- 2022-02-02 Wed 15:29:27
- イベント
随分と間があいてしまったけれど、前回の続きで、2021年5月8日~9月12日にロンドンのFashion and Textile Museum(ファッション・アンド・テキスタイル博物館)で開催されていた、「チンツ:綿の華 展」のイメージの続編を。(撮影は2021年5月に訪れた時のもの。)

エキジビション会場も、
2階へと移動する。
まず最初に、日よけ帽子のフィーチャー。
18世紀の北オランダの女性は、
家の中では縁のない帽子(キャップ)を被っていて、
外に出るときには日よけの帽子をその上に重ねた。
それが、だんだん大きく、
そしてチンツ生地で、
豪華に彩られるようになっていった。

これは屋内だけれども、
この日除け帽子の原型のような帽子。

それがだんだん大きくなって、
外側がチンツで飾られている。

帽子自体は麦わらで編まれていた。

なんだか重そう・・・(笑)。
18世紀にはヨーロッパでも
チンツのコピーが製造できるようになって、
一部の富裕層のものだったチンツが、
一般市民でも手が届くものになった。
なので、こんな大型の帽子にも
ふんだんに使われるようになった。

南仏など地中海なら、
夏にこんな帽子が要るのはよく分かるけれど、
北オランダでこれ?と、ちょっと驚く。

これは何だったか、用途不明だけれど、
プリントが鮮やかで、美しい。


ドレスの胸当て部分(ボディス)かと。
ひとつ上の写真では、
ジャケットの下につけた生成りの
キルティングの胸当て部分。

目につかないサイドの部分は、
柄合わせもなく、別生地で(笑)。


ここからは、短くて前後に繋がった形のボディス。
このマネキンディスプレイでは、
下に着た生成りのブラウス
に見える部分が、それかと。

で、この部分はジャケット。

現代のブラジャーにあたるものだったそう。



このワンピースになったガウンは、
19世紀のもの。
それまでは上半身のジャケット、ボディス、
下半身のスカートが別々のツーピースで、
紐で繋いで一つのドレスとして着ていた。

19世紀のジャケット。
現代でも着れるデザイン。


ガウンを前から見たところ。

エキジビション会場のディスプレイ。

現代のアーティストのデザインしたチンツの
プリントブロック。
これはトラディショナルな手彫りのもの。

これはハイテク、レーザーカットを使って
作られたプリントブロック。
チンツも進化している・・・という話。

現代のアーティストのデザインしたチンツ生地。

最後にカラフルな外観の、
Fashion and Textile Museum
(ファッション・アンド・テキスタイル博物館)。
*************************
by KotomiCreations
KotomiCreations - Contrado shop item detail
(デジタル・プリント雑貨 - コントラド・アイテム詳細)
Page1, Page2

エキジビション会場も、
2階へと移動する。
まず最初に、日よけ帽子のフィーチャー。
18世紀の北オランダの女性は、
家の中では縁のない帽子(キャップ)を被っていて、
外に出るときには日よけの帽子をその上に重ねた。
それが、だんだん大きく、
そしてチンツ生地で、
豪華に彩られるようになっていった。

これは屋内だけれども、
この日除け帽子の原型のような帽子。

それがだんだん大きくなって、
外側がチンツで飾られている。

帽子自体は麦わらで編まれていた。

なんだか重そう・・・(笑)。
18世紀にはヨーロッパでも
チンツのコピーが製造できるようになって、
一部の富裕層のものだったチンツが、
一般市民でも手が届くものになった。
なので、こんな大型の帽子にも
ふんだんに使われるようになった。

南仏など地中海なら、
夏にこんな帽子が要るのはよく分かるけれど、
北オランダでこれ?と、ちょっと驚く。

これは何だったか、用途不明だけれど、
プリントが鮮やかで、美しい。


ドレスの胸当て部分(ボディス)かと。
ひとつ上の写真では、
ジャケットの下につけた生成りの
キルティングの胸当て部分。

目につかないサイドの部分は、
柄合わせもなく、別生地で(笑)。


ここからは、短くて前後に繋がった形のボディス。
このマネキンディスプレイでは、
下に着た生成りのブラウス
に見える部分が、それかと。

で、この部分はジャケット。

現代のブラジャーにあたるものだったそう。



このワンピースになったガウンは、
19世紀のもの。
それまでは上半身のジャケット、ボディス、
下半身のスカートが別々のツーピースで、
紐で繋いで一つのドレスとして着ていた。

19世紀のジャケット。
現代でも着れるデザイン。


ガウンを前から見たところ。

エキジビション会場のディスプレイ。

現代のアーティストのデザインしたチンツの
プリントブロック。
これはトラディショナルな手彫りのもの。

これはハイテク、レーザーカットを使って
作られたプリントブロック。
チンツも進化している・・・という話。

現代のアーティストのデザインしたチンツ生地。

最後にカラフルな外観の、
Fashion and Textile Museum
(ファッション・アンド・テキスタイル博物館)。
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