- 2021-11-19 Fri 09:00:00
- 場所
今回もStrawberry Hill House & Garden (ストロベリーヒル・ハウス&ガーデン)のイメージの続編を。

順路の次の部屋は、元々は
Breakfast Room(朝食室)と
普段のリヴィングルームとして使われていた。

ここに置かれていたパネルで、
歴代のインテリアの変遷が解説されている。
左側がオリジナルのウォルポールの時代のもの。

現在はこの壁に当時の壁紙が、
残された断片から復元されている。
朝食室に相応しい爽やかな印象。

一方、現在のコテコテ・インテリアは、
20世紀初頭に当時のオーナーが、
トレンディだった、ムーア風インテリアを導入したもの。
なので、天井のヴェルヴェット張りや、
装飾的なパネリングは、オリジナルではない。
暖炉の左右のゴシック風クアトレフォイルの
タイルは、オリジナルに見えるけれど、
実は19世紀中頃の改装時に付け加えられたもの。

暖炉に、ちゃんと「サラセン人の首」
クレストがついている。
これは、オリジナル。

壁のパネリングの装飾は、
ムーアイッシュ(ムーア風)ということなんだけれど、
どっちかというとシノワ(中国風)に見える。
まぁ、当時はなんでも
ごちゃまぜにする傾向ありなので。

窓からの眺めが美しくて、
朝日の差し込むへやなので、
この部屋を日常のメインの部屋にしたそう。
現在は樹で覆われてしまっているけれど、
ウォポールの頃には、
テムズ川とその先の
リッチモンドパークの丘まで見渡せたそう。

ステンドグラス窓。


隣の控室のような小部屋。

一族のミニチュアポートレートが飾られていた。

また別の小部屋。
鮮やかなダマスク織の壁紙が再現されている。
(ファブリックを壁に貼るのを、壁「紙」というのも
何か違和感あるけれど・・・。)

部屋をつなぐ廊下に当たる部分。
ゴシック・・・なんだろうけれど、
ありえなく幾何学的(笑)。

その奥の小部屋は、このステンドグラスで、
すべてがブルーに染まっている。

次の部屋はGallery(ギャラリー)。
突然絢爛豪華で、目が痛い(笑)。
ウォルポールの増大する
絵画コレクションを収蔵展示するための部屋。

そのコレクションされた絵画も全て
いまや四散しているので、
ここに収められているのはリプロダクション。
本来は、この真っ赤のダマスク織り壁紙も、
びっちり絵画で覆われていたので、
現在ほど「目が痛いほど赤い」ことは
なかったのだと思う。
こんな風だった・・・と、
細密水彩画が残されている。

天井部分は・・・、
KotomiCreations - Contrado shop item detail
(デジタル・プリント雑貨 - コントラド・アイテム詳細)
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順路の次の部屋は、元々は
Breakfast Room(朝食室)と
普段のリヴィングルームとして使われていた。

ここに置かれていたパネルで、
歴代のインテリアの変遷が解説されている。
左側がオリジナルのウォルポールの時代のもの。

現在はこの壁に当時の壁紙が、
残された断片から復元されている。
朝食室に相応しい爽やかな印象。

一方、現在のコテコテ・インテリアは、
20世紀初頭に当時のオーナーが、
トレンディだった、ムーア風インテリアを導入したもの。
なので、天井のヴェルヴェット張りや、
装飾的なパネリングは、オリジナルではない。
暖炉の左右のゴシック風クアトレフォイルの
タイルは、オリジナルに見えるけれど、
実は19世紀中頃の改装時に付け加えられたもの。

暖炉に、ちゃんと「サラセン人の首」
クレストがついている。
これは、オリジナル。

壁のパネリングの装飾は、
ムーアイッシュ(ムーア風)ということなんだけれど、
どっちかというとシノワ(中国風)に見える。
まぁ、当時はなんでも
ごちゃまぜにする傾向ありなので。

窓からの眺めが美しくて、
朝日の差し込むへやなので、
この部屋を日常のメインの部屋にしたそう。
現在は樹で覆われてしまっているけれど、
ウォポールの頃には、
テムズ川とその先の
リッチモンドパークの丘まで見渡せたそう。

ステンドグラス窓。


隣の控室のような小部屋。

一族のミニチュアポートレートが飾られていた。

また別の小部屋。
鮮やかなダマスク織の壁紙が再現されている。
(ファブリックを壁に貼るのを、壁「紙」というのも
何か違和感あるけれど・・・。)

部屋をつなぐ廊下に当たる部分。
ゴシック・・・なんだろうけれど、
ありえなく幾何学的(笑)。

その奥の小部屋は、このステンドグラスで、
すべてがブルーに染まっている。

次の部屋はGallery(ギャラリー)。
突然絢爛豪華で、目が痛い(笑)。
ウォルポールの増大する
絵画コレクションを収蔵展示するための部屋。

そのコレクションされた絵画も全て
いまや四散しているので、
ここに収められているのはリプロダクション。
本来は、この真っ赤のダマスク織り壁紙も、
びっちり絵画で覆われていたので、
現在ほど「目が痛いほど赤い」ことは
なかったのだと思う。
Public Domain, Link
こんな風だった・・・と、
細密水彩画が残されている。

天井部分は・・・、
ウェストミンスターアベィの
ヘンリー7世チャペルを参考にデザインされた。
暖炉。
この聖母子はイメージサーチかけてみたら、
どうやら17世紀のイタリアの画家、
Giovanni Battista Salvi da Sassoferrato
の描いたものらしい。
これまたリプロだとは思うけれども。
この絵画はGeorge Lambert の
Kirkstall Abbey, Yorkshire
このドアは奥の小部屋に続いている。
次回はこの部屋から続編を。
Strawberry Hill House & Garden
(ストロベリーヒル・ハウス&ガーデン)
日~木開館、予約制 £14(寄付金込)。
Map:
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by KotomiCreations
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(デジタル・プリント雑貨 - コントラド・アイテム詳細)
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