- 2019-07-08 Mon 19:00:17
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昨年7月に訪れた、Antwerp(アントワープ)のSnijders&Rockoxhuis(スナイデルス&ロコクスハウス博物館)のイメージの続編を。

前回の最後にも載せたけれど、
この静物画を描いた17世紀の画家、
Frans Snyders(フランス・スナイデルス)が、
この部分の屋敷のオーナーだった。
ちなみに、この博物館の名称も含めて、
英語読みの自分は、Snydersをスナイダースと発音するけれど、
今回検索してみたら、ちゃんとWiki.jpのページもあって、
そこで初めてオランダ語(フラマン語)発音的には、
日本語カナ表記で「スナイデルス」と書くことが判明。
今回から、それで統一した。

Anthony van Dyck (アンソニー・ヴァン・ダイク) 1600-34年
「スナイデルス夫妻」
ヴァン・ダイク、ルーベンス共に友人で、
お互いに作品の部分を描きあったりしていたそうだ。
当時の絵画は、かなり分業制だったので、
「ルーベンスは自身の作品の動物や果物、静物の描写を
しばしばスナイデルスに依頼している」のだそう。
余談だけど、この肖像画を見たら、ペーターおじさんと、
スナイデルス氏の顔の骨格が似ているのが面白い。
長い顔に奥目、ちょっと頬骨高い。
どちらも基本、南オランダからフランドルにかけての同国人なので。
イギリスでは、あまり見かけない顔の骨格なのだった。

肖像画ついでに・・・、ルーベンス・ハウス所蔵の、
(でも作者はルーベンスではなくて、Otto van Veen)
この肖像画が、このミュージアムの前半の部分の屋敷の
オーナーだった、Nicolaas Rockox II(ニコラス・ロコクス2世)。
こちらは政治家だけれども、ルーべンスの友人で、
パトロンだったそうなので、同じようなアートサークルの
友人・知人同士だったのかと。

いかにもオランダ(フランドル)絵画的なる静物画。

鳥の博物誌のような作品.
しかし、白鳥が枝に留まれる・・・とは思えないけど(笑)。

魚介類・・・は、ひとえに、

この、にゃんこさん達に惹かれて撮った。

すんすん。

ここにも、こっそり黒い子がいる。

狙ってるし。

展示室に残る暖炉。

アラバスター彫りの、立体的な聖母子の装飾。

上階にも展示室があって、ここでは楽器が展示されている。


最後に中庭に出てみる。

オランダ・ベルギー界隈は、
いつでも春や秋のアートフェアのお手伝いで訪れることが多いので、
こんなに夏の真っ盛りの庭を見るのは珍しいこと。

お天気も最高。



最後にここのポスターを。
Snijders&Rockoxhuis
(スナイダーズ&ロコクスハウス美術館)
Keizerstraat 12, 2000 Antwerpen, Belgium
Map:
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