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2019年08月 Archive

Le Chateau social life 2019 (ル・シャトー 2019 社交編)

  • Posted by: Kotomicreations
  • 2019-08-25 Sun 23:08:27
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ロンドンは、再び30度越しの夏日が復活。
8月最後の祭日月曜日(Summer Bank Holiday)があるので、3連休の週末、みんなどこかに(たぶん海?)でかけていて、ジムも近所のスーパーもどことなく空いている。
私の方は、ル・シャトーから帰ってきても、前回も書いていたように、家やら庭のメンテに奔走中。ついでに写真載せてしまうよ全く・・・。


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ペイントの完成した共同玄関ポーチのBefore-After。
ポーチを塗り替えようとしたら、下の木材ほとんど腐ってました(泣)。
大工さんが新しい材木を継ぎ足して修復。(下の横木が腐りにくいように、少しデザインも変えた。)
私のホリデー滞在中の工事だったので、下地ペイントだけ塗っといてもらって、雨を防いで、帰ってきて、天候が安定したので即上塗装を入れた。
木地の修復と下地ペイントだけなので、£600で請け負ってもらった。
上塗り塗料代は下のフラットが、私は労働力(特殊技能と呼んでもらおうか・・・笑)を提供。
近頃は、水性の耐天候性に優れたペイントがあって、とても塗りやすいし、乾くのも速くて、仕事がはかどった。
今日最後の、塗り残しやら、床のタイル目地の穴を埋めて、最終的に完成。
これで、最低10年は持ってもらいたいものだわ。

Garden waste clearance

Garden waste clearance

近所から苦情が出て、庭の伐採に取り掛かった結果、莫大な量の切りがらが出た。
太い枝が混じっているので、自治体も処理を受け付けてくれないことが判明。
これ、ル・シャトーなら、3回ぐらいの焚き火で、難なく燃やしてしまえるのだけれど、(これの倍位燃やしたぞ、私ら。)田舎で4へクタールの敷地に住んでいるわけではないので、(そして、下の住人が喘息持ち・・・)手っ取り早く、回収業者に処理してもらった。
それでも一度ではトラックに乗り切らず、2回(2日)に分けての回収で、£300。
このあとまだ9月に、プロの伐採業者が入って、10m越しの木を2本、剪定してもらう予定になっている。


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この隣のフェンスに沿って、地面に敷いたのがバーク・マルチング。
本来は木の皮なんだけれども、予算があるので、贅沢はいっておられず安いのを買ったら、粉砕した材木やら、もちろんバークもだけれど、とにかく色々混ざってて、でも消毒されているので、有害な菌や雑草の種などは入っていない・・・という程度のもの。
これをフェンス沿いに敷いて、雑草やアイビーが「出てきにくい」ようにする。それでも出てくるので、それはむしる。
こうしておけば、隣のフェンスをアイビーで痛めて、弁償させられそうになることもあるまいと・・・。
ウチの庭は長い長いので、結果的に700リッターのバークを、今の所敷いた。あと約300リッターは、伐採業者が入るのを待って、その後片付いたら、その伐採した木の近くのフェンス沿いにも敷く予定。

このなんにも生えてない(暗すぎて何も育たなかった)一帯は、これから耕して土質を改良して、半日陰だけれどボーダーガーデンにする予定。
あーぁまだまだ、時間と労力と、そして、お金がかかるんだなー。と、言いつつも、ちょっとガーデン・デザインに興味がわきつつある今日このごろ(笑)。



閑話休題で、ル・シャトー話へ。今回は「社交編」で、お呼ばれしたり、ル・シャトー・パーティーの時の様子を。



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デコレーターのアランさん邸に、ランチに呼ばれた時の話は、
7月29日のエントリーに書いてしまったので、ここでは割愛して、
その時に一緒だった、ティエリー氏のコテージに、
お茶に呼ばれた時の様子から。


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昨年パリの仕事をリタイアして、
夏の家だったノルマンディーのコテージに、
本格的に引っ越してきたティエリー氏は、
コテージを大改装中。

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屋根裏がちゃんと部屋になっていたり、
コテージの方の進捗も色々あるのだけれど、
庭がすっかり変わってしまった。
以前はウチと同じぐらい鬱蒼とした林状態だったのが、
キレイサッパリ伐採されて、明るく広々している。
その上池まで導入。

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中には金魚が何匹もいて、グレイのはペーター、
赤と黒の派手なのがKotomiで、Danaさんのは、
「いたけど死んじゃった。」だそうで、ひどい~(笑)。
じゃぁ、というので、「赤に白いフリルの子が私。」って勝手に決めてたけれど、
「その子は男の子だよ。」って(笑)。
しかし、金魚のオスメスって、どうやって見分けるんだろうかねぇ~?

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「あれが、ペーターな。」「う~む。」

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それでも、まだまだアイビーを茂らせとるねぇ。

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前の畑のコーンが、異様に背が高くなっていて、
「ワシより高い。」と思わず畑に入るPおじさん。



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Town House
のオーナー、フィオナさんのノルマンディーのお宅に、ランチにお呼ばれした。

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ポークのローストが美味しすぎ。
自家製チャツネもとてもよくあっている。
フィオナさんのお宅に呼ばれると、決まってイギリス式の、
ローストをごちそうになる。
イギリス式というのは、シンプルなローストに、
グレービーソース+チャツネ/フルーツソースという組み合わせ。
自分で好きなように味を調節して食べるのが、イギリス式。
フランス式はクリームソース系が多くて、
出てきた段階ですでに味付けは完成されている。
塩コショウを足す程度にしか、「自由」の余地はない。
管理平等社会と自由個人主義の違いが、
料理にも現れているようで、実に面白い。
私はもちろん、勝手な味付けの、自由個人主義ですが(笑)。

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その、チャツネとフルーツソースの入っている、
アンティークの青絵器。

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食後は庭を案内してもらった。
桃がいくつか見事な実をつけていた。
ノルマンディーの夏の果物といえば、メインが桃。
一方イギリスの夏は苺を始めとした、ベリー類。
苺が大好物なのだけれど、ノルマンディーでは
美味しいのにあたったためしがない。
こんなに気候が似ているのに、不思議ー。
それとも、消費者のテイストなのかな。

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この横にある納屋は、ダンナ様のクリフさんの実験室。
というのは、リタイア後の趣味のサイダー作りのための部屋。
今年もまた、見学させてもらった。



その次にお呼ばれしたのが、
建築家フレッドと、ヴァンサンのシャトー。
といっても、今の所ほとんど廃墟。

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16世紀のシャトーは、本来はコの字型をしていて、
その中央部分はもう残されておらず、
両側の張り出し部分が残っている。

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そして、オリジナルのお堀に囲まれている。

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隣に農場が併設されているのだけれど、
これがまた見事な廃墟っぷり。

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プレソワ(りんご絞り用の納屋)だったところ。
りんご絞り機の残骸が壁際に残されている。

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なにしろリスティド(歴史的重要建造物指定)されているので、
例えば、このゲートに連なる並木道を整備するだけでも、
重要建造物保存協会の認可を得なければならない。
だからといって、資本を援助してくれるわけではなくて、
それこそ時間とお金がかかることこの上ない。
「一生かけてのプロジェクト、猫みたいに九生かかりかねない・・・。」
とフレッドは笑っているけれど、
シャトーに取り憑かれたといってもいいくらい。
親しいティエリー氏も、Pおじさんも、
「これはたいへんなことやぞ。」としか感想が出ないという状態。

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シャトー側も、このシャトーが売りに出る前に、
最後に住んでいた管理人のおばあさんの暮らしていた、
2室だけが部屋の状態をとどめているのだそうで、
それでも電気がまだ通っていない。
そのとなり側の階段を上がる。

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その上のかろうじて修復された応接室が、
今夜のために準備されていた。

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フレッド氏とPおじさん。

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日が落ちると、キャンドルを灯す。
考えてみたら、18世紀はまさしくこんな様子だったわけで、
もっとも18世紀に忠実な環境ということになる。

ここはぜひまた来夏も呼んでいただきたい。
そして、毎年何がどう進展していくのか、
ぜひ見ていきたいものだ。



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一方、ル・シャトー夏恒例のパーティーが準備中。

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今年は私達は庭仕事、
パーティーの準備は、Pおじさん一人で、
ゆっくり時間をかけて準備していた。

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エキジビションルームもセッティングができていた。
昨年までフレアのデリに、
大半の料理をオーダーしていたのだけれど、
去年は来る人が予定より減って、料理が大量に余り、
猛暑ですぐに腐らせてしまって、
たくさん捨てざるを得なかった・・・ということがあって、
今年は、基本みんなで持ち寄り。
メインディッシュだけを、
別の村のおじさんお気に入りの肉屋に発注して、
サラダやケーキはおじさんが作っていた。
(ロンドンのトレンド最先端、
オトレンギのレシピブックからサラダを作る!!)

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じゃぁ、私達も例年以上に、
寿司作りに力を入れてみようではないか、
というので、寿司のり20枚をロンドンから持ち込む。
スシノコはDanaさんが日本から買ってきて、
米と具はフレアのスーパーで調達。
前夜に材料はすべてカットしておいて、
当日朝から、寿司工場業務開始。

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中身はハムだったり、チーズだったり、カニカマだったり、
かなり邪道なんだけれど、とにかく太巻きをガンガン巻く。

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できました。
手前はベジタリアン/ヴィーガン巻、奥が普通巻、
トータル120個以上の出来上がり。

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自分たちで作っておいて、自画絶賛に美味しかった。
わずか20個程度残っただけで、ゲストにも大好評。

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ここでやっと 盗んできた 借りている麦わらロールが活躍。

で、この段階で、隣の畑からは、
すべての麦わらロールが回収されてしまっていて、
今更返却するわけにもいかなくなり、
人目につかないテニス用バーンの前に
転がしておく・・・という結果に(笑)。
盗んでんねやん。
いや、来年の麦わらロールに紛れ込ませて、返却予定なのかな。

次回は、ル・シャトーだよりの最終回で、
私達のなんていうことなない、滞在の日常のイメージを。



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今年もまた、バッグ作家の石丸思さんの作品展に、
Kotomiジュエリー日本代理店のべべズアンティーク・
小関由美
さん経由で、参加させていただきます。

石丸 思 バッグ展Ⅴ
〜 新しい時代/Kotomi ジュエリーと共に 〜

9月11日(水)〜15(日) 12時〜18時
(最終日16日は16時まで)

ぎおん石 銀座店
〒104-0061 中央区銀座5丁目6-5 すずらん通り


Kotomiジュエリーを、実際に手にとって、
身につけてみていただける機会です。
お時間あれば、ぜひ御覧くださいね。




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Le Chateau 2019 (今年のル・シャトー 2019)

  • Posted by: Kotomicreations
  • 2019-08-22 Thu 08:00:00
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ウチに帰ってきたら、さっそく、大工さんに修理してもらった共同玄関のポーチ(ひどく木が腐っていて、私の特技のフィリングでも構造的に追いつかなかったので、共同で修理を発注していた)の上塗装をやったり、庭木の大量の伐採材を、処理業者に発注して処理してもらったり、1000リッター越しのバーク・マルチング材を買ってデリバリーしてもらって、庭のフェンス沿いに(フェンスの)メンテナンス・パスを作ったり・・・って、ル・シャトーのお手伝いと何ら変わりない、ハンディマン業務に勤しんでおります。
近頃ジュエリーも作れてないし、撮影もやってないし、どうやらクリエイター引退して、ハンディマンに転職予定かも(笑)。

そんな近況なのだけれど、標本箱は今回は今年のル・シャトーのイメージを。
毎年見てもらっている方には、あぁ、また今年も同じ・・・と思われるかもしれないけど、変わらないでいるうちが「華」なので、今年も載せますよ^^。


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ル・シャトーの正面、開いている窓は、
Pおじさんの近頃の(夏の間の)寝室。
お昼寝から起き出してきたおじさんが、
おぼろげに写っている。

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上の写真の正面から、左手に回り込むと勝手口がある。
アネックスからはこの入口が近いので、
私達が出入りするのはいつでもこの入口から。

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勝手口を入ったところ。

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建物の横の勝手口から入って、
リヴィング/ダイニングの部屋に入る途中の廊下。

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ル・シャトーの日常。
ダイニングテーブルは、手紙やら書類やら新聞でいつもいっぱい。

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Danaさん撮影)
なので、みんなで食事・お茶する時は、
いつでもこのガーデンルームで。
プシャは膝の上に乗りたい・・・というより、
「ここ、僕の椅子なんだけどっ」と訴えているということが、
後ほど判明(笑)。

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そのダイニングテーブルが、ある朝きれいに片付けられて、
クロスがかかって、大皿が準備されていた。
これは毎年恒例の夏のパーティーの準備。
いつでもお手伝いに駆り出されるのだけれど、
今年は私達がそれ以外のガーデニングを、
色々手伝っていたので、
パーティーの準備は1週間近くかけて、
おじさんが一人で少しずつ準備していた。
このパーティーの話は、また次回にでも。

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正面玄関。

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正面玄関を入ったところ。
このシーンも、一体何度雑誌に取り上げられたことだろうか。
おじさんの帽子の隣の、花のついた麦わら帽子は、
おじさんの仲良しのおばさまフレンド、グラダおばさまのもの。
ユトレヒトとノルマンディーで離れ離れになってしまったけれど、
もう40年以上のお付き合いだそうで、
今でもほとんど毎日電話でおしゃべりしている。
おばさまと電話しているときのおじさんはとても幸せそう。
ちょうど火曜日から、お嬢さん夫婦の車で、
おばさまがやってきて、みんなでル・シャトーに滞在している。
騒々しい私達が帰った後、一人好きのおじさんも、
さすがに歳のせいか、ちょっと寂しそうなことを言っていたけれど、
今はまた、もっと楽しい時間を過ごしているようで安心した。

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正面玄関を左手に入ると、リヴィング/ダイニング。
反対側、右手の奥は作品の展示室。
リヴィング/ダイニングの窓辺のこの椅子に座って、
庭を眺めながら、Ipadを開けて、
インスタのページを繰っているのが、
近ごろのおじさんの日課。

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リヴィング/ダイニングの一角。

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リヴィング/ダイニングの窓に沿って、
また奥に冬の寝室と図書室がつながっている。
ル・シャトーは18世紀の建物なので、
本来廊下はなくて、部屋と部屋がつながっている。

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冬の寝室の一角。

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のこの、謎のオブジェ(金箔を封じ込めた、ハンドルの付いたボトル)
をインスタに載せたら、これは静電気発電導体<こんなもの
の一種だと指摘したアンティーク・マニアの人がいてびっくり。

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その横の愛らしいジーザス。

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なにげに、でもちゃんとディスプレイになっている。

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おじさんの箱アートは、ル・シャトーがやっぱり、
一番マッチしているな。

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図書室の一角。

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窓際。

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奥の方の図書室。

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キッチンの花は、だいたい一週間に一回入れ替える。
すべて庭から切ってくる。
今回はDanaさんが1回、私が2回花生けを担当。

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これはパーティーのときのもの。

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正面入口から入って階段を上がる。

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途中何やらオブジェが増えている。
いつか箱アートの材料になるんだろうか。

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二階の材料倉庫の手前に飾られた、
リネンのシャツ。その上に・・・、

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掛けられているのは、昨年、
以前のル・シャトーのオーナーから贈られた、
1980年代おじさんが引っ越してくる以前の
ル・シャトーの航空写真。
(当時ドローンなんてないので、どうやって撮ったんだろうね。)
ル・シャトーが、まだバリバリ現役の農場だった頃のもの。
前の庭には水を組み上がるポンプが、
私達が焚き火をよくしているエリアは、菜園だった。

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もう何度も撮っているけれど、愛らしい小瓶たち。

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材料室の中も、なにげにディスプレイ。

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どこで見つけたのか、よれよれになった紙箱達。
紙の上に現代アート風(?)に並べられていた。

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その横に最近入手したと思われる
(以前見たことのない)デルフトのタイル達。

次回もまた、ル・シャトー滞在の様子を。





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今年もまた、バッグ作家の石丸思さんの作品展に、
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〜 新しい時代/Kotomi ジュエリーと共に 〜

9月11日(水)〜15(日) 12時〜18時
(最終日16日は16時まで)

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〒104-0061 中央区銀座5丁目6-5 すずらん通り


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Driving to Granville (グランヴィルへドライヴ)

  • Posted by: Kotomicreations
  • 2019-08-19 Mon 09:00:00
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ノルマンディーのル・シャトー滞在日記の続きで、今回は港町Granville (グランヴィル)の町の話を。
Pおじさんの友人で、ドライヴ好き、観光案内好きのティエリー氏には、今までも泊りがけも含めて、色々とドライブに連れて行ってもらった。今回もどこかに行こうという話になった。
いつでもパリから鉄道できて、Flers(フレア)の駅で、Pおじさんにピックアップしてもらうのだけれど、その時の列車の終点が、港町グランヴィル。一度行ってみたいと思っていたけれど、2-3時間に一本の便の鉄道は、不便すぎてわざわざ行く気になれなかった。車でも2時間程度かかるそうだけれど、そこはドライヴ好き、そして海が大好きなティエリー氏、ゴキゲンで私達を乗せていってくれることになった。


2019-08-14_06-48-45
イメージは滞在の相棒、Danaさんのインスタ・ヴィデオの借り物で、
ティエリー氏、新車で到着シーン。
いままでずーっと(8年以上)、ヴィンテージと呼んでもいいぐらいの、
(壊れて)窓の開かない、2シーターのゴルフに執着していた氏、
昨年から本格的にノルマンディーに引っ越したのを機に
(以前は夏の別宅で、普段はパリ在住だった)、
4シーターの真っ赤な車にグレードアップ。
これでもう、3シーターのPおじさんのヴァンを、
借り出して行かなくてよくなったのだった。

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朝のノルマンディー風景を横目に、西へ、西へ。

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途中小さな町をいくつか通り抜けて、

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Saint-Sever-Calvadosの町で、トイレ休憩と、
朝のおやつパンを買って食べる。
トイレの前に、Presbytèreと呼ばれる教会があるので、ちょっと拝見。

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14-15世紀の部分の残る教会。
柱の上の水平の段上になったデザインがユニーク。

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石彫聖母子像の断片は、いかにも中世。

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教会を出て、またドライヴをつづけるも・・・、

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一同ブロカン好きなので、サインを見ると即停車。

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幸か不幸か、ここにも・・・、

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ここにも・・・、

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一同の購買欲をそそる物はナシ。

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グランヴィルの町に入る前に、南に2kmほど下った
Saint-Pair-sur-Merの海岸で、まずはピクニックをすることにした。

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大型スーパーの、E.Leclercを見つけて、一時停車。
こういうスーパーの、お惣菜コーナーのレベルが、
イギリスに比べると、
格段高いのがフランスのいいところ。

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海岸線に到着。

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遠浅引き潮なので、水際は何百メーターも先。
入り江を挟んで、対岸に見えるのがグランヴィルの町。

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岩場の上で、なんとか3人座れるところを見つけて、ランチタイム。

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さっきスーパーのお惣菜で買ってきたのは、
ハムとパテとパスタサラダ。
外で食べると、やっぱり美味しい^^。

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しばらく海岸でまったりしてから、おもむろに
グランヴィルに到着。
これは丘の上から一望するグランヴィルの町。
実際には、まず港に近いエリアに車を停め・・・、

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真っ先に乱入したのが、
ティエリー氏おすすめの、このアイスクリーム屋さん
美味しすぎて、また帰りにも寄って食べるという暴挙(笑)。
トータル4スクープ。
このカロリーをどうしてくれようか・・・。

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高台の上に旧市街がある。
このスレートばりの塔のある建物は、港の監視塔。

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その向かいにある教会、Eglise Notre Dame du Cap Lihou

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中には、船舶のシグナル旗が飾られていて、いかにも港町。

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教会を出ると、その先には半島の反対側の海が覗いている。

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その後は、ぶらぶら旧市街を散策。

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18世紀の町並みが残っていて、趣きがある。

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目の前に海を望む、かわいい町家。

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海もだけれど、ティエリー氏の一番のパッションはシャトー。
城を見ずに、ドライヴを終えられると思うな・・・なので、
再び出発。

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目的地は、20km北上したChâteau de Gratot
起源を13世紀に遡る、本格的な「城」。
もう夕方だったけれど、
7時まで開いているので、充分間に合った。

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本格的すぎて、ここはもはや廃墟・・・、
だったところが修復されている。

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堀の外側からの、ロマンティックな眺め。
堀に突き出した角の部分は、
18世紀様式の部屋として修復されていて、

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公開もされている。
ここに住める、住みたい・・・などと一同お気に入り。

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その向かいにあたる建物の上階も、修復されていて、
そこはこの時は絵画のエキジビションとして使われていた。

この後は、以前のように日暮れまで・・・いや、
日付が変わるまでドライヴにつきあわされる・・・ということもなく、
まだ明るい9時前には、ル・シャトーに無事帰還したのでした。
ティエリー氏もまるくなったなぁ(笑)。
いやいや、お世話になりました、どうもありがとう^^。

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今年もまた、バッグ作家の石丸思さんの作品展に、
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石丸 思 バッグ展Ⅴ
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(最終日16日は16時まで)

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Kotomi jewellery Tokyo exhibition 2019 (Kotomiジュエリー・東京展示会のお知らせ)

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ル・シャトーから、一昨日の夜に戻ってきました。KotomiCreations Etsyショップも、通常どうり再オープンしていますよ。
楽しかったホリデーも、いつもあっという間に過ぎて、日常の雑事に忙殺されております。
それでも、帰ってきて一番うれしいことは、ウチのハイスピード・コネクション!! ガンガン飛ばす、写真のアップロードが、きもちいいーっ。あーもう、還暦一歩手前にした、Net中毒のオバサンがここに・・・(笑)。

ル・シャトーだよりも、ボチボチUp予定だけれど、まず今回はKotomiジュエリーの方からの、広報活動標本箱をば。


IMG-6053

IMG-6055

今年もまた、バッグ作家の石丸思さんの作品展に、
Kotomiジュエリー日本代理店のべべズアンティーク・
小関由美
さん経由で、参加させていただきます。

石丸 思 バッグ展Ⅴ
〜 新しい時代/Kotomi ジュエリーと共に 〜

9月11日(水)〜15(日) 12時〜18時
(最終日16日は16時まで)

ぎおん石 銀座店
〒104-0061 中央区銀座5丁目6-5 すずらん通り


今回は、日本のお客様からのリクエストのあった、
天然石のブレスレットを、展示会用に限定制作しましたよ。

Bracelet-2019
シーズンなしで、明るい爽やかな水色系、
可愛いピンク系、合わせやすいパール/クオーツ、
落ち着いてクールな印象のスモーキー系などなど
色々作ってみました。

Bracelet-2020
日本では定番のクリア・ラバーを今回始めて使ったので、
今までのようなクラスプと違って、
付け外しが簡単に。

その他、もちろんおなじみのメインラインのジュエリー、

N-4098

N-4492

N-4573, N-4574

N-4496, N-4497

N-4502, N-4503

N-4595 L, N-4596 L

N-4666 L

一部コンビネーション・ジュエリーも登場します。

Combi Collection SS2019

Combi Collection SS2019

sacred heart combi



Kotomiジュエリーを、実際に手にとって、
身につけてみていただける機会です。
お時間あれば、ぜひ御覧くださいね。

(この案内は、会期が終わるまで、
各ブログ・エントリーの最後に貼っておきます^^。)









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Staying le Chateau 2019 (ル・シャトー滞在中 2019)-3- 農業編

  • Posted by: Kotomicreations
  • 2019-08-06 Tue 07:41:55
  • 日記
モバイル用、
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ノルマンディー、ル・シャトーのアネックスより、ホリデー・レポート復活です^^。
この前書いていたように、レンタルWifiのスピードが、今年も激ダウンしてしまって、ほとんどNetに繋がらない状態になっていたのだけれど、今年のWifi借主のDanaさんが、Wifi会社に問い合わせてくれて、先方で調整してもらったら、スピードアップ・・・したと思ったら、また落ちて、また問い合わせて・・・を繰り返している間に、ホリデー先でログインしようとしているせいか、標本箱のメインの方のFC2に(FC2版と、モバイルで見ても醜くないBlogger版の2つ同じ内容のものを、コピペで作っている)、ログインできなくなって、アカウントをフリーズされてしまい・・・、それをまた問い合わせて、解凍してもらって、今日ようやく管理ページにたどり着いた次第。はぁ、やれやれ・・・ホリデー先で何やってんだか・・・。
しかし、ホリデーというか、我々の場合、これはもはや「ワーホリ」、今年もPおじさんの庭仕事などなどを連日お手伝いしております。

20190803_131654_273-01
スーパーでガーデナー・エプロンと、自分専用の
園芸ばさみを買ってきて、装備万全、ホリデー・ガーデナーの出動。


48386646416_787710ff10_o
まずは庭仕事第一弾。
前々回の最後に、ジムとして使えるように、床を掃除したプレソワ・バーン。
その北側の壁にはびこるアイビーの除去。
上がBeforeで、下がAfter。
途中貼られているスレートと壁の間をつたって、
伸びている先は取り除けなかったけれど、
下の茎を切ってしまったら、その先は自然と枯れていって、
いつか風化してしまうので、なすがまま置いておく。

IMG_20190803_100608
ルシャトーの4ヘクタールの敷地内からは、
木の切ガラが連日出る。
コンポスト作りきれない、薪にも使いきれない量なので、
それを集めてきてはどんどん燃やす。

IMG_20190728_143944
切ガラ集めするおじさんのお手伝い。

IMG_20190803_103857
ウィール・バロウがガーデンチェアのおじさん。

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なんだか結構腹筋要りそうだけど・・・(笑)。

Screenshot_20190806-164758
Danaさん撮影の、くつろいでいるおじさんを火にくべようとする悪い小人さん。
(おじさんが全然重くて、持ち上がりませんでしたとさ。)


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私が切ガラ集めと焚火の見張り番をしている間に、
おじさんとDanaさんは、枯れたアイビーに覆われた、
その昔のレンガ壁の発掘作業開始。
最初興味本位で、これぐらい発掘してみたPおじさん、
そのままハマってしまってその結果、数日後には・・・、

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廃墟風のレンガ壁が全面的に出現。
やはりホリデーで例年滞在する、オランダの友人に、
ちょっとだけ修理してもらって、
廃墟壁をあらたなガーデン・フィーチャーにするつもり。


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この日の訪問者は、Pおじさんというより、
おじさんの庭のリンゴ達に用事。
アブロヴィル・アップル・サイダー製造元のクリフさんが、
Pおじさんの庭の今年のリンゴ達の様子を見に来た。

IMG_20190730_103122-01
というと、ビジネスっぽいけれど、
実はクリフさんのアップルサイダー作りは、
本業の弁護士さんをリタイアした後の趣味・・・、
とはいうものの、どんどん凝っていってしまって、
Tシャツから・・・、

IMG_20190806_151721_094 (2)
サイダーのレーベルまで、
ブランド・コンセプトが貫かれて・・・しまった次第。
Kotomiジュエリーを以前扱ってもらっていた、
London, Spitalfields, Town House (タウンハウス)のオーナー、
フィオナさんのダンナさまでもある。

IMG_20190730_103151-01
手にしたメモには、ルシャトーのリンゴの木分布図。
リンゴの木には、食用リンゴ、料理用(お菓子用)リンゴと、
サイダー用のリンゴの3種類がある。
食用リンゴは甘味と酸味があって、
料理用リンゴは酸味(そこに砂糖を足してお菓子に使う)があるので、
サイダー用にはすっぱすぎる。
で、サイダー用アップルには渋みがあって、
それがサイダーになった時の「コク」になるのだそう。
というような話を、いろいろ教えてもらった。


IMG_20190727_181950-01
一番最近の庭仕事はこれ、
お堀の中に沈んだ落ち葉をすくって、
夏の暑い天候でどんどん増えてしまった水草を取る。

この作業は大きな釣り用の網ですくうのだけれど、
お堀の中にいるサラマンダー(イモリ)やゲンゴロウ、
ヤゴなんかも一緒に捕獲されてしまう。
この引き上げられた泥+枯葉を掘り返して、
その子たちを救出するのは、生きもの好きのDanaさん担当。
救出されてお堀に戻される前のサラマンダー君の
イメージ(Danaさん撮影)は<このページ>に。
(苦手な人も多々あり・・・と思うので、リンクで。)

IMG_20190806_142354-01
これが、Afterなんだけれど、
この後すくった落ち葉がほぼ乾いてきたら、
これらを堆肥にするべく(いい堆肥になるそう)
コンポストヒープに移動させるという作業が残っている。


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ルシャトー本館裏に植えられているレッドカラント。
今年は例年になく大豊作で、実もいつもより甘い。
これを片っ端から収穫せよとのお達し。

IMG_1922
(Danaさん撮影)
これは初日の収穫。バケツ一杯ぐらいある。

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初日の収穫分でフルーツ・ソースを作ったら、
めっぽう美味しかったそうで、また再度の収穫でとりつくした分。

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Danaさん購入の可愛い絵付け皿に、そのまま盛ってみたところ。
美し。


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暑い日々が続いたかと思ったら、
霧の肌寒い朝がやってくる。
それでも午後からは天候が回復して、

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ルシャトーの隣の麦畑は刈り入れまっただ中。

20190803200038_IMG_8697-01
その数日後には、麦わらロールを作るマシンが入ってきて、
刈り取って置かれている麦わらを集めて回る。
この後このロールは回収され、
雨の当たらない農家の納屋に収納されて、
冬の間の牛の食物になる。

その畑に、人気がない日曜日に出没した者たち・・・。

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(Danaさん撮影)
反対側の道路に車が走ってこないか(ひと目がないか)、確認して・・・、

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(Danaさん撮影)
畑とルシャトーの間のフェンスが破れているところを抜け・・・、

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(Danaさん撮影)
重いので途中休憩、私はサイド・プランクでストレッチ。

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(Danaさん撮影)
ルシャトーの玄関前へ。

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(Danaさん撮影)
おりゃーっと、立てて・・・、

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(Danaさん撮影)
出来上がり。
って、窃盗ではなくて、次の日曜のパーティーの
野外テーブル用に「借りてるだけ」。
パーティーが終わったら、また転がして返すそうです。
帰りはパーティーに来た友人達の男手で、
転がしていっていただきたい。

というような、呑気な滞在もあと一週間。
Wifiの具合が不安定なので
(これを書いている途中にも、コネクションが落ちて、
書いていた分が吹っ飛んだかと冷や汗が出た・・・。)
多分、ロンドンに戻ってから、次回更新予定です。






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