- 2021-06-14 Mon 19:41:25
- 博物館・美術館
Sir John Soane Museum (サー・ジョン・ソーンズ博物館)から、引き続き。

順路は絵画コレクションの展示室から。

正面にはヴェニスを描いたカナレット作品が。

ここにも天窓がとられているけれど、
その脇の天井は、ゴシック風。

側面にはピラネージ。
この展示室の壁面は扉式になっていて、
その扉の内面には、Hogarth(ホガース)の
コレクションが収められている。
その昔は、この展示室に何人か
ヴィジターが集まると、
アテンダントの人が扉を開けて、
その仕組を見せてくれたのだけれど、
入場制限がかかっている現在は、それはなかった。

絵画コレクション室の後は、階段を降りて地下へ。
地下クリプトということで、
墳墓関連の資料が集められている。
正面のガラスキャビネットの中は、
エジプトのファラオ・セティ1世の石棺。
ミイラは入っていなくて、器だけだけれど、
家の地下に置いておきたいものではないかも・・・(笑)。

冥界の王Pluto(プルートー)
ソーン氏はゼウスの頭像として、
エントリーしていたけれど、
後年プルートーと判別されて、
この地下展示室に収められているそう。

ここに展示されている箱のような器は、
cinerarium(シネラリウム)と呼ばれる、
ローマ時代の「骨壷」。
ローマ人は火葬だったんですね。

いやまぁ、装飾資料かもしれないけれど、
これまた家においておくのは気持ちよくない(笑)。

地下から見上げたアポロ。
黄色いガラスで色づけられた光を受けて、
とても太陽神にふさわしい眺め。

反対側の、石棺ケースから見上げたソーン氏。


その次の展示室には頭像がいろいろと。
とにかく暗くて、あまりよくは見えない。

この一角はゴシックのレリーフがいくつか。

これだけ暗いと何でもゴスに見えるのかも(笑)。

地階の窓から見える中庭部分。

順路、次はキッチン。

昔訪れたときは、キッチンが公開されていた
記憶がないので、比較的近年に、
修復公開されるようになったのだと思う。


手前位に写ってしまった、真っ白な椅子の背は、
また現代デザインとのコラボ展示なので、
見なかったことに・・・(笑)。
この右側に開いた扉の内側は、

食器を収めたキャビネット。
上の写真左側の扉は、
食品保存庫になっていると思う。

ここで階段を上がって上階へ。

とにかく地下が陰気なので、
やっと冥界から抜け出すペルセポネーな気分で・・・
次回・最終回に続きます(笑)。
Sir John Soane Museum
(サー・ジョン・ソーンズ博物館)
map:
*************************
by KotomiCreations
KotomiCreations - Contrado shop item detail
(デジタル・プリント雑貨 - コントラド・アイテム詳細)
Page1, Page2

順路は絵画コレクションの展示室から。

正面にはヴェニスを描いたカナレット作品が。

ここにも天窓がとられているけれど、
その脇の天井は、ゴシック風。

側面にはピラネージ。
この展示室の壁面は扉式になっていて、
その扉の内面には、Hogarth(ホガース)の
コレクションが収められている。
その昔は、この展示室に何人か
ヴィジターが集まると、
アテンダントの人が扉を開けて、
その仕組を見せてくれたのだけれど、
入場制限がかかっている現在は、それはなかった。

絵画コレクション室の後は、階段を降りて地下へ。
地下クリプトということで、
墳墓関連の資料が集められている。
正面のガラスキャビネットの中は、
エジプトのファラオ・セティ1世の石棺。
ミイラは入っていなくて、器だけだけれど、
家の地下に置いておきたいものではないかも・・・(笑)。

冥界の王Pluto(プルートー)
ソーン氏はゼウスの頭像として、
エントリーしていたけれど、
後年プルートーと判別されて、
この地下展示室に収められているそう。

ここに展示されている箱のような器は、
cinerarium(シネラリウム)と呼ばれる、
ローマ時代の「骨壷」。
ローマ人は火葬だったんですね。

いやまぁ、装飾資料かもしれないけれど、
これまた家においておくのは気持ちよくない(笑)。

地下から見上げたアポロ。
黄色いガラスで色づけられた光を受けて、
とても太陽神にふさわしい眺め。

反対側の、石棺ケースから見上げたソーン氏。


その次の展示室には頭像がいろいろと。
とにかく暗くて、あまりよくは見えない。

この一角はゴシックのレリーフがいくつか。

これだけ暗いと何でもゴスに見えるのかも(笑)。

地階の窓から見える中庭部分。

順路、次はキッチン。

昔訪れたときは、キッチンが公開されていた
記憶がないので、比較的近年に、
修復公開されるようになったのだと思う。


手前位に写ってしまった、真っ白な椅子の背は、
また現代デザインとのコラボ展示なので、
見なかったことに・・・(笑)。
この右側に開いた扉の内側は、

食器を収めたキャビネット。
上の写真左側の扉は、
食品保存庫になっていると思う。

ここで階段を上がって上階へ。

とにかく地下が陰気なので、
やっと冥界から抜け出すペルセポネーな気分で・・・
次回・最終回に続きます(笑)。
Sir John Soane Museum
(サー・ジョン・ソーンズ博物館)
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