- 2021-05-30 Sun 19:34:46
- 博物館・美術館
無事、夏日に突入したロンドン。
ロンドンに四季というのはなくて、あるとしたら二季、冬か夏か。ただそれがきっぱりと分かれてなくて、夏と冬が入り乱れている・・・そんな印象。 ともあれ、おそらく・・・暖房器具はもういらないであろうというので、屋根裏にしまっている扇風機や空気清浄機(花粉症対策)と入れ替え作業をしておりました。
今回は、ロンドンでも屈指の奇妙な博物館、Sir John Soane Museum (サー・ジョン・ソーンズ博物館)のイメージを。
以前標本箱にも詰め込んだことがあるのだけれど<このページ>、当時館内撮影禁止のポリシーだったため、借り物写真で構成したら、大半の写真が非公開になってしまって、もう何が何だか分からない事に。
2020年の第一回ロックダウン後の秋に再オープンした時から、狭い館内なので大幅に入場制限して、部屋の移動もその前の人(達)が、部屋から出てから呼び入れてもらえる・・・というようなシステムになってたのだけれど、展示品だらけの館内で、混み合った状態で撮影して、間違って展示品に障害を与える・・・ようなことが無いと判断されたためか、写真撮影がOKになった。
ただし、念の為に問い合わせてみたら、ミラーレスカメラまでで、大型フルフレームのズーム・ガンレフとかはNGだそう。
そんなわけで、ミラーレスで2020年10月末の撮影です。

訪れた時は、やはりここも改装中。
外観は足場で覆われていた。

なので、この外観は今年の3月に、
近くを通りかかった時に撮ったもの。

エントランスを入って最初の展示室は、
ライブラリー兼ダイニングルーム。

時代的にも前回の大英博物館
エンライトメント・ギャラリーズと同じ頃。
なので、どことなくエンライトメント・ギャラリーズ
の小型版というか、家庭版というか・・・の感あり。

18世紀末から19世紀にかけて、
教養人たるもの・・・
本とギリシャの壺は、必須アイテム。

向かいの本棚側には、
コンテンポラリーの椅子の展示があったりで、
個人的にはこういう「コラボ」は、
迷惑以外の何物でもない(笑)。

この一角が、ダイニング。

窓辺のステンドグラス。
色大理石インレイのプレートは、
多分イタリア製。

別のアングルで。

窓の外側には小さな中庭がある。
ここも、イタリア的なるレリーフ彫刻が
溢れ出している。

時計の下のキャビネットの鏡張りが独特。
これ以外にも、室内のいろいろなコーナーに
鏡が使われていて、
自然光を回し込んで使う工夫が色々と。

ダイニングルームから、
別の展示室を覗き見る。

次の展示室はブレイクファスト・ルーム(朝食室)。
手前にまた、コラボのコンテンポラリーものが
写っているけれど、無視してください(笑)。

先のダイニングルームとの接続部分
(元々は廊下として造られていたと思う)
の天窓。
ブレックファストルームのテーマカラーに合わせて、
黄色みを帯びたガラスがはめられていて、
一段と黄色い。

この部屋のテーマはイエロー。
そして、ゆるいドーム型になった天井の角に、
凸面鏡がいくつも使われている。
光を拡散反射するためのもの。

天井には天窓が採られている。

天窓のディティール。
使われているのは、
17世紀(かな?)のステンドグラス。

ブレイクファスト・ルームの暖炉。

メインの展示ホールに入る手前に、
小さな特別展用に改装された一室がある。
その天窓付きのドーム天井。
装飾はネオクラシカル様式の典型。

少し引きで撮ったところ。

その部屋の横の窓から、
裏に隣り合わせた部分に当たる、
現在のショップの部屋の窓を見たところ。
ガラス自体がカーブしている、
当時の最高級のカーヴ・ウィンドウ。
と、いうところで、次回は、
メインの展示ホールのイメージから。
Sir John Soane Museum
(サー・ジョン・ソーンズ博物館)
map:
*************************
by KotomiCreations
KotomiCreations - Contrado shop item detail
(デジタル・プリント雑貨 - コントラド・アイテム詳細)
Page1, Page2
ロンドンに四季というのはなくて、あるとしたら二季、冬か夏か。ただそれがきっぱりと分かれてなくて、夏と冬が入り乱れている・・・そんな印象。 ともあれ、おそらく・・・暖房器具はもういらないであろうというので、屋根裏にしまっている扇風機や空気清浄機(花粉症対策)と入れ替え作業をしておりました。
今回は、ロンドンでも屈指の奇妙な博物館、Sir John Soane Museum (サー・ジョン・ソーンズ博物館)のイメージを。
以前標本箱にも詰め込んだことがあるのだけれど<このページ>、当時館内撮影禁止のポリシーだったため、借り物写真で構成したら、大半の写真が非公開になってしまって、もう何が何だか分からない事に。
2020年の第一回ロックダウン後の秋に再オープンした時から、狭い館内なので大幅に入場制限して、部屋の移動もその前の人(達)が、部屋から出てから呼び入れてもらえる・・・というようなシステムになってたのだけれど、展示品だらけの館内で、混み合った状態で撮影して、間違って展示品に障害を与える・・・ようなことが無いと判断されたためか、写真撮影がOKになった。
ただし、念の為に問い合わせてみたら、ミラーレスカメラまでで、大型フルフレームのズーム・ガンレフとかはNGだそう。
そんなわけで、ミラーレスで2020年10月末の撮影です。

訪れた時は、やはりここも改装中。
外観は足場で覆われていた。

なので、この外観は今年の3月に、
近くを通りかかった時に撮ったもの。

エントランスを入って最初の展示室は、
ライブラリー兼ダイニングルーム。

時代的にも前回の大英博物館
エンライトメント・ギャラリーズと同じ頃。
なので、どことなくエンライトメント・ギャラリーズ
の小型版というか、家庭版というか・・・の感あり。

18世紀末から19世紀にかけて、
教養人たるもの・・・
本とギリシャの壺は、必須アイテム。

向かいの本棚側には、
コンテンポラリーの椅子の展示があったりで、
個人的にはこういう「コラボ」は、
迷惑以外の何物でもない(笑)。

この一角が、ダイニング。

窓辺のステンドグラス。
色大理石インレイのプレートは、
多分イタリア製。

別のアングルで。

窓の外側には小さな中庭がある。
ここも、イタリア的なるレリーフ彫刻が
溢れ出している。

時計の下のキャビネットの鏡張りが独特。
これ以外にも、室内のいろいろなコーナーに
鏡が使われていて、
自然光を回し込んで使う工夫が色々と。

ダイニングルームから、
別の展示室を覗き見る。

次の展示室はブレイクファスト・ルーム(朝食室)。
手前にまた、コラボのコンテンポラリーものが
写っているけれど、無視してください(笑)。

先のダイニングルームとの接続部分
(元々は廊下として造られていたと思う)
の天窓。
ブレックファストルームのテーマカラーに合わせて、
黄色みを帯びたガラスがはめられていて、
一段と黄色い。

この部屋のテーマはイエロー。
そして、ゆるいドーム型になった天井の角に、
凸面鏡がいくつも使われている。
光を拡散反射するためのもの。

天井には天窓が採られている。

天窓のディティール。
使われているのは、
17世紀(かな?)のステンドグラス。

ブレイクファスト・ルームの暖炉。

メインの展示ホールに入る手前に、
小さな特別展用に改装された一室がある。
その天窓付きのドーム天井。
装飾はネオクラシカル様式の典型。

少し引きで撮ったところ。

その部屋の横の窓から、
裏に隣り合わせた部分に当たる、
現在のショップの部屋の窓を見たところ。
ガラス自体がカーブしている、
当時の最高級のカーヴ・ウィンドウ。
と、いうところで、次回は、
メインの展示ホールのイメージから。
Sir John Soane Museum
(サー・ジョン・ソーンズ博物館)
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