Home > 2020年10月

2020年10月 Archive

Santi Giovanni e Paolo (サンティ・ジョヴァンニ・エ・パオロ聖堂)

  • Posted by: Kotomicreations
  • 2020-10-31 Sat 17:33:27
  • 場所
再ロックダウン寸前(月曜に最終決定で通達が出る)のイングランドです。
クリスマスまでには解除する一ヶ月ロックダウン・・・とかいう話だけれど、緩めたりきつめたりの行ったり来たりの方が、経済にも心理的にも悪影響しか与えないのだけれどね。科学的根拠を捻じ曲げて、世界規模で「仕掛けて」いる向きがあるとしか思えない。
私の方は、また降って湧いてきた災難的な庭仕事のプロジェクトと、10日間のホリデーに匹敵する量、出歩いて撮りためたロンドンの写真のポストプロセスで、忙しくなりそう。ロックダウンでも、ちょうどよかったのかもしれない。

標本箱の方は去年のヴェニス滞在から、また教会のイメージを。
実はこの教会、2018年にも訪れていて、標本箱の<このページ>にもエントリーしている。
基本、同じようなイメージなのだけれど、昨年の方がいいお天気ので、写真も撮りやすかったという違いがあったかな。
明るく仕上がってます。


Venice trip -Sept 2019-Day5
教会前の同名の広場。

Venice trip -Sept 2019-Day5
エントランス。

Venice trip -Sept 2019-Day5
聖堂の中も明るい。

Venice trip -Sept 2019-Day5
ヴェネツィア共和国総督(Doge=ドージェ)ヤコポ・ティエポロが、
ドミニク会に土地を与えて建てられた聖堂で、
25人の総督がここに埋葬されている。
壁に沿って、重厚な墓標が連なっている。

Venice trip -Sept 2019-Day5
2018年>とすっかり印象が違う。

Venice trip -Sept 2019-Day5
これも総督の墓標。

Venice trip -Sept 2019-Day5
これも。
墓標はそれ自体が建築のよう。

Venice trip -Sept 2019-Day5
華麗なバロックの墓標。

Venice trip -Sept 2019-Day5
こちらもバロックなサイドチャペル。

Venice trip -Sept 2019-Day5
その天井装飾。

Venice trip -Sept 2019-Day5
18世紀初期の、これもサイド・チャペルの
The Chapel of St. Dominic(聖ドミニクのチャペル)。

Venice trip -Sept 2019-Day5
側面を飾るレリーフ。

Venice trip -Sept 2019-Day5
バロックな天井画。

Venice trip -Sept 2019-Day5
Lombardy altar of the Chapel of the Maddalena
(聖マグダレンチャペルの、ロンバルディ・アルター)

Venice trip -Sept 2019-Day5
そしてまた別のチャペルの天井画。
世に憤慨して、雷を落とそうとするジーザス先生と、
それをなだめてとりなす、マリア母様と、修道会
というようなテーマだと思う。
ちょっとゼウス神かと思う(笑)。

Venice trip -Sept 2019-Day5
そのシャンデリアはムラノガラス製。

Venice trip -Sept 2019-Day5
Chapel of the Rosary(ロザリー・チャペル)の聖母子。
18世紀初期のものかと思ったら、
16世紀後半、レパント海戦の勝利を記念して建造されたもの。
随分と古いものだったの。

Venice trip -Sept 2019-Day5
エレガントな聖母子。

Venice trip -Sept 2019-Day5
最後に、その、いかにもヴェニス的なる濃厚な天井画。






Santi Giovanni e Paolo
(サンティ・ジョヴァンニ・エ・パオロ聖堂)


Map:









*************************

by KotomiCreations



Etsy     Contrado     Flickr     Instagram




KotomiCreations - Contrado shop item detail
(デジタル・プリント雑貨 - コントラド・アイテム詳細)
Page1, Page2





  • Comments (Close): -
  • TrackBack (Close): -

Basilica di Santa Maria della Salute, Venice(救済の聖母マリア聖堂、ヴェニス)

  • Posted by: Kotomicreations
  • 2020-10-27 Tue 11:34:15
  • 場所
今回からは、昨年の秋ヴェニスで訪れた教会のイメージを、いろいろと。


Venice trip -Sept 2019-Day6
以前も載せたことがある写真だけれど、
気に入っているので、もう一度。
グランカナルのアカデミア橋下から見上げる
Basilica di Santa Maria della Salute
救済の聖母マリア聖堂
通称サルート。

Venice trip -Sept 2019-Day6
近くによって・・・。
ちょっとまったりしたい日曜日。
朝ゆっくりめにアパートから出かけて、
いつも行き来するボートから愛でていた
この教会に「お詣り」してみることにした。

Venice trip -Sept 2019-Day6
まずはグランカナルをいつも見守るマリア母様にご挨拶。

Venice trip -Sept 2019-Day6


Venice trip -Sept 2019-Day6
メインのエントランスは閉ざされていて、
その右側に小さな参拝者出入り口がある。

Venice trip -Sept 2019-Day6
内部は比較的シンプルな作り。

Venice trip -Sept 2019-Day6


Venice trip -Sept 2019-Day6
中央の幾何学パターンのモザイクが印象的。

Venice trip -Sept 2019-Day6
そのリフレクションが計算に入れられた、
シャンデリア。

Venice trip -Sept 2019-Day6
(Flickrからのヴィデオが、
ちかごろはちゃんと映るようですね。)
ちょうど日曜のミサが終わりかけの時間で、
パイプオルガンの演奏とともに、
奥のチャペルでは聖体拝領の途中。
なので、チャペルの撮影は自粛で、
おとなしくチャペル外席に座って、
オルガン演奏のおすそ分けに預かる。
晴れやかな日差しとともに、
これがとても「ありがたい」感に満ちている。

Venice trip -Sept 2019-Day6
礼拝参列者が三々五々散らばっていって、
誰もいなくなったところで、
チャペルの主祭壇を撮ってみる。

Venice trip -Sept 2019-Day6


Venice trip -Sept 2019-Day6
主祭壇画は12-13世紀ビザンティン絵画のアイコン聖母子。

Venice trip -Sept 2019-Day6
バロック彫像は17世紀のもので、
「ペストを払拭する聖母」だそう。
コロナも払拭していただきたい。
・・・というか、
コロナを怖がらせておいた方が有利な勢力が、
情報操作しているから実態とは無関係に
存在し続けるので、
マリア母様とて、救済のしようもなし。

Venice trip -Sept 2019-Day6
サイドチャペルの一つ。
柱にブロケード張りというのがヴェニスならでは。

Venice trip -Sept 2019-Day6
絢爛豪華な金と大理石の装飾。

Venice trip -Sept 2019-Day6
また別のサイドチャペルの祭壇画はPentecostes
ペンテコステ=聖霊降臨)

Venice trip -Sept 2019-Day6
ガラスに収められたタペストリー。

Venice trip -Sept 2019-Day6
そしてまた別のサイドチャペル。
八角形の建物なので、主祭壇と
エントランスの2面を除いて、
6つのサイドチャペルがある。

Venice trip -Sept 2019-Day6
ドーム下の彫刻は、旧約聖書の預言者達。

Venice trip -Sept 2019-Day6
灯明を撮影している頃には、
ミサ終了後正午の鐘が鳴り響く。

Venice trip -Sept 2019-Day6


Venice trip -Sept 2019-Day6
鐘は聖堂を出てもなり続けていて、
次第に静かにフェードアウトしていくのだった。

Venice trip -Sept 2019-Day6


Venice trip -Sept 2019-Day7
最後に晴れやかな聖堂を、
もう一度カナルから。




Basilica di Santa Maria della Salute
(救済の聖母マリア聖堂)


map:












*************************

by KotomiCreations



Etsy     Contrado     Flickr     Instagram




KotomiCreations - Contrado shop item detail
(デジタル・プリント雑貨 - コントラド・アイテム詳細)
Page1, Page2





  • Comments (Close): -
  • TrackBack (Close): -

Venice, Town - Eat Out - (ヴェニスの街、ビストロなど)

  • Posted by: Kotomicreations
  • 2020-10-22 Thu 09:00:00
  • 日記
昨年のヴェニス滞在より、外食したビストロなどのイメージを。



Venice trip - Sept 2019- Day1
フライト・スケジュールが変更になって、
ヴェニスに着いて、アパートに荷物を置いたら
もう6時過ぎ。
事前にグーグルマップで見つけていた、
近くのビストロ、Osteria Antico Giardinettoに直行。
グーグルのレヴューで、星が4.5ぐらいついていたら、
これはまず大丈夫。

Venice trip - Sept 2019- Day1
細い路地に続いた壁に、
テラス席に繋がる小さな入り口が開いているだけ。
(入り口の目印は、この<ランタン>)
なので、ちょっと見つけにくい、そしてやや敷居が高そうな感じ。
入口の横に「No Pizza、No Lasagne」と大書されている。
てっきり、「ピザとラザニアは売り切れです」
ってことかと思ったら、それは大間違い。
「ここは海鮮料理の専門店で、
(俗物外国人観光客がイタリア料理だと思いこんでいる)
ピザやラザニアは供しておりません。」
という意味だったと、後で気づく。

Venice trip - Sept 2019- Day1
3人でシェアした海鮮スターター盛り合わせ。
ここで、ヴェニスは海鮮料理のレヴェルが激高い・・・、
ということに気がつく。
魚介類の美味しさに開眼したのが、
この歳になって、このヴェニスで、だったという事実(笑)。

Venice trip - Sept 2019- Day1
私はメインも魚介類グリル盛り合わせ。
焼き加減が完璧。
ソースに醤油が使われていて、
後で話を聞いたら、オーナーシェフは、
日本の海鮮料理からも、
大いに影響を受けているのだそう。

Venice trip - Sept 2019- Day1
付け合せは、ロースト野菜のサラダ。

一昨年の滞在は、魚介類苦手の配偶者氏とだったので、
実はヴェニスの魅力半減していたんだ・・・
ということに、昨年は気づく。
二度と配偶者氏は連れてくるまい(笑)。
Sちゃんだけがグラスワインを頼んで、
みんなティラミスなどのデザートも平らげ、
一人€ 50ぐらい。
この料理の質からいうと、これはお安い。
(しかし、私達のサイフ感覚では、
ここで毎日食べるというのは、ちょっと難しいかな・・・笑。)


地図:



*********************

Venice trip -Sept 2019-Day3
その次に外食したのはここ、Osteria Trattoria Al Nono Risorto

Venice trip -Sept 2019-Day3
ここは広いテラスがあって、大きな店なので見つけやすい。
そして、 先のAntico Giardinettoより、もっとカジュアルな感じ。
なので、いつでも満員だそう。
ブッキングはしていなかったので、早い目に向かう。
私達の夕食は6時頃で(ここは7時オープン)、
オープンした直後に着くと、まず大丈夫。

Venice trip -Sept 2019-Day3
フォトジェニックなテラス。

Venice trip -Sept 2019-Day3
料理を待つ間に、どんどん席が埋まっていく。

Venice trip -Sept 2019-Day3
ここでもまた、海鮮盛り合わせと、
シーフードのサラダ。
ここは調理の仕方も、盛り付けも
カジュアルな感じだけれど、
それでも素材が新鮮なので、どれも美味しい。

メインは撮り忘れたけれど、魚介類のパスタ。
そう、ここはカジュアルなので、
ピザやパスタも正々堂々とメインディッシュ(笑)。

Venice trip -Sept 2019-Day3
メイン撮り忘れたけれど、ティラミスはちゃんと撮る。
ティラミスって、20世紀後半に考案されたデザートだけれど、
いまや不動の地位。
これがどこでもハズレなく美味しい。
そして、店によって作り方や出来上がりが随分違うので、
それが面白くて、ついつい食べ比べしてしまう。
これが、ヴェニスに滞在して太る最大の原因(笑)。

Venice trip -Sept 2019-Day3
最後にお茶と、ヴェネト・ビスケット。
イタリアの伝統的なお菓子は、
実はかなり素朴で、昭和な感じすらする。
ティラミスの複雑さは、近年の特殊な例なんだと思う。
ここは一人€30ぐらい・・・だったかな。
はっきり覚えていないけれど、お手頃価格だった。

Venice trip -Sept 2019-Day3
私達が帰る頃には、完全に満席。
待っている人たちも多かった。


地図:




*********************

Venice trip -Sept 2019-Day6
さて、ここはランチに入ってみたビストロ、
Ristorante Messner
しかし・・・、先に書いておくと、ここはオススメしない。
(なのでリンクも貼っていない。)

滞在していたリアルトマーケット界隈のエリアから、
かなり離れて、サルートとアカデミアの中間のエリア。
サルートから移動して、お腹も空いてきたし、
トイレも行きたいし・・・ランチにしようかなと、
一同が考えていた時に、
この店構えに出くわすと、フラフラ入ってしまった。

Venice trip -Sept 2019-Day6
このアルフレスコダイニングで、

Venice trip -Sept 2019-Day6
ググってみたら、星が3.6。
「え?ステキなのに、なぜ~?」と最初は思った。

Venice trip -Sept 2019-Day6
理由は、料理が出てきたら納得。
味が単純なんですな。
ま、パスタだし、新鮮もクソもないし・・・。
コクがあるとかでも、全然なくて、実に退屈な味付け。
でもまぁ、マーケットエリアでなくて、観光エリアの
ビストロはどこでも、こんな程度のものかな。

Venice trip -Sept 2019-Day6
で、カードでお会計をしようとしたら、席ではできなくて、
奥にあるホテルのレセプションに行かされる。
それが、学生団体ツアーのチェックインと重なって、
待たされることひとしきり。
印象を超悪くした次第。<このビストロ/ホテル>です。注意。



*********************


Venice-bistro
滞在最後の夜に外食したのはこのお店、
Murovenezia Pizzeria
(正面の写真を撮り忘れたので、Googleからの借り物。)
最寄りの水上バス停からアパートへの帰り道、
いつでも混んでいる雰囲気のいいビストロがあったので、
そこを午後に通った時に、予約しようとしたら、
すでに一晩中満席だそう。
やむなく、そこからまたアパートへの道沿いにある
このピザ屋をググってみたら、レヴューがかなりいい(星4.5)。
なので、ここを予約することにした。
(後でちゃんとググってわかったことだけれど、
いつも混んでて人気・・・と思われたビストロは、
サービスが遅くて、値段も料理の内容にしては高くて、
イマイチのレヴューだった。)

Venice trip -Sept 2019-Day7
私達の間に「ピザ屋なぁ・・・。」という、
ちょっとした偏見があったのは事実。
しかし、中に入ると落ち着いた雰囲気で、
すでに気分が上がる。

Venice trip -Sept 2019-Day7
定番になってきた、海鮮盛り合わせのスターター。
ピザ屋ってバカにしてて、ごめん。
素晴らしかったです・・・。

Venice trip -Sept 2019-Day7
これがシーフードのピザ。
シーフード新鮮、トマトソース美味、
何より生地が美味しくて、UKのピザなんかとは
小麦からして違う、からっと軽い感じ。
スルスル食べれてしまう。

Venice trip -Sept 2019-Day7
これはDanaさんのオーダーしたリゾット。
これも魚介の出汁がよくきいていたそうです。

Venice trip -Sept 2019-Day7
ここのティラミス。
さっきのとぜんぜん違うでしょ。
お味はどちらも美味しい(だから危険・・・)。
ここも、一人€30程度だったと思う。


地図:




ヴェニスのシリーズ、また続きます。









*************************

by KotomiCreations



Etsy     Contrado     Flickr     Instagram




KotomiCreations - Contrado shop item detail
(デジタル・プリント雑貨 - コントラド・アイテム詳細)
Page1, Page2





  • Comments (Close): -
  • TrackBack (Close): -

Venice, Town - shops- (ヴェニスの街、お店など)-2-

  • Posted by: Kotomicreations
  • 2020-10-18 Sun 17:29:55
  • 場所
昨年のヴェニス滞在より、お店やウィンドウ・ショッピングをテーマの続編を。


Venice trip - Sept 2019- Day2
ウィンドウを覗いていて「とてもヴェニス」だったのが、
Dolce & Gabbana(ドルチェ&ガッバーナ)。

Venice trip - Sept 2019- Day2
Sacred Heart(聖心)のモチーフが流行りだしたのも、
ひとえに、このブランドのお陰のよう。

Venice trip - Sept 2019- Day2
好きだからって、
ブランド物を買ったり(買えたり)しませんが・・・(笑)。

Venice trip - Sept 2019- Day2
ウィンドウを覗き込んで、スタイルをリサーチ。

Venice trip - Sept 2019- Day2
イタリア的な、ヴェニス的なモチーフの、
箱アートのディスプレイにも興味津々。

お店はここに:





Venice trip - Sept 2019- Day3
紙や文房具の専門店・・・なんだけれど、
チェーンストアのようで、3件ほど同じ品揃えの店を、
別のところで見かけた。
あ~・・・、店の名前は記憶から抜け落ちてしまった・・・。

Venice trip - Sept 2019- Day3
革製品やらシーリング、ルーペなど、
お土産に最適な品揃え。




Venice trip -Sept 2019-Day6
たまたま通りかかって見つけたお店、Il Quadro Divino
本土側ローカル、Veneto地域のワインを扱うとともに、
精巧に作られた名画のリプロを扱っている。
キャンヴァスのままでも、
また、ヴェニス的なる重厚な質感の、
フレームと組み合わせても販売されている。

Venice trip -Sept 2019-Day6
伝統的なスタイルのムラノグラス。
下の段の奥の、ルネッサンス絵画の小さなリプロを買った。

地図:






Venice trip -Sept 2019-Day6
ウィンドウで見かけた、聖マルコのライオンの着いた靴。


Venice trip -Sept 2019-Day6
画材店La Cortesia Snc Di A. Livotto & C.のウィンドウ。



Venice trip -Sept 2019-Day6
アカデミアの近くで見かけたヴェネチアン・マスクのお店。
ここのもとても素敵だったけれど、
既にアパートの近くで買っていたし、
ちょうど日曜だったのでお店が閉まっていた。
また次回に^^。



Venice trip -Sept 2019-Day6
アンティークショップ、Claudia Canestrelli のウィンドウ。
ここも幸か不幸か、通りかかったのが日曜日。

Venice trip -Sept 2019-Day6
また次回に・・・って、欲しい物多すぎ・・・。



Venice trip -Sept 2019-Day8
これは、場所を忘れてしまったけれど、
ヴェネチア・マスクの比較的大きなお店。

Venice trip -Sept 2019-Day8
これがマスクの石膏型。
ここに糊でふやかした紙を貼り込んでいって、
乾かして離型する、パピエマシェの技法で作られている。





Venice trip -Sept 2019-Day8
アパートの近くの小さな通りにある、
紙もののクリエイションのお店、Paperoowl


Venice trip -Sept 2019-Day8
ハンドメイドの箱、アクセサリー、ボックスアート等など。
ミニマル・シンプルさの漂う作品達。
日本のインテリアにもよく合いそう。

Venice trip -Sept 2019-Day8
彼女が作家さんのオーナー。

お店はここ:




Venice trip -Sept 2019-Day8
紙もののお店が続くけれども・・・、
ここは、私のイチオシの紙屋さん、Legatoria Polliero Venezia
ハンドメイドのマーブル紙やら、
製本、デクパージュ製品がいろいろ。

Venice trip -Sept 2019-Day8
Danaさんと私が、しこたま買い物して、
ファサードの写真を撮っているのがまる映りですね(笑)。

Venice trip -Sept 2019-Day8
私好みの、古風渋色のブロッチー
(櫛で流さないで、ボツボツのままの模様)
マーブル紙とオーナー。

地図:






Venice trip -Sept 2019-Day8
最終日帰る直前に通りかかった、
レリーフ装飾と金箔工芸のお店。
これまた、ランチタイムで閉まっていた。
開いていたら、トドメにまた買い物して、
危ないところだった・・・。

Venice trip -Sept 2019-Day8
ウィンドウから覗き込んでため息をつく。

Venice trip -Sept 2019-Day8
お店のファサード。
Campo San Polo(サン・ポロ広場)の一角にある。



「また次回に」と何度も思うけれど、
その次回が、この状況下いったいいつ来るんだろうかな・・・。







*************************

by KotomiCreations



Etsy     Contrado     Flickr     Instagram




KotomiCreations - Contrado shop item detail
(デジタル・プリント雑貨 - コントラド・アイテム詳細)
Page1, Page2





  • Comments (Close): -
  • TrackBack (Close): -

Venice, Town - shops- (ヴェニスの街、お店など)-1-

  • Posted by: Kotomicreations
  • 2020-10-13 Tue 16:14:59
  • 場所
またまた、イギリス、とくに北の地方(リヴァプール)が準ロックダウン状態で、いつ何時ロンドンもそうなることやら・・・時間の問題かも。

そもそも私自身は、色々調べた結果、CPRテスト自体も、現役の医療エキスパートと呼ばれる人々の発言も、ほぼ信用していないので(このあたり、あんまり書くと「消される」こと必至、それもバカバカしいので、特に発言はしない・・・笑)、信用しているのは自分の強靭な免疫力のみ。なので、ロンドン再ロックダウンまでに、怖いものなしで、できるだけのことをやっておきたい。
フラットの改装、庭の改装、次はなにか・・・というと、「街の撮影」です。
現在、圧倒的に観光客が少ないセントラルロンドンは、フォトグラファーにとっては、絶好の撮影チャンス。
そして、これもロンドン交通局が、春のロックダウンの影響で倒産寸前なので、多分来年には取り下げられてしまう(と、思われる)、オイスター60+のロンドン市内無料乗車カードを8月にもらって、今のところ使えるので、交通費は無料。
ミュージアムや公開施設は、どこも事前のブッキングが必要だけれど、小さな施設以外はいまのところオープンしている。
レンズ・ディストーション修正不要の新しいカメラ・ボディと、4テラ・メモリーの新しいPCもやってきて、もう環境全てがこの状況を導き出しているとしか思えない。
毎週3-4回、天候をみはからって、セントラルロンドンに出かけては、街を含めて写真を撮りまくっている。
旅行に行けない分、ロンドン市内を観光、フォトグラファーの眼で記録に残しておく、単独プロジェクト(笑)。

一方、フラットの自分の部屋の床にも、ジムでウェイト・リフティング・エリアに使われる、リサイクル・ゴムでできた、衝撃・騒音吸収のタイル・マットを敷いて、その上にビニール床材を留め付けた「エクササイズ・エリア」を設置した。さすがに激しいジャンプはできないけれど(家自体が揺れる・・・笑)、軽くならダンスやエクササイズを、PCで見ながら部屋で出来るようにした。
なので、もう庭のシェッド(物置小屋)でズンバ・・・しなくてもよくなった。 ジムやズンバ・クラスが再クローズしても、またオンラインのZoomに戻るだけ。

ロンドン再ロックダウン、さぁ、いつでも来たまえ。撮りためた写真をプロセスして、エクササイズもできるし、楽しくできることがいっぱいあるぞ(笑)。

閑話休題・・・。
今回は、昨年のヴェニス滞在のイメージから、お店やウィンドウ・ショッピングをテーマに。


Venice trip -Sept 2019-Day5
Grimani(グリマニ博物館)を出てから、
北に向かって歩いていくと、インスタ名所の書店、
Libreria Acqua Altaに着く。

Venice trip -Sept 2019-Day5
「高潮書店」の名の通り、
いつ高潮が出てもいいように(?)ゴンドラが書架に使われている。

Venice trip -Sept 2019-Day5
裏にある小さな庭に、古書で階段が作られていて、
「ここからの眺めが素晴らしい!!」と書かれている。

Venice trip -Sept 2019-Day5
もちろん登った、もちろん素晴らしい眺め。
いや、だから、ヴェニスでは「素晴らしくない」眺めの方が、
少ないんだってば・・・。

Venice trip -Sept 2019-Day5
ここのもう一つの名物は猫たち。
4-5匹猫店員がいるんだろうか。

Venice trip -Sept 2019-Day5
レジ担当。

Venice trip -Sept 2019-Day5
この一角も、壁は本で覆われている。

Venice trip -Sept 2019-Day5
このお店の、もう一つの「インスタジェニック」なコーナーはここ。
本を片手に、ゴンドラに乗ったり、椅子に座ったり。
で、ここを・ここで・撮りたい人々が順番待ちの列になっていて、
7-8分並んで待ってこれを撮った(笑)。

Venice trip -Sept 2019-Day5
もう一枚店頭のイメージ、
と、地図はここ↓




Venice trip -Sept 2019-Day5
そこからまた北上して、Campo Santi Giovanni e Paolo
(聖ジョバンニと聖パオロ広場)
ここを東に折れる。

Venice trip -Sept 2019-Day5
このあたりは観光激戦区から少し離れて、
地元の人々の行き交う通り。

Venice trip -Sept 2019-Day5
アンティーク・ショップを覗いたり、

Venice trip -Sept 2019-Day5
路地を撮影したりして向かったのが・・・、

Venice trip -Sept 2019-Day5
ハンドメイドのマーブル紙のお店、Arzanart Marbled Paper Studio

Venice trip -Sept 2019-Day5
全てハンドメイドで作られている。

Venice trip -Sept 2019-Day5
実演もあり。

Venice trip -Sept 2019-Day5

Venice trip -Sept 2019-Day5
ワークショップで、好きな色味、好きなパターンで
マーブル紙を作る2時間コースもあるそうなので、
次回はぜひ参加したい。

地図:





Venice trip - Sept 2019- Day3
私達の滞在していたアパートの近くの広場。
ここのはずれに・・・、

Venice trip - Sept 2019- Day3
ハンドメイド・ヴェネチア・マスクの小さなお店がある。
Peter Pan Masks(ピーターパン・マスクス)のウィンドウと、
オーナーのお姉さん。
ヴェニスで生まれ育った3姉妹がオーナーのお店。

Venice trip - Sept 2019- Day3
ヴェニスでマスクを扱うお店は、
伝統的パピエマシェのハンドメイドから、
プラスチック製量産品まで、あまりにも様々。
2018年に来た時はなにか買って帰ろうと思いながら、
たくさん見過ぎで食傷気味になって、
結局買えなかった。
今回は来て早々に、この店を見つけて、
多すぎないセレクション、アートスクール出身のオーナーの、
伝統的でいてオリジナル性のある、素材を組み合わせた
センスのいい造形が好もしくて、
友人たちも私も、みんなここで、
Venice土産のマスクを購入した。

Venice trip - Sept 2019- Day3
右に見えるブルーグレイのトルソーが、パピエマシェの最初の段階。
薄めた糊を沁ませた厚紙を、石膏の雌型に貼り込んでいく。
乾いて形から外して、形を整え、着彩する。

Venice trip - Sept 2019- Day3
小さなお店は、アトリエでもある。
お店の地図は以下に↓







Venice trip -Sept 2019-Day3
これはまた別のお店を覗いただけ。
大抵はこんな感じで、パピエマシェでできた、
生地の上に装飾ペイントを施すだけというのが多い。


Venice trip - Sept 2019- Day3
アパートの近所の通り。

Venice trip - Sept 2019- Day3
食材店やら、

Venice trip - Sept 2019- Day3
立呑バー/カフェのウィンドウのお菓子たち。


Veniceの街のお店散策、次回も続きますよ。







*************************

by KotomiCreations



Etsy     Contrado     Flickr     Instagram




KotomiCreations - Contrado shop item detail
(デジタル・プリント雑貨 - コントラド・アイテム詳細)
Page1, Page2





  • Comments (Close): -
  • TrackBack (Close): -

Museo del Merletto, Burano(レース博物館、ブラノ)

今回は、昨年の9月にBurano(ブラノ)島で訪れたレース博物館のイメージを。

ブラノ島はレース手工芸で有名なのだけれど、この伝統は15世紀末~16世紀後半に領土としていたキプロス島から、海運物品が輸入されるようになって、島の女性に間に広まったもの。 レース工芸はいろいろな手法があるのだけれど、ブラノ島では、刺繍のように針を使って「縫い込んでいく」ニードル・レースが主流で、ボビン・レースの割合は低いのだそう。
(ちなみに、ヨーロッパのもう一つのレース産業の中心地、フランドル(ベルギー)では、ボビン・レースが中心だった。)
18世紀には衰退してしまっていたものを、19世紀後半にレース学校が設立されて、再び盛んになった。
そのレース学校が現在の博物館の母体となっている。
レース工芸自体は、ベルギーでもブラノでも、複雑な製造工程から高価にならざるをえないところに、中国・東南アジアからの安価な手工芸品や工場生産品が流入して、商品としての市場性は失われて、伝統工芸品として保護・伝承されるに留まっている。
まぁ、ヨーロッパの工芸・産業は皆同じ運命をたどっているのだけれど・・・。


Lace Museum, Brano - Venice trip -Sept 2019-Day4
前回も載せたけれど、博物館のファサード。

Lace Museum, Brano - Venice trip -Sept 2019-Day4
エントランスにディスプレイされている、
ヨーロッパのレースマップ。

Lace Museum, Brano - Venice trip -Sept 2019-Day4
レースの仮面やら、刺繍やら。
ブラノのレースは、刺繍と基本的に繋がっている手法。

Lace Museum, Brano - Venice trip -Sept 2019-Day4
18世紀のメンズのコスチューム。
実に華やか。

Lace Museum, Brano - Venice trip -Sept 2019-Day4
壁の上部のフレスコ装飾。
レースの学校として使われていたのは、
19世紀後半からだけれど、
建物自体は、15-16世紀建造のパラッツォかと。

Lace Museum, Brano - Venice trip -Sept 2019-Day4
いろいろな歴史的ブラノレースの作例が展示されているけれど、
一番面白かったのがこれ。
教会の祭壇飾りのレース・カヴァーだったもので、
キリストの生涯がレースで描かれている。
これは受胎告知にやってきた、ガブリエルさん。

Lace Museum, Brano - Venice trip -Sept 2019-Day4
「え"ぇ~っ!?」とびっくりの、マリア母様。
幾何学模様中心のボビンレースと違って、
ニードルレースは、刺繍のように、
絵画的な表現ができる。
とはいうものの、なんかこう・・・
バイユーのタペストリー的なる、
素朴でぎこちない表現になってしまうものだから、
なんだか全体に愉快な感じになってしまう(笑)。

Lace Museum, Brano - Venice trip -Sept 2019-Day4
これはマリア母様が、近い将来のママ友、
エリザベト(洗礼者ヨハネのかあさま)を訪問のシーン

Lace Museum, Brano - Venice trip -Sept 2019-Day4
三王礼拝のシーン。
目が丸で、口も丸なので、シリアスに見えない(笑)。

Lace Museum, Brano - Venice trip -Sept 2019-Day4
で、いきなり話は吹っ飛ぶけれど、
ジーザス先生アセンション。
小さな丸い輪っかは、目なんだか口なんだか、
乳首なのか、ヘソなのか(笑)。

Lace Museum, Brano - Venice trip -Sept 2019-Day4
マリア母様戴冠。

Lace Museum, Brano - Venice trip -Sept 2019-Day4  
これはまた別のレースで、でも、ライオンが愉快。

Lace Museum, Brano - Venice trip -Sept 2019-Day4
ライオン君たちと同じシリーズだけれど、
孔雀の方が、エレガントに見える。

Lace Museum, Brano - Venice trip -Sept 2019-Day4
大型のカヴァー。

Lace Museum, Brano - Venice trip -Sept 2019-Day4
幅広のトリミング。

Lace Museum, Brano - Venice trip -Sept 2019-Day4
これは襟かな。

Lace Museum, Brano - Venice trip -Sept 2019-Day4
ボビンレースより、太い糸で縫取っていくので、
ニードルレースの方が、力強い感じがする。

Lace Museum, Brano - Venice trip -Sept 2019-Day4
窓辺で実演のおばあちゃま。

Lace Museum, Brano - Venice trip -Sept 2019-Day4
パターンの上に重ねたトレーシングペーパー
のようなものに刺繍している。

Lace Museum, Brano - Venice trip -Sept 2019-Day4
フラットな生地に当たる部分も、
刺繍の技法で「織られて」作られる。

Lace Museum, Brano - Venice trip -Sept 2019-Day4
縁取りは、糸を芯にして細かく縫い付けていく。

Lace Museum, Brano - Venice trip -Sept 2019-Day4


Lace Museum, Brano - Venice trip -Sept 2019-Day4
この実演のある部屋は、現在では展示室だけれど、

Lace Museum, Brano - Venice trip -Sept 2019-Day4
レース学校だった頃は、これらの部屋が教室だった。

Lace Museum, Brano - Venice trip -Sept 2019-Day4
最後は、19世紀末か20世紀初頭の、
ブラノレースのパンフレット。



Museo del Merletto, Burano
(レース博物館、ブラノ)



map:









*************************

by KotomiCreations



Etsy     Contrado     Flickr     Instagram




KotomiCreations - Contrado shop item detail
(デジタル・プリント雑貨 - コントラド・アイテム詳細)
Page1, Page2





  • Comments (Close): -
  • TrackBack (Close): -

Burano Island(ブラノ島) -2-

  • Posted by: Kotomicreations
  • 2020-10-05 Mon 08:00:00
  • 場所
前回に引続き、昨年の9月に滞在していたヴェニスから、日帰りで訪れたカラフルな家並みの島、Burano(ブラノ)のイメージを。


Venice trip -Sept 2019-Day4
この島にもカナル状に水路がはしっていて、
交通はボートが中心。

Venice trip -Sept 2019-Day4
橋の辺でくつろいでいた猫くんは・・・、

Venice trip -Sept 2019-Day4
あっという間にフォトグラファーに囲まれて、
ちょっとごきげんナナメ。
ごめん、私もその一人(笑)。

Venice trip -Sept 2019-Day4
水路越しの向かいの建物は、

Venice trip -Sept 2019-Day4
壁のテクスチャーがフォトジェニック。

Venice trip -Sept 2019-Day4
その近くの土産物屋をひやかしたり、

Venice trip -Sept 2019-Day4
ビストロを覗き込んだり、
ここは「予約のみ」で、ちょっと敷居も高そうな感じ。

Venice trip -Sept 2019-Day4
ここはまだオープンしていない。

Venice trip -Sept 2019-Day4
ちょうどオープンしたばかりのビストロOsteria Al Museoに入る。
この時はまだ空いているけれど、
ランチを終えて、向かいのミュージアムに入る頃には
全席満員の盛況ぶりだった。

Venice trip -Sept 2019-Day4
海鮮盛り合わせのスターターを3人でシェアして、

Venice trip -Sept 2019-Day4
メインはここのオヤジさんがイチオシの、
朝捕れシーバス(スズキ?かな)。
2人用というのを3人でシェアしたけど、
充分なサイズ。
取り分けてくれるかわいいお姉さんは、
まだ新米のようで、魚のさばき方はイマイチ。
「え?私がやるの?!」的な
救いを求める目をオヤジさんに向けていたけれど、
混んできてオヤジさんはそれどころでなく・・・、
意を決してタックル(笑)。
お味の方は、全て食材が新鮮なので、美味しいに決まってる。

Venice trip -Sept 2019-Day4
中はしっとりふわふわ、
皮はカリッと焼けていて、皮も食べてしまう。
ローストした地中海野菜たちとともに。
この生からかろうじて火が通ったといえるところで
火をとめて出すのは、ヴェニスではスタンダードのよう。
これが、素材の新鮮さと相まって、
魚介類の旨味をみごとに引き出している。
リスボンでも、シーフードをよく食べたけれど、
あたりが悪かったのか、どこもかしこも、
目一杯焼いていて、喉が詰まりそうだった。
私のシーフード嫌いは、焼き加減の美味しいところに
あたっていなかった・・・ということのよう。

Lace Museum, Brano - Venice trip -Sept 2019-Day4
その後広場、Piazza Baldassarre Galuppi
(バルダサール・ガルッピ)を挟んだ向かいに建つ、
レース博物館に入ったのだけれど、
ここのイメージは、次回にまとめて。

Venice trip -Sept 2019-Day4>
広場のまた別のコーナーに建つ教会、
San Martino(サン・マルティノ)。

Venice trip -Sept 2019-Day4
ここのベルタワーは、
この島のどこからでも目にすることができる。

Venice trip -Sept 2019-Day4
ちょうど公開されていたので、中も拝見。

Venice trip -Sept 2019-Day4
ご本尊は聖マーティンなので、
この司教像2体は、聖マーティンかと。

Venice trip -Sept 2019-Day4
サイドチャペルのニッチにある聖母子は、
19世紀のもののよう。
ビザンティンからの伝統的な、
金ガラスモザイクに彩られて、華麗な印象。

Venice trip -Sept 2019-Day4
広場に出て、旗ポールのフィニアルは、
サン・マルコのライオン。

Venice trip -Sept 2019-Day4
ここでも、イケメンなサンマルコ・ライオン像の、
イメージ・ハントが続く。

Venice trip -Sept 2019-Day4


Venice trip -Sept 2019-Day4
その後は、この島のヘソ的なこの広場と、
水上バス停をつなぐ、島一番の繁華街を、
ぶらぶら歩きながら戻る。

Venice trip -Sept 2019-Day4
街角に立つ、

Venice trip -Sept 2019-Day4
聖母子。

Venice trip -Sept 2019-Day4
いいお天気続きで、ほとんど毎日ジェラートを食べている。
もちろんここでも。

Venice trip -Sept 2019-Day4
ヴェニス名物のビスケット(?)
ZとOの形の二種類があるけれど、
どちらも同じような素朴なビスケット。
これを買って帰る誘惑には打ち勝った(笑)。

Venice trip -Sept 2019-Day4
そしてこの水上バス停に戻ってきたら、
ヴェニス本島に戻る観光客で長蛇の列。
30分に一本の12番水上バスに、
乗り切れないんじゃないかとちょっと心配したけれど、
意外とたくさん詰め込めるようで、
なんとか乗り込むことができた。

ことのほか観光激戦区のブラノ島でした。
次回は、ここのレース博物館のイメージを。

Map:










*************************

by KotomiCreations



Etsy     Contrado     Flickr     Instagram




KotomiCreations - Contrado shop item detail
(デジタル・プリント雑貨 - コントラド・アイテム詳細)
Page1, Page2





  • Comments (Close): -
  • TrackBack (Close): -

Burano Island(ブラノ島) -1-

  • Posted by: Kotomicreations
  • 2020-10-01 Thu 17:39:39
  • 場所
昨年(2019年)9月のヴェニス滞在の写真から、今回は日帰りで訪れたBurano(ブラノ)島のイメージを。

ヴェニスはリド島や本土からの半島で仕切られたラグーンに位置していて、このラグーンの中には、ヴェニス島以外にも大小様々な島が点在している。
中でも有名なのは、海から仕切る堤防状になっていて、海水浴のできる砂浜の続く(「ヴェニスに死す」の舞台の)リド(Lido)島、中世に遡るガラス産業の島・ムラノ(Murano)島、その次にカラフルに彩られた家とレース産業の島・ブラノ(Burano)・・・といったあたり。
2018年に滞在した時はムラノ島に立ち寄ったけれど、工場ツアー+土産物販売パッケージが、この島の観光を支えている感があって、寒いシーズンオフの3月だったものだから、どこもオープンしてなくて、その上ガラスミュージアムまで臨時閉館していて、ガッカリだったことがある。
こんな観光まみれの島はもう行くまい・・・というので、ちょっとマイナーな(と思いこんでいた)ブラノ島に今回は行ってみようということになった。それが、いかに現状を把握していなかったかという話は、のちほど・・・(笑)。


Venice trip -Sept 2019-Day4
ムラノ島を経由して、ブラノ島に向かう12番
ヴァポレット(水上バス)は、ヴェニス島の北側、
Fondamente Nove(ファンダメンテ・ノヴェ=通称 F.te Nove )が発着ポイント。
アパートからグランカナル南岸のRiva de Biasio水上バス停まで歩いて、
4.2番の水上バスに乗ってF.te Noveへ。
そこから12番に乗り換えた。

Venice trip -Sept 2019-Day4
12番水上バスはまずムラノ島へ着いて、
そこからMazzorbo(マゾルボ)島、Torcello(トルセロ)島を
経由してから、ブラノ島に向かう。(およそ45分ぐらい。)
写真はマゾルボ島の先端。
この途中で、ちょっと考え違いに気づき始める。


ほぼ満員の水上バス乗客は、大半ムラノ島観光に降りて、その後は比較的空いている・・・と思いこんでいた。
ところが、思惑は激しく外れて、12番ボートからムラノ島に降りる人はほとんどいない。
後で気がついたことだけれど・・・、ヴェニス本島を巡る4.1/4.2番水上ボートも直接ムラノ島を回っているわけで、ムラノ島目的の乗客は大半が、この乗換なし、便利な方のボートで向かうので、12番ボートに乗っているのは、それ以外のブラノ、マゾルボ、トルセロ島に向かう観光客ということになる。
マゾルボは有名なレストランがある程度で、それ以外にはあまりなにもない島、トルセロはビザンティン教会の遺跡が残されているけれど、全然メジャーな観光地ではない。
つまり、この12番ボート満載の(自分たちを含めた)観光客は、みんなブラノ島に向かっていた・・・という事実(汗)。


Venice trip -Sept 2019-Day4
水上バスから始めて見たブラノ島。

Venice trip -Sept 2019-Day4
ブラノ島の水上バスストップ。
いやもう、きれいな新しい建物で、いかにここが今や、
ムラノを凌ぐ観光地になっているかがよく見てとれた・・・。
もちろん、水上バス満杯の観光客はほぼ全てここで吐き出されたのだった。

Venice trip -Sept 2019-Day4
水上バスから乗客が吐き出されて、
即観光激戦区化する、水上バスストップ界隈。

Venice trip -Sept 2019-Day4
レース産業の盛んな島だったので、
今でも土産物最前線はレースもの。

Venice trip -Sept 2019-Day4


Venice trip -Sept 2019-Day4
お店をのぞいてみたりしながら・・・、

Venice trip -Sept 2019-Day4
しかし、自分的に最大の目的は、
この賑やかな色合いの町並みを撮影すること。

Venice trip -Sept 2019-Day4
世界各地で漁村の家々が、
カラフルに彩られるのは、霧が出た状態でも、
島や家々を識別しやすいから。
ブラノも、その一例なのだそう。

Venice trip -Sept 2019-Day4
その町並みがSNSの普及とともに、
「インスタ映え」の島No1ということになって、
世界から観光のみならず、
インスタグラマーが押し寄せるハメになったのだそう。

Venice trip -Sept 2019-Day4
こういったカラフルな町並みをバックに、
ファッション/ライフスタイル・インフルエンサーを自認する
婦女子が(一部男子もだろうけど)、自撮り、友達撮り、
中にはフォトグラファー付きなんて人もいて、
野外撮影スタジオ状態。

Venice trip -Sept 2019-Day4
かくいう自分も、近年はブロガーというよりは、
インスタグラマーなんだけれど、
歴史的建造物+博物館収蔵物+町並み
週一回週末に自分のクリエイションという、
オタク・ラインアップのストリームで、
24時間で消える「ストーリーズ」以外に、
自分が登場することはないのだった・・・(笑)。

Venice trip -Sept 2019-Day4
このドアの前にかけられた、ストライプのカーテンが、特徴的。
その昔は、夏の間はドアを開けて、カーテンだけで、
風通しをよくして暮らしていられたのだろうけれど、
これだけよそ者がわさわさ押し寄せた来たら、
そういう事もできず、どこもドアは固く閉ざされていた。
(さもないと、インスタグラマーが入ってきて、
カーテン越しにポーズして、写真撮ったりしかねないイキオイ。)

Venice trip -Sept 2019-Day4
漁業とレース手工芸しか産業がなかった島が、
観光で潤っているわけだから、
それはそれで、いいことなんだろうけど。

Venice trip -Sept 2019-Day4


Venice trip -Sept 2019-Day4


Venice trip -Sept 2019-Day4


Venice trip -Sept 2019-Day4


Venice trip -Sept 2019-Day4


Venice trip -Sept 2019-Day4


Venice trip -Sept 2019-Day4


Venice trip -Sept 2019-Day4

ブラノ島の町並み、次回も続きますよ。




Map:









*************************

by KotomiCreations



Etsy     Contrado     Flickr     Instagram




KotomiCreations - Contrado shop item detail
(デジタル・プリント雑貨 - コントラド・アイテム詳細)
Page1, Page2





  • Comments (Close): -
  • TrackBack (Close): -

Index of all entries

Home > 2020年10月

タグクラウド
月別アーカイブ
リンク
現在使用のカメラ・レンズ
カテゴリー
Contact / お問い合わせ

Return to page top

Related Posts with Thumbnails