- 2018-03-02 Fri 20:37:48
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今回も、Museu Nacional de Antiga (国立古美術館、ムゼウ・ナシオナル・デ・アルテ・アンティガ)より、工芸品を中心に。

17世紀(と、思われる)ファニチャー達。

の、中の、青絵のセラミック。
こうやって見ると、基本的にデルフトなどと、同じようなものなんだな。

他のセラミックの展示を幾つか。


これは、イタリア・ルネッサンス期のファイアンス焼きの模倣っぽい。

18世紀かな?(工芸の部、詳細を記録してこなくて、不明・・・。)

17世紀(奥の方)~18世紀の椅子、かな?

典型的な、ポルトガル17世紀のベッド。
東南アジア/インド産のローズウッドなどの、ハードウッドの、スピンドル・デザイン。

ミニチュア・ベッド達。

リップル彫りのキレイなキャビネット。
17世紀ぐらいだろうか?

17世紀のキャビネット。
全面的に、リップル彫りとスピンドル・モチーフが使われている。

18世紀の、祭壇付きのコモド(抽斗家具)。
カトリックの国ならでは。

複雑な彫りの、聖遺物コレクション。
しかし、こういう彫り物って、どことなく・・・どことなく、
中華風なんだけど・・・どこかで影響あるのかな?
で、宗教系の工芸品を、引き続き。

エナメル彩のクロス。
これは、多分ポルトガルではなくて、13世紀のリモージュ製かと。

クォーツのクロス。
13世紀頃かな、中央部分はビザンティンの様式。
只今、こういうものが製作のインスピレーションになっておるのです(笑)。

それとか、モンストランス(塔型聖遺物容器)とか・・・。
このあたりは15世紀かな、典型的なゴシック。

真ん中のモンストランス、
聖遺物を取り囲んで礼拝するエナメル彩の12使徒。
ということは、中の聖遺物はジーザス先生関連・・・
True Cross(真のクロス=十字架の断片)だったのかな?

もっとこんなに、いろいろ・・・。


ディティール。

レースのように繊細な切り絵を収めた、モンストランス。

最後に、エナメル彩の聖母子。
次回は、同ミュージアムより、ポルトガルのジュエリーを。
Museu Nacional de Antiga (国立古美術館)
ヴィジター情報は英文で<このページ>
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