- 2021-02-02 Tue 09:00:00
- 博物館・美術館
前回に引き続き、V&A(ヴィクトリア・アンド・アルバート・ミュージアム)より、ルネッサンス彫刻~彫刻展示室のイメージを。

前回のCast Courtsが修復でクローズされていた間、
最もV&A的なヴューはこの部屋、
Medieval&Renaissance
(中世・ルネッサンス室)だったと思う。

16世紀フローレンスのアポロの後ろは、

16世紀オランダの大聖堂の
スクリーン(間仕切り)。
アポロとペアになって立つのは、
西風の神、ゼファー。

いつでも優男に描かれるアポロを
クローズアップ。

イタリア彫刻の「うねる」柔軟性に比べて、
オランダやドイツの北方ルネッサンス彫刻は、
硬い印象だけれど、
幾何学的フォルムに組み込まれると、
とてもしっくりくる。

16世紀Giovanni della Robbiaの「受胎告知」
イタリア・フローレンスの、
陶製彫刻・レリーフの工房。
ルカ・デッラ・ロッビアを始めとする一族で
製作された作品は、現在でも
世界各地のミュージアムや建築でお目にかかる。

たおやかなガブリエル君のクローズアップ。

両脇にも天使君達。

「聖母昇天」の祭壇レリーフも、
デラ・ロッビア一族のアンドレアの手になるもの。

優しいたおやかさが共通した特徴。
上の写真の大聖堂のスクリーンをくぐって、
向こう側は中世のセクションになる。
中世はまとめて次回に回すとして、
今回は彫刻のくくりで、
中庭とメインショップの中間にある
彫刻の展示室へ。

といっても、このときは、
彫刻のディティールを撮って遊んでいるだけ(笑)。
全体のヴューは<こんな感じ>。


このあたりは、イギリス18世紀のバスト(胸像)。


自分ちのガーデニングで、
大型のアーンを探していたせいか、
やたらアーンばかり撮っている(笑)。

ディティール。

そしてまた、ディティール。

もう一つ。

18世紀のダイアナの彫像のディティール。

19世紀George Rennieのキューピット達。

18世紀のアングロサクソンの雷神Thuner。
木曜日(Thursday)の神様でもある。

最後は、同じシリーズの
アングロ・サクソン太陽の神Sunna。
そう、日曜(Sunday)の神様。
この2つのアングロサクソン・シリーズ彫刻は、
もともとはStowe(ストウ、現ナショナル・トラスト)
の庭にあったものだそう。
庭に彫像があるのってすてきだな・・・、
というので、うちの庭でも
小さな小さな規模だけど、
ついつい彫像を買ってしまうのでした(笑)。
V&Aから次回も続きます。
*************************
by KotomiCreations
KotomiCreations - Contrado shop item detail
(デジタル・プリント雑貨 - コントラド・アイテム詳細)
Page1, Page2

前回のCast Courtsが修復でクローズされていた間、
最もV&A的なヴューはこの部屋、
Medieval&Renaissance
(中世・ルネッサンス室)だったと思う。

16世紀フローレンスのアポロの後ろは、

16世紀オランダの大聖堂の
スクリーン(間仕切り)。
アポロとペアになって立つのは、
西風の神、ゼファー。

いつでも優男に描かれるアポロを
クローズアップ。

イタリア彫刻の「うねる」柔軟性に比べて、
オランダやドイツの北方ルネッサンス彫刻は、
硬い印象だけれど、
幾何学的フォルムに組み込まれると、
とてもしっくりくる。

16世紀Giovanni della Robbiaの「受胎告知」
イタリア・フローレンスの、
陶製彫刻・レリーフの工房。
ルカ・デッラ・ロッビアを始めとする一族で
製作された作品は、現在でも
世界各地のミュージアムや建築でお目にかかる。

たおやかなガブリエル君のクローズアップ。

両脇にも天使君達。

「聖母昇天」の祭壇レリーフも、
デラ・ロッビア一族のアンドレアの手になるもの。

優しいたおやかさが共通した特徴。
上の写真の大聖堂のスクリーンをくぐって、
向こう側は中世のセクションになる。
中世はまとめて次回に回すとして、
今回は彫刻のくくりで、
中庭とメインショップの中間にある
彫刻の展示室へ。

といっても、このときは、
彫刻のディティールを撮って遊んでいるだけ(笑)。
全体のヴューは<こんな感じ>。


このあたりは、イギリス18世紀のバスト(胸像)。


自分ちのガーデニングで、
大型のアーンを探していたせいか、
やたらアーンばかり撮っている(笑)。

ディティール。

そしてまた、ディティール。

もう一つ。

18世紀のダイアナの彫像のディティール。

19世紀George Rennieのキューピット達。

18世紀のアングロサクソンの雷神Thuner。
木曜日(Thursday)の神様でもある。

最後は、同じシリーズの
アングロ・サクソン太陽の神Sunna。
そう、日曜(Sunday)の神様。
この2つのアングロサクソン・シリーズ彫刻は、
もともとはStowe(ストウ、現ナショナル・トラスト)
の庭にあったものだそう。
庭に彫像があるのってすてきだな・・・、
というので、うちの庭でも
小さな小さな規模だけど、
ついつい彫像を買ってしまうのでした(笑)。
V&Aから次回も続きます。
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