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Peter Gabriëlse(箱彫刻家 ペーター・ガブリエルザ) アトリエ

  • Posted by: Kotomicreations
  • 2011-09-19 Mon 10:00:00
  • 写真
今回はペーター・ガブリエルザおじさんの、アトリエと展示ギャラリーのイメージ。

以前書いたかもしれないが、彼は現在ノルマンディー内陸のFlersという町の近く、Saires-la-Varrerie(あー、全く発音できない・・・私の耳には「サリヴァリー」としか聞こえない)村のはずれの18世紀のシャトーに住んでいる。
シャトーというと英語だとカースル=城ということになって、とてつもないものを想像してしまう傾向にある。
実際には、英語よりボキャブラリーの少ない仏語では(と、私は勝手にバイアス込みで思っている・・・)、シャトーという語にHall(ホール)やManor(マナー)の意味合いも入っていて、つまり日本語だと「お屋敷」といったところ。

このシャトー自体が今や、彼の「作品」になりつつある。
今回はまず、前回の作品の延長線上で、作品の展示ギャラリーから。


Peter Gabriëlse - exhibition room -  4
正面玄関を入って、右が展示ギャラリー、その奥がアトリエ。
玄関から左側は、生活空間になっている。
スポット・ライトも入っているのだが、午前中は燦々と自然光が入る部屋。

Peter Gabriëlse - exhibition room - 2
別の角度から。
作品だけを撮影すると、スケール感が全くわからない。
彼の作品の場合、スケール感の違いのシュールなイメージが、作品の魅力だけに、一段と・・・解らない。
このギャラリーの写真で初めて、スケール感をつかんでもらえると思う。
扉の向こうはリヴィングルーム。居住空間のレポートも今後UP予定。

Peter Gabriëlse - exhibition room -3
もう一枚別の角度から。扉の奥はアトリエ。
シャトーの床はすべて石張りなのだが、展示ギャラリーには大理石風にペイントした板材が入っている。
このアイディア、ステージ・セット出身の彼ならでは。

Box sculpture - by Peter Gabriëlse - 5
夕方、暗くなった展示ギャラリーで、作品だけをライトアップ。
昼間以上に幻想的。

Peter Gabriëlse - exhibition room -6
古くて裏加工のはげたミラーは、独特の味わいがある。
ペーターおじさんもこのテクスチャーが好きなようで、あちこちで使われている。
今どきは、探してもなかなか手に入らない素材。

Peter Gabriëlse - studio -200
展示ギャラリーを抜けて、その奥のアトリエへ。

Peter Gabriëlse - studio -201
一見しただけだと、まるで町工場(笑)、なのだが、

Peter Gabriëlse - studio -203
目が慣れてくると・・・ここが錬金術師の作業場であることが明らかになる。

Peter Gabriëlse - studio -187
ひっそりと息をこらして・・・、

Peter Gabriëlse - studio -211
さまざまな不思議な過去の遺物が、アート作品に変容されるのを待っている。

Peter Gabriëlse - studio -195
彼が材料として使うのは、18世紀から19世紀にかけての、家具や建築材料の断片。
それで、まずはステージとなる「箱」が製作される。
その上に、古い木材のテクスチャーを生かしたペイント加工が施される。

Peter Gabriëlse - studio -179
中に収められる、精密な窓枠や家具類は、
別にまとめていくつか作っておいたものの中から選んでくる。

Peter Gabriëlse - studio -176
等身大サイズのキャビネットを、平気で真っ二つに切ってしまう力技と、
ミリ単位のディティールを、両方をこなせる、錬金術師、

Peter Gabriëlse - studio -212
の、看板。

Peter Gabriëlse - studio -210
アトリエの窓辺には、彼の好きなガラスの「浮き球」。
「光」も彼の作品の重要な素材の一つ。

Peter Gabriëlse - studio -204
アトリエ自体、移ろいゆく日の光とともに、思いがけないドラマティックなヴィジョンを浮き上がらせる。
錬金術師は、日々このアトリエで、光を研究しているもののよう。

Peter Gabriëlse - studio -167
展示ギャラリーの隣にある倉庫にも、さまざまな壜のコレクション。

Peter Gabriëlse - studio -166
壊れていても、痛んでいても、それにはそれのストーリーがある。

Peter Gabriëlse - studio -160
古い模様入りのレンガのコレクターでもある。

Peter Gabriëlse - studio -162
きれいに決まった、ボトルの写真。

Peter Gabriëlse - portrait
最後は、展示ギャラリーで撮影の準備中の、ペーターおじさん。
天気の回復した、滞在最終日の午前中、展示ギャラリーに差し込む光は絶好調。
俄然スイッチの入った、ペーター師匠、Danaさんを作品を支える丁稚アシスタントに借り出して、
「こう光を入れて・・・ここから撮る!」と、フォトグラファーに激しく指示出し。
我々3人の愉快でハイパーな、フォトシューティングとなりました^^。
実際、このときに撮った写真が、一番よく撮れていた。師匠の眼力恐るべし・・・。




9月27日~10月2日まで、London、Battersea Parkで開催中のThe Decorative Fairに、オランダから出展のGaby van Schagen (スタンドNo. 19 訂正:80です。)が、彼の作品を数点出展予定。 ご興味の方は、ぜひどうぞ。




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