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2020年11月08日 Archive

Chiesa di San Lazzaro dei Mendicanti and Chiesa dei Gesuiti(托鉢修道会聖ラザロ教会とイエズス会教会)

  • Posted by: Kotomicreations
  • 2020-11-08 Sun 19:32:21
  • 場所
イギリス全土が、再ロックダウンに突入したロンドンです。
ジムとズンバ・クラスがなくなってしまったのが残念。
そうしたら今度は、「後はぼちぼちメンテをして、楽しむだけ」と思っていた、庭でまたまた筋力勝負のプロジェクトが持ち上がってしまった。
広がりすぎないように、シュートを折りまくって管理していた竹なのだけれど、隣の家から苦情が出て、全部切ってしまうことに。
もとはといえば、隣の前の前のオーナーが30ウン年前に、ボーダーとして植えたもので、こっちが侵略されている側。
なんだけれど、一昨年新しいオーナーが、自分の庭の竹はブルドーザーを入れて処分して、完全に新しくデザインされた庭に作り替えた。
で、ウチは森ボーイの配偶者氏が侵略して来た竹を、処分もしないで生えっぱなしにしていたもんだから、今度はこっち側から隣に地下茎が侵略し始めた次第。
そっちの竹、こっちの竹って責任を擦り合っていても仕方ないので、ひとまずウチの庭に生えている竹を、全部地面から切って、ただいま隣とのフェンスに沿って、40㎝程度の深さの塹壕を掘っているところ。
この竹の生えているエリアが20mあるので、たいがいな土方仕事・・・に、また、手を出してしまった。
(なので、雨でない日は庭仕事に忙殺されて、雨の日しか標本箱を更新できない・・・状況下。)
竹はそれほど深くは地下茎を伸ばさないので、この塹壕を維持して監視していたら、隣に侵略することもないはず。
また、今ある根から新しい竹が伸びてきても、とにかく切りまくって、葉っぱを出させなければ、光合成できないので、養分が枯渇してやがては死んでしまうはず・・・理論上は。
今までは、配偶者氏が「全部切らないでー」というので、間引いただけで残していたけれど、葉っぱが出て残っている部分がある限り、養分をためて、開けた(切りまくられない)土地を探して、地下茎を伸ばすという結果になっていたようだ。
自分としては、覆いかぶさって庭を一段と暗くする竹は嫌いだったので、どちらかといえば清々した気分(笑)。
現在10m強進捗して、後半分・・・のところまで来ているので、またいつか結果を標本箱に詰め込んでみたいかと。

さて、本題の方は昨年のヴェニスから、島の北の方にある修道会教会2つのイメージを。


Venice trip -Sept 2019-Day5
Chiesa di San Lazzaro dei Mendicanti(托鉢修道会聖ラザロ教会)
の内側エントランス。

Chiesa san lazzaro lungo rio dei mendicanti.jpg


<sauce>
外観はWikiからの借り物イメージで、
この大きな建物は現在は市民病院の一部になっている。
もともと、中世の癩病患者の治療院として
建造されたそうなので、そのまま現在にいたるのだろう。
Mendicanti というのも、托鉢修道会から来ているという説と、
同語の癩病患者(あるいは乞食)から来ているという説がある。

Venice trip -Sept 2019-Day5
チャペル内部のエントランス上の装飾が、
とても凝っているのだけれど、
海陸の軍事力を誇示している感じのテーマで、
チャペルにしては不思議だなと思っていたら、
これは墓標で、
ヴェネツィア領クレタを巡る対トルコ戦で戦士した、
モチェニゴ家出身の海軍提督のものだった。

Venice trip -Sept 2019-Day5
祭壇画はご本尊「ラザロの復活」。

Venice trip -Sept 2019-Day5
チャペルの方は、さっと流し見して、
ここで興味があったのが、この17世紀の回廊。

Venice trip -Sept 2019-Day5
修道会教会だと、必ずと行っていいほど、
チャペルの横にくっついている。
ここではチャペルを挟んで、
左右に2つの回廊が連なる。

Venice trip -Sept 2019-Day5
そして中庭の中央には装飾的な井戸。


Chiesa di San Lazzaro dei Mendicanti
(托鉢修道会聖ラザロ教会)


Map:



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この後、500mほど北西に離れた教会へ。
ここも、修道会イエズス会の教会。

その前に、回廊好きは、その回廊部分の建物が、
現在はホステルとしてオープンしているので、
そこを覗いてみた。

Venice trip -Sept 2019-Day5
ホステルだけれど、なかなか雰囲気がいい。
キッチン付きのアパートメントもあるので、
泊まってもいいかなと思うけれど、
立地がちょっと不便かなぁ~。
そして、部屋にWifiがないのはつらいなぁ。

Venice trip -Sept 2019-Day5
中庭テラスの雰囲気とかとてもいいのにね。
ここでも真ん中に見えているのは井戸。

ここから、隣のイエズス会教会へ。

Venice trip -Sept 2019-Day5
ここも以前、一昨年に訪れたときのイメージを
昨年標本箱に詰め込んだ。<このページ
その時より明るくて、写真が撮りやすい(笑)。

Venice trip -Sept 2019-Day5
ここの教会装飾の凄いところは、
pietre dure (ピエトレデューレ)
と、いうことになるんだろうけれど・・・、
大理石インレイで、このブロケードの
布地のどっしりした質感を表現していること。
(そしてタッセルも・・・。)
こんな例は他で見たことがない。

Venice trip -Sept 2019-Day5
このくねくね柱も大理石。

Venice trip -Sept 2019-Day5
くねくね柱の間から覗くジーザス先生。

Venice trip -Sept 2019-Day5
カーペットを大理石で模して。

Venice trip -Sept 2019-Day5
大天使ラファエルが付き添っているのは、
大きな魚を捕まえたトビアス君。
ここでも柱の装飾は、ピエトレデューレ。

Venice trip -Sept 2019-Day5
サイドチャペルを、いくつか。

Venice trip -Sept 2019-Day5

Venice trip -Sept 2019-Day5

Venice trip -Sept 2019-Day5
エレガントな聖母子。

Venice trip -Sept 2019-Day5
クローズアップで。

Venice trip -Sept 2019-Day5
きらびやかな天井。

Venice trip -Sept 2019-Day5
文字通り、見渡すとところどころでキラキラ光る物がある。
ちいさな丸い鏡が、スタッコの中に、
スパンコールのように、散りばめられているのだった。
どこまでも派手好き、イエズス会。

Venice trip -Sept 2019-Day5
外に出る頃には日が傾いていて、
ファサードの彫像にスポットライトがあたっているよう。

Venice trip -Sept 2019-Day5
ファサードの天使たち。

Venice trip -Sept 2019-Day5

Chiesa dei Gesuiti(イエズス会教会)

map:











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