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Museu Nacional do Azulejo(国立アズレージョ博物館)-1-

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今回から標本箱は、4月末に滞在していたリスボンのイメージを。
ホリデーに行っていたのは4月末~5月頭なんだけれど、その頃のリスボンの気候は、真夏のロンドンに相当する。
ここのところ、熱波続きのヨーロッパの夏で、ポルトガルで森火事になるのも解るわ・・・。
「ピレネーを越えると、アフリカが始まる」って、誰が言ったのか忘れたけれど、まさしくそんな感じ。

あ、ちなみにロンドンも、只今6月度記録破りの熱波、絶賛更新中、といっても、30℃超えだと「熱波」。
昔だったら、暑さに弱い生き物の自分は、エアコン無しのUK環境では、生存の危機・・・なんだけれど、ハード・コア・ズンバで汗だくになるのが効いてるのか、汗をかきやすい体質になってきて、暑さも随分しのぎやすくなってきた。
花粉症の方も、サプリやら、レッドライト・セラピーやら、いろいろな「オルタナティヴ」で乗り切っている(<こんなもの>+今年は<こんなもの>も追加で実験中・・・笑)。
今年からは、「締め切った部屋に閉じこもり」もしなくなって、なので、熱波もあまり苦にならないのかも。

ともあれ、ピーカン天気続きのリスボン滞在レポート、始まります。

自分達が訪れた時系列に沿って、今回はMuseu Nacional do Azulejo(国立アズレージョ博物館)から。
Azulejo(アズレージョ)というのは、ポルトガルやスペインで生産される、装飾絵付けタイルのことで、ポルトガルでは、建築の内・外装に多用されてきて、ポルトガルの装飾様式の重要な素材の一つ。
この博物館は、旧マドレ・デ・デウス修道院を、博物館に転用したもので、現在でもそのチャペルやクロイスターが保存公開されている。
実際にアズレージョを多用した、歴史的建造物の中に設けられた博物館なので、その内容の濃いことといったら、ハンパない。
ここを最初に見てしまったので、後の博物館が物足りなく感じたほど・・・。
前置きはこれぐらいで、イメージに。


Museu Nacional do Azulejo
修道院の壮大な建物の正面のドア、
は、実は博物館の入口ではなくて
(団体さんが出てきていたので、もしかすると団体出入口かも?)、
実際の入り口はこの建物の先にある、

Museu Nacional do Azulejo
このフェンスの先。

Museu Nacional do Azulejo
ちょうど、ブーゲンビリアが満開。

さっそく中にはいってみる。

Museu Nacional do Azulejo
アズレージョ・タイルの歴史・製法から話は始まるけれど、
展示の大半はポルトガル語のみの解説なので、
撮影しながら、ゲス(推測)で補う・・・。
この博物館の展示物の中でも、一番古い部類の15~16世紀。

Museu Nacional do Azulejo
この時代のものは、レコンキスタ以前に
イベリア半島を支配していた、
サラセン(アラブ)帝国の装飾様式・技法を、
そのまま踏襲したようなもの。
模様は基本的に、幾何学様式。
スペインのセルビアが、このタイプのタイルの生産地だったそうで、
ポルトガルのタイル製作も、セルビアから導入されたものだそう。

Museu Nacional do Azulejo
パターンが彫られた石版の上に粘土を、ローラーで伸ばして、

Museu Nacional do Azulejo
パターンが浮き出したビスケット・タイルを作り、
そのパターンの間を、釉薬で彩って、焼き上げる。

Museu Nacional do Azulejo
釉薬の粉末の状態と、焼き上がりの色見本。

Museu Nacional do Azulejo
16世紀初頭から、ルネッサンスのマヨルカ焼きの技法が、
スペイン、フランドル、イタリアからポルトガルにもたらされる。
これは釉薬を水でのばして、筆で描く技法。
なので、タイル自体はフラットなまま。

Museu Nacional do Azulejo
これによって、より描写的な、具象表現が可能になる。

Museu Nacional do Azulejo
図案を写した紙に、図案に沿ってピンホールをあけて、
そこに石炭粉(顔料・・・?)を、タンポで押し付けて、図案を転写する。

Museu Nacional do Azulejo
ドットを繋いで、アウトラインを描いてから、その中を彩色して焼き上げる。
ちなみに、この技法を今でも踏襲している、
18世紀セラミックのリプロを作るスタジオに、たまたま行き当たって、
いくつか購入して、写真も撮らせてもらったので、
この話もまた後日に。

その、お見事な例をいろいろランダムに。

Museu Nacional do Azulejo


Museu Nacional do Azulejo
ドアの周りの内装に使われた例。

Museu Nacional do Azulejo
教会の壁面だったもののよう。

Museu Nacional do Azulejo
イタリアだったら、フレスコで描くところを、
ポルトガルでは、全部タイルに描いて張り込んでいる。

Museu Nacional do Azulejo


Museu Nacional do Azulejo


Museu Nacional do Azulejo

Museu Nacional do Azulejo
プシャー^^。

Museu Nacional do Azulejo


次回もこの博物館から、修道院建築とタイルのイメージを。



Museu Nacional do Azulejo(国立アズレージョ博物館)

ヴィジター・インフォメーションは英文で<このページ

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