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Sint-Willibrordkerk ( St. Willibrord Church, 聖ウィリブローデス教会)- ユトレヒト

  • Posted by: Kotomicreations
  • 2015-02-09 Mon 10:00:00
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今回は、ユトレヒト散策の前に立ち寄ってみた、カソリック教会・Sint-Willibrordkerk ( St. Willibrord Church, 聖ウィリブローデス教会)のイメージを。
この教会は1875年から建造が開始され、1877年に聖別されたが、1891年まで内装に費やされていた。
オランダでは現在まで、オリジナルの状態で保存されていることが少ない(という話)19世紀ゴシック・リヴァイヴァル様式の教会。

イギリスでは産業革命や、国家としても一番興隆していた時期が19世紀なので、19世紀様式、特にゴシック・リヴァイヴァル建築のクオリティー・完成度が高いためか、20世紀のモダーン・デザイン全盛時代も、かろうじてその評価を保っていた。「保存好き」の英人気質も相まって、ゴシック・リヴァイヴァル様式の建造物は、現在でもかなり頻繁に見かける。
一方、コンチネント(ヨーロッパ大陸)、特にフランスでは、建築スタンダードが最も高かったのが、18世紀ネオ・クラシカル様式とされている感がある。オランダでも18世紀様式は、保存されて高い評価を受けている割に、19世紀は「いまひとつ」冷遇さているような・・・。 ちゃんと調べてみたわけではなくて、表面的な印象だけれども。
同じコンチネントでも、ドイツ圏は、ゴシック・リヴァイヴァルは大得意なはずだけれどな。国によって、文化によって違うということだろうか。 この辺りは、まだまだ研究不足。 


Saint Willibrord church, Utrecht
正面祭壇のヴュー。

Saint Willibrord church, Utrecht
ゴシック・リヴァイヴァルの典型で、柱も天井も一面装飾で埋め尽くす。
私的にはこの「コテコテ」感が大好きなのだけれど・・・・、
モダーンデザインが主流の1960年台に、クソミソに嫌われたのも・・・、
解らないではない(笑)。

Saint Willibrord church, Utrecht
しかし、現在では「ユトレヒトの秘められた宝石」とも呼ばれるている。

Saint Willibrord church, Utrecht

Saint Willibrord church, Utrecht
ケルン大聖堂の修復に携わった、
アムステルダムの建築家Alfred Tepe の監修の元、
同じくケルン大聖堂修復チームだったドイツ人彫刻家W.F. Mengelberg の工房で、
装飾彫刻が制作された。

Saint Willibrord church, Utrecht
アルターの天井部分や、

Saint Willibrord church, Utrecht
壁のペイントの状態がいいのは、2005年に終了した大改修の結果かと。

Saint Willibrord church, Utrecht
主祭壇の向かって右側に位置する、聖心祭壇。

Saint Willibrord church, Utrecht
主祭壇側からのアングルで。

Saint Willibrord church, Utrecht
主祭壇の向かって左側は、聖母マリア祭壇。

Saint Willibrord church, Utrecht
この典雅な聖母子像は、W.F. Mengelberg自身の手になるもの。

Saint Willibrord church, Utrecht
主祭壇左の柱彫刻は、ビショップの法衣なので・・・、
ご本尊の聖ウィリブロルド、かな?

Saint Willibrord church, Utrecht
また別の柱彫刻は、塔が描かれているので、聖バルバラかと。

Saint Willibrord church, Utrecht
ノルマンディーでよく見かける、子煩悩の聖人さん、パドヴァの聖アントニオ

Saint Willibrord church, Utrecht
大抵、イギリスのゴシック・リヴァイヴァルのステンドグラスは、
ラファエル前派的表現が多いのだけれど、
ここのステンドグラスは、ゴシックにかなり忠実。

Saint Willibrord church, Utrecht

Saint Willibrord church, Utrecht
カソリック教会に必ず備わっている、十字架の道行(Stations of the Cross)。
これも、W.F. Mengelbergの手になるもの。
教会の手入れをしていたおじさんが教えてくれたのだけれど、
壁に上ってくる湿気によるダメージを防ぐために、
銅板パネルに描かれたものが、設置されているのだそう。
特に金彩部分が、底光りしている印象なのはそのためかも。

Saint Willibrord church, Utrecht
彫りの見事なパルピットと、

Saint Willibrord church, Utrecht
その階段。

Saint Willibrord church, Utrecht
主祭壇から左側の翼廊に当たる部分に、ご本尊・聖ウィリブロルドのチャペルがある。
祭壇の石の箱のなかに、の遺骨が収められている・・・とかいう話。
このチャペルは、聖ウィリブロルド没後1200年際にあたる、1939年に建立された。

Saint Willibrord church, Utrecht
なので祭壇も、アール・デコ、ずいぶんモダーンなデザインになっている。

Saint Willibrord church, Utrecht
最後に、入口を正面から。
ちょうど聖ウィリブロルド・チャペルの上に当たる部分に、
聖人さんの輪っかが付いていて・・・、
夜はこんな風に、ライトアップされるよう。

Torenlicht
photo by Gerben van Heijningen via Flickr
これが、とてもチャーミング^^。
私も暗くなってから、写真を撮りに戻ればよかったな。

このページ>から内部と、修復時の様子を360C ヴューできる。 



Sint-Willibrordkerk ( 聖ウィリブローデス教会)
Minrebroederstraat 21, 3512 GS Utrecht, Netherlands

公開: 毎金曜日-1:30~16:00pm、毎土曜日- 11:00am~16:00pm

地図:

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