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2022年02月 Archive
Museum of the Home, London (家の博物館) -3-
- 2022-02-26 Sat 21:53:11
- 博物館・美術館
ロンドンでは、コロナ感染防止の制約も(イングランドで)ほぼなくなって、立て続け3つの嵐を乗り越えて、落ちついたかと思えば、ロシアのウクライナ侵略の衝撃波が走っています。
まがりなりにも、いわゆる先進国といわれるヨーロッパのはしっこで、21世紀に入ってこんな戦争ふっかけるとは・・・呆れはてる。人間て歴史に学習しないもんですねぇ(苦笑)。 そして、黒海のあたりが魂的な故郷の自分なので、一段と心が痛みますね。
まぁ、心痛めても、ここで今できるのは、祈ることと赤十字に寄付する程度なので、あまりセンチメントにとらわれず、淡々と・・・、Museum of the Home(家の博物館) の続編標本箱、いきます。

1870年のパーラー(応接室)。
ヴィクトリアンらしい、重厚なというか、
コテコテのインテリアになってきている。
シーンとしては、子供たちを寝かしつけて、
当時流行っていたSeance(セアンス=
交霊会)のためにテーブルを、
夫妻がセッティングしているという設定。
親しい友人と、プロの交霊師を招いて、
いろいろな家庭で「エンターティメント」として
催されていたそう。

窓辺にあるテラリウムも
当時はやっていたもので、
ここはトレンディなもの好きの
ご夫婦と見て取れる。

1840-80年頃に制作された、
シェルのオーナメント。
プロの工芸家が制作したものではなくて、
当時のご家庭の有閑奥様が、
趣味で時間をかけて作り上げたもの。
ところで、こういう「貝細工」、
日本(関西)で言えば白浜みたいな、
海辺リゾート地の土産物の典型で、
「ダッサぁ~(汗)」と思われていたものが、
6~7年前頃から、またまたトレンド前線に
復帰で、ヴィンテージやアンティークの
海ネタが押しの前面に。
時代の感覚って不思議。

1860-70年頃に、これも奥様ハンドメイドの、
ファイヤー・スクリーン・パネル。
ちょうど暖炉の火の熱が、
顔に当たるあたりでスタンドに立てて、
顔がのぼせるのを防ぐために使われた。
このヴィクトリアンの展示の後に、
私の好きだったインテリアが
あったのだけれど、今回の大改装で、
後に出てくる、
移民家庭の暮らしぶりインテリアを
挿入するために、削除されてしまった。
悔しいので、2011年の写真を載せておくことに。

今は無き1890年「世紀末唯美主義」インテリア。

オスカー・ワイルド、ビアズレー、
ホイッスラーな時代・スタイルのインテリア。

次のインテリアは、1915年の、
アーツアンドクラフト・スタイル。

夕食後の家族団欒の時間という設定。
その中に第1次世界大戦が影を落として、
長男は戦線に向かい、
母と娘は前線兵士に送るための
ソックスや衣類を編んでいる。

次のインテリアは、1937年のアールデコのフラット。
独身ミドルクラス男性に人気の
このフラット(アパート)は、
メイド・サーヴィス付。
食事もオーダーできて、ちょうど
ホテルのようなシステム。
なので、朝食を食べ散らかして、
出勤しても全部片付けてもらえる。

いまでもこんなサーヴィスの、
ホテル・マンションって、
ロンドンのどこかにきっとあるはず。

1976年のカリビアン移民家庭のインテリア。
もともとは西アフリカから、ジャマイカなどの
カリビア海の島々の英植民地に
入植させられた黒人奴隷の子孫が、
第二次世界大戦後の大英帝国の崩壊とともに、
1950-60年代に大挙して、
イギリスに移民として到着した。
1973年以前に入国した移民は、
無条件に永住許可がおりて、
ロンドンなどの都会文化の一端を担っている。
(とはいえ、近年でも、
ウィンドラッシュ事件などの、
差別的な出来事も起きているのだけれど。)

というような、政治的な意図も含まされた
インテリアの展示・・・のために、
「お耽美」なインテリアは
現代に意味無しということで、
削除されたのかと・・・sigh。

時代は1998年に飛んで(私が英人になった年・・・笑)、
ウェアハウス・コンバーション
(旧倉庫を改造したアパート)のインテリア。
そうですね、流行りましたね(あ、今も人気)。
で、そのトレンディな住人は、
LGBT活動家でもあるゲイのカップル。

この設定も完全に政治的背景のある、
ストーリー付・・・(苦笑)。
インテリア的にいえば、イケア・スタイルとでも(笑)。
というところで、インテリア/暮らしの展示は終了。

ちょうど新館の上階で終わる。

ここから階段を降りて、裏のガーデンへ・・・
なのだけれど、
区切りの都合で、ガーデンは全部次回にまとめて、
最後に少し、元正面にあたる、
アームスハウス側の眺めを。

アームスハウス真正面。
前に芝生が広がる。
ちょうど真ん中の部分が、
前(前)回ぼやいていたチャペル。


チャペルのエントランスの上に立つのが、
問題のジェフリー卿。
コミュニティー内では、
像を撤去する意見が強かったそうだけれど、
彼の財を成した背景等の歴史的事実を、
ミュージアム内で明確に表記するということで、
この像の存続が認められたそう。
なので、いろいろな解説で、
「奴隷取引会社に投資して財を築いた・・・」
と、枕詞みたいに、
名前に添えられている(苦笑)。

このドアの中に、居住者は一部屋ずつ与えられて、
キッチン・ダイニングは共同だったそう。
トイレは、多分全体で1-2ヶ所。
住人はそれぞれチェンバーポット
(大きなポット型のおまる)を使って、
寝室で用を足して捨てに行く。
バスも、洗面器にお湯と石鹸を入れて、
手ぬぐいのようなタオルを浸して、
体を拭くだけなので、寝室で済まされる。

蔦の絡まる、
フォトジェニックなアームスハウス。



18世紀の馬用の水タンク。

建物の端の・・・、

アルコーヴの中にも、
元々は何か像があったはず。
いつどんな理由で
取り除かれたんだろうか(笑)。
次回は、和める裏側ガーデンのイメージを。
Museum of the Home(家の博物館)
Ex - Geffrye Museum(旧ジェフリー博物館)
Map:
*************************
by KotomiCreations
KotomiCreations - Contrado shop item detail
(デジタル・プリント雑貨 - コントラド・アイテム詳細)
Page1, Page2
まがりなりにも、いわゆる先進国といわれるヨーロッパのはしっこで、21世紀に入ってこんな戦争ふっかけるとは・・・呆れはてる。人間て歴史に学習しないもんですねぇ(苦笑)。 そして、黒海のあたりが魂的な故郷の自分なので、一段と心が痛みますね。
まぁ、心痛めても、ここで今できるのは、祈ることと赤十字に寄付する程度なので、あまりセンチメントにとらわれず、淡々と・・・、Museum of the Home(家の博物館) の続編標本箱、いきます。

1870年のパーラー(応接室)。
ヴィクトリアンらしい、重厚なというか、
コテコテのインテリアになってきている。
シーンとしては、子供たちを寝かしつけて、
当時流行っていたSeance(セアンス=
交霊会)のためにテーブルを、
夫妻がセッティングしているという設定。
親しい友人と、プロの交霊師を招いて、
いろいろな家庭で「エンターティメント」として
催されていたそう。

窓辺にあるテラリウムも
当時はやっていたもので、
ここはトレンディなもの好きの
ご夫婦と見て取れる。

1840-80年頃に制作された、
シェルのオーナメント。
プロの工芸家が制作したものではなくて、
当時のご家庭の有閑奥様が、
趣味で時間をかけて作り上げたもの。
ところで、こういう「貝細工」、
日本(関西)で言えば白浜みたいな、
海辺リゾート地の土産物の典型で、
「ダッサぁ~(汗)」と思われていたものが、
6~7年前頃から、またまたトレンド前線に
復帰で、ヴィンテージやアンティークの
海ネタが押しの前面に。
時代の感覚って不思議。

1860-70年頃に、これも奥様ハンドメイドの、
ファイヤー・スクリーン・パネル。
ちょうど暖炉の火の熱が、
顔に当たるあたりでスタンドに立てて、
顔がのぼせるのを防ぐために使われた。
このヴィクトリアンの展示の後に、
私の好きだったインテリアが
あったのだけれど、今回の大改装で、
後に出てくる、
移民家庭の暮らしぶりインテリアを
挿入するために、削除されてしまった。
悔しいので、2011年の写真を載せておくことに。

今は無き1890年「世紀末唯美主義」インテリア。

オスカー・ワイルド、ビアズレー、
ホイッスラーな時代・スタイルのインテリア。

次のインテリアは、1915年の、
アーツアンドクラフト・スタイル。

夕食後の家族団欒の時間という設定。
その中に第1次世界大戦が影を落として、
長男は戦線に向かい、
母と娘は前線兵士に送るための
ソックスや衣類を編んでいる。

次のインテリアは、1937年のアールデコのフラット。
独身ミドルクラス男性に人気の
このフラット(アパート)は、
メイド・サーヴィス付。
食事もオーダーできて、ちょうど
ホテルのようなシステム。
なので、朝食を食べ散らかして、
出勤しても全部片付けてもらえる。

いまでもこんなサーヴィスの、
ホテル・マンションって、
ロンドンのどこかにきっとあるはず。

1976年のカリビアン移民家庭のインテリア。
もともとは西アフリカから、ジャマイカなどの
カリビア海の島々の英植民地に
入植させられた黒人奴隷の子孫が、
第二次世界大戦後の大英帝国の崩壊とともに、
1950-60年代に大挙して、
イギリスに移民として到着した。
1973年以前に入国した移民は、
無条件に永住許可がおりて、
ロンドンなどの都会文化の一端を担っている。
(とはいえ、近年でも、
ウィンドラッシュ事件などの、
差別的な出来事も起きているのだけれど。)

というような、政治的な意図も含まされた
インテリアの展示・・・のために、
「お耽美」なインテリアは
現代に意味無しということで、
削除されたのかと・・・sigh。

時代は1998年に飛んで(私が英人になった年・・・笑)、
ウェアハウス・コンバーション
(旧倉庫を改造したアパート)のインテリア。
そうですね、流行りましたね(あ、今も人気)。
で、そのトレンディな住人は、
LGBT活動家でもあるゲイのカップル。

この設定も完全に政治的背景のある、
ストーリー付・・・(苦笑)。
インテリア的にいえば、イケア・スタイルとでも(笑)。
というところで、インテリア/暮らしの展示は終了。

ちょうど新館の上階で終わる。

ここから階段を降りて、裏のガーデンへ・・・
なのだけれど、
区切りの都合で、ガーデンは全部次回にまとめて、
最後に少し、元正面にあたる、
アームスハウス側の眺めを。

アームスハウス真正面。
前に芝生が広がる。
ちょうど真ん中の部分が、
前(前)回ぼやいていたチャペル。


チャペルのエントランスの上に立つのが、
問題のジェフリー卿。
コミュニティー内では、
像を撤去する意見が強かったそうだけれど、
彼の財を成した背景等の歴史的事実を、
ミュージアム内で明確に表記するということで、
この像の存続が認められたそう。
なので、いろいろな解説で、
「奴隷取引会社に投資して財を築いた・・・」
と、枕詞みたいに、
名前に添えられている(苦笑)。

このドアの中に、居住者は一部屋ずつ与えられて、
キッチン・ダイニングは共同だったそう。
トイレは、多分全体で1-2ヶ所。
住人はそれぞれチェンバーポット
(大きなポット型のおまる)を使って、
寝室で用を足して捨てに行く。
バスも、洗面器にお湯と石鹸を入れて、
手ぬぐいのようなタオルを浸して、
体を拭くだけなので、寝室で済まされる。

蔦の絡まる、
フォトジェニックなアームスハウス。



18世紀の馬用の水タンク。

建物の端の・・・、

アルコーヴの中にも、
元々は何か像があったはず。
いつどんな理由で
取り除かれたんだろうか(笑)。
次回は、和める裏側ガーデンのイメージを。
Museum of the Home(家の博物館)
Ex - Geffrye Museum(旧ジェフリー博物館)
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Kotomi Jewellery New items on Etsy Shop (Etsyショップ・新リスティング)
- 2022-02-20 Sun 18:02:37
- Kotomiジュエリー
一昨日の金曜日に、ストーム・ユーニス(Storm Eunice)がUK直撃で、北イングランドならともかく、普段は大都市特有のマイルドな、温室天候のロンドンも、今回は大打撃。グリニッジO2スタジアムのドーム屋根が、強風でぶっちぎれたのは、日本のニュースにも出てたかも?電車は運休、外出警告も出ましたね。現実に木の倒壊で3人が亡くなってるし。1987年10月のGreat Storm以来、35年ぶりの強風嵐だったそう。
近所でも街路樹がひっくり返ったり、屋根が痛んだり、庭の備品が吹っ飛ばされたり、あたふたしています。
ウチも屋根のタイルを飛ばされ、煙突と屋根のつなぎの鉛板もめくれ上がって、建物保険を申請して修理するはめに・・・。 (その手続き・修理手配が私の肩に・・・あぁ・・・)
40-50 km/h、日本のm/sに換算すると、風速が11-14m/s 程度で、これ日本だと台風(17m/s以上)以下。 なんだけれども、台風がコンスタントに強風なのとは違って、コンスタントなのは11-14m/s程度で、そこにその3倍速の40-50m/sの激風が突然吹くのが、Gale(ゲール=突風)の特徴。風向きも一定でなくて、かなりムチャクチャな突風が吹く。それで、木や建造物がやられるというわけです。
地方では、今でも停電から復旧できていない地域が多数なので、電気が通っているだけでも、ありがたいかと。
今夜から明日にかけて、ユーニスほど強力ではないけれど、ストーム・フランクリンが通過だそうなので、これが収まるまで、庭のパラソルや倒れた鉢なんかも、しばらくそのままにしておくことに。(ちなみに、この一週間で、ダドリー>ユーニス>フランクリンと、次々3つの名前付き嵐が通過したのは、記録始まって以来だそう。)
近況余談はこれぐらいで・・・、本題に。
Museum of the Home (家の博物館)のエントリーの途中だったけれど、久々に(8ヶ月ぶり!!)Etsy ショップに、新たに13アイテムのジュエリーをリスティングしたので、今回はその広報標本箱です。
それぞれの写真に、販売ページをリンクする根気がつきはててしまったので、ご興味の方はぜひ<KotomiCreations Etsyショップ>でご覧くださいね。(トップ13に今回のリスティングが入っています。)

トルマリン・クオーツとクリスタル・カット石の、
クロス型ペンダント(N-5156) £86

クリア・クオーツ、淡水パールと、
テクスチャー入りガラスカボション石の、
クロス型ペンダント(N-5111)£84

テクスチャー入りガラスカボション石と、
淡水パールの、パールドロップ付
クロス型ペンダント(N-5149) £78

テクスチャー入りガラスカボション石の、
クロス型ペンダント、
ショートネックレス(N-5152) £73

クリア・クオーツと、
マルチカラー・テクスチャー入り
ガラスカボション石の、
クロス型ペンダント(N-5137) £85

ラブラドライトと
グレイ・クリスタルカット石の、
クロス・ペンダント (N-4684) £82

ラブラドライトと
テクスチャー入りガラスカボション石の、
楕円形ペンダント (N-4283) £88

ラブラドライトと
グレイ・クリスタル・カット石の、
紡錘型ペンダント (N-5133) £76

ラブラドライトと
テクスチャー入ガラスカボション石 の、
角型ペンダント (N-5132) £76

スモーキークオーツ
大型クロスペンダント・ネックレス
(N-4434) £92

スモーキークオーツの
星形ロングチェーン・ペンダント・ネックレス
(N-4385) £88

コイン型グレイ淡水パールの
チャーム・ネックレス (N-4667) £86

スモーキークオーツと
シャンパン色クリスタルガラス石の
チャーム型ネックレス(N-3560) £93
以上13アイテムの新リスティング、
<KotomiCreations Etsyショップ>でご覧くださいね。
次回は再びMuseum of the Home (家の博物館)の続編を。
*************************
by KotomiCreations
KotomiCreations - Contrado shop item detail
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近所でも街路樹がひっくり返ったり、屋根が痛んだり、庭の備品が吹っ飛ばされたり、あたふたしています。
ウチも屋根のタイルを飛ばされ、煙突と屋根のつなぎの鉛板もめくれ上がって、建物保険を申請して修理するはめに・・・。 (その手続き・修理手配が私の肩に・・・あぁ・・・)
40-50 km/h、日本のm/sに換算すると、風速が11-14m/s 程度で、これ日本だと台風(17m/s以上)以下。 なんだけれども、台風がコンスタントに強風なのとは違って、コンスタントなのは11-14m/s程度で、そこにその3倍速の40-50m/sの激風が突然吹くのが、Gale(ゲール=突風)の特徴。風向きも一定でなくて、かなりムチャクチャな突風が吹く。それで、木や建造物がやられるというわけです。
地方では、今でも停電から復旧できていない地域が多数なので、電気が通っているだけでも、ありがたいかと。
今夜から明日にかけて、ユーニスほど強力ではないけれど、ストーム・フランクリンが通過だそうなので、これが収まるまで、庭のパラソルや倒れた鉢なんかも、しばらくそのままにしておくことに。(ちなみに、この一週間で、ダドリー>ユーニス>フランクリンと、次々3つの名前付き嵐が通過したのは、記録始まって以来だそう。)
近況余談はこれぐらいで・・・、本題に。
Museum of the Home (家の博物館)のエントリーの途中だったけれど、久々に(8ヶ月ぶり!!)Etsy ショップに、新たに13アイテムのジュエリーをリスティングしたので、今回はその広報標本箱です。
それぞれの写真に、販売ページをリンクする根気がつきはててしまったので、ご興味の方はぜひ<KotomiCreations Etsyショップ>でご覧くださいね。(トップ13に今回のリスティングが入っています。)

トルマリン・クオーツとクリスタル・カット石の、
クロス型ペンダント(N-5156) £86

クリア・クオーツ、淡水パールと、
テクスチャー入りガラスカボション石の、
クロス型ペンダント(N-5111)£84

テクスチャー入りガラスカボション石と、
淡水パールの、パールドロップ付
クロス型ペンダント(N-5149) £78

テクスチャー入りガラスカボション石の、
クロス型ペンダント、
ショートネックレス(N-5152) £73

クリア・クオーツと、
マルチカラー・テクスチャー入り
ガラスカボション石の、
クロス型ペンダント(N-5137) £85

ラブラドライトと
グレイ・クリスタルカット石の、
クロス・ペンダント (N-4684) £82

ラブラドライトと
テクスチャー入りガラスカボション石の、
楕円形ペンダント (N-4283) £88

ラブラドライトと
グレイ・クリスタル・カット石の、
紡錘型ペンダント (N-5133) £76

ラブラドライトと
テクスチャー入ガラスカボション石 の、
角型ペンダント (N-5132) £76

スモーキークオーツ
大型クロスペンダント・ネックレス
(N-4434) £92

スモーキークオーツの
星形ロングチェーン・ペンダント・ネックレス
(N-4385) £88

コイン型グレイ淡水パールの
チャーム・ネックレス (N-4667) £86

スモーキークオーツと
シャンパン色クリスタルガラス石の
チャーム型ネックレス(N-3560) £93
以上13アイテムの新リスティング、
<KotomiCreations Etsyショップ>でご覧くださいね。
次回は再びMuseum of the Home (家の博物館)の続編を。
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Museum of the Home, London (家の博物館) -2-
- 2022-02-15 Tue 17:04:16
- 博物館・美術館
Museum of the Home(家の博物館) のイメージの続編を。

一連のアームスハウスの建物の中心に、
チャペルが置かれている。
そのちょうど裏側に、
庭に面した通路(廊下)部分がある。

以前も公開されていたのかどうか
記憶に定かでないけれど、
きれいに改装されて、心地よい空間に。

で、そのチャペルの方は・・・、
その昔は祭壇が置かれた中央部分に、
(下の写真、2011年に撮ったもの)
巨大なスクリーンが置かれて、
コミュニティに暮らす人のインタヴュー
みたいなものが映し出されていて、
ゲンナリ・・・。
歴史的なものを、そのまま置いといて
修復だけしてくれって思う。
超うざいので、もちろん写真も撮りません。
撮ったのは、きれいに修復された、
Pew(板で仕切られたベンチ席)のエリア。

本来は、こんなでした。
この裏に天井の低い廊下部分がある。

チャペルを抜けると、大きな窓のある
ホールのような部屋。

きれいに修復されたパネル。
その昔は集会所的に使用されていたのかと思う。
ここに階段ができていて、
上階の資料室が公開されるようになった。

18世紀のアームスハウス。
ジェフリー卿は後継者を持たずに没したので、
所属していた鍛冶屋組合に、
寄贈された資産で建造された。
もともとは引退した組合員のための、
養老院的施設だったのだそう。

この御仁が、頑張って成り上がって、
爵位を得て、市長職を務めたジェフリー卿。
現在は社会的価値判断の激変で、
存在を抹殺されようとしている(苦笑)。

もちろんその横には、
「奴隷取引会社で財を成した」
としっかり表記されている。

17世紀、18世紀、リージェンシー(19世紀初頭)、
19世紀、20世紀の建築と家具を
お勉強するブロック。欲しい・・・(笑)。

1920年頃のロンドン交通局のポスター。
裏の現在のオーヴァーグラウンド線は、
鉄道で、現在はバスが走っている
前の道にはトラムが走っていた。
この資料室を出て、もう一度ルートに戻り、
次の展示室へ。

途中に展示されていた、18世紀後半の
ポーセリン飾りの燭台。

1790年のパーラー。
壁が板張りから壁紙へ、
床にはカーペットが敷き詰められる。
どちらも、さきがけの産業革命のおかげ。
中産階級の家庭でも手に入る、
工場生産品が普及してきたということ。

親しい友人や親族を招いて、
5時にデイナーをすませ、
カードゲームに興じてくつろいでいる
というシーン。


1819年に描かれた、ご家庭の様子。
冬の朝ごはん・・・かな。
室内もコテコテしてきて、ご衣装も重厚に。
18世紀の薄いドレスは、
当時、気候が温暖化していたため・・・
と考えられている。
19世紀には、再び寒冷化したので、
インテリアもドレスも重厚になっていったそう。
地球温暖化も、
一方向で進行しているわけではない
という、歴史的証拠。

1830年のドローイングルーム。
ここで少し余談解説。
前の展示室までパーラー(Parlor)と呼ばれていた部屋が、ここではドローイングルーム(Drawing room)になっているけれど、この違いは何か?実のところ、あまり私もはっきりとは体感認識できていないのです。
パーラーの方が公式の客間(応接室)、ドローイングルームの方が、ややプライベートな感じかな・・・という程度で。それにもう一つシティングルーム(Sitting Room)という言い方もあって、その違いはまったく不明。
いずれにしても、現代ではリヴィングルーム(Living Room)に置き換えられていて、歴史的建造物でしか使われることもない用語です。

インテリアの設定の解説には、
中流のご家庭の午後、
お母さんはファッション雑誌を眺めて、
娘たちは、水彩画を描いたり、
手紙を書いたり(郵便が普及してきた)・・・、

学校から帰ってくるお兄ちゃんに、
チェスの続きを挑む準備をしている、
という・・・、
明らかに、子どもたち中心の、
大人の社交の部屋ではない設定。
ここでまた、思いつきの余談。
19世紀のイギリスといえば、中流以上の家庭の子供達はたいていボーディング・スクール(寄宿舎)に送られて、ホリデー以外はほとんど家に戻ってこない、という印象があったのだけれど、ちょっと調べてみたら、このトレンドは19世紀中頃に、インドを支配下に置いて帝国主義が確立して、そのために海外駐在する軍人・官僚の家庭が増大して以降のことのよう。
その習慣も1950年代末の(私が読んでいた)「くまのパディントン」の頃までで、60年代以降には大英帝国の終焉とともに、かなり上流の家庭に限られたものになっていくようだ。
なので、このシーンの「お兄ちゃんが学校から帰ってくるのを待っている妹」というのも、1830年代の時代背景に一致しているのだった。

その「お兄ちゃん」に与えられたような、
1960年代の「ティーチング・ボックス(教育箱)」。
キャビネット・オヴ・キュリオシティーの簡易版とでもいうか、
「科学と学習」の付録キット的というか・・・。
(さて、一体どれぐらいの人が、この死語をご存知か?)
こんなの今なら、コレクターズアイテム!!
というところで、また次回に続きます。
Museum of the Home(家の博物館)
Ex - Geffrye Museum(旧ジェフリー博物館)
Map:
*************************
by KotomiCreations
KotomiCreations - Contrado shop item detail
(デジタル・プリント雑貨 - コントラド・アイテム詳細)
Page1, Page2

一連のアームスハウスの建物の中心に、
チャペルが置かれている。
そのちょうど裏側に、
庭に面した通路(廊下)部分がある。

以前も公開されていたのかどうか
記憶に定かでないけれど、
きれいに改装されて、心地よい空間に。

で、そのチャペルの方は・・・、
その昔は祭壇が置かれた中央部分に、
(下の写真、2011年に撮ったもの)
巨大なスクリーンが置かれて、
コミュニティに暮らす人のインタヴュー
みたいなものが映し出されていて、
ゲンナリ・・・。
歴史的なものを、そのまま置いといて
修復だけしてくれって思う。
超うざいので、もちろん写真も撮りません。
撮ったのは、きれいに修復された、
Pew(板で仕切られたベンチ席)のエリア。

本来は、こんなでした。
この裏に天井の低い廊下部分がある。

チャペルを抜けると、大きな窓のある
ホールのような部屋。

きれいに修復されたパネル。
その昔は集会所的に使用されていたのかと思う。
ここに階段ができていて、
上階の資料室が公開されるようになった。

18世紀のアームスハウス。
ジェフリー卿は後継者を持たずに没したので、
所属していた鍛冶屋組合に、
寄贈された資産で建造された。
もともとは引退した組合員のための、
養老院的施設だったのだそう。

この御仁が、頑張って成り上がって、
爵位を得て、市長職を務めたジェフリー卿。
現在は社会的価値判断の激変で、
存在を抹殺されようとしている(苦笑)。

もちろんその横には、
「奴隷取引会社で財を成した」
としっかり表記されている。

17世紀、18世紀、リージェンシー(19世紀初頭)、
19世紀、20世紀の建築と家具を
お勉強するブロック。欲しい・・・(笑)。

1920年頃のロンドン交通局のポスター。
裏の現在のオーヴァーグラウンド線は、
鉄道で、現在はバスが走っている
前の道にはトラムが走っていた。
この資料室を出て、もう一度ルートに戻り、
次の展示室へ。

途中に展示されていた、18世紀後半の
ポーセリン飾りの燭台。

1790年のパーラー。
壁が板張りから壁紙へ、
床にはカーペットが敷き詰められる。
どちらも、さきがけの産業革命のおかげ。
中産階級の家庭でも手に入る、
工場生産品が普及してきたということ。

親しい友人や親族を招いて、
5時にデイナーをすませ、
カードゲームに興じてくつろいでいる
というシーン。


1819年に描かれた、ご家庭の様子。
冬の朝ごはん・・・かな。
室内もコテコテしてきて、ご衣装も重厚に。
18世紀の薄いドレスは、
当時、気候が温暖化していたため・・・
と考えられている。
19世紀には、再び寒冷化したので、
インテリアもドレスも重厚になっていったそう。
地球温暖化も、
一方向で進行しているわけではない
という、歴史的証拠。

1830年のドローイングルーム。
ここで少し余談解説。
前の展示室までパーラー(Parlor)と呼ばれていた部屋が、ここではドローイングルーム(Drawing room)になっているけれど、この違いは何か?実のところ、あまり私もはっきりとは体感認識できていないのです。
パーラーの方が公式の客間(応接室)、ドローイングルームの方が、ややプライベートな感じかな・・・という程度で。それにもう一つシティングルーム(Sitting Room)という言い方もあって、その違いはまったく不明。
いずれにしても、現代ではリヴィングルーム(Living Room)に置き換えられていて、歴史的建造物でしか使われることもない用語です。

インテリアの設定の解説には、
中流のご家庭の午後、
お母さんはファッション雑誌を眺めて、
娘たちは、水彩画を描いたり、
手紙を書いたり(郵便が普及してきた)・・・、

学校から帰ってくるお兄ちゃんに、
チェスの続きを挑む準備をしている、
という・・・、
明らかに、子どもたち中心の、
大人の社交の部屋ではない設定。
ここでまた、思いつきの余談。
19世紀のイギリスといえば、中流以上の家庭の子供達はたいていボーディング・スクール(寄宿舎)に送られて、ホリデー以外はほとんど家に戻ってこない、という印象があったのだけれど、ちょっと調べてみたら、このトレンドは19世紀中頃に、インドを支配下に置いて帝国主義が確立して、そのために海外駐在する軍人・官僚の家庭が増大して以降のことのよう。
その習慣も1950年代末の(私が読んでいた)「くまのパディントン」の頃までで、60年代以降には大英帝国の終焉とともに、かなり上流の家庭に限られたものになっていくようだ。
なので、このシーンの「お兄ちゃんが学校から帰ってくるのを待っている妹」というのも、1830年代の時代背景に一致しているのだった。

その「お兄ちゃん」に与えられたような、
1960年代の「ティーチング・ボックス(教育箱)」。
キャビネット・オヴ・キュリオシティーの簡易版とでもいうか、
「科学と学習」の付録キット的というか・・・。
(さて、一体どれぐらいの人が、この死語をご存知か?)
こんなの今なら、コレクターズアイテム!!
というところで、また次回に続きます。
Museum of the Home(家の博物館)
Ex - Geffrye Museum(旧ジェフリー博物館)
Map:
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Museum of the Home, London (家の博物館) -1-
- 2022-02-08 Tue 15:24:01
- 博物館・美術館
今回からは、Museum of the Home(家の博物館) のイメージを。
この博物館は、2021年6月に(途中、ロックダウンにもあって)3年に渡るリニューアルの後に再オープンした。
以前は、歴史的ファニチャー/インテリアを展示する、Geffrye Museum (ジェフリー博物館)だったのだけれど(標本箱では2011年の<このページ>から2回のエントリー)、Home(家・・・というか家庭という概念も含まれている)にフォーカスして、器と同時に(それ以上に)その中の「人」と「暮らし」に重点を移行させた博物館として生まれ変わった。
これにはちょっとした背景があって、この博物館が入っているのは、ロンドン市長も努めた17世紀の有力者、Robert Geffrye(ロバート・ジェフリー卿)の設立したアームスハウス(身寄りのない老人のための慈善住宅)で、そこからジェフリー博物館という名前も採られていた。
彼は鍛冶屋から豪商に立身した人物なのだけれど、財を築いた手段が、17世紀の奴隷取引会社への投資の成功。
21世紀に入って、一段と植民地・奴隷制度の加害者として、猛反省を強いられている(自主反省でもあるのだけれど)英国では、「植民地・奴隷制度」に関与して財を築いた、旧財閥・歴史的有力者に対する風当たりが異常に厳しい。
極端から極端もいいところで、パラノイア的な感じ。関連人物の像なども、各都市から撤去される方向にある。
(それも歴史的な事実なんだから、ニュートラルに受け入れろよ・・・と、第三者の私などは思うのだが、ま、いつでも人心、社会的・政治的な軸はブレブレなもの。)
そんな時代背景があって、この博物館もおおっぴらにジェフリーを名乗ることは肩身が狭くなってきたというのが一因。
そしてこの地域は、それでなくとも旧植民地からの移民人口の高い地域なので、一段と肩身は狭いということに。
そんなわけで、歴史的なこのアームハウスの器よりも、切り口を家庭・家族・コミュニティに生きる「人」に切り口を持っていくことで、存在意義をつなごうとしている・・・というわけ。
その、現在がどんなものか「人嫌い・モノ好き」の私が、オープンして間もない2021年7月に偵察に行ってきた(笑)。

館名も一新、新たな看板。
現在はオーヴァーグラウンド線Hoxton(ホクストン)駅
出口の向かい側が入口になっている。
以前の歴史的アームスハウスの建物から、
そんなに乖離したいのか(笑)。

新しい入口のコンテンポラリーな建物。
(いや単に、駅から便利というだけで、
入口の位置を変えたのだとは思うけど。)

エントランスから見える庭。
この庭が、まだまだ育成過程だったけれど、
和めるすぐれもの。
それはまた後ほどフィーチャーすることに。

17世紀のエボニーと象嵌のキャビネット。
展示の最初は歴史的な
家具の紹介から始まる。
目に留まった、自分好みのものを
拾い集めて撮っています。

話は飛んで、19世紀アーツアンドクラフトの
家具調度品。

ウチにも欲しいかも、な、アームチェア。

ロセッティがデザインした・・・と考えられている、
ロセッティ・チェア。

19世紀の家具のカタログ。

19世紀のインテリアのイメージ。

これは、18世紀のご家庭の様子。
Polite(上品)ということが、
お約束だった時代で、
質のいいシンプルなインテリアに、
読書や縫い物が上品な趣味と見なされた。
ここからは、博物館では書いていない、私の解説。
同じ18世紀でもコンチネント(特にフランス)は、ロココ文化熟爛期だったので、もっと退廃してゴージャスなテイスト。当時のイギリスは、ヂミでダサい田舎文化と見なされていた。
その後、大陸は革命の動乱に巻き込まれて、文化どころではなくなってしまのだけれど、イギリスでは対岸の火事。逆に産業革命をさきがけて、経済的に世界の中心を奪い取ってしまう。
そして、19世紀はイギリスが、経済的・文化的に最高潮に達した時代で、おのずと美意識にも自信の程が現れる。
18世紀のPoliteをくつがえす美意識として生まれたのが、19世紀後半のアーツアンド・クラフト運動や耽美主義だったのだ。

話をもどして・・・、
上の絵画でお父さんが座っているような、
18世紀の椅子。

18世紀のイージーチェア。

19世紀のアームチェア。

17世紀後半のターキーワーク・チェア。
というのは、当時輸入され始めた、
トルコのカーペットのような
生地が使われていたため。
こんな風に、新しく設立された展示室では、その時代のスタイルの家具を展示して、その社会的背景などをボードで解説する方法が採られているのだけれど、なんだか順番や流れがチグハグで、よほど興味を持ってボードを読み込まないことには、何がいいたいのか意図があまり読み取れない。
最たるものが・・・、

この展示室。
最新のアレクサに持っていきたいようだけど、
デジタル(メカニック)が切り口のテーマなのか、
そこになぜ暖炉の飾板と壁紙?
適当に収蔵品ブチ込んだとしか思えない。
展示方法、テーマともにかなりお粗末。
気を取り直して、
上階の以前からの展示室をざっと見て回ることに。

ここからは、以前のジェフリー博物館だった頃の
展示と同じ。
少し小綺麗に大掃除された感じではある。
最初は1630年の大広間。
商人の店の2階という設定。

主人の家族も使用人も皆が、
一緒に食事をして、
子どもたちはここで教育を受ける。

1695年のパーラー。
家族が客を招いて食事をしたあと、
食卓を片付けて、ゲームを始める。

フルートが演奏される、という設定。
ロンドン大火後に再建されたタウンハウスの
内装が参考にされているそう。

1745年のパーラー。
上のパーラーと板張りの内装は似ているものの、
椅子がシンプルな18世紀のスタイルに。

朝、家族が起き出してくるまでに、
女中たちが、暖炉を掃除して
火を入れるのに忙しい。
というところで、次回に続きます。
Museum of the Home(家の博物館)
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この博物館は、2021年6月に(途中、ロックダウンにもあって)3年に渡るリニューアルの後に再オープンした。
以前は、歴史的ファニチャー/インテリアを展示する、Geffrye Museum (ジェフリー博物館)だったのだけれど(標本箱では2011年の<このページ>から2回のエントリー)、Home(家・・・というか家庭という概念も含まれている)にフォーカスして、器と同時に(それ以上に)その中の「人」と「暮らし」に重点を移行させた博物館として生まれ変わった。
これにはちょっとした背景があって、この博物館が入っているのは、ロンドン市長も努めた17世紀の有力者、Robert Geffrye(ロバート・ジェフリー卿)の設立したアームスハウス(身寄りのない老人のための慈善住宅)で、そこからジェフリー博物館という名前も採られていた。
彼は鍛冶屋から豪商に立身した人物なのだけれど、財を築いた手段が、17世紀の奴隷取引会社への投資の成功。
21世紀に入って、一段と植民地・奴隷制度の加害者として、猛反省を強いられている(自主反省でもあるのだけれど)英国では、「植民地・奴隷制度」に関与して財を築いた、旧財閥・歴史的有力者に対する風当たりが異常に厳しい。
極端から極端もいいところで、パラノイア的な感じ。関連人物の像なども、各都市から撤去される方向にある。
(それも歴史的な事実なんだから、ニュートラルに受け入れろよ・・・と、第三者の私などは思うのだが、ま、いつでも人心、社会的・政治的な軸はブレブレなもの。)
そんな時代背景があって、この博物館もおおっぴらにジェフリーを名乗ることは肩身が狭くなってきたというのが一因。
そしてこの地域は、それでなくとも旧植民地からの移民人口の高い地域なので、一段と肩身は狭いということに。
そんなわけで、歴史的なこのアームハウスの器よりも、切り口を家庭・家族・コミュニティに生きる「人」に切り口を持っていくことで、存在意義をつなごうとしている・・・というわけ。
その、現在がどんなものか「人嫌い・モノ好き」の私が、オープンして間もない2021年7月に偵察に行ってきた(笑)。

館名も一新、新たな看板。
現在はオーヴァーグラウンド線Hoxton(ホクストン)駅
出口の向かい側が入口になっている。
以前の歴史的アームスハウスの建物から、
そんなに乖離したいのか(笑)。

新しい入口のコンテンポラリーな建物。
(いや単に、駅から便利というだけで、
入口の位置を変えたのだとは思うけど。)

エントランスから見える庭。
この庭が、まだまだ育成過程だったけれど、
和めるすぐれもの。
それはまた後ほどフィーチャーすることに。

17世紀のエボニーと象嵌のキャビネット。
展示の最初は歴史的な
家具の紹介から始まる。
目に留まった、自分好みのものを
拾い集めて撮っています。

話は飛んで、19世紀アーツアンドクラフトの
家具調度品。

ウチにも欲しいかも、な、アームチェア。

ロセッティがデザインした・・・と考えられている、
ロセッティ・チェア。

19世紀の家具のカタログ。

19世紀のインテリアのイメージ。

これは、18世紀のご家庭の様子。
Polite(上品)ということが、
お約束だった時代で、
質のいいシンプルなインテリアに、
読書や縫い物が上品な趣味と見なされた。
ここからは、博物館では書いていない、私の解説。
同じ18世紀でもコンチネント(特にフランス)は、ロココ文化熟爛期だったので、もっと退廃してゴージャスなテイスト。当時のイギリスは、ヂミでダサい田舎文化と見なされていた。
その後、大陸は革命の動乱に巻き込まれて、文化どころではなくなってしまのだけれど、イギリスでは対岸の火事。逆に産業革命をさきがけて、経済的に世界の中心を奪い取ってしまう。
そして、19世紀はイギリスが、経済的・文化的に最高潮に達した時代で、おのずと美意識にも自信の程が現れる。
18世紀のPoliteをくつがえす美意識として生まれたのが、19世紀後半のアーツアンド・クラフト運動や耽美主義だったのだ。

話をもどして・・・、
上の絵画でお父さんが座っているような、
18世紀の椅子。

18世紀のイージーチェア。

19世紀のアームチェア。

17世紀後半のターキーワーク・チェア。
というのは、当時輸入され始めた、
トルコのカーペットのような
生地が使われていたため。
こんな風に、新しく設立された展示室では、その時代のスタイルの家具を展示して、その社会的背景などをボードで解説する方法が採られているのだけれど、なんだか順番や流れがチグハグで、よほど興味を持ってボードを読み込まないことには、何がいいたいのか意図があまり読み取れない。
最たるものが・・・、

この展示室。
最新のアレクサに持っていきたいようだけど、
デジタル(メカニック)が切り口のテーマなのか、
そこになぜ暖炉の飾板と壁紙?
適当に収蔵品ブチ込んだとしか思えない。
展示方法、テーマともにかなりお粗末。
気を取り直して、
上階の以前からの展示室をざっと見て回ることに。

ここからは、以前のジェフリー博物館だった頃の
展示と同じ。
少し小綺麗に大掃除された感じではある。
最初は1630年の大広間。
商人の店の2階という設定。

主人の家族も使用人も皆が、
一緒に食事をして、
子どもたちはここで教育を受ける。

1695年のパーラー。
家族が客を招いて食事をしたあと、
食卓を片付けて、ゲームを始める。

フルートが演奏される、という設定。
ロンドン大火後に再建されたタウンハウスの
内装が参考にされているそう。

1745年のパーラー。
上のパーラーと板張りの内装は似ているものの、
椅子がシンプルな18世紀のスタイルに。

朝、家族が起き出してくるまでに、
女中たちが、暖炉を掃除して
火を入れるのに忙しい。
というところで、次回に続きます。
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Chintz: Cotton in Bloom Exhibition(チンツ:綿の華 展覧会)-2-
- 2022-02-02 Wed 15:29:27
- イベント
随分と間があいてしまったけれど、前回の続きで、2021年5月8日~9月12日にロンドンのFashion and Textile Museum(ファッション・アンド・テキスタイル博物館)で開催されていた、「チンツ:綿の華 展」のイメージの続編を。(撮影は2021年5月に訪れた時のもの。)

エキジビション会場も、
2階へと移動する。
まず最初に、日よけ帽子のフィーチャー。
18世紀の北オランダの女性は、
家の中では縁のない帽子(キャップ)を被っていて、
外に出るときには日よけの帽子をその上に重ねた。
それが、だんだん大きく、
そしてチンツ生地で、
豪華に彩られるようになっていった。

これは屋内だけれども、
この日除け帽子の原型のような帽子。

それがだんだん大きくなって、
外側がチンツで飾られている。

帽子自体は麦わらで編まれていた。

なんだか重そう・・・(笑)。
18世紀にはヨーロッパでも
チンツのコピーが製造できるようになって、
一部の富裕層のものだったチンツが、
一般市民でも手が届くものになった。
なので、こんな大型の帽子にも
ふんだんに使われるようになった。

南仏など地中海なら、
夏にこんな帽子が要るのはよく分かるけれど、
北オランダでこれ?と、ちょっと驚く。

これは何だったか、用途不明だけれど、
プリントが鮮やかで、美しい。


ドレスの胸当て部分(ボディス)かと。
ひとつ上の写真では、
ジャケットの下につけた生成りの
キルティングの胸当て部分。

目につかないサイドの部分は、
柄合わせもなく、別生地で(笑)。


ここからは、短くて前後に繋がった形のボディス。
このマネキンディスプレイでは、
下に着た生成りのブラウス
に見える部分が、それかと。

で、この部分はジャケット。

現代のブラジャーにあたるものだったそう。



このワンピースになったガウンは、
19世紀のもの。
それまでは上半身のジャケット、ボディス、
下半身のスカートが別々のツーピースで、
紐で繋いで一つのドレスとして着ていた。

19世紀のジャケット。
現代でも着れるデザイン。


ガウンを前から見たところ。

エキジビション会場のディスプレイ。

現代のアーティストのデザインしたチンツの
プリントブロック。
これはトラディショナルな手彫りのもの。

これはハイテク、レーザーカットを使って
作られたプリントブロック。
チンツも進化している・・・という話。

現代のアーティストのデザインしたチンツ生地。

最後にカラフルな外観の、
Fashion and Textile Museum
(ファッション・アンド・テキスタイル博物館)。
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エキジビション会場も、
2階へと移動する。
まず最初に、日よけ帽子のフィーチャー。
18世紀の北オランダの女性は、
家の中では縁のない帽子(キャップ)を被っていて、
外に出るときには日よけの帽子をその上に重ねた。
それが、だんだん大きく、
そしてチンツ生地で、
豪華に彩られるようになっていった。

これは屋内だけれども、
この日除け帽子の原型のような帽子。

それがだんだん大きくなって、
外側がチンツで飾られている。

帽子自体は麦わらで編まれていた。

なんだか重そう・・・(笑)。
18世紀にはヨーロッパでも
チンツのコピーが製造できるようになって、
一部の富裕層のものだったチンツが、
一般市民でも手が届くものになった。
なので、こんな大型の帽子にも
ふんだんに使われるようになった。

南仏など地中海なら、
夏にこんな帽子が要るのはよく分かるけれど、
北オランダでこれ?と、ちょっと驚く。

これは何だったか、用途不明だけれど、
プリントが鮮やかで、美しい。


ドレスの胸当て部分(ボディス)かと。
ひとつ上の写真では、
ジャケットの下につけた生成りの
キルティングの胸当て部分。

目につかないサイドの部分は、
柄合わせもなく、別生地で(笑)。


ここからは、短くて前後に繋がった形のボディス。
このマネキンディスプレイでは、
下に着た生成りのブラウス
に見える部分が、それかと。

で、この部分はジャケット。

現代のブラジャーにあたるものだったそう。



このワンピースになったガウンは、
19世紀のもの。
それまでは上半身のジャケット、ボディス、
下半身のスカートが別々のツーピースで、
紐で繋いで一つのドレスとして着ていた。

19世紀のジャケット。
現代でも着れるデザイン。


ガウンを前から見たところ。

エキジビション会場のディスプレイ。

現代のアーティストのデザインしたチンツの
プリントブロック。
これはトラディショナルな手彫りのもの。

これはハイテク、レーザーカットを使って
作られたプリントブロック。
チンツも進化している・・・という話。

現代のアーティストのデザインしたチンツ生地。

最後にカラフルな外観の、
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