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2019年12月 Archive
Groot Begijnhof, Leuven (ルーヴェン・大ベギンホフ)-2-
- 2019-12-28 Sat 18:23:56
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2018年11月に訪れた、ベルギーGroot Begijnhof Leuve(ルーヴェン・大ベギンホフ)のイメージを、引き続き。

ベギンホフのあるブロックの南東の端の出入り口の門。
この左手には、このベギンホフの教会、
Sint-Jan-de-Doperkerk(聖ジャン・バプティスト教会)。
中は<こんな風>だそうだけれど、
内部は公開していなかったので、
(そしてなぜだか外観も撮ってなくて)、
ここの写真がないのだった。

遠景。
あ、そうだ、比較的狭い通路越しに、
引きがきかなくて、上手く撮れなかったんだ(笑)。

もっと遠景。

建物のドアの上に付けられたプラークは、
聖書のシーンからとられたもの。

プラークは建物の名称代わりに使われていたことが多いので、
「磔刑図の館」とか呼んでいたりしたのだろうか。

学生街のルーベンの移動手段は、自転車が主流。
そして、このベギンホフの敷地内は、
車・バイクが禁止だったような。

可愛すぎる町並み。




2017年、2016年のベルギー滞在は雨がちで、
ずーっと曇天の日々。
2018年の滞在は、毎回同じ11月でも、
連日いいお天気で、北ヨーロッパの秋らしい、
低い光のさす写真を色々撮ることができた。



16世紀的な、軒下の装飾。

このイーヴ(切妻)には聖人さん。

3人の子供(娘)がバスケットに入っていて、
金貨の入った袋を提げていて、
司教冠をかぶっているので・・・
Saint Nicholas(聖ニコラス)
(↑いわゆるサンタクロースさん)じゃないかな。

教会建築を手にした修道院服の聖人さんは、
シトー会の創設者の一人、
Robert de Molesme(モレームのロベール)かな?



これはPresentation of Mary(=聖母奉献)。

ディティールを見ながら、路地を抜けていくと、

Spaans Kwartier(Spanish Quarter=
スペイン地区)と呼ばれる、緑の一角に出る。



緑の中庭を取り囲んで、コテージが連なるこの一角は、
典型的なベギンホフのレイアウトをとっている。

最後に、このルーヴェン・大ベギンホフのレイアウト地図を。
この看板の地図では、右側が北で、
川を越えて上の緑の一角が、このSpaans Kwartier。
真ん中下のクリーム色の長方形が、最初の
Sint-Jan-de-Doperkerk(聖ジャン・バプティスト教会)。
Groot Begijnhof, Leuven (ルーヴェン・大ベギンホフ)
Map:
*************
もう日本では、仕事納めなんて済んでたりするんでしょうね。
イギリスは、クリスマスの後、
26日もBoxing Day(ボクシング・ディ)の祭日で、
週末のあと、やる気なく2日仕事に出て、
またNew Year休みで、どんちゃん騒ぎです(笑)。
みなさま、よいお年を‼
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Groot Begijnhof, Leuven (ルーヴェン・大ベギンホフ)-1-
- 2019-12-23 Mon 19:05:15
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次回は、Groot Begijnhof Leuve(ルーヴェン・ベギン会大修道院)のイメージを・・・と前回書いていたけれど、この「ベギン会大修道院」という言い方、実はあんまり正しくないのだった。
より正確な言い方で、「ルーヴェン・大ベギンホフ」と書いておくことにする。
(ちなみに、「ベギンホフ」はオランダ/フラマン語で、仏語圏の場合は「béguinage=ベギナージュ」と呼ばれる)
というのも、この「ベギンホフ」は「修道院」という概念とは少し違って、「ベルギー、オランダに設立された、身寄りのない(主に)女性のための福祉居住施設」。日本語では<このページ>に上手く解説されているので、そのページに説明は丸投げしてしまう。
ベギンホフはたいてい、真ん中に大きな中庭を配して、その周りを小さな棟続きのコテージやチャペルが取り囲んでいるというレイアウトが一般的なのだけれど、ここルーヴェンの場合は、3ヘクタールにわたって、100件の建物が連なり、その中に300件のアパートメントが入っている大きな規模。なのでGroot(=Great=大)を冠して呼ばれている。
現在はルーベン大学の所有で、大学関係者の宿舎として使用されている。主に16-18世紀建造の建物・町並みが、保存されていて、まるで映画のセットの中に紛れ込んだような、タイムスリップ感を味わうことができる。

前回最後に載せた写真を、もう一度。
この先のレンガ壁に囲まれた一角が、ベギンホフ。

左側の壁にホフへの入口がある。
その向かい右側は、大学の一部。

この大学の建物と、付属のチャペルも、
なかなかフォトジェニック。

ホフの壁の一部。

そしてこれが、ホフの中の町並み。

多分・・・多分、
時代がかった映画の撮影なんかに使われているはず。


建物も舗道も、よく手入れ・整備されている。


典型的なオランダのステップ・ゲイブル
(階段型切妻)の出窓。

夢中でシャッターを切っとります(笑)。


Dyle(ダイル)川が敷地の中を流れる。




コテージが並ぶ他にも、かなり大きな建物も建っている。
中はアパートメント形式になっている様子。



建物に付けられている、プラーク。
これは3博士の礼拝。
もう明後日は、クリスマスなんだぁ・・・あぁ、忙しない(笑)。

入り口ドアの飾り柱。

昔の水道のポンプ。


まだまだ、写真があるので、次回も続編を。
Groot Begijnhof, Leuven (ルーヴェン・大ベギンホフ)
Map:
*************

それでは、みなさま
ステキなクリスマスをお過ごしくださいね☆
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Leuven - Town (ルーベンの街)
- 2019-12-19 Thu 21:54:24
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本題に入る前に、前回の話のちょっと続き。
今朝10:00amに、Bauhausのチケット即刻入手しましたよ。<このページ>
いやその・・・、席の決まっているクラシック系や、日本でのコンサート(昔の・・・今も決まってるのかなぁ?日本のことはもはやわからない)なわけじゃないんだから、チケット発売と同時に買う必要なんてぜーんぜんないんだけど、1%の可能性で席が決まってたらヤバイと思って(ない、ない・・笑)、ジムのクラス休んでまで発売同時購入してしまった。
で、後からAlexandara Palece(アレクサンドラ・パレス)のコンサートってどんなのか?と思ってぐぐってみたら、<こんなの>ほとんどアリーナやん(汗)。 この最前列に食い込むのに、一体何時間並んで待つのかな・・・ひぃぃぃ。
いやしかし、Bauhausならガンバル・・・、 来年還暦の私ガンバル・・・。近頃サボっていたジムの背筋トレも、スケジュールに組み込んでガンバル(近頃の立ってたら腰痛い、は、これが原因と見ている)。
閑話休題。
で、本題のベルギーの街、Leuven(ルーベン)。ここは中世以来の大学都市として有名。Bruges(ブルージュ)、Ghent(ゲント)、Antwerp(アントワープ)と並んで、古い町並みの残された、ベルギーに点在する美街の一つ。
昨年の11月、ペーターおじさんのNamur(ナミュール)のアートフェアに撮影/アテンド滞在していた時の自由時間に訪れた。
ブラッセルズから、15kmほど東にある街で、直通の鉄道で30分弱で着く。

どの街に行くときも、マーケットが立っていないか、
ググってチェック。
マーケットの日に合わせて訪れる。
ルーベンは、土曜市。

といっても、規模はとても小さい。

20スタンドぐらいが出ているだけなので、
マーケットためにだけでは、来る値打ちはない規模。
「以前はもっとたくさん出ていたんだけどね」と、
後で訪れた雑貨店のオーナーの話。

マーケットの立つ、Sint-Pieterskerk(聖ピーター教会)前から、
教会を挟んで反対側が、街の中心にあたる、
Grote Markt(マルクト広場)。

ここに面して立つ、Historisch Stadhuis van Leuven
(ルーベン・タウンホール)の、レース細工のように繊細な
15世紀ブラバント後期ゴシック様式に目を奪われる。

数々の戦争をくぐり抜けて、第一次世界大戦でも、
マイナーな損傷で済んだそうだけれど、
第二次世界大戦の爆撃で、正面部が損傷して、
修復が完全に完了したのは80年代だったそう。

毎日3:00-4:00pmの一時間、内部も公開されている。
私は、タイミングが合わず、外から眺めただけ。

広場を挟んで建つ、Sint-Pieterskerk(聖ピーター教会)

第一次世界大戦と火災のダメージから復旧したけれど、
シンプルな仕上がり。
そして、正面ののっぺり白いスクリーンの向こうでは、
修復工事中なので、一段と全体像が見れなくなっている。

随所に生き延びたディティールが、
往年の豪華な装飾をしのばせる。

このあたりのアラバスター彫りは、ここからも遠くない、
Mechelen(メヘレン)が中心地だったので、
そこで制作されたものかも。

天井に残る装飾画。

サイドチャペルの装飾は、
17世紀のものが生き延びているような。

教会を出て、Grote Markt(マルクト広場)の一角。

マルクト広場から300mほど東にあるLadeuzeplein(ラデュゼ広場)
に向かって建つ、Artes Universiteitsbibliotheek(ルーベン大学図書館)。
これまた古い建物に見えるけれど、実は1921-28年に、
ネオ・フレミッシュ・ルネッサンス様式で建てられたもの。
それまでに図書館は様々な戦争で破壊されて、
収蔵書籍は、ばらばらに避難していたり失われたりしてしまっていた。
新たに、世界中からの寄付を受けて設立した図書館だけれども、
その後の第二次世界大戦で再び、破壊されて、
それからまた復興したという、散々な過去を持つ図書館。

そしてまた、60年代にオランダ語圏のルーベン大学が、
オランダ語を統一言語にしたのに反発して、
フランス語のUniversité catholique de Louvain
=ルーヴァン・カトリック大学が、分離独立した。
その時に、フランス語の書籍は、その新大学に移籍された。
あぁ、なんだかやっぱり、ベルギーってややこしい国だわー。

エントランスにあるこの幅広いポーティコ
(・・・はイタリア語だな、なんていうかな、廊下部分)
の幅広な感じが、20世紀の建築だなーと、
言われてみれば気がつく。
(本来のブラバントの様式だと、こんなに幅広に作られなくて、
これの半分ぐらいの感じ。
エントランス前のパブリックな空間の広がりを意識した、
20世紀のコンセプトが垣間見られる。)

ごちゃごちゃ建築の話は置いておいて、
街角のショップのイメージなどを。

ビストロの並ぶMuntstraat。



門を覗くと、その中は大学。
ちょっとオクスフォードみたいね。

ここがオランダ語の方の、Katholieke Universiteit Leuven
(ルーベン・カトリック大学)あー、ややこしい。

その先の広場は、Leuven Oude Markt(アウデ・マルクト=旧マーケット広場)

一階はすべて、ビストロやカフェ。

その上には17世紀(多分・・・)のファサードが続く。
それぞれが少しずつ違って、見ていて楽しい。

その先にはまた大学。
Heilige Drievuldigheidscollegeだそうなので、
英語的にいうとHoly Trinity College(ホリー・トリニティ・カレッジ)。

そこからまだ、南に向かっている。



大学の門を覗きながら、てくてく歩いて・・・、

目的地は、この先にあるGroot Begijnhof Leuven
(ルーヴェン・ベギン会大修道院)・・・というところで、
話は次回に続きます。
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80's Dark Wave revival?(80年代ダーク・ウェーヴ復活?の年)
- 2019-12-15 Sun 23:54:35
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また、昨年の11月に訪れていたベルギーの街の写真を載せるつもりだったけれど、キリのいいところで、一度今年の自分内ミュージックシーンを振り返ってみようかと。
というか・・・、なぜまた今年は80年代ダーク・ウェーヴの"リヴァイヴァル"ツアー・コンサートがこんなにあったわけ? また復活してきてるのかなぁ。それとも、今まで自分がマメにチェックしてなかったので、気がついてなかったのかなぁ?
いままでなら、年に1回「ソノ手の」コンサートに行くぐらいだったのが、今年はなんやかやで5回行っている。
まずはちょっと前置き。
以前からの標本箱の読者の方は、箱主がオペラを聞きに行くかと思えば、80年代ダークウェーヴ(その昔は、ニューウェーブと呼ばれていたけど、いまさらニューでもないので、いつの頃からかそう呼ばれているらしい)を聞いていることはご存知かと思う。
Goth(ゴス)がメインなんだけれど、ニューロマンティックスやテクノ、パンクもちょこっとかかっている。
基本ブリティシュ・オルタナティヴ・ロックなんだけれど、マイナーチューンのメロディーラインがはっきりしているもの・・・という、奇妙な嗜好があって、ジャンルは意外と実はどうでもよかったりする。ハードロック、ブルース、民族音楽・・・あたりまで範疇に入ってしまうのかも。 (一応、ヴィジュアル・スタイルにも、嗜好はあるのだけれど。)
コンサートに行くのは、コンサートホール型のライヴハウスが限界で、アリーナやスタジアムは人混みが嫌いなので、絶対に行かない。ま、大半がマイナーなバンドだから、別にいいんだけど、仮にThe Cure(ザ・キュア←ゴスといえば・・・)やDuran Duran(デュラン・デュラン←意外と曲が好きだったりする・・・笑)などのコンサートがあったとしても、メジャー系なので、アリーナなので、これは行くことはない。
で、ブリクストン・アカデミー、ハマースミス・アポロ、シェパーズブッシュ・エンパイア・・・あたりのホールに、一人でひょこっと行っては、終わり次第そそくさと帰ってくる・・・を、繰り返しているのだった。
話は、昨年のちょうど今頃12月9日、我がミューズPeter Murphy(ピーター・マーフィー)のコンサトーにBrixton Academy(ブリクストン・アカデミー)に行ったのが始まりといえば、始まり。(その時の話は<このページに>)。
その後今年の最初のコンサートは、
ミューズの一人、リサ・ジェラードの
DCD(Dead Can Dance/デッド・カン・ダンス)
(Instagramからの貼り込みで。複数ページ入っているので、
左にスワイプして繰ってください。
1分までのヴィデオが入っているので、音量注意ですよ。)
5月4日Hammersmith Apollo(ハマースミス・アポロ)にて。
前回見たのは2012年、7年前(標本箱は<このページ>)
麗しのLisa Gerrard(リサ・ジェラード)が、
たいそうふくよかになってしまって驚いたけど、
声の方は衰えなし。
相変わらずの、巫女さんのような神秘性を醸し出している。
1988年のオランダTVの
ドキュメンタリー・インタヴューを見つけたのでエンベッド。
(英語にオランダ語のキャプション)
昔の方が一段と人間離れした(?)雰囲気のリサ・ジェラード。
DCDではなくて、リサ・ジェラードとHans Zimmer(ハンス・ジマー)のコラボだけれど、
多分・・・この曲が一番有名なんじゃないかな。
2000年のGladiator(グラディエーター)のエンディングの、
「Now We Are Free」
*********************
ちょっとここで、イギリスのコンサート・ホール事情を、自分の覚書きとしても書いておこうかと。なので、興味のない方はこのブロックをスルーしてね。
上記のDCDのハマースミス・アポロのコンサートは、クラッシックコンサート的にSeated(席が決まっている)だった。
それでも、クラシックなどと違うのは、下のバーでドリンクを買って席で飲んでもいいので、みんな頻繁に席を立ってウロウロしている(ヴィデオとってたら、これがちょっとウザい・・・笑)。
でも、こういうのはまれな方で、大抵はスタンディング(立ち席)で、2-3階に席がある場合も、単に2階/3階エリアというふうにしてチケットは販売されていて、席は決まってなくて早いもの勝ちな場合が多い。
なので、チケットを直前に買っても「いい席が残ってない」ということはないのだけれど、前の方で見たかったら、当日ホール前で延々並ぶのだった。
コンサートの時間スケジュールはほぼ決まっていて、7時ドア・オープン。 7時半~8時頃にOpening Act(オープニング・アクト)のサポート・バンド(日本でいうところの「前座」)が演奏開始で、だいたい45分ぐらい演っている。
その後、機材のセッティングを総替えして、9時にメインのバンドが演奏開始。だいたい1時間ちょっとのパフォーマンス。
で、一回backstage(楽屋)に引いてから、アンコールもすべて予定に組み込まれていて、2回アンコールで出て、10時半には完全に終了する。
そこで、最前列を確保したかったら(他の若手の人気バンドはこんなふうには行かないと思うけど、オーディエンス50代メインの、オルタナティヴ系のバンドの場合)、5時半~6時前にホール前に並び始める。
屋根のない歩道で並んでいるので、雨が降ったら悲惨。DCDは席があったのになぜだか(忘れたけど)ホール前に延々並ばされて、ひどいにわか雨が来て、ホール側がビニール雨具を配るという事態になった。(私はちゃんと傘持参。)
O2系列のホール(LondonのBrixton Academy、 Kentish Town Forum、 Shepherd's Bush Empire)だと、スマホがO2の人は「Priority ticket (優先チケット)」なるものが買えて(値段が高いのかどうかは、O2でないので知らない)、この時に「Priority ticket」の方の列に並ぶ。
ドア・オープンの7時頃には、たいてい列は200人ぐらいに延びていて、ドアがオープンしたら「Priority ticket」の列から入っていく。
ドアを入ると、コンサート・テロが色々あったために、セキュリティーチェックがある。
バッグを開けて見せて、金属探知機で体の前後をスキャンされることもある(これはO2系だったかな・・・)。
危険物は持ってないとして、他に問題になるのが、カメラ。大抵のホール、はスマホ/チビカメで写真・ヴィデオはOK。ズーム付のガンレフ(ミラーレス含)は不可。 DCDの時は確かミラーレス持ち込んで(引っかからなくて)、上階の席でこっそり撮ってたと思うけど、Peter Murphyのときは、「ミラーレスはバッグに入れとけ、出したら退場やぞ」と脅された。実際ガンレフ出して、(大混雑の最前線から)セキュリティに引きずり出されているおぢさんがいたので、これはマジである。
カメラの次は、水。これはエアラインのセキュリティと同じ理由で、水を装った爆弾を防ぐため。
大抵は入口のゴミ箱に捨てさされる。Campden/Chalk FarmのRoundhouse(ラウンドハウス)は、ミネラル・ウォーターの蓋を捨てたら、ボトルは持ち込み可。
もちろんホール中にバーがあるので、水なんかいらないわけだけれど、私はアルコールを飲まない、ひどい水飲みなので、ちょっと困る。そして、一人で来ていて、最前列とか確保してたら、その場を空けにくいわけで、やむなく2時間近く水なしでガマンする。
メインのバンドが入って、盛り上がってくると、たいていステージ前にフェンスで作られている「緩衝空間」をスタッフが行き来して、前線のオーディエンスに紙コップ入りの水を何度も配る。脱水失神する人が出るからじゃないかな。 私はこれを厚かましく何度ももらって、1リットルぐらい水を補給する。
こうやってセキュリティもクリアしてホールに入って、ステージ前にたどり着く。
「ヤル気」の時は6時前から並んで最前列確保。この場合、オープニングアクトがいかにしょうもなくても、いかにうるさくても、無の境地で1時間をやり過ごし、山のごとく不動。
そんなにヤル気でない時は、オープニングアクトのバンドは、たいてい興味ないので、8時半頃に入ってウダウダしながら、オープニングアクトが終わりかけの頃に、じわじわステージににじり寄っていく。
オープニングアクトの後の機材入れ替えの時に、オーディエンスも飲みに行ったりして動くので、そこでまたじわじわ前ににじり寄る。
私の場合、チビなおばさんひとりなので、で、モバイル振りかざして背伸びして撮ってたりしたら、メインの演奏の真っ最中でも「ここにお入り」と、よくごついおっちゃん、おバチャンらが前に入れてくれたりする。そんなこんなで、だいたい5列目あたりまでたどり着いている。ひとえに、心優しきオーディエンスの皆さんのおかげです、ありがとう(笑)。
覚書はこれぐらいで、話は9月に。
活動していることすら知らなかった、
Sisters of Mercy(シスターズ・オブ・マーシー)、
っていうか、ワンマンおぢさんのAndrew Eldritch 。
Sisters of Mercyとしての、ワールドツァー用に新結成した感あり。
ロンドンはCampden/Chalk Farmの
Roundhouse(ラウンドハウス)で9月21日のコンサート。
カヴァー写真は、レトロ・フィーチャリスティックな、
ラウンドホールの天井。これもInstagramからの貼り込みで、
複数ページ入っているので、左にスワイプです。
鬼ノイズの前座に耐えて最前列確保してたけれど、
スモークたきまくりで、スマホのフォーカスが合わず、
写真・ヴィデオは少ないめ。
撮影に耐えずの自覚があるので、
煙幕はっているのか・・・という疑念も(笑)。
まぁ、内容的にもエルドリッチ氏、
そもそも歌がうまいわけでもなくて
(声が低くて好みだけれど)、
独特のスタイルとカリスマ性があっただけで・・・、
それでそのまま35年以上たったら、
ちょっと痛いものあるわこれは(笑)。
そのカリスマ性の極み1985年頃の、ドイツのTVショウ。
その昔エルドリッチ氏と左の(後述の)Wayne Hussey
(ウェイン・ハッシー ← カナ表記「ハッセー」かな?)のスタイル
結構まねしてたら、「スナフキン」といわれた・・・(笑)。
エルドリッチ氏の性格の問題(←ひとことで言えば)で、
バンドは分裂、1987年にはPatricia Morrison
(パトリシア・モリソン)が参加して、
もっとハードロック系に寄っていく・・・、
あたりで、私はあまり聞かなくなってしまったかな。
ちなみにこのパトリシア嬢と、Siouxsie Sioux(スージー・スー)が、
元祖ゴスの女性スタイルを作ったようなもの。
(私はメンズ・スタイルなので、やりませんでしたが。)
このツアー用結成のシスターズ、
来年もワールドツアーするのだけれど(UKチケットは<このページ>)、
ロンドンは入ってない。収益率悪いってことやね。
*********************
3週後の10月12日は、同じRoundhouseで、
Psychedelic Furs(サイケデリック・ファーズ)のコンサート。
実はシスターズの時に、ファーズのコンサートを知って、
チケットを入手した次第。
(これも、左にスワイプです。)
なんとなく聞きやすくて、通勤通学のお供だった、ファーズ
(「ウォークマン」で聞いていた ← 若い人は知るまい)。
こちらもRichard Butler(リチャード・バトラー)の、
ちょっとしゃがれた声がお気に入り。
今でも定期的にツアーを演っているらしくて、
歌は上手いわー、全然衰えず。
昔から身のこなしが(ゲイじゃないのに)、
「オバチャン」っぽいんだけど、
それが歳のせいだか、一段と強化。
でもま、この人のキャラはチャラ男系なので、
それはそれで微笑ましかったりする。
自分内ベストの2曲を、エンベッドで。
Heaven(1984)
Sister Europe(1980)
*********************
そして、その翌週10月18日は、
ウエストエンドのThe London Palladium(ロンドン・パラディアム)で、
Midge Euro(ミッジ・ユーロ)のコンサート。
多分この中では一番メジャーなシンガーかと。
(左にスワイプです。)
彼の在籍したバンド、Ultravox(ウルトラヴォックス)
がメインなんだけれど、その前に関わっていた
Visage(ヴィサージュ)の曲も最初に少し。
ちょっと長くなりそうなので、左書きにして・・・、
Steve Strange(スティーヴ・ストレンジ)が生きていたら、合流するんだろうけれど2015年に亡くなっているので、それも叶わず、しかし、オープニングアクトで、もうひとりのメンバーだったRusty Egan(ラスティ・イーガン)が登場。
シンセ機材を一人で駆使して・・・演奏・・・というよりは、この人、実はコメディアン並におもろいおっちゃんで、ほとんどStand-up comedy(スタンダアップ・コメディ=漫談)。ヴィサージュ当初の経緯などをお笑いにしては、ちょこっと演奏が入る。
「ウチらのクラブに、それもデヴィッド・ボウイが来て、ヴィデオに出てくれ言われましてんがな~」みたいな感じ(笑)。(<このヴィデオ>の話ね。)
当時、カッコカマシまくりのヴィサージュの、オリジナルメンバーなだけに、その落差がよけいに可笑しい。
で、ミッジ・ユーロの方は、演奏も全く昔のまま。身のこなしも(この中では最年長なのに)若々しくて、コア筋鍛えてるわきっと、この人(笑)。
昔から、声がちょっと高いのが私的には難なんだけど、曲の構成のセンスが素晴らしいのに、感嘆していた。
これって、絵でいうなら、デッサンをアートスクールで叩き込まれた世代のアーティストと、デッサンはアートに不要となってしまった時代のアーティストの違いとでもいえるかもしれない。
基本のメロディーラインに、そこから展開していって一曲を構築できるソングライターと、そんなことは不要になってしまった(ので、つまりは出来ない)、ソングライターの違い。そのボーダーラインが、ヴィジュアル・アートでも、ミュージック・シーンでも90年代あたりにあるような気がする。(あ、80年代でもパンクは除く・・・あれは何もできん。笑)
で、ここに出てきたミュージシャンはすべて、90年代以前、つまり、メロディーで具象デッサンのできる人達と、自分的には解釈している。
ほとんどクラシック、な、1980年の「Vienna」。
1984年のライヴかな?「Hymn」
今回のコンサートでも、このあたりは大合唱でした。
(大声で歌いすぎて声枯れたわ・・・笑)
*********************
この他にも、この頃、Damned(ダムド)とか、
Adam Ant(アダム・アント)のコンサートもあった。
ダムドは、その昔Dave Vanianを、
スタイル的には真似してたけど、(<Eloise>の頃ね。)
この一曲(それも60年代の曲のカヴァー)しか特に知らない、
パンクバンドなので、さすがに行かなかった。
アダム・アントもねぇ・・・、
ちょっとキッチュなのでパスでした。
*********************
そして、今年最後のコンサートが、11月5日、
ミュージック・バーNambucca(ナンブッカ)での、
シスターズで前述の、Wayne Hussey(ウェイン・ハッシー)の
Salad Daze出版記念コンサート。
(左にスワイプです。)
この人も、Dead or Aliveから、Sisters of Mercy、
その後自分がフロントマンのThe Missionと、
様々な80年代オルタナティヴ・ダークウェーヴ・シーンに
参画してきたミュージシャンで、
そのあたりの色々な話で、今年この本を出版した。
来年は本格的にThe Missionの方でツアーがあるけれど、
今年は個人で、小さなライブハウスで、
本の広報ツアーをしている。
会場が小さいので、手の届くような距離でのライブは臨場感満点。
大概酔っ払って、めちゃくちゃ音痴のオーディエンスを、
「あかん、もっとちゃんと歌わな。もう一回っ‼」と、
逆にからかいながらのライブが可笑しくて楽しい。
ええおっちゃんやね、ウェイン・ハッシー。
この調子だと、この人一晩でもギター抱えて、
歌ってそうなイキオイだった。
「Wasteland」1987年
「Severina」同じく1987年のライヴ。
来年The Missionのツアー、ロンドンは5月2-3日にShepher’s Bush,Empire(シェパーズ・ブッシュ、エンパイア)で。(チケットは<このページ>から。)
その前に、3月17日は、ちょっとジャンルが違ってアイリッシュ・フォークの、Clannad(クラナド)の「最後のコンサート」がThe London Palladiumで。(チケットは<このページ>から。)
ちなみに、Enya(エンヤ)の(実の)お兄ちゃんお姉ちゃんのバンド。エンヤもソロで活動を始める前は、クラナドで活動していた。
そして4月20日は、えらいことですがな・・・、ミューズPeter Murphy(ピーター・マーフィー)が、オリジナルBauhaus(バウハウス)再結成して、ロンドンは、Alexandra Palace(アレクサンドラ・パレス)でコンサート。
チケットは、明後日12月19日(木)午前10時<このページ>で発売開始。
立ってたら腰痛い・・・とか言ってられなくて、来年もコンサートホール通いになりそうな予感。
ミュージシャンじゃないけど、オーディエンスも体鍛えなきゃ・・・。
あ、次回はまた、ベルギーの街の話を。
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Liege - Town(リエージュの街)
- 2019-12-10 Tue 20:33:40
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Windows10の、2019年11月大アップデート(ヴァージョン1909)が先日うちのPCにも及んで、しかし「Cディスク・スペースが足りなくてアップデートできないよ」警告が出続ける・・・的な状況に陥っとりました。
フォトショでイラストするのに、何度もメモリをパージしないと出来なくなってきていたので、そろそろCスペースが満杯になってきているということだから、テックに見てもらわなきゃなとは思ってたのだけれど・・・ついにドンと押されて、かかりつけのテックに見に来てもらったら、ほんの20分で解決。
それが原因だと思っていたら、実は別件だった、フォトショ>プリンターコネクションの珍しいトラブルも、解決方法を探し出して、遠隔解決してもらったし、これであと2-3年は順調に稼働してもらいたいものです・・・。
ちなみに、その私かかりつけのテックは、Checkatrade(チェッカトレード) 10/10、Google 5/5 ダブル満点レヴューを誇るGFC Techのアダム氏。
「原因を探し出して解決すること」が好きで仕方ないとしか思えない、頼もしい(ちょっとオタッキーな・・・笑)テック氏、そしてスモール・ビジネス対応、チャージがリーズナブル、文字通り満点です。
Epsom界隈30kmは出張サーヴィス可、あるいは(大半のケースは)遠隔リペアも可能。
いやいや、これは余談で、本題は、ベルギーLiege (リエージュ)のシリーズの最後で、街のイメージを。

ミュージアム回りにはSaint-Lambert(サン・ランバート)駅で降りると便利で、
駅を降りると近くに、リエージュ司教領だった頃のパレスだった、
大司教宮殿がある。
現在は裁判所と市庁の一部となっている。

金曜の朝に、ブロカンテというか・・・ジャンク・マーケットが立つ。
2017年に来た時は雨がちで、店も殆ど出ていなかったけれど
(そのときの様子は<このページ>の後半に。)
2018年に来た時はいいお天気。



しかし、なんだかピンとくるものがなくて、
この時も見て回っただけ。

どちらかといえば、ミュージアムに入り浸っていた。
リエージュはMeuse(ムーズ)川沿いの街。
川に向かって、丘が降りてきていて、
丘の上の方まで街が広がっている。

その、「坂の街」の風景。
この一角は前回の、リエージュ照明博物館とか、
ここは行く時間がなかったけれど、
Museum of Walloon Life(ワルーン生活史博物館)がかたまっている一角。
Walloonというのはベルギー南部のフランス語圏のエリアの名称。

赤レンガにグレイのナミュール石をアクセントに使った、
ワルーンの伝統的な建築様式。

博物館の近くにある、Eglise Saint-Antoine
(聖アンソニー教会)のファサード。


この界隈には小洒落たお店が多いのだけれど、

リエージュ・ワッフルで有名なベーカリー、
Une Gaufrette Saperlipopetteがここにある。
ウィンドゥの棚の右下にあるのがそのワッフル。
日本でいわゆる「ワッフル」と言ったら想像する、
もっちゃり肉厚で丸みを帯びた形のワッフルは、実はリエージュ式。
(日本語の解説は、例えば<このページ>)

リエージュ式の有名店がここなんだそう。
買って帰って、Pおじさんと食べた。
甘くてしっとりさっくりで、美味しいけど、
これがなかなかのボリューム。
ブラッセルズ式はサクサクしていて
(ちょっとサブレみたいな感じ)、
あまりお腹にはずっしり来ない。

やはりこの一角にある、
Eglise Notre-Dame-de-l'Immaculée-Conception
(無原罪の御宿りの聖母教会)。
ここも中は公開されていなかったけれど、ファサードがきれい。

これは大司教の紋章かな?

これは牡鹿といる聖人さんなので、
Saint Hubert(聖ユベール/仏、聖ヒューバート/英)。
聖ランバートと並んで、リエージュ司教の聖人さん。
リエージュは聖人さんがいっぱい(笑)。

もう使われていないけれど、街角の給水噴水。

ハーフティンバー(木造)のタウンハウス。
17世紀頃のものだろうか。

11月後半で、もうクリスマスの飾り付けが始まったところ。

グレーのナミュール石使いが南ベルギー的な、
秀麗な19世紀の建築。

この曇天曇りは2017年の写真で、
Curtius Museum(クルティウス博物館)から広場を挟んで
見えていたCollégiale Saint-Barthélemy(聖バーソロミュー教会)。
11世紀に由来する教会だそうで、現在の様式は、
19世紀に導入されたロマネスク・リヴァイヴァル・スタイルかと。
2006年にその19世紀のスタイルを踏襲して・・・だと思うけれど、
かなりヴィヴィッドな着彩の、大改修がされている。

ここはこの、12世紀の洗礼盤で知られている。

中はこんな感じで・・・、中世建築がバロック式で拡張されて、
それがまた宗教戦争でシンプルに削られてしまって、
19世紀にそれをまた、ごちゃまぜでリバイバルしたのを、
21世紀に改修して、とにかくきれいにしました・・・的な、
「全時代的」特徴のなさになっている。

クルティウス博物館に接した、17世紀木造の建物の続く路地。
ここはちょうど街の北東の端で、
ここから街の反対側、大聖堂のある南西のエリアに歩いていった。

聖ポール大聖堂と、その前の聖ポール広場。
この大聖堂、2年とも改装工事が続いていて、
カヴァーで覆われていて、外観が撮影できなかった。
かろうじて、これ一枚。中は、前々回の最後に少し載せたけれど。

もう一つの美麗教会、Église Saint-Jacques de Liège(聖ジャック教会)

これまた公開されていなかったので、外観だけ。
これは16-17世紀の後期ゴシック構造が残されている感じ。
内部も美しそうなんだけれど(こんな・・・)
土曜4:30–5:30pmと、日曜11am–12pmの、1時間ずつしか公開していないって、
中を見るのは、無理、無理~。

公園の繋がるブルバードの向かいに建つ、
フィルハーモニック・ホール。
19世紀のミュージアムなどによくあるタイプの建築。

黄葉鮮やかな、Parc d'Avroy(アヴォリ公園)を抜けて、

まだ歩いて、帰りは一つ手前の駅、
実はここがメインの駅なのだけれど・・・、

Liège-Guillemins(リエージュ・グィレミン)駅から列車に乗る。

普段、現代建築には一切興味がないのだけれど、
ここはかなり感動的だった。

光が、空気が空間の一部に、完璧に組み込まれている。
スペインの建築家Santiago Calatrava(サンチアゴ・カラトラヴァ)2009年の作品。
ヨーロッパの美駅Noナントカに、必ずランキングされている駅だそう。
ちなみに・・・サルヴェーションAMPのファン・ヴィデオをYoutubeで見て、
ハマった話を<ここ>に書いていたけれど、ここに出てくる、
翼を広げるMilwaukee Art Museum(ミルウォーキー美術館)
を設計したのも、同氏だそうで、さすがだわ。
引っ張っていたリエージュ編もやっとケリが付いて、
次回はどこにしようかなと、只今考え中。
写真が溜めている一方で、プロセスできてないのですよ・・・(笑)。
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MULUM - Musée Liégeois du Luminaire - (リエージュ照明博物館)
- 2019-12-01 Sun 20:59:54
- 博物館・美術館
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今回もまた、ベルギーの街、Liege(リエージュ)から、Musée Liégeois du Luminaire (リエージュ照明博物館)のイメージを。
このミュージアムは、アンティーク・ライティングのコレクター、Philippe Deitz(フィリップ・デッツ)氏の、15歳のとき以来のコレクションである、様々なタイプの照明器具600点以上を展示したミュージアムで、フィリップ氏自ら、いろいろな解説をして案内してもらえる。 とはいうものの、英語はあんまりお得意じゃなくて、話はそんなに長いわけではなかったけれど、フランス語だったら・・・かなり話が長そう(笑)。
それでも、オイルランプの構造とか、ここで初めて知ったことも多くて、なかなかタメになる博物館だった。

エントランスを入ってすぐのエリアには、
オイルランプの色々なタイプのものが展示されている。

まずここで、オイルランプの解説を受ける。

まずは、古代のローマ時代のランプ。

で、これは初期16世紀のヒマラヤ地方のランプだけれど、
古代のランプは、だいたい似たようなものと考えられる。
植物性/動物性のオイルに、苔やファイバーを入れて、
滲み込ませて、そこに火を付ける。
このような「古代」型のランプが、
最初の2枚のような、「近代的」な形のランプになっていく。

ここで見られるのは、その過渡期的な構造で、
主に中近東やインド、アジアで使われていたもの。
共通しているのは、オイルを溜める部分と、火を灯す部分の高さがほとんど同じであるということ。
これは、植物性/動物性のオイルの浸透圧が強くないため、そうならざるを得なかったから。
18世紀ヨーロッパで、明度が高くて実用的な(そして、往々にして装飾的な)ランプが開発されるが、その時のポイントは、芯を大きくして火力(明度)を増す、ガラスのケース(ホヤ)を付けて火を安定させるとともに、どうやってオイルを、その芯に送り出すか、ということがまず最初の課題となる。

18世紀後半に、Argand lamp(アーガンド・ランプ)が発明される。
(フランスでは、この型を普及させた人の名前をとって、
Quinquet=クィンケと呼ばれているそう。)
これは、オイル壺の部分を、芯の部分より上に付けて、重力でオイルを芯に送り込む設計になっている。
また、その芯はチューブ状に織られた布で、6-10カンデラの明度があるので、蝋燭の火(約1カンデラ)の6-10倍明るいランプということになる。
このアーガンド型にも問題があって、高い部分にオイル壺があるので、重心が不安定なこと(なので、オイル壺の容量が小さい)と、オイル壺が大きな影を落とすため、全方向使用には向かないということ。
そこで、なんとか・・・、オイル壺を芯+ホヤの下に持ってくるデザイン/構造が考案される。

それがCarcel lamp(カーセル/英、カルセル/仏)ランプ。
これは、時計じかけのピストンをオイル壺の中に組み込んで、オイルを芯に送り込むというもので、1800年にパリで特許が取られた。オイル壺に時計巻用の穴があいているのが、このタイプのランプの見分け方。
アーガンド型より、容量の大きなオイル壺を下部に組み込んでいるため、最高16時間オイルを継ぎ足さずに、ランプをともし続けることができるというもの。
これにもまた欠点はあって、複雑な構造のため、高価なもので一部の富裕層しか購入できなかった、また、故障しやすく、(主にヨーロッパの)製造メーカーに修理に出す必要が生じるということ。これでは、アメリカでは普及できないよね。

次に1837年に発明されたのが、Moderator lamp(モデレーター・ランプ)。
オイル壺の中に、スプリング式になったピストンを入れて、圧力をかけて、オイルを押し上げる構造になっている。
丸い円盤の芯の調節ネジの反対側に、内部のピストンを調整する、装飾的なネジがついていることで、このタイプのランプが見分けられる。この写真では、棚の上の右左端と中央のもので、それ以外はオイル壺に時計巻穴のある、カーセル・ランプ。
前述のカーセル・ランプよりは、シンプルな構造なので、故障も少なくて、コスト・パフォーマンスもいいので、当時の灯台にもこのメカニズムが使われた。
このモデレーター・ランプにも欠点はあって、一晩のうちに何度もネジを巻いてオイルを押し上げる必要がある。そうしないと、ランプ芯が焦げていってしまうそう。

この一角に展示されているのもモデレーター・ランプ。
これらのランプの様々な、発明・工夫は、ひとえに当時主に使われていたランプ・オイルが、 rapeseed/colza oil(菜種油)だったためで、他の動物/植物油と同様に、粘度が高く、芯の火口まで浸透していかないからだった。
ところが、19世紀の中頃に、このオイル自体が、石油から新開発されたkerosene/paraffin(ケロシン/パラフィン=灯油)に取って代わられる。この鉱物油は、粘度が低く浸透圧が高いため、今までのような特別な構造無しで、高い部分にある芯の火口までオイルが浸透していく。

色々なタイプ。

一番下の段では、明度を上げるため開発された、
様々なオイル芯が展示されている。

このキャビネットでは、ガス灯が解説されている。
と、まぁ・・・オタッキーな内容なんだけれど、
この博物館の収蔵展示の様子も、かなりオタッキー。

こんな感じで、収蔵品に埋め尽くされた空間。



交通機関用のランタン。

街灯。

教会関連・・・の中には、燭台も含まれている。

そして、キャンドルも。

オイル/ガス・ランプの解説キャビネットが延々続く。

その後に、電気ライトの解説がまた続く・・・、
のだけれど、このあたりでもう、
解説を類推していく(英語じゃないのでね・・・)集中力が途絶える。

最後の資料閲覧スペース・・・のような一角を覗いてみた。

オイルのシャンデリア。

最後に外観を。
右に連なる建物の、一番奥がミュージアム。
ベルギーのTVで取り上げられていたミュージアム。
フィリップ・デッツ氏のもちろん登場しております。
(リエージュは仏語圏なので、仏語の番組で、
フレミッシュ(オランダ語)のテロップが付く。)
MULUM - Musée Liégeois du Luminaire -
(リエージュ照明博物館)
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