- 2022-04-01 Fri 20:12:01
- 博物館・美術館
もう10年前になるけれども、ここの前進のブランド、パッケージ、広告博物館を標本箱に詰め込んだことがある<このページ>。
このときはまだ、路地の奥に入ったような、わかりにくいロケーションの博物館だった。その後、入場者数の増加と、コレクションの増大で、このロケーションでの展示が窮屈になってきて、2015年に地下鉄Ladbroke Grove駅近くの、現在の位置に新しく大きくなって再オープンした。
以前は「撮影禁止」マークがあちこちに張り出されていたのだけれど、今回(2020年11月)は全く見かけなかったので、色々撮ってきました。

以前の路地の中の入り口からは、
桁違いに大きくなって、
わかりやすい入り口。

一番の興味はこの「タイム・トンネル」と
呼ばれる、くねくね続くディスプレイ。
ここの展示は、ほぼ以前のまま。

こんな風にトンネル的にディスプレイが
びっしりと詰め込まれている。

19世紀ヴィクトリアン期の
玩具やらゲーム。

香水、コロン等のボトルがエレガント。


ナイフポリッシュ(磨き)剤のパッケージ。

ビール、石鹸、桃の缶詰などなど。
当時はゴミなんだけれど、
今となってはコレクターズ・アイテム。
現在のリサイクルゴミのパッケージも
100年経ったら、アンティークとして、
価値が出るのかなぁ(笑)。

桃缶の横には、ソースや
ココア・エッセンス。

「全緯度での勝利」という、
世界に広がる大英帝国・・・
ならではな広告。

これはタバコのパッケージ。

鳥たちがたむろっているのは、
タバコのブランドの広告で、
その右上はマッチのパッケージ。

ヴィクトリア女王のジュビリー(在位50年)
記念の、コメモラ・グッズ。
ことしはなにやら、エリザベス2世女王の
プラチナ・ジュビリー(在位70年)記念だそうで、
6月2日(木)~5日(日)まで4連休になるとか。
比較的祭日の少ないUKでは、
イースター並みに長い(笑)。

お茶やら、スパイスやら。
一番下のペリエのボトルは、
現在もあまり変わりがない。

ココアやらスパイス。
右の家事週刊誌には、
食品保存用のレーベルがおまけで
ついてくる、そして、
5分で解けるクイズに応募したら、
£15(現在なら2500円程度)の
賞金が当たるかも・・・だそうです。

Liver Salt, Health Salt(健康塩)と呼ばれる、
重炭酸ナトリウムや硫酸マグネシウムの
消化剤・便秘薬。
19世紀ヴィクトリアンの市販薬って、
なんだか逆に不健康そうで、
怪しげなんだけれど、
現代の健康グッズ・サプリメントも、
100年経ったら怪しげなことに、
なるのだろうか・・・と、
健康オタクは自らを顧みて思う(笑)。

ネコ好きには外せない、
猫モチーフのゲーム。
作画は、Louis Wain(ルイス・ウェイン)

これもネコのジグソーパズル。

ネコつながりで、Felix the Cat
(フィリックス・ザ・キャット)なんだけれど、
初期の頃はネコというよりは狼?
このあたりはもう20世紀、1920年頃かな。

黒猫君のぬいぐるみ。

1930年代かな?の
薬局のウインドウのイメージ


1930年代のアールデコの頃から、
パッケージのロゴもシンプルになって、
なんだか見覚えのあるようなデザインになってくる。

1935年のジュビリーは
ジョージ5世の在位25周年記念。

私ら、おばちゃんらには、
見覚えあるある。
1980年代でも、あんまり変わりない
デザインだったような・・・・。


最後は30年代初期の園芸雑誌。
ルーピン羨ましいー。
(うちの庭ではナメクジにやられて
全滅した・・・泣)
次回は第二次大戦後と、
ここのこじんまりとした落ち着く中庭を。
Museum of Brands
(ブランド博物館)
map:
*************************
by KotomiCreations
KotomiCreations - Contrado shop item detail
(デジタル・プリント雑貨 - コントラド・アイテム詳細)
Page1, Page2
このときはまだ、路地の奥に入ったような、わかりにくいロケーションの博物館だった。その後、入場者数の増加と、コレクションの増大で、このロケーションでの展示が窮屈になってきて、2015年に地下鉄Ladbroke Grove駅近くの、現在の位置に新しく大きくなって再オープンした。
以前は「撮影禁止」マークがあちこちに張り出されていたのだけれど、今回(2020年11月)は全く見かけなかったので、色々撮ってきました。

以前の路地の中の入り口からは、
桁違いに大きくなって、
わかりやすい入り口。

一番の興味はこの「タイム・トンネル」と
呼ばれる、くねくね続くディスプレイ。
ここの展示は、ほぼ以前のまま。

こんな風にトンネル的にディスプレイが
びっしりと詰め込まれている。

19世紀ヴィクトリアン期の
玩具やらゲーム。

香水、コロン等のボトルがエレガント。


ナイフポリッシュ(磨き)剤のパッケージ。

ビール、石鹸、桃の缶詰などなど。
当時はゴミなんだけれど、
今となってはコレクターズ・アイテム。
現在のリサイクルゴミのパッケージも
100年経ったら、アンティークとして、
価値が出るのかなぁ(笑)。

桃缶の横には、ソースや
ココア・エッセンス。

「全緯度での勝利」という、
世界に広がる大英帝国・・・
ならではな広告。

これはタバコのパッケージ。

鳥たちがたむろっているのは、
タバコのブランドの広告で、
その右上はマッチのパッケージ。

ヴィクトリア女王のジュビリー(在位50年)
記念の、コメモラ・グッズ。
ことしはなにやら、エリザベス2世女王の
プラチナ・ジュビリー(在位70年)記念だそうで、
6月2日(木)~5日(日)まで4連休になるとか。
比較的祭日の少ないUKでは、
イースター並みに長い(笑)。

お茶やら、スパイスやら。
一番下のペリエのボトルは、
現在もあまり変わりがない。

ココアやらスパイス。
右の家事週刊誌には、
食品保存用のレーベルがおまけで
ついてくる、そして、
5分で解けるクイズに応募したら、
£15(現在なら2500円程度)の
賞金が当たるかも・・・だそうです。

Liver Salt, Health Salt(健康塩)と呼ばれる、
重炭酸ナトリウムや硫酸マグネシウムの
消化剤・便秘薬。
19世紀ヴィクトリアンの市販薬って、
なんだか逆に不健康そうで、
怪しげなんだけれど、
現代の健康グッズ・サプリメントも、
100年経ったら怪しげなことに、
なるのだろうか・・・と、
健康オタクは自らを顧みて思う(笑)。

ネコ好きには外せない、
猫モチーフのゲーム。
作画は、Louis Wain(ルイス・ウェイン)

これもネコのジグソーパズル。

ネコつながりで、Felix the Cat
(フィリックス・ザ・キャット)なんだけれど、
初期の頃はネコというよりは狼?
このあたりはもう20世紀、1920年頃かな。

黒猫君のぬいぐるみ。

1930年代かな?の
薬局のウインドウのイメージ


1930年代のアールデコの頃から、
パッケージのロゴもシンプルになって、
なんだか見覚えのあるようなデザインになってくる。

1935年のジュビリーは
ジョージ5世の在位25周年記念。

私ら、おばちゃんらには、
見覚えあるある。
1980年代でも、あんまり変わりない
デザインだったような・・・・。


最後は30年代初期の園芸雑誌。
ルーピン羨ましいー。
(うちの庭ではナメクジにやられて
全滅した・・・泣)
次回は第二次大戦後と、
ここのこじんまりとした落ち着く中庭を。
Museum of Brands
(ブランド博物館)
map:
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(デジタル・プリント雑貨 - コントラド・アイテム詳細)
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