Costume et du Bijou(プロバンス衣装とジュエリー博物館)。
18世紀チンツ・プリントのルーツのような、
プロヴァンス・プリント、遡ってはインド更紗などの
プリントパターンが好きなので、このミュージアムは楽しみにしていた。
・・・のだけれど、実際にはすごく小さくて、
こんな感じの展示室が5-6室公開されているだけ。
ここもフラゴナールの所有で、入場料無料で公開しているから、
まぁ、こんな程度のものかも知れないけれど、ちょっとがっかり。

ジュエリーって館名に付いていながら、
ジュエリーの展示はこの一室だけ、
で、この金色の箱の中が展示って・・・
つまり数えるほどしかない・・・あぁ・・・。

内容もねぇ・・・あーもう、
帰ってから、改装新オープンした、V&Aのジュエリー室、
見に行くからもういいよ。ここには何も期待しない(笑)。

そこを出た次の角の、坂道パッセージが、
とてもフォトジェニック・・・って撮っていて、
リサーチからは漏れていたThe Provence Art and History Museum
(プロヴァンス歴史美術博物館)を偶然発見。
衣装・ジュエリー館の方が肩透かしで、
すぐ見て回れてしまったので、ここも見てみることに。

結果的に、自分的にはここの博物館の方が「アタリ」。
17世紀~20世紀前半の、歴史的家具やら、
絵画、装飾美術を収蔵展示している。

建物自体は18世紀の屋敷を使ったもので、
地下にキッチンのエリアが残されていたりする。

その地下のエリアから、裏庭に出る。
裏から見た方が、ずっと豪華な屋敷。
博物館を出て、町を散策。

このあたりも、ビストロはイタリア系が多い。
しかし、その巨大なパスタは、一人で食べると
飽きることこの上ないので、
オムレツで簡単にランチを済ませる。

その次に向かったのが、Musée International de la Parfumerie
(国際香水博物館)
ここはその、この町のボス的な香水会社フラゴナールの博物館。

なんだけれども・・・、なんだか半分改装工事中という感じで、
見るほどのもほとんどなし。
いやまぁ、自分がそんなに香水好きではない、
というせいもあるのだろうけれど。

後で気づいたことだけれど、同じ一角にある、
Parfumerie Fragonard - The Historic Factory in Grasse
(フラゴナール歴史的工場)という、ショップ兼博物館兼工場
みたいなところで、歴史的なボトルやら、香水関連の
アクセサリーが展示されている。
博物館の改装か編成替えの途中なのかも知れない。
で、ここの香水販売部で、あまり使いもしないのに
せっかくだからって香水なんか買ってしまった。

町の中心でおしゃれで目につくのはみんな、
このフラゴナールの系列店で、これはインテリア雑貨部門。
アパレル部門やら、小型の香水店などいろいろ。
あちこちでお買い物してしまって、
すっかり、ここの地場産業の思うツボ(笑)。
ちなみに、フラゴナールって、画家のフラゴナールと
親戚か一族なのかな?なんて思っていたけれど、
この会社の創設者が、この町出身のフラゴナールの絵画の、
優雅なエレガンスにあやかって名付けたものなのだそう。

その歴史工場の前のテラスからの眺め。
海の見える辺りに、通り過ぎてきたカンヌの街がある。

帰りのバス停がいまいちよくわからなくって、
そしてバスも20分に一本のようなので、
グーグルマップで見つけていた、近道パッセージを降りていく。
ここを歩いて登るつもりだったので、
降りる分には全然問題なし、12分ぐらいで駅に戻った。
バスだと、緩い坂道に作られたクネクネした車道を使うので、
もっと長距離走ることになる。
この後はアンティーブに戻って、
おじさんのフェアに合流する、いつものパターンで、4日目が終了。
次回に続きますよ。
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Rochester Cathedral (ロチェスター 大聖堂)
- 2019-05-08 Wed 17:14:34
- 場所
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南フランスから帰ってきましたよー。
まだ、写真も全然整理できていなくて、ダイジェスト版モバイル写真・・・・ですら、まとまっていないという状態なので、今回は、前々回までの話題の続編で、イギリスのロチェスターの大聖堂の写真を。

爽やかな秋晴れの夕方、まるで絵葉書のように写った、
Rochester Cathedral (ロチェスター大聖堂)
教会としては、アングロ・サクソン期の7世紀から記録に残っていて、
現在も12世紀建造の、ノルマン様式の部分を残した建物。

正面西門上部のTympanum(ティンパヌム)の部分。
12世紀の建造だけれど、
多分ヘンリー8世の修道院解散の時か、
17世紀のクロムウェルの頃かと、想像するのだけれど、
ひどくイコノクラスト(偶像破壊)を受けて、
像の顔はすべて破壊されている。
左右に立つ彫像は、19世紀後半か、
スタイル的に20世紀初頭の修復時のものかと。

その正面西門を入って、振り返ったところ。

ステンドグラスのクローズアップ。
15世紀中頃のもの。

内部正面の写真を撮っていなかったので、
Wikiからの借り物。
正面奥に見えるのは、祭壇ではなくて、
パイプオルガンと、クワイア席を仕切るスクリーン。

これは19世紀後半のゴシック・リヴァイヴァル様式。
George Gilbert Scott(ジョージ・ギルバート・スコット)によるもの。

石彫彫像の立つスクリーン部分。

クワイヤ席の内側から、振り返ってみたところ。

クワイヤ席の壁のペイントは19世紀。

これも典型的なゴシック・リヴァイヴァルの装飾。

その、19世紀の修復時に発見された、中世の壁画。
「運命の輪」を描いたもの。

これも壁のコーナーに残された、中世の壁画。

これが一番奥の祭壇。
アラバスター(かな?)彫りの、最後の晩餐のシーン。
これも19世紀修復のときのものかと。

上階部分のオープニングは、これは明らかにノルマン、
12世紀のもの。
アーチがまだゴシックのトンガリでなくて、
ロマネスクの丸型。
そして、そこに、ギザギザ模様が典型的な例。

クローズアップで見ると、素朴な顔が2つついてる。
素朴すぎて、イコノクラストでも破壊されなかった?(笑)

この大聖堂には、ヘンリー8世の修道院解散まで、
修道院も付属していて、そこに図書室があった。
その図書室への入口は、14世紀のゴシック様式。

破壊された(あるいは、風化した)部分と、
19世紀の修復部分が、いり混じっていて、
修復とオリジナルのタッチの違いがよく分かる。

アーチの下部に立つ聖バルバラ。
このたおやかな表情が、典型的な19世紀のもの。

ステンドグラスは19世紀のものだけれど、
とても中世風にできている。

このステンドグラスは、もっとはっきり19世紀だとわかる、
キレイなもの。

19世紀初期のネオクラシカルな墓標。

こちらも、同時期のもの。

AD 604年に、(ケント王)Æthelberht(エゼルベルト)によって設立された・・・
的なことが書かれているのだと思うけれど、
多分、後年付け加えられたものかと。

最後に印象的な西門の、装飾ドアを。
Rochester Cathedral (ロチェスター 大聖堂)
Garth House, Rochester ME1 1SX
公開:週日7:30-18:00、土曜 08:30-17:00、日曜 07:30-17:00
地図:
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